2012年12月のツイッターより

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2012年12月のツイッター、あまりつぶやけませんでしたが、反響の大きかったものの抜粋です。


2012年12月07日(金)

「小さな政府」が機能するのは、つながり(助け合い、共同体意識)があるときだけだと思うが、昨今の政治で「小さな政府」が語られるのは分離(自己責任の強制)の文脈の中だけであり、社会全体の分離・機能不全(いわゆる格差拡大)を促進するのは当然だと思う。

「自らの心の姿勢に責任を持つこと」を強調するAHも、「自分」について語ること「だけ」にとどめないと、分離を促進することになってしまうと懸念している。ゆめゆめ、他人の心の姿勢に干渉しないように。

私が本を書くときに「あなた」という言葉を極力排除しているのは、読者の領域に干渉したくないから(編集者との力関係で負けることもあるが)。私にできるのは知識の提供や選択肢の提示だけであり、それを読者に押しつけることはしたくない。自己啓発本の嫌なにおいはそのあたりか。


2012年12月08日(土)

先日帯広で講演した内容、ネットで読めることを友人から教えてもらいました。よろしかったらどうぞ。 http://t.co/JqB10cYv

ちなみに、本当はもうすこし話したこともあり割愛されている部分もあります。また、聴衆が経営者中心だったので、「衝撃的なニュースを社員に伝えるときにはどうすれば衝撃を和らげ、信頼を損なわないのか」という質問も出て、とても刺激的でした。


2012年12月12日(水)

拙著『誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ』がまた増刷になるとの連絡をいただきました。自分が元気になる、AH的「気づかい」のあり方が、より多くの方に知っていただけますように。 http://t.co/SDygttJB


2012年12月19日(水)

政治は「選ぶ」ものではなく「可能性を育てる」ものだと選挙結果を見てつくづく感じている。選挙前日に書き上げたイライラの本のテーマ、「無力な被害者」から「力のある主体」への変化が、まさに主権者の課題だと思う。無力な苛立ちも「強いリーダー」への白紙委任も性質は同じ。


2012年12月25日(火)

『なんだか「毎日しんどい…」がスッキリ!晴れる本』を刊行しました。一般の方向けに、日常の中のネガティブな感情と上手につきあって元気になるための「ちょっとしたコツ」を読みやすく書いてみました。 詳しくは http://t.co/9SntUlLE


2012年12月27日(木)

拙著「対人関係療法でなおす トラウマ・PTSD」が増刷になるそう。今の時代、トラウマが対人関係に及ぼす影響について知っておくことは、人との関係でも、また社会を理解する上でも、必須という気がする。拙著がさらに役立ちますように。http://t.co/AGolyc8t