★対人関係療法実践入門編(有資格者向け)開催のお知らせ★

1年に1回の開催となっておりますので、
ご関心のある方はぜひご参加ください。
実践入門編を終えられた方は、実践応用編(web開催、
グループスーパービジョン、見学者枠あり)に参加することができます。

【10/13(日)開催】
「対人関係療法ワークショップ:実践入門編2024」

会場:東京(メイン),名古屋(サテライト)

講師:水島広子(IPT-JAPAN代表世話人,isIPT認定トレーナー・スーパーバイザー)
申込みは9/30(月)まで以下よりお願いいたします。
https://ipt-japan-1013-primer.peatix.com/

【お申し込み用ページ】
https://ipt-japan-1013-primer.peatix.com/

「大人のための困った感情のトリセツ」が文庫化されました

「困った感情」のトリセツ
心がモヤモヤするときに読む本

つい振り回されてしまう人へ
めんどくさい私~ご機嫌な私に変われるヒント!

三笠書房 王様文庫
定価 891円(税込)

内容は元本とほとんど同じです。
ただ、お安くお求めいただけるので、初めての
方には読みやすいかも。

元本ももちろん販売中です。

どちらでも、心の健康のお役に立てば幸いです。

★10/13(日)開催の対人関係療法実践入門編のお申し込み ができるようになりました★

★10/13(日)開催の対人関係療法実践入門編のお申し込み
ができるようになりました★

有資格者のための対人関係療法の入り口です!

【お申し込みサイト:9/30(月)〆切】
https://ipt-japan-1013-primer.peatix.com/

周知のためのPDFファイルを、ご希望の方に
お送りしますので、info@hirokom.org 宛に
お申し込みください。コピー自由、配布自由です。

【10/13(日)開催】
「対人関係療法ワークショップ:実践入門編」
会場:東京(メイン),名古屋(サテライト)
講師:水島広子(IPT-JAPAN代表世話人,isIPT認定トレーナー・スーパーバイザー)
申込みは9/30(月)まで以下よりお願いいたします。

https://ipt-japan-1013-primer.peatix.com/

SNSなど、アウトプットについて考えてみました。

ツイッター時代にはずいぶんツイートしたつもりですが、
あまりの字数の少なさに、誤解・誤読されたり、
こちらも誤解・誤読したりしました。
これは、表現字数の少なさゆえの、必要悪なのだと
思って利用してきました。

しかし、ツイッターが「X」になってからは、
ほとんど何もポストしていません。
これは、SNS社会へのかねてからの問題意識に
基づくものです。

ではどうやって自己表現していくかというと、
著作ももちろんですが、ネット上では
ブログ(ご希望者には全く同じ内容の
メルマガをお送りします)と、AHミニトーク
というyoutubeだけにしてみようかと
考えています。
また考えが変わるかと思いますが、
「SNSには問題がある」と言い続けるよりも、
まずは自分からやってみようと思います。

著書『それでいい』の英語版ができました!

主に、ハングル語、台湾をはじめ、アジア圏に広く翻訳されてきた拙著ですが、長年の希望がかなって、この度英語版が刊行されました。刊行に向けていろいろなご苦労があったと思います。関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。

ずいぶん前にIPT創始者のワイスマンから感想が届いていましたが、日本の著者の手元に届くにはこれだけの時間がかかるのだ、ということもびっくり。
でも、英語版ができたことで、販売圏が全世界となるので、本当に大きな一歩です。

これからも、日本の読者様はもちろん、翻訳されるようなわかりやすい日本語をめざして前進したいと思っています。

ちなみに、私の著書は、入試や入試準備校の「国語」にしばしば利用されます。それも、広く読まれている、そして、入試にたえるくらいの日本語の質なのだろうな、と密かに喜んでいます(謝礼金は2000円程度ですが)。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

著書『「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへ』を刊行しました。

毎日「死にたい」でぐるぐるしている方、そんな方の身近にいる方に少しでもお役に立てることを祈っています。

【出版社より】

死にたいのではなく、こんなに生きづらい人生からおりたいのです

日本の自殺死亡率は先進7カ国で最も高く、特に女性の自殺死亡率は
世界で2番目ときわだって高い。日本の子どもは「身体的な健康」では1位だが、
「精神的な幸福」では38か国中ワースト2位と、日本人の「幸福感の低さ」との関連もうかがえる。

人気精神科医が、「消えてしまいたい」「もう終わりにしたい」と思いながら
日々を送る人に向けて、自死を思いとどまり、生きづらさを和らげるためのヒントをやさしく説く。

【目次】
1.「消えてしまいたい」「もう終わりにしたい」という気持ち

2.「べき」を手放そう

3.何をおいても休養を

4.生きることに希望が感じられない方へ

5.孤立していると感じている方へ

6.自分は「負け組」だと絶望している方へ

7.自分には取り柄がないと感じている方へ

8.「自分を好きになろう!」という暴力

9.親との関係に悩んでいる方へ

おわりに 今、決めなくていい

紀伊國屋書店

定価 1320円

アマゾンで購入する方は https://amzn.to/413nF5w

著書『ふしぎなくらい心の居心地がよくなる本: 「今は、これでいい」で気持ちがプラスに回っていく! (王様文庫) 』を刊行しました。

著書『ふしぎなくらい心の居心地がよくなる本:「今は、これでいい」で気持ちがプラスに回っていく! (王様文庫) 』を刊行しました。

出版社 : 三笠書房

価格:文庫、キンドルとも792円

何かをしようとするたびに、「どうせ自分はうまくいかない」と思いますか?
「今度こそうまくいく」と思いますか?
つい自分に厳しくしてしまう心のクセをちょっと見直してみるだけで、
いつもの日常が「居心地のいいもの」に変わっていきます。

たとえば、
◎「部屋は片づけるべき」と考えるのを「きれいな部屋にしたい」にする
◎「勝った」「負けた」で考えるのをやめる
◎誰かの話をただ聴いてあげる
◎ヨガや料理など、「今」に集中する時間を持つ
◎イレギュラーなときこそ「いつもの生活パターン」を大切にする
……etc.

苦手なことにそんなに頑張ったり、無理にポジティブに考えたりする必要はありません。
もうちょっとだけ自分に優しくすると、毎日にもっと「いいこと」が増えていきます!

アマゾンでご購入の方は
https://amzn.to/3OFhJub

著書『私たちはなぜ「女」を面倒に思うのか──あるある女性の悩み』を刊行しました。

著書『私たちはなぜ「女」を面倒に思うのか──あるある女性の悩み』を刊行しました。
女子の人間関係と言えば、サンクチュアリ出版から刊行した「女子の人間関係」が私としては教科書的位置づけですが、本書は、北日本新聞の連載に、読者の方たちが寄せてくださった質問をもとに書きました。

自由国民社  1540円

アマゾンでご購入の方は  https://amzn.to/32ARhuN

新刊「10才からの友だちとのつき合い方(大人だって本当は知らない)」(漫画)を監修しました

「10才からの友だちとのつき合い方(大人だって本当は知らない)」(漫画)の監修をいたしましたのでご報告します。

全体の監修と、あとがきの執筆をしています。
全体に感じのよい本になっていますが、室井滋さんのインタビューなども入っていておもしろい本に仕上がっていると思います。

永岡書店   1078円

私は文章への思い入れが強いので基本的に監修は引き受けていません(依頼はかなりいただきますが)。
ただ、漫画を自分で描けないので、漫画は例外としました。

**「それでいい。」シリーズは企画から全面的に取り組むので、
監修ではなく著書という特別な位置づけです。

アマゾンで購入される方は  amzn.to/3mFPOMX

朝日新聞「一語一会」に掲載されました

朝日新聞「一語一会」に掲載されました。
以下、全文を転載します。

「決めつけ」自分にもあった

都心に精神科のクリニックを構えて15年になる。対人関係療法が専門で、トラウマが背景にある患者を診ることが多い。長引くコロナ禍に「意外と患者さんの大半はプラスに感じているんですよ」と語る。「仕事や学校に行けず、コミュニケーションも難しい方からみると、人の集まりが減り、外に出られていない後ろめたさが薄れたのです」

開院前年の2005年まで、衆院議員をしていた。「急募 女性候補」。慶応大医学部助手だった31歳のとき、週刊誌で旧民主党の公募広告を見た。「本気で女性を増やそうとしているの?見極めてやろう」。応募すると合格。00年、縁の無かった栃木1区から立ち、初当選した。

当時、長女(22)は2歳。長男(19)を妊娠したのは当選後で、それを機に衆院規則に「産休」が明記された。児童虐待問題や少子化対策などに取り組み、3期目をめざした05年の「郵政選挙」で落選。米国生活を経て、精神科医として再出発した。

政界を離れ、自宅のテレビに旧知の国会議員が映ると、長女や長男に「この人はいい人だよ」などと気軽に論評していた。だが、小学生だった長女がある議員を見て「この人はいい人?」と聞いてきたとき、はっとした。「いい人、悪い人」という主観的な「決めつけ」を子どもに押し付けていた、と気づいたからだ。

「決めつけこそが暴力的な言動につながるという信念で、悩みを抱える人にも接していたのに……とショックでした」。以降、話題にする人の評価ではなく、具体的にエピソードを子どもに語るように努めた。

そうした「決めつけ」はコロナ禍のせいで社会にはびこりやすくなったと感じる。「SNSがリアルな人間関係に取って代わり、相手の事情を考えにくくなった。さらに、びっくりするニュースにさらされ続けたトラウマでピリピリしている人が増えたことが背景にあると思います」

治療とは別に、生きづらさを感じる人らを対象にしたワークショップを続ける。「人は本来、温かい心を持つと考え、『決めつけ』が生む不安や怒りなどの否定的感情を手放してみては」。そんな心の持ち方が個人の悩みを解消し、社会の分断を埋めるヒントにもなればいいと願っている。