いよいよ総選挙が公示になりました。
いろいろな意味で注目に値する選挙だと思います。
メディアの勢いから言っても、政権交代は実現するのではないかと思っています。
(今回の報道の「政権交代」を「郵政民営化」に置き換えてみると4年前に戻ったかのような気持ちにもなるくらいです。)
民主党も、本来の自民党のスタンスに近づいてきた部分がいくつか見られます。
小沢さんが前に「自民党の票をとらなければ政権交代はできない」と言っていたことが具現化しているような気もします。
政治は国民の身の丈を表すものですから、より多くの人が安心する(よく知っている)形でしか政権交代は実現しないだろうと思っていますし、似たような政党同士の政権交代であっても、癒着の温床を断ち切るという効果はある程度期待できます。
自民党のようなヒエラルキーのない民主党ですから、若手議員の発言力は自民党よりもあります。妙なタカ派議員が多く当選しないことを祈るのみです。
そして、民主党の結党時の精神が、政権交代後も可能な限り生き残ることを強く願っています。
細川政権が頓挫したことが、「どうせ変わらない」という政治への絶望感をさらに深めたという過去からよく学ぶ必要があると思います。
● なお、投開票日の夜中、CS放送に出演する予定ですのでお知らせします。
日時: 8月30日(日)午後12:00(31日0:00)-翌2:00
番組: 愛川欽也のパックイン・ジャーナル
朝日ニュースター(CS放送)
テーマ:総選挙特集
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