2014年3月のツイッターより抜粋

2014年3月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年03月09日(日)

私がいた頃の民主党は、「ブーメラン政党」と呼ばれていた。何かを提案すると「よい考えだから自分でやってみてください」と言われ、結局は自分で実行せざるを得なくなるからだ。おかげで忙しかったが、これは自立した政治家を育てるよい方法だったと思う。

まだ紫煙があちこちに満ちていた永田町で、当時幹事長だった菅さんに某議員が「会議を禁煙にしてください」と頼んだら「それこそ政治なのだから自分で発言して変えてごらん」と言われ、「こういうのは党できちんとしてもらわないと」と言い返したら「あなたが党なんだよ」と。

「公」を育てるというのは、自分が価値を認めるものに関わっていくことであり、これは被害者意識対策にもなると思う。「強い誰か」が何とかしてくれるのを待っていると、被害者意識ばかりが強まり弱体化すると思う。AHでボランティアをしている方たちを見るとつくづく感じる。
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2014年03月11日(火)

『仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術』刊行しました。人を変えることはできないけれども、動かせる。詳しくは http://bit.ly/1oIrofz

本当に。だから私は最近「共感」という言葉ではなく「共存」という言葉を好んでいます。どんな相手のありのままとも一緒にいられるように。@tomokoko513 本当の苦しみは体験したひとにしかわからないけど、せめてひっそりと寄り添えたらとおもう。

スカイプ上でのAHを発明したともこさんによると、夜のAHスカイプは、音声のみなので、入浴後にパジャマで参加できてリラックス効果が高いとのこと。感情が高ぶっているときなどには安眠効果もあるかもしれませんね。 @tomokoko513

古い成功例にしがみついているのは「怖れ」を基盤とした行為ですからね。「『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」には、自分の成功パターンを他者に押しつけるのは本当は自信がない人と書きました。@moka02061 古い成功例にのみ、しがみついている上層部にも、効きますかね?

拙著「誰と会っても疲れない『気づかい』のコツ」 http://amzn.to/1dH6dYM がまた増刷になるとの連絡をいただく。さらに多くの方に読んでいただけるということは素直に嬉しい。同じシリーズでコミュニケーションの本を今月刊行予定。刊行されたらまたお知らせします。 
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2014年03月21日(金)

昨日のアエラの取材ではいろいろ考えさせられた。見た目を気にする心は、「スキル文化」と相まって、自己の空洞化、自己肯定感の低下を招いていると思う。自分の心の平和だけに責任を持つAHは、こんな時代を救うと信じているが、間に合うだろうか。

「日本はどうなるのだろう」との問いには、唯一の希望はメンタルヘルスへの注目にあるかもしれないと答えた。これだけ多くの人が心を病むようになった今、コスト面からも、メンタルヘルスには嫌でも目が行くだろう。さまざまな社会現象を読み解く鍵もそこにあると思う。

実は今日は私の誕生日だが、娘も同じ誕生日なので(ちなみに亡くなった祖父も同じ。バッハも)お祝いはすっかり娘に乗っ取られてしまったが、今やるべきことを考える節目としては、年を重ねるというのはよいきっかけになると思う。

拙著「『怖れの眼鏡』をはずせば、すべてうまくいく!」が絶版になるそうです。現在出版社の在庫も4冊だけだとか。ありがたいことに拙著は絶版率が低いのですが、よく考えてみると絶版になるにはそれなりの理由があることがわかります。長く読んでいただける本をこれからも頑張って書きます!

ありがとうございます! そろそろ加齢が気になる年頃ですが、どんな姿勢で年を取っていくかも考えております。もっと皺とか白髪とかが増えたら、そういう本も是非書きたいです。@harappa201005 おめでとうございます(^_^)
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2014年03月22日(土)

ありがとうございます。AHは現在の私の「政治活動」なのですが、AHらしくつき合うのにぴったりなのは「趣味」だと思います。ぜひ趣味仲間になりましょう!@kinkuma_san (前略)「怖れを手放すAH」を思い出してアマゾンでぽちっとしました。近々、入門WSにも参加させて(後略)
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2014年03月26日(水)

昨日は下の子の小学校卒業式だったが、校長挨拶で「決して今の自分に満足せず、挑戦する心を持ち…」というところはやはり気になった。健康に挑戦する心は、今の自分への満足、つまり自己肯定からしか生まれてこないと思う。こんなところも文化的自己否定だろうか。

『仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術』刊行しました

人は変えられない、けれども動かせる、というコンセプトで、「人を動かす」をテーマに書いてみました。

仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術

大和出版 1300円+税

【内容紹介(出版社より)】
上司、部下、顧客、家族、恋人……彼らを変える「言い方」「ふるまい方」とは?
対人関係療法の第一人者が「人を動かす極意」を初公開

【目次】

序章 「人を動かす」ってどういうこと?

1章 「敵・味方」の関係に陥らないコツ

2章 「安心させること」で、相手の言動は変わる

3章 お互いに気持ちよく動ける「大目標」の見つけ方

4章 「困った状況」をなんとかしたい!

5章 どうする? 「それでも動いてくれない人」

6章 多くの人を「巻き込む」方法

アマゾンで購入する方は こちらへ

2014年1~2月のツイッターより抜粋

2014年1~2月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年01月01日(水)

あけましておめでとうございます。いただいた年賀状の中に「大切なものや人を失った昨年だった」というものがありました。同感です。この喪失が気づきの始まりになりますように。一人ひとりの心の平和が社会の平和を作ると信じて本年も引き続き頑張ります。よろしくお願いいたします。
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2014年01月06日(月)

この頃、拙著を読んで、自分が病気であることがわかり、それをきっかけに症状が改善し自己肯定感も上がってきた、という喜びのメールを立て続けにいただいている。本来病気の症状に過ぎないものを自分の責任として背負ってきた日々は本当に辛かっただろう。

拙著「誰と会っても疲れない『気づかい』のコツ」 http://amzn.to/1dH6dYM がまた増刷になるとの連絡をいただく。さらに多くの方に読んでいただけるということは素直に嬉しい。同じシリーズでコミュニケーションの本を今月刊行予定。刊行されたらまたお知らせします。 
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2014年01月11日(土)

「グル」を求めたくなる気持ちは、人生の一時期としては十分理解できる。私がわりとそうなりにくいのは、小3からぐれていたからだと多う。自分の子などを見ていると、まっすぐな人生は羨ましくもあるけれども。いよいよ「不良力」の執筆開始。
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2014年01月12日(日)

昨日・今日と、2日間にわたるAHファシリテーター・トレーニング。今まで享受してきたAHグループの安全な環境が、ファシリテーター自身の心の平和によって作られてきたということを知ると、「全ての人間関係をAH的に」という私の目標を共有してくれるようになる人は多い。。
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2014年01月16日(木)

拙著「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」がまた増刷になるとの連絡。病気について正しい知識を持っていないと逆効果になる典型例の病気なので、この本がすべての患者さんと関係者の元に届きますように。 http://amzn.to/1m8u3Om

「『ドロドロした嫉妬』がスーッと消える本」を刊行しました。難しい感情である嫉妬を、癒やしの方向に向けて、じっくりと書いてみました。詳しくは http://bit.ly/1d93kvr

(1)実は「心療内科」という科名にも、精神科への偏見が反映されている。心療内科とは、本来は内科の一種であり、ストレスによる影響の強い身体の病気(心身症)を治療する診療科のこと。心身症には、気管支喘息、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、リウマチなどがある。

(2)日本心療内科学会が認定する心療内科専門医は、日本内科学会の認定医資格を有するなど内科医としての基盤をもっていることが前提となっている。心療内科専門医の数は少ない(2013年6月現在140名)が、実際に心療内科を掲げている医療機関はずーっと多い。

(3)それは、患者が受診するときのハードルを下げるために精神科医が心療内科を名乗っているためであり、「軽いうつなどを診療する科」という誤解が一般にも蔓延している。ちなみに私は常に自分のことを「精神科医」と名乗り、「心療内科医」などと名乗ったことはない。

(4)よくわからないのだが、「重症な人」を診たことがないのに「軽症な人」だけ診ることができるのだろうか。鑑別診断が可能なのだろうか。本当に「軽い」と言えるのだろうか。精神病院でバリバリ研修を受けさせれた身としては、不安。

(5)もう一つ、適切でないと思う呼称について。私は対人関係療法が専門だが、病気としてのうつ病の診断を満たさない程度のストレス状態の人には、「対人関係カウンセリング」が合っている。病気に対する「治療」、ストレスに対する「カウンセリング」、と明確にできないものか。

(6)私の患者さんは「カウンセリング」という言葉をよく使う。つまり、一般の精神科医がどうしても薬物療法に偏ってしまうので、「ゆっくり話せる=カウンセリング」という印象なのだろう。薬物や電気刺激による以外の「治療法」である精神療法にももっと目を向けてほしい。
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2014年01月17日(金)

衆議院議員になったとき「これでエビデンスのある精神療法に保険点数をつけることができる!」と高揚したが、現実には、「学会が要望してこないとだめ」とのことだった。つまり臨床の現場のニーズ、普及度がきちんと示されないとだめということ。

認知療法は、それでも、学会の先生方に頑張っていただき不十分ながら保険適用になった。普及度がより低い対人関係療法はより難しい。保険適用にならないと臨床の場で用いにくい。しかし、全国どこでも受けられる治療でないと保険適用にならない。治療の質を守るという課題もある。
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2014年01月22日(水)

「不良力」の本を書いていたら、それが自分の自由の制限をどこまで許すかの話だと気づき、今の時代にそんな本が売れるのだろうかと自信を失った。それほど自分の自由の犠牲に鈍感な人が増えているということだろうか。あるいは、本来自分が持っている自由を知らないとか。
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2014年01月23日(木)

一両日中にお知らせしようと思っているコミュニケーションについての新刊、すでに興味を持っている海外翻訳エージェントがいるとか。国境を越えてお役に立つと嬉しい。刊行(まずは日本語版)の際には改めてお知らせします。

今年の年賀状には「昨年いただいた言葉で一番嬉しかったのは、拙著の編集者さんから『政治を通してしようとしていたことを、著作を通してしているのですね』と言われたこと」と書いた。世界平和は一人ひとりの心の平和から、という信念を一人でも多くの方と分かち合えますように。

一国会議員でいると官僚レベルの仕事はとてもよく進むがもっと大きなことをしたい。そもそもマハトマ・ガンジーは国会議員ですらなかった。小選挙区で10万人以上の人に名前を書いてもらうのと、数万人の人に有償で拙著を読んでもらうのとでは、影響力が違うのか。試行錯誤中。

小選挙区で10万人以上の人が名前を書いてくれるのは、もちろん政策や人格を信頼してくれてもあるが、親しい人に頼まれた、自分が所属する団体が推している、自民党におしおきをしたい、などさまざま。もしかしたら4万部の本の売上げの方が、じわじわと効くのかも知れない。
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2014年01月24日(金)

ありがとうございます! 励まされました。頑張って「不良力」書いてみます。@moka02061 @yondekun_jp 先生の本は、図書館にも蔵書として多くあり、予約でいっぱいですから、売上実数より、多く見てる人がいて、影響を与えていると思います。
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2014年01月25日(土)

すごく嬉しいです!@asako_nijilion 嫉妬に関する新刊、腑に落ちることありまくりで、この本に出会えてよかったなーと思いました。何が大きなことで何が小さなことなのかは一概には言えないと思いますが、私にとっては大きな影響のある本を書いてくださりありがとうございます(^○

『対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』刊行しました 。詳しくは http://bit.ly/1mVMFEm 嫉妬の本に続いてで慌ただしくすみませんが、書くペースと出版社による刊行のペースが違うので、ご容赦くださいませ。
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2014年01月30日(木)

昔の知り合いに久しぶりに会って、専門知識をもって初めて腑に落ちることが多い。この知識や経験がなかったら歪んだ思い込みのままだったろうと思うとちょっとゾッとする。「なるほど、こういうことか」と自分にも他人にも優しい目を向けられるよう、執筆を続けたい。
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2014年01月31日(金)

題名とビジュアルがすごすぎて、書店で購入してもらえないのかと心配していた「嫉妬」の本ですが、アマゾンに好意的な書評が載っていて安心しました。嫉妬について安全な環境(自分を嫌いにならないですむ)で語れるようにしたつもりの本なので、お役に立てますように。
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2014年02月01日(土)

ありがとうございます!まだまだ書きますのでご苦労をおかけします(笑)。@moka02061 先生の「嫉妬」の定義や、それに対する対処方法(先生の本は、どんな題材のテーマでも、ちゃんと対処法が明示されているところが、他の先生方の本とは違うと感じてます)に 興味がありますが(後略)

とっても嬉しいです!@kanappe590402 すごく面白かったです!すごく嫉妬に苦しんできたので、それが自分の傷なんだとわかって、自分に優しくしようと頑張ってます(*^^*)笑 すぐには完璧にはなくならないけどそれがわかっているだけでかなり違うかと思います。
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2014年02月03日(月)

ありがとうございます。家族が「?」というケースについては、本の企画進行中です。@GORONANKOtora 先生。おはようございます。暖簾に腕押しって本当に同僚との付き合いで役にたちました。ありがとうございます。家族で暖簾に腕押しは上手くいかないと、ストレスたまりますね。
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2014年02月04日(火)

「不良力」について考えていたら、結局「空気」に行き当たった。「空気」という実態のないものによって生じる「べき」や萎縮が、人をどんどん無力化していく。そこに切り込む「不良力」はやはり必要なのだ。手遅れになる前に。
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2014年02月05日(水)

拙著「対人関係療法でなおす気分変調性障害」と「対人関係療法でなおすトラウマ・PTSD」がそろって増刷になるとの連絡。今まで「だめな自分」と思ってきたものが病気の症状に過ぎないと知ることは人生を変える。何らかの形で「自分はだめだ」と思っている人の参考になれば。
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2014年02月07日(金)

拙著について、ツイッターでコメントをいただくと、友人から「今度の本はよかったよ」と言われているような身近な感じ。そしてアマゾン等でレビューいただくと「わあ、見つけてくれたんだ」「わかってくれたんだ」という気持ちになる。どちらもつながりを感じて、ありがたい。
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2014年02月09日(日)

選挙速報で、「日本のことを第一に考える『日本派』の政治家を集めないと」いうT氏の発言に、本当に世界を知らないんだなと呆れた。アラブ諸国を含めあちこち旅してきた私は、各国における日本の意外な高評価を知り、自国への思いを改めた。もちろん高い信頼は、親切と勤勉、平和主義。

ちなみに私がそういう評価を得たのは、国会議員だった時代ではない。ぼろぼろの服を着て世界を放浪していたような一市民のときだった。たまたまバスで乗り合わせた人とおしゃべりしていると日本人への敬意が感じられた。今ではずいぶん失われてしまっているだろうけど。

私が接した範囲では、真面目でフレンドリーな人格と、「原爆投下」という米国による被害を体験していることで、他人とは思えないようでした。米国の敵か味方かという分け方が、かなり重要であったわけです。その信頼感が揺らいでいるという話は現地から聞いています
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2014年02月13日(木)

拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」」のコツ』の紹介がNTTドコモのiチャネルで配信されるそうです。嬉しいです。詳しくは http://bit.ly/1opzcVX
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2014年02月18日(火)

ビジネスパーソンに人気のサイト「ライフハッカー」で、拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』が取り上げられたそうです。嬉しいです。
http://bit.ly/1jM9Xgk

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2014年01月17日(金)

衆議院議員になったとき「これでエビデンスのある精神療法に保険点数をつけることができる!」と高揚したが、現実には、「学会が要望してこないとだめ」とのことだった。つまり臨床の現場のニーズ、普及度がきちんと示されないとだめということ。

認知療法は、それでも、学会の先生方に頑張っていただき不十分ながら保険適用になった。普及度がより低い対人関係療法はより難しい。保険適用にならないと臨床の場で用いにくい。しかし、全国どこでも受けられる治療でないと保険適用にならない。治療の質を守るという課題もある。
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2014年01月22日(水)

「不良力」の本を書いていたら、それが自分の自由の制限をどこまで許すかの話だと気づき、今の時代にそんな本が売れるのだろうかと自信を失った。それほど自分の自由の犠牲に鈍感な人が増えているということだろうか。あるいは、本来自分が持っている自由を知らないとか。
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2014年01月23日(木)

一両日中にお知らせしようと思っているコミュニケーションについての新刊、すでに興味を持っている海外翻訳エージェントがいるとか。国境を越えてお役に立つと嬉しい。刊行(まずは日本語版)の際には改めてお知らせします。

今年の年賀状には「昨年いただいた言葉で一番嬉しかったのは、拙著の編集者さんから『政治を通してしようとしていたことを、著作を通してしているのですね』と言われたこと」と書いた。世界平和は一人ひとりの心の平和から、という信念を一人でも多くの方と分かち合えますように。

一国会議員でいると官僚レベルの仕事はとてもよく進むがもっと大きなことをしたい。そもそもマハトマ・ガンジーは国会議員ですらなかった。小選挙区で10万人以上の人に名前を書いてもらうのと、数万人の人に有償で拙著を読んでもらうのとでは、影響力が違うのか。試行錯誤中。

小選挙区で10万人以上の人が名前を書いてくれるのは、もちろん政策や人格を信頼してくれてもあるが、親しい人に頼まれた、自分が所属する団体が推している、自民党におしおきをしたい、などさまざま。もしかしたら4万部の本の売上げの方が、じわじわと効くのかも知れない。
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2014年01月24日(金)

ありがとうございます! 励まされました。頑張って「不良力」書いてみます。@moka02061 @yondekun_jp 先生の本は、図書館にも蔵書として多くあり、予約でいっぱいですから、売上実数より、多く見てる人がいて、影響を与えていると思います。
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2014年01月25日(土)

すごく嬉しいです!@asako_nijilion 嫉妬に関する新刊、腑に落ちることありまくりで、この本に出会えてよかったなーと思いました。何が大きなことで何が小さなことなのかは一概には言えないと思いますが、私にとっては大きな影響のある本を書いてくださりありがとうございます(^○

『対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』刊行しました 。詳しくは http://bit.ly/1mVMFEm 嫉妬の本に続いてで慌ただしくすみませんが、書くペースと出版社による刊行のペースが違うので、ご容赦くださいませ。
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2014年01月30日(木)

昔の知り合いに久しぶりに会って、専門知識をもって初めて腑に落ちることが多い。この知識や経験がなかったら歪んだ思い込みのままだったろうと思うとちょっとゾッとする。「なるほど、こういうことか」と自分にも他人にも優しい目を向けられるよう、執筆を続けたい。
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2014年01月31日(金)

題名とビジュアルがすごすぎて、書店で購入してもらえないのかと心配していた「嫉妬」の本ですが、アマゾンに好意的な書評が載っていて安心しました。嫉妬について安全な環境(自分を嫌いにならないですむ)で語れるようにしたつもりの本なので、お役に立てますように。
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2014年02月01日(土)

ありがとうございます!まだまだ書きますのでご苦労をおかけします(笑)。@moka02061 先生の「嫉妬」の定義や、それに対する対処方法(先生の本は、どんな題材のテーマでも、ちゃんと対処法が明示されているところが、他の先生方の本とは違うと感じてます)に 興味がありますが(後略)

とっても嬉しいです!@kanappe590402 すごく面白かったです!すごく嫉妬に苦しんできたので、それが自分の傷なんだとわかって、自分に優しくしようと頑張ってます(*^^*)笑 すぐには完璧にはなくならないけどそれがわかっているだけでかなり違うかと思います。
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2014年02月03日(月)

ありがとうございます。家族が「?」というケースについては、本の企画進行中です。@GORONANKOtora 先生。おはようございます。暖簾に腕押しって本当に同僚との付き合いで役にたちました。ありがとうございます。家族で暖簾に腕押しは上手くいかないと、ストレスたまりますね。
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2014年02月04日(火)

「不良力」について考えていたら、結局「空気」に行き当たった。「空気」という実態のないものによって生じる「べき」や萎縮が、人をどんどん無力化していく。そこに切り込む「不良力」はやはり必要なのだ。手遅れになる前に。
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2014年02月05日(水)

拙著「対人関係療法でなおす気分変調性障害」と「対人関係療法でなおすトラウマ・PTSD」がそろって増刷になるとの連絡。今まで「だめな自分」と思ってきたものが病気の症状に過ぎないと知ることは人生を変える。何らかの形で「自分はだめだ」と思っている人の参考になれば。
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2014年02月07日(金)

拙著について、ツイッターでコメントをいただくと、友人から「今度の本はよかったよ」と言われているような身近な感じ。そしてアマゾン等でレビューいただくと「わあ、見つけてくれたんだ」「わかってくれたんだ」という気持ちになる。どちらもつながりを感じて、ありがたい。
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2014年02月09日(日)

選挙速報で、「日本のことを第一に考える『日本派』の政治家を集めないと」いうT氏の発言に、本当に世界を知らないんだなと呆れた。アラブ諸国を含めあちこち旅してきた私は、各国における日本の意外な高評価を知り、自国への思いを改めた。もちろん高い信頼は、親切と勤勉、平和主義。

ちなみに私がそういう評価を得たのは、国会議員だった時代ではない。ぼろぼろの服を着て世界を放浪していたような一市民のときだった。たまたまバスで乗り合わせた人とおしゃべりしていると日本人への敬意が感じられた。今ではずいぶん失われてしまっているだろうけど。

私が接した範囲では、真面目でフレンドリーな人格と、「原爆投下」という米国による被害を体験していることで、他人とは思えないようでした。米国の敵か味方かという分け方が、かなり重要であったわけです。その信頼感が揺らいでいるという話は現地から聞いています
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2014年02月13日(木)

拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」」のコツ』の紹介がNTTドコモのiチャネルで配信されるそうです。嬉しいです。詳しくは http://bit.ly/1opzcVX
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2014年02月18日(火)

ビジネスパーソンに人気のサイト「ライフハッカー」で、拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』が取り上げられたそうです。嬉しいです。
http://bit.ly/1jM9Xgk

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2014年02月19日(水)

何だか1日一冊ずつゲラの校正をしているような生活。刊行は近いと思いますが、またその際にお知らせします。今抱えている2冊は、結構お勧めです。
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2014年02月20日(木)

先日刊行したばかりの「誰と一緒でも疲れない『聴き方・話し方』のコツ」が何とすでに増刷との連絡。すごく嬉しい驚き。一人でも多くの方のお役に立ちますように。
http://amzn.to/1d21fCH

本当にありがとうございます。とっても嬉しいです。まだまだ書きたいことがたくさんあるので、今後ともよろしくお願いいたします。@551daisuki 水島先生の本を読むか読まないかで人生が変わってくると私は思います(^w^)そのぐらい参考にさせていただいています☆
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2014年02月21日(金)

私は英語の”make a difference”(「変化を起こす」のマイナー版?)という表現がとても好きだ。「社会を変えてやる」ではなく、自分が存在することによって、何かが変わっていくとしたら、それは人間冥利に尽きること。
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2014年02月22日(土)

ありがとうございます! こんな素敵なコメントをいただいて、それこそ感謝しきれません。@unazuki3 いつも先生の著書は入りやすくわかりやすくとても参考になります、そして自分の「こころ」の持ちようのためにも本当に肥しになります。感謝しきれません、ありがとうございます。
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2014年02月27日(木)

「不良力」は強者の論理だと言われて、なるほどと思った。不良にすらなれない人が苦しむというのもそうかもしれない。なぜ私が不良になったのかなど全体を話していないうちに評価を下されたくないが、企画はやや修正しようということになった。楽しみにしていた方、ごめんなさい。

よかったです。対人関係療法は極めるほど効果が高くなると思いますが、大枠を頭に入れるだけでもずいぶん役立ちますよね。@halnak  対人関係療法ちょっとかじったところで、臨床場面PTSDの方へアプローチ。 1週間経ち、母と話が出来て・・・・と劇的変化に治療者の私がびっくりしました

拙著がNTTドコモのiチャネルで配信されるそうです

拙著『聴き方・話し方のコツ』の紹介が
NTTドコモのiチャネルというもので
配信されることが決まったそうです。
多くの方が見てくださるようです。

iチャネルの詳細は下記の通りです。

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サービス名     :NTTdocomo iチャネル 内  「雑誌チャネル」

会員数        :1670万人

月間PV       :約1600万PV/月

配信期間       :配信日より31日間

使用画像       :表紙+紹介画像1点

紹介文        :約400~600文字

配信費        :無料

配信日        :2月17日(月)予定

※詳細は添付に てご確認ください。

ご参考:http://www.nttdocomo.co.jp/service/information/ichannel/content/index.html
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『対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』刊行しました

今まで、いろいろな本にコミュニケーションについては書いてきましたが、考えてみればコミュニケーションそのものを正面から扱った本はない、と気づいて書いたものです。
「自分にはコミュニケーション力がない」「一生懸命話すけれども空回りしてしまう」「人とのやりとりが面倒」など、人とやりとりする上でさまざまな悩みを抱えている方にお勧めです。

内容紹介(出版社より)

◆「盛り上げ上手=コミュニケーション上手」ではない!

「コミュニケーション上手」というと、場を盛り上げて輪の中心になれるような人、と思いがちです。
しかし、コミュニケーションとは、本来「目的に応じて相手とやりとりすること」。
そのため、「盛り上げ上手=コミュニケーション上手」と考えていては、いつまで経っても本当のコミュニケーション力は磨かれません。
本書では、どんな質問がよいのか、どういうリアクションがよいのか、というスキルの話ではなく、 安心して心を開ける環境をつくる方法などの「コミュニケーション上手」の本質を磨くコツを紹介します。

一緒にいたいと思われる人になれる!
会話が途切れて沈黙になるのが怖い、
黙ってしまうことで気の利いた話ができない人だと思われたくない、などの理由から、無理やり沈黙を会話で埋めていることは多いものです。
しかし、言葉は時間を埋める道具ではありません。
ペラペラと無意味なことで沈黙を埋めている人は、かえって「余裕のない人」「落ち着きのない人」と思われる場合もあるのです。
本書では、自分が沈黙に強くなり、誰と一緒でもリラックスしていられる方法を解説。
自分のゆとりが相手に「よい雰囲気」として伝えられるようになり、一緒にいたいと思われる人になることができます。

ストレスフルな場面でも上手に聴ける! 話せる!
愚痴を聞かされる、自慢話をされる、上から目線で評価してくるなどの場面では、ストレスを感じることも少なくありません。
しかし、こんなストレスフルなときでも言葉の受け止め方や、相手を傷つけない上手な伝え方ができれば、悩まないで済みます。
悪口に共感はするが、自分は悪口を言わない方法や、相手の評価や自慢話をスルーしてそのままお返しする方法、 相手との距離の保ち方などを対人関係療法の精神科医ならではの視点で解説します。

日本実業出版社 1365円(税込)

アマゾンで購入する方は http://amzn.to/KFdIFc

「『ドロドロした嫉妬』がスーッと消える本」刊行しました

感じるのも、語るのも、いやーな感じの「嫉妬」。
この難しい感情を、癒やしの方向に向けて、じっくりと書いてみました。
男女ともにお勧めです。また、自分が嫉妬で苦しんでいる人にも、
他人から嫉妬されて困っている人にも、お勧めです。
ぜひぜひ読んでみてください。

内容(出版社より)====

「元同級生の活躍っぷりを素直に喜べない」
「美人のママ友が妬ましい」
「彼氏の女友だちが気になって気になって……」
こんな悩み、あなたも抱えていませんか?
日常のあらゆる場面で私たちを悩ます“嫉妬”という感情。
他人をうらやみ、妬む自分がかっこ悪くて情けなくて、なかなか他人にも打ち明けづらく、苦しいのです。
本書は、自分の中のドス黒い感情と、どう向き合えばいいのかわからない人におすすめの1冊!
妬み嫉みを手放して、自由に、心安らかに生きるヒントが詰まっています。

【目次】
第1章 嫉妬ってどんな感情?
第2章 嫉妬しやすい人、嫉妬しにくい人
第3章 嫉妬を活用して自分を癒やそう
第4章 「心のシャッター」をうまく使おう―優劣関連の嫉妬を癒やす
第5章 愛する人に癒やしを支えてもらう―愛情関連の嫉妬の癒やす
第6章 嫉妬の特徴を生かして対処しよう
第7章 嫉妬されにくい人になろう
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KKベストセラーズ 1365円(税込)

アマゾンで購入する方は http://amzn.to/K03L4J

2013年12月のツイッターより抜粋

2013年12月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2013年12月03日(火)

拙著『「怒り』がスーッと消える本」がまた増刷になるとのご連絡。特に「心の平和から社会の平和へ」と肝に銘じる今日この頃。 http://amzn.to/1k3gsGP

高知日帰りで支援者向けの講演。「支援者が燃え尽きないことは『義務』」と、強すぎるかと思いつつも強調。すでに燃え尽きた人を責める意図はない。支援者にとって、そのくらいに思わないと自分を大切にするのが難しいからだ。また、相手の問題と自分の問題を区別することも。

なぜか思い出したのが、現職議員の頃。栃木では、寒い冬の街頭演説でもコート着用を許されなかった。「議員はそれくらい自己犠牲をして頑張っている」というパフォーマンス。通行人の一人が「そういうところも変えなきゃだめだよ」と言ってくれたことが今でも温かく胸に残る。
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2013年12月04日(水)

東京新聞栃木版に連載中のコラム「こころの健康便」、好評をいただき今度から茨城版にも載ることになったそうです。嬉しいです。

他人に警戒心・恐怖心を持つことが、いかに人と人のつながりを損ね、いかに人を無力化し、いかに「警戒のスパイラル」に陥り人生の質を下げるかということを、トラウマの研究を通して見てきた。ワンポイントの「生け贄」だけでも、「やっぱり」と恐怖を刺激して余りある。

ここでもポイントは「つながり」なのだと思う。現在自分とは反対の立場にいるように見える人でも、人間同士のつながりは、多くの場合可能だろう。そのつながりの芽を、感情的な怒りによって摘みたくない。だからせっせと頭の中の自動翻訳機をフル稼働させて「困って」いる。

法案の成立は、一つの「底つき体験」になるかもしれない。これだけ多くの著名人がそろって反対した法案は、近年ないはずだ。一度でも底をつけば、本質がわかって浮上は可能だと期待したい。政治に無関心な国民が「国民主権」「民主主義国家」をやっているのが、そもそもおかしい。
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2013年12月05日(木)

昨日「著名人」についてツイートしたのは、ずいぶん前に日本の「著名人」は米国などと比べて政治的に慎重でカミングアウトしたがらない、と書いたことの続き。著名人が特別なのではなく、自分が関心を持つ領域の人が語る言葉であれば関心を持ちやすいということはあると思う。

「強いリーダー」を待望していると、主権を譲り渡すことになる。権力制限規範をきちんと持ちながら、怒りから「壊す」のではなく、問題意識から「創る」ことが、主権者の役割だと思う。
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2013年12月12日(木)

過去を手放すということは、過去も含めて自分を愛せるようになるということであり、いろいろと大変だった中、常にできるだけのことをして生き延びてきた自分という存在に愛おしさを感じることだと思う。「できるだけのこと」は、もちろん他者の目からは不十分に見えるものもあるが。

毎年、拙著数種類をいくつかのNPO法人などに匿名寄付してくださる方がいる。とても心が温まる。ちょうど最近友人と「どう人の役に立つかは自分で決めること」と話したばかりだが、「べき」ではなく「したい」のボランティアは本当に多様な形をとり得ると思う。
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2013年12月14日(土)

初めての選挙で「子どもたちが健康な心を持って成長できる社会の実現を」と言ったら「子どもだけか」と批判された。子どもの育ちは「結果」。社会のあらゆる要素が健康な土壌を提供できるかどうかに関わっている。秘密をめぐって市民が監視・警戒しあう社会が健康を育むか。
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2013年12月16日(月)

東京新聞の栃木版に、栃木への恩返しのつもりで「こころの健康便」というコラムを毎月連載していますが、それがこのたび、好評ということで、茨城に続き群馬でも採用されるようになったそうです。  http://bit.ly/1dG0RLv
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2013年12月20日(金)

麻布十番の地元にも、恒例の「火の用心」が回ってくるようになった。もちろんうちも一人供出している。小さかった頃の子どもたちは「お疲れ様!」と窓から声をかけてお年寄りを感激させていた。外国人も多く国際的でありながらお祭りに命をかけている麻布十番はまさに多様性の町。
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2013年12月23日(月)

年を重ねるほど一年を短く感じるのは気づいていたが、「これからやらなければならないこと」について焦って考えると最も短く感じることに気づいた。時を忘れるほど集中する時間を持つことが、逆に、時の流れを緩やかにしてくれるように思う。

生活のマンネリ化も時間の経過を早く感じさせる。ポジティブにしろネガティブにしろ(どうせいつも同じ、とか)成果に目を向けるよりも、そのプロセスにささやかな感動を覚えると、時間の流れが緩やかになると同時に深みが増す。できるだけ「今」から離れずに暮らしていきたい。
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2013年12月27日(金)

ニュースにもならずひっそりと厚労省のHPにある「精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針等に関する検討会議事録」 http://bit.ly/1h0dlCO AHや対人関係療法にも触れているが、発言者の近森病院は私が毎年研修にうかがっている先。熱心。

来年7月の日本うつ病学会(広島)で、対人関係療法のシンポジウムのコーディネーターを任された。対人関係療法単独でのシンポジウムは本邦初。豪華な若手シンポジストをそろえて臨む予定です。
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2013年12月30日(月)

私が大変敬愛している元衆院議員の石毛えい子さんが、「民主党再生のためには女性議員を3割以上に」という申し入れを行うべく、元国会議員だった女性の署名をコツコツと集め、先週私のところにも足を運んでくださった。見えない地道な活動に、さらに尊敬の念が深まる。

2013年11月ツイッターより抜粋

2013年11月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2013年11月03日(日)

昨日からある企画で教養ある先生方と缶詰めワークショップ中。学生時代の合宿を思い出すが、体育会の合宿と違って疲れるのは頭脳のみ。

開催地は東京で、十分自宅から通えるところなのだが、宿泊が義務なのは合宿感を出すためか? 逃亡を阻止するためか? 謎。そもそも東京のホテルに泊まったことなどあっただろうか、と考えると、ないかもしれない。
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2013年11月05日(火)

拙著「『いつも忙しい』がなくなる心の習慣」について、こんな記事を見つけたと編集者さんが教えてくださった。何だか嬉しい話。 http://bit.ly/1iJuNHX 

拙著「小さなことに左右されない『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」が増刷になるとのお知らせ。自分としてはかなり本質的だと思っている本なので、とても嬉しい。より多くの方のお役に立ちますように。 
http://amzn.to/1a4Ol7E

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2013年11月06日(水)

週末の缶詰と、今日受けた取材とで、日本の今後をかなり考えた。新たな価値を創ることができれば、日本は生き延びると思う。私がどう考えても、それは心の平和(やすらぎ)。地球との調和も、二極化の解消も、すべてはそこに答えがあると思う。

政治は「右肩上がり」をアピールする。目先のことを心配している人たち(怖れ)には魅力的だからだ。しかし、「右肩上がり」には持続可能性がない。地球への敬意がない。心のやすらぎを唯一の目標にすれば、あらゆることに敬意を持つことができ、持続可能な社会が実現する。
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2013年11月08日(金)

特定秘密保護法案や憲法改正の議論を聞いていると、そもそもどれだけの人(もちろん政治家も含めて)が、憲法本来の機能が権力制限規範だと理解しているのだろう、と不安になる。これは、価値観が異なる人でも共有すべき民主主義社会の基本だと思う。
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2013年11月14日(木)

現代用語の基礎知識2014年版の見本が届いた。書店には明日あたりから並ぶらしい。今年は昨年同様メンタルヘルスの全項目の執筆に加え、巻頭特集の憲法アンケートにも答えた。タイトルは「むしろ役割を増している」。もちろん、権力制限規範として。
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2013年11月15日(金)

今の審議とは関係なく、自分の国会時代の話。問題のある政府与党案に対して、反対の姿勢を明確にする野党は頼もしく感じられる。しかし最終的に多数決で決まってしまうと人は無力感を覚える。所詮は強い者が勝つ、と。メディアが報じるのはここまで。

実際の政治では、政府与党案の成立を前提に、実際に運用される際に少しでもましなものになるよう、真面目に汗をかく野党議員がいる。私も何度か汗をかき結果を残したが、メディアはもちろん報じない世界。こういう部分が知られると、少しは政治に希望が持てるのではないか。

まだまだ大きなところでは政局重視だが、その「少しの努力」がもっと知られるようになると、それを育てていこうと思えるようになるのではないか。それこそ主権者のエンパワーメントになるのではないかと思う。

ただし、最近の「振り子選挙」で、少しでも結果をよくしようと汗をかこうとする議員が多く失われたのも事実。私の目から見ても、「この人が今いてくれたら」と思う人は多い。まあ、そういう人は選挙に弱いのだけれど。

もちろん、念のため申し添えておくと、汗をかいて結果をよくする際には相手との信頼関係・協調関係が必要。パフォーマンスで怒ることとは全く別の次元の話。「毅然とした」政治家が実績を残すわけではなく、協働できる政治家が実績を残す。

私が支持しているのはデンマークの選挙制度。複雑で知識が追いつかない(大使も難しいと言っていた)が、比例代表を小選挙区で選ぶ自由もあれば、名簿順で選ぶ自由もあり、本当の民主主義だと思う。誰か研究してください。
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2013年11月20日(水)

日本では夜中だが、米国人(東海岸)たちが元気なのでメールのやりとりをしている。先ほどは対人関係療法の創始者あてのメールで、私は3つも文法ミスをした。それを詫びたら「私たちは日本語ができないってこと、忘れないで。貴女は少なくとも2つの言語をマスターしたのよ」と。

「優しい」という言葉が小さい頃は嫌いだった。子どもらしくなかった私は、ヘラヘラして「優しい」と言われる子が嫌いだった。でも今身にしみてわかるのは、優しさというのは、自分という存在を尊重してくれ、劣等感を温かく癒してくれることなのだ。私も優しい人になりたい。

この「優しさ」は、精神療法で言えば、治療法の違いを超えて共通する「非特異的因子」。治療に大きな影響を及ぼす。しかし、非特異的因子のトレーニングは人間性も関わりとても難しい。あとはユーザーの皆さんが「この人と会うと癒される」と判断して自然淘汰されることを祈る。
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2013年11月23日(土)

「私が尊敬する日本女性10名」には必ず入るAH仲間の畠山さゆりさんが御著書をくださった。絵付きのサインまでいただき感動。これを読むと畠山さんのように美しくなれるのだろうか。外見も内面もとてもきれいな方です。http://amzn.to/17QKv4o

今日のAHで「相手の立場に立って考える」ということの意味が話題になった。相手の立場がわかるなんて、あり得ない。しかし、自分側のデータベースを手放して、ただ相手の話を聴くことが、それに最も近づくのではないだろうか。

これは、AH流に言えば、「教師と生徒の役割を入れ替える」という話。教師(正しいことを知っている)の役割にとどまったままだと「相手の立場がわかる」という傲慢な話。しかし、生徒の立場になれば、相手から教えてもらえる。同じく話を聴くのでもこんなに違う。

子どもの勉強の様子を見ていると、文系・理系という分け方をそろそろ見直してもよいような気がしてくる。私自身も、理系クラスにいたのでやむなく唯一興味を持てた医学部に進学したが、それ以外の理系には全く興味がなかった。医学部がなかったら、と思うとぞっとする。
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2013年11月28日(木)

自民党から自由がなくなった、ということについて、かつては自民党のリーダーと目されていた議員が「小選挙区制になってから半分以上の有権者に媚びなければならなくなった。自由に意見を言えなくなった」とぼやいていた。

また、例の郵政選挙での「刺客」も、政治家たちを萎縮させることに貢献したと思う。

特に世襲議員(他に生きていく道がない人たち)にとって、落選のショックはあまりにも大きく、リスクをとらなくなる、というのは、身近な例でも見たし、トラウマを専門にする私にはよく理解できる心理だ。それまで政治改革の希望に燃えていた人たちが急に萎縮する。

衝撃から萎縮する、そして警戒心がどんどん膨張する、という通常の心理を考えたときに、やはり特定秘密保護法案は社会の雰囲気を変えていくことになるだろう。そのことについて与党内で自由に議論できないのなら、議員は何のためにいるのだろう。

私は自民党議員と人間同士のつき合いがあったので思うのですが、元大臣のように「議員として責任が持てない」と感じている人は一人ではないはずです(もしそうなら自民党が相当劣化したということだと思います)。そういう議論ができなくなっている背景を考えてみたのです。

高知で講演します

12月3日(火)に高知で講演をしますのでお知らせいたします。
一般の方でもご参加いただけます。
会場の関係上、下にあります「問い合わせ先」にお申し込みの上、ご参加くださいとのことです。

====以下、主催者チラシより

自殺に傾いた人や生きづらさを感じている人、日頃私たちが関わる支援を必要とする人と関わることは、やりがいもあるけど、私たち自身も疲れる、凹む、腹も立つ!!こともあります。

自分の気持ちをふり返り、自分の気持ちの意味を知り、自分自身が楽にいられる心の姿勢についてのお話を聞いてみませんか??
                                                                              
支援者として、日頃の業務にもきっと役立つお話だと思います。

★テーマ:「支援者のメンタルヘルス」~燃え尽きない☆心の姿勢~

★日時:平成25年12月3日(火)13:30~16:00

★場所:高知県立青少年センター2階 視聴覚室

講師:水島広子

問合せ先:中央東福祉保健所 健康障害課

担当:今井・永野

TEL:0887-53-3173

FAX:0887-52-4561

2013年9~10月のツイッターより抜粋

2013年9~10月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2013年09月06日(金)

拙著「対人関係療法でなおす 社交不安障害」 http://amzn.to/1dMgX9w と「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」http://amzn.to/1dYIcyG がそろって増刷になるとのお知らせ。多くの方に読んでいただいていることに感謝。

一般書をせっせと書いてきたことによって、この10年ほどで対人関係療法という言葉が日本でも一般に浸透してきたように思う。今年の夏のNature(世界一流の科学誌)でも対人関係療法の効果への言及があった。とても名誉なこと。
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2013年09月09日(月)

東京五輪のニュースを見ていたら、「東京の基金で足りなかったら政府がまかなうことになります」と言っていた。この場合の「政府」とは、「国税」ということで、「東京の基金で足りなかったら、国民の税金でまかなうことになります」と言った方が本質をわかりやすいと思う。
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2013年09月11日(水)

今日はEテレの収録。思春期の感情コントロールについて。詳しくは放映日が近づいたらお知らせします。収録後、スタッフの方が「こういうことって学校で教えないんですかね。自分も十代で聞いていたらずいぶん違っていた」と言っていたのが印象的でした。是非本にしたいです。
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2013年09月13日(金)

今日と明日は高知にいます。ここのところ毎年来ています。結構な激務で、今やっと1日の日程が終わったところ。明日も朝早くから。でも高知は食べ物がおいしいので嬉しいです。
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2013年09月15日(日)

高知でのすごい発見。対人関係療法とAHとを話してきたのだが、初日の夜はAHの講演だった(本来AHにはなじまないスタイル)。そんな中、AHの聴き方の練習のためにと、200人以上の聴衆を前に、自分の悩みを話してくださった方がいた(感動)。

ところが翌日、10人程度の小グループで「アドバイスを与える聞き方」の中、同じ方に話していただいたら、「緊張して変な汗が出た」とのこと。人を緊張させるのは、人数ではなく、場のエネルギーなのだ、と改めて認識。AH風に人の話を聴ける人間でありたい。
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2013年09月20日(金)

「『いつも忙しい』がなくなる心の習慣」刊行しました。詳しくは http://bit.ly/14pHbt7 この本に書いたようなことを、私は中学受験の頃から考えていました。忙しくやっておりますが忙しさそのものにやられてしまわないのは、そのおかげかと思います。
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2013年09月21日(土)

今日はAHのファシリテーター・ミーティング。各地でグループを行っている人たちによる年1回の実務者会議。この1年で新たに誕生したグループ、新しい土地で入門ワークショップが行われたこと、以前からのグループがプロセスを経て成長してきていること、すべてが感無量だった。

当初は自分一人で背負っていた(私が一人だけのボランティアだった)AHだが、今では裾野が広がると共に、安心して任せることができるコアな部分も育ってきた。素晴らしい出会いもあった。この7年間、頑張ってきてよかったと思えた一日。

各地にグループができると共に、ネット上でもAH参加が広がってきた。スカイプ上のAHグループなど、どんなものだろう?と初めは思ったが、ニーズも温かさも十分あるよう。将来的にはワークショップもネット上で可能にしたい。
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2013年09月23日(月)

先日書き忘れましたが実務者会議(いわゆるビジネスミーティング)も、AHの姿勢で行うと、行き詰まることなく、また対立も生まれず、思わぬ成果が上がります。ちなみに、対人関係療法のスーパービジョン(症例指導)も、対人関係療法の姿勢で行うところがミソです。

自らの心の平和を唯一の目標にするAHと、ビジネスの目標は、違うように見えます。しかし、ビジネスを妨げるのは主に対人関係です(日本の職場における悲惨なメンタルヘルスも一つの証拠ですね)。ですから、長期的に見れば、AHの目標とビジネスの目標は一致すると思います。
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2013年09月30日(月)

拙著「対人関係カウンセリング(IPC)の進め方」が重版になるとのご連絡。IPCは対人関係療法の簡略版だが、病気と診断できるほどではない軽度うつの方に有効。教育・産業現場で活用されますように。 
http://amzn.to/14XHr2L
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2013年10月06日(日)

今や国際学会や国際会議では英語が当然だが、この頃私は「母国語としての英語」と「国際語としての英語」を使い分けるよう、英語ネイティブの人に堂々と頼んでいる。私はたまたま前者も割と大丈夫だが、国際人としての配慮は当然必要だと思う。
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2013年10月07日(月)

どんなにやりたい仕事でも、いずれ義務感になっていくことがある。それは単なる「飽き」の問題ではなく、評価を基準にものごとに関わるからなのだと思う。評価の先には自己呪縛しかない。時々立ち止まって、やりたいことができる感謝を持ちながら生きたい。
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2013年10月09日(水)

全ての人が、自分の心の姿勢だけに責任を持ったら、世界はどれほど素晴らしい場所になるだろう。自分の心の姿勢だけに責任を持った先生に教えられる子どもたちは、どれほど素晴らしい力を発揮するだろう。あらゆる評価や決めつけ、過干渉を手放された環境で。
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2013年10月17日(木)

約10年ぶりの足首捻挫で、松葉杖生活。前回は現職議員時代で、本会議場に松葉杖を持ち込むことを届けて許可を得る必要があった、と懐かしく思い出している。しかし、松葉杖でいると人が優しいこと。この優しさはやはり大切にしていきたいもの。
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2013年10月19日(土)

今日は富山で「地域共生ホーム全国セミナー」の基調講演でした。結局車椅子での講演になってしまいましたが、久しぶりに大熊由紀子さんにもお会いできて楽しくおしゃべりして嬉しかったです。
https://pic.twitter.com/fZp74IF9NZ

富山型デイサービスというのは、お年寄りと子どもが空間を共有する、まさに共生の場。それぞれの優しさ・愛らしさ、そして力が最大限に発揮される、という印象を持ちました。

ちなみに、私は富山で講演したこともあるし、富山出身の知人もいるのに、「水島柿」という有名な富山名産の柿があることを今日まで知りませんでした。他の種類の柿と昆虫がいておいしくなるという水島柿。まさに共生の柿です。流通に乗りにくく富山でしか食べられないそう。

今日は航空会社の方に空港内の移動を車椅子でずっとお世話になったが、坂道の時に後ろ向きにするのは実際前のめりに転倒してしまう人がいるからとのこと。私は医学部教育でむしろ「尊厳」としての観点から、エレベーターでは前向きにするようになどと習ったのでそんな歓談が弾んだ。
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2013年10月23日(水)

拙著「身近な人の『攻撃』がスーッとななくなる本」がまた重版とのお知らせ。個人的にとても好きな本だし、こういう考え方が普及すると世界はもっと過ごしやすくなるだろう。 http://amzn.to/14BVgRV
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2013年10月25日(金)

I am often told “Your Japanese is very clear and easy to understand” by many people whose native languages are not Japanese.
I definately change my style of talking when I speak Japnese with those whose first languages are not Japanese. I feel really responsible.
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2013年10月29日(火)

一昨夜、コミュニケーションについての本を書き上げた。現在出版社に入っている原稿は3冊分。年初までの希望としてはあと3冊書きたい。それはそれとして、刊行時期が手頃にずれてくれればよいのだが、版元が違うためどうなるのだろう。読者ペースで刊行されますように。

足の捻挫は順調な回復を見せていたが、やはりちょっと無理をすると痛みと腫れが見事に悪化する。心の状態もこのくらいわかりやすければ誤解がだいぶ減るだろう。「目に見える病気でないから…」と罪悪感を持っている人がどれほどいることか。

もともと無理をしやすいために心を病んだ人が、「目に見えないから」と他者の目を意識して、ますます無理をする。しかも本人にもそれが「無理」と感じられないところが、目に見えない病のさらなる問題。