2015年5月のツイッターより(抜粋)

2015年5月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。

スタッフによるツイートも始まっておりますので、区別のため、
スタッフによるツイートは(スタッフ)と書かせていただきます。

2015年5月のツイッターより(抜粋)
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5月1日(金)

今度講演する会社で拙著「大人のための『困った感情のトリセツ』」を皆さんに配布してくださることになった。版元の方は「社員教育にこの本を使うなんてすてきな会社ですね」と。大手で恵まれているから、などと言ってしまえばおしまいだが、こういう話は明日の希望につなげたい。

以前から、AHを義務教育に取り入れてほしい、という声は一貫してあった。私自身、AHの考えを基盤にした学校を作ってみたいと思ったこともある。私たちの子孫が幸せに地球と共に幸せに生きていくための最後の手段のようにも思っている。得意分野の方、ぜひご連絡ください。
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5月2日(土)

私のウェブサイトから、東京新聞に毎月連載しているコラム「こころの健康便」にリンクできるようになりました。私の顔写真の右下あたりです。 http://www.hirokom.org/ 
とちぎ版からスタートしていただきましたが、現在北関東全域に載っています。

子どもにもAHを、と考えるとき、まず私の頭に浮かぶのは「子どもこそAHの先生」ということ。小さい子どもたちは、おもちゃの取り合いで喧嘩はしても、他人の人格に評価を下したりしない。喧嘩をしても直後には仲よく遊び、今を生きる天才。助けてと頼めば限りなく優しい存在。

子どもの中の温かさを見つけて「○○ちゃんは優しい子だね」とほめてあげたり、かんしゃくを起こしている子どもを見て「○○ちゃんは困っちゃったんだね」などと確認してあげることが、子どもと一緒にAHの絵本を読むような体験になるのではないかと思っている。
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5月3日(日)

今朝の朝日新聞で読んだが、九条改憲論者だった方が、シリアで「日本人だから」と命を救われ、九条の重みを知った、というエピソードは、安全保障を考える上で象徴的だと思う。頭の中での「理想」と現実はかなり違うということだ。

私は「無防備の中に安全がある」というAHの言葉が好きだが、「我が国は戦争しない」と公言することが、自国の安全を守り、他の国の人たちからも「進むべき方向」として見られていた、という貴重な時代をどうしてわざわざ壊してしまったのだろうか。現実を知らないとしか言えない。

同時に、世界平和のためには自分の心の平和、という原則は私の生きる柱。情勢が心配だからと、自分の心の平和を犠牲にするのは本末転倒。絶望している時間があったら、コツコツと、執筆、講演、AHの活動、身近な人たちに与えることを積み重ね、暴力的でない表現を心がけたい。

それが誰に押しつけられたものにしろ、戦争放棄というのは明らかに時代を先取りしたものだ。言語も持ち、家族を大切にする人間は、戦争以外の解決手段を必ず持っている。疎外感のあるところに戦争が起こってくるのだとしたら、日本の経済貢献は平和的な方向に働き得るはずだ。

唯一の被爆国という立場も、他国から軽視されない根拠になる。これは、いろいろな国の人との交流で身にしみた。どん底を知ったからこそ、前を目指せる。「勤勉で、誠実で、平和主義の日本」。そんなブランドがあったからこそ、私は40カ国以上の国を平和に旅することができたのだ。

そんなことを考えながら、私が今加筆修正中なのが、リスペクトの本なのです。まさに今の時代にヒットすると思います。自己肯定感が低い人が多い中、その解決策が他者へのリスペクトにある、という話はものすごい朗報ではないでしょうか。6月刊行予定です。

私は戦争が嫌いです。暴力も嫌いですし、子どもとの日常生活を壊すものが全て嫌いです。自分の生育過程は決して順風満帆なものではありませんでしたが、戦争の不安がなかったことだけは感謝しています。同じだけのありがたみを、我が子にも与えたいと思っています。どうでしょう。
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5月4日(月)

(スタッフ@mizustaff )
昨年11月に朝日新聞「be」に掲載された水島広子のインタビュー記事がデジタル版にもあがっていました。
(元気のひみつ)精神科医・水島広子さん 「心の掃除」広めたい:朝日新聞デジタル : http://digital.asahi.com/articles/DA3S11465819.html (全文を読むには無料の登録が必要)

「これから戦争になるのなら、留学もできなくなるし何かを努力しても意味がなくなる。だからもう何もしない。どうせ死ぬから勉強しても無駄」と言う若者に出会った。ちょっと前まで言っていた「世界のいろいろな人とつながりを深めて豊かな人生を歩もう」という話はどこに。
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5月5日(火)

今朝の朝日新聞で知ったこと。故・菅原文太さんは、政治の役割は二つ、一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を与えること、そしてもう一つは絶対に戦争をしないこと、と演説していたそうだ。まさにぴったりくる。

愛と怖れでは、結局愛が強い。怖れとは、愛を求めている人の悲鳴だから。だから私は、「戦争反対!」というパフォーマンスよりも、怖れている人たちの癒やしに力を入れている。日本人が政治にそれほど関心がないとすれば、癒やしの方にもっと関心があるかもしれない。

ふう。やっと「リスペクト」の本の書き直しが終わりました。自分を癒やすことなく他人を癒やすこ不可能だと思います。癒やされた人と関わっていると、自分も癒やされてきます。このあたりの人間が及ぼせる影響は、感動的です。 https://twitter.com/mind_water/status/5955826614914334730

政界には戻らないと決めて以来、政界のいろいろな問題が目につく。政界に戻るという目標を持っていたら、こんなに自由に発言できなかったのだろうなとも思う。私の同志の原口一博衆院議員は、そんな私を「どこまでもまっすぐ」と言ってくださった。明日死んでも後悔はない。
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5月6日(水)

昨日直しが終わったと思った「リスペクト」の原稿、今日見てみたらまだ不十分だった。とりあえず今の自分が納得できるまで直した。結果としては、水島版「ゆるすということ」になった気もする。売れにくいテーマかも知れないが、皆さん読んでください。6月刊行予定です。
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5月7日(木)

今日はテレビ朝日のインタビュー収録でした。ディレクターもインタビュワーも女性、カメラのみ男性でしたが、とても楽しい現場でした。放映日など詳細がわかったらお知らせします。
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5月8日(金)

政治活動中私を悩ませたデマだが、今度は栃木では「水島はキリスト教の日本代表になった」から仏教徒とはつきあえない、というデマがあるらしい。AHのことを故意に勘違いしているのかもしれないが、もちろんAHも私も、特定の宗教と関わるものではない。
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5月9日(土)

自分の中の弱さに向き合えることが、本当の強さだと思う。
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5月10日(日)

銃の所持が許されている社会では、例えば日本であれば「名刺か財布を出すのかな?」と思われる、背広の内ポケットに手を入れる動作が、「銃を出すかも知れない」と相手を警戒させる。自己防御のための銃も当然必要となる。不信感の満ちるそういう社会に、私は住みたくない。

「戦争をしない日本」という国際的ブランドは、まさに、「誰も銃を持っていない社会」と同じだったと思う。日本がどう振る舞おうと戦争にはつながらない、日本は戦争には荷担しない、という認識は、少なくとも軍事的には他国の信頼を得ることにつながったと思う。

今度の法案が通るということは、日本も国際的に「銃の使用が許されている国」になる、ということと似ていると思う。相手の警戒心を呼べば、自分のリスクがそれだけ高くなることは当然だと思うのだが、そんなに危険好きな人が多いのだろうか。
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5月11日(月)

ルワンダのジェノサイドなど、疎外された人たちがどれほど非人間的な言動をとるかには驚かされるが、AH的に考えれば疎外とつながりは相反することなので、考えてみれば不思議はない。もっと日常的なレベルでも、攻撃的な人は疎外されている人、と見る努力を続けたい。

(1)NYテロの日に生まれた息子(中2)は、やんちゃも勉強もスポーツも学級委員も一人旅(それも屋久島や礼文島)やキャンプへの参加も、親の私から見ていても羨ましい、頼もしく優しい存在です。友達を作る力も目を見張るほどです。この子については現在何の心配もしていません。

(2)私が溺愛して育てたから、と言えばそれまでなのですが、息子が保育園児だった頃、「いい?男はね、自分が弱い男だと知っていれば本当にいい男なんだよ。それを知らない男が女に暴力をふるったりするんだよ」と言ったら、「●●ちゃんはいい男?」と満足げにしていました。

(3)だから今でも、友達に差別をせず、とても優しいです。素行不良になってしまった幼なじみについて姉に「つきあいやめなよ」と言われても、「保育園のときからの幼なじみだからね」などと言って優しく接している姿に、つながり社会の希望を感じます。

「戦争したいなんて人はいない」という言葉を素直に信じれば(実際、戦争は国民の経済活動と健康を大きく損ねるので経済発展上明らかに不利。私は、仮に自分が生き残ったとしても、焼け野原からの再出発はちょっとうんざり)、そのための努力をしてほしいと思う。本当に戦争したくなければ。
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5月12日(火)

部活の日なのになかなか起きようとしない息子。「抱っこしてあげようか」と言ったら「やめて!」と怒鳴られた。親友みたいだった息子も、ちゃんと反抗期に入っている。精神科医としては嬉しいけれども、母親としてはちょっと寂しい。

防犯と国際的な戦争は全く違います。防犯は警察力です。私は警察力を全く否定していないし、国連軍(私は賛成)は限りなく警察に近いものだと思う。そこまでは賛成です。もちろん国連軍はまだありませんが、安保理決議に基づくものはそれに近いでしょう。

(スタッフ@mizustaff)
5月13日(水)に、水島広子がテレビ朝日『モーニングバード』 @morningbird_tv の『イマドキ白書』というコーナーにインタビュー出演する予定です。テーマ:「女性同士の人間関係」。
詳しくはコチラ http://blog.goo.ne.jp/mizucx/e/855187f3e11ff1f2f6e7a3dfb716e26f
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5月13日(水)

今朝のテレビの影響で、拙著「女子の人間関係」がアマゾンで12位になっている・・・もちろん売り切れていますが、来週頭までには何とかすると版元が言っていました。http://amzn.to/1JbAM99

国際対人関係療法学会(ISIPT)の理事選にノミネートされて出馬していましたが、当選したそうです。アジアで唯一の理事です。日本人で国際学会の理事というとかなり名誉なことだと思います。それも大好きな対人関係療法で。2年間の理事の任期ですが頑張ります。

拙訳「探すのをやめたとき愛は見つかる」がまた重版になるとの連絡。カリフォルニアの男子刑務所で私がボランティアしていた「ワーク」です。確かに効果的な「ワーク」で、受刑者の方たちとのいろいろな思い出がよみがえります。http://amzn.to/1IxgmIv

学会の理事選というのは国内外含めて初めて出馬しましたが、履歴と出馬表明文を英語で書いて、それをもとにインターネット上で選挙が行われました。有権者は学会メーリングリストに登録している学会員たちです。国政選挙にしか出馬したことがなかったので新しい体験でした。

今日はフジテレビのインタビュー収録でした。放映日が近くなったら詳細をお知らせします。診察室で撮ったのですが、「もっと病院という感じのところがありませんか?」と聞かれて、「ここが一番それっぽい場所なんですけど…」と苦笑してしまいました。一応聴診器とかもあるし。

(スタッフ@mizustaff)
今朝の「モーニングバード」が記事になっています。http://www.j-cast.com/tv/s/2015/05/13235020.html

収録で話したことの全体から考えると、「これだから女は困る」みたいな部分だけ強調されていた気がして、やや不本意ですが、本を読めば理解していただけるので、ぜひ本を読んでいただきたいです。
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5月14日(木)

拙著『女子の人間関係』オーディオブック版が、以下のURLにて販売開始されました。目の悪い方や、長文を読むと目が疲れて大変という方はぜひどうぞ。
http://www.febe.jp/product/208538

拙著「女子の人間関係」、また増刷が決まったそうです。本当にテレビの影響は大きいのですね。とにかく本を手にとってくださる方が増えるのは嬉しいです。アマゾンは来週頭には入荷されるそうです。http://amzn.to/1JbAM99

安倍首相の会見を見た。今度の法案が成立することによって「日本がアメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にあり得ない」と言っていた。この領域でこんな断定的な言い方を受け入れる人が多いとしたら、日本は教育失敗国だと思う。

「すでに一国で自国の安全を守れる時代ではなくなった」と首相会見。冷戦時代が仮にイデオロギー(私から見ればメンツ)による対立だったとすれば、現在は、「疎外されている人たち」が、普通に暮らす人たちの安全を脅かす時代になっている。疎外される人を減らすことが重要では。

以前、「日本にまた治安維持法ができるかも」と言ったときのわが子達の反応は、「やばいじゃん」だった。母親が政府と違う意見を堂々と言っていることを知っていたのだろう。今回の法案については、旧知の自民党議員でさえ(私の友人なのでまとも)「これが法律になったら日本がやられる」と焦燥感。
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5月15日(金)

あたたかいコメントをありがとうございます。必要なのは戦いではなく癒やしだ、と気づいてから、日常会話からも「戦う(闘う)」をなくしました。「平和のために闘う」のではなく、平和のためにこそ癒やしを続けていきたいと思います。
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5月17日(日)

穂高養生園での2泊3日のAHワークショップが終了して帰途についたところ。全国から集まった皆さんととても豊かな時間を過ごしました。AHと養生園の組み合わせは素敵です。養生園のスタッフの方にも感謝です。

(スタッフ@mizustaff)
水島広子 夏季特別企画
「みんなで学ぶ対人関係療法」
◆日時:7月4 日(土) 10:00~16:00
◆場所:東京産業貿易会館6階 商工会館研修室 (JR浜松町駅徒歩5分)
本日午後9時から受付開始です。
詳しくはこちら→ http://ipt-event.com/

資格のない方、当事者の方にも参加していただける対人関係療法のセミナーです。ぜひご参加ください! お会いできるのを楽しみにしています。
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5月18日(月)

転載許可が得られた拙稿や、ツイッターのまとめなど、私のウェブサイトhttp://www.hirokom.org/ の「エッセイ等」から読めるようにしました。これからも随時更新していきますので時々見てください。ようやくウェブサイト更新の人手を確保しました。

ツイッターの世界は、自他の「領域」を考える上でとてもわかりやすいと思う。それぞれが自分の「領域」の中だけに留まっていれば、誰も不快にならないはず。相手の「領域」に踏み込んで決めつけたりするところから、不快が始まる。つぶやく側も受け取る側も。

自分の「領域」のことを決めつけられた、と感じたときに、「相手がそう思っただけなんだ」ととらえ方を変えるのは、平和のためにとても重要な意識の転換だと思う。

相手から攻撃を受けたと思ったときに、それを「相手には事情があるのだな」と読み替えることは、相手への温情ではない。自分の心の平和のためであり、自分を大切にするということだ。
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5月19日(火)

(スタッフ@mizustaff)
水島広子の『こころの応援談』が連載されます。販売は全国の郵便局です。
→ 郵便局限定販売の女性誌『Kiite!』5月22日創刊 (ITmedia eBook USER) – Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000038-it_ebook-ent

今度創刊される雑誌、書店ではなく郵便局で販売というおもしろい着想。私の連載「こころの応援談」も載っています。ぜひお手にとってみてください。 http://bit.ly/1Fr83eP

国際対人関係療法学会の理事として、特に非英語圏への普及をはかるため、国際学会の各国支部を作っていくつもりだ。それに備えて、日本で2007年からの歴史がある対人関係療法勉強会の役員もバランスのとれた重量級の先生方にお願いした。http://bit.ly/1Fr83eP

衆議院議員時代に盟友だった平岡秀夫さんは、法務大臣等を歴任されたが、総選挙に2回落選し、政界を引退することになった。今後もリベラルな弁護士活動を続けていかれると思うが、ああいう人材をどんどん失っている国会はきつい。

「今の民主党は官僚出身者と新自由主義者に支配されている」と、友人の現職議員。どちらもパワー志向と考えれば、結党の精神からすっかり変わってしまっている。イギリスを見ても健全な二大政党制が幻となった今、比例中心選挙で複数連立政権が最善だと思うが。政治が死んでしまう。
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5月20日(水)

今日は経営者の方たちを対象とした講演でした。大人数でも、話しているうちに一人ひとりとつながる感覚が持てるのが、講演の醍醐味です。今日もそんな雰囲気でした。

価値観を共有できる人でも、政治について話すと「難しくてわからない」という答えが多い。政治は何かの形で「怖れ」を喚起するのだろう。無関心も「怖れ」の一つの形。AHと政治のワークショップを続けながら、ヒントを見つけていきたい。価値ある政治家をこれ以上失いたくない。
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5月21日(木)

初めての選挙の時、疲れ果てて事務所に帰った後インタビューをしてくださったというメディアの方から、「短時間だったが癒された」というコメントと、当時の写真が送られてきた。私の「着ぐるみ」はいろいろ変わるけれども、内容はわりと一貫しているのかな、と落ち着いた。感謝。
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5月22日(金)

人それぞれ、与えられた入れ物(身体、事情)に入っているけれども、中にある本質は同じ、あたたかいこころ(愛)。入れ物には限界があるしぶつかると傷つく。それを否定しても始まらない。始まりは、本質を感じるところから。

よく知らない人から執拗な「攻撃」を受けるとき。その土俵にのって自己正当化を始めると大変な消耗になる。「こんなふうに万事に評価を下して生きることは苦しいだろうな」と思うことによって、心の平和を保つようにしている。これは上から目線ではなく「ご苦労様」という気持ち。

(1)希死念慮が強まる時は、だいたい「自分はだめだ」と思わされるきっかけがあるはずです。

(2)「衝撃は待っていれば去る」と信じできるだけご自分に優しくしてあげてください。薬(睡眠薬が処方されていれば)を飲んで寝てしまうのもかなりお勧めです。目覚める頃には衝撃が去っているかも。

このシンプルなパターンを知らない人が多いというのが私の日常的な問題意識です。死にたくなった時はきっかけがあるのです。必ず探してください。人生全部の問題ではないのです。

自分に優しく、というのは私の理解では、自分を「べき」で縛らないこと。出てくる感情も、「こんなときにはそうだよな」と肯定すること。現実に逆らっても何も出てきません。
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5月23日(土)

今日は富山で講演でした。皆様熱心で居眠り者もなく、とても楽しい講演になりました。今帰途についています。北陸新幹線(かがやき)に初めて乗りましたが、感想は「和風」「行き届いている」です。

考えてみればAHとは、「私たちの本質はあたたかいこころ (愛)」という前提に基づく信念体系。信じるか信じないかは完全に個人に委ねられている。私は信じた方が生きやすいので信じているだけだ。他人に干渉するつもりもない。

ちなみに私は今日まで「グランクラスシート」なる席が新幹線にあることを知らなかった(もちろん利用したこともない)。日本社会の格差が広がっていることをうかがわせる現象だと思った。グランクラスシートを否定するつもりはなく、単に一つの現象として。

「勤勉に誠実に生きれば中流の暮らしができる」という軸を失った日本は、どこに漂流するのだろう。私は新しい軸を「心の平和」に置いているし、すべての活動をその軸にそってやっていこうと心がけているが。
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5月24日(日)

AHグループは言葉でつながるものですが、それが苦手なアスペルガーの友人にも植物担当という立場で参加してもらっています。よく、自分が世話している植物をうっとりと眺めています。自然とのつながり、心の平和を感じているのでしょうね。 https://twitter.com/tomokoko513/status/601677178770591744
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5月25日(月)

私の大切な友人の家庭。不運な出来事が過酷なまでに重なって苦しい状況になっていた。少しだけ専門知識を伝えてみたら見事に家族再統合が実現しつつある。友情と専門知識のバランスは難しいが「相手のためにできること」で整理すると案外すっきりする。もちろん相手の領域とプロセスを大切に。

私はもともと「友人はいない」ということが自慢でした。もちろん親しい人はいますが、友人維持のために汲々としないことが自分の個性だと思っていました。AH中心の生活になって本当の友人ができました。とても嬉しいことです。魂がつながることが本当の友人ですね。AHの世界以外でも。

友人の維持に汲々としている方は、6月刊行の拙著「自己肯定感、持っていますか?」をぜひお読みください。図書館にも入れてもらってください。
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5月26日(火)

他国の領土を攻めるということは、そこに暮らす無辜の人たちの命を脅かし奪うということ。私たちは頭脳と人情を与えられているのだから、もっと賢い解決法を考えなければならない。それだけの器量がある人が、政治の現場に増えなければ。
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5月27日(水)

改めまして、明日のEテレインタビュー出演のお知らせです。「そのダイエット、危険かも」です。詳しくは http://bit.ly/1LH8B0D

不思議に思うのは、私が戦争反対と言うと「戸締まりをしないのか」という反応が出ること。私は幼少期に自室から泥棒に入られた経験があり、しばらく怖い夢ばかり見ていた。今でも戸締まりは厳しい方。自分の家の戸締まりと、他国に出かけていってする戦争と、どうして重ねるのだろうか?
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5月28日(木)

議員時代からいろいろな局面で助けていただいた吉峯啓晴弁護士が、本日65歳で急死された。この前お電話をいただいたばかりで、近々食事をしましょうということになっていた。有能な弁護士であると同時に政治も含め多方面で活躍された、信頼・尊敬できる方だった。ただただ衝撃。

(スタッフ@mizustaff)
まもなく水島広子がインタビュー出演します!
NHK Eテレ 19:25 オトナヘノベル「そのダイエット キケンかも…!?」http://twitter.com/NHK_ETV/status/603868827823185920
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5月29日(金)

今日は高知出張。今年2回目の高知です。夜は元衆議院議員の五島正規さんたちと会食なので一泊します。

高知滞在中。尊敬する元衆議院議員五島正規さんと今年2回目にゆっくりお話した。五島さんは76歳になられた今も大変な勉強家だ。最近の国会議員が、文章を深く読む能力を失ってきていると懸念されていた。他にもいろいろと心配を共有したりいろいろ教えていただいたり。貴重な先輩だ。

五島さんはジャッジメントとアセスメントの違いがよくわからないとおっしゃっていたが、五島さんくらい自我を手放して無心にいろいろと観察される方は、そのジャッジメント?が限りなくアセスメントに近づくのかな、などと思った。

私は学生の頃、いろいろな意味で「自衛のための戦争」でなかったものはないのだな、と腑に落ちたことがあった。どんな戦争もある立場から見れば「自衛のための戦争」。歴史から学んで目指すべきは「人間の安全保障」であり、いつまでも「自衛のための戦争」に留まってはいけないと思う。

高知には毎年来ていますが、いつも別の病院での研修だった。今年は初めて五島正規さんの病院で講演できた。驚いたのは、病院の7階?に、バナナやパパイヤの緑が育つ円形のホールのようなものがあったこと。五島さんが求めて作ったものらしいが、もちろん患者さんの癒しにもなる。

思い出したのが、第一次クリントン政権の労働長官ロバート・ライシュの「勝者の代償」だ。人は余裕を求めて働く。しかし働くほど、生活レベルを落とせなくなりもっと働き、余裕はなくなっていく。「自衛」がエスカレートしていくことと共通点を感じるのは私だけだろうか。

自分にとっての「正しさ」が、万人にとっての正しさではない、という自覚はとても重要。一般に正しいと言われている「親を大切に」も、ひどく虐待されて育った人に押し付けると本当に虐待的。疎外されている人に「正論」をぶつけるのも同じ。もっとそれぞれの事情を汲み取らなければ。
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5月30日(土)

議院内閣制というのは何かと混乱する制度だが、国権の最高機関たる立法府は、常に政府に歯止めをかけるべき立場にある。かつての与党議員はそれをわかっていて、野党の議員に「納得できるまで質問しなさいよ。政府が暴走しないようにね」と協力的だったらしい。政治の古き良き時代か。

(スタッフ@mizustaff)
フジテレビ系『ザワつく!?ウィークエンドTV ニュースな晩餐会』(そこまで美しくなりたいの!?世界のやりすぎビューティースペシャル)に水島広子がインタビュー出演します。
→5月31日(日)19:58~
http://www.fujitv.co.jp/bansankai/
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5月31日(日)

今日は治療者養成を目的とした対人関係療法勉強会の日だった。4名の治療者の症例を見せていただいたが、着々と頼もしい治療者が育っているのは嬉しい。普及と保険適応は切っても切り離せない関係にある。同時に、普及の際に質を落としたくないという願いもある。慎重かつ大胆に。

(1)私が知っている範囲の現実。私がいた頃の政治では、表舞台では対立しながらも、ちゃんと裏(TVに映らない部分)で適切な歩み寄りをしていた。対立しないと選挙にならないというのが大前提。歩み寄りをして、結果は少しでも国民にとってよいものを、という考えは普通だった。

(2)そんな歩み寄り精神を持った議員は、数えてみても、この間の振り子選挙(郵政、政権交代、民主党失脚、安倍増強)で国会からは淘汰されている。現実的なことがわかっている人は選挙に弱いのだから。「主権者のため」ではなく「自分のため」が極端に多くなっているのでは?

自民党の中にも、「これではまずい」と思っている人は実は多い。でも、政権交代の傷(落選の傷)から、刺客を送られるほどの覚悟はない(多くが二世議員の恵まれた人だから)。小選挙区制にして、首相官邸の力を増して、あなたたちは何をしたかったのですか? と問いたい。

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