【新刊】『運のいい人、悪い人の心の習慣』を刊行しました

『精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣』を刊行しましたのでお知らせいたします。

書籍の内容

【「TRC MARC」図書館流通センターより】
「運がいい」と「ラッキー」は違う? ポジティブ思考が自分を苦しめる? 「運のよさ」とは「自己肯定感に基づく好循環」と定義する精神科医の著者が、「好循環」を生み出す秘訣、運のよさを実力にする方法を紹介する。

【出版社より】
「いつも自分ばっかりこんな目に…」「自分は人間関係に恵まれていない…」「自分は正しいことを言ってるのに…」「もう頑張れない、自分はダメだ…」――。日々こんなふうに感じることはないでしょうか?当てはまる人は、無意識のうちに「運が悪くなる」習慣をしてしまっているかもしれません。
本書では、精神科医・対人関係療法の専門家の立場から、こうした苦しい悪循環の毎日から抜け出して、「運がよくなる」好循環を生み出す方法を解説しています。
「“べき”を手放す」「被害者意識から解放される」「他人との比較をしない」等々、テクニックや怪しげな開運法に頼るのではなく、日常生活を見直すことで自分の心や人間関係を整え、現実的に運をよくしていける一冊です。

【目次】
はじめに──
「運のいい人」「運の悪い人」
第1 章
絶対に知っておきたい原則:
「運」と「べき」は最悪の相性
第2 章
運のいい人は、
「被害者意識」から解放されている
第3 章
運のいい人は、
他人と自分を「比較」しない
第4 章
運のいい人は、
「人からどう見られるか」ではなく、「自分は誠実か」で生きる
第5 章
運のいい人には、
安定した「価値観」がある
第6 章
運のいい人は、
お金を「エネルギーを運ぶもの」として考える
第7 章
運のいい人は、
自分の「向き」「不向き」を知っている
第8 章
運のいい人は、
過去を引きずらず「今に生きる」
第9 章
運のいい人には、
日常的な「生活習慣」がある
第10章
運のいい人になるための、
手っ取り早い「心の習慣」
おわりに──
「運のいい人」は「ラッキー」に振り回されない
海竜社 1,404円(税込)

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2017年4月のツイートより(抜粋)

2017年4月のツイートより(抜粋)

2017年4月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


4月1日(月)
肥満を恥ずかしく思わない人の方が、メタボリックシンドロームが少なく中性脂肪が低い。肥満を恥ずかしく思う人の方がむちゃ食い行動が多い傾向や運動モチベーションが低い傾向と関連か。 http://bit.ly/2nsHeBZ

【発売中】WITH5月号 195ページ 「VIVA!新生活 “女子間コミュ力”ください!」に水島広子のインタビュー記事が掲載されています。女子同士のコミュニケーションは何故こうも複雑にこじれやすいのか、その理由と対処法を、分かりやすく解説しています。(ゆ) https://pic.twitter.com/tbXrgpBGbr

確かに、誰にでも一回は読んでほしい記事だと思う。 https://goo.gl/2ZuqFS


4月4日(火)
前からずっと気になっていたことだけれど、「親を大切にするよう、教えるべき」などと主張している人たちは、現実の子どもを知らないのではないかな。

そもそも、教えられなくても、子どもは親を大切にしている。大切に育てられた子はもちろんのこと、ひどい育てられ方をした子も。だからこそ虐待親に対して「自分が悪かったのではないか」という思いを否定しきれないのだと思う。 https://goo.gl/WMxWpA


4月5日(水)
「また宣伝か」と思われるのもうんざりだが、「現実の子ども」をぎゅっと詰め込んだ一冊が、4月20日刊行予定の「怒らないですむ子育て」。思春期用には「10代の子をもつ…」を勧めるが、反抗期の影響を受けない子どもの本質を知るには「怒らないですむ子育て」の方がむしろよいかも。

日本も英国のように、青少年の行動について学術的調査(オクスフォード大学)と政策決定がリンクしていればずっとよいのに。教育や子育てのことになると、どうしても「子ども」「子育て」を知らない人が机上の空論を述べている感が強すぎる。 http://bit.ly/1FA2nez

例えば同じコーランに基づいていても、穏健派イスラム教徒の人たちとISは全く違った人たちだ。私たちが目を向けるのは、なぜその違いが生じたのか、ということであって、コーランそのものの内容ではないはず。

「教育勅語」の再登板などには、二つの可能性がある。一つは政治的なもの。もう一つは、子育てについての不安。少なくとも後者は対処可能だし、データも経験もたくさんある。子どもの現実と関わっている人間から、もっと情報を得てほしい。私も著書などを通して、できるだけ発信しているつもり。

ちょっと言葉足らずだった。確かに私は思春期の患者さんを多く診ているし、子育てを通して多くの子どもを知っている。「今時の子」を知っている人たちが増えてほしいとも思う。でも、親を思う気持ちは、欠点のある親に対する自分の複雑な気持ちを振り返ることで実感可能なのでは。

親もできるだけのことをやるしかできない。それがそのまま子どもに伝われば意味があるのだと思う。完璧な親を目指す必要はない。「もっとうまくやりたいけど、うまくいかなくて」ということを率直に子どもと共有できる時間でもあれば。子どもを変な完璧主義から救い出すと思う。

SNSも、子どもや若者は見ている。相手が誰であろうと無礼なツイートはリツイートしないとか、攻撃的なエネルギーを持つものはリツイートしないとか、決めつけはリツイートしないとか、そういうのも「SNSリテラシー」の一部かもしれない。

「親が何を言ったか」ではなく「親が何をしたか」を見て子どもは育つ、というのは本当にそうだと思う(子どもに対して愛情あふれる言葉を言うのも「親が何をしたか」の一つ)。子どもに道徳教育を押しつける前に、まずは大人が自分の心の姿勢に責任を持つ、ということが肝要だと思うが。


4月6日(木)
なぜ「テロ」が起こるのかを検証することもなく、単に「テロ防止」という名をつければ何でも許される、というのは、民主主義や、学術活動の否定のように思う。

アレン・フランセス。つい最近彼のツイッターを知ってフォロー開始。私の恩師大野裕先生の恩師。常に励ましてくれるし私の話に大笑いしてくれる。とても常識的で温かい人。DSM-IVの責任者。精神科の過剰診断に警鐘を鳴らす貴重な人。「正常を救え」は好著。 @AllenFrancesMD


4月7日(金)
勘違いした人がいるみたいだけれど、私とムスリムの交流は、あくまでも彼らが居住する現地においての話。自分の土地で自分の宗教に従ってとても穏やかに暮らしているムスリムの人たちはたくさんいる。平凡で幸せな家庭生活を守りたいという点では、明らかに私たちと類似性が多く、ISとは違う。

トルコ滞在時、リビア経由でチュニジアに行こうと計画したけれども、リビアの領事館で「ビザの値段などは、明日くれば教えよう」などあまりに不透明なことを言われてやめた。結局モロッコでクスクスは食べたけれど。パキスタン領事館では夫婦別姓を認められずビザが取得できなかった。 https://goo.gl/6RH5Rq


4月12日(水)
【ラジオ出演】J-WAVE『JAM THE WORLD』に水島広子が出演します!
日時:4月18日(火)20:00~22:00
【テーマ】
「コミュ障」って何?
上手にできるコミュニケーションを取るコツとは?
詳しくはこちら→http://hirokom.org/blog/?p=844 http://pic.twitter.com/q2bS5NEj5z

【新刊】amazonで予約受付が始まりました!!
『それでいい。:自分を認めてラクになる対人関係入門』
http://amzn.to/2nYOwN3
“ネガティブ思考クイーン”の漫画家・細川貂々が、
精神科医で「対人関係療法」の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の成長物語”


4月13日(木)
「Kiite! 4・5月号」(71頁)に「学びたい私。夫をどう説得したらいいのか分からない」読者からのご質問に対する水島広子の記事「こころの応援団 第16回 」が掲載されています。全国の郵便局で5月22日までお買い求めいただけます。(ゆ) http://pic.twitter.com/xSJDiYGfFL


4月14日(金)
ありがとうございます。嬉しいです。ちなみに、現在、光文社知恵の森文庫の『「他人の目」が気になる人へ』として改訂版(文庫)が出版されていますので、ご関心を持たれた方はそちらをお読みいただくと、価格も安いですし、よりアップデートされております。 https://goo.gl/zxRAkj

自民党で出馬したいけれどもすでに選挙区に候補者がいて…という人が存在したのは事実ですが、中核となる人たちが、リベラルな勢力を作ろうと、不断の努力をしていたことも事実なのです。本当に、皆さん、一度政治家経験をされてみたらよいのに、と思います。 https://goo.gl/dKGt58

わくわくは今後も可能だと思いますよ。リベラルに焦点を当てれば。ただ、「政権交代」に集中しすぎた結果、歪んだ小選挙区制が生まれ、本来一緒にやっていけない人たちが一緒になった。北欧のように、それは連立政権でバランスをとっていけばよいものだと私は思っています。 https://goo.gl/Gaei5K

おっしゃるとおり、きちんとしたリベラル勢力を作ることにわくわくしていました。同時に、「政権交代」にこだわりすぎているとも感じていました。今も私はリベラルです。しかし、リベラルとか保守とかの言葉が、本来の定義を逸脱して使われている今、別のアプローチを試しています。https://goo.gl/1pnwAc

私は今年からは完全に、党派性のあるツイートをやめた。そもそも民進党とは何の関係もないし。心配なのは、立憲主義と民主主義が侵されることだけ。システムについての問題しか指摘しない方針なので、民進党への悪口を私に言っても無駄ですよ。


4月24日(日)

これは嬉しいご報告です。ありがとうございます。(それにしても、いつまでたっても「スルー力」が「するーか」に見えてしまう私です…「スルーりょく」なのですが) https://goo.gl/eYCjSO

寺町東子@teramachi_toko

1年前の記事が全く古びてない。/なぜ、「親の責任」を指摘する男たちは愛人・隠し子を作るのか?https://goo.gl/fFHTsj # @HuffPostJapanより

講談社 withオフィシャルサイト | 水島広子先生が指南! 女子同士のコミュニケーション、複雑でこじれやすい理由って!? http://withonline.jp/lifestyle/5554


4月25日(火)

資本主義と民主主義を同一視することが、多くの問題を見えにくくしていると思う。

5月に刊行する「運」の本で、ポジティブ思考の暴力性について触れましたが、結構暴力だなって思うんです。 https://goo.gl/ylAZKn


4月26日(水)

実は。今日のシニア向け取材でも、貂々さんとの共著については結構触れたんです。ネガティブをそのまま受け入れることによって、結果としてポジティブ(わざとらしい、まぶしいのではないですよ)にすらなる、ということを。ありがとうございます。

小学館の「DAKKO」@n_dakkoに水島広子のインタビュー記事が掲載されました。
『ママのイライラは手放せます!「怒らないですむ子育て」のコツ伝授』
https://goo.gl/e8jjQm
書籍の購入はコチラ→http://amzn.to/2p32Jg1 https://goo.gl/0sQoGY

母が料理を教えてくれなかったので、外で食べたおいしいものを、自分なりに再現するんです。青椒肉絲も含めて(レシピなしに、味覚便りに)。子どもたちもそんなだめな私のことはわかってくれているのですが、「病気のときはかか(私)のおじやが食べたい」と言ってくれます。

今日は診療後、シニア向け雑誌の取材。「歳をとることは失うことばかりでなく得ること」という趣旨で、いろいろ話していたら、私も歳をとることに前向きになってきました。

なんか本の宣伝になってしまいますが(図書館で借りていただいても本当によいのですよ)、5月刊行予定の「運」の本にそういうことを書いたのと、今まさに、原稿段階ですが、女性、加齢、恋愛市場、などに関連した本を書いています! お役に立つとよいです。


4月29日(土)
「怒らないですむ子育て」にも書いたけれど、私は子どもを叩いたことがない(怒ったこともない)。緊急事態のときの特効薬は「くすぐり」だった。危機回避もできるし、みんな笑ってしまうし、とてもお勧め。 http://amzn.to/2qhrMdP

ちなみに私自身はものすごく叩かれて育った。そのことを知っている我が子からは、「かわいそうだね。自分は叩かれたのに、子どもは叩かないんだから、一番損しているよね」と同情されている。損?と言えば損だが、我が子を叩かないですむ、というのは幸せだと思っている。

大野先生、ありがとうございます。何歳になっても、恩師からの激励は嬉しいです! https://goo.gl/kMZe6q

水島広子の『ダイエット依存症』電子版の予約販売が始まっています(5/12配信)。
amazon kindle版http://amzn.to/2qhOLVZ
Apple iBooks版https://goo.gl/yoWCAV  https://pic.twitter.com/8dkzLCebRP

水島広子先生が教える「女子同士のコミュニケーション、複雑でこじれやすい理由」 [with](講談社 http://JOSEISHI.NET) – Yahoo!ニュース

https://goo.gl/lWQvPf @YahooNewsTopics

大野先生は私の本当の恩師。「精神分析は嫌いなんですけど」と言ったときに「そういう若い人材がほしいね」と言ってくさたった。また、漢方も同時に勉強していた私に「精神科医は、浅く広くがいいんだよ。僕の研究室に入るからと言って、やめるのはもったいないな」と言ってくれた。


4月30日(日)
ソラ@SoraBluespice

今日は対人関係療法研究会実践応用編だった。今日もとても学びを深めた。参加者の方数人に声をかけられ、嬉しかった。勉強の場でさえあたたかく、困った時に相談できたり学べたりと自然にできる環境を嬉しく思う。IPT治療者の方々は謙虚で明るくあたたかい。対人関係療法がますます好きになる。

そう言えば、以前の対人関係療法研究会のアンケートで、「こんなに家庭的な雰囲気の勉強会は初めてでびっくりした」というのがありました。

AHにしろ、対人関係療法にしろ、私がワークショップをアットホームな雰囲気にしたいのは、私がそういう場が好きなだけでなく、その温かさを皆さんの臨床や私生活に持って行っていただきたいから。「親の会」でも、「知識よりも、この温かい雰囲気を持って帰ってください」とお願いしている。

研究会は、おいしいお菓子、コーヒー、無農薬紅茶、オーガニック緑茶は常備。AHはオーガニックハーブティーも。参加者が持ってきてくれる各地の名産もあります。もちろん内容も負けていないけれども、どうぞお気軽に。雰囲気はとても温かいです。

【新刊】『怒らないですむ子育て』を刊行しました

『怒らないですむ子育て』(小学館)を刊行しましたのでお知らせします。

以前出版した『お母さんの心がラクになる! 怒らない子育て』の改訂版ですが、
忙しいお母さんにも読んでいただけるよう、素敵な写真入りで見やすくなっています。


〈 書籍の内容 〉(出版社より)
さあ、イライラ子育てから解放されましょう

著者の水島広子さんは、『整理整頓 女子の人間関係』のヒットが記憶に新しい、対人関係療法の専門家。
ママたちの子育ての悩みのトップと言われる、「つい子どもを怒ってしまう」ことを事例別に解決策を提示しながら、怒りは医学的に解決できることを明らかにします。
そして、「怒られ続けて育った子どもの心がどうなってしまうのか」をも解き明かし、「怒り続ける」育児に警鐘を鳴らします。
子どもの心のありようが解明されることで、子どもは親を癒やす存在であること、お母さんは存在しているだけで子どもに愛されることを実感できます。
読めば、母親の原点に帰ることができる1冊。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

水島先生はご自身も二人のお子さんのお母さんです。精神科医として「怒りのメカニズム」を理解していること、そして、カウンセラーとして「子どもの親に対する気持ち」がわかっているので「怒らない子育て」が実践できているそうです。

小学館 1,296円(税込)

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2017年3月のツイートより(抜粋)

2017年3月のツイートより(抜粋)

2017年3月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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3月2日(木)
文庫「『他人の目』が気になる人へ」が増刷になるとの連絡。この本はタイトルを決めるときにしつこく粘って受け入れてもらえた本。副題通り「自分らしくのびのびと生きるヒント」になりますように。 http://amzn.to/2mcGNOy

 

地方でのAHのワークショップのときに、現地だけでなく隣県とかからもお手伝いに来てくださる方がいるのは、何となく根っこが太くなったような、心強い感覚をもたらしてくれますよね。

 

「女子の人間関係」を除いて、私の本は、「ベストセラー」ではなく「ロングセラー」。すっかり忘れて、全く違う仕事を黙々とやっているときに増刷のお知らせなどが届く。これはサプライズで結構嬉しい。つまり、「ロングセラー」を認めてくれない版元とは相性が悪いということでもある。

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3月3日(金)
ポリティカル・コレクトネスも、「形」であって、どういうエネルギーで扱うかが大切なのだと思う。言葉狩りのように排除や批判という「怖れ」のエネルギーで扱うと、結局「怖れ」で自由や創造性もなくなるということなのだろう。人の多様性を尊重する温かいエネルギーで扱いたい。

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3月4日(土)
(1)私はかつて、国際摂食障害学会(AED)のメディア対策委員会の日本代表を務めていたが、摂食障害についての日本のメディアのあまりのレベルの低さ(有名人が摂食障害になった、という程度のニュースしかない!)に、活動の意味を見いだせずに休職中。

 

(2)日本摂食障害学会が、メディアとより意味のある関係を作ると共に、私の代わりの人材を国際学会にも出してほしいということを当時の理事長に伝えたところ、「代わりが見つかるまでは評議員を務めてほしい」と言われて、会費の高い評議員に就任せざるを得なくなった。

 

(3)私は、対人関係療法を用いた摂食障害の治療にかなりの自信と実績があるが、日本摂食障害学会からは無視されてはいないものの重視もされておらず、いつまでも変わらない模様。最近、某セレブをめぐってだと思うのだが、「拒食症とは」の取材が増えた。時期性もあって全部断っている。

 

(4)ひとたび「摂食障害の専門家」を名乗ってしまった人たちにとって、「実は別のやり方の方が効果的でした」と認めることは難しいだろうと理解するが、認知行動療法で重度の摂食障害を治した治療者がいるのなら教えてほしい。既得権を守るため患者さんの利益を損なわないでほしい。

 

最近、私のクリニックで思春期の新しい患者さんを受け入れることを再開してますます思うのは、摂食障害の「治療」が、患者さんに新たなトラウマ体験を与えることにしかなっていないケースが目立つということ。治し方がわからなければ、確かに「怖れ」から不適切な対処をするのだろうな。

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3月5日(日)
クリニックでの外来治療だけになってからの私は、チューブ栄養の患者さんを退院させて責任を持ってきたこともあるし、栄養剤を机の上に置いて1時間患者さんを説得して飲んでもらったこともある。強制栄養の受け入れも、その位置づけ次第だと思う。「命の危険が・・」だけでは不適切。

 

あーあ、私はますます日本国内の摂食障害治療者たちから嫌われていくのだろうな。でも私にとっては、常に患者さんの回復と成長が第一。それを共有してくれる治療者仲間が増えてきたことは、何よりの幸せ。

 

例えば、私にとって嬉しいニュースは、認知行動療法で開業した若い精神科医が、「摂食障害についてはやはり対人関係療法」という認識のもと、研究会に参加して学んでくれ、患者さんを引き受けてくれること。患者さんを第一に考えられる治療者には、こういう柔軟性がある。

 

摂食障害についての取材を受けにくいのは、例えば複雑性PTSDの人が、症状への対処法として摂食障害を発症する場合も多いことや、非定型発達の人が摂食障害を「こだわり行動」にしている場合も多いことが背景。シンプルな摂食障害の人は、拙著を読んで回復軌道に乗ることも少なくない。

 

今は、対人関係療法研究会の参加者が提出した症例を読んでいるところだが(当日に発表する人を決めなければならない)、皆さん、保険適応でもない対人関係療法を使って少しでも患者さんの役に立とうとしている姿が伝わってきて感動する。

 

治療者は私のことをさらに嫌いになるだろうと書きましたが、精神科医療全体のことを考えてくださっている尊敬すべき大御所たちは、対人関係療法の味方です。研究会の顧問リストの豪華さを見てください。私が尊敬する先生方です。 http://bit.ly/2lIpmRL

 

今日というか昨日というか、本の校正をしながら思ったのは、「いわゆる『炎上』というのは、評価の押し付け合いなのだな」ということ。

 

昨日~今日といろいろ書いてきて、ぐれていた私は健在なんだな、と改めて思った。長きに流されず、自分が思ったことを言う。若い頃に比べれば社会性も身につけたけれども、「どうしても」というところの態度は変わらないのだな。もちろん、礼儀はわきまえるつもりだけれど。

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3月6日(月)
カルト関連の子の治療はとても難しい。本人は症状に悩んでいて抜け出したいと思う。でも、親や幼少期の「基本方針」を否定するだけの基盤がないし、今でも「べき」に縛られている。偏狭な価値観を持った親であっても「よかれ」と思ってやっていた、という事実もことを難しくする。https://goo.gl/4gXMYy

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3月8日(水)
今日知ったが、4月・5月・6月と続けて本が刊行されるらしく(原稿を書いた時期はバラバラなのだが)、にわかに校正地獄に陥ってきた。私は校正も丁寧にする方なので(逆に言えば赤字が多くて評判が悪い)、時間的に大丈夫か、不安。4月の本の校正は来週からと言うが、間に合うのかな。

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3月9日(木)
どうして自分の場合校正の赤字が多いのかと考えてみたが、それは執筆時から校正時までの変化(進歩?)を反映しているのだと思う。例えば仕事をしながら1週間で書き上げ、すぐに校正→刊行と進んだ「トラウマの現実に向き合う」は、校正の赤字がほとんどなかったと記憶している。

 

「行き過ぎた自由」などというものはなくて、むしろ被害者意識などの「怖れ」に縛られた不自由のことを人が「行き過ぎた自由」と呼んでいるのだと思う。私はもっと「怖れ」を手放して自由になりたい。そうすることでもっと温かい存在になれると思う。

 

対人関係療法は期間限定の治療法だが、幼少期にひどい虐待を受けた人やカルトに洗脳された人が、16回の治療で「完治」することはない。親が発達障害という場合も、親の行動についてのフォローが必要なので、治療は長引く。でも対人関係療法的アプローチは結果的にとても有効だ。

 

だからと言って、認知行動療法のように対人関係療法が溶けてしまうことを望んでいるわけではない。私は常に「なぜこの患者さんの場合、対人関係療法的アプローチをとりながら治療期間が長引いているのか」の報告書を書ける状態である(どこにも提出を求められていないが)。

 

私は絶対にワーカホリックではないが(むしろ怠け者)、仕事をする程度に時間とエネルギーがあれば、やっぱり仕事をする。かつて後輩が、「仕事が趣味」の先輩を見て「ああはなりたくない」と言っていたが、そんなのどうでもいいんじゃないの?と思う。意義のあることに時間を使いたい。

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3月10日(金)
私は、自由とは人間に与えられた当然の権利(本質)であり、だからこそ、他人を思いやったりする主体的な態度が可能になるのだと思います。「やらされている」のは、自由とは全く違う方向のものですよね。

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3月11日(土)
今日はAHの「劣等感について考えるワークショップ」でした。一日中劣等感のことばかり考えた日ということになりますが(笑)、いつものAHと同じ、温かく明るく深い場になりました。参加者の皆さまに感謝します。
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3月13日(月)
船田氏がこの件について適切な発言をしてくれることを望むが、船田氏が経営する作新学院が、船田氏の選挙運動について衆議院政治倫理審査会で問題とされた事実、そしてそれが地元紙に掲載されなかったという事実は消えない。

 

作新学院についての先程のツイートは、あまり本意ではなかったが、今回の森友学園をめぐる騒動を見て、教育機関が政治に乗っ取られる問題を痛感したので敢えて書くことにした。国会関係者(民進党関係者ではない)にも念のため相談してのこと。

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3月14日(火)
ひどい育てられ方をしてきた人たちですら「親孝行」を諦められないという現実をたくさん見てきて、必要なのは、「親孝行」を徳目として押しつけることではなく、ひどい育てられ方をする子を減らす努力だと心から思う。現場で努力している人たち、親たちの支援をもっと。

 

明日のあさイチは、6時にNHK集合なので早起き。しかし、男性もメイクしてもらうのに、女性の方が集合が1時間早いんですって。

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3月15日(水)

今朝あさイチの待ち時間に私のスタッフから時事・政治関係のニュースの受け止め方を質問された。まずは、自分の意見と合致するニュースだからと言ってそのまま受け入れないこと(メディア・リテラシーの話)。また、ニュースによって感情的になっている自分を見つけたら「怖れ」を見いだすこと。

 

テレビでは言いたいことの0.1%も伝えられない。本なら、かなりの程度伝えることができる。でも、テレビなら、無関係な人にでも伝えられる。本は、手にとってくださった方にしか伝わらない。こういう現実にこれかも向き合っていくのだろうな。自分の年齢や体力も考慮に入れて。

 

今朝のあさイチの感想で「断ればよい、というコメンテーターの意見に共感」が多いのは、今回の企画が「断るのは難しい」を元に作られていて、今朝の生スタジオに入るまで、「断ればいいじゃん」などおよそ禁句だったからだと思う(実際私がそう言ったときはスルーされた)。なんかずれていた。

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3月16日(木)
昨朝のあさイチ。私が事前に私が見たママサークルの録画は、NHKの「やらせ」だが、実際の人間関係を使っているので、日頃の信頼関係などが反映されて心情的にとても複雑なものだった。それを1~2分切り取って、コメンテーターが「友達にお金を頼むなんて」と切り捨てる、とはいかにもテレビ的。

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3月18日(土)
AHは自分の心への取り組み方であって決して他人を変えようとするものではないので、そもそも宣伝になじまない。でも「もっと早くこういう考え方を知っていれば」「義務教育で教えてくれていれば」という感想を聞くと、人に知らせる機会がもっとあってもよいと思う。名案があったら教えてください。

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3月19日(日)
ここがいつも争点となるところなのです。「問題がすっきり解決される!」というタイトルでないと売れないと思っている編集者さんが多く、「それではむしろ読者をバカにしているようだ」派の私とよく対立します。ただ、「すっきり」本に飛びつく人が多いのも事実で、象徴的だと思います。

 

ヤマトの宅急便の方が見えたので「大変ですね。ヤマトさんはあちこちで話題になるでしょう?」と聞いたら「ええ。でもこの辺の方は再配達を入れてくれるのでとても助かっています」「それはよかったです。お身体お大事に!」。再配達の連絡をすることがとても大切なようです。

 

もうオープンにしてよいのではと思うのですが、4月に刊行するのは、すでに入手できない拙著「怒らない子育て」の大幅リニューアル版です。ニーズは確実にあるのに爆発的に売れる性質のものではない…という事情の中、小学館が拾ってくれ、すてきな写真入りの新装版にしてくれます。

 

今日は、新装版「怒らない子育て」(タイトルは決まり次第お知らせします!)の校正をしていたのですが、ちょうど息子が中学を卒業して子離れを本格的にしなければならない今、小さい子どもの子育て本は「できればあの時代をもう一度」感をもたらす、何とも言えない複雑な作業でした。

 

私自身、「子どもっぽくない」「かわいくない」と言われ続けた子どもなので(それ以外にもいろいろあったが)、自分が子どもの頃に家庭生活を楽しむことはできなかった。でも、自分自身が親として子どもを持つことで、小さな子どものいる家庭を楽しむことができた。

 

私の父は74歳で急死したので、93歳のお父様がご存命とは羨ましい限りです。父は死ぬまでカボチャを食べませんでした。「カボチャ=戦争」だったからです。他の方に聞いても「戦争=飢え」という色彩が強いです。飢えるわけがない立場の人たちが、戦争を決めるのは絶対におかしい。

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3月20日(月)

うちの子どもは、脱・子どもの年齢ですが、ちょっと前までは「何でそんなにお子ちゃまなの?」と聞くと、「子どもなんだから、仕方ないでしょ」と答えてくれるくらいに健全で、嬉しいです。親→私への子育ては取り返しがつかなくても、私→子どもの子育てで取り返しがつくのだな、と。

 

今回校正をしながら改めて思ったのは「悪いと思ったら謝罪できる親こそ、尊敬される」ということ。そしてそれが、子どもにも「悪いと思ったら謝罪する」という人の道を示すということ。謝罪は、人間関係に信頼をもたらす、貴重なこと。政治に当てはめるとどうだろう?

 

よい編集者というのは、著者の立場に立つ人(著者になりかわって、勝手に内容を変えたりする人)ではなく、読者の立場に立つ人(ここは一般読者にわかりにくいよ、ということを伝えてくれる人)なのだな、とつくづく思う。

 

私はかつて、ギョッとするほど原稿を書き換えられたことがあって(怖れのエネルギーに!)、しかも印刷されたゲラで渡されたので手書きで赤を入れなければならず、時間さえあれば常に取り組んでいて、自動ドアにも挟まれた(講演前だったのに口の中が出血した)。もちろん売れなかった。

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3月21日(火)
おもしろいもので、娘だけでなく父方祖父とも誕生日が同じです。40を過ぎてからは何となく憂鬱な日になっていましたが、少し前に年をとることへの怖れを手放したので、さわやかな誕生日でした。反抗期が完了した娘からもちょっと泣ける手紙をもらい、嬉しかったです。

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3月22日(水)
水を差すつもりはないのですが。学術、政治の世界に身を置いて思ったのが、「日本は本当に層が薄い」ということ。研究にしても、政治的追及にしても、基本的に一人でやらなければなりません。まあ所詮は三流国ということなのでしょうが、もっと生産的な解決法が知りたいです。 https://goo.gl/OsZ6mY

 

私が羨ましいなと思ったのは、米国では学会発表用のスライドを、手書きで簡単に書くだけで立派なスライドに仕上げてもらえるのに、私は(当時パワーポイントが一般化していなかったので)スライドを自分で撮影する機器を研究費で買って、全部自分でやった。研究も、スライド作りも自分で。

 

私の学位論文は、完全に私一人がやった研究。たまたま国際的な一流誌に「着眼点がおもしろい」と取り上げてもらったのでラッキーだったが、人的資源は私一人のみだった。こういうのって何なんだろう?

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3月23日(木)
AH創始者ジェリー・ジャンポルスキーと早朝の長電話終了。私生活のこと、政治のこと、今書いている本のことなど、いろいろ話した。

 

枝野衆院議員について。私は議員になる前、多くの野党議員が「なあなあ」で質問をしていると思っていた。でも薬害エイズに関する枝野さんの質問を見て考えを変えた。その後自らが議員となって枝野さんと個人的に親しくなり、信頼感が増した。優秀で誠実な人だ。今日の証人喚問もさすがだった。

 

私は3月21日に49歳になった。ジェリー・ジャンポルスキーが、AHの基盤「奇跡のコース」に出会ったのが50歳。その後彼の人生は大きく変わった。だから、50歳というのは一つの希望の年なのだけれど、という話を今朝ジェリーにしたら、「もちろんいいことが待っていると思うよ」と。

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3月27日(月)

私が「日本人は卑屈だな」と感じるのは、外国語表記するときに平気で自分の名前を名・姓の順にするようなとき。そのくせ日本語表記では日本式の姓名の順にしない(ドナルド・トランプとか)。自国文化にもっと誇りを持ってよいと思うのはそういうときなのだが。

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3月28日(火)

かつて、「え?」と思うような、「スピリチュアル」な場所で(私のスピリチュアルの定義とは異なる)、嬉しそうにスライドの写真に収まる安倍昭恵さんを見たことがある。もちろん宣伝材料にされていた。

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3月29日(水)

今朝は6時から国際対人関係療法学会の電話理事会。4月からはサマータイムなのでスケジュールが変わる!と楽しみにしていたが、どういうわけか今のスケジュールのままの方がよいらしく、私は引き続き6時からの会議。今のメインの議題は、対人関係治療者としての認定システム。

 

認定システムは目安にはなるが、決して万能ではない。マンパワーを考えても、「これだけのトレーニングを受けた」という証明にしかならないと思う。個人的に見れば、「この治療者ならOK」はわかるのだが、システムにするのはとても難しい。まずは調査から。

 

またしても、司法と精神医学の接点での問題発生。未だに精神病理の大御所は、器質的な問題がなければ患者の責任能力あり、という立場のようだが、ひどい虐待やいじめのために解離症状を呈するようになった患者が、解離中に(全く別人格で記憶もなく)起こしたことの責任をどうして問えるのか。

 

虐待やいじめによるトラウマ症状を呈する患者の多くは、社会規範意識が高い。違法行為をしてしまったというショック、(本来自分の責任でないことへの)自責感、収監されたときの環境などを考えると、この領域は司法が人の生死を左右すると思うのだが。

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3月30日(木)

今朝は6時から国際対人関係療法学会の電話理事会。4月からはサマータイムなのでスケジュールが変わる!と楽しみにしていたが、どういうわけか今のスケジュールのままの方がよいらしく、私は引き続き6時からの会議。今のメインの議題は、対人関係治療者としての認定システム。

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3月31日(金)

先日テレビに出演したとき、6年前に同じくスタジオにいた男性出演者が「決めつけ体質」に変わっているのに驚いた。前はもっと受容的な雰囲気を醸し出していたのに。6歳も成長すれば普通は決めつけを手放すチャンスも増えるはずなのだが、環境の影響は大きいのだろうな。

 

「怒らない子育て」の新装版(素敵な写真つき!)、「怒らないですむ子育て」として、小学館から4月20日に刊行予定だそうです。より詳しくは、その頃にお伝えします。自分自身とても好きな本でしたし、絶版になって「手に入らない!」という声を受けていましたので、一安心です。

 

「運」の本(5月発売)の再校をしていて、「今は、これでよい」というのは、私の人生をかけて作り出したくらいのよい言葉だなと改めて感じた。私はいつか死ぬが、その言葉だけは残ってほしい。

 

民進党に組織としての力を期待する向きがあるようだが、少なくとも私が知っている昔の民主党にはそのようなものはなかった。むしろ、多様な議員がいることが、社会全体の多様性を代弁していると思っていた。もちろん「人権の尊重」「市民が主役」など、ミニマムの合意事項はあるとしても。

 

問題はむしろ連合の影響下で多様性が失われることだった。原発議論はまさに典型例。連合を責めているわけではない。連合の力なくして地方部で選挙に勝てるわけがない、という現実があるだけだ。蓮舫氏が代表であることに希望を感じられないのは、そんな地方での選挙体験がないからだ。

【ラジオ出演】J-WAVE『JAM THE WORLD』に出演します。

水島広子がJ-WAVE『JAM THE WORLD』に出演します。

【番組概要】

放送局:J-WAVE(FM 81.3)radiko

日時:4月18日(火)20:00~22:00

番組名:JAM THE WORLD(ジャム・ザ・ワールド)

水島の出演は20:55ごろ~21:25ごろ
特集コーナー:BREAK THROUGH (ブレイクスルー)

ナビゲーター:堀潤(元NHKアナウンサー/NPO「8bitNews」主宰)

【テーマ】

「コミュ障」って何?
上手にできるコミュニケーションを取るコツとは?

NHK「あさイチ」に出演します

NHK「あさイチ」に出演します。
NHK総合の情報番組「あさイチ」に、人間関係を損なわない「断り方」をテーマに生放送で出演することになりましたのでお知らせします。
日時 2017年3月15日(水) 8:15~9:54

チャンネル:NHK総合

キャスター:井ノ原快彦さん(タレント)、雨宮萌果さん(アナウンサー)、柳澤秀夫さん(解説委員)

ゲスト  :玉ちゃんさん、壇蜜さん
ぜひご覧ください。

 

水島が出演する回の番組ページはこちら

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170315/1.html

2017年2月のツイートより(抜粋)

2017年2月のツイートより(抜粋)

2017年2月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2月3日(金)
珍しく2冊の本を同時に書いている。もちろん、まもなくどちらかに集中することになるが。それにしても、私はコンスタントに仕事していても、それぞれの版元の事情で、短期間にまとめて複数の本が刊行されると読者の方を混乱させるかな。せめて「運」の本、早くならないかな。

トランプ政権が誕生してから、自分の心がかなり「助けを求めている」状態にあるのは自覚しているが、そんなときだからこそ自分にできるのは、本の原稿はもちろん、診療、講演、ツイッターなど、人と接する機会にできるだけ温かいエネルギーを込めることだな。

あとは、伝達したい情報も、できるだけ「怖れ」で修飾されていないものを選ぶようにしている(かなり数が減ってしまうが)。

19歳のときに3週間ホームステイしたカナダの家族が今日の夕方から来日したので接待中。うちには泊まってもらうスペースがないので、自宅裏の宿泊施設に泊まってもらっている。接待要員の子どもたちが二人とも受験中なので一人で頑張り中。

一家の柱だったホストマザーが秋に急死したこともあり、いつも以上に心を込めたい。ほぼ30年続いている交流。ホームステイした当時まだ5歳で私が毎日パジャマのボタンを留めてあげていつも手をつないでいた男の子が今では30代の立派な男性。数年に一度会うだけだが、家族。

ホストファーザーは本当に優しい男性で、カナダのスーパーで荷物を持ってくれたときに私がお礼を言ったら「ヒロコ、これくらいは男性に頼む権利が当然あるんだよ」と温かく言ってくれた。いつもいつも私の味方で、妻を急に失ったときもいち早く連絡してくれて寂しい胸の内を打ち明けてくれた。

たった3週間のホームステイだったが、私は今でもカナダの国歌が歌えるくらい、カナダが好きだ。国際対人関係療法学会の理事長は米国人、副理事長はカナダ人。副理事長は、「カナダ人は米国人よりも謙虚だから日本人の気持ちもわかる」と言ってくれる。

ホストファミリーは、私の帰国後あまりにも寂しかったので、日本人のホームステイの受け入れを習慣化した。日本のあちこちに「子ども」がいる。娘はホームステイしていた日本人男性と結婚した。「偏見」という言葉がほど遠い、本当に温かい人たちだ。私の人生の中にいてくれてありがとう。

3月にNHKの「あさイチ」に出演することになりそう。テレビはいろいろと面倒なのだが、元気にやっていますという姿を見せるチャンスではある。詳細が決まったらお知らせします。私は頑固なのでつぶれるかもしれませんが。(今までも結構つぶしてきました)
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2月4日(土)
私が人への関わり方を考える上で、精神科医としての知識を活用していることは事実だ。それは自分の第二の天性みたいなものだからだ。そのことと、治療を求めてもいない人を「診断」することは違う。政治上生じた問題は政治で解決すべきだ。そして私にとっての「政治」はAHだ。

AH創始者ジェリーにスカイプした。トランプに対する私の姿勢を全面的に肯定してくれた。怖れに基づいて行動しないということを約束した。ジェリーは2月11日に92歳になる。彼の死を怖れてはいない。でも直接会話できることはとても貴重。人類に可能な120歳まで生きてほしいと頼んだ。

な、なんと、ホストファーザーがインシュリンを忘れたというので早朝から大騒ぎ。何とかなりますように。

インシュリンゲットしました。一安心。関係者のものわかりがよくてすごく助かりました。
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2月5日(日)
私は、自らの体験からも、政治の多くを「被害者意識」が動かしていると思っています。政治という場でやりとりしてもそこには届きません。敵・味方を作って攻撃し合うだけです。むしろ、「被害者意識」を含む「怖れ」に取り組む方が、よほど政治の質をよくするように思っています。

カナダ人を京都に送り出し、接待終了。カナダの政治の話もたくさんできて楽しかった。それにしても5歳で私がパジャマのボタンをとめてあげていた子(今は35歳くらい?)と政治の話ができるようになったとは。年はとってみるものですね。

選び直し。これこそ、AHの神髄ですよね。ちなみにカナダのAHコミュニティの名前は「Choose Again」。
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2月6日(月)
私にはスタッフが3人いますが、今日はそのうちの1人とじっくり話し合い、とても有意義でした。雇用関係も一つの人間関係。その質がよくなれば、自分の人生の質もよくなると思います。大きな企業でも、それが応用できればと思います。

患者さんは「もう、いい大人なんだから」という言葉から受けるプレッシャーに相当苦しんでいます(苦しんでいる自覚もないくらい)。でも私から見ると、本当に純粋で、よく頑張ってきたな、と思います。裸の魂。まさにその通りですね。AH的には、私たちの裸の魂は、温かいこころなんです。
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2月7日(火)
私は20代の頃かなり先鋭的で、医局内のジェンダー問題に相当取り組んでいた(それまでは女性研修医の仕事だったコーヒー作りを研修医全員の仕事にしたり)。言葉についてもうるさかった。そういう私を大野裕先生は「言葉にうるさい」と言わずに「言葉に詳しい」と言ってくれた。

私はもちろんトランプが嫌いだが、彼を「狂人」呼ばわりする精神科医とは同業とはとはとても思えない。トランプはただの「怖れのかたまり」。それを「怖れ」と見ずに、他者を攻撃しているだけ。「怒っている人は困っている人」。そし自己防衛が安全だと信じているおめでたい人。
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2月8日(水)
著書「対人関係療法でなおす 気分変調性障害」重版のお知らせをいただき嬉しい。この本は、アメリカ精神医学会をはじめとする専門性の高い文献を引用して書いたのだが、「今まで聞いていたのはわがまま病」というような反響をいただくのは悲しい。医者の不勉強に惑わされないでほしい。

気分変調性障害の人が、多くは思春期に発症し、どれほどのものを失うのか。症状としては大うつ病より軽いとしても、世界観、人間観を作る思春期に慢性のうつになることがどれほどのことか。そんなデータも知らずに「わがまま病」扱いするような専門家は絶対に信じないでくださいね。

気分変調性障害の人の半分は、薬に反応します。もちろん「考え方のクセ」がありますから、サポートは必要です。薬に反応しない人たちは、トラウマが背景にあるようだと、自分の臨床経験から思っています。

私などの言うことは信じられない、と思う方は、英語ですが、
Interpersonal Psychotherapy for Dysthymic Disorderを読んでください。私の兄貴分です。 http://amzn.to/2kSs5eH

そもそも患者さんを「わがまま」呼ばわりする治療者は何なのか。そう言えば治るとでも思っているのか。「わがまま」に見えることの背景を見極めることこそ専門家の仕事であって、それをしない人は能力がないとしか言いようがない。 能力のなさを、自己防衛しているだけだと思う。
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2月9日(木)
横入りですみません。怒っている人に優しくする必要は特にありません。全ては自分自身の心の平和のため。「やられた!」と思うよりも、「ああ、困っているんだ」と思う方が、自分がずっと平和でいられます。さらに余裕があれば、優しくしてあげるのももちろんOKですが。

自分に貼り付ける「わがまま」レッテルは、症状なのだと思いますよ。それを何とかするのが治療者の仕事であって。自分でできるのなら治療者なんていらないですよね。

学会の役などもやっている私の立場で言うのはどうかと思うけれど、裁判の証人として出廷した経験からは、「『専門家』は現実を知らない!」と思った。いじめ→トラウマ→違法行為の人にとって、裁判はいじめそのものだ。ちゃんと仕組みを作らなければ。

さらにしつこく横入り。「義憤」っていうのは、自分自身が困っているんだと私は思っています。「え?え?世の中でこんなことが許されていいの?」的な。

例えば双極性障害の躁状態で自己破産してしまう人。せめて初発くらいは(治療を受ける前くらいは)、何とかしてあげられる仕組みが作れないかな、と思う。一度治療に入れば、それを続けるのは本人の自覚と責任だとしても。

私が尊敬する北大教授遠藤乾さんの「欧州複合危機」が、今頃重版だなんて。ものすごく良書なのに。みんなそれほど欧州に興味がないのかな。でも今年の欧州は、日本にはねかえるくらいの問題が起こるような予感も。

私の「怒り」の本を読んでも満ち足りない人は、ぜひ、私が書いたトラウマの本を読んでください。トラウマの怒りは、通常の怒りとは桁違いなんです。図書館でいいです。販促の意図は全くありません。ただ、ああ、これはトラウマ症状なんだなと知っていただければ。全てが始まります。

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2月10日(金)
今日は診療の後、スタッフミーティングで、その後新年会。もちろん仕事度が高いほど緊張感は増すが、どの状況でも裏表なく信頼していられる関係は貴重だ。少人数であることと、AHを基盤とした関わりであることが大きいと思うが。
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2月11日(土)
なんと! 国際対人関係療法学会(ISIPT)で検索したら、本体の次に、ISIPT Japanが出てきた。感激。https://goo.gl/rpNkEW

ちなみにISIPTの次の理事長選が終わり、私が応援していたOguz Omayが当選した。彼はトルコのバックグラウンドを持ち、現在フランス在住。英語は堪能だが第一言語ではない。学会活動に熱心。人を包み込む好人物。国際学会の理事長にふさわしいと思う。もちろん仲良し。

日本でのIPTの学会化は、おそらく次世代の人の仕事になると思う。もちろん私の人脈を生かして手伝う。今の段階で学会化しても、私が望む学会にならないと思う(私が学会に求める水準はかなり高い)。研究会で専門家トレーニングを続け、保険適応もめざし、そのあたりで私の寿命かな。

今の私にできることは、国際学会ISIPTで得た情報を日本の皆さまに提供すること、理事として、英語が苦手な国(日本とか)にも情報がアップデートされる仕組みを作ること。これはだいたいできたので、今年は理事選に出ないことを考えています。

もう一度AHについて復習。「ぽかぽかとした温かさ」以外のものは全て「怖れ」。自己防衛、べき思考、被害者意識、等々。もちろん怖れている人が必要としているのは癒しだが、別に癒す必要もない。ただ、私たちが「怖れ」と見ることで自分の心の平和を守れれば大きな力になる。
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2月12日(日)
3月26日(日)に、1年に1回程度しか開催しないロールプレイ編対人関係療法研究会特別編を開催します。かなり人気ですが、まだ空席がありますので、1年待ちたくない方は是非。 https://goo.gl/Voh94O
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2月13日(月)
AHのファシリテーターのポストミーティング(ワークショップやグループの後のミーティング)でも、それが評価の場とならないように、「自分自身がその立場(ファシリテーター、スタッフ)において自分の心の平和の選択を実践できたか」だけに焦点を置くようにしている。
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2月14日(火)
映画The Reluctant Fundamentalistを観た。アメリカンドリームを体現していたパキスタン青年が9.11後の米国で非人道的な扱いを受け失望し帰国するが、米国と同列の「原理主義者」になることは拒む。ヴェネツィアやトロントの国際映画祭では上映されたらしいが。

うちの子どもは18歳(反抗期を終えた娘)と15歳(頑張って反抗している息子)ですが、反抗期であろうとなかろうと、本当に親を愛してくれているな、と感じます。娘は「攻撃型」反抗期だったので当時はきつかったですが、私にしか見せていなかった姿みたいなのも何となく嬉しくて。
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2月15日(水)

2/14を「女性が好きな男性にチョコレートをあげる日」と思っている人にとっては昨日は寂しい日だったかも。でも本来バレンタインデーの性質はそういうものではないし、私のように、小学生の頃から「チョコレート産業の陰謀に乗ってたまるか」と思っていた人間がいることも知っておいてほしい。

ツイッターは私にとっては信頼できる情報を得たり普段会えない人たちを近くに感じたりする至福の場だが、突然ものすごい攻撃(それも事実に基づかない)が来たりする。過去の経験からわかるが、人格攻撃して平和な気持ちに至ることはない。自分の発するエネルギーが自分の人生の質を決める。

昨日、敬愛する藤原帰一先生に何と言われるだろうかを気にしつつもThe Reluctant Fundamentalistを紹介したのは、それが小説に基づくものであれ一つ一つの「事情」を知ってほしかったから。著書にもよく書くが、それぞれの「事情」ほど大切なものはないと思っている。

多分、自分はこれでいいんだという無条件の温かい感覚を知っている人と、「他人よりも秀でないと自分には価値がないのだ」と思い込んで生きてきた人の違いがあるのでしょうね。前者の方が幸せであるのは間違いないですが、後者の方たちとも関わり続けたいと思います。まずは原稿を。

価値観のレベルならまだしも、私が今でも現職衆院議員だと思って攻撃してくる人は「???」と思いますよね。私も一応、誰かにコメントするときはその人のプロフィールを見ますし、誰かに会うときは、著作の一冊も読む。「保守」って、そういう人間尊重だと思っていましたけど。
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2月16日(木)
藤原先生、コメントありがとうございます! 先生の知的な言葉をいただくことで、漠然と感じられていた「よさ」が落ち着き自発的気づきも促されます。映画評論の神髄を感じさせていただいた気がします。勇気を出してみたら、贅沢な体験を得ることができて、よかったです!https://goo.gl/y0A8lF
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2月17日(金)
「普通」という言葉は人を救うことも追い詰めることも。対人関係療法はノーマライゼーションの治療なので「病気なのだから当然」「人間として普通」が基本姿勢。これは普通という名のもとに人を「べき」に追い込むのと違い、人間なのだから限界はあるよね、という優しい考え方だ。

私が研修中救急外来をローテートしていたとき、当時の助教授がECTについて「あんなの、壊れたテレビを蹴飛ばすのと同じだろ」と信じられなく非科学的・非人道的発言をしていて呆れました。そういう人はこれをどうせ読まないでしょうが、読んでいただきたいものです。 https://goo.gl/BUcErZ

電気けいれん療法(ECT)は、恐ろしく危険な治療法と思っておられる方も少なくないでしょうが、この治療がなければ人生の質が決して改善しなかった患者さんたちを多数知っています。決して「廃人化」のためのものではありません。「カッコーの巣の上で」の影響が強すぎるのかな。
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2月18日(土)
「心がボロボロがスーッとラクになる本」の増刷と韓国語翻訳の連絡をいただいた。タイトルで出版社と相当争った本だが、私の提案「心がボロボロになったときに読む本」の方がもっと売れたんじゃないかな、という気持ちは今でも。http://amzn.to/2m3791Z

選挙に当選するのも、本が売れるのも、実は簡単なのです。人の怖れを煽り、ありえないほど簡単な解決策を与えれば。ただ、そう言う手法に飛びつくかどうかが、人の生き方であり、社会に何をもたらしたいのかなのだと思います。節約体質なので助かります。

私にとってのヒーローは、厳寒の時期にスーツだけで街頭演説していた私に「そんな格好では寒いでしょう」と言ってくれた男性。「栃木では、政治家はコート着用を許されないようです」と答えた私に、「新しい政治を作りたいのならそういうところも変えていかなくちゃ」と。
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2月19日(日)
赤絨毯を踏むためには、どれほどの犠牲も払ってもらうよ、ということを味方陣営(労組、市議)から言われたこともある。なんか、目的意識が完全に違っていた。
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2月21日(火)
私は、性教育の充実により「早すぎる妊娠」や性感染症を防いでいくのがよいという立場。禁欲教育が罪悪感を前提としたものである以上、実際のデータも悲惨なのは当然。「望まれない妊娠」という言葉を使うべきではないのと同様、実際生まれる命と生育環境は何としても守りたい。
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2月24日(金)
大学病院、精神科病院、クリニック、保健所、企業等で働いてきたが、患者さんは常に私にとってVIPで、その中で私はadvocate(代弁者、権利擁護者)という言葉の意味を本当に理解できた。それは単なる権利の主張ではなく、自分が代弁する人が幸せに生きていける環境を作ること。
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2月25日(土)
もしやこれは「例の本」のことでしょうか??
実はこのたび、貂々さんとの共著を出版できることになったのです。6月頃の刊行予定です。詳細はまだお知らせできないのですが、とても素敵な企画です。読んでいただくのが楽しみ。共著が出版される事実は公開OKと言われたので早速。

今日の研究会でも話題になったが、「PTSDに対して対人関係療法は安全で有効な治療法である」ということがもっと日本でも知られればよいのだけれど。エビデンスはこちら。Markowitz JC, et al. Am J Psychiatry. 2015

今までジョディ・フォスターは政治と関わらずにきたけれども、さすがに「ここで何か言っておかないと人間として悔いが残る」という瞬間が来たのだろうな。私の政治参加も、後で我が子たちから「どうしてあのとき何もしなかったの?」と言われたくなかったから、というのが最大の動機だった。

トランスジェンダーの子が追い詰められて自殺すらするということはすでに知られた事実。ようやく「自分のトイレ」に行けるようになったのに、大統領が変わったらそれも取り消されるなんて。私から見ると、それはまるでB型の人にA型の血液の輸血を強要するみたいなものだ。
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2月27日(月)
私は「身体の性」と「アイデンティティとしての性」が一致しているし、同性愛傾向も全くない。この落ち着きを、LGBTの人たちにも同じように味わってほしい、と思うのは決して望みすぎではないと思う。人間として当たり前の権利だと思うから。

トランプ氏の「気に入らないメディア締め出し作戦」について。取材許可されたけれど辞退したタイム誌は立派だし、「締め出しを知っていたら参加しなかった」という声明を出したWSJも立派だと思う。便宜を与えられてもメディアの権利擁護のために発言できる会社は日本にあるのかな。

慢性PTSDに対する対人関係療法の有効性を示したNIMH研究のフォローアップは行っているのかと兄貴分Markowitzに質問したら、ちょうど論文投稿中とのことで「君は直観が優れているのか人の心を読めるのか、どちらかに違いない」と言われた。論文原稿をこっそり見せてくれた。
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2月28日(火)
ようやく「運」の本のゲラが上がってきました。これから校正作業に入ります。今日は、後日出演するテレビ番組のためのロケだったのですが、例によってすっぴんの顔にカメラがアップで寄ってきてかなり恐怖でした。

2017年1月のツイートより(抜粋)

2017年1月のツイートより(抜粋)

2017年1月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


1月1日(日)

おお、年が明けていました。あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。私にとっては6年周期が始まる特別な年です。今まで以上に皆さまのお役に立てますよう、本当に祈っております。

個人的な関わりのある人にはよく言うのですが、私は決して「他人の役に立ってこそ自分の価値がある」と思う人間ではありません。ただ、自分がやりたいこと、自分にとって気持ちがよいことをやっているだけです。


1月2日(月)

とりあえずここまでに自宅に届いた分の年賀状の整理が終わった。年賀状は数も多いし手がかかるが、「年賀状だけはやりとりする関係」というのが案外好きな距離感なので、やめられない。

自分が製薬会社から特別な便宜を提供されていないこと、精神療法を推進する立場なのでむしろ煙たがられていることを含めて敢えて言うが、効果的な薬物療法は本当に効果的だ。どうしようもない精神科医やどうしようもない製薬会社のために、その恩恵を拒絶するのは明らかに損失だ。

愚痴ついでに。無能な精神科医にかかって、病気もよくならなければ、自分の本来の力を見いだせないのも当たり前。それをくれぐれも自分の努力不足とか、自分側の責任とか、思わないでください。

前も言ったような気がしますが、受診する度に、自己肯定感が下がるような治療者(医者に限らず、メンタルヘルスの専門家と称する人たち)からは離れてほしいです。

先日、AH創始者のジェリージャンポルスキーが、親や教師としての子どもとの関わりについて、とてもよいことを言っていた。「子どもとやりとりする際には、やり取りする前よりも子どもの自己肯定感が高まっているような、そんなやりとりをしてほしい」と。

ジェリーは私と電話をする度に、「もっと電話してくれなきゃだめだよ。もっとお互いの近況報告をしなくちゃ。電話の頻度が低すぎるよ」と、田舎のおじいさんみたいなことを常に言うのだが、それは私の自己肯定感を高めるコメントなんだな、と改めて気づいた。


1月6日(金)
「運」について書いた本は、これから編集作業に入りますが、5月に刊行してもらえる予定のようです。他にも、今年は昨年よりも出版仕事を頑張るつもりです。


1月7日(土)
今日はAHの実践ワークショップ(対人援助に焦点を当てたもの)だった。その中で出た話題。一般に「傾聴」と言われているものは、形こそ似ているが、AH的な聴き方とは正反対なのでは。「相手を助けてあげたい」という気持ちが先立つのだとしたら、確かに正反対なのだと思う。

今日つくづく痛感したが、私は精神科の患者さんを侮辱するような人とは信頼関係を持てない。未知のものには怖れを抱きがちだし、それが偏見という形をとるのはわかる。でも自分が偏見を持っていると認め、知識を増やすことで改善したいという意識すら持っていない人は、対象外。

ちなみに先ほどのツイートは、今日のAHの場で感じたことではありません。今日のAHはとても温かく豊かで参加者皆さまとのつながりを感じる場でした。

私は完璧とは程遠い親だ。でも、親としてどうしよう、と迷ったときには「もしも私が明日事故で死んだとして、どういう親だったと覚えていてほしいか」を考える。親の記憶を子どもはずっと抱えていく。父を失ってもうじき9年になるが、父からの愛を感じる記憶は肥やしになっている。


1月9日(月)

恒例の穂高養生園AH宿泊ワークショップ、今年も行きます! 大自然の中、おいしいマクロビ料理をいただき、AHを堪能できる、贅沢な企画です。ぜひ現地でお会いしましょう! https://goo.gl/SMmfPP

人の被害者意識を刺激して勢力を伸ばすのがポピュリズム、被害者意識を癒やす方向のものがリベラリズムのように思う。保守の反対語は革新であって、従来の保守にはリベラルな要素もあった。

四日市でも初めてのAH入門ワークショップが開催されます! https://goo.gl/Dt62NV

豊田市でのAH入門ワークショップです! https://goo.gl/9Wqmf9


1月11日(水)
性的虐待を受けた男性のための安全なグループは案外少ないのですが、AH護国寺では、3の倍数の月に、「未成年の頃に性的虐待を受けたと思う男性のためのAHグループ」を開催しています。男性のみのグループです。詳しくは http://www.ah-japan.com

早朝は、国際対人関係療法学会の電話理事会だった。「認定」は長年の懸案だが、詰めていこうとすると、熟練した臨床感覚でしかわからない「よい対人関係療法」をどう定義づけるか、という難題にぶつかる。認定の議論に参加しつつ、足下の日本で少しでもよい対人関係療法家を育てたい。

それにしてもまあ。「母国語としての英語と、国際語としての英語を区別して責任を持ってください」と頼んでいるのに、相変わらず母国語としての英語しか話さない、私以外の理事達。私はかろうじてついて行っているけど、ときには「ついていけません!」とか言った方がいいのかな。


1月12日(木)

オバマ氏には、大統領退任後にも、命ある限り活躍してほしい。もちろん、命がなくなった後にも、永遠に人の記憶に残る存在であるのは間違いないが。

対人関係療法研究会の、実践入門編ワークショップ、2月26日(日)に行います。有資格者向けです。入門編は年3回程度の開催です。まだ残席がございますので、この機会にどうぞ。詳細は https://goo.gl/BEzoWB

先日のAHワークショップで出た話題。問題を見ないようにすれば、心を平らにすることはできる、と。でもそれはAH的に言えば「分断の姿勢」。心が平らになっても、幸せ感はない。AHで言う「心の平和」とは、幸せ感をもたらすもの。

刊行時期はまだ未定だが、モラルハラスメントの本を書くことになった。「モラルハラスメントはとんでもない」ということは今や多くの人が共有している感覚だろうが、癒やしにつなげるのが私の仕事だと思っている。

それぞれの「幸せ」を追求するからもめ事が起こる、というのは絶対に違うと思う。「幸せ」をお金のレベルなどで考えればそうかもしれない。でも人間にとって真に幸せなことは、自分の本質である温かさに帰って、その中でのびのびと生きることだと思う。私とAH仲間が共有していること。

ちなみに、「運」の本(5月刊行予定)にお金についても書いた。経済レベルが一定水準以下の世帯に虐待が起こりやすいのは事実で、それは行政がきちんと経済保証すべきこと。それ以上の世帯では、お金をどうとらえるか、ということが、幸せ度を決めるのだなと思う。


1月15日(日)

個人名をあげて評価を下すことは、ポジティブな評価であっても、その人によって傷つけられた他人の内心に踏み込み傷つけうる、ということは常に意識した方がよいと思う(時には評価された本人さえも傷つく)。他人の存在を受け入れることとポジティブな評価を下すことは似て非なるもの。


1月16日(月)
AHの原則12のextend loveを「愛をさしのべる」としたのは私の誤訳だったとつくづく思う。AHで言う「愛」は、自分がぽかぽかしているという以上のものではない。自分がぽかぽかしていれば自然と周りもぽかぽかする。周りを温めようとすると正反対にもなりうる。

私は友達づきあいをまめにするタイプではないが、「相談できる人がいる」ことの心強さは痛感している。自由を重んじる私は滅多に人に相談しないし、活動が様々なので領域によって相談相手を選ぶが、それでも「いつでも相談できる」という感覚は間違いなく私の自己肯定感を支えている。


1月17日(火)

生活保護バッシングほど、人の被害者意識を反映したものはないと思う。「自分はこんなに苦労しているのに、税金で楽して生活している人たち」という考え。一例一例にどんな事情があるか知っても、同じことを言えるとは思えないのだが。


1月18日(水)
先ほど「一例一例にどんな事情があるか知っても、同じことを言えるとは思えない」と書いたのは、事情を知ればわかってくれるはず、という信頼を伝えたかったから。とても暴力的なツイートを目にするが、その批判対象になっている人の個別の事情や生活を知ったら、全く違うのではないか。

相談できない、人間関係に恵まれていない、という人については、5月刊行予定の「運」の本に、書いてみました。

だって、「人間関係は大切」と言われても、それを持っていないと思う人にとっては、拷問みたいなものですものね。


1月20日(金)
今日の唯一の目標を、「心の平和の選択」とする、と決意。あらゆる形の怖れにとらわれる度に手放す意識を持とう。


1月21日(土)

トランプ政権が始まる。問題はたくさん起こると思う。それらに、いかに「怖れ」を載せずに意見できるか。何が問題であるかを淡々と述べ、トランプ氏への嫌悪という形の「怖れ」を載せずにいられれば、世界はずいぶん変わると思う。

自分はどう思われているのだろうか?とか、自分はどう評価されただろうか?とか、そういう懸念からは一切解放されます。 もちろん人間ですから、ちょっとは気になりますが、すぐに「いやいや、私の人生の唯一の目標は、自分自身の『心の平和』だった」と(後略:「運」の本より)

「運」の本のデータレベルの編集作業が終わった。あとは本全体のつくりも含めて、少しでも人の役に立つものになりますように。しかし、「運」というのは、改めて考えるとおもしろいものだな。

「無防備は力」の一つの例。先日取材を受けていたときに言ったのだが、自己肯定感が低い人ほど、完璧でいようとする傾向がある。自分の弱点や失敗を、「弱点や失敗として」さらけ出せる人は、強いと思う。そしてそうすることによって、人はもっと強くなると思う。

私が好きなAHカードの一つ、「無防備の中に安全がある」。「攻撃的な世界に対して防衛的な反応をしてもうまくいきません。なぜなら、それは自分自身が弱く傷つきやすいという感覚を増すからです。防衛的になれば自分は守られると信じているのは、怖れている人だけです」


1月22日(日)

3月に「劣等感を考えるAHワークショップ」を開く旨のお知らせをしたら即日満席になった。それほどニーズのあるテーマなんだな、と改めて実感。これもいずれ本になりますので、関心のある方はお楽しみに。まずは実りの多いワークショップになりますように。

本当に癒しを必要としているのは、自らの劣等感を「劣等感」と自覚して悩んだりするのではなく、それを人にぶつけている人なのだろうけれど。

「クリントン氏をとりまく利権があまりにもひどすぎたから」という理由でトランプ大統領を支持している人に対して、「一人一人の当たり前の人権、生活、そして政治の品性が脅かされるのが心配だ」という話をしても、何となくシャットダウンされてしまうのは悲しい。


1月23日(月)

各現場の人たちが一生懸命やってきて、それでも限界があるから法制化が必要、という話ならわかる。でもそういう努力の積み重ねのないところに「法律さえできれば解決する」と考える人は、一度、永田町の現場を体験してみてほしい。考慮すべきことは決してシンプルではないのだ。


1月25日(水)
「形」と「心の姿勢」を分けて考えるととてもわかりやすい。「どうしたらよいのか」を考える前に、「自分はこの状況をどう受け止めたいのか(心の平和を大切にしたいのか)」を考え、それに基づいてふるまうと、自分の温かさが守られるし、往々にして効果的な行動もとれる。

3月26日に、対人関係療法研究会の特別編(要望の強いロールプレイ編)を1年ぶりに行います。2月26日の実践入門編には珍しくまだ空席があります。入門編に参加していただくことが、特別編参加の要件になりますのでご留意ください。http://www.ipt-japan.org


1月26日(木)

今日打ち合わせた本の企画は、うまく書ければ多くの希望をもたらすことになると思います。「自分が女性に生まれたことを幸せに思いつつ、女らしさに縛られない生き方」。女らしさの押しつけが嫌だからと言って、女であることまで捨てる必要はない、と書ける能力が私にありますように。

今日初めて、女性に対して「産業廃棄物」というむごい言葉が使われているのを知った。一定年齢を過ぎた女性に対して。おそらく、子どもを生まなかった女性に対して使われることもあるのだろう。あまりにもショック。


1月28日(土)
今日は静岡で、福祉職・介護職の方を対象に、「ケアする側をケアするための怒りの扱い方」を講演。会場いっぱいの方たちが熱心に聴いてくださって、明るく温かく、とてもよい時間でした。

信頼できる学術論文等を引用して書いた一般向けの病気についての本が「今まで医者から言われてきたことと違う」という反応を生むのはよくある(多くが前進につながる)。でも本を売りたいがための扇動家呼ばわりされると、それほど「専門家」の不勉強に振り回されてきた人が気の毒になる。


1月29日(日)

大野先生からいただきました。認知行動療法については、「?」と思う本が多い中、大野先生自らが自費制作で責任を持って作られた本書は信頼できるありがたい本です。多くの方が手に取られますよう。認知行動療法が正しい形で普及しますように。 https://goo.gl/HdlHx7

信頼できる学術論文等を引用して書いた一般向けの病気についての本が「今まで医者から言われてきたことと違う」という反応を生むのはよくある(多くが前進につながる)。でも本を売りたいがための扇動家呼ばわりされると、それほど「専門家」の不勉強に振り回されてきた人が気の毒になる。

今年もWINWINの会費を払う。女性の政治進出の経済的ハードルを軽減するための団体。私自身、総選挙において史上初めて推薦された4人の候補者の一人で、当時総決起集会直後でポスターを貼るお金もなかったところを救われた。女性政治家についてはとにかくまずは質より量。

最近国内外を見渡したときに「有力」な女性政治家は、(どういうわけかハイヒールを好むことも共通するが)「女子ども」の人権を守らないタイプの政策を推進しているように感じる。やはり「名誉男性」に過ぎないのだろうか。しっかりと「女子ども」の人権を守ってくれる政治家に期待。

ツイッターの限られた文字数を、温かいエネルギーで書くのか、怖れをあおるエネルギーで書くのか(しばしばぶつけられてくる被害者意識も含めて)によって、世界を変えていくことができる、ということに一人でも多くの人が気づきますように。

大義のために一人が切り捨てられるという考えには昔から反対だ。WINWINの推薦が難しくなったとき、元文部相の赤松良子さんに「官僚的なマクロの視野で一人のやる気を挫いてどうする」と反論した。幸い受け入れてもらえ推薦してもらえた。社会は一人一人の積み重ねだ。

 

2016年12月のツイートより(抜粋)

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年12月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


12月1日(木)

汗をかいて細かい詰めを行いつつ、ことさらに自分の手柄にすることもなかった良心的な議員は、その多くが国会からいなくなってしまった。多くが落選によって。国会議員として良心的で緻密な活動ができることと、選挙における評価は、恐ろしく次元の違うところにあるということだろう。

国会は賛否だけの場ではなく、どこまで細かく詰めて担保をとるか(もちろんできれば法案修正だが)、という役割も大きい。そういうタイプの議員が激減していること、数の力で拙速に法案がどんどん成立していくことは、どうみてもまずい。

ギャンブル依存症との関係もよく考えなければいけない。拙速はやめてほしい。 https://twitter.com/hosakanobuto/status/804289364423389184…


12月7日(水)

「運」についての本を書き始めました。私が書く本ですから、もちろん「宝くじの狙い方」ではありません。「運」について考えていたら、いろいろなことがわかってきて、自分の人生も好転しそうです。来年には活字で読んでいただける予定です。


12月9日(金)

摂食障害をお持ちの方の親御さん向けワークショップを4月17日(月)に開催します。だいたい年1回、12名定員の企画です。午前は摂食障害に関する学習、午後はAH体験になります。詳しくは http://hirokom.org/blog/?p=380


12月10日(土)

手術が下手な外科医に、命がかかった手術を任せる人はまずいないだろう。だからと言って、「外科医なんて、誰も信用できない」となるのは極論だし、結局自分の寿命を縮める。そして優秀な外科医は常に勉強している。それと同じ考えを政治に適用できないのは、なぜなのだろう。


12月11日(日)

私は自分がいた頃の民主党が好きだった。一緒に仕事ができて幸せだと思える先輩・同僚議員たちがいた。だから「民主党も民進党も」という言われ方は悲しい。完璧な政党などはできず、でもよりよい姿を目指して努力するものだ。そういう意味では当時の民主党は合格点だったと思う。


12月13日(火)

何年も前、比較的有名な作家と会ったとき「君はなぜそんなにセルフ・イメージが低いのかな」「勝ち組の君が、どうして負け組に支持されているのかな」と突然聞かれて、自分の価値観とのあまりの乖離にびっくりした。また、これくらいの決めつけ力がないと売れないのかなとも思った。

私は甥が大好きなのだが、それは相性がよいからだけでなく、甥との関係には「かわいがりたいけれども、子離れしなくちゃ」という葛藤がないのもその一因かな、と突如気づいた。我が子に対してはどうしても、年相応に、本人のスペースを持たせなければ、と抑制するので。


12月14日(水)

世の中において重要なことはとてもシンプルなので、本によって切り口を変えても、結局同じようなところに行き着くものだ。それなのに新しい本を読んでいただく価値があるのかな、とやや不安になったが、逆に同じようなところに行き着かなかったら価値観クライシスが起こりそうだ。


12月18日(日)

今日はAHファシリテーター・トレーニング2日目。

AH創始者のジェリー・ジャンポルスキー。今何歳になったんだっけ?と尋ねたら、今度の2月に ”I will be 92 years young.” 年齢を言うときにyears oldではなくyears youngというのは初めて聞いた。さすが。

AHのファシリテーター・トレーニングは、精神科医の教育よりも難しい。トレーナーとしての「自分の心の平和」と、AHグループのクオリティ・コントロールは、簡単に両立できることではない。日本での10年間の経験からは、必要なのは各ファシリテーターの「AHへの信頼」と「時間」か。

例えば、今全国各地で入門ワークショップをしてくれているともこさんは、健康雑誌でAHを知って参加するようになった方。ただただAHが大好きで、グループに参加し続け、ボランティアも意欲的にするようになった。もともと「AHで世の中を救いたい!」などという野心は持っていなかった、はず。


12月19日(月)

よく人に話すことだが、「怖れを煽る」タイトルの本の方が断然売れる。私もそういうタイトルを提案されたことは度々。でも、自分から「怖れ」のエネルギーを発しないと決めている私は、本が売れなくなるだろうなと思いつつも、タイトルにはこだわる。

「暴力は許さない」という「形」と、「癒やし」という「心の姿勢」は、両立してこそ、最大の効果が上がると思う。「形」と「心の姿勢」の混同から、様々な問題が起こってくる。

執筆に関して、類書読みをして「怖れ」のエネルギーに触れてぐったりした。さらに、「学者」が書いた本なのに、言葉の定義もグチャグチャで、完全にノックアウト。どうしてこんな本が出版されたり売れたりするのか。売れなくても出版は続けていこうと改めて決意。救いは必要だ。

DVなどのケースを見ても、そこに見つけるのは男性側の「怖れ」。でも、「男だから」と、怖れに向き合うことを怖れ力で支配しようとするところに、悲劇が生まれる。両性に癒やしをもたらすAH、多くの人に伝わっていきますように。それが「AH」という名前を伴わなくても。

この週末のAHファシリテーター・トレーニングの参加者も10名中5名が男性だった。年々男性のAH参加率が高まっていると思う。AHが好きな人、つまり自分の怖れを怖れとして認められる男性は、とても優しくて頼りになる。つまり本当に強い男性ということだ。


12月23日(金)

元参議院議員の黒岩秩子さんから、年賀欠礼のご挨拶と共に、ご子息の揺光さんが書かれた文章を送っていただいた。ブログになっているので皆さんにも読んでいただきたくご紹介します。
http://www.huffingtonpost.jp/yoko-kuroiwa/ask-for-help-friend_b_13592656.html…

日本うつ病学会理事会に出席してきた。今年から監事を拝命したため。もともと学術性・社会貢献性ともにレベルの高い学会だが、それを凝縮した感じの理事会。なお、名称は「うつ病学会」だが、双極性障害を含め気分障害全体を扱っている。

日本うつ病学会の社会貢献度の一端は、ウェブサイト http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/index.html から見ていただける。薬物療法を続けなければならない、でも車の運転をしなければ生活が成り立たない人。そんな人の立場に立って、添付文書改訂に関する声明を出したのも最近。

精神科医にも「愛」系と「怖れ」系がいる。科学性の高い研究をして、謙虚でいる人は「愛」の人だと思う。一方、いろいろ理屈をつけて地位にこだわる人は「怖れ」系。うつ病学会のよいところは、中心人物が「愛」の人達ばかりというところ。だからメンツも何もなく、会議も順調。


12月25日(日)

今日は専門家向け対人関係療法の実践応用編(症例検討)でした。クリスマスの日曜日にもかかわらず缶詰で熱心に勉強された皆さまに敬意。対人関係療法の治療者がちゃんと育ってきている、と感じられた有意義な一日でした。

時々、「毎日患者さんの悩みばかり聞いていて、どうして元気でいられるんですか?」という質問を受けるけれども、そういう質問が私にはびっくり。「病気になるまで頑張ったなんて、強い人だな」と思って患者さんを見ているし、幸い対人関係療法や効果的な薬物療法も知っているし。


12月26日(月)

栃木で知ったことを大きく二つ挙げるとすれば、「地域のありがたさ」と「女性のありがたさ」。衆院選出馬目的で栃木に行ったという特殊性は確かにあるが、それらを効率よく受け取ることができたのは幸せだった。おかげで我が子も地域を大切にしている。

今の住まいに落ち着く前に偵察に行った娘は、「言っとくけどね、ここは訛りのない栃木だよ」と。地域の結びつきは強くありがたい。今日も出がけに近所の人と少し話をして、「行ってらっしゃい」と送り出されて、快感だった。しばらく留守をするときも近所の人に言っておけば大丈夫。

私の地元・麻布十番は、保守的であると同時に多様性を受け入れる街である。商店街がしっかり子どもを守っている。「十番祭り」は有名だが、それ以外にもしょっちゅうお祭りがあって、法被姿で頑張っている人の脇には、上半身裸で日光浴をしている外国人がいる。それが当たり前の日常。


12月27日(火)

スタッフの尽力のおかげで、ウェブサイトのサーバ移行作業が終わりました。通常通り、info@hirokom.orgでメール受信できます。ただし、まだ送信の設定がうまくいかないので、お返事が遅れます。ウェブサイトもご覧いただける状態になっています。

どういう時代になるかわからない今だからこそ、真に普遍的な価値のために生きていきたい。その価値のために日々暮らすことが幸せをもたらすもの。その価値のために生きたと思う人生に満足できるもの。私にとってその「価値」は、「心の平和」だ。ぶれはない。

もちろん人の役に立ちたいし社会貢献しているつもり。でもそれは私の「心の平和」を土台に、専門知識や経験が可能としてくれていること。土台がなければ、同じだけのものを持っていても、人の役に立つどころか傷つけたり自分が燃え尽きたり。

自分自身の「心の平和」が土台にない人が対人援助職についたりすると、相手を弱い存在として見たり、相手をコントロールしようとしたり、自分が燃え尽きたりする。これは悲しいけれどもよく起こる現実。

自分自身の「心の平和」を唯一の目標として生きる、なんて、どれほど自己中心的なの?と思うかもしれないけれども、実際、自分の心の姿勢に責任が持てなければ、フェアで愛に満ちた社会貢献なんてできない、というのが私の今までの経験からも言えること。

「心の平和」については、本当はAHの全体を知っていただきたいのだけれど、何の葛藤もなく、あたたかいこころがぽかぽかと感じられるような状態。私は、それが自分の本質だと思っているし、とても穏やかで幸せな心境なのです。

告白すれば、私の人生にもそんな時期がありました。自分の癒やされていない部分を、社会的問題の解決に求めたのです(幸い、患者さんに対して、そのような失礼を働いたことは一度もありません)。でもそれは被害者意識とか、攻撃のエネルギーを増すだけで、何にもなりませんでした。


12月29日(木)

精神科医をしていて嬉しいタイミングの一つが、患者さんが病気についてよく理解し、「この部分が症状なんだ」とわかると、本来その人が持っている力が出てくるとき。症状と「自分」との区別ができると、「わあ、やっぱりこんな力があったんだ」と思うような力が出てきて感動する。


12月30日(金)

AHは「べき」ではなく「したい」の自己責任。「べき」の「自己責任論」は、自分の「怖れ」を自分のものとして見ず、人に押しつける態度だと思います。他人についてとやかく言う時点で、「自己責任」の範囲を逸脱していると思います。

AH麻布(私が作った本拠地)のグループ案内を受け「ファシリテーターが3人もいて、6回も無料グループが開かれる」と感動した。十年前、日本でAH活動を始めた当初、万事においてファシリテーターは私一人だった。当時の目標は「週一回はグループを」だった。すでに実現している。


12月31日(土)

元日(日曜日)から、恒例のAHスカイプサンデーナイトがあるとのお知らせ。すごい。でも、クリスマスとかお正月とか、新卒就職の4月とかは、実は苦しい季節であるということもわかっているつもり。元日の夜も、いつもと同じように、AHの仲間と過ごせるというのは素敵なのでは?

現在「夜なべ仕事中」ですが、来年は、もっと社会リズムを中心に、つまり、起床や就寝の時間を規則的にしたいと思っています。双極性障害の方にお勧めしているSRM(社会リズムメトリック)が私にもとても当てはまるということ(夜に人と会うと、興奮して眠れなくなる)などから。

摂食障害を持つ方の親御さん向けワークショップ

※定員に達しました。現在キャンセル待ちの状態です。

摂食障害を持つ方の親御さん向けワークショップを開きます。

摂食障害を持つ患者さんご本人ではなく、親御さんを対象としたワークショップを開催することにしましたのでお知らせします。
(主催は、水島広子こころの健康クリニックとなります)

午前:摂食障害についての知識の整理

午後:アティテューディナル・ヒーリング(AH)の体験を通して、本人とより楽で効果的な関わりができるようになるための練習

というプログラムになります。

ファシリテーターは水島広子(午後は安斉知子と共同)がつとめます。

参加要件としては、以下の3点を全て満たしていただく必要があります。

(1)お子さんが摂食障害をお持ちの患者さんであること

(2)「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」(紀伊國屋書店)をそれなりに真剣にお読みいただいていること

(3)「怖れを手放す」(星和書店)をじっくりとお読みいただき、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の概念に触れておられること

もちろん、(2)(3)とも完璧な理解を求めるものではなく、当日いくらでもご質問いただけます。
両方の書籍をご持参ください。入手が困難な方は、clinic@hirokom.org までご連絡ください。

日時:2017年4月17日(月) 9:30~16:30
(昼休み1時間、午前午後に短い休憩あり)

場所:水島広子こころの健康クリニック

東京都港区元麻布3-12-38
地下鉄都営大江戸線「麻布十番」駅より徒歩4分、地下鉄南北線「麻布十番」駅より徒歩7分、地下鉄日比谷線「六本木」駅より徒歩11分

定員:約12名
参加費:21,600円 (簡単な飲み物とお菓子が出ます)
* 参加ご希望の方は、お早めに、clinic@hirokom.orgまでお申込みください。
* お問い合わせもclinic@hirokom.orgまでお願いします。
* 受付担当のスタッフと、当日対応のスタッフは別の者になります。
* あくまでも治療行為ではなく、教育目的のプログラムですので、ご了解ください。
* 長時間のワークショップなので、カジュアルな格好でお越しください。
* クリニックそのものは未だに待機患者さんが多く、新規の受付ができていない状況ですのでご理解いただけますようお願いいたします。