2018年3月のツイートより

遅くなりましたが、
2018年3月のツイートのうち、
反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2018年03月06日(火)

女性は「商品」じゃない! 「…べき」を手放し、
女性である自分を好きになれる“心のレッスン”とは?
| ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com/review/431536/ @d_davinciさんから。

息子が小さかった頃、「オレオレ詐欺なんかがあったら、
まず『俺なんて言っちゃだめでしょ』ってかか(私)に
叱られるね」と二人で大笑いしたことを思い出します。
今では息子も友達向けには「俺」ですが。
https://twitter.com/tomokoko513/status/970946077284184064

ダ・ヴィンチニュースの記事、たまたま「女性」で検索したら
上位でヒットして、その存在を今日知りました。
知らないところでも読んでいただいているのだな、と感動しました
https://twitter.com/MizushimaHiroko/status/970949140665417728
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2018年03月07日(水)

私の米国人の友人(年輩の女性)は、かつて共和党支持だったけれども
レーガン政権時代に精神障害者の居場所がなくなりホームレス化するのを目の当たりにして、民主党支持に転向したと言っていた。
https://twitter.com/AllenFrancesMD/status/971052469366108160
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2018年3月8日(木)
著書『その不安、ニセモノではありませんか?』がハングル語に
訳されることになった。
ふーん、こんな本が注目されるんだ、と少々意外な気分です。
この頃著書が翻訳されることが多いのは嬉しいです。
http://amzn.to/2IboKAH

こんな時間に翻訳中です。専門的訳書は、収入と言う意味では何の
価値もありません。しかし、言葉のバリアによって日本人専門家の
知識がガラパゴス諸島化するのも困ります。そういう使命感を持つ
自分を、日々の喧騒の中で、どこまで肯定できるかですね。

それは確実にあると思います。ワークショップに見えた方も
「本を読んでわかっていたつもりだけど、実体験するとやはり違う」と
一様におっしゃいます。入門ワークショップは積極的に地方で
開催していますので、もしも「1日だけ行ってみよう」と思われるのであれば、
グループより入門WSがお勧めです。
https://twitter.com/lvGVgJlcwHqfLwU/status/971353404369920000…_

著書『その不安、ニセモノではありませんか?』がハングル語に
訳されることになった。ふーん、こんな本が注目されるんだ、と少々意外な気分です。
この頃著書が翻訳されることが多いのは嬉しいです。
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2018年3月9日(金)

取材を受ける時、(特に政治家時代には)もっと勉強してからきてほしい、
と思うことがしばしば。でも今日の学生さんたちは、「それって先生が
実践しておられるAHの原則に通じますよね?」とか、事前準備がすごくて、
大変感動しました。

今週末は福岡でAHのワークショップです。土曜日が入門ワークショップ、
日曜日が実践ワークショップです。土曜日はともこさんに頑張ってもらって、
私は日曜から合流します。福岡での、初の実践ワークショップです

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2018月3月11日(日)

福岡でのAH実践ワークショップ、いろいろな気づきや笑いの中に終わりました。
「福岡でもゆるしのワークショップを!」という声もあり、今後も
拠点の一つにしていきたいと思っています。

この頃JALの頭上の荷物入れが高すぎて、到着した時に手が届かない。
飛び上がって頑張っていたらイケメンの男性があけてくれて荷物もおろしてくれた。
親切な人がいるものだ、と思ったけど、違う、本当はみんなが親切なんだけど、
恥ずかしかったり余裕がなかったりしてできないだけなんだね。

私は自分の資金と体力が続く限りAHJの活動をやっていきたいと思っている。
でもそれができない経済状態や体調(老化?)になっても、死ぬまでAH的に
生きていきたいと思っている。AHJは私が始めた一つの活動に過ぎないので、
その形が辛かったら、AHJから離れてAH生き方をしたほうがずっとよいと思う。

「できる」は普通のできるです。ただ、AHは「べき」ではないので、
選択肢を提示するだけです。そういう意味では「できる」は、
「もう一つの選択肢があるよ」という意味だと思います。
まずは手放せない自分をゆるすところから、でしょうか。
だって全然違う文化圏で生きてきたんですから。

AH創始者ジェリーは2月に93歳になったが、今でも定期的にiPhoneのアラームを
鳴らして「唯一の目標は心の平和」と思い出すようにしたり、靴底
「すべての一歩が愛の選択に」というステッカーを貼ったりしている。
「使えるツールは何でも使うよ」というジェリーの意気込みが好きだ。
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2018年03月14日(水)

明後日からロンドンに出張(朝6時の便!)。
飛行機に乗っている間が締め切りだったりする細々した用事があって、
終わるかどうか真剣に心配。もちろん出張自体の準備も全くできて
いなくて、とにかくよけいなことを考えずに一つ一つ片付けるしかない。
21日には帰ってきます(私と娘の誕生日です)。

クリニックのお隣さんが「庭に梅があるので見てください」と
うちのスタッフに言ってくださった。クリニックの2Fの窓から見たら、
裏庭に本当にきれいで立派な梅があった。今年は梅酒もいただけるそう。
こういうほのぼのしたご近所づきあいはいいな。

今日新聞取材を受けて、被害者意識とヘイトスピーチなどの関連を
思うがままに話した。何新聞の何日の記事か発表してよくなったら
お知らせします。明日は診療の後NHKのインタビュー収録予定で
「なんでどこかに行くとなると、急に忙しくなるの??」という
いつもの疑問は解けないまま。
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2018年3月15日(木)

下の子(息子)が小さかったころの満面の笑顔の写真が出てきて、
「かわいい~」と感動を息子と分かちあおうとしたが、
ドアを閉められてしまった。もう、と思ったけど、高1男子が母親から
「かわいい写真だよ」と見せられて「うわー、本当」なんて
返事する方が気持ち悪い。役割期待がキーワードだな。
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2018年3月16日(金)

今日刊行になる「毒親」の本は、執筆から刊行まで2年かかった。
誰かを傷つけることがとても怖かったのでお蔵入りにしようかと思ったけれど、
でも自分が臨床で気づいたことで、誰かしらの役に立つことは共有しておきたい。
そんな思いの本。 http://amzn.to/2ph8dCx

出国前に片付けるべき用事がだいたい終わった。とは言え、
あと2時間もしないで起きなければならないので、
ここは起きていて飛行機で寝るのが賢いかな。
「眠いのに起きなければならない」という感覚が結構嫌いなため。

なんかいつも出国する用があると、その前後に仕事がたくさん
来る。昨日は診療後に新聞取材、その後テレビ用のメール取材、
今日は診療後にBSテレビのインタビュー収録、雑誌記事の校正など。
メールがなかった時代は「今外国におりますので」ですんだ話が、
すまなくなっているし。
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2018年03月18日(日)

ロンドンは吹雪なのですが、乾いた雪なので傘なしで動いています
刊行日に日本を離れた「毒親」のその後は気になりますが、
こちらですべきことをしてから帰ります。一人でも癒されてくだされば満足です。
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2018年03月19日(月)

「毒親」本についての温かいコメント、ありがとうございます。
執筆後に刊行を悩んだ本は他にないので、ホッとしています。

ロンドンは今日もかなりの吹雪で、例年にない異常気象とか。
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2018年03月20日(火)

今日はロンドンに来て初めて晴れの時間があった(気温はとても低いが)。
明日は帰国便に乗る。時差に慣れ、ようやく頭が英語の頭になってくる頃に
帰国する、といういつもの悲しいパターン。
日本には21日(私と娘の誕生日)に戻ります。
30歳の誕生日に生まれた娘は20歳になります。
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2018年03月21日(水)

帰国しました。イギリスはもちろんEUをめぐる政局があるわけですが、
庶民の生活は変わっていないようでほっとしました。
私が大好きな「寛容な無関心」も。
これ、ジャッジメントと正反対の姿勢で、日本人も真似する能力が
あると思うのですが。

小さな達成感の得方。私は今回、銀行の前を通った時に、
「そうだ、古い通貨を替えてもらおう」と決め、大学時代から積も
積もった古いポンドを新しいものにしてもらいました。
チップとしても受け取ってもらえない古いお金が、これで命を取り戻しました。
達成感。

娘が同じ誕生日なので、いつも脇役と言うか黒子と言うか・・・。
でも昨年は娘が手紙を書いてくれて、泣いて読んだ単純な母でした

どうでもよいことなのですが、私は空港の税関チェックで
引っかかったことが一度もないのです。貧乏旅行帰りでどれほど
汚い恰好をしていても。大学時代、一緒に米国に行った同級生が
筆箱の中まで調べられるのを見て、ノーチェックだった自分に不思議な思いでした。

「寛容な無関心」ご存知ない方のために・・・。イギリス人は
頼まない限りお節介をしてきません。頼むと本当に親切です。
でも、こちらから申し出ない限り、温かく見守ってくれるのです。
この距離感、私は本当に大好きです(実際は頼んで助けてもらってばかりですが)。

ここで報告するのも変なのですが、アマゾンの「『毒親』の正体」のレビュー、
2つともとても感動的です。
いつも「編集者だけでも癒されてくれれば」との思いで本を書いているので
(本書は、「誰も傷つきませんように」も強かったです)、すごくありがたいです。
http://amzn.to/2u2YUvy

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2018年3月22日(木)

新刊『「毒親」の正体』、アマゾンで在庫切れになってしまいました。
1~2か月以内に発送、となんとも悠長なことが書いてありますが
もっと早くできるように新潮社さんが頑張ってくれると思います。
http://amzn.to/2ph8dCx

ありがとうございます! 娘は成人、私は50歳、と何とも言えない歳ですが、
50歳の恐怖(?)を迎える前に、「女に生まれてよかった」の本を書くことで
怖れを手放していたのでタイミングとしてはよかったです。

類書読みは、滅多なことがない限り必ずします。だいたい自腹なのですが、
今回は新潮社さんがたっぷり買ってくださいました。
満足できる類書があれば書きません。足りない視点があったり、
「決めつけすぎ!」と感じる時に書くようにしています。

ご紹介が遅れましたが、ウェブサイトの「エッセイ等」に、
新潮社「波」に書いた原稿をアップしました。
このテーマのデリケートさを共有できれば、という思いで書きました。
http://hirokom.org/news/shinchodoku.pdf
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2018年3月23日(金)

そういえば今回機内で観た映画は、「ウィンストン・チャーチル /
ヒトラーから世界を救った男 」「ザ・デス・オブ・スターリン 」
テニス界に男女平等を提起したビリー・ジーン・キングの
「バトル・ オブ・ザ・セクシーズ」。何だかお里が知れますね。

明らかなトラウマ体験を持つ十代の子を、「境界性パーソナリティ障害」と
診断するなんて、日本の診断学はどうなっているんでしょう。
リストカット=境界性パーソナリティ障害みたいな浅知恵は本当に残念です。
もっと複雑性PTSDという診断に目を向けてほしい。
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2018年3月24日(土)

DSM-IV(今は5の時代だが、IVの方が説明しやすいので敢えて使う)の
I軸診断(臨床疾患)を有する間はII軸診断(パーソナリティ障害)の
診断基準を満たすように見えても、I軸診断が寛解するとII軸も消える傾向、
というデータがある。パーソナリティ障害の診断は決して軽々に行うべきではない。

ある人から、私の顔には人を安心させる力がある、と言われて考えたが、
それは「相手からどう思われるか」をほとんど気にしないで
生きているからかもしれない。どう思われるだろう、
という不安や警戒心は、相手に安心をもたらさないに決まっているから。
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2018年3月25日(日)

リアルな人間関係のよいところは、人間だれしも(自分自身もふくめて)
完ぺきではないと知ること。世界が大きく変わりますよ。

今日は、有資格者向けの対人関係療法の実践入門編だったが、
今後の普及を視野に入れ、名古屋と仙台に中継してみた。
機材をさらによくすればますます現実性が増す模様。
身を粉にしてIT技術を駆使して頑張ってくれている先生に感謝。
自己流などではなく、できるだけ均質性を保って普及するための工夫。

IPT研究会の世話人はもちろんそれ以外の方も、
「自分にできることはないか」と積極的に参加してくれるのが嬉しい。
IPTの質を落としたくないという気持ちも一緒。もちろん
変な派閥争いなどなく、気持ちのよい創造。
やっぱりIPT好きな人って温かいですね
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2018年03月26日(月)

明日(27日)の毎日新聞の夕刊2面に、ヘイトスピーチ等に
ついての記事が載り、その中で私も意見を述べています。よろしければぜひ。
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2018年03月27日(火)

す、すごいことです。16日に刊行したばかりの『「毒親」の正体』、
もう増刷が決まったとのことです。 http://amzn.to/2ph8dCx

ブラジルの精神科医から、日本ではどうやって対人関係療法の
トレーニングをしているのか、質問がきました。理事長から私に
聞くように、と言われたそうです。
非英語圏のトレーニングモデルを作っていることが
国際的に評価されるのは嬉しいです。
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2018年03月31日(土)

自分が小3のときから、娘が小1になるまで教師不信が続いた私にとっても、
保育園の先生だけは別格でした。
公立認可、私立認可、認証、無認可すべてを体験しましたが、
いずれも「私たちがちゃんと見ているからお母さんは仕事を頑張って」という
姿勢で本当に感謝でいっぱいです。娘も20歳になりました。

娘小2、息子4歳のときに、米国に7か月間住んだが、保護者面談の日は
日本流に「いつも英語ができないうちの子が迷惑をかけまして」と言うと、
「読書の時間は担当の生徒に音読させています」と、先生は語学の
ハンディがある子にどれほど自分たちが機会を与えているかをむしろ釈明してくれた。

地元・麻布十番の公立認可保育園に息子が通っていた時、近くに
住む園長先生にしばしば会ったが、「いたずらばかりですみません
と謝る私に「頭がすごく回転しているわよ~。すごいわよ~」と
むしろプラスに話してくれたこと、一生感謝です。

自分は社交不安障害では?という方向けのワークショップを開きます

「対人関係療法でなおす 社交不安障害」(創元社)を読み、
「自分はこれかも」と思った方が対象です。
「病気って書いてあるけど、自分の場合は自分が弱いだけじゃないかな」と思う人も、大歓迎です。
(主催は、水島広子こころの健康クリニックとなります)

午前:社交不安障害についての知識の整理

午後:アティテューディナル・ヒーリング(AH)の体験を通して
他人とより楽で効果的な関わりができるようになるための練習
というプログラムになります。

ファシリテーターは水島広子(午後は安斉知子と共同)がつとめます。

参加要件としては、以下の3点を全て満たしていただく必要があります。

(1)     自分は社交不安障害だと思う人、あるいは、人との関わりが不安で仕方ない、という方。

(2)「対人関係療法でなおす 社交不安障害」(創元社)を
それなりに真剣にお読みいただいていること
(関連書籍として、該当すると思われる方は「『他人の目』が気になる人へ」(光文社)、「対人関係療法でなおす トラウマ・PTSD」(創元社)も併せてお読みください。)

(3)「怖れを手放す」(星和書店)をじっくりとお読みいただき、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の概念に触れておられること

もちろん、(2)(3)とも完璧な理解を求めるものではなく、
当日いくらでもご質問いただけます。
両方の書籍をご持参ください。

入手が困難な方は、clinic@hirokom.org  までご連絡ください。

日時:2018年9月2日(日) 9:30~16:30
(昼休み1時間、午前午後に短い休憩あり)

場所:水島広子こころの健康クリニック

地下鉄都営大江戸線「麻布十番」駅より徒歩4分
地下鉄南北線「麻布十番」駅より徒歩7分
地下鉄日比谷線「六本木」駅より徒歩11分
(参加者の方には地図をお送りします)

定員:約13名

参加費:19,440円(消費税込み) (簡単な飲み物とお菓子が出ます)

* 参加ご希望の方は、clinic@hirokom.org  までご連絡ください。
* お問い合わせはclinic@hirokom.org までお願いします。
* 受付担当のスタッフと、当日対応のスタッフは別の者になります。
* あくまでも治療行為ではなく、教育目的のプログラムですので、ご了解ください。
* 長時間のワークショップなので、カジュアルな格好でお越しください。
* 最少催行人数は10名です。10名に達せず、当日イベントそのものが
キャンセルされた場合、それまでお振り込みいただいた金額は
全額返金いたします(返金手数料のみご負担願います)。
* クリニックそのものは未だに待機患者さんが多く、新規の受付が
できていない状況ですのでご理解いただけますようお願いいたします。

NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断」に出演します

NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断」の、徳川家光について扱う回にインタビュー出演します。

おもしろい内容なので、ご都合がつけばご覧ください。

NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断 徳川家光」

2018年5月16日(水)20:00~ 放送
2018年5月22日  (火)23:45~ 再放送

2018年2月のツイートより

2018年2月のツイートのうち、反響の大きかったものを
抜粋してまとめました。
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2018年2月2日(金)

今年は、3月福岡、4月穂高養生園、5月高松、とAHで
あちこち行くことにしました。
お会いできるのを楽しみにしています。
AHのウェブサイトはhttp://www.ah-japan.comです。

私が米国の男子刑務所でボランティアしていた「ワーク」の本
(バイロン・ケイティ著)「探すのをやめたとき愛は見つかる」が
12刷に。ファシリテーターにもよるが、男子刑務所の受刑者たち
一生懸命学び、「これでアンガーコントロールができるから刑務所
戻ってこなくてすむ」と自信を持っていた。

しかし、サンクエンティン男子刑務所で一定期間ボランティアさせ
いただいたのは収穫でした。
薬物だったり、怒りをコントロールできずに事件を起こしてしまったり、
という人たちばかりでしたが、すぐに心がつながりました。

米国の刑務所の中で活動するには、通常、ソーシャルセキュリティナンバーを
提出したりして登録するのですが、私の場合はパスポート。
何だか事務方が面食らっていたと聞いています。

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2018年2月3日(土)

今日はAHの実践ワークショップでした。今日もたくさん笑い、温かい涙もありました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
AHの会場はなかなか暖まりにくく暖房しても寒い感じでしたが、
やはり終了時間頃になると、精神的な温かさと同時に、部屋もよい感じに暖まっているのが
いつも感心する点です。
やっぱり私たちの本質は温かいこころなんだなと。
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2018年2月6日(火))

新刊「女に生まれて」について男性から「女性特有の難しさもあるのだと思いますが、
おっしゃっていることはほぼ男性にも通じるもの。 余計・過剰なものをより分けて、
自分への期待やイメージを適正にし、負荷を避けて、自分を尊重していく
水島さんのメッセージ、励まされる人が多いだろう」と。感謝。
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2018年2月11日(日)

木曜日に取材を受けた女性誌の編集者さんとライターさんと話していたら、
みるみる二人のお顔が明るくなって、「歳をとるのが楽しみになってきました!」と
言っていただけた。
これからの私の役割は、そういうところにもあるのかな。
高齢女性のロールモデルは日本には極端に少ないので。

やっぱり患者さんを診ていると、「病気になるまで自分の力で頑張った」強い人だと思う。
そういう患者さんが、「すべては自分が悪い」とか「自分は努力が足りない」などと
っているのを見ると切ない。
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2018年2月12日(月)

モラハラの本の原稿が書きあがった。これから直したり校正したりの作業に
入っていくので何月にお目にかけられるのか、まだわからないが、
モラハラの構造にもっと人が気づける役に立つ本になりますよう。
そしてセカンド・モラハラがなくなるためにも。
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2018年2月15日(木)

高1息子の身長の伸びが気になって、「柱に印つけるからここに立って」と頼んだら、
「適当につけといて。だいたいそれやるなら、もっと前でしょ」と
しごくもっともな答えが返ってきた。
手足が大きいからそのうちぐんと伸びるはずなんだけど。
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2018年2月16日(金)

ありがとうございます。光栄です。
ただ、「暴力的な平和運動」「差別的な差別撤廃運動」など、リアル政治は
手段やプロセスではなく、結果のために「例外なんでもあり」の感じがします。
リアル政治を脱してAHで頑張ろうと言うのは、心の底からの賭けで、
負けないつもりなんです。
https://twitter.com/j1j2qqm/status/964320784985464834
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2018年2月17日(土)

アメリカに住んでいた時よく利用していた近所の図書館。子どもの絵本とかを
よく借りていました。今でもお知らせメールが時々届きます。
もう関係ないから配信停止にしようかと思いつつ、子どもたちと
読んだ絵本とかが懐かしくて、メールをもらうとほのぼのタイムにしています

長いこと使っていたヨガマットがついにツルツルになって踏ん張れなくなった。
土壌に戻る自然素材、ということで買ったものだが、地面に置いておくのも
なんか変、というかあり得ない。ゴミで出すしかないんだろうな。

図書館に関しては嬉しい思い出が。米国在住中は住所があったので
利用券が簡単にできた。
その後一時的に渡米した時に「今こちらに住所がないのだけれど…」と言ったら、
「あなたは利用券を持っている。そして本を借りたい。それ以上に何が必要なの?」と。
もちろん絵本を借りました。
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2018年2月18日(日)

今日は気分変調性障害をもつ方のワークショップだった。初の試みだったが、
結果は「ものすごくよかった」。
やはり気分変調性障害とAHの組み合わせは、思った通りよかった
定例化したいと思っています。皆さん1日お疲れ様でした。

今日のワークショップに参加してくださった気分変調性障害の方たちは、
今日一日で何かしら「物心ついてから初めて・・・」のプラスの体験を
されたのではないかと思う。ゼロが1になるのは全然違う。
「まだ1だから…」と自虐しないようにしようと思えるのも「物心ついてから初めて…」かも。
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2018年2月20(火)

ヨガマットを新調してみたら、あまりにも踏ん張りがよくて、
「私は今までツルツルのマットで何を格闘していたのだろう」と気が抜けた。
こういうのって、臨床にもよく見られる気がする。

著書『「苦手な人」とのつき合いがラクになる本』が、台湾の会社によって
中国語に訳されるそう。へーえ、という感じ。
ちなみに販売は、中国以外全世界だそうです。 http://amzn.to/2BDRb9A

韓国や台湾に私の著書の訳書が出ていて、それも比較的人気があるらしい。
台湾はデング熱関係で難しくても(もちろんその前に行ったことはある)、
韓国にはいつか見に行かなくちゃ。最後に韓国に行ってからどのくらいかな。

人のミスを、怖れを載せずにどう指摘するか。
米国に住んでいた時、私は子どもの権利について演説していて、
guardian(保護者)というべきところなぜかgardner(庭師)と言っていた。
何回か繰り返した後に、親しく優しい友人が耳元で「guardian」と囁いてくれた。
恥ずかしさよりも温かさが残った。

息子愛用のルービックキューブ。使いすぎて色の面が剥がれてきた
白い面がやけに増えてしまった。もともとの白と判別不能。
こんな情報を沈黙型反抗期の高1息子が教えてくれると母親はものすごく嬉しいのです。

新潮社って、週刊新潮のイメージが悪すぎて(私など、取材を受けてもいないのに
コメントが載せられていた)敬遠していたけれど、
考えてみれば私が思春期に読んだ本の多くが新潮文庫だった。
今回新潮新書で仕事をして、新潮社の「本格派」の部分に触れた気がする。よかった。

私が日本人はもっと自国の文化に誇りを持ってよいと思うのは、特に姓名のこと。
日本人は平気で「シンゾー・アベ」と名乗るが、英語メディアでは毛沢東も
「マオ・ツォートン」で姓名の順。私の英語名刺も姓名の順。
今日新聞でペルー人の記事を読んでいて、本当にどれが姓なのかがわからず混乱した。

「日本人は姓名の順で名乗るので、英語表記のときにもそうしてください」
くらいのことを、いわゆる「右翼」の人たちはどうして言わないのだろう。
それがかなわないなら、日本のルールで、「トランプ・ドナルド」だ。
「右翼」の皆さん、微力な私に代わって頑張ってください。

役割終了のヨガマット、小さく切ってみたら結構ナイスなマウスパッドになった。

日本が誇れるものは本当はたくさんある。
以前日本に住んでいた米国人研究者が、「日本は時給が安い職場でも丁寧に
仕事をするからすごい。スタバとかマックとかの店員の態度がよい
労働問題として見れば賃金の話に突入するのだろうが、どんな条件でも誠実に、
は美徳だと思う。

私が19歳のときに3週間ほどホームステイしていたカナダのホストマザーは、
「うちの子(当時上が8、下が5)は将来日本に行かせるつもり。
礼儀作法を学んでほしいから」と言っていた。その甲斐あってか(笑)、
上の子(娘)は日本人男性と結婚しました。

今日はたくさんツイートをしましたが、決してヒマでサボっていたわけではないのです。
昨夜まで文庫化に向けてのリメイク作業を根を詰めてやっていたのです。
文庫化される本は「いつも忙しいがなくなる心の習慣」
。文庫の出来の方がずっとよいので、親本「いつも忙しい~」は買わないでくださいね。
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2018年2月21日(水)

さて、今度は専門書の翻訳作業に入りました。いつ寝られることやら。
ね、サボっていないでしょ。(と言ってみたかったんです)

(1)     そろそろ非定型発達(一部が発達障がい)についての本を書かなきゃな、
とは思っている。私が出会うのは、慢性うつや摂食障害などで治療に来られた
結果非定型発達であることがわかる方、あるいは「どうしてこの患者さんは
よくならないのだろう?」と調べると親が非定型発達だったり。

(2)     一方、世の中に出回っている本は、やはり子どもの発達障がいの本が多い。
大人になってマルチタスクを要求されるようになる時、人とパートナー関係を
築くときの大きな課題を開設した良書はまだ見たことがない(パートナー関係は若干よいのがある)。

(3)     3月16日刊行予定の「毒親」の本には、それなりにかみ砕いて書いてみた。
あくまでも私が臨床の場で説明することの範囲にとどまるが、一部の人の役にはたつだろう。
モラハラの本にもちょっと書いた。

今まで「他の本は全部先生(私)のをバイブルにしているけれど、
非定型発達の本がないので困っています」とよく言われた。
どうしても専門が対人関係療法で、それはコアなASDの人には全く向かない治療なので、
自分ごときが書くのも、と躊躇してきた。

でも、多くの生きづらさの背景に非定型発達がある。そして、それは身近な人を苦しめたり、
職場不適応を起こす。「ご高説」を授けるのではなく、自分が臨床で診た範囲で書こうかな。
パートナー関係にはかなり自信があるし。

本当、考えてみると、非定型発達の本って、子ども向けのものか、
「職場でこんなに迷惑をかけている」系の本ばかりが目立つ。
本人にも周りにも優しい本があったら、私が教えてほしいくらいだ
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2018年2月23日(金)

「うつ病というのはもっと重い人のことを言うのでしょう?」
「トラウマってもっと大変な体験をした人のことを言うのでしょう?」と
診断にチャレンジしてくる人は、まず間違いなくうつ病でありトラウマである。

もう人生において二度としないと決めていた翻訳、兄貴分のマーコウィッツが
PTSD用対人関係療法の本を出したので、結局現在監訳中というか翻訳中。
私が訳さなかった本は著者から「どうして私のだけ訳してくれなかったの?」と
結構責められる。でも翻訳版権がすでにとられていたら何もできない。

学童期用の「IPT-FB」のマニュアルの本もそろそろ出版される頃で、
私は著者から「連絡するから訳してね」と言われている。
やりたいけれど、時間が…。今回から下訳をお願いしているのでだいぶ楽だが、
結局は原文を読んでしまい、時間がかかる。

こんな時間にしか翻訳作業ができないのでポツポツやっているが、ツイッター上で
反応してくれる人は、まだ起きているのだな。よかった(私にとっては)。

人をインスパイアする女性を、「ヒーロー」ではなく「シーロー」と呼ぶそうな。
自分自身がシーローとして、自分に影響を与えたシーローを紹介する、
というイベント。本もたくさん展示されているそうです。https://goo.gl/JssYPd

いつも取材とかで言われるのが「普通は、誰か(患者さんも含めて)との出会いを機に
人生が進むものですが、水島さんは自分の頭の中でそれを進めているんですね」ということ。
実は今回自分の「シーロー」を考えたとき答えは「いない」だったが、
衆院議員への道を作ってくれた小宮山洋子さんにした。

私の本がよく「わかりやすい」と言われるのは、私自身が考えながら本を書いていて、
理論の飛躍があるようなところは真剣に考えて書き直すからだと思う。
「勢いで(あるいは流れで)読み飛ばしてもらおう」とはゆめゆめ考えたことがないし、
それでは執筆がつまらない。

あら、気づいてみたら40代でいる日が、もう1か月もないではないか。
この前の取材では「アラフィー」という言葉を学び、「アラフィフ」と同様に
使われているとのことだが。
誕生日が娘と一緒なので、私はいつも脇役。
でも先日刊行した「女に生まれて」を執筆して以来、加齢が怖くなくなった。

慶應MCC定例講演会『夕学五十講』で講演することになりました
詳細は http://kae.me/fHmkV4

50を前に思うこと。「女に生まれてよかった」にも書いたが、
若さって結局は「現役感」だと思う。若作りとは違う。
何歳であっても、幸せになる権利に基づいて、現役でいることが大切なのだ。
これが今の私の結論。

そう考えると、加齢って、DOからBEへの転換の最高のチャンスかも。
できることは減ってくる。でもそんな自分にも穏やかでいられたら
死ぬ時まで幸せでいられるような気がしてきた。穏やかの一部は、
もちろん、現役感、つまり「今生きている」という感覚。加齢が楽しみ。

なんか、前もツイートしたことがある気がするけど
(もうじき50だから許してくださいね)、海外にはすてきな
ロールモデルとなる高齢女性がいる。
でも日本ではまずお目にかからない。
文化的背景などはわかるが、私たち一人一人が、ロールモデルになれるよう、
素敵に生きたいですね。
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2018年2月24日(土)

結局今日もこんな時間に監訳(翻訳)をしているが、私にとっては
英語も著作と同じで、適当に流すことができない。
帰国子女でもなく留学経験がない、「ちょっと英語が得意な日本人」としては
重い仕事だが、IPTのスピリットを吹き込み、変な訳語を使われないように頑張ります。

ちなみに今訳している本の著者ジョン・マーコウィッツは私のIPTの兄貴分。
コロンビア大学の教授だが、とても優しい人で、あるとき、
「君の発言を聞いていると、まるで英語が苦手だと思い込んでいるみたいだね。
そんなことは全然ないんだよ。本当に上手だよ」と言ってくれて涙

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2018年2月25日(日)

厚労省の裁量労働制に関する資料問題。あまりにも杜撰すぎて、
ミスではなく意図的なものなのかも。
仮に官邸との関係があったとすれば、忖度? 圧力?
だって厚労省の人ってそれなりの能力がある人でしょう?

厚生労働省については、職員数のわりに仕事の量と種類が多すぎるから
ミスが多発するという話を聞いたことはあります。
でも、そもそも質問の前提が違う結果を比較するというのは、
ミスと言ったら甘すぎるくらいだと思います。

今日も遅い時間は暗~~く監訳(翻訳)作業中。どこかで腹をくくらないと、
ずっと取りつかれそう。今度こそ、最後の翻訳にしてやるぞ。
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2018年2月26日(月)

「いつも時間がない」を文庫化してブラッシュアップした「焦り」の本、
初校を戻しました。変なお願いですが、文庫の方が絶対にお勧めなので、
「いつも時間がない」は買わないようにしてくださいね。
(今後、という意味で。すでに買ってくださった方には感謝です)

本日も、夜が更けてきたので監訳(翻訳)作業。日中は校正、
残りの時間で新しい本の原稿書きをやっていた。この「区切り」は
今日校正を送った「焦り」の本に関連するのだが、私がもしも翻訳だけを
一日中ダラダラやっていたら、全体にできる仕事の量も減るだろうし、
そもそもそんな人生は嫌だ。

今日の監訳(翻訳)で、全体の10分の1は終わった。
まだ元気は多少あるけれど、ここでガツガツやると必ずよくないことが起こる。
というわけで、残りの10分の9は、また明日の夜から。
もう少ししたらヨガしてリラックスして寝ます。
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2018年2月27日(火)

先日開催してとても好評だった、自分は気分変調性障害かもしれない方向けの
ワークショップ、6月にも開くことになりました。
詳細は http://bit.ly/2F9yY5Q 申し込み受付中です。

なぜか昨日まで気づかなかったが、トライしてみた「怖れの眼鏡」のリメイク、
免除していただけた。
相当真剣に考えたのだが、やはり10年近く前に書いたものを、
ちょこっとリメイクというのは不可能。
それなら新刊を書く方がずっと楽。
楽しみにさせるようなことを言って失礼しました。新刊頑張ります

文庫化中の「焦り」の本、希望通り『焦りグセがなくなる本』と
決定したようです。
気に入らないタイトルの本は売れない、という思い込み
(でもだいたいそうです)がある私は、希望のタイトルになってよかったです。

私も「闘う」には葛藤的な要素を感じて、使用しないようにしています。
ソラさんがおっしゃる通り、自分に取り組むっていうことか
な、と。
取り組むのは癒しの方向で(怠けるという意味ではなく)。
政治でも、「皆さんのために戦います!」「正義のために戦います!」と
言われてしまうと、萎えてしまう。
方向は戦いの方ではないのに。
それぞれの心が本来持っている力を発揮させていくことが政治だと思う。
選挙から撤退した理由の重要な一つ。

枝野さんには、戦わないでほしい。「まっとうな政治」を、賢い頭脳で、
まっすぐに訴えてほしい。私たちが安心して将来に向かえるように
これは年金額とかの問題だけではなく、精神性の方が大きなテーマ

私はあらゆる戦争や残虐行為が、広い意味で「自衛」のためだと思っています。
そういう時代を終わりにしたいのです。

枝野さんをほめても何ももらえませんが(笑・むしろ献金しています)、
震災のときの働きぶりを見て「口だけの人」とは思わないでしょう
個人的によく知っているからこそ、自信をもって言えます。

何度も繰り返してうるさくてすみませんが、今年はたくさん執筆す
予定の年です。
そのテーマも、3月の「毒親」にはじまり、モラハラ、そして今は「ゆるし」に
取り掛かりました。みんな巨大なテーマです。
というわけで、お小遣いをためるか、図書館活動をお願いします!
ぜひ読んでください。感想も。

今日も夜中の翻訳に入りますが、今日は家の用事が多いのもあり
(子どもがらみ)、いつもほどはできません。でもここで「今日はやめた」ではなく
「一段落でも」と思うのは大きな違いです。
って、そういう段落に限って、難しい統計用語が出てくるんですけどね。

あれ、リプライしようと思ったら消えてしまった?
(単なる私の見過ごし?) 戦うとまっすぐ伝えるは、エネルギーが違います。
戦いは怖れのエネルギー、まっすぐ伝えるのは愛のエネルギーでできます。
このあたり、AHに詳しい人はわかりやすいと思います。怖れの中には当然「自己正当化」も。
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2018年2月28日(水)

『「毒親」の正体』校了しました。あとは3月16日の刊行を待つのみです。

さて、今日も翻訳の時間。毎晩の遅い時間、と習慣づけたことによって、
少しずつ進んでいます。
昨日は高度に専門的な統計部分があり、念のため著者(私の優しい兄貴分です)に
メールで確認したら、なぜかガラパゴス諸島にいました。
もちろん丁寧に教えてくれました。

専門書の翻訳は、緊張を伴うし、自分の著作を書くほどの自由度がないので、
はっきり言って避けたい仕事。
さらに印税はほとんどなし。近年では印税辞退しないと出版もしてもらえないほど。
知的な本が売れないってどういう国? と心配になる。

日中:診療あるいは執筆あるいはワークショップ、早い夜:執筆、遅い夜:翻訳、
というのは頭の疲れ具合を考えても結構よいスケジュール
だと思う。
もちろん十代の子が二人いるので、彼らの乱入は最優先。娘なんか時々1時間くらい悩みを訴えていく。
でもそれで楽になるみたい。

【新刊】『「毒親」の正体 精神科医の診察室から』を刊行しました

とてもデリケートな内容なので、執筆後、出版するかどうか2年も迷った本です。
でも自分が臨床現場で気づいたこと、役に立ちうることは伝えたい、という思いで刊行しました。

新潮新書 778円(税込み)

内容紹介
ちょっとしたことで母親はAさんを全否定する。身体を引きずり回し、家から閉め出すことも数知れない。なぜ母は私を苦しめるのか。苦しむAさんに精神科医は意外な答えを示した。「お母さんは、発達障害だと思います」──。不適切な育児で、子どもに害をおよぼす「毒親」。その被害を防ぐカギは診察室にあった。臨床例から彼らの抱える四つの精神医学的事情を解説、パターン別に厄介な親子関係を手放す指針を明らかにする。

(目次)

はじめに
診察室でわかる真相/ 患者さん本人の同意/ 「毒親」認定の功罪/精神医学的事情という視点/ 「絶縁」では解決しない/ Aさんの克服と割り切り/親を悪く言わない子どもたち/ 本書についてのお願い

第1章 「毒親」は子どもを振り回す
虐待イコール「毒親」?/ 愛着スタイル/ 「安定型」の強み、「不安型」の弱み/心の病を発症しやすい/ 「一人っ子」はきつい/ 子どもには「うちが普通」/「親のせいにするのか」という批判

第2章 「毒親」の抱える精神医学的事情
混乱させる「専門家」たち/ Aさんを邪魔していた「ストーリー」/(事情1‐1)発達障害タイプ──自閉症スペクトラム障害(ASD)/ 「心の理論」なしの子育て/ 衝撃が「烙印」のように/ 母親がASDの場合、父親がASDの場合/「子どもだから」が分からない(事情1─2)発達障害タイプ──注意欠陥・多動性障害(ADHD)/ 「注意の部屋」とパニック/ 「話し合ったのに、またやられた」/ あちこちにメモを貼る/ マルチタスクができない(事情2)不安定な愛着スタイル/ 「君がいなければ生きていけない」/ 発達障害タイプか、愛着スタイル問題か(事情3)うつ病などの臨床的疾患/ トラウマ関連障害/ 「誰だって苦労している」「弱音を吐くな」/ アルコール依存等(事情4)DVなど親の置かれた環境/ 「あなたがちゃんとしないと、お母さんがいじめられる」/ 親になる心の準備不足/ 「圧倒的に余裕がない」Fさんの母親/ 親の親も「毒親」/ 子どもより「宗教」を優先/ 「毒親」を治療の場に呼ぶ

第3章 「毒親」の子のための5ステップ
(1)「自分は悪くなかった」と認める/ 「蒸し返す」本当の意味/
(2)「怒り」「混乱」を受け入れる/
(3)親にも事情があったと認める/ 「先生はどっちの味方なんだ」/
(4)親にできることを整理する/
(5)現実的なつきあい方を考える/ 要望は手紙で伝える/ 48時間を限度にする/第三者への相談が必要な場合

第4章 「毒親」問題を手放す
「我慢する」と「手放す」の違い/ 「ゆるす(手放す)」ということ/ 自分自身を「ゆるす」/ 患者さんたちの我慢強さ

第5章 不安定な「愛着スタイル」を変える
自分の「愛着スタイル」を癒す/ 「安定型」の人と接する/ 他人に手を差し伸べる/母親になる、父親になる/ 人間関係は「等距離外交」で/ 自分のスタイルについて説明する

第6章 こじれる母娘問題の「女」について
「毒親」ワークショップ/ 「女対女」の構図/ 患者Hさんの抵抗と納得/ 父親は「嫌い」で済むのに/ いわゆる「女」の嫌な部分/ 母親は息子が大切?

第7章 「毒親」とされた親御さんへ
行動上の「非」を認める/ 子どもを主体に考えてみる/ Iさんが得た安心/
まず子どもの話に耳を傾ける/ 自分に「苦手」があると認める/ ひどい攻撃を受けている場合/ Jさんの適度な関わりと「招待」

第8章 「大人」として親を振り返る
「大人になること」とは何か/ 反抗期を「選択」しなかった/ 今からできる「反抗期」/ 親を人間として「知る」

あとがき

アマゾンで購入する方は  http://amzn.to/2ph8dCx

【定員埋まりました】自分は気分変調性障害では?という方向けのワークショップを開きます(6月)

自分は気分変調性障害では? という方向けのワークショップを開きます。
先日開いたところ、大変好評をいただいたものです。
初めての参加、繰り返し参加、どちらも大歓迎です。

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「対人関係療法でなおす 気分変調性障害」(創元社)を読み、
「自分はこれかも」と思った方が対象です。
「病気って書いてあるけど、自分の場合は自分が悪いんじゃないかな」と
思う人も、大歓迎です。
(主催は、水島広子こころの健康クリニックとなります)

午前:気分変調性障害についての知識の整理

午後:アティテューディナル・ヒーリング(AH)の体験を通して、
本人とより楽で効果的な関わりができるようになるための練習

というプログラムになります。

ファシリテーターは水島広子(午後は安斉知子と共同)がつとめます。

参加要件としては、以下の3点を全て満たしていただく必要があります。

(1)自分は気分変調性障害だと思う人、あるいは、「もしかしたら」と
思っていること

(2)「対人関係療法でなおす 気分変調性障害」(創元社)を
それなりに真剣にお読みいただいていること
(関連書籍として、該当すると思われる方は「『他人の目』が気になる人へ」
(光文社)、「対人関係療法でなおす トラウマ・PTSD」(創元社)も
併せてお読みください。)

(3)「怖れを手放す」(星和書店)をじっくりとお読みいただき、
アティテューディナル・ヒーリング(AH)の概念に触れておられること

もちろん、(2)(3)とも完璧な理解を求めるものではなく、
当日いくらでもご質問いただけます。
両方の書籍をご持参ください。
入手が困難な方は、clinic@hirokom.org  までご連絡ください。

日時:2018年6月17日(日) 9:30~16:30
(昼休み1時間、午前午後に短い休憩あり)

場所:水島広子こころの健康クリニック

地下鉄都営大江戸線「麻布十番」駅より徒歩4分
地下鉄南北線「麻布十番」駅より徒歩7分
地下鉄日比谷線「六本木」駅より徒歩11分
(参加者の方には地図をお送りします)

定員:約13名
参加費:19,440円(消費税込み) (簡単な飲み物とお菓子が出ます)

* 参加ご希望の方は、clinic@hirokom.org  までご連絡ください。

* お問い合わせはclinic@hirokom.org までお願いします。
* 受付担当のスタッフと、当日対応のスタッフは別の者になります。
* あくまでも治療行為ではなく、教育目的のプログラムですので、ご了解ください。
* 長時間のワークショップなので、カジュアルな格好でお越しください。
* 最少催行人数は10名です。10名に達せず、当日イベントそのものが
キャンセルされた場合、それまでお振り込みいただいた金額は
全額返金いたします。

* クリニックそのものは未だに待機患者さんが多く、新規の受付が
できていない状況ですのでご理解いただけますようお願いいたします。

2018年1月のツイートより

2018年1月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2018年1月1(月)

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。半年がかりで取り組んできた
プロジェクトに動きがあった(というか、アメリカの休暇シーズン
終わったため進んだ)ので、今年は幸先がよいように思います。
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2018年1月2日(火)

「ゆるし」についてはすでに2回ワークショップをしていますが、
どちらも好評でした! そろそろ「ゆるし」も執筆に入ろうと思っています。
あ、まずはモラハラから。こういう、やる気のあるときは時間が足りなく感じますね。

そう言っていただけるとすごく嬉しいです。著者としては
「同じテーマで二度は書かない」「文章は自分で書く」
(ライターさんとかに頼まない)が絶対的な信条なので、
書くことは私にとっても頭の整理や新たな気づきにつながります。
________________________________________
2018年1月3日(水)

IPT研究会のワークショップに出るわけでもなく、
海外の学会やワークショップで会うわけでもない人が
「IPTをやっている」と聞くと、ナワバリ意識はないが、
その人が提供する「IPT」がIPTだと思われてしまうこと
を懸念している。
つまり、効く可能性を感じられず治療に絶望をもたらしてしまうこと。

昨年は混乱した環境の中、私もいろいろ混乱して、
ある会社で約束したテーマを別の会社で出版の確約をする、
などとんでもないことがあった。でもそんな中の補充(?)テーマとして、
「大切な人を亡くす」ことについて書くことが決まった。
そろそろ書けると思っていたテーマなので、よかった。
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2018年1月4日(木)
新刊「女に生まれてよかった。と心から思える本」を朝日新聞出版より
刊行しました。嘘偽りのない(?)内容です。
アマゾンではこちらです。 http://amzn.to/2CrRzst

本日から診療、確定申告に向けて帳簿が最も忙しい時期、
連載原稿あり(もちろん本も)宿泊出張あり・・・というときに
「年賀状の返事を7日までに出さないと10円切手を貼るべし」という
決まりがあることを本日新たに知った。
年賀状応援団の私も、さすがにやる気が失せた感じ。

「女に生まれて・・・」の企画は当初、「品格」についての本を
目指したものだった。でも本当の「品格」とは「べき」で
リストアップして見習うものではない、と考えながら
書いていたらこんな本になった。  http://amzn.to/2CrRzst

私も長い間、男に生まれていれば・・・と思ってきた一人です。
この本は、「男より女に生まれた方がお得」的な本ではなく、
書きながら「女っていいよなー」(色気が通じるとかそういう意味ではなくて、
ですよ。今どきは色気が通じるイケメン君もいますし)と腑に落ち
自分のために書いたような本です。

やっぱり患者さんを診ていると、「病気になるまで自分の力で頑張った」
強い人だと思う。そういう患者さんが、「すべては自分が悪い」と
「自分は努力が足りない」などと言っているのを見ると切ない。
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2018年1月9日(火)

よく「お嬢様育ち」とか言われるけど、父が深刻な病気で働けなかった
こともあり、全然違います。お小遣いは、小学校1年生ならひと月10円、
二年生なら20円。
おもちゃは全部近所の人からのもらいもの(リカちゃん人形ですら!)
こんな境遇に置かれれば、多少「ずる」はしないと生きていけませんでした。
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2018年1月10日(水)

だんだん恒例の行事になってきました。
ぜひ、養生園の豊かな自然、おいしいマクロビ食、温泉、
ハーバルサウナを楽しみながら、AHを満喫しましょう!
養生園のハーバルサウナはサウナ嫌いの私が皆さんにお勧めする
スグレモノです。
https://twitter.com/tomokoko513/status/950921833783574528

位置づけとして、「女子の人間関係」は女性対女性(あるいは男性)の
関係を、そしてこのたび刊行した「女に生まれてよかった。と心から思える本」は、
「女性であることと自分」の関係を書いてみました。
「べき」に縛られない大人の女になれるように。

栃木で「どぶ板選挙」をやっていた私は、それまでほぼ未経験だっ
餅つきが大変上手になりました!

そういえば大学時代、日本に遊びに来ていたイギリス人学生に
「British Engish」と言ったら「そんなものはない。イギリスのものなのだから
Englishしかないんだ」と叱られ、居酒屋に連れて行って「日本のパブ」と言ったら
「本当のパブを見せるからイギリスに来い」と。後日実現しました

私がよく患者さんに言うこと。「人間はなぜ生きなければならないのだろうか」という
感じの悩みは、うつの症状だと思います。なぜなら、
治ると現実生活に充実感が出てくるので「そんなこと考えても仕方ない」になるからです。
闇をいくら探しても闇しかないのです。どうぞ光に触れてください

だから私は「人はなぜ生きなければならないのか」に正面から答えたことは
ありません。ただ、「治る病気だし、私が責任を持って治すから。
治った時には、そんな哲学的なことは考えなくなるから」と言うだけです。
________________________________________
2018年1月11日(木)

誤解されると困るので。患者さんの多くが、「考えすぎ」「気にしすぎ」と
言われています。
それは、苦しい症状を、考えることで何とかしようとしている患者さんなりの
努力なのです。
「時間があるから考える」のではなく「辛いから、考えることで
何とかしようとしている」のです。
________________________________________
2018年1月12日(金)

3月刊行の「毒親」の本(新潮新書)、校正にはいりました!

今日乗ったタクシーは、運転手さんがメーターを入れ忘れて、なん
南青山から麻布十番まで、410円だった! あまりにもびっくりして
「領収書さえいただければ相応のお金は払いますよ」と言ったが、
それがシステム上できないことと、「まあ今年は運がいいからお客さんにも
分けなきゃね」。ほのぼの。

明後日は細川貂々さんに会います。次の仕事の打ち合わせです。
今度はどんな本ができるでしょう。それ以前に、貂々さんと会えることが楽しみです!
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2018年1月13日(土)

3月刊行予定の「毒親」の本の校正が一段落。昨日も4時まで仕事していた。
過去の本のリメイクとか(みんな刊行日を勝手に決めるんです(涙))新しい本もあるし、
しばらく地獄が続きます。

ようやく「毒親」初校校正が終わりました。3月16日発刊みたいです
(極秘情報だったらごめんなさい)。
「毒親」については、以前、私のツイートでは珍しく炎上しました
字数制限のあるツイッターではわかりにくく人を傷つけたのかな、
削除しましたが。炎上した方、ぜひ読んでくださいね。詳細後日。
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2018年1月15(日)

貂々さんと一緒に、昨日、今日と仕事だったので、今日が月曜日で
一週間の始まり(一般に)、というのがどうもピンときません。また、
あまりに楽しい仕事だったので、仕事というのもピンとこないかも・・・。

貂々さんと食事をすると、私があまりにもたくさん喋るので、
貂々さんの方が早く食べ終わるということに気づいた。
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2018年1月18日(木)

本、読んでいただきありがとうございます。
「女に生まれて」で言えば、「女子力の高さを諦める」のと
「女子力が自分の価値を決めるという概念を手放す」ので明らかに違いが
わかると思います。前者は自己肯定感を下げ、後者は自己肯定感を上げます。
結構頑張って書いた本です。

やりたいことが沢山あるのに、今は、クリニックの隣家のリフォーム工事中に
うちのミラー(これがないと車を出せない)がなくなり、新しく取り付け、
さらにそのミラーが打ち捨てられていた清掃事務所から「お宅のミラー
なら処分料を払うべし」と言われている。面倒。悪いことしていないのに。

一応警察に相談して「どうしたらいいんでしょう」と尋ねたら
「弁護士」と言われた。
でもミラーの処分料よりも弁護士の着手金の方がけた違いに高い。
区役所の無料法律相談も勧められたが、そういうことに時間を使いたくない。
対応してくれた警察官も苦笑しながら同情してくれた。まあいいか
_______________________________________
2018年1月19(金)

もともと口喧嘩にめっぽう強かった私は、筋が通らないことが基本的に嫌いだ。
今回うちのミラーが盗まれ、さらにはそれが打ち捨てられていた
清掃事務所に処分料を請求されたことは、明らかに被害的。
でもあと何年生きていられるかわからないし、残された人生を平和な心で
過ごしたいので、手放した。
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2018年1月20日(土)

明日の講演に備えて沖縄に来た。やはり暖かい。よほど疲れていたらしく、
飛行機に乗るとともに眠りに落ち、起きたら那覇だった。
読まなければならないものとかたくさん持って来たのに…

普段はビジネスホテルばかりだからあまり気にしていなかったが、
今回は主催者側がリゾート系のよいホテルを取ってくれた。
そうしたら日本語が案外通じない! もちろんホテルの人は大丈夫だけど、
浴場でちょっとしたことをその辺のおばちゃんに質問したが
多分ハングル語ばかりで全然分からず。
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2018年1月21日(日)

普通のスーツでも汗ばむ沖縄から、ダウンコートが手放せない東京
ようやく帰ってきました。800人くらいの会場いっぱいの聴衆の方に、
できるかぎり気持ちが明るくなる、また役に立つお話をできたよう
な気がしています。沖縄の天候はとても心地よく、よい週末になりました。

実は講演の第一部はタレントの麻木久仁子さん。わざわざご挨拶に
来てくださいましたが、テレビでみるより細く小柄でした。
とても感じのよい方でしたよ。

「女に生まれて」の本とも関係するテーマですが、私は今回、
「どこまで赤の他人を頼れるか」を道中実験してきました。
人に質問するのは当然のこと(変な質問でも)。飛行機を待っている間に
隣席の人に「今からトイレに行くので荷物を置いていきますが、
不審物でないのでよろしくお願いします」も成功。

勇気を出せば人の温かさに触れる、というのは本当にそうだと感激した。
歳と共に、人は案外優しいことを実感してきたこと、また、
自分自身の自己肯定感が高まって、「このくらいのことはお願いしてみよう」と
思えるようになったことが大きいと思う。
いわゆるオバタリアンとはちょっと違うのだが。

那覇の空港で、待ち合わせ場所にうまく現れなかったらしい子ども(3歳くらい?)の
母親が子どもに異常なほど感情的に何度も何度も怒鳴って子どもを責めていた。
私の定義では虐待。二人の周りを何周か歩いて、母親の注意を喚起しようと
思ったけれども、効果なし。皆さんだったらどうしますか?
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2018年1月22日(月)

ちなみに、変な質問だと思うときは、「変な質問なんですが」と前置き。
相手が「いえいえ、どうぞ」という場合や、一緒に笑ってしまうこともあるが、
今のところ無敵。
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2018年1月23日(火)

先日刊行した「女に生まれて」の本、ダ・ヴィンチニュースでと
りあげていただいています/ 女性は「商品」じゃない!
「…べき」を手放し、女性である自分を好きになれる“心のレッスン”とは?
| ダ・ヴィンチニュース https://ddnavi.com/review/431536/
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2018年1月24日(水)

こんな内輪の話は書くだけでも気が咎めるが、やはり一応書いておきたいと。
「女に生まれてよかった」は、本来「大人の女になるための〇〇箇条」的な
タイトルを提案していたんです。
でも帯にブルゾンちえみさんの推薦文がもらえるかも、と聞いて、
それもよしと思ったのですが、結果としてもらえず。

なんでそんな内輪の話を? 困る人もいるでしょうに、と思う方は
当然いると思います。ただ、個人的に、事情がわからないことが大嫌いなので、
「何このタイトル?」と思った方用に。

以前出演したNHK「Rの法則」、嫉妬についてが、2月7日(水
18:55~19:25に再放送されることになりました。
まだご覧になっていない方、ぜひご覧ください。

書きたい本がたくさんある(書かなければいけない、ではないところがポイント)し、
いくつもの企画も進んでいるのに時間がない。3月には50歳になるわけだし、
生活の抜本的な改革をしようかな。

もっと自然の中で過ごしたいし、書きたいものを書きたいし、
そういう時間を捻出するために、対人関係療法の研究会を次世代につなぐ努力を
始めたところ。研究会自体すごく好きなんだけれど、なにしろ準備が大変で。
AHはもっと進化させたいけれど、やめるつもりは全くありません
________________________________________
2018年1月25日(木)

著書『「自分の居場所がない」と感じたときに読む本』の翻訳のオファーが
北京から来たそうです。台湾、韓国、タイ、と「そこそこ」の国の時よりも
ずっと驚いています。検閲されて困ることは書いていないつもりだけれど。

大学時代、慶應医学部の日中医学生交流協会の派遣団の一員として夏を中国で過ごし、
中医を学んだり現地の学生と交流したりした。
「自分の居場所がない」どころか、人を押してぐんぐん活力に満ちて生きていた。
いつの間にか私の本が必要な国になっちゃったのかな。
_______________________________________
2018年1月26日(金)

先日麻布十番で顔から転んだため、右眉が半分なくなってしまった
傷を残さないために、クイックパッドを右目上の傷に貼り、さすが
剥がさなければいけない日に剥がしたら、その強力さゆえに右眉の右半分が抜けて
しまったのだ。
さすがに眉をかかないと、の状態だが化粧する習慣がないのでよく忘れる。

メイクどころか、いわゆる「基礎化粧」もしていないのですが、
自分なりにそのプラスの効果を感じています。まだ十代の頃、基礎化粧を
してみたのですが、一週間で「何か自分を損なう感じがする」と思ってやめました。
未だに、「基礎化粧」という概念がよくわかりません…。

私と同じですね! 私がメイクを完全にやめたのは大学時代。
当時「顔色悪いけど大丈夫?」と同級生から心配されたのです。
そこでメイクしたら、「わあ、顔色がよくなった」と同級生が喜びました。
「え?でも顔色悪い私の健康状態は変わっていないのに」と、
メイクの本質に気づいてしまった感じでした。
________________________________________
2018年1月27日(土)

1月29日(月)に、「NHKニュースシブ5時」に出演することになりました。
特集「居場所を求める女性たち」、ひきこもりなど社会と接点がないことに悩む
女性たちについてです。
生放送なので時間がずれたりするかもしれませんとのことです。
________________________________________
2018年1月28日(日)

今日は、有資格者向け対人関係療法研究会ワークショップの再開後2回目でした。
いつもとてもよい雰囲気だし、人手の足りなさを参加者の皆さまがカバーして
くださるので毎回感動します。
こういう治療者の皆さまなら、患者さんにも優しいだろうなと確信します。

(1)     私は修復的司法に共感する者だが、「この問題は、このコミュニティで
起こった。誰もが無縁なわけではない」に賛同する。
自分は悪いことをせず生きているつもりでも、コミュニティの問題を無視したり
軽視したりしている、という意味では責任がないとは言えない。
そういう包括的な視点を望む。

(2)     初当選後の少年法改悪のとき、法案提出者の麻生太郎さんに
「つまり、腐っていないみかんに悪影響を与えないように、腐ったみかんを
排除しようということですね」と質問したら「その通りです」と。
でも、みかんがその箱の中で腐ったのは事実、ということに向き合う責任があると思う。
________________________________________
2018年1月29日(月)

ただ今NHKでニュースシブ5時の出演待機中です。
引きこもりUX女子会がテーマです。詳しくはウェブサイトをどうぞ。

今日のシブ5時は、よく作りこまれていると感じました。
引きこもりの方がテレビでコメントする気持ちになるまで、
何か月も信頼関係の構築をされたようです。
ああいう良質な番組が増えるといいなと思います。

引きこもりUX女子会でなるほどと思ったのは、人間疲れして
しまった人のための「非交流スペース」が設けてあること。
疲れたらいつでもホワイトボードの向こう側の「非交流スペース」
落ち着くことができます。
_______________________________________
2018年1月30日(火)

ありがとうございます。本当にそうですね。AHの創始者ジェリーは、
再婚の際、「決して言葉を武器に使わない」と夫婦で誓ったそうです。
まもなく93歳ですが、まだその誓いは破られていないようです。

「NHKニュースシブ5時」に出演します

1月29日(月)に、「NHKニュースシブ5時」に出演することになりました。

特集「居場所を求める女性たち」、ひきこもりなど社会と接点がないことに
悩む女性たちについてです。

生放送なので時間がずれたりするかもしれませんとのことです。

再放送のお知らせ

以前出演したNHK「Rの法則」の再放送が決まりました。
テーマは「嫉妬」」です。

2月7日(水)18:55~19:25

まだご覧になっていない方、ぜひご覧ください。

【新刊】『困った悩みが消える感情整理法』を刊行しました

この本は、私が東京新聞、北日本新聞、北海道新聞に連載してきた
「お悩み相談」を編集したものです。
本当にランダムにいろいろな悩みが寄せられて、それにこたえた本書は、
悩みの解決に役立つだけでなく、人は本当にいろいろなことに悩むのだな、
という理解にもつながります。
どこからでも読み始められる、手軽な一冊。(水島広子)

内容紹介
「どうしていいかわからない」ときに読む本!

精神科医で「対人関係療法」の第一人者が、誰もが日常生活のさまざまな場面で直面する、よくある悩みに応えます。まわりとうまくいかないとき、プレッシャーに襲われたとき、自信をなくしたとき、大事なものを失ったとき、やる気が出ないとき……などなど、該当ページを開いてください。問題をどう受け止め、どう対処したらいいかが簡潔に書かれています。誰かに相談したいとき、心をサポートしてくれる一冊です

さくら舎

1,512 円(税込)

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