第5回大分うつ病対策講演会
STOP! 自殺
「対人関係のストレスを解決すると同時に対人関係から力をもらうコツ
うつ病に対する対人関係療法」
日時: 2012年12月1日(土) 15:00~17:00
場所: 大分大学医学部 臨床大講義室
定員: 300名(事前申し込み不要)
主催: 大分うつ病研究会
後援: 大分大学
お問い合わせ先: 大分大学医学部 精神神経医学講座
〒879-5593 大分県由布市狭間町医大ヶ丘1-1
電話 097-586-5823
「身近な人の『攻撃』がスーッとなくなる本」を刊行しましたのでお知らせします。
とても多くの方に読んでいただいた「『怒り』がスーッと消える本」と同じ体裁の、わかりやすい本です。
この本によって、皆さまの心の中にも、そして社会にも、平和がもたらされますよう、祈っております。
「はじめに……これ以上、傷つけられたくないあなたへ」より抜粋
本書のタイトルを見て、「攻撃がスーッとなくなる?」と疑問に思われた方も多いと思います。「いったいそれはどんな魔法なのか。そんなものあるわけがない」と。
もちろんこれは魔法の本ではありません。
でも、攻撃がスーッとなくなる、というのは本当のことなのです。
攻撃の「なくなり方」にはいろいろあります。
実際に相手から「攻撃」されなくなることもあります。
つまり、相手の行動が変わる、ということです。
あるいは、相手の行動は変わらなくても、前だったら攻撃だと思っていたようなことを攻撃だと思わなくなることもあります。つまり、傷つかなくなるのです。
どちらも、自分にとって「攻撃がスーッとなくなる」のは同じですが、前だったら「攻撃された!」と思ったような状況で、「攻撃はなかった」という見方ができるようになることには計り知れないメリットがあります。
これは、「攻撃されたけれども我慢する」というレベルの話とは全く違います。
「攻撃そのものがなかった」のであれば、我慢する必要がないからです。
攻撃を受け続ける哀れなサンドバッグとして生きていくのか、自分の内面からわき出してくる温かい力を感じながら豊かな人生を歩んでいくのか。
それは自分自身で決められるのです。
また、本書では単に「相手から『攻撃』されたらどうするか」という話にとどまらず、「他人から大切にされる人になる」ための工夫もご紹介していきます。
相手からの「攻撃」を攻撃として受け止めない心構えを徹底していくと、結果として他人から「攻撃」されにくくなってくるのです。
このあたりのメカニズムは、本文をお楽しみに。
本書によって、もう「攻撃」など怖くない、と思っていただければ幸いです。
もくじ
はじめに・・・これ以上、傷つけられたくないあなたへ
ステップ1 なぜ、その人はあなたを傷つけるのか?
ステップ2 相手の「攻撃」をスルッとかわすコツ
ステップ3 その「攻撃」をかわすか、それとも対処するか?
ステップ4 「攻撃」されないコミュニケーション
ステップ5 ネット社会での「攻撃」への対処法
ステップ6 「なぜか大切にされてしまう人」の7つのルール
おわりに・・・視点を変えるだけでスーッと楽になる
大和出版 1365円(税込)
このたび、「思春期の意味に向き合う ― 成長を支える治療や支援のために ―」を刊行しましたのでお知らせします。
治療者向けの専門書という位置づけですが、より幅広い方に読んでいただけるように書いたものです(下記、「はじめに」よりの抜粋をご覧ください)。
岩崎学術出版社
2100円(税込)
「はじめに」より抜粋
本書は、臨床家向けの体裁をとってはいるものの、実はより広い領域の方にも読んでいただきたいという思いで書いた本である。本来は治療対象となるような思春期患者が実際に臨床現場に現れることは決して多くない。教育現場だけで対処されていることも一般的だし、思春期の症状は「問題行動」として現れることが多いため、警察や司法などの場で対応されていることも少なくない。それが治療対象となるものであることを知らなければ、治療への引き継ぎが考慮されることもないだろう。このことは患者が適切な治療を受ける機会を奪ってしまう。
また、どのような領域で患者と接する場合であっても、その基本姿勢は「思春期という『役割の変化』」の意味をふまえたものであってほしい。より広く考えれば、「患者」と呼べないレベルの思春期の子に対しても、患者になることを予防するという観点から、やはり同様の配慮を求めたい。つまり、思春期に現れる特徴・症状やその対処法については、臨床家だけが知っているのでは全く不十分であり、臨床家はもちろんのこと、それ以外の領域の方にもできるだけ知っていただきたい、という思いが、本書を執筆した一つの主要な動機である。
その際の原点となるのが、本書のタイトルにある「思春期の意味」である。思春期の意味をよく理解すれば、どのような介入が適切で、どのような介入が不適切であるかを判断することができるだろう。「思春期の意味」を踏まえた介入は、目覚ましい効果をもたらすのである。
目次等詳細は出版社ウェブサイトへ
2012年3月のツイッターより、反響が大きかったものの抜粋です。
拙著「トラウマの現実に向き合う ― ジャッジメントを手放すということ」が増刷になるという連絡をいただく。最も思い入れのある本(しかし地味本なのであまり売れない)なので、涙が出るほど嬉しい。 http://t.co/bdYK9H4a
「攻撃」についての本を書き終えました。5月頃刊行予定とのことですが、この本を通してまた心の平和が広がりますように、という貴重な言葉を友人からもらい、ありがたいです。書名や刊行時期など最終的に決まりましたらまたお知らせします。
「待つ」ということは、相手のプロセスを尊重するということであり、ありのままの相手と共にいる、ということ。つまりは評価の手放し。
「怖れ」をエネルギーにして何かの活動をすることは、分断を生み協力者を減らすので非効率だと思ってきたが、さらに、「燃え尽き」が起こるということにも気づいた。
「怖れ」ばかりを煽られると、人はいつか燃え尽きてしまい、反応しなくなるだけでなく、自分の「怖れ」を煽る人に敵意すら感じるようになる。協力者を減らすところか、敵対者を増やしてしまうのだ。
私は、「形」よりも「心の姿勢」の方がはるかに大切だと思っている。訴えることの内容も、一つの「形」。「平和な内容にしなければ」と思うと「怖れ」を生む。まずは心の姿勢を平和に定めること。そうすると、自ずと、そこで表現される内容は限られてくる。
平和な心で、暴力的な、分断を生むメッセージは出せないものだ。平和な心から発せられる社会的メッセージが増えますように。
対人関係療法創始者のワイスマンから、新たに刊行された症例集が届いた。昨年秋にお会いしたときに「今度症例集を送るけれど、翻訳の義務を感じないでね。あなたは日本の症例集を出した方がいいわよ」と言っていただいている。翻訳は確かに莫大な時間を要するので悩むところ。
ちなみに原書を読みたい方は、Casebook of Interpersonal Psychotherapy、版元はOxford University Press、著者はJohn C. Markowitz, Myrna M. Weissman。どちらも私の親しい友人。
心の姿勢について語っていたはずの人があるとき「形」について語り始めると、歪みが生じてくる。「形」を守ろうとすると、心の姿勢について、必ず「これだけは例外」というものが出てくるからだ。「全般的に心の平和は重要。でも今だけは、そんなことを言っていられない」という具合に。
有望な方向に進んでいたはずのことが途中で「変質」したと思われる例を歴史上いくつも見つけることができるが、いずれも「心の姿勢」から「形」に転向してしまった結果のように思う。一般的な言葉で言えば、「結果への執着」というところか。
木更津で里山再生に取り組んでいる旧知の知人のところを訪ねた。単に自然が好きだが、言葉を使わない「AH的安全な共存」について考えていて(非定型発達の方とは言葉を使った共有はかなり難しいので)、その一つのヒントが、自然の中で時間を共有するというもの。
また、食の安全や環境保護というテーマも、どういう心の姿勢で取り組むかによって全く性質が変わってくる。愛、敬意、つながり、という「愛」 の姿勢か、罪悪感、恐怖、怒り、自己正当化、敵対、分断、という「怖れ」の姿勢か。
オレンジページムック「プレ更年期からのイライラ・うつうつをすっきり!」が届く。「精神科医がアドバイス 更年期ストレス」を監修した。オレンジページの方たちとは二十代の頃からのおつきあいだが、一緒に仕事をするたびに元気になります。 http://t.co/vkUUDxzS
摂食障害を持つ患者さんご本人ではなく、親御さんを対象としたワークショップです。
午前:摂食障害についての知識の整理
午後:アティテューディナル・ヒーリング(AH)の体験を通して、本人とより楽で効果的な関わりができるようになるための練習
ファシリテーターは水島広子がつとめます。
参加要件
以下の3点を全て満たしていただく必要があります。
(1)お子さんが摂食障害をお持ちの患者さんであること
(2)「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」(紀伊國屋書店)をそれなりに真剣にお読みいただいていること
(3)「怖れを手放す」(星和書店)をじっくりとお読みいただき、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の概念に触れておられること
もちろん、(2)(3)とも完璧な理解を求めるものではなく、当日いくらでもご質問いただけます。
両方の書籍をご持参ください。
入手が困難な方は、info@hirokom.org までご連絡ください。
日時:2012年7月2日(月) 9:30~16:30 (昼休み1時間、午前午後に短い休憩あり)
場所:水島広子こころの健康クリニック(港区元麻布 最寄り駅 麻布十番、六本木)
* ご参加の方には詳細な地図をお送りします。
定員:14名
参加費: 15,750円 (簡単な飲み物とお菓子が出ます)
* お申し込みの時点で、参加費の振込先やキャンセル規定などについてお知らせします。
参加ご希望の方は、info@hirokom.org までご連絡ください。お問い合わせも同アドレスまでお願いいたします。
* 受付担当のスタッフと、当日対応のスタッフは別の者になります。
* あくまでも治療行為ではなく、教育目的のプログラムですので、ご了解ください。
クリニックそのものは未だに待機患者さんが多く、新規の受付ができていない状況ですのでご理解いただけますようお願いいたします。
2012年2月のツイッターより、反響が大きかったものの抜粋です。
拙著『自分でできる対人関係療法』『臨床家のための対人関係療法入門ガイド』 『対人関係療法でなおす 社交不安障害』『対人関係療法でなおす 双極性障害』 『対人関係療法でなおす 気分変調性障害』『対人関係療法でなおす トラウマ・PTSD』がいずれも増刷とのご連絡。嬉しい。
先週書き上げたばかりの思春期本ですが、なぜかすでにゲラが届きました。早い! 思ったよりも早くお目にかけられそうです。タイトルはそのまま採用されそ うで、「思春期の意味に向き合う―成長を支える治療や支援のために」になりそうです。例によって地味本ですが、思い入れあり。
昨年末に大量増刷があったばかりの拙著「『怒り』がスーッと消える本」、何とまた増刷とのこと。嬉しいびっくり。2月14日夜にはTSUTAYA六本木でのイベントに参加予定。バレンタインデーですが、よろしかったらどうぞ。詳細は後日。 http://t.co/p33pp9aU
「スピチャン」というモバイルサイト http://t.co/CvNtk9vp にて、拙著「『怒り』がスーッと消える本」の宣伝が始まったそう。スマートフォン非対応。紹介ページは http://t.co/0n2y3Eo2 , http://t.co/ygBEKQSK とのこと。
私は退屈がとても嫌いな人間だが、「退屈=現在にいない」ということに今日気づいた。退屈を解消するのは刺激だとばかり思っていたが、刺激的だと確かに現 在に集中しやすい一方、刺激的だが現在にとどまりにくいものは「もっと、もっと」となりやすい。退屈からの脱出のカギは現在への集中。
某選挙への出馬の打診を受けて、雷に打たれたようにびっくりする(もちろんお断り)。常に政治に関心はあるが、自分は結局現在の政治の形の中、心の平和を 最優先にした折り合い方を見つけられていない。活動すればするほど効果的に平和のエネルギーが増えるやり方を思いつけるとよいのだが。
AHのボランティア・ファシリテータの方が見つけてくださった、丸善&ジュンク堂梅田店の五階の心理療法の棚の一段。拙著の一段があるなんて。涙。時間さえあれば、新幹線代を使っても見に行きたいくらい。 http://t.co/r618M5Bo
いただいた情報をもう一つ。紀伊国屋書店新宿本店の5階心理関連の書棚の前に、AHコーナーが設置されているのを発見したそうです。新刊「続々・怖れを手放す」のDVDも視聴できるようになっているそう。他の拙著も取り揃えられているよし。 http://t.co/VSRMfwSp
昨夜、今夜と懐かしい方たちとの会食が続いたが、私のおみやげは拙著「トラウマの現実に向き合う ― ジャッジメントを手放すということ」。「この本が書けたから、もう死んでもいいと思ったんですよ」と話すと、謹んで受け取ってくださる。 http://t.co/epJODyxg
今日はDV関連の講演で久しぶりの宇都宮です。例によってとんぼ返りの忙しい日程ですし、厳寒期の宇都宮は本当に寒いのですが、候補者~議員時代を6年間過ごした宇都宮で懐かしい方たちにたくさんお会いできるのが楽しみです。
バレンタインデーのツタヤでのトークライブ、熱く楽しい催しでした。ナビゲーターの山崎拓巳さんがブログに書いてくださっています。現場の写真も(喋っているのが山崎さんと私)。2月15日の記事です。 http://t.co/x8MzmNkg
今日は対人関係療法勉強会で、専門家向けワークショップ。一日喋り通しでした。専門家向けの勉強会なのに、一日の終わりにはまるでAHかと思うような温か い雰囲気になっていることにいつも感動しています。人間が集まるってよいことですね。来週は本当のAH。レアものの罪悪感ワークショップです。
今日の勉強会で、「『愛する人と幸せになる』」55のルール」の宣伝をした。「皆が軽視している本だけれど、誰もここまで恋愛感情を掘り下げた人はいない はず。絶対にお役立ち」と言ったら、4冊お買い上げ。恋愛に年齢は関係なく、結構おもしろい本だと思うのだけれど。基盤となる思想はAH。
今は「見た目」についての本を書いています。趣旨は、見た目にとらわれるあまり、自分の可能性を狭めたり、人とのつながりを失ったりしないように、ということ。刊行時期が明確になったらお知らせします。お楽しみに。
先日のツタヤでのトークライブ(ビジツタ 公開収録イベント Vol.10)、音声をこちらで聞けるそうです。私の出番は30分経過したところからです。 http://t.co/xjQXMTZc
この頃、破壊的なメッセージに対する感受性がさらに高まっていて、「悪徳銀行はつぶせばよい」などという物言いにもつい反応してしまう。「問題のある銀行 をどうするか」という「形」と、そこに乗せる「心の姿勢」は、明確に区別できると思うのだが。そこで働く人との心のつながりも大切にしながら。
今日(すでに昨日)は「罪悪感を手放すワークショップ」。前回の「べき思考」とは異なり、さらに自分のネガティブな要素に向き合う内容なので難度は高かっ たが、いろいろな気付きもあり、私も知的刺激をたくさん受けた。参加者の皆さまに感謝。次回は「認められたい気持ちを手放すWS」予定。
ちょっと嬉しかったのは、参加者の方から拙著「「愛する人と幸せになる」55のルール」のことを、「恋愛版『家庭の医学』だと思っています」と言っていただいたこと。知識を得たので恋愛に振り回されずにすむとのこと。ありがたいです。 http://t.co/Dig17ioO
今日は「週刊ダイヤモンド」の取材で、「思春期の娘に対して父親が果たすべき役割」について。話がいろいろと発展しておもしろかった。3/24号(3/19発売)に掲載される予定だそうです。
下記のイベントに出演することになりましたのでお知らせします。
TSUTAYA TOKYO ROPPONGIプレゼンツ
『ビジツタ ~30分で大人気ビジネス書の内容をざっくりかじれるトークライブ~』Vol.10
時間:2012年2月14日(火)19:00スタート
場所:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 1F カフェスペース
住所:〒106-0032 東京都 港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ六本木けやき坂通り
参加無料・予約不要!
ナビゲーター:山崎拓巳
ゲスト:石田淳『教える技術』/水島広子『「怒り」がスーッと消える本』/白取春彦『頭がよくなる思考術』
☆公開収録を行い、山崎拓巳氏のpodcast「タクラジ」にて後日音声配信を行います。
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=340&cal=
2012年1月のツイッターより、反響が大きかったものの抜粋です。
社会活動も、分離の姿勢で行うのか、つながりの姿勢で行うのかによって正反対の効果を生む。つながりの姿勢で行う社会活動とは、それを支持する人だけでなく、多様な立場の人たちの胸を打つようなメッセージを持つものだと思う。もちろん社会を前進させるのはそういう活動。
私の友人で、私の活動を全面的に支持してくれている人が、「子どもの権利条約など反吐が出る」と言う。どうやら同じ条約でも、愛の目で読むか、怖れの目で読むかによって、読め方が全く違うらしい。こういうところにも取り組んで分離からつながりへとシフトしたいところ。
人の話を聴くことで自分の心の平和につながる、というスタイルのAHでは、コミュニケーションに独特のパターンを持った発達障害の方(非定型発達者)には十分に味わっていただけないということを感じてきた。新たなスタイルの模索中。
一つの考えは、言葉を使わずに「現在」にいる活動を共にすること。食、農作業など。また、私は身近な非定型発達者と、マインドのレベルではあまりにもずれてしまい共感どころではないが、その一段深いところではつながりを感じることができる。この「つながり」が何であるかをもう少し考えたい。
今日はAHのボランティア・トレーニングでした。「相手のため」と思ってすることが結局は相手のためにならない。自分の心の平和に専念して責任を持つことが、相手のため、ひいては世界平和につながる。こんなシンプルなことを毎回実感できるすばらしい一日です。
人間に「心のきれいな人」「心が汚い人」という区別をすることに何かしらのメリットがあるのだろうか? 現時点での怖れの多寡は確かに人それぞれだし、それぞれの事情の中で適切に振る舞えない人もたくさんいる(私もその一人)。そのことと「心のきれいさ」の評価は別だと思うのだが。
昨日、四谷大塚の雑誌の取材が来た。小学校時代に通っていた塾。不良少女だった私は中高を過ごした桜蔭学園に複雑な感情を持っているが、昨日の取材で気づいたのは、「私は中高時代にしか楽しめないことを楽しむ!」と決めて、職員室でどれほど叱られようとやりたいことをやっていたこと。
ちょうど昨朝、思春期向けの専門書を書き上げたところだが、自分が思春期を精一杯生きていたことは、今の臨床能力につながっていると思う。編集者によってタイトルが変更されなければ「思春期の意味に向き合う」という本になる予定。刊行の折りにはまたご紹介します。
それにしてもおもしろいのは、私が慶応医学部に現役合格したときに「あら、あなたにはもっと苦労してほしかったわ」と言った桜蔭なのに、近年はキャリア教育の講師として招かれていること。「医者か弁護士」という狭い視点ではなく、人生はより多様だということを生徒に知らせてほしいそうだ。
自分が講演に行ったときには、後ろで寝ている生徒に最も共感してしまう。以前、慶応の精神科の講義を手伝ったときも、あまりの出席率の高さに(私は精神科の講義は2回しか出席していない)、「君たち、こんな天気のよい日に、他にすることがないの?」と真剣に心配してしまったほど。
元日に放映された「オトナへのトビラTV」 http://t.co/kcetOL2W の再放送が決定したそうです。好評だったそうです。元日に見損ねた方はどうぞ。 日時:2月4日(土)午後3時~3時45分 Eテレ
AHの「怖れを手放す」シリーズを刊行していただき明らかにAHの普及に貢献してくださっている星和書店さんからのご依頼で、メールマガジンに「天使の梯子」というコラムを書きました。よろしかったらどうぞご一読を。 http://t.co/RiTrlqbO
拙著「正しく知る不安障害 不安を理解し怖れを手放す」(技術評論社)が増刷になるとの連絡をいただく。感情としての「不安」(生体に備わった単なる自己防御能力)と、心の姿勢としての「怖れ」を区別して書いてみた本。 http://t.co/KIGst8rI
お知らせがギリギリになってしまいましたが、AHの入門ワークショップを再開することになりました。2月4日(土)10:00-16:00、私がファシリテーターをつとめます。10名限定、詳しくは → http://t.co/y7p2O4ti
AHの「怖れを手放す」シリーズを刊行していただきAHの普及にご尽力いただいている星和書店さんからご依頼をいただき「天使の梯子」というコラムを書きました。
よろしければご一読ください。
摂食障害を持つ患者さんご本人ではなく、親御さんを対象としたワークショップを開催することにしましたのでお知らせします。(主催は、水島広子こころの健康クリニックとなります)
午前:摂食障害についての知識の整理
午後:アティテューディナル・ヒーリング(AH)の体験を通して、本人とより楽で効果的な関わりができるようになるための練習
というプログラムになります。
ファシリテーターは水島広子がつとめます。
参加要件としては、以下の3点を全て満たしていただく必要があります。
(1)お子さんが摂食障害をお持ちの患者さんであること
(2)「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」(紀伊國屋書店) http://amzn.to/ybxrtj をそれなりに真剣にお読みいただいていること
(3)「怖れを手放す」(星和書店) http://amzn.to/xZpnYEをじっくりとお読みいただき、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の概念に触れておられること
もちろん、(2)(3)とも完璧な理解を求めるものではなく、当日いくらでもご質問いただけます。
両方の書籍をご持参ください。
入手が困難な方は、info@hirokom.org までご連絡ください。
日時:2012年3月12日(月) 9:30~16:30 (昼休み1時間、午前午後に短い休憩あり)
場所:水島広子こころの健康クリニック(港区元麻布 最寄り駅 麻布十番、六本木) * ご参加の方には詳細な地図をお送りします。
定員:約20名
参加費: 1万円 (簡単な飲み物とお菓子が出ます)
* お申し込みの時点で、参加費の振込先やキャンセル規定などについてお知らせします。
* 参加ご希望の方は、お早めに、info@hirokom.org までご連絡ください。
お問い合わせも同アドレスまでお願いいたします。
* 受付担当のスタッフと、当日対応のスタッフは別の者になります。
* あくまでも治療行為ではなく、教育目的のプログラムですので、ご了解ください。
クリニックそのものは未だに待機患者さんが多く、新規の受付ができていない状況ですのでご理解いただけますようお願いいたします。