今日のパッツィ・ロビンソンの翻訳は原則10です。ちょっと難しいかもしれません。
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10 私たちは自分たちを分断された存在ではなく一つのいのちとしてとらえることができる。
心の平和を感じるためには、自分自身と周りの人たちが一体のものであるということに焦点を当ててみる必要があります。これは、私たちにいつも痛みをもたらしている「分断」の感覚を追い払うという意味です。「分断」の感覚は、自分自身が傷つかないように守るために築いた障壁の一つです。私たちが、正誤、善悪という罠に捕らわれているときには、全体の中の一部分だけを見ているに過ぎません。このゲームを始めると、心の平和を保つことはできなくなります。たまたま今どういう結果が出ていようと、常に「勝ちのない」状況になるからです。
私たちは、自分に対して、周りの人たちに対して、そして私たちが見ている世界に対して、新しい態度を持てるようになります。トンネルのような視野の他に、もっと大きな全体があるのだということを認識することができます。自分の中にある活発な力を通して、より大きなイメージを感じることができるのです。この力によって、私たちは広がっていき、この大きな全体に気づくようになりますので、他の人たちが苦しんでいる葛藤に巻き込まれる必要はないのです。他の人たちが苦しんでいる葛藤は、その人たちの道であって、私たちの道ではないのです。私たちがやるべきことは、それぞれの状況に対して今までとは違う見方をすることができるように、そして、意味のないパターンにはまりこまないように、集中し続けることなのです。それぞれの状況が起こるたびに私たちの心を再訓練することによって、私たちの意識をより高度の気づきに持っていきます。
私たちは自分自身に「たった今起こっていることに巻き込まれることは選びません。その代わり、人生の全体を見ることを選びます」と言うことができます。こうすることによって、私たちの焦点は広がり、変化し、物事を違う形で見られるようになるのです。
思考パターンを変えるときに自分の内面で起こる変化を経験すると、信じられないほどワクワクします。
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(☆☆☆ではさまれた部分は、パトリシア・ロビンソン著「アティテューディナル・ヒーリングの原則の定義」の邦訳)