2018年4月のツイートより

2018年4月のツイートのうち、反響の大きかったものを
抜粋してまとめました。
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2018年04月02日(月)

確かに、今どき「党員」のような、主体性を無視した分類はないですよね。党
員だから党に従う時代ではなく、自分が実現したい社会を目指してくれる
政治家(できればそういう政治家が基準となっている政党)を応援したいですね。
私は議員の過酷さを知っているので、全体にちょっと甘めですが。
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2018年04月03日(火)

著書『身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本』がオーディオブック化
されました。お役に立てば何よりです。
https://audiobook.jp/product/239402

昨日は、「女に生まれてよかった」の本が台湾で翻訳されるとのお知らせを
いただき、どの本がどの国でどうなっているのか、だんだんわからなく
なってきました(笑)。基本的に全部OKしています。
http://amzn.to/2CrRzst
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2018年04月05日(木)

最寄りの書店。うちの息子が小学時代?職場体験に行ったところです。
さくら舎の方や息子の営業力(!)のおかげで、著書が1冊ずつなんとなく
置かれるようになりましたが、昨日、『「毒親」の正体』が
平積みにされているのを初めて見て、相当感動しましたよ。

確かに書店に所狭しと並んだ書籍からは「しばらく動きがなければ
取り除かれても仕方ない」という気はします。
学生時代、読みたい本を探して原付で出版社までも買いに行ってい
私は「仕方ない」志向が少ないのですが、でも今は電子書籍がありますね。
中高時代に買ったフランス文学は捨てられませんが。
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2018年04月10日(火)

「高邁」な思想に基づく暴力的革命と、強制的な「行動療法」には
共通点があると気づいた。
どちらも、人間を機械のように扱えば改善するという前提に立つからだ。
本当に有効な行動療法とはそんなものではなく、まさに信頼関係の上に
しか成り立たない。

ベトナムのホー・チミンとカンボジアのポル・ポトを比べると、
やはり自信のある人と、実力以上の地位を与えられてしまった人の
違いがわかる。長年考えてきたけれど、そういうことなのではないかな。

ちなみに、カンボジア人はとても優しく、息子が1歳の頃に行ったと思うが、
「赤ちゃんだ、赤ちゃんだ」と取り合いになって抱っこ戦争。
安宿だったけれど、親は大変楽をさせていただきました。
(カンボジアだけでなくアジア全般にこの傾向はあり、日本だけが違うという気もする)

大切な人を亡くした後、悲しみは続くけれど日常生活を難しくするのは
一時期。これは本当にそうだと思う。
40歳で父を急死で亡くした私は、普通に仕事できるようになるま
1年間かかったが、時々思い出してじっくり浸る時間もまだまだ必要。
今日はどうやらその日らしいが、抑制しないようにしている。

バリだったか、子どもをヒステリックにたたく日本人の母親を、
地元のおばさんが「子どもを叩くものじゃない!」と守っていた
風景を見たことがあります。

うちの息子が港のベンチから落ちたときも、そこらじゅうの人が
総結集で助けに来てくれました。
あー、デング熱がなければバリにまた行きたいな。
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2018年04月11日(水)

オーディオブック版
「小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ」
販売開始 https://audiobook.jp/product/239423

私の漢方の恩師・寺師睦宗先生が2月17日に亡くなられたというお知らせを
ご子息からいただいた。根っから明るくまっすぐな先生からはたくさんの
ことを教えていただたいた。
うちの二人の子の逆子が治ったのは、寺師先生がお灸のしかたを
教えてくださったからだ。
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2018年04月12日(木)

インドのバスは切符を買っても外側の棒にひたすらぶら下がって
いなければなないことが多かったが、見知らぬ女性が「ここがあいたから
座りなさい」と誘導してくれた。
その後日本で2回妊娠したが、誰もバスで席を譲ってくれなかった
(まあ私のお腹がほとんど目立たなかったのも大きいだろうが)。

私が痴漢に遭っていた時代のほとんどが学校の制服だった。
アンチ・制服派の私は、制服をやめたら痴漢被害が減るのでは
ないかと思ったほどだった。
時代の流れももちろんあるが、制服を着なくなってから痴漢に
出会わなくなった。

今日は診療後、婦人公論の取材でした。媒体ごとにターゲットとす
年代が違うので、自分も人生の時間軸を考えながら答えられる。
つい最近20代向きのWithが取材に来たこともあって
(私も大学生の頃流し読みしていた)、さらに歳をとった時に
自分がどうこたえるか、楽しみです。

おかげさまで最近は毎週のように単行本執筆の依頼をいただくのだが、
もちろんそんなにたくさん書けない。
そんな中、不遇だった頃からお世話になってきた出版社や編集者さんを
優遇するのは、仕方ないですよね。
もちろん、よほど「書いてみたい!」テーマであれば別ですが・・・。
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2018年04月16日(月)

2012年に刊行した著書『「心がボロボロ」がスーッとラクになる本』が
7刷になるとのお知らせ。この本は、「私の言う通りのタイトルにすれば
もっと売れたのに」の不満グループの一つなのだが(笑)、2018年の今年も
人のお役に立っていて幸せ。 https://amzn.to/2vfLHQG

『プレッシャーに負けない方法 ─「できるだけ完璧主義」のすすめ』も
同じ版元で増刷に。この本もタイトルについて相当やりとりして、
私としては(タイトルは)60点の出来。内容は常に、その時の自分に
できるだけのことをやったと達成感あり。
https://amzn.to/2qznoIZ

官房副長官だった安倍さんは「日教組どうするんだ!」というような野次を
ずーっと続けて(別に話題は日教組ではなかったのに)、まるで一台の
右翼街宣車みたいだった。
野党党首の菅直人さんから「安倍さん、政府席からはヤジるものではないですよ」
と諫められていたのを、現場で見ていた。証拠百%。
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2018年04月22日(日)

穂高養生園でのAH宿泊ワークショップから車を運転して帰ってきました。
この写真は助手席からともこさんが撮ってくれたものです。
お天気で、運転も楽でした。毎年恒例となった養生園でのワークショップ、
今年も皆さんと楽しく深い時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。 https://twitter.com/tomokoko513/st

今回つくづく感じたのは、笑いは私にとっては酸素みたいに必要なものだと
いうこと。そして、笑いを共有できることがものすごく幸せだということです。
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2018年04月24日(火)

どちらも読みましたが、蓮池兄弟の本はいずれも深いです。お兄さんの
「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」は
タイトルが過激ですが、要は自分たちが政治利用されていることを
そして弟さんの「拉致と決断」は私たちが知りたいことをとても
よく教えてくれます。

これは一つの希望ですが、今の混乱した、モラルの低下した政治・行政状況を
しっかり観察して脱すれば、日本は本当の立憲民主主義国家に
なれるような気がしています。
党派は何でもよいのです。ただ、私たち主権者には、国家に、
立憲主義と民主主義を求める権利があります。

そういう意味では、与党支持の方こそ頑張ってほしい。ここまで不祥事
(犯罪行為の疑い含む)が積み重なると、与党をただすのは野党の仕事と
いうよりも本家本元の与党の役割のように思います。
皆さん、同類に思われて大丈夫なのでしょうか?
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2018年04月25日(水)

前に書いた本のリメイク版がしばらく続きます。まずは
「焦りグセがなくなる本」。
これは、『「いつも忙しい」がなくなる心の習慣』を加筆・
修正・改題したもの。大好きな御友さん編集です。
オリジナル本を読んでくださった方には、
お勧めするかどうか迷うところです。
https://amzn.to/2JpwTBm
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2018年04月26日(木)

今度は、『大人のための「困った感情」のトリセツ』がハングル語
訳されることになりました。
ここのところ次々といった感じで、本当に、一度韓国に見に
行かなければ! と思っています。

今日は、『「他人の目」が気になる人へ 自分らしくのびのび生きるヒント 』
がまた増刷になるというお知らせをいただきました。
一人でも多くの方にこの本を読んでいただきたいと思っているので、嬉しいです。
https://amzn.to/2vKxaNq

5月16日に、NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断」にインタビュー出演します
へえ~~という内容で、私もおもしろかったです。詳しくは
https://bit.ly/2I0gHai

リメイクは、オリジナル本を買われた方には何と言ってよいか
わからないのですが、「進化した」と思えるときにはお勧めするようにします。
本の装丁を私はかなり気にする方なので、装丁がよくなったときもお勧めすることにします。

ちなみに、リメイクに同意するかどうかは、私とオリジナルの版元の関係性によります。
こんな私の本を出してくださった版元には感謝のみです。ですから
版元がOKと言ってくれたときだけ、リメイクになります。

(1)     装丁についてうるさいことを言っていますが、実は私は高校生で美術的な
花が開いたタイプなんです。
小~中は、「どうして空は水色なのに、紙の隅々まで水色を塗らなければいけないの?」
という疑問から、塗りませんでした。
そんな手抜きの生徒は当然、成績がよくありませんでした。(図工と体育)

(2)     高校での課題は、「自分が好きな詩にあったイラストを描く」というものでした。
私はバイロンの詩を選び、自分のイメージだけでイラストを描きました。
そうしたら生まれて初めて、美術の先生が「僕が求めていたのはこれだよ」と
言ってくれ、「秀」をくれたのです。

(3)     もともと似顔絵とかは得意で、漫画家になりたいと思ったことも
あるのですが、それが高校までの教育では全く評価されなかった。
でも「秀」をもらったことで、次の水彩も(珍しく隅々まで色を塗って)
積極的に取り組んだらそれも「秀」。
影のところなどの色の使い方がよかったそうです。

(4)     おだてに弱い私は、「大学は芸大に」と思ったのですが、
結局次の課題のアクリル板で引き出しを作る、という工作で脱落しました。
絵は好きだけれど、手先は器用ではないのですね。芸大の夢が破れ
ぐずぐずしている間に、結局医学部しか行くところがなくなってしまいました。

今でも、絵を描くことは好きですし、絵手紙とか時々挑戦しています。
私の娘が、絵が得意なことも「さすが私の娘」と自己満足しています。
でも、教育者の見る目によってこれほど美術に関する自己肯定感が
変わるとは、本当に驚きでした。教育は深いです。
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2018年04月27日(金)

リメイク本の一つ、校正を終えて、今コンビニに届けました
(ヤマト運輸はセブンイレブンです)。
これまた刊行が近くなったらお知らせしますが、今回校正のために
読んでみたら、かなりよい本だということがわかりました(笑)。
オリジナルを読まれていない方には、かなりお勧めです。詳細は後日。

後輩から、対人関係療法について発表するスライドのチェックを頼まれて、
もちろん喜んでしたのだけれど、これからはそういう若い人が
担っていくのがいいな、という引退思考の強い私です。
もちろん何かを無責任に投げ出したりはしないですが。後輩がんばれ。

ちなみに、先ほど送ってきたリメイクは『すべての「イライラ」を
根っこから絶ち切る本』(文庫)を単行本化したものです。
6月には出版される予定なので、オリジナル本は買い控えていただいた方が
よいと思います。

ハングル語版「それでいい。」です。右クリックで翻訳できるそう
なのですが、なぜか私はまだ成功していません。
でも、いい感じだそうです。 https://bit.ly/2JuBXV0
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2018年04月29日(日)

娘が通った高校は決して偏差値が高いところではないのですが、
事前面接で娘に「お母さんがあなたをほめると思うところを5つ
言ってください」と言われ、娘はちゃんと答えましたが、その先生
惚れて進学先を決めました。
と、ところが娘が入学したときには定年退職に…。「詐欺だよねえ」と娘と苦笑。

2018年3月のツイートより

遅くなりましたが、
2018年3月のツイートのうち、
反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2018年03月06日(火)

女性は「商品」じゃない! 「…べき」を手放し、
女性である自分を好きになれる“心のレッスン”とは?
| ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com/review/431536/ @d_davinciさんから。

息子が小さかった頃、「オレオレ詐欺なんかがあったら、
まず『俺なんて言っちゃだめでしょ』ってかか(私)に
叱られるね」と二人で大笑いしたことを思い出します。
今では息子も友達向けには「俺」ですが。
https://twitter.com/tomokoko513/status/970946077284184064

ダ・ヴィンチニュースの記事、たまたま「女性」で検索したら
上位でヒットして、その存在を今日知りました。
知らないところでも読んでいただいているのだな、と感動しました
https://twitter.com/MizushimaHiroko/status/970949140665417728
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2018年03月07日(水)

私の米国人の友人(年輩の女性)は、かつて共和党支持だったけれども
レーガン政権時代に精神障害者の居場所がなくなりホームレス化するのを目の当たりにして、民主党支持に転向したと言っていた。
https://twitter.com/AllenFrancesMD/status/971052469366108160
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2018年3月8日(木)
著書『その不安、ニセモノではありませんか?』がハングル語に
訳されることになった。
ふーん、こんな本が注目されるんだ、と少々意外な気分です。
この頃著書が翻訳されることが多いのは嬉しいです。
http://amzn.to/2IboKAH

こんな時間に翻訳中です。専門的訳書は、収入と言う意味では何の
価値もありません。しかし、言葉のバリアによって日本人専門家の
知識がガラパゴス諸島化するのも困ります。そういう使命感を持つ
自分を、日々の喧騒の中で、どこまで肯定できるかですね。

それは確実にあると思います。ワークショップに見えた方も
「本を読んでわかっていたつもりだけど、実体験するとやはり違う」と
一様におっしゃいます。入門ワークショップは積極的に地方で
開催していますので、もしも「1日だけ行ってみよう」と思われるのであれば、
グループより入門WSがお勧めです。
https://twitter.com/lvGVgJlcwHqfLwU/status/971353404369920000…_

著書『その不安、ニセモノではありませんか?』がハングル語に
訳されることになった。ふーん、こんな本が注目されるんだ、と少々意外な気分です。
この頃著書が翻訳されることが多いのは嬉しいです。
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2018年3月9日(金)

取材を受ける時、(特に政治家時代には)もっと勉強してからきてほしい、
と思うことがしばしば。でも今日の学生さんたちは、「それって先生が
実践しておられるAHの原則に通じますよね?」とか、事前準備がすごくて、
大変感動しました。

今週末は福岡でAHのワークショップです。土曜日が入門ワークショップ、
日曜日が実践ワークショップです。土曜日はともこさんに頑張ってもらって、
私は日曜から合流します。福岡での、初の実践ワークショップです

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2018月3月11日(日)

福岡でのAH実践ワークショップ、いろいろな気づきや笑いの中に終わりました。
「福岡でもゆるしのワークショップを!」という声もあり、今後も
拠点の一つにしていきたいと思っています。

この頃JALの頭上の荷物入れが高すぎて、到着した時に手が届かない。
飛び上がって頑張っていたらイケメンの男性があけてくれて荷物もおろしてくれた。
親切な人がいるものだ、と思ったけど、違う、本当はみんなが親切なんだけど、
恥ずかしかったり余裕がなかったりしてできないだけなんだね。

私は自分の資金と体力が続く限りAHJの活動をやっていきたいと思っている。
でもそれができない経済状態や体調(老化?)になっても、死ぬまでAH的に
生きていきたいと思っている。AHJは私が始めた一つの活動に過ぎないので、
その形が辛かったら、AHJから離れてAH生き方をしたほうがずっとよいと思う。

「できる」は普通のできるです。ただ、AHは「べき」ではないので、
選択肢を提示するだけです。そういう意味では「できる」は、
「もう一つの選択肢があるよ」という意味だと思います。
まずは手放せない自分をゆるすところから、でしょうか。
だって全然違う文化圏で生きてきたんですから。

AH創始者ジェリーは2月に93歳になったが、今でも定期的にiPhoneのアラームを
鳴らして「唯一の目標は心の平和」と思い出すようにしたり、靴底
「すべての一歩が愛の選択に」というステッカーを貼ったりしている。
「使えるツールは何でも使うよ」というジェリーの意気込みが好きだ。
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2018年03月14日(水)

明後日からロンドンに出張(朝6時の便!)。
飛行機に乗っている間が締め切りだったりする細々した用事があって、
終わるかどうか真剣に心配。もちろん出張自体の準備も全くできて
いなくて、とにかくよけいなことを考えずに一つ一つ片付けるしかない。
21日には帰ってきます(私と娘の誕生日です)。

クリニックのお隣さんが「庭に梅があるので見てください」と
うちのスタッフに言ってくださった。クリニックの2Fの窓から見たら、
裏庭に本当にきれいで立派な梅があった。今年は梅酒もいただけるそう。
こういうほのぼのしたご近所づきあいはいいな。

今日新聞取材を受けて、被害者意識とヘイトスピーチなどの関連を
思うがままに話した。何新聞の何日の記事か発表してよくなったら
お知らせします。明日は診療の後NHKのインタビュー収録予定で
「なんでどこかに行くとなると、急に忙しくなるの??」という
いつもの疑問は解けないまま。
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2018年3月15日(木)

下の子(息子)が小さかったころの満面の笑顔の写真が出てきて、
「かわいい~」と感動を息子と分かちあおうとしたが、
ドアを閉められてしまった。もう、と思ったけど、高1男子が母親から
「かわいい写真だよ」と見せられて「うわー、本当」なんて
返事する方が気持ち悪い。役割期待がキーワードだな。
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2018年3月16日(金)

今日刊行になる「毒親」の本は、執筆から刊行まで2年かかった。
誰かを傷つけることがとても怖かったのでお蔵入りにしようかと思ったけれど、
でも自分が臨床で気づいたことで、誰かしらの役に立つことは共有しておきたい。
そんな思いの本。 http://amzn.to/2ph8dCx

出国前に片付けるべき用事がだいたい終わった。とは言え、
あと2時間もしないで起きなければならないので、
ここは起きていて飛行機で寝るのが賢いかな。
「眠いのに起きなければならない」という感覚が結構嫌いなため。

なんかいつも出国する用があると、その前後に仕事がたくさん
来る。昨日は診療後に新聞取材、その後テレビ用のメール取材、
今日は診療後にBSテレビのインタビュー収録、雑誌記事の校正など。
メールがなかった時代は「今外国におりますので」ですんだ話が、
すまなくなっているし。
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2018年03月18日(日)

ロンドンは吹雪なのですが、乾いた雪なので傘なしで動いています
刊行日に日本を離れた「毒親」のその後は気になりますが、
こちらですべきことをしてから帰ります。一人でも癒されてくだされば満足です。
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2018年03月19日(月)

「毒親」本についての温かいコメント、ありがとうございます。
執筆後に刊行を悩んだ本は他にないので、ホッとしています。

ロンドンは今日もかなりの吹雪で、例年にない異常気象とか。
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2018年03月20日(火)

今日はロンドンに来て初めて晴れの時間があった(気温はとても低いが)。
明日は帰国便に乗る。時差に慣れ、ようやく頭が英語の頭になってくる頃に
帰国する、といういつもの悲しいパターン。
日本には21日(私と娘の誕生日)に戻ります。
30歳の誕生日に生まれた娘は20歳になります。
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2018年03月21日(水)

帰国しました。イギリスはもちろんEUをめぐる政局があるわけですが、
庶民の生活は変わっていないようでほっとしました。
私が大好きな「寛容な無関心」も。
これ、ジャッジメントと正反対の姿勢で、日本人も真似する能力が
あると思うのですが。

小さな達成感の得方。私は今回、銀行の前を通った時に、
「そうだ、古い通貨を替えてもらおう」と決め、大学時代から積も
積もった古いポンドを新しいものにしてもらいました。
チップとしても受け取ってもらえない古いお金が、これで命を取り戻しました。
達成感。

娘が同じ誕生日なので、いつも脇役と言うか黒子と言うか・・・。
でも昨年は娘が手紙を書いてくれて、泣いて読んだ単純な母でした

どうでもよいことなのですが、私は空港の税関チェックで
引っかかったことが一度もないのです。貧乏旅行帰りでどれほど
汚い恰好をしていても。大学時代、一緒に米国に行った同級生が
筆箱の中まで調べられるのを見て、ノーチェックだった自分に不思議な思いでした。

「寛容な無関心」ご存知ない方のために・・・。イギリス人は
頼まない限りお節介をしてきません。頼むと本当に親切です。
でも、こちらから申し出ない限り、温かく見守ってくれるのです。
この距離感、私は本当に大好きです(実際は頼んで助けてもらってばかりですが)。

ここで報告するのも変なのですが、アマゾンの「『毒親』の正体」のレビュー、
2つともとても感動的です。
いつも「編集者だけでも癒されてくれれば」との思いで本を書いているので
(本書は、「誰も傷つきませんように」も強かったです)、すごくありがたいです。
http://amzn.to/2u2YUvy

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2018年3月22日(木)

新刊『「毒親」の正体』、アマゾンで在庫切れになってしまいました。
1~2か月以内に発送、となんとも悠長なことが書いてありますが
もっと早くできるように新潮社さんが頑張ってくれると思います。
http://amzn.to/2ph8dCx

ありがとうございます! 娘は成人、私は50歳、と何とも言えない歳ですが、
50歳の恐怖(?)を迎える前に、「女に生まれてよかった」の本を書くことで
怖れを手放していたのでタイミングとしてはよかったです。

類書読みは、滅多なことがない限り必ずします。だいたい自腹なのですが、
今回は新潮社さんがたっぷり買ってくださいました。
満足できる類書があれば書きません。足りない視点があったり、
「決めつけすぎ!」と感じる時に書くようにしています。

ご紹介が遅れましたが、ウェブサイトの「エッセイ等」に、
新潮社「波」に書いた原稿をアップしました。
このテーマのデリケートさを共有できれば、という思いで書きました。
http://hirokom.org/news/shinchodoku.pdf
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2018年3月23日(金)

そういえば今回機内で観た映画は、「ウィンストン・チャーチル /
ヒトラーから世界を救った男 」「ザ・デス・オブ・スターリン 」
テニス界に男女平等を提起したビリー・ジーン・キングの
「バトル・ オブ・ザ・セクシーズ」。何だかお里が知れますね。

明らかなトラウマ体験を持つ十代の子を、「境界性パーソナリティ障害」と
診断するなんて、日本の診断学はどうなっているんでしょう。
リストカット=境界性パーソナリティ障害みたいな浅知恵は本当に残念です。
もっと複雑性PTSDという診断に目を向けてほしい。
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2018年3月24日(土)

DSM-IV(今は5の時代だが、IVの方が説明しやすいので敢えて使う)の
I軸診断(臨床疾患)を有する間はII軸診断(パーソナリティ障害)の
診断基準を満たすように見えても、I軸診断が寛解するとII軸も消える傾向、
というデータがある。パーソナリティ障害の診断は決して軽々に行うべきではない。

ある人から、私の顔には人を安心させる力がある、と言われて考えたが、
それは「相手からどう思われるか」をほとんど気にしないで
生きているからかもしれない。どう思われるだろう、
という不安や警戒心は、相手に安心をもたらさないに決まっているから。
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2018年3月25日(日)

リアルな人間関係のよいところは、人間だれしも(自分自身もふくめて)
完ぺきではないと知ること。世界が大きく変わりますよ。

今日は、有資格者向けの対人関係療法の実践入門編だったが、
今後の普及を視野に入れ、名古屋と仙台に中継してみた。
機材をさらによくすればますます現実性が増す模様。
身を粉にしてIT技術を駆使して頑張ってくれている先生に感謝。
自己流などではなく、できるだけ均質性を保って普及するための工夫。

IPT研究会の世話人はもちろんそれ以外の方も、
「自分にできることはないか」と積極的に参加してくれるのが嬉しい。
IPTの質を落としたくないという気持ちも一緒。もちろん
変な派閥争いなどなく、気持ちのよい創造。
やっぱりIPT好きな人って温かいですね
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2018年03月26日(月)

明日(27日)の毎日新聞の夕刊2面に、ヘイトスピーチ等に
ついての記事が載り、その中で私も意見を述べています。よろしければぜひ。
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2018年03月27日(火)

す、すごいことです。16日に刊行したばかりの『「毒親」の正体』、
もう増刷が決まったとのことです。 http://amzn.to/2ph8dCx

ブラジルの精神科医から、日本ではどうやって対人関係療法の
トレーニングをしているのか、質問がきました。理事長から私に
聞くように、と言われたそうです。
非英語圏のトレーニングモデルを作っていることが
国際的に評価されるのは嬉しいです。
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2018年03月31日(土)

自分が小3のときから、娘が小1になるまで教師不信が続いた私にとっても、
保育園の先生だけは別格でした。
公立認可、私立認可、認証、無認可すべてを体験しましたが、
いずれも「私たちがちゃんと見ているからお母さんは仕事を頑張って」という
姿勢で本当に感謝でいっぱいです。娘も20歳になりました。

娘小2、息子4歳のときに、米国に7か月間住んだが、保護者面談の日は
日本流に「いつも英語ができないうちの子が迷惑をかけまして」と言うと、
「読書の時間は担当の生徒に音読させています」と、先生は語学の
ハンディがある子にどれほど自分たちが機会を与えているかをむしろ釈明してくれた。

地元・麻布十番の公立認可保育園に息子が通っていた時、近くに
住む園長先生にしばしば会ったが、「いたずらばかりですみません
と謝る私に「頭がすごく回転しているわよ~。すごいわよ~」と
むしろプラスに話してくれたこと、一生感謝です。

2018年2月のツイートより

2018年2月のツイートのうち、反響の大きかったものを
抜粋してまとめました。
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2018年2月2日(金)

今年は、3月福岡、4月穂高養生園、5月高松、とAHで
あちこち行くことにしました。
お会いできるのを楽しみにしています。
AHのウェブサイトはhttp://www.ah-japan.comです。

私が米国の男子刑務所でボランティアしていた「ワーク」の本
(バイロン・ケイティ著)「探すのをやめたとき愛は見つかる」が
12刷に。ファシリテーターにもよるが、男子刑務所の受刑者たち
一生懸命学び、「これでアンガーコントロールができるから刑務所
戻ってこなくてすむ」と自信を持っていた。

しかし、サンクエンティン男子刑務所で一定期間ボランティアさせ
いただいたのは収穫でした。
薬物だったり、怒りをコントロールできずに事件を起こしてしまったり、
という人たちばかりでしたが、すぐに心がつながりました。

米国の刑務所の中で活動するには、通常、ソーシャルセキュリティナンバーを
提出したりして登録するのですが、私の場合はパスポート。
何だか事務方が面食らっていたと聞いています。

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2018年2月3日(土)

今日はAHの実践ワークショップでした。今日もたくさん笑い、温かい涙もありました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
AHの会場はなかなか暖まりにくく暖房しても寒い感じでしたが、
やはり終了時間頃になると、精神的な温かさと同時に、部屋もよい感じに暖まっているのが
いつも感心する点です。
やっぱり私たちの本質は温かいこころなんだなと。
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2018年2月6日(火))

新刊「女に生まれて」について男性から「女性特有の難しさもあるのだと思いますが、
おっしゃっていることはほぼ男性にも通じるもの。 余計・過剰なものをより分けて、
自分への期待やイメージを適正にし、負荷を避けて、自分を尊重していく
水島さんのメッセージ、励まされる人が多いだろう」と。感謝。
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2018年2月11日(日)

木曜日に取材を受けた女性誌の編集者さんとライターさんと話していたら、
みるみる二人のお顔が明るくなって、「歳をとるのが楽しみになってきました!」と
言っていただけた。
これからの私の役割は、そういうところにもあるのかな。
高齢女性のロールモデルは日本には極端に少ないので。

やっぱり患者さんを診ていると、「病気になるまで自分の力で頑張った」強い人だと思う。
そういう患者さんが、「すべては自分が悪い」とか「自分は努力が足りない」などと
っているのを見ると切ない。
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2018年2月12日(月)

モラハラの本の原稿が書きあがった。これから直したり校正したりの作業に
入っていくので何月にお目にかけられるのか、まだわからないが、
モラハラの構造にもっと人が気づける役に立つ本になりますよう。
そしてセカンド・モラハラがなくなるためにも。
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2018年2月15日(木)

高1息子の身長の伸びが気になって、「柱に印つけるからここに立って」と頼んだら、
「適当につけといて。だいたいそれやるなら、もっと前でしょ」と
しごくもっともな答えが返ってきた。
手足が大きいからそのうちぐんと伸びるはずなんだけど。
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2018年2月16日(金)

ありがとうございます。光栄です。
ただ、「暴力的な平和運動」「差別的な差別撤廃運動」など、リアル政治は
手段やプロセスではなく、結果のために「例外なんでもあり」の感じがします。
リアル政治を脱してAHで頑張ろうと言うのは、心の底からの賭けで、
負けないつもりなんです。
https://twitter.com/j1j2qqm/status/964320784985464834
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2018年2月17日(土)

アメリカに住んでいた時よく利用していた近所の図書館。子どもの絵本とかを
よく借りていました。今でもお知らせメールが時々届きます。
もう関係ないから配信停止にしようかと思いつつ、子どもたちと
読んだ絵本とかが懐かしくて、メールをもらうとほのぼのタイムにしています

長いこと使っていたヨガマットがついにツルツルになって踏ん張れなくなった。
土壌に戻る自然素材、ということで買ったものだが、地面に置いておくのも
なんか変、というかあり得ない。ゴミで出すしかないんだろうな。

図書館に関しては嬉しい思い出が。米国在住中は住所があったので
利用券が簡単にできた。
その後一時的に渡米した時に「今こちらに住所がないのだけれど…」と言ったら、
「あなたは利用券を持っている。そして本を借りたい。それ以上に何が必要なの?」と。
もちろん絵本を借りました。
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2018年2月18日(日)

今日は気分変調性障害をもつ方のワークショップだった。初の試みだったが、
結果は「ものすごくよかった」。
やはり気分変調性障害とAHの組み合わせは、思った通りよかった
定例化したいと思っています。皆さん1日お疲れ様でした。

今日のワークショップに参加してくださった気分変調性障害の方たちは、
今日一日で何かしら「物心ついてから初めて・・・」のプラスの体験を
されたのではないかと思う。ゼロが1になるのは全然違う。
「まだ1だから…」と自虐しないようにしようと思えるのも「物心ついてから初めて…」かも。
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2018年2月20(火)

ヨガマットを新調してみたら、あまりにも踏ん張りがよくて、
「私は今までツルツルのマットで何を格闘していたのだろう」と気が抜けた。
こういうのって、臨床にもよく見られる気がする。

著書『「苦手な人」とのつき合いがラクになる本』が、台湾の会社によって
中国語に訳されるそう。へーえ、という感じ。
ちなみに販売は、中国以外全世界だそうです。 http://amzn.to/2BDRb9A

韓国や台湾に私の著書の訳書が出ていて、それも比較的人気があるらしい。
台湾はデング熱関係で難しくても(もちろんその前に行ったことはある)、
韓国にはいつか見に行かなくちゃ。最後に韓国に行ってからどのくらいかな。

人のミスを、怖れを載せずにどう指摘するか。
米国に住んでいた時、私は子どもの権利について演説していて、
guardian(保護者)というべきところなぜかgardner(庭師)と言っていた。
何回か繰り返した後に、親しく優しい友人が耳元で「guardian」と囁いてくれた。
恥ずかしさよりも温かさが残った。

息子愛用のルービックキューブ。使いすぎて色の面が剥がれてきた
白い面がやけに増えてしまった。もともとの白と判別不能。
こんな情報を沈黙型反抗期の高1息子が教えてくれると母親はものすごく嬉しいのです。

新潮社って、週刊新潮のイメージが悪すぎて(私など、取材を受けてもいないのに
コメントが載せられていた)敬遠していたけれど、
考えてみれば私が思春期に読んだ本の多くが新潮文庫だった。
今回新潮新書で仕事をして、新潮社の「本格派」の部分に触れた気がする。よかった。

私が日本人はもっと自国の文化に誇りを持ってよいと思うのは、特に姓名のこと。
日本人は平気で「シンゾー・アベ」と名乗るが、英語メディアでは毛沢東も
「マオ・ツォートン」で姓名の順。私の英語名刺も姓名の順。
今日新聞でペルー人の記事を読んでいて、本当にどれが姓なのかがわからず混乱した。

「日本人は姓名の順で名乗るので、英語表記のときにもそうしてください」
くらいのことを、いわゆる「右翼」の人たちはどうして言わないのだろう。
それがかなわないなら、日本のルールで、「トランプ・ドナルド」だ。
「右翼」の皆さん、微力な私に代わって頑張ってください。

役割終了のヨガマット、小さく切ってみたら結構ナイスなマウスパッドになった。

日本が誇れるものは本当はたくさんある。
以前日本に住んでいた米国人研究者が、「日本は時給が安い職場でも丁寧に
仕事をするからすごい。スタバとかマックとかの店員の態度がよい
労働問題として見れば賃金の話に突入するのだろうが、どんな条件でも誠実に、
は美徳だと思う。

私が19歳のときに3週間ほどホームステイしていたカナダのホストマザーは、
「うちの子(当時上が8、下が5)は将来日本に行かせるつもり。
礼儀作法を学んでほしいから」と言っていた。その甲斐あってか(笑)、
上の子(娘)は日本人男性と結婚しました。

今日はたくさんツイートをしましたが、決してヒマでサボっていたわけではないのです。
昨夜まで文庫化に向けてのリメイク作業を根を詰めてやっていたのです。
文庫化される本は「いつも忙しいがなくなる心の習慣」
。文庫の出来の方がずっとよいので、親本「いつも忙しい~」は買わないでくださいね。
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2018年2月21日(水)

さて、今度は専門書の翻訳作業に入りました。いつ寝られることやら。
ね、サボっていないでしょ。(と言ってみたかったんです)

(1)     そろそろ非定型発達(一部が発達障がい)についての本を書かなきゃな、
とは思っている。私が出会うのは、慢性うつや摂食障害などで治療に来られた
結果非定型発達であることがわかる方、あるいは「どうしてこの患者さんは
よくならないのだろう?」と調べると親が非定型発達だったり。

(2)     一方、世の中に出回っている本は、やはり子どもの発達障がいの本が多い。
大人になってマルチタスクを要求されるようになる時、人とパートナー関係を
築くときの大きな課題を開設した良書はまだ見たことがない(パートナー関係は若干よいのがある)。

(3)     3月16日刊行予定の「毒親」の本には、それなりにかみ砕いて書いてみた。
あくまでも私が臨床の場で説明することの範囲にとどまるが、一部の人の役にはたつだろう。
モラハラの本にもちょっと書いた。

今まで「他の本は全部先生(私)のをバイブルにしているけれど、
非定型発達の本がないので困っています」とよく言われた。
どうしても専門が対人関係療法で、それはコアなASDの人には全く向かない治療なので、
自分ごときが書くのも、と躊躇してきた。

でも、多くの生きづらさの背景に非定型発達がある。そして、それは身近な人を苦しめたり、
職場不適応を起こす。「ご高説」を授けるのではなく、自分が臨床で診た範囲で書こうかな。
パートナー関係にはかなり自信があるし。

本当、考えてみると、非定型発達の本って、子ども向けのものか、
「職場でこんなに迷惑をかけている」系の本ばかりが目立つ。
本人にも周りにも優しい本があったら、私が教えてほしいくらいだ
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2018年2月23日(金)

「うつ病というのはもっと重い人のことを言うのでしょう?」
「トラウマってもっと大変な体験をした人のことを言うのでしょう?」と
診断にチャレンジしてくる人は、まず間違いなくうつ病でありトラウマである。

もう人生において二度としないと決めていた翻訳、兄貴分のマーコウィッツが
PTSD用対人関係療法の本を出したので、結局現在監訳中というか翻訳中。
私が訳さなかった本は著者から「どうして私のだけ訳してくれなかったの?」と
結構責められる。でも翻訳版権がすでにとられていたら何もできない。

学童期用の「IPT-FB」のマニュアルの本もそろそろ出版される頃で、
私は著者から「連絡するから訳してね」と言われている。
やりたいけれど、時間が…。今回から下訳をお願いしているのでだいぶ楽だが、
結局は原文を読んでしまい、時間がかかる。

こんな時間にしか翻訳作業ができないのでポツポツやっているが、ツイッター上で
反応してくれる人は、まだ起きているのだな。よかった(私にとっては)。

人をインスパイアする女性を、「ヒーロー」ではなく「シーロー」と呼ぶそうな。
自分自身がシーローとして、自分に影響を与えたシーローを紹介する、
というイベント。本もたくさん展示されているそうです。https://goo.gl/JssYPd

いつも取材とかで言われるのが「普通は、誰か(患者さんも含めて)との出会いを機に
人生が進むものですが、水島さんは自分の頭の中でそれを進めているんですね」ということ。
実は今回自分の「シーロー」を考えたとき答えは「いない」だったが、
衆院議員への道を作ってくれた小宮山洋子さんにした。

私の本がよく「わかりやすい」と言われるのは、私自身が考えながら本を書いていて、
理論の飛躍があるようなところは真剣に考えて書き直すからだと思う。
「勢いで(あるいは流れで)読み飛ばしてもらおう」とはゆめゆめ考えたことがないし、
それでは執筆がつまらない。

あら、気づいてみたら40代でいる日が、もう1か月もないではないか。
この前の取材では「アラフィー」という言葉を学び、「アラフィフ」と同様に
使われているとのことだが。
誕生日が娘と一緒なので、私はいつも脇役。
でも先日刊行した「女に生まれて」を執筆して以来、加齢が怖くなくなった。

慶應MCC定例講演会『夕学五十講』で講演することになりました
詳細は http://kae.me/fHmkV4

50を前に思うこと。「女に生まれてよかった」にも書いたが、
若さって結局は「現役感」だと思う。若作りとは違う。
何歳であっても、幸せになる権利に基づいて、現役でいることが大切なのだ。
これが今の私の結論。

そう考えると、加齢って、DOからBEへの転換の最高のチャンスかも。
できることは減ってくる。でもそんな自分にも穏やかでいられたら
死ぬ時まで幸せでいられるような気がしてきた。穏やかの一部は、
もちろん、現役感、つまり「今生きている」という感覚。加齢が楽しみ。

なんか、前もツイートしたことがある気がするけど
(もうじき50だから許してくださいね)、海外にはすてきな
ロールモデルとなる高齢女性がいる。
でも日本ではまずお目にかからない。
文化的背景などはわかるが、私たち一人一人が、ロールモデルになれるよう、
素敵に生きたいですね。
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2018年2月24日(土)

結局今日もこんな時間に監訳(翻訳)をしているが、私にとっては
英語も著作と同じで、適当に流すことができない。
帰国子女でもなく留学経験がない、「ちょっと英語が得意な日本人」としては
重い仕事だが、IPTのスピリットを吹き込み、変な訳語を使われないように頑張ります。

ちなみに今訳している本の著者ジョン・マーコウィッツは私のIPTの兄貴分。
コロンビア大学の教授だが、とても優しい人で、あるとき、
「君の発言を聞いていると、まるで英語が苦手だと思い込んでいるみたいだね。
そんなことは全然ないんだよ。本当に上手だよ」と言ってくれて涙

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2018年2月25日(日)

厚労省の裁量労働制に関する資料問題。あまりにも杜撰すぎて、
ミスではなく意図的なものなのかも。
仮に官邸との関係があったとすれば、忖度? 圧力?
だって厚労省の人ってそれなりの能力がある人でしょう?

厚生労働省については、職員数のわりに仕事の量と種類が多すぎるから
ミスが多発するという話を聞いたことはあります。
でも、そもそも質問の前提が違う結果を比較するというのは、
ミスと言ったら甘すぎるくらいだと思います。

今日も遅い時間は暗~~く監訳(翻訳)作業中。どこかで腹をくくらないと、
ずっと取りつかれそう。今度こそ、最後の翻訳にしてやるぞ。
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2018年2月26日(月)

「いつも時間がない」を文庫化してブラッシュアップした「焦り」の本、
初校を戻しました。変なお願いですが、文庫の方が絶対にお勧めなので、
「いつも時間がない」は買わないようにしてくださいね。
(今後、という意味で。すでに買ってくださった方には感謝です)

本日も、夜が更けてきたので監訳(翻訳)作業。日中は校正、
残りの時間で新しい本の原稿書きをやっていた。この「区切り」は
今日校正を送った「焦り」の本に関連するのだが、私がもしも翻訳だけを
一日中ダラダラやっていたら、全体にできる仕事の量も減るだろうし、
そもそもそんな人生は嫌だ。

今日の監訳(翻訳)で、全体の10分の1は終わった。
まだ元気は多少あるけれど、ここでガツガツやると必ずよくないことが起こる。
というわけで、残りの10分の9は、また明日の夜から。
もう少ししたらヨガしてリラックスして寝ます。
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2018年2月27日(火)

先日開催してとても好評だった、自分は気分変調性障害かもしれない方向けの
ワークショップ、6月にも開くことになりました。
詳細は http://bit.ly/2F9yY5Q 申し込み受付中です。

なぜか昨日まで気づかなかったが、トライしてみた「怖れの眼鏡」のリメイク、
免除していただけた。
相当真剣に考えたのだが、やはり10年近く前に書いたものを、
ちょこっとリメイクというのは不可能。
それなら新刊を書く方がずっと楽。
楽しみにさせるようなことを言って失礼しました。新刊頑張ります

文庫化中の「焦り」の本、希望通り『焦りグセがなくなる本』と
決定したようです。
気に入らないタイトルの本は売れない、という思い込み
(でもだいたいそうです)がある私は、希望のタイトルになってよかったです。

私も「闘う」には葛藤的な要素を感じて、使用しないようにしています。
ソラさんがおっしゃる通り、自分に取り組むっていうことか
な、と。
取り組むのは癒しの方向で(怠けるという意味ではなく)。
政治でも、「皆さんのために戦います!」「正義のために戦います!」と
言われてしまうと、萎えてしまう。
方向は戦いの方ではないのに。
それぞれの心が本来持っている力を発揮させていくことが政治だと思う。
選挙から撤退した理由の重要な一つ。

枝野さんには、戦わないでほしい。「まっとうな政治」を、賢い頭脳で、
まっすぐに訴えてほしい。私たちが安心して将来に向かえるように
これは年金額とかの問題だけではなく、精神性の方が大きなテーマ

私はあらゆる戦争や残虐行為が、広い意味で「自衛」のためだと思っています。
そういう時代を終わりにしたいのです。

枝野さんをほめても何ももらえませんが(笑・むしろ献金しています)、
震災のときの働きぶりを見て「口だけの人」とは思わないでしょう
個人的によく知っているからこそ、自信をもって言えます。

何度も繰り返してうるさくてすみませんが、今年はたくさん執筆す
予定の年です。
そのテーマも、3月の「毒親」にはじまり、モラハラ、そして今は「ゆるし」に
取り掛かりました。みんな巨大なテーマです。
というわけで、お小遣いをためるか、図書館活動をお願いします!
ぜひ読んでください。感想も。

今日も夜中の翻訳に入りますが、今日は家の用事が多いのもあり
(子どもがらみ)、いつもほどはできません。でもここで「今日はやめた」ではなく
「一段落でも」と思うのは大きな違いです。
って、そういう段落に限って、難しい統計用語が出てくるんですけどね。

あれ、リプライしようと思ったら消えてしまった?
(単なる私の見過ごし?) 戦うとまっすぐ伝えるは、エネルギーが違います。
戦いは怖れのエネルギー、まっすぐ伝えるのは愛のエネルギーでできます。
このあたり、AHに詳しい人はわかりやすいと思います。怖れの中には当然「自己正当化」も。
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2018年2月28日(水)

『「毒親」の正体』校了しました。あとは3月16日の刊行を待つのみです。

さて、今日も翻訳の時間。毎晩の遅い時間、と習慣づけたことによって、
少しずつ進んでいます。
昨日は高度に専門的な統計部分があり、念のため著者(私の優しい兄貴分です)に
メールで確認したら、なぜかガラパゴス諸島にいました。
もちろん丁寧に教えてくれました。

専門書の翻訳は、緊張を伴うし、自分の著作を書くほどの自由度がないので、
はっきり言って避けたい仕事。
さらに印税はほとんどなし。近年では印税辞退しないと出版もしてもらえないほど。
知的な本が売れないってどういう国? と心配になる。

日中:診療あるいは執筆あるいはワークショップ、早い夜:執筆、遅い夜:翻訳、
というのは頭の疲れ具合を考えても結構よいスケジュール
だと思う。
もちろん十代の子が二人いるので、彼らの乱入は最優先。娘なんか時々1時間くらい悩みを訴えていく。
でもそれで楽になるみたい。

2017年12月のツイートより(抜粋)

2017年12月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2017年12月1日(金)

うちのクリニックには「1回のみ相談」という仕組みがあるのだが
来られた時と帰られる時の表情の違いに驚かされる、と歴代の受付から
言われてきた。
すっきりした、あたたかい、勇気のある表情。
50分間で獲得する価値があるものだが、本来はご本人が持っていたもの。
もやもやしながら生きていくとしても、大きな軌道が見えているの
そうでないのとでは大きな違いがありますよね。
そして、大切なのはプロセスであって、「今日すべて解決する!」などと
いうことはないということです。

新しい国保保険証が来たが、臓器提供シールがすぐにはがれてしまって、
プライバシー丸出し。でも再発行のために区役所まで行く暇もなく
しかたなく、剥がしやすそうなノリで貼ってみた。
私と同じ被害が港区であったとすると、税金を使っておそらくどこかに
委託したであろう区はどうするのだろう?

私の名刺の表面は、元衆議院議員 医学博士 水島広子 としか
書いておらず、連絡先や所属団体などは全部裏面に記載されている
今日インフルエンザワクチンを打ってくれた同級生からは
「水島、もっと医者らしい名刺にしたほうがいいよ」ととても
おもしろい助言をもらった。まあ言う通りにはしないけど

アドバイスは嫌いですが、私の名刺についての今日の同級生の意見
みたいに、あまりに自分の思考と次元が違っていると、
「ほう、君はそんなところにこだわるんだねえ」と、おもしろさと
友情が余裕をもって感じられます。
要は、悩んでいないところなら刺さらないんだろうな。
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2017年12月2日(土)

辛い症状に苦しむ若い患者さんが「水島先生に出会えたのは幸せだった。
でも出会ってしまったから死ねなくなってしまった」と毎回一度は
毒づくのがかわいい。

私ももともと短気なので、プロセスの重要性を見つけるまで
結構長い時間がかかりました。患者さんに対しては新米の頃から
ごく普通にできていたのですけどね。

私は「何をボランティアでするか」を自分で決めています。
専門知識を得たり維持したりするのは当然かなりの金額を要します
その中で、「この分野をボランティアでやりたい」と思うのは私次第です
。時々「ボランティアで講演してください」とか来るけれども、
よほどのことがない限り断っています。

今夜は、深夜便で帰国する在米友人と、羽田の国際ターミナルで娘
一緒におしゃべりして楽しかったです。
20時半待ち合わせ、という尋常でない会い方でしたが、
本当に楽しかったです。成田でも行ったか?と言うと疑問ですが。

しかし人間の縁はおもしろい。私は2005年の夏に、マンスフィールド財団の
招へいでアメリカに行った。
その時の同時通訳者が田村さん(もちろん在米中のワシントン・ポストの取材は
自分の英語だけでやりましたが)で、議員でなくなった直後に米国に住みたいと
言ったら紹介してくれたのが今日会った彼女。

私は米国に行ったとき、とりあえずアパートを借り、中古車を買い
子どもを学校と保育園に入れ、とやった後に、紹介された人(今日会った友人)に
連絡したら、「そういうことを私が手伝うはずだったのに、全部自分で
やっちゃったんですね」と。でも本当に善良な人なので友達づきあいを続けています。
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2017年12月3日(日)
2月18日の「気分変調性障害×AH」のワークショップ、すでに定員を
超えてキャンセル待ちをたくさんいただいております。初めての企画なので
現時点では確約できませんが、私が納得できる内容になるのであれば、
できるだけ頻繁にしたいと思います。

先ほど書きましたが、私にとって「納得」はとても重要です。
納得できないときはしつこく尋ねるか、距離をおきます。
「親に言われたから」「上司に言われたから」では、
うまく軌道に乗れればラッキー、そうでなければ被害者意識が募るばかりです。
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2017年12月4日(月)
今日は栃木出張。通いなれた東北新幹線です。
「冬の栃木=極限の寒さが怖い」という私ですが、議員をやめてからは
コートを着られるようになったので全然大丈夫でした。
議員時代は「議員たるもの、コートなんかでぬくぬくしているな」でしたから
スーツで早朝の街頭演説していましたよ。

iCloud関連で、息子が私に問題解決を求めてきた!
子離れで必死の我慢中の私にとっては、超ラッキーです。
問題また起これ(笑・今日のはちゃんと解決しましたよ)。

あ! 今日大事件が起こったんです。一般書店で、
(出版社の根回しもなく)「それでいい。」が、平積みの縦版?
みたいな立派な扱いをされていたんです。
東京都駅構内の書店です。感激しました!!

やっぱり患者さんを診ていると、「病気になるまで自分の力で
頑張った」強い人だと思う。そういう患者さんが、
「すべては自分が悪い」とか「自分は努力が足りない」などと
言っているのを見ると切ない。
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2017年12月5日(火)

この頃の変化。応援している業者のため、また、時には
自分のためにお金を使うことは悪いことではない。
私は小さい頃母から「兄がお金を使いすぎるから節約してね」と
言われて育った。
今もシングルインカム、十代の子2人、AHへの持ち出しで
経済的に楽ではないが、ちょっと自分を大切にしようと思えた。

よく「お嬢様育ち」とか言われるけど、父が深刻な病気で
働けなかったこともあり、全然違います。お小遣いは、
小学校1年生ならひと月10円、二年生なら20円。
おもちゃは全部近所の人からのもらいもの(リカちゃん人形ですら!)
こんな境遇に置かれれば、多少「ずる」はしないと生きていけませんでした。
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2017年12月6日(水)

伊藤詩織さんの手記『Black Box』をやっと読んだ。
私は自分自身が週刊誌に事実無根のことを書かれた経験を持つため
本人の言葉を聞いてからでないと何もコメントできない。
この本を読んで、伊藤詩織さんが起こそうとしている変化を
心から応援したいと思う。

1月に刊行予定の2冊の本、どういうわけか再校の締め切りが同じ11日。
しかも私は9日から東京を離れるからその前に発送しなければ。
とりあえず今日1冊片付けたけれど、もう1冊はいつやるんだろう
と言っている間にやればいいんですよね。
ちょっと言ってみたかっただけです(笑)。

「それでいい。」を読んでくれた思春期の患者さんが
「内容はいつもの水島先生だけど、先生はもっと目力があるよ。
貂々さんにそう言っといてよ」と。貂々さんに伝えたら
「はい、目力あります。最初怖かったです」
ついでに担当編集者さんが「私も怖かったです」…って、
なんで急に「怖かった」告白が?

地元の美容院で、ついに元衆議院議員だった過去がバレた
(精神科医ということは知られていた)。テレビで見て知ったそうな。
でもこれで私はだいぶ楽になって、「だから出してもらう雑誌は
ファッション誌とかじゃなくてオヤジ系の文春とかにしてくださいね」
「ラジャー」みたいな感じ。
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2017年12月8日(金)
ふう。1月刊行の2冊の本の再校が月曜期限で見事に重なり、
私は土~月が出張で校正作業がほとんど不可能。というわけで
頑張ってやり遂げました。ちょっと毛色の違う2冊です。

いろいろなトラブルがあった年だったけれども、2冊の本の
追い込みまでできるところに回復したのが素直にうれしいです。
次々と出版企画はあるので、かつてみたいな「月刊水島」目指して
(まあ、年を取ったので隔月水島くらいで)復活する予定です。
執筆は、常に深いところを探る作業。楽しみです。

「女子力」という言葉になんとなく不快を感じている方は、
1月4日まで待ってくださいね! 本の刊行日です。朝日新聞出版、
「女に生まれてよかった。と心から思える本」です。
さっきのリンクの画像よりも、実際の装丁の方がずーーっとおしゃ
れです! お楽しみに。
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2017年12月12日(火)

昨日、麻布十番の一橋の交差点の信号をダッシュで渡ろうとしたら
大きな荷物を担いでいたことと、すべりの悪いブーツを履いていたことが
原因と思われる見事な転倒をし、
ほとんど顔から地面に突っ込んだ感じだった(笑)。
またしても衆人環視の下で転んで恥ずかしかった。今週お会いする方は眼帯姿です。

前には赤羽橋の人通りの多い交差点でランニング中に転倒し、
これまた恥ずかしい思いを。これらの転倒から学んだことは、
早く走っているときほど足元に気をつけるべき、という極めてシンプルなことでした。
何かにつまずいたとき、遅いスピードなら足の力で持ちこたえますものね。

ツイッターって、文字数が少ない分、「ランプの傘」を書く余裕もなくて
温かい本質が伝わる感じがします。
もちろんいわゆる「リア充」系とかヘイト系は、同じ文字数を「ランプの傘」のみに
費やすわけですが、限られたものをどう使うか、という点ではすごく示唆に富むみたいな。
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2017年12月13日(水)
皆さま温かいコメントありがとうございます。診療日の今日は
、右目眼帯+いつものマスク+白衣着用で、左目が見えなければ私と認識することも
できない、白で覆われた状態です。
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2017年12月15(金)

新連載です。2018年1月18日(木)全国発売のPHP3月増刊号から、
新連載「50代からの人間関係」を始めます。
私自身、3月には50歳。書きながら学びたいと思っています。
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2017年12月19日(火)

事務局のトラブルにより7月以降停止していた対人関係療法研究会
(有資格者向け)が12月24日のワークショップから再開する。
全国の治療者が持ち寄る症例を丁寧に検討する作業はとても楽しみ
今回は私一人でも、と事務局をやってきたが、人材も育ちつつある
今後の普及のためにも、頑張ります。

たまたま今日「寛容」についての原稿を書いたが、「正しさ」を
主張し合う社会に「寛容」はあり得ない。それぞれの人にとっての
「正しさ」は違う。
愛情豊かで経済的に恵まれた親に育てられた人と、ひどい虐待を
受けて育った人とでは、「親を大切に」の意味合いが全く違うように。

今回のトラブルで私が改めて事務局入りしたことによるプラスは、
全国展開について現実的に考えるようになったこと。すでに
いろいろと力強い情報をいただいており、対人関係療法の普及への力となっている。
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2017年12月21日(木)

私の「ぐれ」は精神科医として働き始めるまで(医師免許取得後、
1年間海外放浪していましたのでその後)、そして私の教師不信は
娘が小1になるまで、解消されませんでした…。
そんな私に希望を与えてくれた、娘の小1担任の先生には心から感謝しています。
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2017年12月22日(金)

今日は日本うつ病学会の理事会だった。7月は思わぬトラブルのた
2時間半も遅刻したが、今日はフル出席できた。
常にユーザーのことを考え、精神医学の進歩に貢献に努め、
多職種連携を重視する、この真面目な学会がとても好きだ。
理事の方が一般会員より会費も高くすごいボランティアだが。

AHは自分の心の平和の選択だけを目標とするものだが、特に対人援助に
慣れている人などは、ついつい相手を変えようとする(=怖れ)。
ファシリテーターのクオリティー・コントロールとしてこの点を
ずっと悩んできたが、オランダAHの代表Elsとメールでやりとりして、
自分の立ち位置が決まった。
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2017年12月24日(日)

今日は有資格者向け対人関係療法研究会の症例検討の日だった。
約半年ぶりの研究会、ちゃんと開けるだろうかと思っていたが、
会場設営陣と共に朝会場に行くと、すでに有志の先生方によって
会場設営が終わっていた。映画の一シーンを見ているみたいで感激
朝早くからありがとうございました。

今日の研究会でも感じたが、年を取るにつれて身の回りが
「好きな人」ばかりになってきた。
チヤホヤしてくれるという意味ではなく、人間としてとても
優しい人たちということ。
これは、年を取るにつれて自分の価値観に正直になってきたと
いうことでもあるんだろうな。無駄な努力をやめて。

これで思い出したこと。私は衆院議員時代に厚生労働省の人との
打ち合わせの中で「医者の中にもいろいろいるから」というような発言をした。
その後エレベーターの中で「水島先生、医者なのに医者不信って
あるんだね」と厚労省のお役人さんたちが無邪気に話していたのを
私の秘書が目撃したそう。うーん。
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2017年12月25日(月)

子どもを育てるということは、「待つ」ことを学ぶということでも
あるのですね。
精神科医としては日常的にやっていることですが、近い関係におい
「待つ」ことはまた格別な感じがします。
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2017年12月26日(日)

『「他人の目」が気になる人へ』のkindle版がリリースされました。

http://amzn.asia/i9PRSFq
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2017年12月27日(月)

うちのクリニックは今日が仕事納め。週1回の診療が必要な人がいるので、
スタッフと話し合い、1月4日から診療を始める。
そういう思いやりを示してくれるスタッフに感謝。

私は慶應の医学部新聞の編集者をやっていて、時々人に執筆依頼をする。
今日は、医学部の同級生で、ものすごく仲がよかったけれど
すっかりご無沙汰の人に依頼したら、「水島からの直のお願いだったら
断れないですね」と温かいメッセージと共に引き受けてくれた。ぽかぽか。
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2017年12月28日(木)

私には、歯の「エナメル質形成不全症」という先天異常があって、
歯並びはよいのだけれど(矯正歴なし)、時々エナメル質がポロっと欠ける。
昨夜は上の真ん中の二本の間が欠けて、2ミリほどの空間ができて
ちょっと間抜けな顔。
笑ってもいいけど、そういう事情だということは知っておいてくださいね。

食事中に、息子(高1)の箸が欠けたので、「あ、かかの歯と同じ
見て見て」と言ったら、かつてだったら喜んだ彼が「食事中に口の中の話
なんて汚いよ」と冷たい態度。
親が教えなくてもマナーって身につくんですね。寂しいけれど満足
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2017年12月29日(水)

モラハラの原稿に取り組み始めました。高い目標は、「お正月休みのうちに」。
低い目標は「1月中に」。と思ったけれど、ここから確定申告まで税務の
作業をたくさんしなければならないので、現実的な目標は「2月中に」かな。

1月に新刊2冊(1冊は1月4日発売!)、3月には「毒親」の本、と刊行します。

2月18日に、「自分は気分変調性障害では?」と思う方向けのワークショップを
開きます。「自分はダメ人間だ」「今はほめられてもいつか招待がばれて失望される」
「自分のネガティブさが嫌」という方はご検討ください。 詳細は
http://bit.ly/2Ak0YyK

不思議なのが、「気分変調性障害を診てくれる医者がいない」とい
相談なのです。確かに摂食障害やトラウマは特別な能力が必要だと思いますが、
なんでうつ病圏の病気が診られないのだろう?
かつての「神経症性うつ病」とかいう分類を信じて、人格の問題だと考えているのかしら?
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2017年12月30日(土)

私の子どもとは思えないきちんとした息子が、部屋の大掃除を始めた。
それは大変結構なことだけれど、私から借りたままのものとか、
彼にはいらないけれども私が拾いそうなものをドッと持ってくるので、
私の部屋はプチ混乱。

2017年11月のツイートより(抜粋)

2017年11月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2017年11月2(木)

宇都宮時代の選挙を仕切ってくれていた方から、私のメールマガジ
(ツイッターの抜粋)を見て立憲民主党への思いを読んで嬉しかった、
という連絡。宇都宮は枝野さんの故郷であると同時に、民主党候補者(私)を
栃木県内で初めて小選挙区当選させてくれた地。特別な場所です。

いよいよ大阪でのAH三昧です。ともこさんが今日のうちに先乗りして、
明日入門ワークショップをしてくれます。私は明日大阪入りして、
土曜日の実践ワークショップ、日曜日のゆるしのワークショップの
ァシリテーションをします。よろしくお願いいたします。

今のところ、来年の早いうちに、福岡でAH三昧をする予定ですので、
九州の方、本州西側の方、ちょっと楽しみにしていてくださいね。

日曜夜まで大阪だから、お金のこととか何か用事があったら今日中
言ってね、と子どもたちに言ったら、下の子が、今日の矯正歯科の立て替え分を
もらいにきた。私とべったりだった彼(高1)は、今頑張って反抗期中なので、
お金のことくらいしか来ないけれど、ちゃんと育っているのですね

暴論を言う人は、人に衝撃を与えます。特に、ツイッターみたいなビジュアルな
刺激は大きいです。衝撃から「その人の言う通りにしなきゃ!」的思想になると
思うんです。
衝撃から身を守るのは日常生活。そして、その日常生活を普通に守って
くれそうな人こそ、頼れる人だと思っています。

そういうふうに選んだわけでもないけれど、この5年間、私の「右腕」でいてくれるスタッフは、おそらく私と同じような政治的価値観を持っています。私は政治の仕事はしていませんが、「人間を大切にする」という価値観が通じるのでしょうね。診療でもボランティアでも同僚関係でも。
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2017年11月3日(金)

こどもの頃って1日が長いですよね。歳をとると早くなる。子どもは現在を生き、
何でも新しいものとして体験し、思考のデータベースに陥らない。見えない先の
心配もしない。それはじつはAHそのもので、身体的寿命には限りがあっても、
精神的長生きはできそう。

怒りのエネルギーではなく、共生、優しさ、つながり、誠意、助け合い。
そのエネルギーが政治には必要だ。人の怒りや被害者意識に働きかける選挙は
強い(人の怖れを煽る選挙)。
でもそうでないロールモデルを示してくれたのが、立憲民主党だ。この王道を、
極めて欲しい。
少数派についての石破さんの見識。「答える側は 野党議員の向こうに国民が
いるんだということを忘れないで答えてください。」。やっぱり立派だ。
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2017年11月4日(土)

今日はAH実践ワークショップ(対人援助に焦点を当てたもの)だった。
いつもと違う大阪で、大きめのグループで、どうなることかと思ったが、
結論はいつもどおり「AHっていいな」だった。涙あり、笑いあり
優しさあり、つながりあり、安全な環境で人が前進する姿あり。いつもどおりのAH。

今日から午前の部を少し変えてみた。私たちの本質は変わらないけれど、
ワークショップの構成によって本質を引き出しやすくできるのだな
と実感した。
これからも試行錯誤は続けたいし、ワークショップの組み立てを考えることが、
自分にとって怖れの手放しでもある。

明日は「ゆるしを考えるワークショップ」。7月に東京で開いた、第二弾。
「ゆるし」は近々、何らかの形で本にします。AHの中核だけれど
一番わかりにくいと言われているものです。やりがいあります。

怒りのエネルギーの方が熱量が強く見える。でも本当は、しなやか
愛のエネルギーの方が、ずっと底力がある。これをどう現実社会にうまく
持ち込むかが、今の課題。着々とAH人口は増えてきているが。

AHのよさを知った人は、もちろん、他の人にも勧めたくなる
(特に自分と関係性の近い人…ですよね)。でも、
勧めないこと(他人を変えようとしないこと)AHの真髄だということ
も知っていて尊重する。
この何とも言えない奥ゆかしい感じが、AHって本当に人間に合っているな、
と思うのです。
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2017年11月5日(日)

AHにおける「愛」(あたたかいこころ)は、与えるほど自分の持ち分が増えます。
あたたかさを自分も同時に味わうからですね。燃え尽きるようなものは
「愛」ではなく「怖れ」なのです。

AHは、あたたかい愛でポカポカしている人以外はみな「怖れて助けを
求めている人」と見る。だから助けてあげるべき、とは決して言っていない。
そういう見方をすること自体が、心の平和を選ぶということ。
変な「べき」をつけてしまうと本質が損なわれてしまう。

家に帰ってもどうせ犬しか飛びついてこないだろうと思っていたら
娘が政治経済の勉強のために待機していました。息子も加わって、
久しぶりに親子の楽しい時間。
これは最近稀に見る幸せです。COPとかの復習にもなるし。
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2017年11月6日(月)
電話をとったらジェリー・ジャンポルスキーだった。また1時間くらいの
おしゃべり。トランプの訪日はどう受け止められているか、というような
政治談義から、お互いの私生活の報告。昨日までの大阪のAH三昧
ついても話したら、とても喜んでいた。

ジェリーから今日も「もっとゆっくりしゃべって」と言われた。
これは通常日本人がネイティブに言うはずの言葉なので、
「ネイティブからそう言われるとちょっと嬉しい」とジェリーに
言ったら笑っていた。

有資格者向け対人関係療法研究会(学会の前身)の事務局が突如
いなくなったので、私がおそろしく単純な事務作業をしています。
でもさすが対人関係療法の治療者の皆様、とても温かい言葉をかけ
くださったり、私のミスをカバーしてくださったり、とありがたいです。
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2017年11月7日(火)

私はちょっと前まで「友達がいない」ことを自慢にしていましたが
(本当に信頼できる人はもちろんそれなりにいましたが)、
AH的距離感で関われば、多くの人と、ものすごく温かい友情が築けるんですね。
なんか、いいな~と思います。私のさっぱりした性格ともぴったり

私が「友達がいない」ことを自慢していたのは、「友達がいないと
人間として欠陥があると思われる」という社会背景に逆らってのことでした。
嫌われないように友達メンテナンスに汲々とするよりも、
必要なときだけ「助けて」と言ったり、相手が困っているときに
助けることが本質だと思うからです。

3月刊行予定の「毒親」の本、最終稿を書き上げました。
疲れましたが、思ったよりもよい本になりそうです。ようやく、
「皆さんにお読みいただきたいなー」と思えるようになりました。

今日は編集者さんから「何より編集者を「やる気」にさせるコツをご存知だなあと
いつも思っています」と嬉しいメールをいただきました。
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2017年11月8日(水)

2018年の「現代用語の基礎知識」の見本が届いた。
私は今年もメンタルヘルスの全部の執筆を担当した。
今年は、創刊70周年号とのこと。こういう本が生き残っていくのはすごい。

トラウマを持つ女の子が、この頃私を怒ったり「見捨てたら死ぬからね!」の
状態。他の人には全くしないので、信頼してもらえている安心感。
「せめて家族に怒れるよういなるといいね」と言ったら、まじめな彼女は課題として
了解してくれた。トラウマ患者さんの怒り=悪いこと、と扱わないでほしい。
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2017年10月9日(木)

AHでは、「自分の心の平和の選択を唯一の目標とする」と、目標は明確なのですが、
「完璧主義にとらわれず、一歩一歩」なんです。
少しでもそっちの方向に進めればいいんです。こう考えてみると私の育児も
そうだったなと思います。「あれもこれも」的な要素は敢えて全く作りませんでした。

な、なんと、著書「女子の人間関係」がついに10万部に。私の本で10万部は
初めてだということだけでなく、2014年に出した本がまだ増刷になるあたり、
ベストセラーかつロングセラーであることが嬉しい。
役に立つという声をあちこちで聞くのもうれしいです。
http://amzn.to/2zwhgEq
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2017年11月10日(金)

石破さんと私は安全保障観が違うけれども、「人間としてまともだ(フェアに
やろうとしている)」というだけでほめなければならない時代になった政治を本当に憂う。

お礼状を書こうとハガキの切手を調べたら、62円もするのですね。私はネット環境に
あるのですぐ調べられますが、そうでない人はどうするんでしょう
。皆さん、小泉元首相のご子息のイケメンにうっとりしていないで
郵政民営化のうち、特に郵便部分を総括した方がよいと思います。

前も書きましたが、郵政民営化を日本に強要したと言われている米国では、
郵便局は国営で、パスポート発行などの公的業務をしています。
そのほうがどれほどよいか。

私はずっと「先輩に恵まれている」と思って生きてきたけれども、
このくらいの歳になると「後輩に恵まれている」も強く感じるようになる。
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2017年11月11日(土)

薬害エイズの特は、官僚が、明らかに自分たちの不利になる資料を大臣に上げ、
世にオープンにされることになった。
もちろん菅厚生大臣の賢い戦略と正義感があって初めて成立したことだが。
官僚にも一定の良識はあると感心した。それにひきかえ…。

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2017年11月12日(日)

後輩が送ってくれた貴重な写真。私もまたヒマラヤに行きたい。
昔は3週間とか平気で山歩きしていた。エベレストベースキャンプ近くまで
行ったけれど高山病も経験なし。 https://pic.twitter.com/Cu4N6v8gps

大学で2年間勉強したはずのフランス語をほとんど忘れているのに
現地で覚えたネパール語は今でもよく覚えています。

お知らせが遅れましたが、先日「対人関係療法でなおす 気分変調性障害」の
8刷の連絡をいただきました。
「どうしてこんなにネガティブな性格なんだろう」「今はほめられても、
いずれ失望されてしまう」と思う方、それが治療可能な病気であることを知ってください。
http://amzn.to/2yw3wIJ

気分変調性障害の人の半分が、抗うつ薬に反応します。ネガティブ思考は
なくなるけれども新しい世界になじむのが大変なので対人関係療法で支えます。
薬が効かない半分は、私の臨床経験からは、トラウマ関連の人が多いです
(トラウマ関連でも薬が効く人もいるが)。対人関係療法の重要な出番です。

いわゆる「非定型うつ病」(むしろ食欲亢進し、過眠するタイプ)は、
トラウマ関連や双極性うつの人に多いように思います。
抗うつ薬への反応は弱いと言われています。これまた精神療法の出番です。
双極性障害も、トラウマ関連も、対人関係療法の得意分野です。

認知療法を保険適用にするために積み重ねた努力を考えると、対人関係療法の
保険適用は気が遠くなるような道のりです。
だからと言って、こんなに有益なものを患者さんから遠ざけておきたくない。
そんなことも考えながら、一生懸命本を書いています。
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2017年11月13日(月)

今まで5つだった雑誌や新聞の連載が、6つになることになりました。
どんなにバタバタしたときにも書かなければいけないものなので、
結果的に達成感にはつながります。このうち3つをまとめたものが
1月に書籍で刊行されます。

高1の息子と、長すぎる野球用ベルトの穴あけ作業。
「距離おき反抗期」中なので、こういうちょっとしたことでまだ
頼られるのが嬉しい。・・・とうっとりしていたら、
考えてみれば内側からベルトを切るのだから、一連の作業が無駄だった、
ということに気づき、息子に伝えたら「確かに」。でも幸せ。

村木厚子さんは、私の政策秘書ととても仲がよく、よく私の留守中
事務所でおしゃべりしていた(あまりにも普通で、私は村木さんが
官僚であることすら気づかなかった)。
多忙な彼女は、自分の時間を割いて障がい者団体の会合にまめに出ていた。
人間的には謙虚・寛容で人の痛みがよくわかる優しい人だ。
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2017年11月14日(火)

自分で責任が持てるのは、自分の心の平和だけ。
もちろんそれは周りの人にも温かい影響を及ぼすが、
あくまでも「おまけ」であって、目的ではない。
ツイッター上での決めつけ対決みたいなのを見ると、
被害者意識を押し付け合っているように思う。
王道はAHだと信じている。

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2017年11月16日(木)

こんな真剣な精神科医ばかりだといいのですが。私も、
難しい患者さんにはねつけられることがあるけれども、
誠実で辛抱強いことが大切だと思っています。
AHで、私は最近「共感」ではなく「共存」という言葉を使っています。
どんな状態の相手でも、そのありのままと一緒にいる、
ということで。
https://twitter.com/cocorojin/status/930744083949109248

ある患者さんが私のことを「お月様みたい」と言ってくれる。
「太陽みたいな人はたくさんいるけど、月はなかなかいない」と。
彼女の含蓄を私がどこまで理解しているかわからないが、何やら嬉しい話です。

私は、ゲームも呼称も、ダブルスタンダードで敢えて育ててきました。
子どもなりのメンツもあるだろうから、うちの敷地の外ではゲーム
禁止しない。
うちの外では「俺」「お前」も勝手。
でも家ではそれらを認めないし、遊びに来た友達にも守ってもらう
そんな子も、十代後半です。

息子が小学校中学年の頃?友達4人を家に泊めると言い出した
(もちろんそんな広さはない)。「かかはカレーだけ作って、
あとは自分の仕事をするから、お風呂入って寝なさいよ」と言ったら、
みんなそこがいいと言っていると。
構いすぎない家の方が人気があると聞いてちょっと自信をつけました!
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2017年11月18日(土)

1月に刊行予定の2冊のうち、1冊の初校が終わりました。
今年はひどいトラブルのためにほとんど本を出せませんでしたが、
来年はたくさん刊行する予定ですので、お小遣いをためておいてくださいね!
(もちろん、図書館へのリクエストも大歓迎です)

編集段階で削除されるかもしれませんが、本の「あとがき」に、
初めて我が子たちへの謝辞を書きました。昔から私を知る人は
「前から全然変わらない」と言いますが(もちろんよい意味で)、
子どもたちからもらった無条件の愛で、ずいぶん癒されたと感じています。
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2017年11月19日(日)

有資格者向けの対人関係療法研究会、ひどいトラブルのために
(事務局の問題)開けずにいましたが、拙い私が事務局をやり、
12月から再開。参加者の皆さまからは感謝やねぎらいの言葉、
「できることがあれば何でも」とメッセージをいただいて結構幸せです。
検討症例も順調に集まっています。

子どもを二人育ててきた立場から言うと、小さい頃に必要なのは
とにかく人手(私の場合は安心して預けられる保育園)。
逆に、経済的には、二人とも十代後半になった今が今が一番厳しいです。
小さい頃の経済支援に焦点を当てた政策は、なんだかぴんと来ないです。

自己肯定感を高めるためには、というハウツー本も出ているけど
(私も出していますがハウツーではないです)、私は、
宅配便の人に「お天気が悪いのに大変ですね」と一声かけたり、
ご近所さんとあいさつしたり、子どもに「ありがとう」と言ったり
というときに自己肯定感が上がるような気がします。
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2017年11月20日(月)

昨日、宅急便を出しにコンビニに行ったら制服警官が2人レジのところに。
「何か事件だと思ったけど、おまわりさんもご飯食べますものね」と言ったら
照れた笑顔で会釈してくれた。ちょっとほのぼの。
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2017年11月21日(火)

枝野さんの代表質問、この時間にやっと見た。まず、すばらしい。
聞くだけで多くの人が安心したのではないか。批判は最低限、
問題点をクリアーにしていく。
枝野さんがこういう立場になることを、私はずっと望んでいたと思う。

昨日の枝野さんの代表質問の中で「これだ!」と思ったのは
「自己責任に名を借りた利己主義」という表現。
AHでは「自分で責任を持てるのは自分の心の姿勢だけ」と言うので、
変な自己責任と勘違いされることもあるけれど、それは要は利己主義と
いうことなのだ。さすが。

いえいえ、AHとは、attitudinal healingの略で、正確に日本語で言うと
「心の姿勢を自ら選ぶことによる癒し」です。
立憲民主党を見ていて嬉しいのは、被害者意識(現状への怒り)ではなく、
「みんなでまっとうにやっていこうよ」というふうにリードしてくれているところ。
枝野さんもそういう人。

私は英語の名刺や署名も姓を先に書くし、右翼的なところ(定義がわからないけれど)
もあるんです。立憲民主党を支持するのは、枝野さんが私のお兄さんみたいな信頼できる
存在であることが最大の理由です。
とにかく国民から税金を搾取するだけでなく、「税金を払ってよかった」と思える社会に。
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2017年11月22日(水)

先日取材のあった日経プラスワン、こちら(日経電子版)から見ていただけます。
あがり症についてです。
http://bit.ly/2zY5RQE

党派を背負った立場では、どうしても選挙で「敵」ができてしまう
政治家をやめた一つの理由がそれだった。政治色を抜くのに12年くらいかかった。
でも立憲民主党を応援しているのは、「政治的」というよりも、単
「まっとう」だからだ。他の支持政党がある方も、どうぞAHにいらしてくださいね。
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2017年11月23日(木)

以前オランダ人の友人と話していたら「オランダでは子どもを産むほど得を
することが多く、産まない理由を思いつくのが難しい」と。
彼女の友人は弁護士というキャリア女性だが、子どもが4人もいて
普通に暮らしていると。子だくさんの人にとって表彰なんてどうでもよくて、
育てやすい社会だと思う。

出生率関連は実は難しいテーマです。世界的に見れば人口増はよくないことです。
また、「お国のために産めよ、殖やせよ」も人権蹂躙です。
でも、出生率が低すぎる国とは何なのか。そうやって考えると
、結局は「人間として暮らしにくい社会」ということなのだと思います。
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2017年11月24日(金)

香港旅行中のAH仲間が、誠品生活というお洒落な書店で撮ってくれました。
日本の書店より扱いがよいような・・・。
https://pic.twitter.com/tGYkvOlmp8_

本にも書きましたが、トラウマを受けた人にとっては、
長い目標は無理です。「将来〇〇として今の経験が役立つね」など
レベル高すぎ(要は病気をわかっていない)。
午前中に電話で話して、「午後の4時に電話で話すから、
夕方までの半日契約で生きてね」くらいでないと無理なんです。
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2017年11月25日(土)

宝塚市の職員の方に「中川市長、どうですか?」と聞いたら、
指示が的確で働きやすい、と言っていました。中川さんの性格を
知る私としては、その感想は本音だと思います。
これからもよい宝塚市でありますように。

今日しみじみ感じたのですが、衆院議員だった時代に仲が
よかった議員は、党派が違っても信頼感でつながっているのです。
こういう政治家ばかりだといいのですが
(オレサマ式被害者意識で徒党を組むのではなく)。
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2017年11月26日(日)

1月に出すもう1冊の本の初校が終わりました。女性向けの本なのですが、
男性にもぜひ読んでほしいです。1月4日刊行予定、と聞きましたが、
もっと正確にわかったらまたお知らせしますね!

1月刊行の本は、執筆することによって私自身が「加齢の恐怖」か
脱しました。若い方にも当然読んでいただきたいのですが、
「女性は加齢によって劣化する」と思っている方必読です!
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2017年11月27日(月)

わたしは思う:座間殺害事件 ネット読み解く教育を
精神科医、元衆院議員・水島広子さん – 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171127/ddm/041/040/129000c
(なんか写真がお相撲さんみたいですが)

1月発刊の女性向けの本の編集者の女性が、「私もこの本で、
先生のようなプロフェッショナルで屈託ない女性を
目指します」というメッセージをくださいました。
「屈託ない」という初めての誉め言葉(天衣無縫と言われたことは
あるが)にものすごく感激しました。

私は「生きていればいいことがあるから」と人の自死を防ごうと
する言葉が嫌いだ。自死にまで追い込まれたその人を、
さらに「周りに振り回される人」にしてしまうから。
うつ病やトラウマの治療も含めて、今すぐ始められるのに。
その説得ができないのは専門家としての能力不足だと思う。

ものすごく久しぶりに、民主党時代の同僚議員だった人からSMSが来た。
今日の毎日新聞を見た、とのこと。しかしまあ、返事をした
ら文字数が多すぎると拒絶されて、私、そろそろ自分を旧人類だと
分類しなくちゃ。(普段SMSほとんど使わないので)

私にとっての至上価値は自由。だから、使いたいときにものがない
、という不自由さが嫌い。校正用の赤ペンとか異常にたくさん持っている
(贅沢が好きなのとは違う)。
父が9年半前に亡くなって遺品の整理をしていたら、なんと父も
お気に入りのペンを異常にたくさん持っているではないか! やはり親子。
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2017年11月28日(火)

本当に、先日のトークイベントは、貂々さん含め、会場の温度が「ぽかぽか」
でしたよね。
7月のイベントのときは、何か質問が出るたびに貂々さんが
頼りなさげに私に「どうしたらいい?」目線を送ってきていたのですが(笑)、
今回はそれがなかったんです。温かい会場に、見事にとけこんだんですね。

kindleを買ったので(昔買ったアメリカ用のkindleしかもっていなかった)
さあ、書棚を片付けてきれいな生活に入るぞ~と息巻いたが、
私の書棚にあるような本は、kindle化されていない。私が変なのか世の中が変なのか。

せいぜい、日本語版DSM-5くらいkindleにしてくれないのかしら。あんな重い本、
毎日持ち歩けないし。儲かると思うけど、儲からないとしても本当の社会貢献ですよ。
特に、DSM-IVに満足していた私には、そのくらいのグッズで慣れるしかないんです。

9年半前に父が亡くなった時、本葬でなく家族葬の方で、イタリア人神父が
「水島裕さんは社会にとても貢献してこられました。だから天国に迎え入れられます」
と言ったのは最高に腹が立った。なんであなたが決めるの? あなた
、父のことどれだけ知っているの? 父の魂は今でも私の近くにいるのに。
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2017年11月29日(水)

今朝はアラームをつけ忘れ、あやうく診療に遅刻するところだった
が、患者さんから電話がかかってくる夢を見て、「とらなきゃ」と
目を覚ましたら、もちろん電話などかかってきていなかった。
結果的に仕事に間に合う、という不思議な体験をした。

2月18日に、「自分は気分変調性障害では?」と思う方向け
のワークショップを開きます。「自分はダメ人間だ」
「今はほめられてもいつか正体がばれて失望される」「自分のネガティブさが嫌」
という方はご検討ください。 詳細は http://bit.ly/2Ak0YyK

不思議なのが、「気分変調性障害を診てくれる医者がいない」とい
相談なのです。確かに摂食障害やトラウマは特別な能力が必要だと思いますが、
なんでうつ病圏の病気が診られないのだろう? かつての「神経症性うつ病」とか
いう分類を信じて、人格の問題だと考えているのかしら?
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2017年11月30日(木)

私、すごく厭世観の強い子だったので、こんなに大好きな人たちに囲まれて生きるなんて
想像もしていませんでした。確かに今が一番幸せかも。

毎日新聞27日の社会面に載りました。 https://pic.twitter.com/scKCtgtbru
はい。実は「気分調整障害」のワークショップ、昨日お知らせしたらもう
すでに定員に達してしまっているのです。よい感じだったら、また開催しますね。

診療を終えた後自分の眼科に行き視野検査を受けていたら、何回かウトウ
トしてしまった。一応自己申告したが、申告しなくても
「はい、眠そうな視野ですね」と尊敬するドクターに言われてしまい、恥ずかしいです。

2017年10月のツイートより(抜粋)

2017年10月のツイートのうち、
反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2017年10月02(月)

人が健康な自分とつながっていく(つながりを取り戻していく)様子は、
力強く美しい。そういう現場に立ち会わせてもらえる仕事でよかった。
人が「今何を言っているか」よりも「どうやって生きてきた人か」は
とても重要だと思う。もちろん、過去に間違いがあってかまわない。
それを本人がそのまま認めていれば。「過去の間違いを認める」ことも、
「どうやって生きてきた人か」の一部だから。
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2017年10月03日(火)

私は枝野さんが好きだ。何度も一緒に飲んだ。
宇都宮出身の彼のご家族だけでなくご親戚も全部知っている。
間違いのない人だ。ただ、今までの枝野さんは、私から言わせると
「頭がよすぎて1回転半してしまうから、逆の方向に見える」だった。
今回ようやく枝野方向になってくれて嬉しい。

枝野さんはよく「水島だけは敵に回したくないなー」と言っていた。
この路線で頑張ってくれれば、敵になんかなりませんよ。
安心してください。

演説中なら留守電になって迷惑がかからないかな、と思って携帯に
電話したら本人が出ました! 変わらない枝野さんでした。安心。
枝野さんは「1回転半」のせいで、松下政経塾出身だと
誤解されることが多かったけれど、全然違います!

国会議員は現行憲法を順守する必要がある(もちろん改憲の手続きも憲法
で定められている)。日本は民主主義国家である。
これらの、教科書的なことを、枝野さんが新党を立ち上げてまで
主張しなければならないなんて、嗚呼。
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2017年10月05日(木)

いろいろ逡巡はありましたが、「毒親」の本を刊行することに決めました。
来年2~3月になると思います。いろいろな本がありますが、
「癒し」につながる本を作りたいと思っています(もちろん、
「毒親」と定義されるような行為を肯定するものでもありません)。

育休明けの編集者さんと、産休前に書いた本(「毒親」の本)について
編集・刊行の打ち合わせをする(彼女は編集長に任せると言ってくれたが
私が彼女の復帰を待っていた)それぞれ1~2歳成長しているわけだし、
子どもがらみの経験も日々積んでいるわけだし、なんかいいな~と思った。

12月から、対人関係療法研究会(有資格者向け)を再開します。
すでにお申し込みが多いのですが、もう少ししましたら一般公開します。
事務局が突然職場放棄したので、しばらく水島が事務局ですので、
ご忍耐を。できるだけ頑張ります。

やはり臨床は楽しい。私のことなので、特に重い患者さんを引き受けることに
喜びを感じるのだが、信頼関係を作り、生命力を見つけていくこと、本
当にすばらしい体験だ。みんな頑張っている。本当に。
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2017年10月06日(金)

昨日、ものすごく久しぶりに会った編集者さんに今年の苦労を語ったら、
その大変さに驚いたり共感してくれると同時に、「笑顔やお肌のツヤが前回と
おなじで、ほっとしました」とのメールをいただいた。
こういうところを見てくれているんだな、と何だか嬉しかった。
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2017年10月07日(土)

10月10日、NHK Eテレの「Rの法則」に出演します。テーマは「嫉妬」。
詳しくは http://bit.ly/2wE7xd0 。収録後、隣にいた山口達也さんに
「近くで見るともっとかっこいいんですね」と言ったら、
「カメラが回っているときに言ってくださいよ~」と。

私はずっと枝野さんの「妹分」みたいなものだったけれど(枝野さんは
私を怖がっていたが)、若い頃の枝野さんには「1回転半」の問題だけでなく、
政治家寿命を考えたときの計算みたいなものを感じたこともあった。
でもこの年齢で、この動き、間違いなくやってくれますよ! 100%信頼。

政治ネタをツイートするとフォロワーが減るのが今までの傾向だったが、
今回は違うみたい。そこにも新しい流れを感じてよいのかな。

選挙はふたを開けるまでわからない。でも今回、「新しい勢力」の
演出をしようとした人たちが有権者に消化不良を起こさせていて、
意外なところから本当の「新しい勢力」が出てきたこと、なんか
日本で初めて民主主義が機能しているような気になる。頑張れ、日本。
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2017年10月8(日)

宇都宮は保守王国なので絶望を招きがちだが、「真面目な人たちの集団」と考えると、
いくらでもチャンスが広がる。今でも交流のある皆さんは、本当に地域や日本のことを
まじめに考えている方たち。私の誇りなんです。

政策を見て「癒される」というのは不思議な体験だが、私は立憲民主党の政策を見て、
まさに癒しを感じた。多様な社会のこまごまとしたところまで手が届いている、
優しい眼差しのようなものだろうか。心が楽になった。

うまくいくと、12月、来年1月、2~3月と、全く違うテーマの本を刊行できそう。
また水島ラッシュが戻ってくるのは嬉しい。回復するから本が書け、本を書くことによって
回復が進む。私にとって執筆とは癒しなのだ、と気づいてから、
書くべき本が何なのか、よりわかるようになってきた。

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2017年10月9日(月)

枝野さんが誰よりも一番頑張っているのは紛れもない事実ですが、
スタッフの皆さま(これまた民新党のスタッフが表立って使えないらしく、
所属議員のスタッフのそれぞれができることをやる状態、みたいです。
まさに「議員以外、選挙が終わったら寝ていいから本当に頑張って」です。

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2017年10月10火)

私の原稿の「よさ」に気づいている編集者さんに感動。
「売らんかな」の人だけではないんです。
自分の編集という仕事をとおして、世の中をよくしたいんです。
そんな人と知り合えただけで私は涙ボロボロです。

これが地元の「みなと子ども食堂」。うちの家族がスタッフとして
参加しているのに、うちよりも食事が豪華なのはなぜ????(笑)
https://minatokodomosyokudo.jimdo.com

先日「プレジデント」から連絡があって、桜蔭卒業生特集をするけれども
写真を提供してほしいと言われた。私は桜蔭が好きでないので、
と返事をしたら、詳しい事情を聞かれたのでメールで返事した。
最初の食いつきはよかったが、最終的には文字数の関係で写真のみになると。何だかなあ。
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2017年10月11日(水)

しかし、枝野さんがこれだけの短期間で政党をたちあげ選挙に堂々と
取り組んでいるという事実は、その実行能力の高さと共にずっと歴史に
刻まれることだろう。
追い込まれたところから逆に素晴らしいものを作り出しているのだから。
「立憲民主党」がなぜ必要なのか、の説明として政権批判は必要だと思いますが、
怒りのエネルギーで行う必要はなく、目指すものに向けて、
共生社会の温かいエネルギーを込めて、進んでいけるとよいですね。
前回の政権交代には希望を持てませんでしたが、今回は注目しています。
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2017年10月12日(木)

診療を終え、日経新聞の取材を受け、電話診療を終え、「親」(いわゆる「毒親」)に
ついて考えるAHのワークショップ用の資料を作っているところ。
事前アンケートから、すでに、「一人ひとり頑張ってきたんだな」が伝わってきて
ウルウルしている私。よいワークショップになりますように。
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2017年10月13日(金)

上の子(娘)と一緒に期日前投票に行ってきました。
昨年18歳になったのでうちの票が1票増えました。
一人一票には違いないのですが、ちょっと得した気分です。
もちろん本人の考えで投票させています(私と同じ投票先にはなりますが)。

思うに、日本はその乏しい外交力を、憲法9条によってカバーしてきたと思う。
外交力もつけないで9条改憲などしたらどうなるのか。
外交力のなさを自覚しているのか。
所詮はアメリカのポチになるだけなら、何のための改憲?

そういえば、私の両親は、憲法で保障されている「政治の自由」を理由に、
誰に投票したかを夫婦間でも親子間でも明かさなかった。
何を大げさな、と子ども心に思ったものだが、
それほど重要な権利なのだということはよく刷り込まれた。
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2017年10月14日(土)

怒りをエネルギーとした選挙は、ただちに結果が出ないと「何で!!」という
怒りに転じる。きわめて短命。でも、「種はまかれた。育てていこう」という
姿勢を有権者が持てれば、一人一人を大切にする政治を育てていくことができる。

他人に攻撃的な考えを向けるということは、その攻撃のエネルギーを自分でも
受け取っているということ(自分が吐いた毒ガスは、自分で吸うことになる)。
私は攻撃されても、「まあ、相手が弱るだけだな」と思うようにしている。
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2017年10月15日(日)

「絶対裏切らないでくださいね」というのは、立憲民主党に対して心から言いたいこと。
候補者の中に、9条改憲論者がいることは、少なからずショックだった。
私は枝野さんを信じているし、うまくまとめてほしいと思っている。
裏切られたときは・・・わかっていますよね。
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2017年10月16日(月)

インフルエンザワクチン接種に行ってきました。
今年は、麻布十番で開業した同級生のところで頼みました
。便利なところに開業してくれてありがとう!
同級生ネタもちょこっと弾んで、楽しかったです。

人をうるっとさせる政治演説。これがおそらく、民主党→民進党に
欠けていたものなのだろうな。(後者には私は無関心。前者には
よいところもあったが何となく青年将校の集まりっぽかった)
枝野さん頑張れ。

枝野さんを産み育てた宇都宮に、立憲民主党の候補がいないとは
なんと情けない・・・。私の友人達も困っています。
それでも枝野さんにとって宇都宮は特別な場所。
「枝野発祥の地」なんです。うまくプロデュースしてくださいね。

インフルエンザワクチンについては様々な意見があることを知っています
。「毒」と呼ぶ人もいるくらい。でも、ワクチン接種しない年には
ほぼ100%かかり、診療や講演など「外せない」仕事が多く、
診療のために解熱剤を使った年には低体温で死にそうになった私には、
本当に必要なものなのです。

栃木を嫌いになるなんて、あり得ませんよ! 皆さんに本当によくしていただきました。
F派の方ですら、「あんたには感心した」と。
唯一、困ったのは冬の寒さでした(笑)。今もちょくちょく栃木に行っていますし、
ふとしたときには栃木弁も出ますし、私の第二の故郷は間違いなく栃木です。

12月刊行予定だった本が1月にずれこみ、1月に2冊刊行される見通しとなりました。
全く違う本なので、両方ともお楽しみに。新しい企画もいろいろ始まっています。

私はデング熱ワクチンの開発を心待ちにしている身ですが(デング出血熱まで
やってしまったので、大好きな暖かい国々に行かれない)、
娘に子宮頸ガンワクチンは打たせていません。
もちろんワクチンは異物。他に回避する手段があるときは、異物接種には消極的です。
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2017年10月18日(水)

今年は大変な目に遭ったが、結果として今私は「天性のクリニック受付スタッフ」と
「天性のAHファシリテーター」という願ってもなかなか得られない人材に働いてもらっている。
こんなに一流の人たちと、(私のいい加減さもカバーしてもらいつつ)仕事ができるのはすごく幸せだ。

立憲民主党が支持されるのは当然だと思う。
民主党ですら「選挙のための寄り合い所帯」と言われてきたのに、民進、ついには希望との合流など、
どういう神経か(都議選でも、民進からの乗り換え組は苦戦したのに)。
私は自分が民主党で政治活動に入って以来、立憲民主党に最も潔さを感じている。

そもそも民主党が「寄り合い所帯」であったのは、連合の事情もあったけれど、
その方が選挙に有利だという判断はあった。でも今回の立憲民主党の勢いを見ると、
別れたことが正解だったと思う。私も、反原発の自分を組合室に監禁した電力総連の人たちと
一緒にやっていけるとは思えない。

これらのことを自由に発言できるようになったのは、自分が選挙をやめたことと、
枝野さんのおかげで、こういう発言をしても仲間に迷惑をかけずにすむように
なったから。枝野さんありがとう!

なぜこんなにすっきりと応援できるかと言うと、候補者・現職時代を通じて、
地元などで開口一番「民主党はバラバラだから・・・」と耳にタコができるほど聞かされたから。
だからバラバラでない立憲民主党は、とてもまっすぐに応援できる。
「バラバラ」以前に、政治的スタンスや政策を語れる。

実は私は議員をやめてからも、いろいろな議員や関係者と関わりを持ってきたが、
枝野さんとの関わりだけは意識的に避けてきた。年も近く兄のように身近でかつ尊敬できる
枝野さんが「もう一度政治をやってよ」と言ったら断る自信がなかったから。
今、それぞれの形で世の役に立てているのが嬉しいです。
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2017年10月19日(木)

直球でリベラルな訴えがこんなに多くの人に支持されるとは思っていなかったので感動している。
そして、選挙の結果がどうなろうと(投票箱の蓋が閉まるまで頑張りましょう!)、
それだけの数の人がこの時点で立憲民主党を支持したという事実は未来への希望に他ならない。

私は最初の選挙では栃木1区で小選挙区当選したが、2回目は地元活動を怠ったために
(相手は浪人で雪辱戦だったし)比例区での復活当選となった。
地元の船田派の人達からの評価が高まったのはそれから。
「ダブルスコアでつぶしてやるつもりだったのに、大したものだなあ」と。
票数は存在感になる。
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2017年10月20日(金)

親しい後輩からのメールに、「希望の党も勝手にぽしゃってしまったので、
結局、自民党が勝つのかなと思いますが、でも、新しい息吹きが確実にあることは、
なんだか安心感があります」と書いてあった。
まったく同感。そして後輩をもっと好きになった。

枝野さんの誠実で温かい姿勢、政治についての深い造詣、驚くほど賢い頭脳は、
直接街頭演説を聞いた方なら肌で感じておられると思う。
私が自分はとてもラッキーだと思うのは、枝野さんを個人的によく知っていること。
今枝野さんが皆さんに見せている姿が、枝野さんの自然体だと知っていること。

私は枝野さんのご家族をよく知っているのですが、枝野さんのお父様は
サラリーマンだったところ会社の倒産により失業も経験され、
その後宇都宮で小さな町工場をやっておられます。
世襲が約束されて、当たり前のように国会議員になる人とは全く違います。

実は私は落下傘で宇都宮に行ったとき、枝野さんが宇都宮出身と
知りませんでした。薬害エイズの国会審議は見ていましたから、
「国会ってなあなあじゃないんだ」という私の原体験は枝野さんなのですが、
宇都宮で政治活動を始めて、妙に親切な一家がいると思ったら枝野さんのご家族でした(笑)。
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2017年10月21日(土)

私は、ものごとをわかりやすく説明できない人はニセモノだと思っている。
専門用語に逃げる人は、その本質がわかっていないのだな、と気の毒になる。
もちろん枝野さんはわかりやすく説明できる人です。

翌日のことを考えてワクワクするなんて久しぶり。私は明日の選挙結果がどうであろうと受け入れようと思う。
絶望だけはしないつもりだ。表面的なことに反応せず、今回の選挙で明らかに育ち始めたものを大切にしたい。

今朝新聞を読んでいて、「どの政党も・・」というネガティブな文章を見つけて
「なんで勝手に決めつけるの」と思った。政治家として取材を受けていた頃もそう思っていたが、
政治部の人と社会部の人の区別がつかなくなってきたように思う。
だから政治がしらけてきた、という側面はあるんじゃないかな。

そうなんです。「お願い」「お任せ」文化から脱する道筋が見えました。
「誠実に頑張る」「励まして支える」という、政治と有権者の新たな関係です。
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2017年10月23日(月)

選挙から一夜明けて、大きく見ると政治の状況は変わっていないようだが、
立憲民主党が野党第一党として活躍していくことを楽しみにできるし、
何と言ってもこれだけ多くの誠実なエネルギーを託された人たちの「次」は
(もちろん次の選挙という意味もあるけれど)、「現在」として、もう始まっている。

(1) 栃木1区で小選挙区当選した自分の初選挙を思い出す。
与野党の構造は変わらなかったけれども、栃木には明らかに新しいものができた。
選挙区の雰囲気はがらりと変わった。「誰に投票したらいいかわからない」
「誰の活動を手伝ったらいいかわからない」の終焉だった。

(2) 選挙の時だけでなく、活動報告を続ける私を、任期中多くのボランティアの
皆さんが支えてくれた。その多くが、それまで政治に関わっていなかった人たった。
私が栃木を離れた後でも、自主的に勉強会などを続けてくれている。

今回が日本で最後の選挙だった、ということにならないように、立憲民主党に望むこと。
(1)下手な数合わせのために妥協して信頼を失わない
(2)高度な質の国会論戦をする(枝野さんが出過ぎてもよい)
(3)強行採決に対するくだらない身体的抵抗をするのではなく賢く主権者と連携する

(3)について補足。本来よりよい結論を導くための話し合いをする場である国会で、
話し合い(最近はしばしば説明すら)の姿勢も見せず一定時間で採決、
という与党には本質的な問題がある。しかし、そういう与党に対しては、
より賢い戦略が必要。ちなみに私の在職中、身体的抵抗が奏功したことは皆無。

共産党が議席を減らしたことについて、共産党とは関係のない私の友人が「かわいそうに」と
ぼやいていた。立憲主義と民主主義を守るために、本当に「身を切る改革」をした
共産党には敬意を表する。

そうなんです。自由競争ですむところはむしろそれがよい。
でもそこからこぼれてしまうテーマを拾って扱っていくのが政治だと思います。
これはむしろ立憲主義に関わる部分ですね。

私がこのたび立憲民主党をあからさまに応援したのは、古巣だからではなく、
今の日本にとって本当に立憲主義と民主主義が大切だと思っているからだ。
平和憲法を残し、子どもや孫の世代に誇りを持てるよう、できるだけのことはしたい。
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2017年10月24日(火)

「多様な立場の人たちが政治を安全に語れる場」。これ本当に大切ですね。
そこからしか相互理解は生まれてこないのですから。AH引き続き頑張ります。
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2017年10月26日(水)

細川貂々さんの宝塚市大使就任をお祝いして、宝塚でのトークショーを行います。
先着150名様だそうです。ぜひお越しください。
https://twitter.com/ttoshokaninkage/status/923001227125841920…

明朝9時50分~のフジテレビ「ノンストップ」に、声と写真だけちょこっと出演する予定です。
女子関係のテーマです。

こんな滅茶苦茶をやっている首相に物申す人がいないとは、自民党はどこまで劣化しているのか。
小選挙区制と、郵政選挙の後遺症で党執行部に逆らえなくなった結果、ついにここまで来たという感じ。

自民党の支持者と安倍首相の支持者は、こういうときこそ「しっかりやれ」と激励すべきではないのか。
その人たちにとってはせっかくの自慢の首相なのだから。

安倍さんと枝野さんの党首討論も楽しみなのに、この調子では逃げ切られてしまうのではないか。
現在の国会の異常事態は、開くべき時に国会が開かれるという当たり前をも反故にしている。
まるで違う国になってしまったかのようだ。

私は今確かに立憲民主党を応援しているけれども、それとは違ったレベルで
(つまりより高位のレベルで)国会の形骸化・空洞化を深刻にとらえている。

今日診療後に受けた取材では、怒りについていろいろな角度から話していたら
記者さんがだんだん笑い出して、「なんだか怒りが楽しくなってきました」だそうです。
今日は写真家の方も見えて撮影してもらったのですが
、どうもいつも診療後のヨレヨレの姿を撮られることが多いのがなんとなく不満。
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2017年10月27日(金)

政治家に圧力をかける一番の方法は、地元の事務所に「こんなことではもう自民党に
投票できない」と伝えること。最近の「逃げ回り」は、
地方の元祖自民党支持者でも「おかしい」と思うはず。
政策ではなくやり方で地元の御重鎮を動かせれば一番。
国会事務所ではなく地元事務所へ、がポイント。

なぜ地元事務所か、と言うと、それが議員生命(選挙の当落)に直結するから。
テレビが何と言おうと、地元の有権者がすべてを握るのが現実。
連れ立って地元事務所に押しかけ、その後電話で「あれはどうなったか」と
折々電話をする。それも、与党が党議決定する前であることが必要。

私が選挙に出ていた頃は、それまで自民党に投票してきた人も投票してくれた
(そうでないと勝てない)。それは、「おかしい」を共有できたから、とも言える。
子どものことがないがしろにされていておかしい、というように。

今の政治状況についてできることは、リアル政治の監視とまっとうな勢力の
応援をすること。また私においてはAHに割く時間をもっと増やすこと。
AHは政治から見て外野のような活動だが、実は最も中心に位置するものでもある。

最近いただいたメールでとても嬉しかったのは、立憲民主党は自分たちの姿勢を
説明するための必要最低限しか他党の批判をせず、
枝野さんや福山さんの演説には、AHで私たちが最も価値を置いている心の平和があったと。
AHは疎外ではなくつながり。政治に必要なキーワードがちりばめられている。
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2017年10月28日(土)

今日はAHの「親(いわゆる毒親)について考えるワークショップ」でした。
すぐに定員が埋まってしまう人気でした。とても温かい一日でした。
感想のときに「こんなに重いテーマでも、ふとしたところで
自然に笑いが出るのがAHのよいところ」と言っている人がいて、
同感でした。本は3月刊行予定です。

AHの仲間達とは、一言で言えば「AHの日にしか会わない」のですが
、十分「親友」感があります。何でも受け入れてくれる大きな家族みたいな感じかな。
「パートナーの社会化」については1月刊行の本に書いたのですが、
AH体験に基づくところが大です。

AHの仲間達との「家族感」について考えてみたが(ちょっと新興宗教的な表現だなと思って)、
評価を手放し、相手の現在と共にあるAHは、
相手と自分の本質であるあたたかいこころの触れあいになるし、
防衛せずに何でも話せるし、「正しさの綱引き」もせず人の話を聴ける。だからだろうな。

というわけで、私はAHに参加してくれるすべての人をとても愛おしく思っているのです。老若男女問わず。

私は犬が大好きだが(うちにもいる)、犬を見ていると人間心理もわかりやすい。
犬は、怖がると吠えて攻撃的になる(でも小心者のうちの犬は、
しっかりあとずさりしたりしている)。
怖い相手が自分の敷地に入ってくると、反射的に咬むようだ。
怖れを攻撃で表現する、原型なのだろうな。

「自分は反対だけれど、党が・・」という言い訳には騙されないでください。
「党」なんて物体はなく、所詮は議員の集まりなんです。
「〇〇先生のご意見なら、自民党の皆様も耳を傾けるんじゃないですか?」とちょっとプライドをくすぐるのも手。
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2017年10月29日(日)

「党が・・」について。民主党の幹事長だった菅さんに、同期当選の女性議員と共に
「党内の会議は禁煙にしてほしい」と申し出たことがある。
菅さんの答えは、「これこそ政治だから、代議士会で発言してご覧」。
みんなが諦めているところに切り込んでいくのが政治、
と教えてもらったのは自立の第一歩。

前も書いたかもしれないけれども、私の選挙区の地方議員は私をいじめていたらしい。
ある日、水島シンパの地方議員「もう見ていられないから会派を抜ける」と。
私は「むむ、抵抗勢力。これこそ政治だ!」と盛り上がっていたので、
いじめと見抜くことはできませんでした・・・。

ごめんなさい。敵意もなく菅さん擁護でもなく、私が素直に思ったこと。
政治家の集団は会社員とは違って、どれほど新米でも一つの選挙区を背負ってきている。
その誇りと責任を忘れてはならない。
だから、「自分で言え」は至極全うだと思ったし、
私自身は「ほう、菅さんは政治をわかっている」と思った。

菅さんは、後輩には余計な口出しせずモチベーションを高める人です。
初当選した直後に「まず一つ法案を作るとしたら何?」と聞かれ、
「性暴力など、大人と子どもの情報の棲み分けをしたい」と言ったら
私が反発をもたれないように、私は事務局長、座長はH議員、と考えてくれました。
育てる人です。
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2017年10月30日(月)

献金先を、立憲民主党にするか、枝野幸男さんにするか、かなり迷ったが、
とりあえず今の私が確実に信頼できるのは枝野さんなので(福山さんも、
もちろんですが)今年は枝野さんにすることにした。
一応、毎年のMVP的な政治家や党に献金しているのだが、今年はさすがに枝野さん。
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2017年10月31日(月)

枝野さんが野党第一党の代表になったおかげで、今まで特殊テーマでしか
表に出てこなかった枝野さんの全姿勢が見るようになったのはよかった。
本人をよく知るから言えるのだが、枝野さんは絶対に「批判のための批判」はしない人。
発言から多くを学べる人だ。政治の質をぐっと高めてくれることを期待。

今日は根を詰めて本の原稿を書く日です。
思えば、初期の本は、1章仕上がると編集者さんに送っていたものだけれど、
今は1冊書き終わってから送ります。構成力がついてきたのだと思いたいけれど、
初期は1章ごとに「これで大丈夫」と編集者さんのお墨付きをもらわないと心配だったのかも。

全タバコ労組からも、紫煙がくすぶる組合事務所で
「禁煙議連をやめないと応援できない」と脅しに近いことを言われた。
さすがに医者だから無理、今やめると目立つからタバコ産業に不利、
と頑張ったが。タバコの害から労働者を守ることが労組の役割なのでは?
とすごく違和感があった。

愛川欽也さんがご存命だった頃の話。TVの打ち合わせ中に、
「タバコとアルコールとどっちが悪いか」の話になった。
私は受動喫煙のことを考え「絶対にタバコ」。
愛川さんは「タバコ吸ったからって人に暴力ふるったりしないでしょ。
アルコールの方が害悪だ」と。それぞれの考え方があるものだ。

AHでは、人が泣いていても「ティッシュを渡さない」ことがルールだ。
泣いている人にティッシュを差し出すのは一般には善意だが、
「あなたは泣いているべきではない」
「あなたが泣いていると私は苦しい」というメッセージにもなり得るから。
ありのままで共存するAHならでは。

(1) かわいらしかったのが、ジャーナリストの田岡俊次さん。
政治家による煙害にも触れた著書「国会議員を精神分析する」を献本してから、
田岡さんは「水島さんがいるから」と、打ち合わせのとき喫煙しなくなった。

(2) 「いえいえ、田岡さんの話のおもしろさと受動喫煙の害とを
比較して私なりにここにいるんです。
田岡さんの話にそれだけの魅力がなくなったら出ていきますから」と
言ったが、それ以来私の前で喫煙することがなくなった。
稀有な「ハト派の軍事評論家」の田岡さんのことは今でも尊敬している。

田岡さんと言えば、番組終了後には愛車プリウスで同じ方向の人を乗せていく
親切な人だった。半年待ってプリウスを入手したというので
「プリウス、どうですか」と聞いたら、軍艦レベルで一生懸命説明してくれた。
さすが田岡さん。

2017年9月のツイートより(抜粋)

2017年9月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2017年09月05日(火)

20年近く信頼してきた人権派敏腕弁護士さんと最近関わって「私は弁護士の方が向いていたかも」という夢がすべて平和的に解決した。確かに弁護士も精神科医も「代弁者」というところでは共通するが、弁護士に向いているのは彼女、そして私は精神科医、心を癒す役割でいいんだ、と。

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2017年09月06日(水)

最近の尋常でない苦労がたたって、今日は目の下にすごいクマがあったけれども、診療後に出版打ち合わせに来た編集者さんは「先生は、若いときの写真も、テレビでの顔も、今日も、本当に変わらないのですね。変わらない人っているんですね」と言われて、まあ、よいところだけ受け取ろうと。
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2017年09月07日(木)

今回の災難で、対人関係療法の専門家養成のための研究会も休止してしまったのだが「再開のために何でも協力します」という声を専門家たちからいただいてとても嬉しい。「治療するほど人を好きになる」、そして効果もある対人関係療法に、多くの方が関心を持ってくださっている。

私は決して粘り強い人間ではないが(何かが腑に落ちるまですっきりしないので考え続ける、というのはあるが)唯一、「患者さんを諦めない」という点では粘り強いな、と今日気づいた。

私は人に誇れるものがあまりないので、「患者さんを諦めない」を自分の長所として認めていきたいと思います。「この患者さんに自分は役立てない」と思ったことも実際ありましたが、「では誰が?」となると思いつかない。それなら自分が責任を持とう、とやってきました。

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2017年09月08日(金)

娘からの「オススメ」映画やドラマは難しい。「ほう」と思うものもあれば、ジェネレーション・ギャップや趣味の違いのために「?」と思うものもある。でも、彼女の「オススメ」を私が見ると喜ぶのは確かなので、見るようにしている。

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2017年09月09日(土)

AH三昧@大阪の11月三連休です。入門のほかに、実践ワークショップ(4日)あるいは「ゆるしについて考えるワークショップ」(5日)にご参加いただける方は、トータルで1000円割引です! https://twitter.com/ahj_bot/status/906413531435814913…

私・水島広子がファシリテーターをします。大阪AH三昧の締めくくりにどうぞ! https://twitter.com/ahj_bot/status/906413535781154816…

今の私はひどい災難を受けている。まあ善意から発したものだから受け入れるしかないと思っている。しかし自著「運のいい人、悪い人の心の習慣」に書いたようにアンラッキーと不運は違う。いろいろな人の優しさに触れて、やはり私は運がいいと思う。 http://amzn.to/2eUf5oy

私は小3以来完全な「教師不信」だったのですが、保育園の先生だけは神様みたいに思っていました。上から権威をかざす「先生」とは違って、本当に子どもに寄り添ってくれる、と感じたからでしょうね。上の子の小学1年の担任の先生が、「先生とは信用ならない」という私の信念を変えてくれましたが。

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2017年09月10日(日)

私は大学時代念願の運動部(医学部体育会)に入ったが、低学年の頃は先輩の理不尽な要求に「そうそう、こういうのを体験したかったんだ」と一生懸命応えたが(男子先輩からの布団蒸しも含めて!)、自分が上級生になると、下級生に理不尽を押し付けるのが精神的に苦痛になって退部した。この歳になるまで知らなかったです。(阿川佐和子さん)
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2017年09月11日(月)

NY同時多発テロの日に生まれた下の子は、今日で16歳。一つの命を懸命に産んだ日に、多くの命が人為的に失われた、という日。世界の歩みについても、我が子の歩みについてもいろいろ思うところあり。

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2017年09月12日(火)

「ぐれる」というテーマで本を書かないか、というお話をいただき、「書きたい!」「でもまだまだ落ち着いて本を書くほどの余裕がない!」というジレンマ。こんなところでブツブツ言っていないで、提案メールにお返事しなきゃいけないですね。

改めて気づいたけど、英語のアイルランド訛りって、日本語の栃木弁みたいな感じだな。後ろを上げておろす話し方がとても似ている。

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2017年09月13日(水)

絶望の淵に沈んでいた患者さんを、何年も前に私が引きとった。当初は治療不信が強く、通院中、走る車から飛び降りていた。今でも彼女の人生は波乱だらけ。でも今日、彼女と久しぶりに会って感じたのは「大人になった」「かっこいい」ということだけだった。彼女が患者でいてくれて誇り。

週末収録のテレビ番組について、今日は2回目の打ち合わせだった。だいぶできた。詳細を公表してよくなったら、お知らせしますね。今のところのヒントは「放映は10月です」だけです。スミマセン・・・。

今日、死んでしまうかと思っていた患者さんが、華やかな、力強い回復を遂げてくださっていたのを知って、スタッフとともに大喜び。資格があろうとなかろうと、こういう「大喜び」を共有できないスタッフとの仕事は、なんだかどんどん滅入っていきます。今のスタッフはベスト!

拒食症の人には「こういう理由で低体重にしがみついているのですよ。だから、これができるようになれば、体重へのしがみつきが減るのですよ」と言って治療をしていく。一方、多くの「治療者」が、「体重が減ると心臓の急停止が起こり…」とか、脅すようなことばかり言って余計不安を強めている。

ありがとうございます。拒食症の患者さんは、若ければ、回復もすごく早いです。昔、思春期の患者さんが、あまりに言葉少なだったので、「この治療を受けて、何か感想は?」と最後に聞いてみたら、「もっと早くこの治療を受けていたらよくなったのに」と言ってくれて大感動でした。

私の記憶に強烈に残っているのは、専門家向け研究会に来てくださった、若い小児科医の先生でした。今までは脅すタイプの治療を行っていた。でも全然よくならなかった。それで、私の本を勉強した。そして、それまでの治療方針を謝った。そこから本当の治療が始まった。夢のようで本当の話。

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2017年09月14日(木)

11月25日(土)、宝塚市のイベントに出席する予定です。詳細はまだ明かせませんが、午後にお時間のある方、ぜひ確保しておいてください。楽しいイベントになりそうです。
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2017年09月16日(土)

今日はテレビの収録でした。とても楽しい収録現場でした。放映は10月10日ですが、告知可能になりましたらお知らせしますね。全国でご覧いただけます。

二十数年来のゲイの友人に、近況報告と愚痴。新たな視点に気づかせてもらった。私は人からアドバイスされるのが大嫌いだが、このゲイの友人の言うことだけは「ほう」と受け入れる。彼は比較的有名なゲイだが、普通に日常的にゲイの友人がいるような社会がいいな。

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2017年09月18日(月)

私は小さい頃「優しくない」と言われ(鋭すぎたらしい)、常に私と比較される兄が「優しい」と言われており(でも私には全然優しくなかったけど)、「優しい人って? 機嫌取りが上手な人?」と不審に思っていた。今思うのは、本質であるあたたかさがにじみ出る人が「優しい人」なんだな。納得。

雑誌の取材に来られた記者さんからハガキが届いて、「水島先生とお話しできたあとは、いつも何だか自分が強く優しくなれたような気持ちになれます。いつもすてきなお話、ありがとうございます」と。診療ではなく取材なのにこんなふうに感じてもらえるのは嬉しい。

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2017年09月19日(火)

「どんなときもあなたの味方だよ」と言ってもらえることも嬉しいけれども、「どんなときもあなたの味方ですよ」と言える相手がいるのは、とても幸せなことだ。

他人に攻撃的な考えを向けるということは、その攻撃のエネルギーを自分でも受け取っているということ(自分が吐いた毒ガスは、自分で吸うことになる)。私は攻撃されても、「まあ、相手が弱るだけだな」と思うようにしている。

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2017年09月20日(水)

私が患者さん関係者とのコミュニケーションを基本的にツイッターで行わないのは、(1)医師の守秘義務(現患者・元患者とも個人が特定されるのはまずい)、(2)今はカミングアウトすることがよく感じられても、人生のどこかの局面でそれを後悔するかもしれない。という理由です。

というわけで、精神科医として私と臨床的関わりを持った人には、ツイッター上では「冷たい」と感じられるかもしれませんが、ご理解ください。全く別名で、自由にお話しいただくのはかまいませんが。

私自身はゼロ歳から子どもを保育園に預けて働いていたが(そこそこいい子に育ちました)、尊敬する編集者は育児専業ママを終えてから就職し今は重役。我がスタッフの一人も、育児・介護に全力、隙間にパートを持ち前の責任感できちんとやってきた。みんな人生を真剣に生きている点では同じだな。

子どもを小さい頃から保育園に預けることのプラスの点は、社会性やしつけの面で親がよけいな心配をしなくてよい、親も自分の仕事ができるので、子どもと再会した後は「子ども時間」にできる、つまり「あなただけが大切よ」というメッセージを伝えられることだと思う。

16歳になった高1息子(野球部)の、テーピングとかを一緒に選んだ。沈黙系反抗期の息子と活発なやりとりができるのは、こういう限られたチャンス。私と同じ倹約精神も自発的に感じられて、うっとりする時間。

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2017年09月23日(土)

今日は1年に1度の、AHファシリテーター・ミーティング。全国各地でAHグループを開催しているファシリテーターが一同に会して、実務的な話であっても、AH的な、平和で温かい空気の中で話し合っていく貴重な場。大好きな仲間達と会えるのも嬉しい。

午前中スカイプ参加した創始者ジェリー・ジャンポルスキーも言っていたが、今の世界情勢ほど、「まず自らの心の平和」に集中すべき時はないと思う。各自が自らの心の平和に積極的に責任を持たなければ、社会平和は実現しない。

社会に変化を起こしたければ、自分自身がその変化になる必要がある、とはマハトマ・ガンジーも言ったこと。

AHのミーティングは、各自が手伝える範囲で手伝って成立しているが、今年はお手伝いも多かった上に、AH仲間が立派なスクリーンを持ち込んでくれて、ジェリーのスカイプ画像がとてもきれいだった。年々進化している。そして男女比も年々均等に。

今日のミーティングは史上最多数の参加だったが、以前外の有料会場を借りたら「会議っぽかった」とむしろ不評。麻布のAHを故郷のように感じてくれている人が多いので、今日は思い切って全員収容。床が抜けるのではという私の心配は杞憂に終わり、窓を開けて気持ちのよい日だったので酸欠者もなし。

今朝起きて真っ先に頭に浮かんだのが「過去は終わった。私に触れることはできない」というAHのカードだった。昨夜ともこさんと前向きな話をして寝たからなんだろうけど。久しぶりによい目覚めだった。自分の自由を感じた。

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2017年09月24日(日)

今年の新米を注文。私は震災前から、毎年滋賀から無農薬玄米(それも真空パック)を購入しています。子どもがうちで食べる機会も減って、本当はもっと注文量の調整をしなければならないのだけれど、「お米さえあれば」精神はなかなか強靭です。
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2017年09月25日(月)

ようやく、地に足をつけて本が書ける時間が少しずつ出てきました。今年起こった悲惨なことを振り返ると、常に私にとって呼吸と同じだったのは、「患者さんの診療」と「笑うこと」でした。患者さんと笑いに支えられて、これからはもっと本が書けるようになる見込みです。

私は「死にたい」という患者さんに対して、「いくらでもそういう話は聞くけど、絶対に死なせないから。私は頑固だから、死なせないと決めたら、絶対」と言います。この頃、峠を越えた複数の患者さんから「先生の頑固さには呆れました(笑)」系のお褒めの言葉をいただいています。

総選挙を前に、2000年の総選挙を振り返りたいと、当時の地元・栃木の下野新聞から取材が。え~ 今更~と思いながらも、メールでお返事した。

「この人たちと一緒に働いていきたい!」と心から思える人と今一緒に仕事できているのがすごく幸せです。明るさ、共感、笑いがモットーかな。もちろんきちんとした仕事ぶりも含めて。これからどんどんよくなります!

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2017年09月26日(火)

私は今経管栄養もできない外来のみクリニックですので、「死なせない」と決めた人には、本当に精神療法勝負です。人間同士の信頼関係の勝負、ともいえるのかな。温かい関係ができるので、人の生死を操作しているとは思いませんよ。

思春期の方のためのAHグループを考え始めています。18歳以下の方で、東京でワークショップやグループができたら出てみたい! と言う方がいらっしゃったら、個人情報なしに、ご希望をお書きください。 https://ws.formzu.net/fgen/S35838857/

変化の希望が感じられていない人に、変化の必要性を説くことは、往々にして暴力的になる。でもこういう状況が必要なことは事実で、その際には変化の必要性を説く人の専門性、人間性が問われる。

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2017年09月28日(木)

今日出版打ち合わせに来た出版社社長から「それにしてもこんな短期間でクリニックを立て直したのはすごい」と言われ、確かに、いろいろあったけれども患者さんに大きな迷惑をかけずに診療を続けてこられたことを、すごいと思った。この難しい期間を支えてくれたチームに感謝。

この本の帯に推薦文を書きました。「支配・非支配関係について、豊富な事例や適切な助言を通して本質を理解できる、米国発の貴重な一冊。」
http://amzn.to/2hBQype

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2017年09月29日(金)

娘に教えてもらったモハメド・アリの言葉。最後まで読んでください! Impossible is just a big word thrown around by small men who find it easier to live in the world they have been given than to explore than the power they have to change it. Impossible is not at a declaration. It’s a dare. Impossible is a potential. Impossible is temporary.
これらをto do ではなくto be で読むとすごい世界が開ける。

実際、to do で成功した人たちの話を、to be で読むと元気が出てくる。

 

2017年8月のツイートより(抜粋)

2017年8月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。

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2017年08月01日(火)

私はスイスで、「あなたは大陸出身なの?」と聞かれました。つまり、中国本土か、台湾かを聞かれたのだと思います。また、あるときは、大騒ぎしている日本人団体観光客を前に、「どうして同じ国から来たのにあなたはこんなに違うの?」と聞かれたこともあります。どちらも一人旅のときです。

ちなみに、外国語だけでなく、政治活動のために6年間住んだ栃木弁も案外得意なんです。最後のヒューっと落とすところだけは、どうもうまくいかず、当時栃木弁ネイティブの娘にかないませんでしたが。

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2017年08月02日(水)

私の友人のASDの人は、言葉で人とつながることができないので、自然を慈しむことで心の平和とつながっています。どんなAHも結局は「一人AH」かな、と思うと、どんな形もありかなと思います。

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2017年08月03日(木)

「ネガティブは悪いことじゃない。ポジティブ強制社会で不安になっちゃう人へ」◆WEBマガジン「wezzy」(運営会社:株式会社サイゾー)さんで『それでいい。』が紹介されました。
wezz-y.com/archives/49625/2

文字通り「息をつく間もない」感じの一日だったけれど、こういう日って、結構その時々に集中しているものなんだな、と振り返ると思う。もっとゆっくりできる日もほしいけれど、こういう日もいいな。あっという間に過ぎたけど、考えてみるとすごくたくさんのことをしている。

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2017年08月06日(日)

先日留学経験はないと書きましたが、決定していたコロンビア大学留学が実現しなかった理由は、選挙との関連で色々なところで話してきましたし、先日出版した「運」の本にも書きました。もちろん奨学金は返金しました。

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2017年08月07日(月)

中曽根康弘元首相、アジアとの戦争は「侵略だった」 www.huffingtonpost.jp/2015/08/06/yas @HuffPostJapanさんから

人生の同志的なつながりを(少なくとも私は一方的に)感じている人って、接点は少なくても、「ここぞ」というときに本当に助けてくれるのだな、と痛感した日。少なくとも、自分が尊敬し信頼している人から「信頼している」と言ってもらえることの幸せは、一言で言えば「最高」。
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2017年08月08日(火)

いろいろバタバタしていたけれども、ようやく本を書ける態勢になってきた。そういうときにちょうど、最も信頼している編集者さんから連絡が。いろいろうまく回っている。

実際問題、姓が変わるということは、パスポートも免許証も銀行口座も実印も保険証も、こんなにたくさん書き換え事業があると知り、あたふたするばかりで、まだその作業も終わっていない状況です。苗字を変えるのは、面倒なものなのですね。この歳になるまで知らなかったです。(阿川佐和子さん)

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2017年08月09日(水)

自分が適切なことをしていると知る手段はいろいろある。私の場合は、身近な人たちの肯定も大きいが、なんと言っても患者さんの状態。患者さんがより安心して自らの回復力を発揮している様子を見ると、「今の状態は適切なんだな」と思える。

医師である私には守秘義務があるので、現在の患者さんだろうと過去の患者さんだろうと、患者さんであったことを認めるコミュニケーションはできないので、寂しくてもご了承ください。現・元患者さん側が何かを言うのはもちろん限りなく自由です。そこから学べることもたくさんあります。

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2017年08月10日(木)

今、職場が健全なのがとても嬉しいです。患者さんの利益を中心に、それぞれが支え合う。患者さんの改善をみんなで喜び合う。こういうのが私が好きな職場です。そんな幸せを与えてくれている、スタッフに心から感謝です。________________________________________
2017年08月11日(金)

中国語版「自己肯定感、持っていますか?」 pic.twitter.com/gY8RLVkKeY

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2017年08月12日(土)

宇都宮事務所の大家さんだった方(今年ご逝去)のお連れ合い様と電話でおしゃべりできた。とても喜んでくださったし、私もとても嬉しかった。やっぱり栃木での人間関係は特別。弔文にも書いたけれど、保守的な土地柄で、若い野党議員に事務所を貸すことはどれほどの勇気を要したでしょう。

慶應医学部の日中医学生交流協会への少額寄付。私は医学部6年のときに中国の医学部を転々として中医を学ばせてもらったが、そのかなりの部分を支えてくれたのが、この寄付金(私は天安門事件の翌年の派遣だったので、前年分の寄付金も使えた)。よって、私も毎年少額ではあるが寄付を続けている。

うまく撮れていなくて申し訳ございませんが、これも繁体字でしょうか? (かなり興味) pic.twitter.com/Zk2PvCPQlE

なるほど。主に台湾での出版と聞いていますので、繁体字なのですね。了解しました。他に著書が訳されているのはハングル語、タイ語なので、もっとシンプルですね。ちなみに中国語は、自称語学オタクの私がラジオ講座で勉強してもなぜか通じない複雑言語です(タイ語は通じるのに)。
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2017年08月13日(日)

私が通常持っているスタンダード。親しくなる人は、長く知っている人か、もしも相手に異常行動が起こった場合にそれを留めるもの(社会的立場、共通の知人など)があるかどうか。その例外として扱った人は、やはり危険なことになった。

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2017年08月14日(月)

確かに、大陸から成田に帰ってきたときは「日本の漢字は画数が多い!」と感じた記憶と、台湾から帰ってきたときはそうでもなかった記憶があります(なんか幼児の感想みたいで申し訳ないですが…)。

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2017年08月15日(火)

議員時代、この時期は、スーツのズボンの膝に穴があきそうな勢いで、初盆のお宅を毎日、確か1日に100軒以上は訪問したな。やけに空いている電車を見ていたら思い出した。

共謀罪肯定した三浦瑠麗氏に疑問 #BLOGOS blogos.com/outline/240399/________________________________________
2017年08月16日(水)

今日はクリニックに気のよい助っ人が来てくれて、ITから家具の設置直しまで、懸案のあらゆることを片付けてくれて、すごく助かった。さらに本人が「とても楽しく平和な時間をありがとう」と言ってくれたのも癒された。

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2017年08月19日(土)

今日はAHの実践ワークショップだった。対人援助する人を対象としたもの。「自分の心の平和を唯一の目標とするAH」と「人を助ける」は、一見方向性が違うが、同じ方向性でないと、「助ける相手」を傷つけたり、本来その人が持っている力の発揮を妨げたりすることになる。

ワークショップが終わる頃から豪雨と雷が始まって、皆さまお帰りは大変だったと思いますが、今日も温かく楽しい一日をありがとうございました。遠くは九州や四国からもいらしていただきました。

まだまだ大変な毎日ですが、いろいろな方がそれぞれの形で助けてくださるのがありがたいです。「それぞれ、いろいろ」がすごく好きなんだな、と改めて感じています。________________________________________
2017年08月20日(日)

本当に、もうすぐ1年ですね! その1年の間に、「それでいい。」が作られて、すでに多くの方がご覧になっているのですね。なんだか感無量です。 twitter.com/hosokawatenten

そうそう、先日某会議で隣り合わせた臨床心理士の先生が、前世代から譲り受けた着物をアロハシャツに直してジーンズと合わせるとかっこいいのよ、と言っていた。紺のジャケットと合わせてフォーマル感を出すことも、と。これは真似できる人多そう。________________________________________
2017年08月21日(月)

本当に大変な時期だけれど、まさに「復興」という感じで、少しずつ、壊されていたものが建て直されてきています。それも、以前よりもずっと明るく温かいエネルギーで。よりよくなります。今日も協力をお願いした方から、とても温かいメッセージをいただきました。

前進のためには今回のダメージは必要だったのだという境地に達した。ポスト・トラウマティック・グロースという概念も思い浮かぶ。私と、一緒に乗り越えてくれている人には、トラウマ的な身体症状も出ているが、同時に、精神的にはデトックスされてより力が発揮できる感じもある。

例えば、「元麻布三田」みたいな変な住所を私の関係者が送ったなど、不審に思うことがおありでしたら、ご遠慮なく info@hirokom.org までご連絡ください。ツイッターが適切な手段かどうかはわかりませんでしたが、他にミスを見つけ修正する機会を思いつかないので。

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2017年08月24日(木)

私は他人を主語にして語る人が嫌いだ。「人から~と思われるんじゃないかと心配で」と忠告してくる人、「○○さんが困っていると思いますよ」と忖度してくる人。「私は~と思っている」「私は困っている」と言えばいいのに。

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2017年08月26日(土)

中国語版『「自分の居場所がない」と感じた時に読む本』です。よく見たら表紙に日本語表記のタイトルもありました。 pic.twitter.com/TmIs9kMppZ

読みにくいのは私の雑な撮影によります。面白いのが、AHのガイドラインを「心態療癒団体指導原則」と訳しているところ。うーん。 pic.twitter.com/G9SybI86Dh

I’m so sorry. を「ゆるして」と訳すのにはいつも違和感。ゆるしはその人のプロセスであって、相手から強要されるものではない。「本当にごめんね」と「ゆるして」は全く違う話だ。

著書「自己肯定感、持っていますか?」 amzn.to/2vcIsZT と、「『他人の目』が気になる人へ」 amzn.to/2xie91v がそろって増刷になるそうです。そちらもとても好きな本なので嬉しいです。

堅実どころの「正しく知る不安障害」も、コツコツと増刷を重ねていて、つい最近も連絡がありました。不安という感情と、怖れというエネルギーの違いはこの本にもそれなりに書いたのですが、それを膨らませた本も作れるかな、と考え中です。 amzn.to/2ivRRGb

私は「ゆるして」も、「あなたにゆるしてもらえなければ幸せになれない」も、軽いおしゃべり・おふざけ状況ならともかく、もっと深いレベルになると、かなり暴力的になりかねないと思います。相手のプロセスをコントロールするという意味では支配的にすら思います。
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2017年08月26日(土)

民進党代表選。投票権のない私ももちろん枝野さん支持だが、旧民主党を悪く思っている人は、その時期に未曾有の震災が起こったことを冷静に考えてほしい。被害者意識が民主党への嫌悪感になっているのでは。自民党政権だったらもっとうまくいったのか?蓮舫率いる仕分けは暴力的で嫌いだったが。

東京ー宇都宮の新幹線は、1999年~2005年の私の日常だった。一日2往復したことも。下の子が8ヶ月になるまでは車内で授乳。朝8時からの勉強会のため6時頃の新幹線に乗っていたが、顔馴染みの通勤者も多数。1時間の乗車だが、東京の満員電車に1時間立って乗るのと違う疲れがあった。

今、実に非生産的な状況に陥れられている私を支えてくれている人は、本当に様々。それぞれが「べき」でなく、できることをしてくれている。人々の優しさや多様性をこんなに感じられる機会は滅多にない、という意味ではありがたい時期かも。早く執筆など人の役に立つ仕事をしたいけれども。

私がAHでいつも課題としているのは、「人を助けたい欲求」への取り組み。これは相手を変えようとすることであって、むしろ暴力的になりうる。今私を助けてくれている人たちは、「人を助けたい欲求」ではなく、「自分にできること」をそれぞれがしてくれている、という意味でとてもAH的。

自分の患者さんについては障がい者雇用の推進をきちんとやっているが、その前提となるのは「障がい者であることそのものに問題はない」ということと「障がいによってこれが苦手」を明確にすること。そうしないと、障がい者雇用は進まないし、本人もまた挫折を抱えることになる。

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2017年08月27日(日)

今日は、日頃疎遠な従姉と私の娘と、3人の女子会。とても優秀な従姉なので「娘の勉強相談」が建前だったが、楽しかった。私は「かわいくない、鋭すぎる子」という定評があり親戚全般から人気がなかった(それでも少数の理解者はいた)が、大人になって親戚関係も自分なりのものにできると気づいた。

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2017年08月28日(月)

私が女子会をした従姉の父(水島昭二)は早逝したが、「子どもらしくない。鋭すぎる。かわいげがない」と親戚から酷評されていた私に、「おもしろいことを言うね。子どもは苦手だけど、君は違う」と唯一価値を認めてくれた人。一生の恩人。だからこそ、叔父の子ども達にはよけい親しみがわく。

私にとって患者さんは年齢に限らず常に我が子のような存在。自分の子どもを出産するにあたって唯一心配したのが「患者さんへの愛が減ったらどうしよう」だったが、それは杞憂に終わった。私が患者さんに対して過保護な医者であることは業界では知られた事実。一番大切なのは患者さんの利益。

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2017年08月29日(火)

先日、10月放映予定のNHKテレビの打ち合わせがあった。その方のお名前が性別不詳で、勝手に男性と思い込んでいた私は、実際お会いしたら女性だったので何だか全部納得。蓮舫そっくりのお顔だったが、グチグチした悩みにもしっかり寄り添われる、とても感じのよい女性でした。詳細は後日。

興味のある人がいらっしゃったら、「なぜ私はぐれたか」「ぐれていたときの世の中の見え方」「そこからどうやって性善説になったのか」などできたら、あるいは本を書けたら(たぶん両方やりそう)おもしろいかも。

 

 

2017年7月のツイートより(抜粋)

2017年7月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。

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2017年07月02日(日)

豊田議員のことでTVの取材依頼が来た。議員活動と子育ての両立の忙しさ、そのストレスの解消法を、議員時代を振り返って教えてほしいと。びっくり。議員活動と子育ての両立の忙しさ、秘書への不満、その表明法は、全部別の話。まあ、時間的に本当に無理で取材は断るのだけれど。

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2017年07月04日(火)

保育園への公用車使用についても新聞から取材依頼が来た。これまた時間的に無理なので断ったが、例えば公設秘書を子守にすることの是非など、実は複雑な問題だと思う。私は「公僕」として見られていたので、早く帰宅して子どもと夕食をとることにすら罪悪感を覚えさせられた。

(1)     私は二人の子どもの出産予定日から6週間、父の急逝時、デング熱での強制入院以外に仕事を休んだことがなく、仕事と子育ての両立を迷ったことも皆無。しかし世襲ではない議員活動と子育ての両立には、それとは違うレベルの困難がある。例えば http://bit.ly/2tMaZEE

(2)では落下傘候補ではなく立候補すればよい、ということになるが、公募候補には「勝てそうもない選挙区」しか回ってこなかった。私にとって唯一の選択肢は、「勝てそうもない選挙区」で勝つことだった。
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2017年07月05日(水)

『それでいい。』が「ヤフーニュース」に取り上げられました!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170705-00374426-davinci-life

ソースとなっている「ダヴィンチニュース」にも同時掲載されております。
https://ddnavi.com/news/374426/a/

今日は関西テレビの収録で、これから大阪から東京に帰るところです。本来一回ぶんの出演だったのですが、企画が盛り上がった(?)らしく、2回ぶんの収録になりました。詳細がわかりましたらお知らせします。
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2017年07月07日(金)

映画やドラマの字幕で、psychiatristとかshrinkを「精神科医」ではなく「精神分析医」と訳す慣例は、もう終わりにしてほしい。私はpsychiatristでshrinkだが、精神分析医などではない。

「治らないのはあなたのせいですよ」と患者さんに責任をおしつける治療(?)もあれば、対人関係療法のように患者さんの力を引き出すものもあります。私は摂食障害に対するCBTには懐疑的で、治療時点ですでに軽症でモチベーションが高い人にしか有効でないのではないかとすら思っています。

(1)     気にかけてくれる人によるサポートがあれば恐怖体験をしてもPTSDにはなりにくいことがデータから示されている。

(2)     実は私自身が最近恐怖体験をしており、とにかく社会的な義務を果たすこと、患者さんを守ることだけに集中してきたが、今日、サポートしてくれる友人達と意思疎通がはかれて、だいぶ落ち着いた。恐怖体験はこれからも反復する見込みだが、心持ちがだいぶ変わった。やっぱりデータは正しい。
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2017年07月10日(月)

今日はこれから静岡に行って講演です。新幹線はのぞみに乗ることが圧倒的に多いけれど、今日はこだまです! 帰りも遅い時間にこだまでテクテク帰って来ます。
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2017年07月11日(火)

先日トロントに出張したとき、小銭を十分に用意できず(ほとんど現金を使わない)、ベッドメイキングのチップに少し高めのお金を置いた。すると「本当にありがとう!」とかわいい手描きイラスト入りのカードが毎日置かれていた。きっとその人は他の人にも親切にするだろうな。

実は高めのチップを置くことに、ケチな私は少々逡巡していたのだが、「いいや!」と手放したらかわいいカードをもらえて、結局私が幸せになったのだなと思った。

「現代用語の基礎知識」の原稿を書いていて思うのだが、「パワハラ」は難しい。もちろん、職場の全員が「パワハラ」と認める例などは簡単だ。でも、本人が妄想上「パワハラ」と感じることもあれば、「これくらいは仕事で普通」の場合もある。セクハラなどに比べて議論の蓄積が十分でないと感じる。

何度も繰り返すが、AHでの「与えることは受け取ること」はギブアンドテイクの話ではない。相手に与える心の姿勢を自分も受け取っているということ。チップの場合であれば、温かい心でチップを置ければそれで充分。自分はその時点で十分な温かさを受け取っている。お礼のカードは予期せぬ付属品。
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2017年07月12日(水)

精神科医が「妄想」と言う場合は、本当の症状としての妄想です。強迫観念との鑑別は、精神科医としての診断能力に関わってきます。もちろん、一般に言う「思いこみ」ともレベルの違うものです。ご安心くださいませ。

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2017年07月13日(木)

細川貂々さんとの共著「それでいい。」、2刷が仕上がったところですが、3刷が決定したという連絡を先ほどいただきました。役に立っている、という個人的なご報告もいただいており、嬉しい限りです。さらにお役に立ちますように。 http://amzn.to/2tLls23

80代の母(相性は悪い)が大腿骨頭置換術+リハビリのために入院中で、犬を預かったりして大変だが、今夜ものを取りに行くために今電話したら、私の中学時代に亡くなった母方祖母と同じ声になっていた。入院前には気づかなかった現象。

今日は久しぶりに、臨床の原点に立った気持ちの日だった。あの子が来週まで生きていてくれれば、私もまだ頑張れる。そんな気持ち。どんな患者さんにも生きていてほしいが、「ここ」という瞬間があって、そこにどれほど医師として、患者さんを思う人間としての誠意を込められるかだ。

「死にたい」は症状。関わりのある人間に生きていてほしいと思うのは人情。その二つが、臨床現場では普通に両立していると思います。「死にたい」と思いながらも、生きていることが大切なんです。そして「死にたい」という気持ちを聴くことも。

「死にたい」という気持ちを話すことを禁じているすべてのトレーニングを、
即やめてもらいたいと思います。死にたいのは自殺念慮というれっきとした症状だからです。「死ぬ」行為そのものは防ぐ必要がありますが、「死にたい」という気持ちの表現を止めることは、似て非なるものです。

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2017年07月14日(金)

「死にたいということは言わないと約束してくださいね」と言わせるようにトレーニングしているというある大きな団体は、「それほど重い人は診られません」と言いたいのだろうけど、それなら「私たちは軽い人しか診られません」と認めて、もっと実力のある人を紹介するのが王道だと思う。

渋谷ロフトでのイベントが終わりました。「それでいい。」の共著者の細川貂々さん、「うつぬけ」の田中圭一さん、司会は岡映里さん。参加した方たちの感想が「楽しかった」だったのがすごくよかったです。私も楽しかったです。後日動画を見ていただける予定です。
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2017年07月15日(土)

昨夜のイベントでも言ったのだが、私は「自分が好きか?」と聞かれると「どっちでもない」。高級レストランで声が大きいと注意されることも含めて、「こんな自分だから仕方ない」と受け入れてはいるけれども。年々「自分」という存在が薄くなってきている感じがする(自虐とは全く違う)。

今、ちょっと大変な問題に巻き込まれているのですが(家族内の不和とかではないのでご心配なく)、ツイッターで温かく受け入れていただいたり、「本に救われました」メールをいただいたりすると、本当にじわーっと染み入ります。ありがとうございます。
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2017年07月16日(日)

今日は対人関係療法研究会の実践入門編でした。朝の準備段階でもいろいろピンチがあったのですが、もう6年以上ずっと当日運営を手伝ってくださっている
臨床心理士のIさんにまたたくさん助けていただきました。本当に感謝です。本日を機に、また新しい治療者がたくさん生まれますように。

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2017年07月17日(月)

理不尽な攻撃に傷つきつつ(人間として当然の反応)、同時に、相手を「困っている人」と見る、ということは案外両立すると実感する最近。私は愚痴を言って親しい友人たちに癒してもらっており、相手を「困っている人」と見ることで
過剰警戒しないでいられる。しかし疲れるからやめてほしいけど。

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2017年07月19日(水)

想定外の攻撃を受けて自分がボロボロになっているときほど、人の優しさが身にしみますね。人の優しさを感じる能力はかなり高い方だと思いますが、こんなときには本当に役立ちます。(私が診ている患者さんたちは、どうぞ気を遣わないでくださいね。大丈夫ですから)

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2017年07月21日(金)

10月くらいに刊行予定の本は、「女性の価値」「女子力」「女性と加齢」「女性と働き方」などについて書いた本だが、今までの本と同じく、女性だけではなく男性も役に立つこと間違いなし、と信じている。

最近の災難については、昨日、うつ病学会の理事会の後にも先輩たちに話して
同情してもらい「日本一のソーシャルサポート」と感謝した。「次に会うときはもっと落ち着いていますからね」と言ったら、「いつもと同じだよ」と古くからの大先輩に言われて、複雑な気分。でも温かかったな。

私が言う「古くからの先輩」というのは、多くの人がこぞって著書を買いに走るレベルの、本当にありがたい先輩たち。そう先輩たちが笑いながら私の苦労話を聞いてくれて「大変だね」と言ってくれるのは、ものすごく幸せなこと。この感覚を、後輩たちにも与えたい、と素直に思う。

原稿を書き上げた本について。最初は「本当の品格とは?」から始まった企画でした(いわゆる「品格」ものが、内容が「え?」なのにやたら売れていましたので)。でもだんだんと「女性って、加齢によって価値が下がる恐怖を抱えている」とか、いろいろな問題が出てきました。よーく考えて書いた本です。

これから書く約束の本は、モラハラについて。今自分が連日振り回されている(振り回されるのは昨日でやめましたが)問題ももちろんモラハラの一つ(下の立場から上の立場に対しての)。本を書く上での姿勢が、さらに広がったな、と逆に言えば感謝。現実はいろいろ大変だけれど。

モラハラは本当に難しい。連日言われているうちに「もしかして私ってそうだったのかも」という気持ちになる。本によく書く予定だが、私の今回の場合、同じ立場で全部を一緒に体験し支えてくれた友人の存在が大きかった。「もしかして」のところに「そんなこと絶対ないよ」と言ってくれる存在。
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2017年07月23日(日)

今私が直面している困難はかなりのものだが、こういうときは本当に人の優しさを感じるチャンス、としみじみ。遠方の後輩には愚痴聞き役をお願いしたが、今の私が確実に必要としている質問紙集計用のエクセルを作って送ってくれた。大感激。患者さんたちも優しく協力してくれる。ありがたい。

子どもとか患者さんとか、「この人たちのことは絶対に守らなければ(守りたい)」ということが明確になっていると、いろいろなことの優先順位をつけやすくなる。

ツイッター上でも温かいコメントをありがとうございます。今、明らかに本来の私の仕事ではない仕事をしなければならずとにかく余裕がございませんが、拝見してはとても支えられています。

考えてみたら、確かに私は人に恵まれているのだけれど、同時に「困っています」アピールをしゃあしゃあとするところも大きいのかも。この前、うつ病学会の理事会(今回の事情のために2時間遅刻)に行ったときも、日本一の精神科医の先輩たちを相手に「実は…」と話して同情してもらったり。

そんなに高度なヨガをやっているわけではないのです。時間もものすごく短いです。やらない日もあります。でも、朝は筋トレ系、夜はストレッチ系と区別して、とにかく身体に働きかけるのがよいみたい。

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2017年07月24日(月)

ここのところ滅茶苦茶な毎日だけれど、とりあえず来年度分の「現代用語の基礎知識」のメンタルヘルスの原稿を送ることができた。もともと6月末と言われていたものを、粘って7月末にのばしてもらったので、落とすことはできず、とにかく頑張った。やれやれ。

患者さんに迷惑がかからないよう、目の前の課題だけに取り組んでいけばよい、という時期がようやく来たと思っていたら、まだまだ攻撃が続く。相手こそ困っているのだと認識してはいても、毎日車に轢かれるのと同じ感じで、痛いのは痛い。課題が減るわけでもないし。

「奇跡のコース」好きな人だけのためのツイート(他の人は詮索しないでください。なんて言われると詮索するかな)。All things work together for good. なんだろうな、と思っています。心身はほぼ限界ですが。それも含めて。

モラハラ渦中には、こうやって皆さんと温かくやりとりさせていただいてもなお、「事情を知らない人たち相手に都合のよいことばかり言って」と言われるのでは、という疑念が頭をよぎる。でもそれは怖れの声。今こんなに温かい気持ちでつながりを感じられている今を大切にしよう。

それにしても今年後半の大仕事が、「モラハラの本を書くこと」だったが、それを目前に、今までに経験したことのないモラハラが始まった。これからも本の題材を不用意に選んでしまうと何かが起こるのだろうか? 今みたいなのは本当、何年か勘弁してほしい。(心から)
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2017年07月25日(火)

今まで、「逆境」と思うときは「前進」するようにしてきた。今回もそう。「元通りに」と思うと頭がおかしくなりそうだが、人生のシンプル化という意味では
かなり前進できそうだ。「精神科医なのだからこのくらい耐えるべき」もやめる。もちろん患者さんに対しては変わらずベストを尽くすが。

実は、「精神科医なのだからこのくらい耐えるべき」は、今まで私をかなり縛ってきた「べき」なのだということに今回気づいた。本来、精神科医としての力と情熱は、治療対象としての患者さんにこそ費やすものだ。確かに人々や出来事を理解するプラスにはなるが、「べき」にするものではない。

ただ、最近のモラハラに「精神科医のくせに」が結構多く出てきて、自分が案外縛られていた「べき」に気づくことができた。それはよかった。

本当に本当に念のため、追加です。これは全部臨床外の話です。患者さんとの間に起こる話のことではありません。患者さんからは、もちろん怒鳴られたことも「精神科医のくせに」と言われたこともありますが、それは私が症状として扱っていくべきもので、「モラハラ」などでは断じてありません。

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2017年07月26日(水)

今週と来週の土曜日、関西テレビ「よ~いドン! サタデー」に出演します。テーマは、帰省時の義理の家族との関係です。詳しくは http://bit.ly/2eNsspU

永田町時代にお世話になった弁護士さんにお願いしたら、私の患者さんのためにとてもよい弁護士さんを紹介してくださった。「議員をやめると人が去っていく」とはよく聞くが、私は議員時代の人間関係に未だにとても助けていただいていて、ありがたい。

メルマガの発送とブログの更新が、(テクニカルに、という意味で)私の仕事に戻りました。お気づきの点がございましたらお知らせください。

あ、あとウェブサイトの更新も、私の仕事に戻りました。動画の管理とかはまだよくわからないのですが、もともとソフトを使わずHTMLでウェブサイトを管理していたので、何とかなると思います。これもお気づきの点はよろしくお願いいたします(改善可能かわかりませんが)。

精神的には、本当に「もう大丈夫」どころか「次のビジョンも見えている」状態になりました(進行が早くてすみません!)。車に轢かれたときの痛みも減りました。まだまだ仕事量が多いですが、「外で何が起こっていようと、心の平和を選ぶことができる」というAHの原則をかみしめる毎日です。

ありがとうございます! 私は「今何をすべきか」を決めると、余計な雑念なく、それに没頭するタイプなので、救われます。「決める」というのが案外キーワードです。「決める」と、他のことができていない、という雑念が消えるのですね。もちろん連載原稿は落としませんが。

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2017年07月27日(木)

私のツイッターを見ている患者さんから心配していただいて、常に「患者さんがこれを見たらどうだろう」と気にしながらツイートしてきた私は、「ああ、大失敗」と思っているところですが、本当に大丈夫なんです。強がりではなく。こういうときの切り替え力は、本当に自慢なんです。
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2017年07月28日(金)

「心配だから電話して」と言っていたジェリー・ジャンポルスキー(AHの創始者)とようやく電話できた。ここのところ忙しすぎて、時差のある電話がなかなかできず。ジェリーはよく話を聴いてくれて、「電話してくれてありがとう」と。92歳の親友との会話は本当にいいな。

先日、「戸籍を開示するなんて、民進党らしくない」という意見が出ていた時、「民進党らしさなんて、ないんじゃない?」と思った。民主党なら別だったけれども。小さい民主党(党議拘束もなかった時代)みたいな実験政党はもう作れないのだろうか。小さい民主党にいた人たち、頑張ってほしい。

「ベーシックインカム」については、当然必要な概念として、議員時代に議論を重ねたな。一緒に勉強していた人たちのほとんどが、もう国会にいない。あの頃考えていた豊かな社会像から、現実はどんどん離れるばかり。

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2017年07月29日(土)

今日と明日はAHファシリテーター・トレーニング。10名限定、2日間みっちりトレーニングです。今日の午前中は創始者ジェリー・ジャンポルスキーもスカイプで参加してくれました。ジェリーは「今92歳だよね?」と聞いたら「来年の2月には93歳になるんだ!」と自慢していました。

AHのファシリテーターになるということは「人を助けるため」ではありません。あくまでも、自分のAH体験を深めるため、つまり自分の心の平和の選択の実践のためです。ファシリテーターになると、意外な怖れに気づいて、ますます取り組むのが楽しくなりますし、AHの理解が深まります。

ちなみに、11年前、日本でAHを始めた頃はファシリテーター・トレーニングに参加される男性は10名中せいぜい1・2名でした。今回は半数の5名が男性です。

AH大好きな人たちと過ごす時間は、無防備な笑いがたくさんあって、とても楽しいです。安全な場への信頼と、共有する「心の平和」という価値観の力の大きさを感じます。

いただくメールから察するに、「相手にも事情がある」ということを「だから相手を許すべきだ」と読んでしまう人がいるよう。違う。すべては自分の心の平和のため。「自分が悪いからやられた」のではなく「相手の事情のために不適切な行為があった」だけ、と思えば、自分の価値を下げずにすむ。

先日の「ゆるし」のワークショップでも強調したが、「ゆるす」ことは「相手がしたことを大目に見ること」では絶対にない。相手がしたことは不適切。それはずっと変わらないだろう。でもそれを想起することによって自分を繰り返し傷つけるのか。それとも単に相手が困っていただけなんだ、と思うか。

私の本を、「相手の事情を考えて、我慢しなさい」と読んでいる人がいるとしたら、とてもショックだし悲しいし、自分の筆力のなさを嘆くしかない。

今日も、いつも、ジェリーが言うこと。「私たちは愛のDNAをもって生まれてきている。生まれ持ったものは、愛。最も自然な状態は、心の平和。怖れなければ(自己防御しなければ、他人をジャッジしなければ、争わなければ)生きていけない、というのは幻の信念体系による幻想。

今日は罪悪感についても話が出た。私は罪悪感ほど自己中心的な感情はないと思っている。自分が害を与えた相手に背を向けて「私はなんて罪深い存在…」とか独り言を言っていても、害された相手には何のプラスもなく、むしろ分断しか感じない。謝罪なり何らかのつながりのメッセージが必要。
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2017年07月30日(日)

2日間にわたったAHファシリテーター・トレーニングが終了。実際にはこの後、本当のグループでの共同ファシリテーター体験を3回以上していただいて「AHファシリテーター」となる、という5日間のコース。いつもそうだけれど、2日間一緒にAH環境で過ごすと、特別なつながりができる。

今日も笑いがたくさんあった。AHの場での笑いって、本当に心を開いた笑いなので、すごく気持ちよいし、笑うほどつながりあう感じが何とも言えない。

AHファシリテーター・トレーニングでは、いろいろと起こりうる状況についてロールプレイし話し合うが、結論はやはり「目標は、自分の心の平和」になる。「効果的なファシリテーターとは、自分の心の平和に専心する人」との言葉通り。

「心の平和」というのは、ポカポカして穏やかで葛藤も防衛もなく幸せで自由な感じ。単に感情が平らなのと違って、そこには幸せ感がある。退屈そう?と思う人がいるかもしれないけれども、全く違う。自分や他人の存在そのものを愛おしく思えるので、退屈さは全くない。

若いころはどうしても「〇〇できたら幸せ」とかいう考え方をしていたけれど、「幸せ」というのは心の状態であって、自分が心の姿勢を選ぶことによって案外簡単に手に入るものなんだな、と気づいた。

「若いころは…」とか書けるようになっただけでも、年をとってよかったな。

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2017年07月31日(月)

細川貂々さんとの共著「それでいい。」、3刷がまだ仕上がっていないのに、4刷が決定したそうです。この本が多くの人に読まれるのは嬉しいです。
http://amzn.to/2f031BH

7月14日にロフトナイン渋谷で行ったトークイベント、質疑応答などプライバシーに関わる部分を除いて、創元社さんがYouTubeにアップしてくださいました。
出演者:田中圭一×細川貂々×水島広子 司会: 岡映里
https://youtu.be/IitNR7yJ1o4

フランス語は、実は大学時代に第二外国語として二年間勉強したはずなのですが、テーブルが女、机は男、というあたりで「覚えたくない!」という拒絶反応が起こり学習が深まりませんでした。「私はフランス語が話せません」というフランス語だけは「完璧な発音、完璧な仏語」と言われます。

でも、フランス語を試験だけレベルでも勉強しておくと、それをローマ字読みすることで、スペイン語、イタリア語、ルーマニア語等が話せる(もちろん完ぺきではないですが通じる程度に)ことを知り、結構お得だったと思っています。
スペイン語とルーマニア語はまあまあです。

英語の次に得意なのはネパール語。現地で全部覚えた。日本語と語順が同じで、
単語も雰囲気が似ていて、とても覚えやすい。インドで、ヒンディー語でみかんを値切っていた(つもりの)ときもネパール人扱いされた(チベット系の人は日本人に外見が似ているので、そう思われたのだろう)。

この頃の旅行量は少ないが、旅行するときは、簡単な会話程度は必ず現地語を
勉強するようにしている。逆に言えば、日本に長く住んでいるのに英語で話しかけてくる外国人にはちょっと冷たくするようにしている(もちろん旅行者は別)。

私は留学経験もないし英会話教室に通ったこともありません。無料で聞けるラジオと、しっかりした文章の暗唱と、執拗な辞書引きが勉強の基本でした。つまり、自己流を決して自分に許さず、「本物」を覚えることに集中したのです。ネパール語の体験などからは、必要があれば覚えるのかなとも思います。

2017年6月のツイートより(抜粋)

2017年6月のツイートより(抜粋)

2017年6月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。


6月2日(金)

著書『「他人の目」が気になる人へ 自分らしくのびのび生きるヒント』増刷のお知らせ。この本が多くの方に読まれることは希望につながると思う。ありがたい。
http://amzn.to/2rrbjop

私の人生における発生頻度は低いのだが、あるきっかけによって、私は昨夜から今日にかけて、結構落ち込んでいる。でも「自分最悪」と思っているときに限って「著書を読んで救われました」というメールがいくつも届く。私と距離が遠い人でも、励ましのメッセージはいつでも大歓迎です!

応援メッセージにも力を借りて言わせていただくが、私は政治を敬遠する気持ちがよくわからない。エセ三流政治屋を疎ましく思う気持ちは全く同感。しかし、政治こそ、自分の払った税金が首相の個人的親友に使われるのか、本当に必要がある子どもたちなどに使われるかを決めるもの。頑張らなきゃ。


6月3日(土)
今日は、ゆるしについて考えるAHワークショップの日でした。AHの中核でありながら、わかりにくい「ゆるし」についてみんなで考え、いろいろな発見をしました。涙あり、楽しい笑いありの、AHらしい温かい一日となりました。AH仲間の皆さま、ありがとうございました。

「頑張る」について私が思うこと。「頑張れ」も「頑張らなくてよい」も、その本質はアドバイスなのかなと。私が患者さんによく言うのは、「もう十分頑張っているんですよ」ということ。頑張りを認められることで、人は少しやすらかな気持ちになれる。

(1)「政治色が強い」と思って敬遠される、というのは、私がAH活動を真剣に始めるにあたってまずは党派を背負う国会議員をやめよう、と決めたことと共通します(そういう意味で郵政解散は本当に恵みでした。選挙は真面目にやりましたが。あまりにも選挙が急で、後継者を決められなかったので)。

(2)「政治色」ってなんだろうと考えてみると、「自分の正義を押しつける」「反対意見を攻撃する」というイメージなんだろうなと思います。でも今の私も政治にはものすごく関心が高くて、自分の政治活動はAHだと思っている。つまり、相互理解なしに、政治なんてあり得ないと思っているんです。

確かスタンフォードの研究でしたでしょうか。頑張った成果をほめられた群と、「頑張った」ことをほめれた群を比較すると、成果をほめられた群は、やはり「成果」にとらわれて臆病になる。でも「頑張った」ことをほめられた群は自由に頑張る。スタンフォードでなければ、訂正してください。


6月4日(日)
昨日の「ゆるし」のワークショップ参加者の方から。「みなさんの暖かさとかやさしさが伝ってくる安心安全な場所は、生きていく上で、あるとないのでは大違いだと、改めて感じました。」という感想が届いた。ここのところ自己嫌悪気味の私にはものすごく温かく効きます。


6月7日(水)
相手がした不適切なことを「大目に見る」ことと、AHで言う「ゆるし」とは全く違うものです。両者が同時に起こることももちろんありますが。この二つの違いについては、ワークショップで一日かけて皆さんに腑に落ちていただいたこと。書籍化できるとよいです。難しいテーマですが。

少し。相手のひどい行為を「まあ、仕方なかった」と「大目に見る」のは漢字の「許し」、それとは全く関係なく自分の本質が損なわれていないことを確認するのがひらがなの(AHの)「ゆるし」だと私は思っています。 http://amzn.to/2sfTBqu に少し書きました。


6月8日(木)
官僚になる人は、本当に国民のために働きたい人と権力欲ゆえの人と、それらの混合型がいる。今回の文科省の騒動は、その両者に辛い思いをさせているのではないか。前者はもちろんだけれど、権力欲の人も、こんなばかげたことを肯定した過去があったら、必ず出世に響くだろうな。


6月9日(金)
私が尊敬する米国の超一流精神医学者に相談があってメールしたとき、「お互いの国のリーダーがましになるといいですね」と書いたら、「Yours is bad. Ours grotesque. 」という返事が。笑ってはいけない深刻な話だが笑ってしまった。


6月10日(土)
(1)思春期の患者さんと話していて、AHと正反対の世界観・人間観を押しつけている教師がいることを知った。即刻教師をやめてほしい。でも無理だろうから、AHをもっと頑張りたい。執筆も。私は幸い(?)小3からあらゆる教師を信じずに生きてきたから、よい影響も悪い影響も受けていない。

(2)私にも「もっと素直に学生生活を楽しみたい」と思った時期はあった。今、まっすぐに学生生活を満喫している息子を見ると、羨ましい。でも、変な教師の価値観を素直に吸収してしまうということを考えると、自分という人間を確立する上で、教師不信はプラスだったのだなと妙に納得。

私は人間の本質は温かいこころだと信じている。AHやIPTをやっているのは、そういうエネルギーに触れる時間を増やしたいからだと思う。AHが温かいのは当たり前。症状に縛られている患者さんは怖れに満ちあふれているけれども、信頼関係の中で、本質である温かさに触れると「大丈夫」と思う。

AHでは、原則12により、「強く叱責して直そうとするような人」は、「助けを求めている人」と見ます。そう見ることで、自分自身の心の平和が保たれるからです。人を変えることはできない。責任が持てるのは、自分自身の心の姿勢だけ。人が変わるのは、その人のタイミングで。


6月11日(日)
不勉強な私が知る限り、時の中曽根康弘首相に堂々と「私は閣議でサインしない」と反対意見を述べて首相に断念させた官房長官が後藤田正晴さん(私がとても尊敬する政治家)である。そんな国会議員としての良心や胆力を菅官房長官に期待するのが間違いなのだろうか。


6月19日(月)
トロントの国際対人関係療法学会から帰ってきました。学術的参加に加えて理事としての会議やポスター審査などもあり、早朝から夜遅くまで、1分でもあれば眠りたい、という感じの過酷なスケジュールでした。でも学びも交流も濃厚で、よい集まりでした。

「国境なき医師団」で、現在バグダッドで活動しているブラジル人精神科医(女性)もイラクからの参加で、対人関係療法を「国境なき医師団」にも取り入れたいと意欲的でした。いろいろ話しました。

ポスター発表で私たちが最優秀賞に選んだのは、モザンビークでの研究で、同じくポルトガル語を話すブラジル人治療者が現地の治療者を4日間トレーニングする、というものでした。筆頭著者は日系ブラジル人で、見た目は日本人です(日本語は一言も話せませんが)。前からの友人です。

日本でもそうですが、対人関係療法を専門にしている人たちの集まりは、とにかく温かく気持ちがよいです。学術的なレベルは高く妥協はありませんが、「べき思考」がないのも特徴です。それぞれの人の現実をよく知って治療していく対人関係ならではの、他者尊重というのでしょうか。

基本的には学会の枠の中で行動していましたが、一夜だけ、創始者ワイスマン夫妻に誘ってもらって3人で食事しました。どちらの国も政治的な問題を多く抱えていて、そういう話をしたかったみたいです。いつも私の話を「おもしろい」と聞いてくれます。お孫さんの写真等もたくさん見せてくれました。

いろいろと新しいアイディアを持って帰ってきましたので、また仕事が増えそうです(いつも自発的に仕事を増やし、忙しい忙しいと文句を言うパターンですが)。とにかく、「ちゃんとした対人関係療法」を日本にしっかり普及させたいです。

対人関係療法家相手には政治を安心して語れるのは、基本的に皆リベラルだから。人の事情を知れば知るほどリベラルになる。今の政治的対立点はもはやイデオロギーなどにはなく「どれだけ知っているか」「知らないか」だと思う、と言ったら、兄貴分は「知りたいか、知りたくないか」だ、と。

実はちょうど30年前、19歳だった私はカナダ、バンクーバー近郊に3週間のホームステイをした。初めての、全く一人での海外体験だった。ホストファミリーとの親交は続いており今年の2月も東京でもてなしたばかり。カナダ30年記念であると同時に、カナダ東部初体験だった。

今回の学会の日本人参加数は過去最多。若い精神科医の参加もとても心強い。また理事会でチェックしたところ、ちゃんと会費を払っている人数は、英語が苦手なはずの日本でかなりの人数。国際学会の現在の認識では、日本は「かなり普及している国」。あとは治療者の養成と保険適応。


6月22日(木)
驚く嬉しいお知らせ。細川貂々さんとの共著「それでいい。」が発売後すぐなのに重版になったそうです。貂々さん、嬉しいですね! http://amzn.to/2sTCNWt

(1)デング熱。私の人生を大きく変えた病気です。2010年に罹患しました。ウイルスは4つあり、それぞれは終生免疫を獲得するものの、他のウイルスにかかると重篤化してデング出血熱になると。2010年の私はデング出血熱で、おそらく2つめのウイルスの感染でした。

(2)ものすごい出血量で、氾血球減少症となり、あと0.1血小板数が下がれば輸血、というところまでいきました。原因がよくわからない嘔気がひどく膿盆を抱え込む生活。血小板数が0.1上昇したところから出血はぴたりと止まり、生存の世界に帰ってきました。

(3)他の感染症の可能性も否定できませんでしたから、国立感染症研究所が私の抗体を調べた上での確定診断ができるまでは隔離されていました。頭痛と不眠がすごいので夜の巡回の際に看護師に伝えるのですが、私より若い当直医は何もできず。あらゆる薬が、血球を減らすリスクがあるからです。

(4)私は2回目だったのでデング出血熱でしたが(熱は40度くらいまで上がります。私はその状態で3日間の診療をし、その後1日CS放送に出演して、その2日後に済生会中央病院でデング熱?と言われ入院となりました。近医は「急性喉頭炎」と見事に誤診。「喉痛くないんですけど」と言ったけど。

(5)何よりもお伝えしたいのは、デンパサール空港に注意ということ。私はバリで、日本人など一人もいないひなびた漁村に泊まっていました。デング熱を媒介する蚊は都会暮らしだそうです。バリにずっと住んでいる人でも日本で発症している、ということからも空港が怪しいのでは、と思っています。

(7)ちなみに、WHOでは、「蚊」をとても重要な位置づけにしている。普通の日本人の感覚では、「刺されてもかゆさに我慢する」べきもの、という程度だが(私もそうだった)、病気の媒体として無視できない存在。日本の虫除けはパワーが足りないと聞いている。
まあ、デング熱で1週間強制入院になったおかげで、患者さんに迷惑をかけ、「身体を大切にしないと人に迷惑がかかる」ということをいやというほど学び、ランニングとかを始めたので、悪くはないのですが。


6月25日(日)
「ここまで言葉を尽くしても、どうしてそんなふうに受け取ってしまうのだろう?」とかなり悩んでいた問題があったのだが、言葉を尽くした上での相手の理解に悩むというのは、相手を変えようとしていることなのだなと気づいたら楽になって手放せた。


6月26日(月)
私は自分の文章のエネルギーへのこだわりが強く、どうしても「ライターに書いてもらう」という仕事ができない。そういう意味では初めてメッセージを託したのが貂々さん。もちろん漫画部分の文字のチェックはさせてもらったけれどもほとんど修正なし。それだけ信頼できたということ。


6月28日(水)
私が人の「事情」を強調するのは、あくまでも個人の心を平和にするため。組織におけるパワハラなどを、「まあ、上司にも事情があるから」と言ってお目こぼしするために使うようなことはくれぐれもしないでくださいね。