2017年7月のツイートより(抜粋)

2017年7月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。

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2017年07月02日(日)

豊田議員のことでTVの取材依頼が来た。議員活動と子育ての両立の忙しさ、そのストレスの解消法を、議員時代を振り返って教えてほしいと。びっくり。議員活動と子育ての両立の忙しさ、秘書への不満、その表明法は、全部別の話。まあ、時間的に本当に無理で取材は断るのだけれど。

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2017年07月04日(火)

保育園への公用車使用についても新聞から取材依頼が来た。これまた時間的に無理なので断ったが、例えば公設秘書を子守にすることの是非など、実は複雑な問題だと思う。私は「公僕」として見られていたので、早く帰宅して子どもと夕食をとることにすら罪悪感を覚えさせられた。

(1)     私は二人の子どもの出産予定日から6週間、父の急逝時、デング熱での強制入院以外に仕事を休んだことがなく、仕事と子育ての両立を迷ったことも皆無。しかし世襲ではない議員活動と子育ての両立には、それとは違うレベルの困難がある。例えば http://bit.ly/2tMaZEE

(2)では落下傘候補ではなく立候補すればよい、ということになるが、公募候補には「勝てそうもない選挙区」しか回ってこなかった。私にとって唯一の選択肢は、「勝てそうもない選挙区」で勝つことだった。
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2017年07月05日(水)

『それでいい。』が「ヤフーニュース」に取り上げられました!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170705-00374426-davinci-life

ソースとなっている「ダヴィンチニュース」にも同時掲載されております。
https://ddnavi.com/news/374426/a/

今日は関西テレビの収録で、これから大阪から東京に帰るところです。本来一回ぶんの出演だったのですが、企画が盛り上がった(?)らしく、2回ぶんの収録になりました。詳細がわかりましたらお知らせします。
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2017年07月07日(金)

映画やドラマの字幕で、psychiatristとかshrinkを「精神科医」ではなく「精神分析医」と訳す慣例は、もう終わりにしてほしい。私はpsychiatristでshrinkだが、精神分析医などではない。

「治らないのはあなたのせいですよ」と患者さんに責任をおしつける治療(?)もあれば、対人関係療法のように患者さんの力を引き出すものもあります。私は摂食障害に対するCBTには懐疑的で、治療時点ですでに軽症でモチベーションが高い人にしか有効でないのではないかとすら思っています。

(1)     気にかけてくれる人によるサポートがあれば恐怖体験をしてもPTSDにはなりにくいことがデータから示されている。

(2)     実は私自身が最近恐怖体験をしており、とにかく社会的な義務を果たすこと、患者さんを守ることだけに集中してきたが、今日、サポートしてくれる友人達と意思疎通がはかれて、だいぶ落ち着いた。恐怖体験はこれからも反復する見込みだが、心持ちがだいぶ変わった。やっぱりデータは正しい。
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2017年07月10日(月)

今日はこれから静岡に行って講演です。新幹線はのぞみに乗ることが圧倒的に多いけれど、今日はこだまです! 帰りも遅い時間にこだまでテクテク帰って来ます。
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2017年07月11日(火)

先日トロントに出張したとき、小銭を十分に用意できず(ほとんど現金を使わない)、ベッドメイキングのチップに少し高めのお金を置いた。すると「本当にありがとう!」とかわいい手描きイラスト入りのカードが毎日置かれていた。きっとその人は他の人にも親切にするだろうな。

実は高めのチップを置くことに、ケチな私は少々逡巡していたのだが、「いいや!」と手放したらかわいいカードをもらえて、結局私が幸せになったのだなと思った。

「現代用語の基礎知識」の原稿を書いていて思うのだが、「パワハラ」は難しい。もちろん、職場の全員が「パワハラ」と認める例などは簡単だ。でも、本人が妄想上「パワハラ」と感じることもあれば、「これくらいは仕事で普通」の場合もある。セクハラなどに比べて議論の蓄積が十分でないと感じる。

何度も繰り返すが、AHでの「与えることは受け取ること」はギブアンドテイクの話ではない。相手に与える心の姿勢を自分も受け取っているということ。チップの場合であれば、温かい心でチップを置ければそれで充分。自分はその時点で十分な温かさを受け取っている。お礼のカードは予期せぬ付属品。
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2017年07月12日(水)

精神科医が「妄想」と言う場合は、本当の症状としての妄想です。強迫観念との鑑別は、精神科医としての診断能力に関わってきます。もちろん、一般に言う「思いこみ」ともレベルの違うものです。ご安心くださいませ。

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2017年07月13日(木)

細川貂々さんとの共著「それでいい。」、2刷が仕上がったところですが、3刷が決定したという連絡を先ほどいただきました。役に立っている、という個人的なご報告もいただいており、嬉しい限りです。さらにお役に立ちますように。 http://amzn.to/2tLls23

80代の母(相性は悪い)が大腿骨頭置換術+リハビリのために入院中で、犬を預かったりして大変だが、今夜ものを取りに行くために今電話したら、私の中学時代に亡くなった母方祖母と同じ声になっていた。入院前には気づかなかった現象。

今日は久しぶりに、臨床の原点に立った気持ちの日だった。あの子が来週まで生きていてくれれば、私もまだ頑張れる。そんな気持ち。どんな患者さんにも生きていてほしいが、「ここ」という瞬間があって、そこにどれほど医師として、患者さんを思う人間としての誠意を込められるかだ。

「死にたい」は症状。関わりのある人間に生きていてほしいと思うのは人情。その二つが、臨床現場では普通に両立していると思います。「死にたい」と思いながらも、生きていることが大切なんです。そして「死にたい」という気持ちを聴くことも。

「死にたい」という気持ちを話すことを禁じているすべてのトレーニングを、
即やめてもらいたいと思います。死にたいのは自殺念慮というれっきとした症状だからです。「死ぬ」行為そのものは防ぐ必要がありますが、「死にたい」という気持ちの表現を止めることは、似て非なるものです。

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2017年07月14日(金)

「死にたいということは言わないと約束してくださいね」と言わせるようにトレーニングしているというある大きな団体は、「それほど重い人は診られません」と言いたいのだろうけど、それなら「私たちは軽い人しか診られません」と認めて、もっと実力のある人を紹介するのが王道だと思う。

渋谷ロフトでのイベントが終わりました。「それでいい。」の共著者の細川貂々さん、「うつぬけ」の田中圭一さん、司会は岡映里さん。参加した方たちの感想が「楽しかった」だったのがすごくよかったです。私も楽しかったです。後日動画を見ていただける予定です。
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2017年07月15日(土)

昨夜のイベントでも言ったのだが、私は「自分が好きか?」と聞かれると「どっちでもない」。高級レストランで声が大きいと注意されることも含めて、「こんな自分だから仕方ない」と受け入れてはいるけれども。年々「自分」という存在が薄くなってきている感じがする(自虐とは全く違う)。

今、ちょっと大変な問題に巻き込まれているのですが(家族内の不和とかではないのでご心配なく)、ツイッターで温かく受け入れていただいたり、「本に救われました」メールをいただいたりすると、本当にじわーっと染み入ります。ありがとうございます。
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2017年07月16日(日)

今日は対人関係療法研究会の実践入門編でした。朝の準備段階でもいろいろピンチがあったのですが、もう6年以上ずっと当日運営を手伝ってくださっている
臨床心理士のIさんにまたたくさん助けていただきました。本当に感謝です。本日を機に、また新しい治療者がたくさん生まれますように。

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2017年07月17日(月)

理不尽な攻撃に傷つきつつ(人間として当然の反応)、同時に、相手を「困っている人」と見る、ということは案外両立すると実感する最近。私は愚痴を言って親しい友人たちに癒してもらっており、相手を「困っている人」と見ることで
過剰警戒しないでいられる。しかし疲れるからやめてほしいけど。

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2017年07月19日(水)

想定外の攻撃を受けて自分がボロボロになっているときほど、人の優しさが身にしみますね。人の優しさを感じる能力はかなり高い方だと思いますが、こんなときには本当に役立ちます。(私が診ている患者さんたちは、どうぞ気を遣わないでくださいね。大丈夫ですから)

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2017年07月21日(金)

10月くらいに刊行予定の本は、「女性の価値」「女子力」「女性と加齢」「女性と働き方」などについて書いた本だが、今までの本と同じく、女性だけではなく男性も役に立つこと間違いなし、と信じている。

最近の災難については、昨日、うつ病学会の理事会の後にも先輩たちに話して
同情してもらい「日本一のソーシャルサポート」と感謝した。「次に会うときはもっと落ち着いていますからね」と言ったら、「いつもと同じだよ」と古くからの大先輩に言われて、複雑な気分。でも温かかったな。

私が言う「古くからの先輩」というのは、多くの人がこぞって著書を買いに走るレベルの、本当にありがたい先輩たち。そう先輩たちが笑いながら私の苦労話を聞いてくれて「大変だね」と言ってくれるのは、ものすごく幸せなこと。この感覚を、後輩たちにも与えたい、と素直に思う。

原稿を書き上げた本について。最初は「本当の品格とは?」から始まった企画でした(いわゆる「品格」ものが、内容が「え?」なのにやたら売れていましたので)。でもだんだんと「女性って、加齢によって価値が下がる恐怖を抱えている」とか、いろいろな問題が出てきました。よーく考えて書いた本です。

これから書く約束の本は、モラハラについて。今自分が連日振り回されている(振り回されるのは昨日でやめましたが)問題ももちろんモラハラの一つ(下の立場から上の立場に対しての)。本を書く上での姿勢が、さらに広がったな、と逆に言えば感謝。現実はいろいろ大変だけれど。

モラハラは本当に難しい。連日言われているうちに「もしかして私ってそうだったのかも」という気持ちになる。本によく書く予定だが、私の今回の場合、同じ立場で全部を一緒に体験し支えてくれた友人の存在が大きかった。「もしかして」のところに「そんなこと絶対ないよ」と言ってくれる存在。
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2017年07月23日(日)

今私が直面している困難はかなりのものだが、こういうときは本当に人の優しさを感じるチャンス、としみじみ。遠方の後輩には愚痴聞き役をお願いしたが、今の私が確実に必要としている質問紙集計用のエクセルを作って送ってくれた。大感激。患者さんたちも優しく協力してくれる。ありがたい。

子どもとか患者さんとか、「この人たちのことは絶対に守らなければ(守りたい)」ということが明確になっていると、いろいろなことの優先順位をつけやすくなる。

ツイッター上でも温かいコメントをありがとうございます。今、明らかに本来の私の仕事ではない仕事をしなければならずとにかく余裕がございませんが、拝見してはとても支えられています。

考えてみたら、確かに私は人に恵まれているのだけれど、同時に「困っています」アピールをしゃあしゃあとするところも大きいのかも。この前、うつ病学会の理事会(今回の事情のために2時間遅刻)に行ったときも、日本一の精神科医の先輩たちを相手に「実は…」と話して同情してもらったり。

そんなに高度なヨガをやっているわけではないのです。時間もものすごく短いです。やらない日もあります。でも、朝は筋トレ系、夜はストレッチ系と区別して、とにかく身体に働きかけるのがよいみたい。

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2017年07月24日(月)

ここのところ滅茶苦茶な毎日だけれど、とりあえず来年度分の「現代用語の基礎知識」のメンタルヘルスの原稿を送ることができた。もともと6月末と言われていたものを、粘って7月末にのばしてもらったので、落とすことはできず、とにかく頑張った。やれやれ。

患者さんに迷惑がかからないよう、目の前の課題だけに取り組んでいけばよい、という時期がようやく来たと思っていたら、まだまだ攻撃が続く。相手こそ困っているのだと認識してはいても、毎日車に轢かれるのと同じ感じで、痛いのは痛い。課題が減るわけでもないし。

「奇跡のコース」好きな人だけのためのツイート(他の人は詮索しないでください。なんて言われると詮索するかな)。All things work together for good. なんだろうな、と思っています。心身はほぼ限界ですが。それも含めて。

モラハラ渦中には、こうやって皆さんと温かくやりとりさせていただいてもなお、「事情を知らない人たち相手に都合のよいことばかり言って」と言われるのでは、という疑念が頭をよぎる。でもそれは怖れの声。今こんなに温かい気持ちでつながりを感じられている今を大切にしよう。

それにしても今年後半の大仕事が、「モラハラの本を書くこと」だったが、それを目前に、今までに経験したことのないモラハラが始まった。これからも本の題材を不用意に選んでしまうと何かが起こるのだろうか? 今みたいなのは本当、何年か勘弁してほしい。(心から)
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2017年07月25日(火)

今まで、「逆境」と思うときは「前進」するようにしてきた。今回もそう。「元通りに」と思うと頭がおかしくなりそうだが、人生のシンプル化という意味では
かなり前進できそうだ。「精神科医なのだからこのくらい耐えるべき」もやめる。もちろん患者さんに対しては変わらずベストを尽くすが。

実は、「精神科医なのだからこのくらい耐えるべき」は、今まで私をかなり縛ってきた「べき」なのだということに今回気づいた。本来、精神科医としての力と情熱は、治療対象としての患者さんにこそ費やすものだ。確かに人々や出来事を理解するプラスにはなるが、「べき」にするものではない。

ただ、最近のモラハラに「精神科医のくせに」が結構多く出てきて、自分が案外縛られていた「べき」に気づくことができた。それはよかった。

本当に本当に念のため、追加です。これは全部臨床外の話です。患者さんとの間に起こる話のことではありません。患者さんからは、もちろん怒鳴られたことも「精神科医のくせに」と言われたこともありますが、それは私が症状として扱っていくべきもので、「モラハラ」などでは断じてありません。

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2017年07月26日(水)

今週と来週の土曜日、関西テレビ「よ~いドン! サタデー」に出演します。テーマは、帰省時の義理の家族との関係です。詳しくは http://bit.ly/2eNsspU

永田町時代にお世話になった弁護士さんにお願いしたら、私の患者さんのためにとてもよい弁護士さんを紹介してくださった。「議員をやめると人が去っていく」とはよく聞くが、私は議員時代の人間関係に未だにとても助けていただいていて、ありがたい。

メルマガの発送とブログの更新が、(テクニカルに、という意味で)私の仕事に戻りました。お気づきの点がございましたらお知らせください。

あ、あとウェブサイトの更新も、私の仕事に戻りました。動画の管理とかはまだよくわからないのですが、もともとソフトを使わずHTMLでウェブサイトを管理していたので、何とかなると思います。これもお気づきの点はよろしくお願いいたします(改善可能かわかりませんが)。

精神的には、本当に「もう大丈夫」どころか「次のビジョンも見えている」状態になりました(進行が早くてすみません!)。車に轢かれたときの痛みも減りました。まだまだ仕事量が多いですが、「外で何が起こっていようと、心の平和を選ぶことができる」というAHの原則をかみしめる毎日です。

ありがとうございます! 私は「今何をすべきか」を決めると、余計な雑念なく、それに没頭するタイプなので、救われます。「決める」というのが案外キーワードです。「決める」と、他のことができていない、という雑念が消えるのですね。もちろん連載原稿は落としませんが。

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2017年07月27日(木)

私のツイッターを見ている患者さんから心配していただいて、常に「患者さんがこれを見たらどうだろう」と気にしながらツイートしてきた私は、「ああ、大失敗」と思っているところですが、本当に大丈夫なんです。強がりではなく。こういうときの切り替え力は、本当に自慢なんです。
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2017年07月28日(金)

「心配だから電話して」と言っていたジェリー・ジャンポルスキー(AHの創始者)とようやく電話できた。ここのところ忙しすぎて、時差のある電話がなかなかできず。ジェリーはよく話を聴いてくれて、「電話してくれてありがとう」と。92歳の親友との会話は本当にいいな。

先日、「戸籍を開示するなんて、民進党らしくない」という意見が出ていた時、「民進党らしさなんて、ないんじゃない?」と思った。民主党なら別だったけれども。小さい民主党(党議拘束もなかった時代)みたいな実験政党はもう作れないのだろうか。小さい民主党にいた人たち、頑張ってほしい。

「ベーシックインカム」については、当然必要な概念として、議員時代に議論を重ねたな。一緒に勉強していた人たちのほとんどが、もう国会にいない。あの頃考えていた豊かな社会像から、現実はどんどん離れるばかり。

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2017年07月29日(土)

今日と明日はAHファシリテーター・トレーニング。10名限定、2日間みっちりトレーニングです。今日の午前中は創始者ジェリー・ジャンポルスキーもスカイプで参加してくれました。ジェリーは「今92歳だよね?」と聞いたら「来年の2月には93歳になるんだ!」と自慢していました。

AHのファシリテーターになるということは「人を助けるため」ではありません。あくまでも、自分のAH体験を深めるため、つまり自分の心の平和の選択の実践のためです。ファシリテーターになると、意外な怖れに気づいて、ますます取り組むのが楽しくなりますし、AHの理解が深まります。

ちなみに、11年前、日本でAHを始めた頃はファシリテーター・トレーニングに参加される男性は10名中せいぜい1・2名でした。今回は半数の5名が男性です。

AH大好きな人たちと過ごす時間は、無防備な笑いがたくさんあって、とても楽しいです。安全な場への信頼と、共有する「心の平和」という価値観の力の大きさを感じます。

いただくメールから察するに、「相手にも事情がある」ということを「だから相手を許すべきだ」と読んでしまう人がいるよう。違う。すべては自分の心の平和のため。「自分が悪いからやられた」のではなく「相手の事情のために不適切な行為があった」だけ、と思えば、自分の価値を下げずにすむ。

先日の「ゆるし」のワークショップでも強調したが、「ゆるす」ことは「相手がしたことを大目に見ること」では絶対にない。相手がしたことは不適切。それはずっと変わらないだろう。でもそれを想起することによって自分を繰り返し傷つけるのか。それとも単に相手が困っていただけなんだ、と思うか。

私の本を、「相手の事情を考えて、我慢しなさい」と読んでいる人がいるとしたら、とてもショックだし悲しいし、自分の筆力のなさを嘆くしかない。

今日も、いつも、ジェリーが言うこと。「私たちは愛のDNAをもって生まれてきている。生まれ持ったものは、愛。最も自然な状態は、心の平和。怖れなければ(自己防御しなければ、他人をジャッジしなければ、争わなければ)生きていけない、というのは幻の信念体系による幻想。

今日は罪悪感についても話が出た。私は罪悪感ほど自己中心的な感情はないと思っている。自分が害を与えた相手に背を向けて「私はなんて罪深い存在…」とか独り言を言っていても、害された相手には何のプラスもなく、むしろ分断しか感じない。謝罪なり何らかのつながりのメッセージが必要。
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2017年07月30日(日)

2日間にわたったAHファシリテーター・トレーニングが終了。実際にはこの後、本当のグループでの共同ファシリテーター体験を3回以上していただいて「AHファシリテーター」となる、という5日間のコース。いつもそうだけれど、2日間一緒にAH環境で過ごすと、特別なつながりができる。

今日も笑いがたくさんあった。AHの場での笑いって、本当に心を開いた笑いなので、すごく気持ちよいし、笑うほどつながりあう感じが何とも言えない。

AHファシリテーター・トレーニングでは、いろいろと起こりうる状況についてロールプレイし話し合うが、結論はやはり「目標は、自分の心の平和」になる。「効果的なファシリテーターとは、自分の心の平和に専心する人」との言葉通り。

「心の平和」というのは、ポカポカして穏やかで葛藤も防衛もなく幸せで自由な感じ。単に感情が平らなのと違って、そこには幸せ感がある。退屈そう?と思う人がいるかもしれないけれども、全く違う。自分や他人の存在そのものを愛おしく思えるので、退屈さは全くない。

若いころはどうしても「〇〇できたら幸せ」とかいう考え方をしていたけれど、「幸せ」というのは心の状態であって、自分が心の姿勢を選ぶことによって案外簡単に手に入るものなんだな、と気づいた。

「若いころは…」とか書けるようになっただけでも、年をとってよかったな。

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2017年07月31日(月)

細川貂々さんとの共著「それでいい。」、3刷がまだ仕上がっていないのに、4刷が決定したそうです。この本が多くの人に読まれるのは嬉しいです。
http://amzn.to/2f031BH

7月14日にロフトナイン渋谷で行ったトークイベント、質疑応答などプライバシーに関わる部分を除いて、創元社さんがYouTubeにアップしてくださいました。
出演者:田中圭一×細川貂々×水島広子 司会: 岡映里
https://youtu.be/IitNR7yJ1o4

フランス語は、実は大学時代に第二外国語として二年間勉強したはずなのですが、テーブルが女、机は男、というあたりで「覚えたくない!」という拒絶反応が起こり学習が深まりませんでした。「私はフランス語が話せません」というフランス語だけは「完璧な発音、完璧な仏語」と言われます。

でも、フランス語を試験だけレベルでも勉強しておくと、それをローマ字読みすることで、スペイン語、イタリア語、ルーマニア語等が話せる(もちろん完ぺきではないですが通じる程度に)ことを知り、結構お得だったと思っています。
スペイン語とルーマニア語はまあまあです。

英語の次に得意なのはネパール語。現地で全部覚えた。日本語と語順が同じで、
単語も雰囲気が似ていて、とても覚えやすい。インドで、ヒンディー語でみかんを値切っていた(つもりの)ときもネパール人扱いされた(チベット系の人は日本人に外見が似ているので、そう思われたのだろう)。

この頃の旅行量は少ないが、旅行するときは、簡単な会話程度は必ず現地語を
勉強するようにしている。逆に言えば、日本に長く住んでいるのに英語で話しかけてくる外国人にはちょっと冷たくするようにしている(もちろん旅行者は別)。

私は留学経験もないし英会話教室に通ったこともありません。無料で聞けるラジオと、しっかりした文章の暗唱と、執拗な辞書引きが勉強の基本でした。つまり、自己流を決して自分に許さず、「本物」を覚えることに集中したのです。ネパール語の体験などからは、必要があれば覚えるのかなとも思います。

2017年6月のツイートより(抜粋)

2017年6月のツイートより(抜粋)

2017年6月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


6月2日(金)

著書『「他人の目」が気になる人へ 自分らしくのびのび生きるヒント』増刷のお知らせ。この本が多くの方に読まれることは希望につながると思う。ありがたい。
http://amzn.to/2rrbjop

私の人生における発生頻度は低いのだが、あるきっかけによって、私は昨夜から今日にかけて、結構落ち込んでいる。でも「自分最悪」と思っているときに限って「著書を読んで救われました」というメールがいくつも届く。私と距離が遠い人でも、励ましのメッセージはいつでも大歓迎です!

応援メッセージにも力を借りて言わせていただくが、私は政治を敬遠する気持ちがよくわからない。エセ三流政治屋を疎ましく思う気持ちは全く同感。しかし、政治こそ、自分の払った税金が首相の個人的親友に使われるのか、本当に必要がある子どもたちなどに使われるかを決めるもの。頑張らなきゃ。


6月3日(土)
今日は、ゆるしについて考えるAHワークショップの日でした。AHの中核でありながら、わかりにくい「ゆるし」についてみんなで考え、いろいろな発見をしました。涙あり、楽しい笑いありの、AHらしい温かい一日となりました。AH仲間の皆さま、ありがとうございました。

「頑張る」について私が思うこと。「頑張れ」も「頑張らなくてよい」も、その本質はアドバイスなのかなと。私が患者さんによく言うのは、「もう十分頑張っているんですよ」ということ。頑張りを認められることで、人は少しやすらかな気持ちになれる。

(1)「政治色が強い」と思って敬遠される、というのは、私がAH活動を真剣に始めるにあたってまずは党派を背負う国会議員をやめよう、と決めたことと共通します(そういう意味で郵政解散は本当に恵みでした。選挙は真面目にやりましたが。あまりにも選挙が急で、後継者を決められなかったので)。

(2)「政治色」ってなんだろうと考えてみると、「自分の正義を押しつける」「反対意見を攻撃する」というイメージなんだろうなと思います。でも今の私も政治にはものすごく関心が高くて、自分の政治活動はAHだと思っている。つまり、相互理解なしに、政治なんてあり得ないと思っているんです。

確かスタンフォードの研究でしたでしょうか。頑張った成果をほめられた群と、「頑張った」ことをほめれた群を比較すると、成果をほめられた群は、やはり「成果」にとらわれて臆病になる。でも「頑張った」ことをほめられた群は自由に頑張る。スタンフォードでなければ、訂正してください。


6月4日(日)
昨日の「ゆるし」のワークショップ参加者の方から。「みなさんの暖かさとかやさしさが伝ってくる安心安全な場所は、生きていく上で、あるとないのでは大違いだと、改めて感じました。」という感想が届いた。ここのところ自己嫌悪気味の私にはものすごく温かく効きます。


6月7日(水)
相手がした不適切なことを「大目に見る」ことと、AHで言う「ゆるし」とは全く違うものです。両者が同時に起こることももちろんありますが。この二つの違いについては、ワークショップで一日かけて皆さんに腑に落ちていただいたこと。書籍化できるとよいです。難しいテーマですが。

少し。相手のひどい行為を「まあ、仕方なかった」と「大目に見る」のは漢字の「許し」、それとは全く関係なく自分の本質が損なわれていないことを確認するのがひらがなの(AHの)「ゆるし」だと私は思っています。 http://amzn.to/2sfTBqu に少し書きました。


6月8日(木)
官僚になる人は、本当に国民のために働きたい人と権力欲ゆえの人と、それらの混合型がいる。今回の文科省の騒動は、その両者に辛い思いをさせているのではないか。前者はもちろんだけれど、権力欲の人も、こんなばかげたことを肯定した過去があったら、必ず出世に響くだろうな。


6月9日(金)
私が尊敬する米国の超一流精神医学者に相談があってメールしたとき、「お互いの国のリーダーがましになるといいですね」と書いたら、「Yours is bad. Ours grotesque. 」という返事が。笑ってはいけない深刻な話だが笑ってしまった。


6月10日(土)
(1)思春期の患者さんと話していて、AHと正反対の世界観・人間観を押しつけている教師がいることを知った。即刻教師をやめてほしい。でも無理だろうから、AHをもっと頑張りたい。執筆も。私は幸い(?)小3からあらゆる教師を信じずに生きてきたから、よい影響も悪い影響も受けていない。

(2)私にも「もっと素直に学生生活を楽しみたい」と思った時期はあった。今、まっすぐに学生生活を満喫している息子を見ると、羨ましい。でも、変な教師の価値観を素直に吸収してしまうということを考えると、自分という人間を確立する上で、教師不信はプラスだったのだなと妙に納得。

私は人間の本質は温かいこころだと信じている。AHやIPTをやっているのは、そういうエネルギーに触れる時間を増やしたいからだと思う。AHが温かいのは当たり前。症状に縛られている患者さんは怖れに満ちあふれているけれども、信頼関係の中で、本質である温かさに触れると「大丈夫」と思う。

AHでは、原則12により、「強く叱責して直そうとするような人」は、「助けを求めている人」と見ます。そう見ることで、自分自身の心の平和が保たれるからです。人を変えることはできない。責任が持てるのは、自分自身の心の姿勢だけ。人が変わるのは、その人のタイミングで。


6月11日(日)
不勉強な私が知る限り、時の中曽根康弘首相に堂々と「私は閣議でサインしない」と反対意見を述べて首相に断念させた官房長官が後藤田正晴さん(私がとても尊敬する政治家)である。そんな国会議員としての良心や胆力を菅官房長官に期待するのが間違いなのだろうか。


6月19日(月)
トロントの国際対人関係療法学会から帰ってきました。学術的参加に加えて理事としての会議やポスター審査などもあり、早朝から夜遅くまで、1分でもあれば眠りたい、という感じの過酷なスケジュールでした。でも学びも交流も濃厚で、よい集まりでした。

「国境なき医師団」で、現在バグダッドで活動しているブラジル人精神科医(女性)もイラクからの参加で、対人関係療法を「国境なき医師団」にも取り入れたいと意欲的でした。いろいろ話しました。

ポスター発表で私たちが最優秀賞に選んだのは、モザンビークでの研究で、同じくポルトガル語を話すブラジル人治療者が現地の治療者を4日間トレーニングする、というものでした。筆頭著者は日系ブラジル人で、見た目は日本人です(日本語は一言も話せませんが)。前からの友人です。

日本でもそうですが、対人関係療法を専門にしている人たちの集まりは、とにかく温かく気持ちがよいです。学術的なレベルは高く妥協はありませんが、「べき思考」がないのも特徴です。それぞれの人の現実をよく知って治療していく対人関係ならではの、他者尊重というのでしょうか。

基本的には学会の枠の中で行動していましたが、一夜だけ、創始者ワイスマン夫妻に誘ってもらって3人で食事しました。どちらの国も政治的な問題を多く抱えていて、そういう話をしたかったみたいです。いつも私の話を「おもしろい」と聞いてくれます。お孫さんの写真等もたくさん見せてくれました。

いろいろと新しいアイディアを持って帰ってきましたので、また仕事が増えそうです(いつも自発的に仕事を増やし、忙しい忙しいと文句を言うパターンですが)。とにかく、「ちゃんとした対人関係療法」を日本にしっかり普及させたいです。

対人関係療法家相手には政治を安心して語れるのは、基本的に皆リベラルだから。人の事情を知れば知るほどリベラルになる。今の政治的対立点はもはやイデオロギーなどにはなく「どれだけ知っているか」「知らないか」だと思う、と言ったら、兄貴分は「知りたいか、知りたくないか」だ、と。

実はちょうど30年前、19歳だった私はカナダ、バンクーバー近郊に3週間のホームステイをした。初めての、全く一人での海外体験だった。ホストファミリーとの親交は続いており今年の2月も東京でもてなしたばかり。カナダ30年記念であると同時に、カナダ東部初体験だった。

今回の学会の日本人参加数は過去最多。若い精神科医の参加もとても心強い。また理事会でチェックしたところ、ちゃんと会費を払っている人数は、英語が苦手なはずの日本でかなりの人数。国際学会の現在の認識では、日本は「かなり普及している国」。あとは治療者の養成と保険適応。


6月22日(木)
驚く嬉しいお知らせ。細川貂々さんとの共著「それでいい。」が発売後すぐなのに重版になったそうです。貂々さん、嬉しいですね! http://amzn.to/2sTCNWt

(1)デング熱。私の人生を大きく変えた病気です。2010年に罹患しました。ウイルスは4つあり、それぞれは終生免疫を獲得するものの、他のウイルスにかかると重篤化してデング出血熱になると。2010年の私はデング出血熱で、おそらく2つめのウイルスの感染でした。

(2)ものすごい出血量で、氾血球減少症となり、あと0.1血小板数が下がれば輸血、というところまでいきました。原因がよくわからない嘔気がひどく膿盆を抱え込む生活。血小板数が0.1上昇したところから出血はぴたりと止まり、生存の世界に帰ってきました。

(3)他の感染症の可能性も否定できませんでしたから、国立感染症研究所が私の抗体を調べた上での確定診断ができるまでは隔離されていました。頭痛と不眠がすごいので夜の巡回の際に看護師に伝えるのですが、私より若い当直医は何もできず。あらゆる薬が、血球を減らすリスクがあるからです。

(4)私は2回目だったのでデング出血熱でしたが(熱は40度くらいまで上がります。私はその状態で3日間の診療をし、その後1日CS放送に出演して、その2日後に済生会中央病院でデング熱?と言われ入院となりました。近医は「急性喉頭炎」と見事に誤診。「喉痛くないんですけど」と言ったけど。

(5)何よりもお伝えしたいのは、デンパサール空港に注意ということ。私はバリで、日本人など一人もいないひなびた漁村に泊まっていました。デング熱を媒介する蚊は都会暮らしだそうです。バリにずっと住んでいる人でも日本で発症している、ということからも空港が怪しいのでは、と思っています。

(7)ちなみに、WHOでは、「蚊」をとても重要な位置づけにしている。普通の日本人の感覚では、「刺されてもかゆさに我慢する」べきもの、という程度だが(私もそうだった)、病気の媒体として無視できない存在。日本の虫除けはパワーが足りないと聞いている。
まあ、デング熱で1週間強制入院になったおかげで、患者さんに迷惑をかけ、「身体を大切にしないと人に迷惑がかかる」ということをいやというほど学び、ランニングとかを始めたので、悪くはないのですが。


6月25日(日)
「ここまで言葉を尽くしても、どうしてそんなふうに受け取ってしまうのだろう?」とかなり悩んでいた問題があったのだが、言葉を尽くした上での相手の理解に悩むというのは、相手を変えようとしていることなのだなと気づいたら楽になって手放せた。


6月26日(月)
私は自分の文章のエネルギーへのこだわりが強く、どうしても「ライターに書いてもらう」という仕事ができない。そういう意味では初めてメッセージを託したのが貂々さん。もちろん漫画部分の文字のチェックはさせてもらったけれどもほとんど修正なし。それだけ信頼できたということ。


6月28日(水)
私が人の「事情」を強調するのは、あくまでも個人の心を平和にするため。組織におけるパワハラなどを、「まあ、上司にも事情があるから」と言ってお目こぼしするために使うようなことはくれぐれもしないでくださいね。

2017年5月のツイートより(抜粋)

2017年5月のツイートより(抜粋)

2017年5月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


5月3日(水)
テレビは本当に作り込まれたものとそうでないものの違いを感じる。質の悪いテレビに出た後は「世捨て人」になりたくなる。でも、作り込まれたテレビに出ると、本当にみんな頑張っているなと感謝の気持ちを抱く。


5月4日(木)
細川貂々さんとの共著「それでいい。」の再校を仕上げて送ってきた。これで一連の「校正地獄」が終わり、原稿を書けない言い訳が一つ減ってしまった…(でも今年は国際学会もあって本当に忙しい)。

そういえば昔、知事選で一緒に活動した「市民派」の宇都宮市議が、選挙カーでの私の冷えを心配してくれた女性スタッフに、「もう二人も子ども産んだんだから産めなくなってもいいだろ」と言っていた。彼の言う「市民」には女性は入っていなかったのだな、と今頃実感。


5月5日(金)
国際対人関係療法学会のメーリングリストにメールを送ったら、創始者のワイスマンから私に対して激励的な政治的コメントが。学会と政治は通常は別世界。でも対人関係療法はあくまでも平和を目指すものだな、と再確認。あるいは日本がそれほど政治後進国と思われているか(私もそう思うが)。


5月9日(火)
米国在住の友人から。トランプ政権になって保険条件が悪化するので、いずれ受けなければならない手術を前倒ししなければと。マイケル・ムーアのSickoの冒頭で、機械の事故で指2本を切断してしまった人が、どちらか1本安い方を接合させる選択をする、というシーンが現実になる、と。

ヒタヒタと戦前に戻りつつあるような日本と、ドラスティックな変化を迎えている米国。どちらがどれだけひどいのか即断できないが。ブッシュ政権後にオバマ政権を迎えた米国の「揺り戻し力」にはある程度の信頼がある。私はブッシュ時代に米国に在住していたが、そういうエネルギーを感じた。


5月10日(水)
日本の国民皆保険は守るべき重要な制度だと思います。それをうまく運用するためにも、医師の尊厳を守ること。敬意をもたれていれば、それだけ努力しようという気持ちになります。誠実な医師を見つけること。むやみに訴訟を起こさないこと。それが重要なことだと思います。現実的に。

新刊「精神科医が見つけた 運のいい人、悪い人の心の習慣」刊行しました。詳しくは http://bit.ly/2pyO0XM


5月12日(金)
医療トラウマは本当に難しい。特に拒食症の場合、「命に関わる」と言われれば、家族もトラウマを助長する側になる。確立された医学データはもちろん重要だが(カリウム値などはさすがに私も青ざめる)、「どちらとも言えない範囲」については、治療者や家族の考えが反映される分難しい。

私は「体現」という言葉がとても好きだ。口でどんな理想論を述べようと、自分自身が「それ」になっていなければ説得力がない。マハトマ・ガンジーは、「社会に変化を起こしたければ、自分自身がその変化となる必要がある」と言っていた。同意。


5月14日(日)
「現代用語の基礎知識」のメンタルヘルスの執筆、逃げようとしたが捕まってしまった(笑)。名誉な話なのですが、とにかく忙しくて。

インドでビリヤーニを食べていた頃が懐かしい。私が今日食べたもの(肉が表に出ている)と違って、北インドでは、ご飯の中から素手で羊肉を掘り起こす、という食べ方だった。デング出血熱になってから暖かい地方に行かれなくなったのが本当に本当に悔しい。

食事をしようとしたら椅子が倒れて左顔をしこたま打った。左目がボクサーみたい。明後日は講演。メイクに詳しい娘に「何とかならない?」と聞いたら「無理」。そうだ、絆創膏をしよう。写真撮らないでくださいね。


5月15日(月)
尊敬する政治学者に「マクロン」のことを「マカロン」と書いてしまった(超赤面)。でもこれには言い訳があって、私のスタッフが書いた文章のコピペだったんです。

「受験と教育の総合サイト inter-edu」に、「怒らない ですむ子育て」の紹介記事がアップされています。
インターエデュ「エデュママブック」
http://www.inter-edu.com/article/book/book-170512/

3年近くぶりにiPhoneの機種変更に行ったら、何と私が「電話かけ放題」プランに入っていたことが判明。固定電話を探したり、ラインやスカイプを使った努力は何だったのか。脱力。あまりにしつこくauショップの人に「本当にいくらかけても大丈夫なんですか?」と聞いたので心配されたかも。

今書いている本は、「女子の人間関係」の続編とも言える(版元は違いますが)「女子の自分関係」(タイトルは変わるに決まっていますが)。美醜、加齢、女子力。女子は自分とのつきあいも大変。そのあたりに少し光明をさせれば。頑張って書いています。

怒らないですむ子育て~そのイライラは手放せます~ (水島広子) が、10%OFFでKindle化されました。金曜配信。
http://j.mp/2ri4jti


5月16日(火)
今日は中高生の保護者向けにLGBTの講演をした。この学校で学べる子どもたちは幸せだと思った。今帰途についたところ。

今日講演に行った学校では、(カミングアウトした生徒には)アイデンティティに合った制服を許可している。校長先生(年輩の男性)は、LGBTを「人権問題」ととらえて熱心に取り組んでいる。トランスジェンダーは自殺につながるほどの悩みをもたらす。理解者である校長先生に感動の涙。

あるデータによれば、米国では一生の内に一度はうつ病にかかる女性は10人に1人。性的マイノリティ(LGBT等)は13人に1人。今、うつ病が「どこにでもある病気」と思われるのと同じように、LGBTも将来的には「人間に普通に起こること」と思われるのだろうか、と前向きな思い。

今日の講演で出た質問の中に「有名人がカミングアウトする影響を受けて、自分ももしかしてLGBT?」と揺らぐのでは、というのがあった。そんなことはない。ファッションとして一時的に揺らぐのはかまわないが(思春期なんてそんなもの)、本質は自殺してしまうくらい深刻な問題なのだ。


5月17日(水)
今日患者さんと話していていよいよ自分の中ではっきりしてきたのが、病気の症状と、人間としての本質の区別。私はAHが言う「人間の本質は温かいこころ」を信じている。でもトラウマ症状などによって対人不信や警戒感が出てくる。それでも、温かい本質を感じる瞬間は確かにある。

ランニングについて言えば、生体リズムから言うと夕方以降がよい。朝のランニングは実はあまりよくない(前、心筋梗塞で亡くなった有名人がいましたね)。でも寝る前4時間は本当は運動しない方がよい。もちろん食後もよくない。というわけで、時間を見つけにくい。

日焼け止めを塗って夕方毎日ランニングしていたこともあったが、最近は日焼け止めも面倒くさい(私の性格)。というわけで、運よく夕食を早く食べられた日の夜にしか走れない。ただ、大学時代運動部だったこともあり心肺機能が強いので、時々走るのでもちゃんと走ることはできている。

私が運動を真剣に考え始めたのは、デング出血熱で入院してから。自分の健康がどれほどの人(家族だけでなく患者さんとか)に影響を与えるかを真剣に考えたからです。ウォーキングを始めてみたけれど、かつて運動部だった人間には物足りなく、結局ランニングになった。


5月18日(木)
延々と運転して穂高養生園に来ました。ともこさんの天才的発想により、眠気対策にコーヒーをコーヒーメーカーのポットごと持って来ました! ずっとしゃべっていたので眠くなりませんでしたが(笑)。

厚労省の友人から情報提供。5/15、「体罰によらない育児を推進するための啓発資材」を研究班で作成し、全国の自治体に周知したとの由。好ましい方向。


5月20日(土)
とりあえず実践ワークショップの前半が終わり、あとは夕食とハーバルサウナ。富士山と浅間山の溶岩にハーブの煮汁をかけるハーバルサウナは、私にとって養生園のハイライト。ちなみにドライサウナは嫌いだし長風呂もしないタイプですが、これだけは特別。

ハーバルサウナ終了。私にとって一番の楽しみなので、女子チーム男子チームそれぞれとご一緒し、計2時間。目の腫れとアザが改善したのではという指摘あり。これだけたくさん汗をかいても入浴せずに寝ると(サウナ前に入浴ずみ)、明朝は臭くもなく、サラサラぴかぴかの肌になるのが不思議。

明日のワークショップでプログラムが終わり、帰京する。AHは1日一緒に過ごすだけでも温かい繋がり感が得られるが、宿泊プログラムはほとんど家族的距離感。

ちなみに今年の養生園のAHプロジェクト、男性参加者が過去最高。キャンセル待ちの方にも男性が多かったそう。他の養生園の催しでも見られない現象のよう。AHがじわじわと、しかも着実に広がってくれるのはとても嬉しい。しかし原点は、あくまでも自分自身の心の平和が唯一の目標。


5月22日(月)
養生園の自由時間に私のくだらないおしゃべりにつきあわされた方たちには「え?」だと思うが、私は社交が嫌いだ。話をするのなら自分にも相手にも面白くしたい、という気持ちはあるが。社交不安が病気を含めて社会的テーマだが、私は人生の間ずっと「社交不安」ではなく「社交嫌い」だった。

来月はカナダの国際対人関係療法学会のためトロントに行く。理事なので、社交的場面から逃げ出すことも許されない。私が特に嫌いなのが、米国風社交。表面的に明るく親しげに社交してもねえ。私には人生の無駄遣いとしか思えないのだが。

『誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ 』増刷のお知らせ。気遣い=疲れる、ではない、ということは、今回の穂高養生園でのワークショップで自分自身が強く体験。自分なりに気遣いしていたけれども、結果として元気に。http://amzn.to/2r68gEO

専門分野を持つ人がそれ以外のことを専門家面して話し始めると「終わった」と思う。多くがプロダクションとかの思惑によるようだけれど(当然私は無関係)。専門を究める努力を知っているはずの人が専門でもない領域について簡単に話すなんて「そもそも本当に専門家だったの?」と思われて当然だろう。


5月23日(火)
【本日発売!】「Kiite! 6・7月号」(69頁)に、梅雨時の精神状態への付き合い方をお答えする水島広子の記事「こころの応援談 第17回 」が掲載されています。全国の郵便局でお買い求めいただけます。(ゆ) https://pic.twitter.com/ccOe3NnU2m

私はわが子たちに「かか」と呼ばれている。もともとは成長に伴い「お母さん」に変える予定で始めた呼称だったが見事に失敗して固有名詞化している。しかし最近ある知人から「音としての響きと、そこにあるであろう信頼感のようなものを感じて、癒される気がする」と言ってもらって嬉しかった。

先日、養生園から帰宅したら、私が出演しているテレビを子どもたちが見ている、という状況だったが、娘からは「こういう自分を見て恥ずかしくない?」と鋭い質問が。はい、恥ずかしいです。でも同時に娘は「収録が、顔を怪我する前でよかったね」とも言ってくれて、親ばかの私はその優しさにじーん。

私は子どもとか動物とかが大好きなのだが(愛犬にもメロメロ)、20代の頃までは敢えて嫌いだと言っていたし子どもを持つつもりもなかった。それは、ジェンダーの影響。「子どもが好きなのはやはり女だからだ」と言われるのを極度に嫌っていた。自由に発言できるようになって幸せ。


5月24日(水)
「図書館教育ニュース」(少年写真新聞)5月18日号に水島広子著『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』(紀伊國屋書店)が掲載されました。
http://amzn.to/2ryuKy5   https://pic.twitter.com/hfCbjJi4Br

先程まで、娘と「モハメド・アリとか、チェ・ゲバラとかすごいよね(ゲバラについては、必要悪とわかりながら暴力的部分に違和感が残るが)」話していた。子どもが大きくなると甘ーい喜びはなくなっても、平和的・人道的価値観がちゃんと育っていることが確認できたりする喜びがある。

私は子どもたちが小さい頃から政治についてわりと本質的な話をしていたので、今、思春期の子どもたちが「かか(私)が好きそうな考え」をベースに、自分たちの価値観を作り上げている様子が何よりも嬉しい。勉学はあまりぱっとしなくても(ごめん)。


5月25日(木)
雰囲気的に、保守的で良識的な人たちが、少しずつ発言を始めているという感じなのかしら。まだまだこの国に政治的良心があるという安心感が芽生える。それにしても、本来週刊誌ネタであるはずの「出会い系バー」とか報道してしまう新聞って「社会の木鐸」返上ですな。

ちなみに読売新聞はかなり強引な勧誘に来る。私は「読売は困るんですよ」と答えている。販売員も「あ、お困りになる事情があるんですか」と聞く。「はい、まさにそうなんです」と答える。そうすると案外あっさり帰ってくれる。

本当に。古いと言われるかもしれないけれども、未だに毎朝指を黒くしながら新聞を読む私は、新聞に「社会の木鐸」を期待しています。デジタル版にすることも何度も考えましたが、新聞のない環境で子どもを育てたくない。その思いで、指を黒くしています。新聞、頑張れ。


5月26日(金)
私はそう思っています。基本的に、攻撃的なエネルギーをもったツイートは(理屈はその通り!と思っても)リツイートしない。社会問題を指摘するとしても、自分の心の平和は最も大切にする。そういう小さな努力の積み重ねが、社会を変えるのだと、信じています。

私が子どものことをよくつぶやくのは、決して「リア充」系の自慢話ではない。産後休6週間しかとらず、仕事人間だった私でも、子どもと強い信頼関係を築けていることから、親達に勇気を持ってほしいだけ。我が子も不運には遭遇しているし、反抗期もちゃんと経験した。でも、信頼関係は本物。

親による子どもの体罰について、当時の福田康夫官房長官と国会で。親による体罰は残念ながらまだ違法ではない。福田氏は「米国でも、悪いことをすればスパンクしてもらうためにお尻を出すじゃないですか」。私は「うちの子は、お尻を叩かなくてもちゃんと謝ります」。記憶に残るやりとり。

ラインのスタンプについては、私はずっと「はあ?」という立場だったが、大学2年の甥が本当に私の気持ちに添ったスタンプを送ってくれるので、とても癒されるようになった。兄は苦手だが甥は大好き。人生わからないものだ。

先程の、福田官房長官とのやりとりは、ここにあります。
http://www.hirokom.org/sitsumon/seisyonen/seisyonen020411.html

今まで、ツイートしたかどうか忘れてしまった(年のせいか、酔っぱらっていたのか)が、私はやはり映画「チョコレートドーナツ」が好きだ。落ち込んだときにみると、必ず涙を流すし、「私もできることをやらなきゃ」という気になる。


5月27日(土)
6月トロントで開かれる国際対人関係療法学会(ISIPT)は、かなり忙しい日程になることが確定。引退モードの私は基本的に「もういいや」なのだが、ここまで私を支えてきてくれた国際的先輩(創始者含む)への感謝と、今後も日本のプレゼンスを失わないために、できるだけ頑張ろう。


5月28日(日)
政治のことを書くと、「私が今現職議員でないことくらい確認してからコメントしてよ!」と思うような感情的な決めつけ反応が通り雨みたいにやってきますけど・・・。しょせん通り雨ですので。

対人関係療法は、絶対に普及させたい、という強い意志のもと私のアカデミックな人生のほとんどを費やしてきたものだが、かなり孤独な作業だったのが、先輩やユーザーの方など多くの理解者を得て、今では次世代も育ち「私がいなくなっても大丈夫」な雰囲気になってきている。達成感。

私は、医学部進学も精神科の選択も、実は「行き当たりばったり」で全く計画性がなかった。ただ、その後はだいたい「やりたいこと」を決めて生きてきている。政治もAHも対人関係療法の普及も。また「やりたいこと」を決め直すと思うが、常に守ってきたのは「それまでの人間関係を絶たない」こと。

どれほど医学部進学が不本意だったかを示すエピソード。私は大学5年のときに学務課?に行って「もう4年も大学に通ったのだから、学士の学位(大卒の資格)くらいはください。医学部の最後の2年は修士課程のはず」と頼み込んだ。結局それは不可能で、「あと2年だから頑張って」と慰められた。

なんか、今とても不安になった患者さんがいるかもしれないので追加しておきますが、精神科医に実際になってみて、「これは私の天職だ」とすぐに感じました。

今日研究会に参加した後輩と話したこと。私はもともと人に貴賤をつける天皇制に反対だったけれども、最近の日本を見ると、国家セクターとして天皇夫妻「だけ」が国際社会において日本の品格を保ってくれていると、その存在に感謝している。


5月29日(月)
先日穂高養生園の食事のときの雑談で、私はショッピングが面倒で嫌いだ、と言ったら驚いている人もいた。でもともこさんが「水島さんは好き嫌いがはっきりしているからじゃないですか」と言ってくれて、私もすごく腑に落ちた。確かに、私は好きなものを切らさないための買い物しかしない。

タクシーの運転手さんとの会話は総じて「メディアが何を伝えているか」の指標になると感じる(あくまでも総じてであるが)。私が出会ったタクシーの運転手さん(多数)は多くが政権寄りであり、反中国である。朝日新聞は反権力的記事も敢えて載せているが、最近は萎縮しすぎだと思っている。


5月30日(火)
「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気
http://bit.ly/2r6Cgxn

2017年4月のツイートより(抜粋)

2017年4月のツイートより(抜粋)

2017年4月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


4月1日(月)
肥満を恥ずかしく思わない人の方が、メタボリックシンドロームが少なく中性脂肪が低い。肥満を恥ずかしく思う人の方がむちゃ食い行動が多い傾向や運動モチベーションが低い傾向と関連か。 http://bit.ly/2nsHeBZ

【発売中】WITH5月号 195ページ 「VIVA!新生活 “女子間コミュ力”ください!」に水島広子のインタビュー記事が掲載されています。女子同士のコミュニケーションは何故こうも複雑にこじれやすいのか、その理由と対処法を、分かりやすく解説しています。(ゆ) https://pic.twitter.com/tbXrgpBGbr

確かに、誰にでも一回は読んでほしい記事だと思う。 https://goo.gl/2ZuqFS


4月4日(火)
前からずっと気になっていたことだけれど、「親を大切にするよう、教えるべき」などと主張している人たちは、現実の子どもを知らないのではないかな。

そもそも、教えられなくても、子どもは親を大切にしている。大切に育てられた子はもちろんのこと、ひどい育てられ方をした子も。だからこそ虐待親に対して「自分が悪かったのではないか」という思いを否定しきれないのだと思う。 https://goo.gl/WMxWpA


4月5日(水)
「また宣伝か」と思われるのもうんざりだが、「現実の子ども」をぎゅっと詰め込んだ一冊が、4月20日刊行予定の「怒らないですむ子育て」。思春期用には「10代の子をもつ…」を勧めるが、反抗期の影響を受けない子どもの本質を知るには「怒らないですむ子育て」の方がむしろよいかも。

日本も英国のように、青少年の行動について学術的調査(オクスフォード大学)と政策決定がリンクしていればずっとよいのに。教育や子育てのことになると、どうしても「子ども」「子育て」を知らない人が机上の空論を述べている感が強すぎる。 http://bit.ly/1FA2nez

例えば同じコーランに基づいていても、穏健派イスラム教徒の人たちとISは全く違った人たちだ。私たちが目を向けるのは、なぜその違いが生じたのか、ということであって、コーランそのものの内容ではないはず。

「教育勅語」の再登板などには、二つの可能性がある。一つは政治的なもの。もう一つは、子育てについての不安。少なくとも後者は対処可能だし、データも経験もたくさんある。子どもの現実と関わっている人間から、もっと情報を得てほしい。私も著書などを通して、できるだけ発信しているつもり。

ちょっと言葉足らずだった。確かに私は思春期の患者さんを多く診ているし、子育てを通して多くの子どもを知っている。「今時の子」を知っている人たちが増えてほしいとも思う。でも、親を思う気持ちは、欠点のある親に対する自分の複雑な気持ちを振り返ることで実感可能なのでは。

親もできるだけのことをやるしかできない。それがそのまま子どもに伝われば意味があるのだと思う。完璧な親を目指す必要はない。「もっとうまくやりたいけど、うまくいかなくて」ということを率直に子どもと共有できる時間でもあれば。子どもを変な完璧主義から救い出すと思う。

SNSも、子どもや若者は見ている。相手が誰であろうと無礼なツイートはリツイートしないとか、攻撃的なエネルギーを持つものはリツイートしないとか、決めつけはリツイートしないとか、そういうのも「SNSリテラシー」の一部かもしれない。

「親が何を言ったか」ではなく「親が何をしたか」を見て子どもは育つ、というのは本当にそうだと思う(子どもに対して愛情あふれる言葉を言うのも「親が何をしたか」の一つ)。子どもに道徳教育を押しつける前に、まずは大人が自分の心の姿勢に責任を持つ、ということが肝要だと思うが。


4月6日(木)
なぜ「テロ」が起こるのかを検証することもなく、単に「テロ防止」という名をつければ何でも許される、というのは、民主主義や、学術活動の否定のように思う。

アレン・フランセス。つい最近彼のツイッターを知ってフォロー開始。私の恩師大野裕先生の恩師。常に励ましてくれるし私の話に大笑いしてくれる。とても常識的で温かい人。DSM-IVの責任者。精神科の過剰診断に警鐘を鳴らす貴重な人。「正常を救え」は好著。 @AllenFrancesMD


4月7日(金)
勘違いした人がいるみたいだけれど、私とムスリムの交流は、あくまでも彼らが居住する現地においての話。自分の土地で自分の宗教に従ってとても穏やかに暮らしているムスリムの人たちはたくさんいる。平凡で幸せな家庭生活を守りたいという点では、明らかに私たちと類似性が多く、ISとは違う。

トルコ滞在時、リビア経由でチュニジアに行こうと計画したけれども、リビアの領事館で「ビザの値段などは、明日くれば教えよう」などあまりに不透明なことを言われてやめた。結局モロッコでクスクスは食べたけれど。パキスタン領事館では夫婦別姓を認められずビザが取得できなかった。 https://goo.gl/6RH5Rq


4月12日(水)
【ラジオ出演】J-WAVE『JAM THE WORLD』に水島広子が出演します!
日時:4月18日(火)20:00~22:00
【テーマ】
「コミュ障」って何?
上手にできるコミュニケーションを取るコツとは?
詳しくはこちら→http://hirokom.org/blog/?p=844 http://pic.twitter.com/q2bS5NEj5z

【新刊】amazonで予約受付が始まりました!!
『それでいい。:自分を認めてラクになる対人関係入門』
http://amzn.to/2nYOwN3
“ネガティブ思考クイーン”の漫画家・細川貂々が、
精神科医で「対人関係療法」の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の成長物語”


4月13日(木)
「Kiite! 4・5月号」(71頁)に「学びたい私。夫をどう説得したらいいのか分からない」読者からのご質問に対する水島広子の記事「こころの応援団 第16回 」が掲載されています。全国の郵便局で5月22日までお買い求めいただけます。(ゆ) http://pic.twitter.com/xSJDiYGfFL


4月14日(金)
ありがとうございます。嬉しいです。ちなみに、現在、光文社知恵の森文庫の『「他人の目」が気になる人へ』として改訂版(文庫)が出版されていますので、ご関心を持たれた方はそちらをお読みいただくと、価格も安いですし、よりアップデートされております。 https://goo.gl/zxRAkj

自民党で出馬したいけれどもすでに選挙区に候補者がいて…という人が存在したのは事実ですが、中核となる人たちが、リベラルな勢力を作ろうと、不断の努力をしていたことも事実なのです。本当に、皆さん、一度政治家経験をされてみたらよいのに、と思います。 https://goo.gl/dKGt58

わくわくは今後も可能だと思いますよ。リベラルに焦点を当てれば。ただ、「政権交代」に集中しすぎた結果、歪んだ小選挙区制が生まれ、本来一緒にやっていけない人たちが一緒になった。北欧のように、それは連立政権でバランスをとっていけばよいものだと私は思っています。 https://goo.gl/Gaei5K

おっしゃるとおり、きちんとしたリベラル勢力を作ることにわくわくしていました。同時に、「政権交代」にこだわりすぎているとも感じていました。今も私はリベラルです。しかし、リベラルとか保守とかの言葉が、本来の定義を逸脱して使われている今、別のアプローチを試しています。https://goo.gl/1pnwAc

私は今年からは完全に、党派性のあるツイートをやめた。そもそも民進党とは何の関係もないし。心配なのは、立憲主義と民主主義が侵されることだけ。システムについての問題しか指摘しない方針なので、民進党への悪口を私に言っても無駄ですよ。


4月24日(日)

これは嬉しいご報告です。ありがとうございます。(それにしても、いつまでたっても「スルー力」が「するーか」に見えてしまう私です…「スルーりょく」なのですが) https://goo.gl/eYCjSO

寺町東子@teramachi_toko

1年前の記事が全く古びてない。/なぜ、「親の責任」を指摘する男たちは愛人・隠し子を作るのか?https://goo.gl/fFHTsj # @HuffPostJapanより

講談社 withオフィシャルサイト | 水島広子先生が指南! 女子同士のコミュニケーション、複雑でこじれやすい理由って!? http://withonline.jp/lifestyle/5554


4月25日(火)

資本主義と民主主義を同一視することが、多くの問題を見えにくくしていると思う。

5月に刊行する「運」の本で、ポジティブ思考の暴力性について触れましたが、結構暴力だなって思うんです。 https://goo.gl/ylAZKn


4月26日(水)

実は。今日のシニア向け取材でも、貂々さんとの共著については結構触れたんです。ネガティブをそのまま受け入れることによって、結果としてポジティブ(わざとらしい、まぶしいのではないですよ)にすらなる、ということを。ありがとうございます。

小学館の「DAKKO」@n_dakkoに水島広子のインタビュー記事が掲載されました。
『ママのイライラは手放せます!「怒らないですむ子育て」のコツ伝授』
https://goo.gl/e8jjQm
書籍の購入はコチラ→http://amzn.to/2p32Jg1 https://goo.gl/0sQoGY

母が料理を教えてくれなかったので、外で食べたおいしいものを、自分なりに再現するんです。青椒肉絲も含めて(レシピなしに、味覚便りに)。子どもたちもそんなだめな私のことはわかってくれているのですが、「病気のときはかか(私)のおじやが食べたい」と言ってくれます。

今日は診療後、シニア向け雑誌の取材。「歳をとることは失うことばかりでなく得ること」という趣旨で、いろいろ話していたら、私も歳をとることに前向きになってきました。

なんか本の宣伝になってしまいますが(図書館で借りていただいても本当によいのですよ)、5月刊行予定の「運」の本にそういうことを書いたのと、今まさに、原稿段階ですが、女性、加齢、恋愛市場、などに関連した本を書いています! お役に立つとよいです。


4月29日(土)
「怒らないですむ子育て」にも書いたけれど、私は子どもを叩いたことがない(怒ったこともない)。緊急事態のときの特効薬は「くすぐり」だった。危機回避もできるし、みんな笑ってしまうし、とてもお勧め。 http://amzn.to/2qhrMdP

ちなみに私自身はものすごく叩かれて育った。そのことを知っている我が子からは、「かわいそうだね。自分は叩かれたのに、子どもは叩かないんだから、一番損しているよね」と同情されている。損?と言えば損だが、我が子を叩かないですむ、というのは幸せだと思っている。

大野先生、ありがとうございます。何歳になっても、恩師からの激励は嬉しいです! https://goo.gl/kMZe6q

水島広子の『ダイエット依存症』電子版の予約販売が始まっています(5/12配信)。
amazon kindle版http://amzn.to/2qhOLVZ
Apple iBooks版https://goo.gl/yoWCAV  https://pic.twitter.com/8dkzLCebRP

水島広子先生が教える「女子同士のコミュニケーション、複雑でこじれやすい理由」 [with](講談社 http://JOSEISHI.NET) – Yahoo!ニュース

https://goo.gl/lWQvPf @YahooNewsTopics

大野先生は私の本当の恩師。「精神分析は嫌いなんですけど」と言ったときに「そういう若い人材がほしいね」と言ってくさたった。また、漢方も同時に勉強していた私に「精神科医は、浅く広くがいいんだよ。僕の研究室に入るからと言って、やめるのはもったいないな」と言ってくれた。


4月30日(日)
ソラ@SoraBluespice

今日は対人関係療法研究会実践応用編だった。今日もとても学びを深めた。参加者の方数人に声をかけられ、嬉しかった。勉強の場でさえあたたかく、困った時に相談できたり学べたりと自然にできる環境を嬉しく思う。IPT治療者の方々は謙虚で明るくあたたかい。対人関係療法がますます好きになる。

そう言えば、以前の対人関係療法研究会のアンケートで、「こんなに家庭的な雰囲気の勉強会は初めてでびっくりした」というのがありました。

AHにしろ、対人関係療法にしろ、私がワークショップをアットホームな雰囲気にしたいのは、私がそういう場が好きなだけでなく、その温かさを皆さんの臨床や私生活に持って行っていただきたいから。「親の会」でも、「知識よりも、この温かい雰囲気を持って帰ってください」とお願いしている。

研究会は、おいしいお菓子、コーヒー、無農薬紅茶、オーガニック緑茶は常備。AHはオーガニックハーブティーも。参加者が持ってきてくれる各地の名産もあります。もちろん内容も負けていないけれども、どうぞお気軽に。雰囲気はとても温かいです。

2017年2月のツイートより(抜粋)

2017年2月のツイートより(抜粋)

2017年2月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2月3日(金)
珍しく2冊の本を同時に書いている。もちろん、まもなくどちらかに集中することになるが。それにしても、私はコンスタントに仕事していても、それぞれの版元の事情で、短期間にまとめて複数の本が刊行されると読者の方を混乱させるかな。せめて「運」の本、早くならないかな。

トランプ政権が誕生してから、自分の心がかなり「助けを求めている」状態にあるのは自覚しているが、そんなときだからこそ自分にできるのは、本の原稿はもちろん、診療、講演、ツイッターなど、人と接する機会にできるだけ温かいエネルギーを込めることだな。

あとは、伝達したい情報も、できるだけ「怖れ」で修飾されていないものを選ぶようにしている(かなり数が減ってしまうが)。

19歳のときに3週間ホームステイしたカナダの家族が今日の夕方から来日したので接待中。うちには泊まってもらうスペースがないので、自宅裏の宿泊施設に泊まってもらっている。接待要員の子どもたちが二人とも受験中なので一人で頑張り中。

一家の柱だったホストマザーが秋に急死したこともあり、いつも以上に心を込めたい。ほぼ30年続いている交流。ホームステイした当時まだ5歳で私が毎日パジャマのボタンを留めてあげていつも手をつないでいた男の子が今では30代の立派な男性。数年に一度会うだけだが、家族。

ホストファーザーは本当に優しい男性で、カナダのスーパーで荷物を持ってくれたときに私がお礼を言ったら「ヒロコ、これくらいは男性に頼む権利が当然あるんだよ」と温かく言ってくれた。いつもいつも私の味方で、妻を急に失ったときもいち早く連絡してくれて寂しい胸の内を打ち明けてくれた。

たった3週間のホームステイだったが、私は今でもカナダの国歌が歌えるくらい、カナダが好きだ。国際対人関係療法学会の理事長は米国人、副理事長はカナダ人。副理事長は、「カナダ人は米国人よりも謙虚だから日本人の気持ちもわかる」と言ってくれる。

ホストファミリーは、私の帰国後あまりにも寂しかったので、日本人のホームステイの受け入れを習慣化した。日本のあちこちに「子ども」がいる。娘はホームステイしていた日本人男性と結婚した。「偏見」という言葉がほど遠い、本当に温かい人たちだ。私の人生の中にいてくれてありがとう。

3月にNHKの「あさイチ」に出演することになりそう。テレビはいろいろと面倒なのだが、元気にやっていますという姿を見せるチャンスではある。詳細が決まったらお知らせします。私は頑固なのでつぶれるかもしれませんが。(今までも結構つぶしてきました)
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2月4日(土)
私が人への関わり方を考える上で、精神科医としての知識を活用していることは事実だ。それは自分の第二の天性みたいなものだからだ。そのことと、治療を求めてもいない人を「診断」することは違う。政治上生じた問題は政治で解決すべきだ。そして私にとっての「政治」はAHだ。

AH創始者ジェリーにスカイプした。トランプに対する私の姿勢を全面的に肯定してくれた。怖れに基づいて行動しないということを約束した。ジェリーは2月11日に92歳になる。彼の死を怖れてはいない。でも直接会話できることはとても貴重。人類に可能な120歳まで生きてほしいと頼んだ。

な、なんと、ホストファーザーがインシュリンを忘れたというので早朝から大騒ぎ。何とかなりますように。

インシュリンゲットしました。一安心。関係者のものわかりがよくてすごく助かりました。
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2月5日(日)
私は、自らの体験からも、政治の多くを「被害者意識」が動かしていると思っています。政治という場でやりとりしてもそこには届きません。敵・味方を作って攻撃し合うだけです。むしろ、「被害者意識」を含む「怖れ」に取り組む方が、よほど政治の質をよくするように思っています。

カナダ人を京都に送り出し、接待終了。カナダの政治の話もたくさんできて楽しかった。それにしても5歳で私がパジャマのボタンをとめてあげていた子(今は35歳くらい?)と政治の話ができるようになったとは。年はとってみるものですね。

選び直し。これこそ、AHの神髄ですよね。ちなみにカナダのAHコミュニティの名前は「Choose Again」。
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2月6日(月)
私にはスタッフが3人いますが、今日はそのうちの1人とじっくり話し合い、とても有意義でした。雇用関係も一つの人間関係。その質がよくなれば、自分の人生の質もよくなると思います。大きな企業でも、それが応用できればと思います。

患者さんは「もう、いい大人なんだから」という言葉から受けるプレッシャーに相当苦しんでいます(苦しんでいる自覚もないくらい)。でも私から見ると、本当に純粋で、よく頑張ってきたな、と思います。裸の魂。まさにその通りですね。AH的には、私たちの裸の魂は、温かいこころなんです。
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2月7日(火)
私は20代の頃かなり先鋭的で、医局内のジェンダー問題に相当取り組んでいた(それまでは女性研修医の仕事だったコーヒー作りを研修医全員の仕事にしたり)。言葉についてもうるさかった。そういう私を大野裕先生は「言葉にうるさい」と言わずに「言葉に詳しい」と言ってくれた。

私はもちろんトランプが嫌いだが、彼を「狂人」呼ばわりする精神科医とは同業とはとはとても思えない。トランプはただの「怖れのかたまり」。それを「怖れ」と見ずに、他者を攻撃しているだけ。「怒っている人は困っている人」。そし自己防衛が安全だと信じているおめでたい人。
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2月8日(水)
著書「対人関係療法でなおす 気分変調性障害」重版のお知らせをいただき嬉しい。この本は、アメリカ精神医学会をはじめとする専門性の高い文献を引用して書いたのだが、「今まで聞いていたのはわがまま病」というような反響をいただくのは悲しい。医者の不勉強に惑わされないでほしい。

気分変調性障害の人が、多くは思春期に発症し、どれほどのものを失うのか。症状としては大うつ病より軽いとしても、世界観、人間観を作る思春期に慢性のうつになることがどれほどのことか。そんなデータも知らずに「わがまま病」扱いするような専門家は絶対に信じないでくださいね。

気分変調性障害の人の半分は、薬に反応します。もちろん「考え方のクセ」がありますから、サポートは必要です。薬に反応しない人たちは、トラウマが背景にあるようだと、自分の臨床経験から思っています。

私などの言うことは信じられない、と思う方は、英語ですが、
Interpersonal Psychotherapy for Dysthymic Disorderを読んでください。私の兄貴分です。 http://amzn.to/2kSs5eH

そもそも患者さんを「わがまま」呼ばわりする治療者は何なのか。そう言えば治るとでも思っているのか。「わがまま」に見えることの背景を見極めることこそ専門家の仕事であって、それをしない人は能力がないとしか言いようがない。 能力のなさを、自己防衛しているだけだと思う。
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2月9日(木)
横入りですみません。怒っている人に優しくする必要は特にありません。全ては自分自身の心の平和のため。「やられた!」と思うよりも、「ああ、困っているんだ」と思う方が、自分がずっと平和でいられます。さらに余裕があれば、優しくしてあげるのももちろんOKですが。

自分に貼り付ける「わがまま」レッテルは、症状なのだと思いますよ。それを何とかするのが治療者の仕事であって。自分でできるのなら治療者なんていらないですよね。

学会の役などもやっている私の立場で言うのはどうかと思うけれど、裁判の証人として出廷した経験からは、「『専門家』は現実を知らない!」と思った。いじめ→トラウマ→違法行為の人にとって、裁判はいじめそのものだ。ちゃんと仕組みを作らなければ。

さらにしつこく横入り。「義憤」っていうのは、自分自身が困っているんだと私は思っています。「え?え?世の中でこんなことが許されていいの?」的な。

例えば双極性障害の躁状態で自己破産してしまう人。せめて初発くらいは(治療を受ける前くらいは)、何とかしてあげられる仕組みが作れないかな、と思う。一度治療に入れば、それを続けるのは本人の自覚と責任だとしても。

私が尊敬する北大教授遠藤乾さんの「欧州複合危機」が、今頃重版だなんて。ものすごく良書なのに。みんなそれほど欧州に興味がないのかな。でも今年の欧州は、日本にはねかえるくらいの問題が起こるような予感も。

私の「怒り」の本を読んでも満ち足りない人は、ぜひ、私が書いたトラウマの本を読んでください。トラウマの怒りは、通常の怒りとは桁違いなんです。図書館でいいです。販促の意図は全くありません。ただ、ああ、これはトラウマ症状なんだなと知っていただければ。全てが始まります。

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2月10日(金)
今日は診療の後、スタッフミーティングで、その後新年会。もちろん仕事度が高いほど緊張感は増すが、どの状況でも裏表なく信頼していられる関係は貴重だ。少人数であることと、AHを基盤とした関わりであることが大きいと思うが。
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2月11日(土)
なんと! 国際対人関係療法学会(ISIPT)で検索したら、本体の次に、ISIPT Japanが出てきた。感激。https://goo.gl/rpNkEW

ちなみにISIPTの次の理事長選が終わり、私が応援していたOguz Omayが当選した。彼はトルコのバックグラウンドを持ち、現在フランス在住。英語は堪能だが第一言語ではない。学会活動に熱心。人を包み込む好人物。国際学会の理事長にふさわしいと思う。もちろん仲良し。

日本でのIPTの学会化は、おそらく次世代の人の仕事になると思う。もちろん私の人脈を生かして手伝う。今の段階で学会化しても、私が望む学会にならないと思う(私が学会に求める水準はかなり高い)。研究会で専門家トレーニングを続け、保険適応もめざし、そのあたりで私の寿命かな。

今の私にできることは、国際学会ISIPTで得た情報を日本の皆さまに提供すること、理事として、英語が苦手な国(日本とか)にも情報がアップデートされる仕組みを作ること。これはだいたいできたので、今年は理事選に出ないことを考えています。

もう一度AHについて復習。「ぽかぽかとした温かさ」以外のものは全て「怖れ」。自己防衛、べき思考、被害者意識、等々。もちろん怖れている人が必要としているのは癒しだが、別に癒す必要もない。ただ、私たちが「怖れ」と見ることで自分の心の平和を守れれば大きな力になる。
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2月12日(日)
3月26日(日)に、1年に1回程度しか開催しないロールプレイ編対人関係療法研究会特別編を開催します。かなり人気ですが、まだ空席がありますので、1年待ちたくない方は是非。 https://goo.gl/Voh94O
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2月13日(月)
AHのファシリテーターのポストミーティング(ワークショップやグループの後のミーティング)でも、それが評価の場とならないように、「自分自身がその立場(ファシリテーター、スタッフ)において自分の心の平和の選択を実践できたか」だけに焦点を置くようにしている。
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2月14日(火)
映画The Reluctant Fundamentalistを観た。アメリカンドリームを体現していたパキスタン青年が9.11後の米国で非人道的な扱いを受け失望し帰国するが、米国と同列の「原理主義者」になることは拒む。ヴェネツィアやトロントの国際映画祭では上映されたらしいが。

うちの子どもは18歳(反抗期を終えた娘)と15歳(頑張って反抗している息子)ですが、反抗期であろうとなかろうと、本当に親を愛してくれているな、と感じます。娘は「攻撃型」反抗期だったので当時はきつかったですが、私にしか見せていなかった姿みたいなのも何となく嬉しくて。
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2月15日(水)

2/14を「女性が好きな男性にチョコレートをあげる日」と思っている人にとっては昨日は寂しい日だったかも。でも本来バレンタインデーの性質はそういうものではないし、私のように、小学生の頃から「チョコレート産業の陰謀に乗ってたまるか」と思っていた人間がいることも知っておいてほしい。

ツイッターは私にとっては信頼できる情報を得たり普段会えない人たちを近くに感じたりする至福の場だが、突然ものすごい攻撃(それも事実に基づかない)が来たりする。過去の経験からわかるが、人格攻撃して平和な気持ちに至ることはない。自分の発するエネルギーが自分の人生の質を決める。

昨日、敬愛する藤原帰一先生に何と言われるだろうかを気にしつつもThe Reluctant Fundamentalistを紹介したのは、それが小説に基づくものであれ一つ一つの「事情」を知ってほしかったから。著書にもよく書くが、それぞれの「事情」ほど大切なものはないと思っている。

多分、自分はこれでいいんだという無条件の温かい感覚を知っている人と、「他人よりも秀でないと自分には価値がないのだ」と思い込んで生きてきた人の違いがあるのでしょうね。前者の方が幸せであるのは間違いないですが、後者の方たちとも関わり続けたいと思います。まずは原稿を。

価値観のレベルならまだしも、私が今でも現職衆院議員だと思って攻撃してくる人は「???」と思いますよね。私も一応、誰かにコメントするときはその人のプロフィールを見ますし、誰かに会うときは、著作の一冊も読む。「保守」って、そういう人間尊重だと思っていましたけど。
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2月16日(木)
藤原先生、コメントありがとうございます! 先生の知的な言葉をいただくことで、漠然と感じられていた「よさ」が落ち着き自発的気づきも促されます。映画評論の神髄を感じさせていただいた気がします。勇気を出してみたら、贅沢な体験を得ることができて、よかったです!https://goo.gl/y0A8lF
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2月17日(金)
「普通」という言葉は人を救うことも追い詰めることも。対人関係療法はノーマライゼーションの治療なので「病気なのだから当然」「人間として普通」が基本姿勢。これは普通という名のもとに人を「べき」に追い込むのと違い、人間なのだから限界はあるよね、という優しい考え方だ。

私が研修中救急外来をローテートしていたとき、当時の助教授がECTについて「あんなの、壊れたテレビを蹴飛ばすのと同じだろ」と信じられなく非科学的・非人道的発言をしていて呆れました。そういう人はこれをどうせ読まないでしょうが、読んでいただきたいものです。 https://goo.gl/BUcErZ

電気けいれん療法(ECT)は、恐ろしく危険な治療法と思っておられる方も少なくないでしょうが、この治療がなければ人生の質が決して改善しなかった患者さんたちを多数知っています。決して「廃人化」のためのものではありません。「カッコーの巣の上で」の影響が強すぎるのかな。
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2月18日(土)
「心がボロボロがスーッとラクになる本」の増刷と韓国語翻訳の連絡をいただいた。タイトルで出版社と相当争った本だが、私の提案「心がボロボロになったときに読む本」の方がもっと売れたんじゃないかな、という気持ちは今でも。http://amzn.to/2m3791Z

選挙に当選するのも、本が売れるのも、実は簡単なのです。人の怖れを煽り、ありえないほど簡単な解決策を与えれば。ただ、そう言う手法に飛びつくかどうかが、人の生き方であり、社会に何をもたらしたいのかなのだと思います。節約体質なので助かります。

私にとってのヒーローは、厳寒の時期にスーツだけで街頭演説していた私に「そんな格好では寒いでしょう」と言ってくれた男性。「栃木では、政治家はコート着用を許されないようです」と答えた私に、「新しい政治を作りたいのならそういうところも変えていかなくちゃ」と。
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2月19日(日)
赤絨毯を踏むためには、どれほどの犠牲も払ってもらうよ、ということを味方陣営(労組、市議)から言われたこともある。なんか、目的意識が完全に違っていた。
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2月21日(火)
私は、性教育の充実により「早すぎる妊娠」や性感染症を防いでいくのがよいという立場。禁欲教育が罪悪感を前提としたものである以上、実際のデータも悲惨なのは当然。「望まれない妊娠」という言葉を使うべきではないのと同様、実際生まれる命と生育環境は何としても守りたい。
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2月24日(金)
大学病院、精神科病院、クリニック、保健所、企業等で働いてきたが、患者さんは常に私にとってVIPで、その中で私はadvocate(代弁者、権利擁護者)という言葉の意味を本当に理解できた。それは単なる権利の主張ではなく、自分が代弁する人が幸せに生きていける環境を作ること。
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2月25日(土)
もしやこれは「例の本」のことでしょうか??
実はこのたび、貂々さんとの共著を出版できることになったのです。6月頃の刊行予定です。詳細はまだお知らせできないのですが、とても素敵な企画です。読んでいただくのが楽しみ。共著が出版される事実は公開OKと言われたので早速。

今日の研究会でも話題になったが、「PTSDに対して対人関係療法は安全で有効な治療法である」ということがもっと日本でも知られればよいのだけれど。エビデンスはこちら。Markowitz JC, et al. Am J Psychiatry. 2015

今までジョディ・フォスターは政治と関わらずにきたけれども、さすがに「ここで何か言っておかないと人間として悔いが残る」という瞬間が来たのだろうな。私の政治参加も、後で我が子たちから「どうしてあのとき何もしなかったの?」と言われたくなかったから、というのが最大の動機だった。

トランスジェンダーの子が追い詰められて自殺すらするということはすでに知られた事実。ようやく「自分のトイレ」に行けるようになったのに、大統領が変わったらそれも取り消されるなんて。私から見ると、それはまるでB型の人にA型の血液の輸血を強要するみたいなものだ。
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2月27日(月)
私は「身体の性」と「アイデンティティとしての性」が一致しているし、同性愛傾向も全くない。この落ち着きを、LGBTの人たちにも同じように味わってほしい、と思うのは決して望みすぎではないと思う。人間として当たり前の権利だと思うから。

トランプ氏の「気に入らないメディア締め出し作戦」について。取材許可されたけれど辞退したタイム誌は立派だし、「締め出しを知っていたら参加しなかった」という声明を出したWSJも立派だと思う。便宜を与えられてもメディアの権利擁護のために発言できる会社は日本にあるのかな。

慢性PTSDに対する対人関係療法の有効性を示したNIMH研究のフォローアップは行っているのかと兄貴分Markowitzに質問したら、ちょうど論文投稿中とのことで「君は直観が優れているのか人の心を読めるのか、どちらかに違いない」と言われた。論文原稿をこっそり見せてくれた。
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2月28日(火)
ようやく「運」の本のゲラが上がってきました。これから校正作業に入ります。今日は、後日出演するテレビ番組のためのロケだったのですが、例によってすっぴんの顔にカメラがアップで寄ってきてかなり恐怖でした。

2017年1月のツイートより(抜粋)

2017年1月のツイートより(抜粋)

2017年1月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


1月1日(日)

おお、年が明けていました。あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。私にとっては6年周期が始まる特別な年です。今まで以上に皆さまのお役に立てますよう、本当に祈っております。

個人的な関わりのある人にはよく言うのですが、私は決して「他人の役に立ってこそ自分の価値がある」と思う人間ではありません。ただ、自分がやりたいこと、自分にとって気持ちがよいことをやっているだけです。


1月2日(月)

とりあえずここまでに自宅に届いた分の年賀状の整理が終わった。年賀状は数も多いし手がかかるが、「年賀状だけはやりとりする関係」というのが案外好きな距離感なので、やめられない。

自分が製薬会社から特別な便宜を提供されていないこと、精神療法を推進する立場なのでむしろ煙たがられていることを含めて敢えて言うが、効果的な薬物療法は本当に効果的だ。どうしようもない精神科医やどうしようもない製薬会社のために、その恩恵を拒絶するのは明らかに損失だ。

愚痴ついでに。無能な精神科医にかかって、病気もよくならなければ、自分の本来の力を見いだせないのも当たり前。それをくれぐれも自分の努力不足とか、自分側の責任とか、思わないでください。

前も言ったような気がしますが、受診する度に、自己肯定感が下がるような治療者(医者に限らず、メンタルヘルスの専門家と称する人たち)からは離れてほしいです。

先日、AH創始者のジェリージャンポルスキーが、親や教師としての子どもとの関わりについて、とてもよいことを言っていた。「子どもとやりとりする際には、やり取りする前よりも子どもの自己肯定感が高まっているような、そんなやりとりをしてほしい」と。

ジェリーは私と電話をする度に、「もっと電話してくれなきゃだめだよ。もっとお互いの近況報告をしなくちゃ。電話の頻度が低すぎるよ」と、田舎のおじいさんみたいなことを常に言うのだが、それは私の自己肯定感を高めるコメントなんだな、と改めて気づいた。


1月6日(金)
「運」について書いた本は、これから編集作業に入りますが、5月に刊行してもらえる予定のようです。他にも、今年は昨年よりも出版仕事を頑張るつもりです。


1月7日(土)
今日はAHの実践ワークショップ(対人援助に焦点を当てたもの)だった。その中で出た話題。一般に「傾聴」と言われているものは、形こそ似ているが、AH的な聴き方とは正反対なのでは。「相手を助けてあげたい」という気持ちが先立つのだとしたら、確かに正反対なのだと思う。

今日つくづく痛感したが、私は精神科の患者さんを侮辱するような人とは信頼関係を持てない。未知のものには怖れを抱きがちだし、それが偏見という形をとるのはわかる。でも自分が偏見を持っていると認め、知識を増やすことで改善したいという意識すら持っていない人は、対象外。

ちなみに先ほどのツイートは、今日のAHの場で感じたことではありません。今日のAHはとても温かく豊かで参加者皆さまとのつながりを感じる場でした。

私は完璧とは程遠い親だ。でも、親としてどうしよう、と迷ったときには「もしも私が明日事故で死んだとして、どういう親だったと覚えていてほしいか」を考える。親の記憶を子どもはずっと抱えていく。父を失ってもうじき9年になるが、父からの愛を感じる記憶は肥やしになっている。


1月9日(月)

恒例の穂高養生園AH宿泊ワークショップ、今年も行きます! 大自然の中、おいしいマクロビ料理をいただき、AHを堪能できる、贅沢な企画です。ぜひ現地でお会いしましょう! https://goo.gl/SMmfPP

人の被害者意識を刺激して勢力を伸ばすのがポピュリズム、被害者意識を癒やす方向のものがリベラリズムのように思う。保守の反対語は革新であって、従来の保守にはリベラルな要素もあった。

四日市でも初めてのAH入門ワークショップが開催されます! https://goo.gl/Dt62NV

豊田市でのAH入門ワークショップです! https://goo.gl/9Wqmf9


1月11日(水)
性的虐待を受けた男性のための安全なグループは案外少ないのですが、AH護国寺では、3の倍数の月に、「未成年の頃に性的虐待を受けたと思う男性のためのAHグループ」を開催しています。男性のみのグループです。詳しくは http://www.ah-japan.com

早朝は、国際対人関係療法学会の電話理事会だった。「認定」は長年の懸案だが、詰めていこうとすると、熟練した臨床感覚でしかわからない「よい対人関係療法」をどう定義づけるか、という難題にぶつかる。認定の議論に参加しつつ、足下の日本で少しでもよい対人関係療法家を育てたい。

それにしてもまあ。「母国語としての英語と、国際語としての英語を区別して責任を持ってください」と頼んでいるのに、相変わらず母国語としての英語しか話さない、私以外の理事達。私はかろうじてついて行っているけど、ときには「ついていけません!」とか言った方がいいのかな。


1月12日(木)

オバマ氏には、大統領退任後にも、命ある限り活躍してほしい。もちろん、命がなくなった後にも、永遠に人の記憶に残る存在であるのは間違いないが。

対人関係療法研究会の、実践入門編ワークショップ、2月26日(日)に行います。有資格者向けです。入門編は年3回程度の開催です。まだ残席がございますので、この機会にどうぞ。詳細は https://goo.gl/BEzoWB

先日のAHワークショップで出た話題。問題を見ないようにすれば、心を平らにすることはできる、と。でもそれはAH的に言えば「分断の姿勢」。心が平らになっても、幸せ感はない。AHで言う「心の平和」とは、幸せ感をもたらすもの。

刊行時期はまだ未定だが、モラルハラスメントの本を書くことになった。「モラルハラスメントはとんでもない」ということは今や多くの人が共有している感覚だろうが、癒やしにつなげるのが私の仕事だと思っている。

それぞれの「幸せ」を追求するからもめ事が起こる、というのは絶対に違うと思う。「幸せ」をお金のレベルなどで考えればそうかもしれない。でも人間にとって真に幸せなことは、自分の本質である温かさに帰って、その中でのびのびと生きることだと思う。私とAH仲間が共有していること。

ちなみに、「運」の本(5月刊行予定)にお金についても書いた。経済レベルが一定水準以下の世帯に虐待が起こりやすいのは事実で、それは行政がきちんと経済保証すべきこと。それ以上の世帯では、お金をどうとらえるか、ということが、幸せ度を決めるのだなと思う。


1月15日(日)

個人名をあげて評価を下すことは、ポジティブな評価であっても、その人によって傷つけられた他人の内心に踏み込み傷つけうる、ということは常に意識した方がよいと思う(時には評価された本人さえも傷つく)。他人の存在を受け入れることとポジティブな評価を下すことは似て非なるもの。


1月16日(月)
AHの原則12のextend loveを「愛をさしのべる」としたのは私の誤訳だったとつくづく思う。AHで言う「愛」は、自分がぽかぽかしているという以上のものではない。自分がぽかぽかしていれば自然と周りもぽかぽかする。周りを温めようとすると正反対にもなりうる。

私は友達づきあいをまめにするタイプではないが、「相談できる人がいる」ことの心強さは痛感している。自由を重んじる私は滅多に人に相談しないし、活動が様々なので領域によって相談相手を選ぶが、それでも「いつでも相談できる」という感覚は間違いなく私の自己肯定感を支えている。


1月17日(火)

生活保護バッシングほど、人の被害者意識を反映したものはないと思う。「自分はこんなに苦労しているのに、税金で楽して生活している人たち」という考え。一例一例にどんな事情があるか知っても、同じことを言えるとは思えないのだが。


1月18日(水)
先ほど「一例一例にどんな事情があるか知っても、同じことを言えるとは思えない」と書いたのは、事情を知ればわかってくれるはず、という信頼を伝えたかったから。とても暴力的なツイートを目にするが、その批判対象になっている人の個別の事情や生活を知ったら、全く違うのではないか。

相談できない、人間関係に恵まれていない、という人については、5月刊行予定の「運」の本に、書いてみました。

だって、「人間関係は大切」と言われても、それを持っていないと思う人にとっては、拷問みたいなものですものね。


1月20日(金)
今日の唯一の目標を、「心の平和の選択」とする、と決意。あらゆる形の怖れにとらわれる度に手放す意識を持とう。


1月21日(土)

トランプ政権が始まる。問題はたくさん起こると思う。それらに、いかに「怖れ」を載せずに意見できるか。何が問題であるかを淡々と述べ、トランプ氏への嫌悪という形の「怖れ」を載せずにいられれば、世界はずいぶん変わると思う。

自分はどう思われているのだろうか?とか、自分はどう評価されただろうか?とか、そういう懸念からは一切解放されます。 もちろん人間ですから、ちょっとは気になりますが、すぐに「いやいや、私の人生の唯一の目標は、自分自身の『心の平和』だった」と(後略:「運」の本より)

「運」の本のデータレベルの編集作業が終わった。あとは本全体のつくりも含めて、少しでも人の役に立つものになりますように。しかし、「運」というのは、改めて考えるとおもしろいものだな。

「無防備は力」の一つの例。先日取材を受けていたときに言ったのだが、自己肯定感が低い人ほど、完璧でいようとする傾向がある。自分の弱点や失敗を、「弱点や失敗として」さらけ出せる人は、強いと思う。そしてそうすることによって、人はもっと強くなると思う。

私が好きなAHカードの一つ、「無防備の中に安全がある」。「攻撃的な世界に対して防衛的な反応をしてもうまくいきません。なぜなら、それは自分自身が弱く傷つきやすいという感覚を増すからです。防衛的になれば自分は守られると信じているのは、怖れている人だけです」


1月22日(日)

3月に「劣等感を考えるAHワークショップ」を開く旨のお知らせをしたら即日満席になった。それほどニーズのあるテーマなんだな、と改めて実感。これもいずれ本になりますので、関心のある方はお楽しみに。まずは実りの多いワークショップになりますように。

本当に癒しを必要としているのは、自らの劣等感を「劣等感」と自覚して悩んだりするのではなく、それを人にぶつけている人なのだろうけれど。

「クリントン氏をとりまく利権があまりにもひどすぎたから」という理由でトランプ大統領を支持している人に対して、「一人一人の当たり前の人権、生活、そして政治の品性が脅かされるのが心配だ」という話をしても、何となくシャットダウンされてしまうのは悲しい。


1月23日(月)

各現場の人たちが一生懸命やってきて、それでも限界があるから法制化が必要、という話ならわかる。でもそういう努力の積み重ねのないところに「法律さえできれば解決する」と考える人は、一度、永田町の現場を体験してみてほしい。考慮すべきことは決してシンプルではないのだ。


1月25日(水)
「形」と「心の姿勢」を分けて考えるととてもわかりやすい。「どうしたらよいのか」を考える前に、「自分はこの状況をどう受け止めたいのか(心の平和を大切にしたいのか)」を考え、それに基づいてふるまうと、自分の温かさが守られるし、往々にして効果的な行動もとれる。

3月26日に、対人関係療法研究会の特別編(要望の強いロールプレイ編)を1年ぶりに行います。2月26日の実践入門編には珍しくまだ空席があります。入門編に参加していただくことが、特別編参加の要件になりますのでご留意ください。http://www.ipt-japan.org


1月26日(木)

今日打ち合わせた本の企画は、うまく書ければ多くの希望をもたらすことになると思います。「自分が女性に生まれたことを幸せに思いつつ、女らしさに縛られない生き方」。女らしさの押しつけが嫌だからと言って、女であることまで捨てる必要はない、と書ける能力が私にありますように。

今日初めて、女性に対して「産業廃棄物」というむごい言葉が使われているのを知った。一定年齢を過ぎた女性に対して。おそらく、子どもを生まなかった女性に対して使われることもあるのだろう。あまりにもショック。


1月28日(土)
今日は静岡で、福祉職・介護職の方を対象に、「ケアする側をケアするための怒りの扱い方」を講演。会場いっぱいの方たちが熱心に聴いてくださって、明るく温かく、とてもよい時間でした。

信頼できる学術論文等を引用して書いた一般向けの病気についての本が「今まで医者から言われてきたことと違う」という反応を生むのはよくある(多くが前進につながる)。でも本を売りたいがための扇動家呼ばわりされると、それほど「専門家」の不勉強に振り回されてきた人が気の毒になる。


1月29日(日)

大野先生からいただきました。認知行動療法については、「?」と思う本が多い中、大野先生自らが自費制作で責任を持って作られた本書は信頼できるありがたい本です。多くの方が手に取られますよう。認知行動療法が正しい形で普及しますように。 https://goo.gl/HdlHx7

信頼できる学術論文等を引用して書いた一般向けの病気についての本が「今まで医者から言われてきたことと違う」という反応を生むのはよくある(多くが前進につながる)。でも本を売りたいがための扇動家呼ばわりされると、それほど「専門家」の不勉強に振り回されてきた人が気の毒になる。

今年もWINWINの会費を払う。女性の政治進出の経済的ハードルを軽減するための団体。私自身、総選挙において史上初めて推薦された4人の候補者の一人で、当時総決起集会直後でポスターを貼るお金もなかったところを救われた。女性政治家についてはとにかくまずは質より量。

最近国内外を見渡したときに「有力」な女性政治家は、(どういうわけかハイヒールを好むことも共通するが)「女子ども」の人権を守らないタイプの政策を推進しているように感じる。やはり「名誉男性」に過ぎないのだろうか。しっかりと「女子ども」の人権を守ってくれる政治家に期待。

ツイッターの限られた文字数を、温かいエネルギーで書くのか、怖れをあおるエネルギーで書くのか(しばしばぶつけられてくる被害者意識も含めて)によって、世界を変えていくことができる、ということに一人でも多くの人が気づきますように。

大義のために一人が切り捨てられるという考えには昔から反対だ。WINWINの推薦が難しくなったとき、元文部相の赤松良子さんに「官僚的なマクロの視野で一人のやる気を挫いてどうする」と反論した。幸い受け入れてもらえ推薦してもらえた。社会は一人一人の積み重ねだ。

 

2016年12月のツイートより(抜粋)

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年12月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


12月1日(木)

汗をかいて細かい詰めを行いつつ、ことさらに自分の手柄にすることもなかった良心的な議員は、その多くが国会からいなくなってしまった。多くが落選によって。国会議員として良心的で緻密な活動ができることと、選挙における評価は、恐ろしく次元の違うところにあるということだろう。

国会は賛否だけの場ではなく、どこまで細かく詰めて担保をとるか(もちろんできれば法案修正だが)、という役割も大きい。そういうタイプの議員が激減していること、数の力で拙速に法案がどんどん成立していくことは、どうみてもまずい。

ギャンブル依存症との関係もよく考えなければいけない。拙速はやめてほしい。 https://twitter.com/hosakanobuto/status/804289364423389184…


12月7日(水)

「運」についての本を書き始めました。私が書く本ですから、もちろん「宝くじの狙い方」ではありません。「運」について考えていたら、いろいろなことがわかってきて、自分の人生も好転しそうです。来年には活字で読んでいただける予定です。


12月9日(金)

摂食障害をお持ちの方の親御さん向けワークショップを4月17日(月)に開催します。だいたい年1回、12名定員の企画です。午前は摂食障害に関する学習、午後はAH体験になります。詳しくは http://hirokom.org/blog/?p=380


12月10日(土)

手術が下手な外科医に、命がかかった手術を任せる人はまずいないだろう。だからと言って、「外科医なんて、誰も信用できない」となるのは極論だし、結局自分の寿命を縮める。そして優秀な外科医は常に勉強している。それと同じ考えを政治に適用できないのは、なぜなのだろう。


12月11日(日)

私は自分がいた頃の民主党が好きだった。一緒に仕事ができて幸せだと思える先輩・同僚議員たちがいた。だから「民主党も民進党も」という言われ方は悲しい。完璧な政党などはできず、でもよりよい姿を目指して努力するものだ。そういう意味では当時の民主党は合格点だったと思う。


12月13日(火)

何年も前、比較的有名な作家と会ったとき「君はなぜそんなにセルフ・イメージが低いのかな」「勝ち組の君が、どうして負け組に支持されているのかな」と突然聞かれて、自分の価値観とのあまりの乖離にびっくりした。また、これくらいの決めつけ力がないと売れないのかなとも思った。

私は甥が大好きなのだが、それは相性がよいからだけでなく、甥との関係には「かわいがりたいけれども、子離れしなくちゃ」という葛藤がないのもその一因かな、と突如気づいた。我が子に対してはどうしても、年相応に、本人のスペースを持たせなければ、と抑制するので。


12月14日(水)

世の中において重要なことはとてもシンプルなので、本によって切り口を変えても、結局同じようなところに行き着くものだ。それなのに新しい本を読んでいただく価値があるのかな、とやや不安になったが、逆に同じようなところに行き着かなかったら価値観クライシスが起こりそうだ。


12月18日(日)

今日はAHファシリテーター・トレーニング2日目。

AH創始者のジェリー・ジャンポルスキー。今何歳になったんだっけ?と尋ねたら、今度の2月に ”I will be 92 years young.” 年齢を言うときにyears oldではなくyears youngというのは初めて聞いた。さすが。

AHのファシリテーター・トレーニングは、精神科医の教育よりも難しい。トレーナーとしての「自分の心の平和」と、AHグループのクオリティ・コントロールは、簡単に両立できることではない。日本での10年間の経験からは、必要なのは各ファシリテーターの「AHへの信頼」と「時間」か。

例えば、今全国各地で入門ワークショップをしてくれているともこさんは、健康雑誌でAHを知って参加するようになった方。ただただAHが大好きで、グループに参加し続け、ボランティアも意欲的にするようになった。もともと「AHで世の中を救いたい!」などという野心は持っていなかった、はず。


12月19日(月)

よく人に話すことだが、「怖れを煽る」タイトルの本の方が断然売れる。私もそういうタイトルを提案されたことは度々。でも、自分から「怖れ」のエネルギーを発しないと決めている私は、本が売れなくなるだろうなと思いつつも、タイトルにはこだわる。

「暴力は許さない」という「形」と、「癒やし」という「心の姿勢」は、両立してこそ、最大の効果が上がると思う。「形」と「心の姿勢」の混同から、様々な問題が起こってくる。

執筆に関して、類書読みをして「怖れ」のエネルギーに触れてぐったりした。さらに、「学者」が書いた本なのに、言葉の定義もグチャグチャで、完全にノックアウト。どうしてこんな本が出版されたり売れたりするのか。売れなくても出版は続けていこうと改めて決意。救いは必要だ。

DVなどのケースを見ても、そこに見つけるのは男性側の「怖れ」。でも、「男だから」と、怖れに向き合うことを怖れ力で支配しようとするところに、悲劇が生まれる。両性に癒やしをもたらすAH、多くの人に伝わっていきますように。それが「AH」という名前を伴わなくても。

この週末のAHファシリテーター・トレーニングの参加者も10名中5名が男性だった。年々男性のAH参加率が高まっていると思う。AHが好きな人、つまり自分の怖れを怖れとして認められる男性は、とても優しくて頼りになる。つまり本当に強い男性ということだ。


12月23日(金)

元参議院議員の黒岩秩子さんから、年賀欠礼のご挨拶と共に、ご子息の揺光さんが書かれた文章を送っていただいた。ブログになっているので皆さんにも読んでいただきたくご紹介します。
http://www.huffingtonpost.jp/yoko-kuroiwa/ask-for-help-friend_b_13592656.html…

日本うつ病学会理事会に出席してきた。今年から監事を拝命したため。もともと学術性・社会貢献性ともにレベルの高い学会だが、それを凝縮した感じの理事会。なお、名称は「うつ病学会」だが、双極性障害を含め気分障害全体を扱っている。

日本うつ病学会の社会貢献度の一端は、ウェブサイト http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/index.html から見ていただける。薬物療法を続けなければならない、でも車の運転をしなければ生活が成り立たない人。そんな人の立場に立って、添付文書改訂に関する声明を出したのも最近。

精神科医にも「愛」系と「怖れ」系がいる。科学性の高い研究をして、謙虚でいる人は「愛」の人だと思う。一方、いろいろ理屈をつけて地位にこだわる人は「怖れ」系。うつ病学会のよいところは、中心人物が「愛」の人達ばかりというところ。だからメンツも何もなく、会議も順調。


12月25日(日)

今日は専門家向け対人関係療法の実践応用編(症例検討)でした。クリスマスの日曜日にもかかわらず缶詰で熱心に勉強された皆さまに敬意。対人関係療法の治療者がちゃんと育ってきている、と感じられた有意義な一日でした。

時々、「毎日患者さんの悩みばかり聞いていて、どうして元気でいられるんですか?」という質問を受けるけれども、そういう質問が私にはびっくり。「病気になるまで頑張ったなんて、強い人だな」と思って患者さんを見ているし、幸い対人関係療法や効果的な薬物療法も知っているし。


12月26日(月)

栃木で知ったことを大きく二つ挙げるとすれば、「地域のありがたさ」と「女性のありがたさ」。衆院選出馬目的で栃木に行ったという特殊性は確かにあるが、それらを効率よく受け取ることができたのは幸せだった。おかげで我が子も地域を大切にしている。

今の住まいに落ち着く前に偵察に行った娘は、「言っとくけどね、ここは訛りのない栃木だよ」と。地域の結びつきは強くありがたい。今日も出がけに近所の人と少し話をして、「行ってらっしゃい」と送り出されて、快感だった。しばらく留守をするときも近所の人に言っておけば大丈夫。

私の地元・麻布十番は、保守的であると同時に多様性を受け入れる街である。商店街がしっかり子どもを守っている。「十番祭り」は有名だが、それ以外にもしょっちゅうお祭りがあって、法被姿で頑張っている人の脇には、上半身裸で日光浴をしている外国人がいる。それが当たり前の日常。


12月27日(火)

スタッフの尽力のおかげで、ウェブサイトのサーバ移行作業が終わりました。通常通り、info@hirokom.orgでメール受信できます。ただし、まだ送信の設定がうまくいかないので、お返事が遅れます。ウェブサイトもご覧いただける状態になっています。

どういう時代になるかわからない今だからこそ、真に普遍的な価値のために生きていきたい。その価値のために日々暮らすことが幸せをもたらすもの。その価値のために生きたと思う人生に満足できるもの。私にとってその「価値」は、「心の平和」だ。ぶれはない。

もちろん人の役に立ちたいし社会貢献しているつもり。でもそれは私の「心の平和」を土台に、専門知識や経験が可能としてくれていること。土台がなければ、同じだけのものを持っていても、人の役に立つどころか傷つけたり自分が燃え尽きたり。

自分自身の「心の平和」が土台にない人が対人援助職についたりすると、相手を弱い存在として見たり、相手をコントロールしようとしたり、自分が燃え尽きたりする。これは悲しいけれどもよく起こる現実。

自分自身の「心の平和」を唯一の目標として生きる、なんて、どれほど自己中心的なの?と思うかもしれないけれども、実際、自分の心の姿勢に責任が持てなければ、フェアで愛に満ちた社会貢献なんてできない、というのが私の今までの経験からも言えること。

「心の平和」については、本当はAHの全体を知っていただきたいのだけれど、何の葛藤もなく、あたたかいこころがぽかぽかと感じられるような状態。私は、それが自分の本質だと思っているし、とても穏やかで幸せな心境なのです。

告白すれば、私の人生にもそんな時期がありました。自分の癒やされていない部分を、社会的問題の解決に求めたのです(幸い、患者さんに対して、そのような失礼を働いたことは一度もありません)。でもそれは被害者意識とか、攻撃のエネルギーを増すだけで、何にもなりませんでした。


12月29日(木)

精神科医をしていて嬉しいタイミングの一つが、患者さんが病気についてよく理解し、「この部分が症状なんだ」とわかると、本来その人が持っている力が出てくるとき。症状と「自分」との区別ができると、「わあ、やっぱりこんな力があったんだ」と思うような力が出てきて感動する。


12月30日(金)

AHは「べき」ではなく「したい」の自己責任。「べき」の「自己責任論」は、自分の「怖れ」を自分のものとして見ず、人に押しつける態度だと思います。他人についてとやかく言う時点で、「自己責任」の範囲を逸脱していると思います。

AH麻布(私が作った本拠地)のグループ案内を受け「ファシリテーターが3人もいて、6回も無料グループが開かれる」と感動した。十年前、日本でAH活動を始めた当初、万事においてファシリテーターは私一人だった。当時の目標は「週一回はグループを」だった。すでに実現している。


12月31日(土)

元日(日曜日)から、恒例のAHスカイプサンデーナイトがあるとのお知らせ。すごい。でも、クリスマスとかお正月とか、新卒就職の4月とかは、実は苦しい季節であるということもわかっているつもり。元日の夜も、いつもと同じように、AHの仲間と過ごせるというのは素敵なのでは?

現在「夜なべ仕事中」ですが、来年は、もっと社会リズムを中心に、つまり、起床や就寝の時間を規則的にしたいと思っています。双極性障害の方にお勧めしているSRM(社会リズムメトリック)が私にもとても当てはまるということ(夜に人と会うと、興奮して眠れなくなる)などから。

2016年11月のツイートより(抜粋)

2016年11月のツイートより(抜粋)

 

2016年11月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


11月2日(水)

ここのところ、まさに「仕事にならない」ほどひどかった右肩の激痛、今晩ようやく信頼する鍼灸師さんのところに行けた。「相当ひどいですね」とのお言葉。しかし不思議なことに、私は診療中もカルテはパソコンでほとんど逐語録しているのに、痛みが和らぐことを発見。読書とかではだめ。


11月3日(木)

今日は自宅で過ごせる日。今は原稿書きを始めたが、この時間までは遠藤乾さんの「欧州複合危機」を一気読みした。EUのことだけではない。テロリズムについても、極めて的確なことを述べておられる。お勧め。 amzn.to/2f3eBre

 

人間には、体調のリズムがあります。神経、内分泌、体温等。これらの規則正しさが、健康を支えるのです。うつ病になったりすると、この規則性が崩れて、睡眠がよくとれなくなったりします。だから健康のためには、生活習慣が大切なのです。


11月4日(金)

絶版になってしまった「怒らない子育て」、ニーズも多いので、小学館から漫画つきで出し直してもらうことになっている。今年の9月発刊の予定だったが、来年の3月くらいになる見通し。お急ぎの方は、旧版の在庫も少しあるので、info@hirokom.orgまでご連絡を。

 

嬉しいお知らせ。著書「『自分の居場所がない』と感じたときに読む本」がハングル語に翻訳されるオファーが来たそう。もちろん了承。 amzn.to/2eGnR3L

 

著書が、しばしば、ハングル語(韓国)、中国語(台湾)、そしてついにタイ語に訳されるのはとても嬉しいのだが、どうしても「怖れを手放す」を英訳したい。アマゾンにアップすればよいのだろうが、米国の出版事情に詳しく、かつ英訳をものともしない方がいらしたら、ぜひご連絡ください。

 

今はトラウマについてよく理解している私だが、フィンランドで性被害に遭いそうになった日は、ホテルのサウナに男性がいただけで恐怖で飛び出した。ただ翌日、移動中の列車で老若男女の旅行者と親しくなり、高齢女性と同室に泊まったことで、人間への信頼を取り戻し、PTSDは患わなかった。

 

著書にも書いたが、トラウマ体験がPTSDに移行するかを決める、一番の鍵が、人による支え。次が、現実生活のストレス。体験の悲惨さは3番。だから対人関係療法は、PTSDの治療法として優れているのが当たり前。

 

40カ国以上を旅してきた私が、本当に危険を感じたのがフィンランドとスウェーデンだったというのはとても皮肉なこと。インドなどでは、宿代を真剣に議論するほど、宿主が私を守ってくれた。被害と言えば、ペルーのリマで、バスに乗るときに、ポケットに入っていたチラシをひったくられただけ。

 

時間はない。しかし、そういうときこそ、よい動きがうまれる。AHもその一つだと思う。私には二人も子どもがいるし、その背後に多くの子どもが見える。今やることはかなり明らかだと思って、活動している。


11月5日(土)

私はあまりにもバタバタしていて、重要な英語の本の翻訳もおぼつかない状態です。これについては、日本の出版社に助けを求めています。

 

ちなみに、あまりにも値段交渉が激しかったり、物売りに対して自分の物を逆に売ろうとしたことがあったりして、「お前はインド人よりもケチだ」と言われたこともありました。でもそういう人ほど、よい友達になるのです。

 

ちなみに私が日本の登山歴が極端に少ない(高尾山程度)のに、エベレスト(チョモランマ)のベースキャンプまで行ったりしているのは、日本の山小屋の料金の高さとかもあります。

 

私が常宿としていたバリの宿は、一般家庭の裏に建てられたゲストハウスで、もちろんプールもエアコンもなかった。でも隣にきれいな水田があって、その借景の価値は高かった。インドで泊まっていたところなどは、シャワーのお湯すら出ませんでしたよ。水風呂への忍耐力結構あり。


11月6日(日)

考えてみれば、私にとってツイッターは「自由」な空間。「自由」は私が至上価値をおくもの。診療はもちろん、執筆、講演、全てプロ意識で行う。でもツイッターは違う性質。お気づきの方もおられるかもしれないが、よく自分のツイートを削除する(リツイートしていただいていても)。これも自由。

 

SNSはいろいろな人を苦しめている側面もあるし、私もフェイスブックはやらないが(メンテナンスが苦手な怠け者なので)、ツイッターには救われている。

 

まだ右肩の激痛が続いているが、明日は幸い、信頼している鍼灸師さんの予約をとることができた。今の私の人生における一番の幸せ。激痛があると、書きたい原稿も書けないので。


11月9日(水)

今朝はまた7時からの国際学会電話理事会があり「サマータイム(になるともっと日本にとって快適な時間に変更になる)までの理事会数が減りますように」などと思っていたが、そんな小さいことに関心を寄せていた半日前の自分が遠い存在に思える。

 

いろいろな感情が起こる日。ただ、こんな日こそ、「外で何が起ころうと心の平和を選ぶことはできる」というAHの原則を思い出したい。結局何がどうなろうと、自分がやっていきたいのはAHの実践のみなのだから。

 

バーニー・サンダースが民主党候補だったら、と思っている人の数はものすごく多いのではないだろうか。グローバリズムでもない、偏狭なナショナリズムでもない、本当の「第三の道」を示せた候補として。サンダースほど優れた政治家が亜流になってしまう仕組みにこそ問題があると思う。

 

(1)私は日本の衆院選に3回出馬したので、いわゆる都市部の「政治評論」と実際の選挙の実態が大きく異なることを知っている。「政治評論」などより票に直接響くのは利権。その利権を超えるために、私は徹底的などぶ板選挙をした。戸別訪問、行事訪問、あらゆることを。

 

(2)選挙は机上の空論ではないことを、できるだけ多くの人に出馬してもらうことで知ってほしい。同時に、純粋な気持ちで挑戦を続けている人達への支援も。それは私の友人達だが、常に失職のリスクを抱えながらも、社会をよくすることを諦められない人達。何と敬うべき諦めの悪さか。

 

今更? と思うかもしれないけれども、私はバーニー・サンダースの演説を一生大切にすると思う。これは私にとっての「悲しみの儀式」であり、次に向かうステップ。対人関係療法的なものの考え方だが、実際有効だと思う。 twitter.com/MizushimaHirok…

 

「選挙は机上の空論ではない」に同意してくださっている方の多くは、実際に私の選挙にボランティアで関わってくださった方(他県からも)。是非皆さま、野党の選挙をボランティアで体験してみてください。理解が深まると思います。


11月10日(木)

2017年版「現代用語の基礎知識」の見本が届いた。創刊69年目。今回も「メンタルヘルス」全般を執筆。書店では11月16日(水)頃から入手可能だそうです。

 

(連続5ツイートです)(1)私の人生は、どういうわけか6年単位で進んでいる。12歳の時、無条件の愛に目覚めた。18歳からは、医学部に在籍しながら人生を投げ出し「悠々自適」の生活に入った。24歳で医学部を卒業してからは、放浪旅行もあったけれど、精神科医として成長した。

 

(2)30歳で長女を出産し、社会活動を決意し、31歳から政治の世界に入った。衆議院を二期務め政治から撤退したのがまさに6年後。2005年末から6年間は、米国在住も含め、日本にAHと対人関係療法を普及させる活動に専心した。

 

(3)2011年には「怒りがスーッと消える本」がヒットし、それまで病気の本ばかり書いていたのが、一般向けの著作へと大きくシフトした。もちろん、その中にはAHも対人関係療法も潜り込ませた。国際学会の理事にも当選し、アカデミズムにおいても進展した。

 

(4)一貫して続けているのは診療。議員であったときもこっそり選挙区の患者さんを診ていた。さて。次の「6年後」は来年。アカデミズムからは引退したい。今の私の政治活動であるAHを、もっと効果的な方法で普及させたい。どんな形があり得るだろう。

 

(5)小選挙区制である限り、選挙に出るつもりは全くない。でも政治によい変化を起こしたい。皆さんなら、私にどういう活動を提案してくださるだろうか? スタッフを路頭に迷わせたくないのと、対人関係療法の後継者を育てたいのと、診療が好きなのとで、大きな変化はないかもしれないが。

 

正直に言います。「現代用語の基礎知識」は、大先輩から引き継いだものなので、私から見ると「え? これ必要?」と思う項目もあります。でも、大先輩が大切にしていたもの。それなりの価値はあるのだろうな、と思いつつ、できるだけ現実的な意義を重視しながら書いています。


11月11日(金)

慶應の医学部新聞編集会議から帰宅。私が委員の中で最も若輩だがとてもバイタリティとアイディア力のある皆さま。精神科のみではない医学部全体の様子を概観するよい機会でもある。最新情報を伝えると共に、全国各地の同窓会員につながりのメッセージが届くよう、頭を使う時間。

 

帰途エレベーターで自民党某衆院議員と遭遇。医学部新聞の編集委員会だったんですよ、と言うと、エレベーターの半分くらいを占めていた外国人の方達を指して「ご一緒?」と。「違いますよ、だって慶應の医学部新聞ですよ」と言ったら、「さすが慶應、国際化されていると思った」と笑いになった。

 

「自分の利益を考えると」と「社会の利益を考えると」が相反するとき、考えるべきテーマがたくさん見つかると思う。私はそれをAH的に考えて解決していきたい。


11月12日(土)

思春期の子どもたちが昔のように目を輝かせて近寄ってきてくれるのは、芸人さんと共にテレビに出たときくらいだな。昔はそれが毎日だったのだな。懐かしい。


11月13日(日)

今日は専門家向け対人関係療法研究会でした。新しいスタッフに変わりどうなるだろうと心配していましたが、参加者の方たちのご協力もありいつも通り勉強になりよい雰囲気で終了。この研究会は参加者(=対人関係療法治療者)が優しく温かいので好きです。

 

対人関係療法(IPT)は、エビデンスのある精神療法としては認知療法(CT)を凌ぐとデータが示している。でも日本ではCTの保険適応のみが実現している(私も議員として関わった)。この逆転現象、何とかしなければ。重度のうつ、うつが併存するPTSDにもIPTの方が有効なのだ。

 

私は、日本における認知療法の第一人者、大野裕先生の直弟子。とても幸運。私と対人関係療法を出会わせて下さったのも大野先生。慶應の研究室ではこれが伝統のようで、大野先生も米国留学前は精神分析家だったが、小此木敬吾先生は大野先生が認知療法を学ばれることを肯定しておられたそう。

 

今日の対人関係療法(IPT)研究会の締めは、「月曜からも、明るいIPT治療をお願いします!」でした。日が短くなってきた日曜日、保険適応にもならないIPTを、一日缶詰で学ばれる治療者の皆さまに敬意です。

 

9月下旬にスタッフの入れ替えがあった。現在うちのスタッフ3名全員が、AHのボランティアの人。うちで働きたくてAHボランティアをしていたわけではない、というところも大きなポイント。それぞれの希望や生活背景も聞いて採用した。AHを共有できる人達と働けるなんて幸せ。


11月15日(火)

私は、精神科医であること(後進の指導も含めて)、かつて衆院議員であり今もリアル政治に関心があること、現在「私にとっての(ボランティア)政治活動」AHに最もエネルギーを注いでいることを、それぞれ別個の事象として捉えられると、何とも言えない寂しい気分になる。

 

私は、今関わっている多くの人達が、かつて私が議員だったということを知らなくても何とも思いません。「まあ、昔のことだし、人は政治に関心がないから」ですみます。でも、いろいろやっていることを知っているのに、その根っこにあるものに気付いてくれないと、何とも寂しくなります。


11月16日(水)

今年も匿名寄付のご依頼があった。私の著書を、3冊ずつ、3つの施設(DVシェルター、青少年自立援助ホーム、精神科の患者団体)に匿名で寄贈するという習慣をもう何年も続けてくださっている方がおられる。こういうちょっとした気持ちが社会を温かい場所にしていくのだな。

 

ネパール語を得意とする私は、ヒンディー語を喋っているつもりでもどうやらネパール語になってしまっているようで、インドの市場でミカンを値切ったときは、「ケチなネパール人」と言われましたが(チベット系だと思えば、外見はそれほど違わないのですよね)。

 

貧乏旅行の書籍化について気軽にツイートしてから、それがとても大切な気がしてきた。文化の違う相手との出会い。本当に真剣な価格交渉。その中で培われてくる信頼関係。時には「日本人は恵まれている」と1時間の説教を受けたこともあった。そんなことも含めて、私の人生の大切な要素。

 

人に任せておいた刊行・共著・共訳のずれもあるが、私は今年2冊しか著書を出版していない! 結構ショック。来年はもっと多くの本が出る予定。ただ、国際対人関係療法学会の理事としてボランティア仕事などが多かったため、それ以外の活動に制約がかかったことも事実。ごめんなさい。

 

ネパール人たちの慎み深さ、謙虚さは、日本人にとてもよく似ています。私は大学生のときに初めてネパールを訪れてから、自分の故郷のように感じています。もちろん世界最貧の地ですが、人々の心は豊か。ネパールの定番料理「ダル・バート」は、味噌汁ご飯+漬け物程度。日本人にぴったりです。

 

ネパールの食事の定番、「ダル・バート」だが、「ダル」は「豆汁」、「バート」は「炊いた米」の意味。そこに「タルカリ」という、ちょっとしたカリフラワーなどの付け合わせを盛る。ご飯と味噌汁、漬け物、という日本の食事とそっくり。


11月17日(木)

私にはとても敬愛する年上のゲイ男性がいるが、彼は「女は嫌い」と言いつつ、私とはとても深い信頼関係がある。初体面のとき、私が(当時刈り上げていて、精神病院勤務だったのでTシャツにチノパンという出で立ちだった)「かわいい男の子」と40分間くらい勘違いされていたから。

 

そのゲイ男性は、東日本大震災を機に、自ら経営していたゲイバーをたたみ、ボランティア三昧の毎日。さすがゲイバーのママ、サービス精神は抜群。お互いの責任感を維持するために少額の「有償ボランティア」をしているそうだが、いろいろな人を楽しませているのだろうな。誇らしい友人。

 

女嫌いなそのゲイ男性は「じゃあ、尊敬できる女性を言ってみなさいよ」と私に挑んだ。私は「マリー・キュリー、土井たか子…」というのがせいぜいで、「それしか名前が挙げられないのは、男社会だからですからね!」と。今では彼は「尊敬できる女性は、水島広子よね」と穏やかに言ってくれる。


11月20日(日)

バーニー・サンダースTPP反対演説。4つの論点に絞って、明瞭な論陣を張っている。さすが。 youtube.com/watch?v=O8JNkW…

 

バーニー・サンダースも言っているが、ある政策について判断する際、その政策を推進しているのは誰か(どういう団体か)、ということを見極めることが、その政策がどういう結果をもたらすかを知るのに有用だ。


11月25日(金)

私は残念ながらまだ観ていないのだが、とても信頼できる友人から 「この世界の片隅に」は、AH映画だと聞きました。彼は絶賛しています。私が観る機会を持てるかどうかは別として、そんなによい映画なら、多くの方に観ていただきたいです。

 

ちなみに、AHを正確に日本語に訳すと、「生きる姿勢を自ら選ぶことによる癒やし」です。とても日本語として通用しないので、AHとしています。


11月26日(土)

今日はAH実践ワークショップ(対人援助をする人が対象)だった。実は2つあるトイレの1つが深刻に詰まっていてかなり慌てたのだが、久しぶりに参加されたイケメン男性が昼休みに上手に直してくれた。久しぶりに参加してトイレ修理?というところだが、助けは来てくれる、ということかな。


11月28日(月)

遠くにいる友人に災難が起こった。「祈る」とはどういうことか、を考えるのはこんなときだ。

 

2012年に「三つの側面を混同するところから悲劇は起こる」と話したが、福島関連のいじめはまさにその一つだと言える。  archive.is/7ovEk

 

著書『「自分の居場所がない」と感じたときに読む本』 について、 台湾の出版社からも翻訳出版したいとのオファーをいただいたそう。台湾でもお役に立ちますように。 amzn.to/2gnHrDh


11月29日(火)

臨床は経験せずとも語れるほど甘くない。まさにその通り。私が代表世話人を務める、治療者養成目的の対人関係療法研究会では、「参加者」と「見学者」の席を分け、発言の機会にも差を設けている。「参加者」は、実際に対人関係療法の症例を持ち苦労や工夫をされている方たち。

 

私のツイートには「AH」がよく出てくるので、「怪しい宗教?」などと思っている人がいるかもしれません。AHには「べき」(戒律)がないという点で、明らかに宗教とは区別されます。AHとは単に、生き方の選択肢を示すもので、選ぶのは私たち個人です。

 

そういう目的でやっているわけではないのですが、メンタルヘルスの治療者の方たちには、是非AHを体感してほしいです。明らかに治療の質が上がりますし、患者さんが本来持っている力との連携がしやすくなります。自らの燃え尽き防止にも有効だと確信できます。

 

「自由」は私にとって至上価値を持つ(もちろん責任は伴うが)。だから私が「べき」に根ざすものを「一生の趣味」にするわけがない。「自分の心の平和」を唯一の目標とするAHは、私にとっては、最高の自由を与えてくれる。自由から生まれるものは、寛容、平和、信頼、貢献等。

 

私は「小3からぐれていた」ということをあちこちで伝えているが、私にとって「ぐれていた」ことは正しいことだった。今考えてもそう思う。そんなふうに、人にとっての「正しいこと」は異なる。それぞれの人にとって「正しさ」は違うと受け入れるところから「心の平和」は始まる。

 

2016年10月のツイートより(抜粋)

2016年10月のツイートより(抜粋)

2016年10月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


10月1日(土)

マドンナと小池氏についての考察がおもしろい。/マツコ・デラックスが小池百合子に共演NG宣言した理由…7年前のコラムで小池のことを「権力志向のホステス」 lite-ra.com/2016/08/post-2… @litera_webさんから


10月6日(木)

アンチ安倍政権の人達が攻撃的エネルギーを手放すことができたら、すごい成果が起こるだろう。否認とか逃避とかではない。現実をとらえつつ、心の平和を最優先にするということだ。平和は恐怖や警戒を包み込むもの。平和な心で構えていると、ヤジも警戒心も、所詮は「怖れ」とわかる。


10月8日(土)

今日は「『品格』をAH的に考えるワークショップ」だった。どうなるだろう?と不安だったが、結局はいつものAHの日。仲間の力をこれほど感じられたワークショップがあっただろうか。いつか本に書くが、基本は「べき」の品格と、「したい」の品格の違い。目標は心の平和のみ。

今日の「『品格』をAH的に考えるワークショップ」を通して改めて痛感したが、これこそが今の私たちに必要なもの。他人のことをよく知らず感情的に反応(多くが攻撃)したり、「べき」の品格に縛られたり。そういうことが私たちを本来の品格から遠ざけるのだと思う。


10月9日(日)

いろいろな国際情勢を考えるにつけ、日本本来の、調和と自然と寛容を重んじる文化の重要性を感じる今日この頃。「たった一つの正義がある」という文化にいつから巻き込まれることになったのか。日本を誇りに思う人達は、今の政治の流れを本当によいと思っているのだろうか。


10月10日(月)

私は小さい頃、近所の酒屋の近くで生活していたホームレスと普通に遊んでいた。政治活動のために住んだ宇都宮でも、事故で脳障害を負い奇妙な言動を繰り返す人を地域で支えている姿を見た。排除ではなく包摂がもたらすものがどれほど大きいか。人の尊厳を守ることがどれほど有効か。


10月11日(火)

何があっても最も大切にする信念を曲げない勇気(強さ)を私は尊敬するし、小さい頃からそれを目指してきた。それは、形の上での勝負などで扱えるものではないと思っている。「強さ」の勘違い、攻撃的な言動がもたらす効果の勘違いをしている人が多すぎるのではないだろうか。

諸外国(西洋文化の国)におけるサマータイムの終了によって、今まで火曜の20時だった国際対人関係療法学会の電話理事会が、明日からは水曜の7時に。私の生活にはとても不都合な時間であるが、唯一の有色人種理事としては仕方ない。

この頃私は日本の文化についてツイートしたが、私は文化学者ではない。単に、国際理事会における自分の姿勢を考察しただけだ。いろいろと声高に訴え自分をアピールする西洋の人達と違って、私は必要な報告しかしないし静かだ。

それを「静かすぎる」などと評価する人は、国際対人関係療法学会にはいない。困ったときには私の意見を求めてくれるし、「静かな存在感」を感謝してくれる人もいる。私は、英語でも姓名の順に名乗るなど静かな文化主張を行っているが、理事会における私のスタンスも、その一つだと思う。

理事選にノミネートされ選挙に出たときだけは、私の出馬表明文が「謙虚すぎ」と言われた。ただ、米国人並みの自己顕示までは求められず、「カナダ程度に」という助言を受けた。カナダは私が19歳のときにホームステイした重要な国。実際にそうした。

「信念」と「とらわれ」は違う。信念は、自分がどういう人間として生きていくかということ。私が至上価値をおく「自由」は、専ら信念と関連するもの。とらわれは、自由の妨げにしかならない。自由であれば、過去の過ちも認められるはず。もちろん誠実さをもって。


10月12日(水)

最近思うのは、本当の幸せを知らないために、見当違いの「幸せ」を求めて人々が自らを貶めているということ。本当は幸せになる力が、誰にでもあるのに。

スタッフの入れ替えでとても大変な時期。私も完全に事務作業に巻き込まれている。しかし、困難な時期が好ましい変化を生むことも事実。その可能性を実現するために、工夫してみたい。絶対に犠牲にしたくないのは患者さん。それ以外は、締め切りが遅れることのお詫び。


10月15日(土)

私にとっての幸せは「心の平和」。私にとっての健康は「怖れを手放し、心の平和を唯一の目標として生きること」。「怖れ」の誘惑は毎日あり、常にうまくできているとは言えないが、目標がシンプルなのでわかりやすい。

(1)私はかつて、農水事務次官出身の知事の第5選を防ぐため、栃木県知事選において党の「現職推薦」に対して「中立」を表明し、県連でつるし上げにあったが、800余票という僅差で新人を当選させた。その手腕が見事だったと国会議員たちに賞賛されたしヒアリングも受けた。

(2)党派は国政に必要だが、首長選には必要ないというのが私の判断だった。それぞれの議員が、自らの政治責任で決めればよいだけだ。連合は原則現職支持なので、そこが難しい。ただ、私は連合を全否定するつもりなど毛頭なく、人間的に信頼関係を維持している人達もまだまだ多数いる。

最近、マッチョかつ攻撃的に生きてきてボロボロになりそうな男性(権力持ち)に怖れを手放してもらうための本は何がよいだろう、という相談を友人から受けた。オーソドックスには「怖れを手放す」(星和書店)かなと思うが、どうでしょうか。


10月16日(日)

今日は専門家向け対人関係療法研究会の実践入門編だった。まだ保険適応もされていない治療法なのに、多くの方が日曜日を返上して、少しでも患者さんの役に立つ治療をと努力されている姿にはいつも感動する。

以前、ある学会の市民公開講座の司会を引き受けたが、そこで講演した官僚の方は、「精神科医は病気がなくなると失業するから予防を考えない」という暴言を吐いた。精神疾患の予防のためにどれほど多くの人達が研究し、実際に実行に移しているか、調べてから言ってほしい。

例えば思春期うつの予防のプログラム。産後うつ病予防のためのグループ。対人関係療法領域でも、いくらでも思いつく。もちろんそれらを主導しているのは、精神科医や臨床心理士といった人達だ。病気を知っているから予防を考えられるのは当然だと思う。


10月17日(月)

質の悪い精神科医がたくさんいることは私も知っている(私もそういう人達にいじめられてきた)。でも、質のよい精神科医をサポートしなければ、精神医療のレベルは間違いなく下がるだろう。通う度に、無力感や自虐感が強まるようなら、医者を変えた方がよいと思う。


10月18日(火)

研修医時代に先輩に教えてもらったのは「米国では、3回までは主治医を変えることが認められている。それは相性の問題と。3回以上になると、本人側の問題ではないかと考えられるようになる」ということだった。トレーニングのレベルがより低い日本では、3回よりも多いかもしれない。

先日、スタッフの入れ替えでとても大変な時期、とお話ししました。事務作業が増えました。もちろん診療はします。連載も落としません。おそらく本の執筆にしわ寄せが行きます。もしも新著の出版を楽しみにしてくださっている方がいらっしゃったら申し訳ございません。頑張ります。

児童虐待防止法の改正時にも、「親子再統合」を唯一の理想とするような風潮は、現場を知らない人達の間に多かった。もちろん様々な工夫や援助により再統合できれば、それは素晴らしいことだと思う(私自身そういう仕事もしている)。しかし、再統合が決して目標にならないケースはあるのだ。

この子ども達の今後を考えると、あまりにもひどい。健康な心の成長に必要なことがこれだけわかっている今の時代に。/戸塚ヨットスクールが幼児教育を始めていてヤバイ。3歳児にビンタ、4歳児を海に放り投げる | netgeek netgeek.biz/archives/85455

AH仲間と意見が一致して嬉しかったのが、「AHに関わっている人たちは、本当にいい顔をしている」ということ。内面の温かさや明るさが、ありのままに表れているのだろうな。

かつて北海道新聞の政経懇話会でいじめの話をしたとき、英国など外国でうまくいっている例をいくつも示したら、「そこまでわかっているのになぜ日本にはそういう情報がないのだ!」と参加者はショックを受けていた。単なる言葉の壁なのか、自分の権威の方が大切な人が多すぎるのか。

「完璧な育児」を求めると、往々にして逆効果の方向に進むような感想を持っている。「完璧な指導をしてくれそうな人」に託したり、現実と「完璧」のギャップから精神状態が悪くなって子どものありのままを愛してあげられなくなったり。自分の小さなミスを許せなくなったり。


10月19日(水)

今晩はテレビの収録です。放映日等詳細がわかったらお知らせします。ちなみにまた白衣で出演するよう言われていて恥ずかしいです。

収録が終わって帰宅。テレビ収録のときに感心するのは、芸能人の方達の真面目さ。繊細に気を遣い、機転が利き、学ぶ意欲を持っておられる。いわゆる「人間ができた方たち」だなと思うことが多い。以前医学指導で協力した映画でも、主役クラスの俳優さんたちは現場にとても気を遣っておられた。

体育会出身の私は、どうしてもエレベーターなどで「どうぞ年配者が先に」というメンタリティーが強い。でも自分が年をとってきたので、「年配者が先に」と言うと、自分が一番だったりする。年を取ることのよさは知っているつもりだが。ああ。

私の親友である原口一博代議士が、AHの教科書「怖れを手放す」を、またご友人に送ってくださいました。AHが広がるのは今の私にとって唯一の希望なのです。押しつけるべきものではないけれども、機会があるかないかは大きな違いです(だから私は講演でも一言AHの話はします)。


10月21日(金)

栃木という保守的な選挙区での現実的な体験からは、自民党出身でない野党候補者は(私はボランティアの数は多い方だったが)連合の支援がなければ勝つ選挙はそもそも成立しない。また、支援してくれた組合員はただ社会をよくしたいと思っている普通の会社員・公務員だった。 twitter.com/260yamaguchi/s…

後援会が強いと言われている人は、大体が自民党出身者(あるいは自民党の親の世襲)。一度は「自民党だから」と人を馴染ませた人達、と言える。そうでない人たちが、特に保守的な選挙区で当選を目指して選挙をするとしたら、現状では連合以外にとても足がかりがない、というのが現実だと思う。

(1)ケイトリン・ジェンナー(元五輪金メダリスト、ブルース・ジェンナーが旧名。65歳にしてトランスジェンダーをカミングアウトして女性として生きている)の存在を最近知った。トランスジェンダーをめぐる本人の葛藤や周囲の無理解についてきれい事を言うつもりは全くない。

(2)ケイトリンはセレブであったが故にカミングアウトを多くの人に支えられた。彼女は、そのステイタスを生かして、「トランスジェンダーも、ごく普通の人間」ということを理解してもらおうと、個人的な葛藤もありながらすばらしい活動をしている。

(3)トランスジェンダーの女性たちから私が学んでいるのは、「純粋に女性であることの喜び」。男性と女性しかいない社会では、「これだから女は」もあるし、「女のくせに」もある。そういう次元を超えた、「女性であることの喜び」を、トランスジェンダーの女性たちから学べている気がする。

それで思い出したが、私は初めて会う(特に)男性から、「水島さんはフェミニンな装いをしていますよね。女性であることを嫌悪しているのかと思っていました」と驚かれたことが何回かある。自分を嫌悪して何になるのだろうか。単にスカートと化粧が嫌いなだけだ。


10月22日(土)

一人でも入れる全国ユニオン。本来「労働組合」に求めるものが、そこにある。熱心にユニオン活動をしている人達に敬意を表する。(もちろん直接の知り合いもいる)zenkoku-u.jp

私の住まいは「再開発」対象区域のようである。下町式に近所で支え合って生きているが、その土地をとりあげて、タワーマンションを作ろうというのである。タワーマンションは、健康上の問題から、欧州では規制の対象になっている。情報不足ゆえに巻き込まれる近所の人達が心配。

私は麻布十番に住んでいるが、娘が「ここは訛りのない栃木だよ」と最初の探検で見つけてきたくらいに、地域のつながりが強い。子どもに家の鍵を持たせていなかった頃、子どもが予想外に早く帰宅すると、近所のたばこ屋さん(たばこに特別の意味なし)がおやつを与え預かってくれていた。

私はもちろん「再開発」計画には反対だが、ある日、栃木がらみのY代議士(当時)から携帯に電話がかかってきて、「再開発」のデベロッパーに協力してほしいと。そもそも東京が選挙区でもない人がこんなことに首を突っ込んでいるなんて、利権以外の何ものでもないだろう。うんざり。

引っ越しは疲れた。2005年には、議員会館/宿舎、宇都宮の事務所・自宅から、六本木の1DKのマンションに全てを移した。空間はなく段ボールばかりだったので子どもたちの隠れん坊の場に。米国から帰国後、ようやく落ち着いて今の自宅に移ったのに本当に再開発があるとしたらとんでもない。


10月24日(月)

テレビ『そう言えば良かったのか! 絶体絶命アンサー』に出演します。 7月に放送されて大変好評だった『大人のしがらみ劇場 絶体絶命アンサー!』の第二弾です。なかなか微妙な状況の切り抜け方がテーマです。 詳しくは bit.ly/2ezl78V


10月25日(火)

ありがとうございます! タレントさんも、大和田獏さん、安藤 和津さん等々、真剣に参加しておられました。 twitter.com/hosokawatenten…


10月28日(金)

では、こちらもジャレついでに。私は「おばさん」という言葉が大嫌いなのです。実の甥姪にも子どもの友達にも、「おばさん」と呼ばないでもらっています(呼び捨てにされたりはしていますが)。「お姉さん」から「おばあさん」になりたいです。童顔でノーメイクなので可能かな? twitter.com/yunkerkoeioyaj…

ありがとうございます! 僭越ながら「肌が本当にきれいですね」と言われる度に「基礎化粧も含めて化粧をしていないからだと思います」と答えるのですが、ピンときてくれる人はあまりいないみたいです。基礎化粧=美肌という概念が強いのでしょうか。食物、運動なども心がけてはいますが。 twitter.com/yunkerkoeioyaj…

外見の話が続きましたが、やはり大切なのは「心の平和」。AH創始者のジェリー・ジャンポルスキーは超高齢でシワシワですが、「皺の数よりも笑い皺の数を数えている」。それが理想です。私も笑うのは大好きですので。それで皺が増えるのは仕方ないです。能面でいるよりも。

原口さんには何の問題もない。しかし、原口総務大臣の元で総務省顧問を務めていた時、政務三役の一人が「いろいろな制度がある。自殺するくらいなら、それらを利用してほしい」と言っていた。うつになったら、気力もなくなるし視野も狭窄するということを知らないのだろうか、と愕然とした。 twitter.com/kharaguchi/sta…

原口さんはよくわかっている方、という証拠。病気には遺伝的因子もある。また、ストレス下、健康に悪いとわかっている習慣を手放せない人もいる。 twitter.com/kharaguchi/sta…

先日私のテレビ収録風景をツイートしてくれたスタッフ(ゆ)さんは、新しいスタッフで、とても若い方。若さの素晴らしさを、私に教えてくれている人。多くのエネルギーを与えてくれている。私はすでに若くないが、若い人を羨むだけでなく、今の年頃にあった使命を果たしていきたい。

実は私自身、遺伝的にかなりのリスクを負っている。それを恨めしく思ったこともある。でも今は、そんな中でも自分の生命を生み出してもらったことを感謝しているし、運命が許す限り、自分ができることをしようと思っている。人生はそんなものかなと思うに至った。

私は民主党の「次の内閣」の「雇用担当大臣」としていろいろ努力したが、自分が議員をやめたら自ら雇用を創出しようと思っていた。私の経済力不足から、まだ十分とは言えないが、案外適材適所の雇用ができているように思っている。


10月30日(日)

私が、人生の中で一度も関心を持ったことがないものが、ハロウィンです。 twitter.com/tomokoko513/st…

イスタンブール。私にとっては特別な地だ。放浪旅行中、たまたま立ち寄った。親日的だったし、とても居心地がよかった。例によって安ホテルだったが、ずるずると滞在した。その後バスでアテネに行ったが、結局またイスタンブールに戻った。そんなのどかな日は戻ってこないのか。 twitter.com/hosakanobuto/s…

買いました。アマゾンで、1日で届きました。すばらしい、という言葉では足りない本です。 twitter.com/ken_fiore_endo…

追加。遠藤さんは、とても優しい人です。だから、本も、本当にわかりやすく書かれています。「ヨーロッパの政治? そんなの難しいし興味もない」という人にこそ、読んでいただきたいです。 twitter.com/MizushimaHirok…

先日、私は決して裕福ではないというツイートをした。しかし子どもは学校に通える。恵まれている部類だろう。経済レベルが一定以下だと虐待の発生頻度が高まると知られている。心の裕福さが何よりも大切だと言っても、やはり富の再分配は必要なのだと思う。

な、懐かしい! 初恋の彼(16歳から好きだった)と、大学時代に電氣ブランを飲みましたよ。 twitter.com/tomokoko513/st…

私は米国人の友人が圧倒的に多いのですが、「米国人は好きだけれども、米国は好きではない」です。欧米で一番好きな国は英国でしょうか。未知のイタリアも、食事とかは本当に好きですが、大学時代にイタリア人から「君の脚は曲がっているね」と言われてから「女性は見かけか!」と。

先日ランニング中に粘っこい路面で転んでウェアを破り脚に出血を伴う怪我をした。夜中に原稿を書き上げた後、廊下に置いてあったものにつまずき、転び、鼻を打って1日以上鼻血が続いた。パソコンに向かいすぎて右肩が異常に痛く、人生2回目の鍼灸に行った(まだ治らない)。嗚呼。

ご存じの方も多いと思いますが、怪我をしたときは消毒や乾燥はダメ。水できれいに洗った後は、自然治癒力を生かしましょう。ちょっと高いですが、私の愛用品は「クイックパッド」。より安くあげるのなら、ワセリンとサランラップです。

私自身の経験からは、怪我の後には浸出液が出て、かさぶたもなく治癒するのです。私は外科医ではないのですが、この体験は貴重です。ランニングで1年に1度は気がするのですが、膝はきれいです。 twitter.com/tvfxq_j11/stat…


10月31日(月)

概念としては1980年代からあったようですが、日本ではガーゼ治療が主流で、2001年ごろから形成外科医の夏井睦先生が普及に努めようとしたところ、かなりご苦労なさったようです。もちろん、深い傷、感染した傷には使わないでください。 twitter.com/mitsui_nu/stat…

ものすごく裕福である必要はないのです(ものすごく裕福で、心が全く豊かでない人はたくさん知っています)。でも、日常生活を安心して送れることは大切ですよね。 twitter.com/sato_takanori/…

私も小2のときに、登校途中、ゴミ捨て場のあたりで滑って、顔から突っ込んだことがありました。もちろん顔は血だらけ。不思議と鼻だけは軽い擦過傷ですみました。顔中の傷に絆創膏を貼ってみたのですが、かえって不気味だったのでやめました。今は大人なので回復は遅いでしょうね。 twitter.com/cocorojin/stat…

まだ鼻は痛いのですが、鏡で見た感じ、外見的な崩れはないようです。ボクシングほどの強打ではありませんでした(笑)。 twitter.com/tomokoko513/st…

元東京都知事の息子さんは、私とTVでご一緒したときに、「あなたが自民党にいることが政治の質を下げているのでは?」と聞いたら、「僕たちの時代になるまで待ってほしい。必ず変える」と。何も変わっていないどころか、彼はさらにエキセントリックになりましたよね。

地盤看板カバンがなかった私は、医学博士号をとるよりもずっと苦労した。人間として成長した気はする(でも「お嬢様」扱いされることは嫌だった。精神科医として、やるべきことは明確だったから)。民進党代表の「彼女」には、看板を生かして、比例を辞退して難しい選挙区で立候補してほしい。 twitter.com/banbankobigfor…

2016年9月のツイートより(抜粋)

2016年9月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。

 


9月1日(木)

心を病んで回復してきた人の、過去との折り合い方。難しいのが就活など。病歴を伝えればチャンスは減じるが、伝えないのも隠し事のようで辛い。でもよほどの専門家でなければ病歴を正しく理解できない。だから「理解できないのなら教えても不毛」くらいのスタンスがちょうどよいのでは。

講演では時々話すのですが、小3からぐれていた私は、口喧嘩が得意です。絶対に負けません。でもある時期から、それが自分を傷つけることを知って、口喧嘩は一切していません。攻撃のエネルギーで自分を毒したくないのです。

子どもとも口喧嘩はしません(じゃれ合うときは除いて。ただし、反抗期の年齢なので、今現在じゃれ合っていません)。どうしても何かを伝えたいときは、「・・・が心配」「・・・と言われたことがショック。何でもいいから、生きていてほしい」という伝え方をしています。


9月3日(土)

 

一部のローソンで、著書「怒りがスーッと消える本」が買えるようです。ダヴィンチとのコラボ企画だそうです。 https://t.co/96N6A150H5


9月5日(月)

 

まだ「どなたと」の共著であるかは明かさない方がよいと思うのですが、大変充実した2日間の作業でした。私はその方のことが大好きになったし、きっとよい作品が仕上がると思います。時期が来たら、改めてお知らせします。ちなみに、同年代の女性です。(また情報量のないツイート)

最近急逝したカナダのホストマザー関連です。ブリティッシュ・コロンビアで、9月24日に追悼式が行われます。私は仕事上行かれないのですが、Jo-Ann Strebeと関係のあった日本人の皆さまにお知らせします。私は日本で、彼女の家族のために祈ります。

カナダのホストファミリーは私に多くを与えてくれました。私が議員をやめてから来日したときには、本当は全てを知っていたのに、私の言葉で全部を語らせてくれました。家が狭いので六本木にホテルをとったのですが、「私たちを甘やかしているわよ」と最大限の賛辞を送ってくれました。

しかしカナダのホストファミリーが私を未だにからかうのは、「うちに来たときは指が震えていたよ」ということ。だって19歳で、初めて一人で外国の他人の家にホームステイしたので当たり前じゃないですか。そんなことも普通に話せるくらい、家族みたいな関係なんです。

辛さん、ありがとうございます。とても尊敬する辛さんのご意見、本当に重く受け止めます。ただ、私はどうしても小選挙区での「敵、味方」の選挙が馴染まないです。近々、宇都宮でボランティアしてくださった方との交流の機会は持ちますが。 https://t.co/OEpHZPkHxp


9月7日(水)

 

日々騒がれている「二重国籍問題」。出自に関する差別問題として捉えている人も多いようだが、私はむしろ、日々発言が変わることについての「信頼問題」だと思っている。もちろん私は出自に関する差別意識は全くない。

現在日本の首相を目指す立場に身を置いているとしても、そもそも台湾籍だったわけだし、父のルーツ、台湾に自らのアイデンティティを求めていた時期があるのはわかる。それなら、ここに至るまでの自らの精神的変遷を正直に語ってくれた方がよほど信頼を得られると思うのだが。


9月8日(木)

 

「男が泣くな」には、精神科医として本当にがっかり。男も女も、悲しいし、泣くんです。それができないから、うつ病とかDVとかが出てくるのだと思っています。政治的にどうか、ということはまた別の問題だとは思いますが、「男」の問題ではないと思います。

息子が保育園児の頃、怖がりだった彼に「自分が怖がりだってわかっている男はいい男なんだよ。それがわかっていないと女に暴力を振るったりするんだよ」と伝え、彼は「じゃあ○○ちゃんはいい男なんだね!」というやりとりをした。外ではそれなりにマッチョだけれど、優しい男の子に育った。

私は民進党代表選に何の関係もありませんが、謝罪する前原さんの気持ちも、それを悲しく思う玉木さんの気持ちも、わかる気がします。


9月10日(土)

今日はAHさいたまで実践ワークショップ。大宮に向かい中。方向音痴の私のために駅まで迎えに来ていただけそうだったが自力で行ってみることにした。

AHさいたまでの実践ワークショップ終了。埼玉の方もだけれど、全国各地からいらしていただいた。いつも「AHっていいな」と同じ結論になる。参加してくださった皆さま、豊かな時間をありがとうございました。

AHの集まりのたびに思うのだが、参加してくれた人それぞれが自分自身の心の平和を目標にして心の姿勢を選択しようという意識を持ってくれれば、それはその人数分だけの効果ではない、桁違いの結果を生むだろう。

明日は下の子の15歳の誕生日。ということは、NY同時テロの15周年追悼ということでもある。一人の子どもを生み育てるエネルギー、注ぐ愛、その存在のかけがえのなさを考えると、どうしても武力解決というのは人間に合わないシステムだと言わざるを得ない。


9月11日(日)

 

息子の誕生日に毎年栃木から梨を送ってくださる方より、今日もおいしそうな梨が届いた。公職を離れると人が去る、という話をよく聞くが、私はその点非常に恵まれていると思う。もちろん、公職を離れたからこそ親しくなった方たちも含めて。

毎晩、会合を4~5掛け持ちで、名刺を配り握手をして回り、まあ小さな子どもがいるからと21時くらいには解放してもらって、家で家族の食べ残しの夕食をとっていました。運がよければ子どもの入浴。自由になった時間として記憶しているのは、東京から宇都宮に転居した日だけ。

私は「前原さんが代表になったら党費も払わない」と言っていたほどの人間です。彼のことをずっと「バカ派」(現実を知らないタカ派)と呼んできました。しかし、AHを通しての前原さんとの関わりを通して、彼の本質的な変化を感じています。 https://t.co/OEpHZPkHxp

attitudinal healing です。ah-japan.comをご覧ください。例えば、自分を攻撃しているように見える人を、「自分がやられた」と見るか、その人が困っているかと見るか、というような違いです。https://t.co/qy4TqpDooO

私にとっても、バランスのとれた自民党の方達(主に宏池会)は、安心材料の一つだったように思う。加藤紘一さんと議員会館のエレベーターでご一緒した際、一年生議員の私が逆に大先輩を励まして背中を叩いたことを覚えている。 https://t.co/oDwgLdlNbW


9月13日(火)

 

今夜も、国際対人関係療法学会の電話理事会だった。前体制(選挙を経ないで作られていたもの)から現体制(選挙を経て選ばれた理事によるもの)への移行は思いのほか難航したが、ようやく先が開けた。ここから、様々な課題が広がっていくが、その一つの柱が認定問題だろう。

AH創始者ジェリー・ジャンポルスキーと息子の共著「父親と息子の関係を癒す すべての男性と女性のために」がキンドル化されて入手しやすくなりました。精神科医で元アルコール依存の父、臨床心理士で元薬物依存の息子。本音の癒しの話です。https://t.co/anHxOPDctj


9月17日(土)

 

今日は年1回のAHファシリテーター・ミーティングだった。全国のファシリテーターが年1回集まっていろいろな話をする。今年は特に日本でのAH10周年ということもあり、たった一人でAH活動を始めた頃のことを振り返ると感慨深いものがあった。よいものは自然に広がるんだな、と。

AHを日本に持ち込んだとき、私の頭がおかしくなったのかと心配した善意の人たちから、様々な妨害(?)があった。でも、心の平和を最優先にするという生き方を後悔したことはないし、それが持つ力については、年々実感が強まっている。すばらしい仲間に出会えたことも感謝。

ありがとうございます。確かに身体的にきつかった時期もありましたが、好きなことのために努力するのは気持ちよいですね。 https://t.co/IVWrwtsBi5

はい、本当にそう思います。一人ひとりが「安心なAHの場を守ろう」と意識するからこそ成り立つのだと思いますし、AHから得る癒しがますますそれを促進するのですね。いつもAHの場ってすごいなと思います。 https://t.co/eJqQ3qv8xY

そういう方、結構多いとうかがっています。やはりAHは「説明する」ものではなく「体現する」ものなのだな、とその度に思います。AHを「説明」しようとすると人の「怖れ」を刺激してしまうのだなと。 https://t.co/svQt5sKdMO


9月18日(日)

 

今になって思うと、私が現職議員として務めた衆議院二期(2000年~2006年)の時代の民主党は黄金時代だった。尊敬できる先輩がたくさんいた。部門会議は「まるで大学のゼミのよう」と言われたくらいに、何が社会に暮らす人々の本当に役に立つのか、真剣な話し合いだった。

今の民進党は「黄金時代」とはとてもほど遠い。尊敬できる先輩は、その多くが様々な事情(多くが落選)で民主党を去った。ただ党を守るだけの努力など、本当に意味がない。右でも左でもなく、真にリベラルな政党は作れないのだろうか。

安倍政権になって危機感を抱いている人は多い。前原さんが言うように「代表になるということは、個人の問題が党の問題になるということ。党を巻き込むことの重みを受け止めてほしい」は私も同感。日本の政治状況全体を考えたときに「自分」はどう振る舞うべきかを考えられる人の活躍を望む。

なるほど。またどなたかのツイートで「今の日本の問題は右が情を失い、左が理性を失ったことにある」というのもなるほどと読んだ。私は、情をまっすぐに見ていけば理性につながると思っているが。リベラルってそういうことじゃないかな。 https://t.co/6rReECTMrB

これは故・自民党大物議員と一対一で話したことがある。やはりネックは小選挙区。以前は自民党内で意見が対立しても、中選挙区でそこそこの票がとれれば大丈夫だった。でも今は「公認」され「半数以上の人に媚び」を売ることが必要。 https://t.co/Rb2YQ9zBLP

私は現職時代「細川政権で希望を持たせ、自社さ政権で流れをおかしくし、結局は人に政治不信しか与えなかった人たちが、なぜ今も永田町を闊歩しているのか悩む」ということを普通に話していた。政権交代に期待していた人たちを裏切り、民主党を期待されない政党にした人についても同感。

ただ、「地盤も鞄も看板もなかった」私の経験上、議員になるのはとても大変なことです。私はどちらかと言うと「PTA役員」的に、「誰かがやらなくては」と、限られた期間引き受けたつもりですが。皆さん、国会議員になってみませんか? https://t.co/oIFKck9GlG

細川政権ができたとき、通勤電車のサラリーマンたちは、サッカーのワールドカップ人気と同じような熱を持って政治を語っていた。その人達に「期待しても仕方ない」という気持ちを与えたとしたら、ものすごい責任だと思う。「政治家総取っ替え」の日本新党には、小池百合子さんもいた。

(1)私は民主党の公募の面接で政治資金のことを問われて「お金がなければ選挙に出られないというのはおかしいと思うので、自分のお金を使う気は一切ありません」と断言した。結果として「借金をしてでも」と答えた人ではなく私が選ばれた。 https://t.co/2hjRk3zcUQ

(2)もちろん、歳費はじめ政党交付金が得られてからは、他人への寄付も含めて、国からもらったお金のほとんどを、政治活動に使った。

私は何度か党議拘束を破りました。それに対する当時の執行部の対応はとても緩やかでした。私はR氏が年下の議員を呼び捨てにするのも信じられません。有権者の付託を受けている以上、責任があるという意味で対等だと思うからです。 https://t.co/RBFkpSyBbt

私は原口さんも蓮舫さんもよく知っていますが、原口さんが二番目の蓮舫さんになるということはあり得ないと思います。また、原口さんは、自らの信念に従って行動する政治家だということを、親しい関わりを通して信じています。 https://t.co/tkGJXdXYwJ

アメリカの「二大政党制」は、主に大統領選のためのものであって、議員は個人としての責任を常に監視されています。「党が言ったから・・・」は許されず、どの法案に賛成したか反対したかは、その議員の評価につながっています。 https://t.co/zggY5XrD83

こういう批判は過去にも受けてきました。ただ、当時存命だった尊敬すべき先輩に私が敬意を表して言うならば、「真剣な話し合い」と「机上の空論」とは全く別物です。私たちほど、現実的な議論をしていた者はいないと自負しています。 https://t.co/jpur6ncE5R

私が現職議員だったときの強い違和感。「自民党の○○さんも、××政策には賛成ですよ」とよく聞いた。議員たる者、単に賛成するのではなく、それを実現するために現実的な努力をしてこそ本物。アンケートで「賛成」と答えた人が、どれほどそのために汗をかいているか、見てほしい。

小選挙区制で二期も衆議院議員を務めさせていただきましたが、やはり小選挙区制は多様な意見の反映には向かないと思います(米国式の、ゆるい二大政党制はまた別として)。小選挙区制には最初から反対ですし「仏」とも思っていません。 https://t.co/xz0VUGmLVG

私はアンチリベラルの野田さんも蓮舫さんも政治家として評価することができない。蓮舫さんの出自だけを見て擁護する方がおられるようだが、それは政治家・蓮舫をよく見ていない証拠のように思う。在日外国人の地方参政権反対など。 https://t.co/1Jn3w55CnS

私はすでに民主党(民進党)と何の関係もない人間ですが、不誠実がどこにあったのか、教えていただければ幸いです。3.11という未曾有の災害への対応が完璧でなかったのは知っています。では他にどういう選択肢があったのでしょうか? https://t.co/eReitQ6mPj

「派閥争い」を私たちはしていませんでした。していた人たちがいたのも了解しています。ただ、政策を真剣に考えていた人たちにはそういう発想がなかったことだけは、今は亡き尊敬すべき先輩達のためにも知っておいていただきたいと思います。 https://t.co/ZqnnfkTmQK

古いどころか、私は一度も「新自由主義」に賛成したことはありません。 https://t.co/6OyvDLXT3F

私が初めて衆議院に立候補したとき、「脱原発」を政策に書いて、「これでは連合は推薦できない」と騒ぎになった。地元の参議院議員が「私の監督不足でした」と平謝りした。私の了解なく。 https://t.co/OiUapQWvTc

次の選挙の時には、電力総連の事務所に監禁されて、原発思想教育を受けた。もちろん私は洗脳されたりしない。「とりあえず今日すぐに原発をやめるということが現実的ではないということはわかりました」と言うのがやっとだった。

全たばこ労組も私に「禁煙議員連盟をやめないと選挙の支援はできない」と。たばこの煙でセピア色になった組合室で「私は医者なので脱退できない。むしろここで私が不自然に脱退することが全たばこさんの変な疑惑につながるのでは」で解放。

本来、原発やたばこ産業による従業員の健康被害を防ぐのが組合の役割なのでは? という私の疑問は、ますます強まった。何かおかしい。

(1)私自身が作った「子ども有害情報」の法案。それは、政府・与党が作成していた「政府が情報を検閲し発禁処分にする」という、憲法で定められた「表現の自由」に抵触する法案への対案としての「情報の棲み分け」法案。でも私自身が「表現の自由を妨げるトンデモ人間」というレッテルを貼られた。

(2)最近「前科」と書かれてギョッとしたが、私はむしろ「表現の自由」を守るため、また子どもの権利を守るため、政府に対抗する法案を作って、敢えて提出せずに業界の自主努力を促したと思っている。私を批判している皆さまは、私が作った法案の要綱の内容まできちんと読まれたのだろうか。

(3)こういう疑問が改めて沸いてきたのは、民進党代表選を巡る国籍法の取り扱いのため。ネットでいろいろ言っている人たちは、国籍法の第14条をきちんと読んだのだろうか。条文を読まずしてその法案なり法律なりに踏み込んだ意見をするのはやはり誠意がないと思う。

(4)「子ども有害情報」の法案については、第二子のつわりの最中にあちこちでつるし上げにあったが、「水島許すまじ」と思ってシンポジウムの会場に入った学生さんたちが、出場時には「水島さんが言っていることが正しいような気がしてきた」と言っていたと聞く。生のやりとりの効果だろう。

自分の子どもがコンビニにお菓子を買いに入って、いきなり暴力レイプものの雑誌を目にするのがよいと国民の多数が本当に思っているのだろうか。政府は情報そのものを「発禁」にしようとしていたのに対し、私はあくまでも「棲み分け」を提案しただけなのだが。

結果として、民放連の方達とはとてもよい信頼関係ができて、私の言いたいことを理解していただけたと思っている。

 


9月21日(水)

 

基本形は https://t.co/8ajCuHhr8a にあります。この後バージョンアップしていますが、主な内容はこの骨子から変わっていません。要綱までは作りましたが条文化はしておらず、提出もしていません。提出しなかった理由は(2)で書きます。 https://t.co/R41BmBxd8h

(2)子ども有害情報の法案を提出しなかったのは、表現の自由に抵触する自民党案が準備されていたため、こちらの法案を出すことで自民党案の提出を招き、多数決で悪法が成立しかねなかったから。しかし法案骨子を作ることによって業界の自主規制についてかなり話し合うことができた。

「ゾーニングとリテラシー教育で表現の自由を守る」と、私が法案で言いたかったことをすっきり理解してくださって本当に嬉しいです。早く「表現の自由を侵す人間」としての汚名が晴れないかな。ウルフウッドさんがおっしゃるように、それこそが表現の自由を守ると思っています。https://t.co/R41BmBxd8h

そうなんです。だから与党に調子に乗られるのを政治的判断で避けました。同時に、民放連を初めとするメディアの皆さんと真摯な話し合いをすることによって、法規制しなくても何とかできる、という信頼関係を築けたのはすごい功績だったと思います。第二子のつわりで大変な時期でしたが。 https://t.co/3q1TnrpnOm

明日は宇都宮です。小さな集まりなので広くお声をかけられないのが残念ですが。私本人はちょっとした里帰り気分です。(すっかり栃木が私の田舎のようなつもりでいる)

それにしても、子ども有害情報の法案を提出しなかったことが「党内の反対が強いため」とウィキなどに書かれているのは、推測なのか、誰かのチクリなのか。心配されたことはあるが、表だって反対されたことはないのだが。

ありがとうございます。今までネット上では「表現の自由」を侵害する人物という評判が流布されていたようなので嬉しいです。我が子たちも「治安維持法ができたらうちの母親はやばい」と、表現の自由を尊重する私を理解してくれています。 https://t.co/zpI1Su0N6y


9月22日(木)

 

宇都宮で過去の(現在も?)支持者の方達に会うのはいつでも嬉しいのだが、私の政治活動を通して新たに知り合った人たち同士が、その後も関わりを続け、社会に変化をもたらす様々な活動を続けておられている様子を見ると、いつもとても深く感激する。


9月23日(金)

 

私は、大切なものを守ろうとしている人たちに本当に尊敬の念を覚えている。ただ、そこに「怒り」というキーワードを見つけてしまうと、躊躇する。最初の反応は「怒り」でよい。健全だ。でもそのまま活動にぶつけるのは心配だ。


9月25日(日)

 

私もオトナカレッジは楽しかったので残念です。 https://t.co/3BR4SlYMyM

私は、「自分は強い」と思っている人は実は脆くて、「自分は弱い」と思っている人ほど強いように思っています。


9月29日(木)

 

(1)実は二重国籍の話は、私が現職議員だった時代に相談を受け、信頼できる先輩議員に相談し検討したことだった。国際結婚をした人が配偶者の国籍を取得し日本国籍を手放したのだが(二重国籍を認めない国籍法に基づき)、日本親の介護が必要となり苦労しているという話。

(2)法務関係に秀でいた先輩議員の結論は「難しい」。私は彼を尊敬していたので、その結論に異を唱えなかった。おそらく、介護のためには二重国籍ではなく、ビザのための特別措置が必要なのだろうと思った。ちなみに、私が相談した先輩議員は、リベラルの教科書みたいな人だった。