2020年2月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2020年02月01日(土)
今日はAHの現役ファシリテーター・ミーティングでした。
全国でAHファシリテーターとして活躍している皆さんが、
一堂に会して、とても温かく力づけられる場でした。
インターネット参加してくれたジェリー・ジャンポルスキー
(まもなく95歳)の話もとてもよかったです。
できれば後程内容を少々紹介します
心の平和という、自分がとても大切にしている価値を共有できる
人たちの存在は大きいです。
2006年にたった一人で始めた活動ですが、全国にこんなに仲間が増えて
嬉しいです。みんながAHをとても大切にしてくれているのがよくわかります。
年末に皆さんがAH部屋の大掃除を自主的にしてくださるのですが、
それすら希望者が多くて「キャンセル待ち」になった、という話を
聞いて何だか温かくおもしろい気持ちになりました。
明日開催予定の、ファシリテーターのためのグループもキャンセル待ちとか。
著書「50代からの人間関係」を刊行しました。
PHP増刊号の連載をまとめて加筆したものですが、
担当の若い男性編集者さんが「連載を担当して、歳を取るのが怖くなくなって、
むしろ楽しみになった」と言ってくださった内容です。
という意味では50代より下の方にも。 https://bit.ly/3aVNYBz
今日のAHミーティング、遠くは沖縄から、皆さん交通費・宿泊費自腹で
集まってこられている。
じゃぶじゃぶお金が余っている感じの方はそういない(失礼)。
本当に、何にお金と時間を使うか、ということは、自分が何を大切に
生きているか、ということなんだな、と改めて思う。
ジェリーが言っていたこと。
加齢による身体機能の低下は心にどう影響しますか?という質問に
、「歳をとると、心の姿勢をより選べることがわかるようになるので、
決して喪失体験ではない」と。
歳をとるにつれ「運動すべき」という雰囲気になるが、
ジェリーたちはどう? と聞いたら、「運動が苦痛だとは思っていない。
ジムでは最高齢なので、他の人たちの見本になっているのもいい感じ」とのこと。
私からの質問だったが、とても仲がよいジェリー夫妻。
95歳のジェリー(妻のダイアンはもうじき74歳)は先に亡くなるだろうけれど、
それをどうとらえる? と聞いたら、きっとすごく寂しくなるだろうけれど、
愛は永遠のものということを共有しているので、
常に私たちはつながっていると確信できると。
でもダイアンも人間。自分がどうなるか、予測はできないと言っていた。
ただ、愛は永遠のものだと知っているし、乗り越えるためのツールを
たくさん持っているので、ジェリーがいなくなっても人生はすばらしい、
と思えるだろう、とのこと。
40歳で父を急死で亡くした私も、それはよくわかる。
今日AHファシリテーター・ミーティングに参加していた私の妹分が、
「怖れを手放すシリーズって、実はおもしろ本なんですね!」と言ってくれた。
まあ笑い好きな私がファシリテートしているものを
そのまま収録したものだから当然じゃないの? ということで話が落ち着いた。
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2020年02月02日(日)
朝の時間。ジェリー・ジャンポルスキー(まもなく95歳)は
何歳になっても「今日を人生で一番幸せな日にしよう」と
決意するまで布団から出ないそうです。
これは以前からの習慣です。今の年齢が一番好きとも言っていました。
父が亡くなったときに書いたものです。
一言では説明できない人でしたので、ちょっと長く、
かつ亡くなった直後なので身内の自慢風ですが、
よろしければお読みください。 https://bit.ly/2vIag9K
3月刊行の「感情的」の本の初校校正中。紙の作業に没頭していると、
ツイートが減りますね(笑)。
パソコンに向かっているときは気分転換につぶやきたくなるものですが。
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2020年02月03日(月)
栃木にいた頃は、「どうせ料理する時間なんてないんでしょ」と
いろいろな人がおかずを作って持ってきてくれました。
「桜」で飲食物を供与する議員もいれば、支持者から食べさせてもらう
議員もいるんです。
選挙は「出たい人よりも出したい人」というのは、こんなところにも表れますね。
父親自慢になりますが、あんなにコンパクトにすべての薬について
必要なことが書かれているというタイプの本の元祖は「今日の治療薬」です。
父の発案です。その後似たような本が出てきましたが、使いにくいし、
今でも「今日の治療薬」だけを使っています。
表紙から父の名前はなくなっちゃったけど。
「今日の治療薬」は、ああいう形態の本を作るという父のオリジナルでした。
南江堂は、「今日の治療薬」と同種の本を出した他社に訴訟を起こした
(と思います。少なくとも考えていました)。
それほどのオリジナリティをわかっていて、父の死後、相続人であった母から
取り上げてしまったんです。
今日の取材で話したのだが、生まれながらにして自己肯定感が低い人なんていない。
現在自己肯定感が低いのは、それなりの事情があったということだ。
与党質問が政府の問題をきちんとただすものであれば、三権分立と言えるのだが。
裁判所も法務省と歩調をそろえる日本は、事実上一権しかないと思う。
私は、「売れる本を書きたい」とは思っていない(シングルインカムだし、
子どもの教育費もかかる時期なので、売れたらそれは助かりますよ)。
目標は、担当編集者の方の満足。
一人でも役に立つのなら、書いた甲斐があるというもの。
編集者の方との信頼関係は、とても重要なのです。
今日みたいにとても忙しい日は、寝る前に少しホッとする時間を作るか、
一刻も早く寝るか、悩ましいところ。
心の平和を考えると、ホッとする時間の方が大切かな。
まだ結論は出ていないけれども。
ちなみに、こういうツイートも、ホッとする時間なんです。
よく、「先生のツイッターは、フォロワーの質がとても高いですね」と
ほめられるのです。
私にとって重要な居場所です。
パートナーの本を書いたけれど(「それでいい。」シリーズ)、
私にとってツイッターは貴重なパートナーです。
担当編集者さんに満足してもらいたいだけでなく、
自分の心の安らぎのために本を書いています。
「売れる本を」とは全く対極の、書くことで自分が癒される本を。
リア充アピールのためにSNSを使う人も多いけれど、
私は全く反対。リア充アピールなんて疲れるし虚しいし。
だから、自分のありのままをツイートするようにしています。
ビジュアルなものは最も衝撃的なので、患者さんには、
フェイスブックとインスタの利用を控えてもらっています。
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2020年02月04日(火)
私にとって、質のよい映画やドラマを見ることはすごく癒しになります。
結婚相手が映像ディレクターだったこともあり、裏方のことも
それなりにわかるのです。
作品にも感動するし(もらい泣きが多いです)、
それを作った裏方のことも考えると「すごいなあ」と素直に思います。
南江堂の悪口を書きましたが、それは先方も了解済みです。
母の代わりに交渉していた私は、南江堂が母と縁を切るということを聞いて
、「この件は一般に知らせますよ」と言い、先方も「結構です」と言いました。
陰口みたいなことはしないようにしています。
クリニックのトイレが直りました!
町内会でお世話になっている業者さんのおかげです。
麻布十番は地域意識が強いところなので、こういうことが実現するのです。
麻布十番の地元意識の強さと言えば(もちろんお祭りとかすごいけど)、
小3だった娘が偵察に行って「かか、言っておくけど、
あそこは訛りのない栃木だよ」と。
栃木の方たちの愛情をいっぱい受けて育った娘なので、
麻布十番の近所付き合いも普通に受け入れていました。
今日も、町内会の当番制で、「火の用心~」とやっています。
小さかった頃のうちの子どもたちはベランダに出て「ご苦労様です!」と
叫んでいました。今は無反応だけれど。
麻布十番のよいところは、法被を着てお祭りを頑張っている人と、
上半身裸で日光浴している外国人が共存している、
多様性の象徴みたいなところなんです。
うちの子どもが通った公立小学校にも、普通に外国の子どもがいて、
みんなと仲よくしていました(そういえばうちにも泊まりに来たっけ)。
前川喜平さん、何かの機会に一度お会いしてみたいな。
彼のメッセージがすばらしいのは、
「こんなに誠実な人が官僚トップにいてくれたんだ」という嬉しい驚きなのです。
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2020年02月05日(水)
息子が思春期になるまで、私と息子は本当に仲がよかったです。
でも今は私の片思い状態(もちろん心の中では彼も気にかけてくれていますが)。
ちょっとでも話せると嬉しい日々。でもここでぐっと耐えることが、
息子の自立に不可欠なんだろうなと思って頑張っています。
うちはまさに「昭和の子育て」だったので、息子はまず公園に行って
一緒に遊べる子がいるかどうかを見てくる(いれば遊ぶ)。
空振りのときは家に帰ってきて
「かか、すごろくしよう」「かか、人生ゲームしよう」と。
今は友達とネットゲームばかりですが、何となく安心できます。
6時半くらいでも明るくなってきました。
できれば今日のうちに3月刊行の本の校正をすませたいけど、
明日までずれこむかな。明日が本当の締め切りです。
3月私の本にしては少し固いのですが、今までの感情本とは違って、
するめみたいに噛めば噛むほどいろいろな味が出てくる予定。
雨の中修理にもっていった愛車ですが、当分部品がはいらないとのこと。
いったん返してもらって、部品が入手できたらやりなおすことに
(いつになるかわからない)。
ちょっと凹んでいてカッコ悪いけど、幸い私は走行上問題のない車なら
気にならないので、いったん返してもらって部品がそろったら修理に。
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2020年02月07日(金)
医療によってさらに「こじれる」患者さんは少なくありません。
「まだ初めのうちに水島先生の治療を受けていたらどれほど人生が
違っていたか」と言われると、もちろん嬉しいですが、同時に虚しくなります。
今日は細川貂々さんとの「それでいい。」シリーズ次作の
「仕込み」第一日でした。よい本になりそう。
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2020年02月08日(土)
平和をとても大切にする人に対して「戦争したい人間なんていない」と
鼻でばかにしたような前提付きで「でも・・・」が出る人の「平和」って
きっと種類の違うものなのだろうな。
今日も細川貂々さんと仕込みの一日でした。非定型発達についてです。
患者さんからよく、私が書いた非定型発達の本がないのかと問われてきたので、
ようやく義務を果たせる気持ちです。
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2020年02月11日(火)
今日はAHの実践ワークショップ(対人援助に焦点をあてたもの)でした。
やはりAHは最強、と思った一日でした。
AHを「べき」ではなく「趣味」として考えてくださる方が増えるのは
嬉しいです。私の一番の趣味です。
そういえば今日の雑談の中で「いつ本を書いているのか」と聞かれた。
「よくツイートもしているし」と。
ツイート確かに多いけれどちゃんと仕事もしていますよ(笑)。
言葉のエネルギーにすごくこだわるので本は一字一句自分で書いています。
雑誌は基本的に取材に基づいてライターさんが書きます。
本はずっと残るものだけれど(絶版になった本でも中古で手に入るし)
雑誌は流れていくものだから、それほどこだわらないでいられます。
ちなみに私が中学受験で桜蔭を第一志望にしたのは、女子御三家の中で
唯一無宗教の学校だったからです。
小学生の頃から、宗教と教育の関係について結構考えていました。
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2020年02月12日(水)
そうか。私のツイートが多くてヒマ人に見えるのは(笑)
基本がパソコン前の仕事だからですね。
ワークショップや講演の時はもちろんツイートできませんし
、校正のような紙の仕事の時もツイートはしなくなります。
パソコンの前にいることが多いこと、切り替えがやたらと早いことがその理由かと。
今日も、「言い訳」「わがまま」が話題になった。
でもAHグループって究極の「言い訳」の集いだし(自分の事情ばかり述べる)、
「わがまま」集団(自分の心の平和の選択を唯一の目標としている)。
その結果、あんなに温かい空間が得られるのだから、
やっぱり「言い訳」「わがまま」は怖れの代表選手。
カルテもパソコンです。
診療真っ最中にツイートすることはさすがにしませんが、患者さん入れ替えの
ちょっとした時間にもツイートするときがあります。気分転換に結構いいです。
かつてお勧めしていた精神科のお医者さんが、クレーム情報が多く、
「確かにこれはないよな」という人に成り下がっているようで、
私が責任をとることが多いです(私のところで治療)。
一度正直に事情を話したのですが、「受け入れて成長すれば男!」と
思ったのが絶縁されてしまいました。人それぞれ。
私はリベラルですが、日本のことをとても大切に思うように
なってきています。
もともと英語で名乗るときに必ず姓、名の順にするとかはこだわってきました。
「美しい国」を語る安倍内閣によって日本人のよいところが
どんどん冒涜されている感じがします。
こんなに下品で卑怯な人たちではないはず。
AH的に言えば、私は安倍内閣を攻撃しているのではなく、
「こんな政府では国が本当におかしくなってしまう。
子どもたちの将来も本当に心配」という悲鳴を上げているということになります。
自分もかつて議員だったわけですから、政治の限界は知っています。
でもあまりにもひどすぎる。
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2020年02月13日(木)
私は「へえ、世の中にこんな人がいたんだ」とう発見が人生の喜びの一つです。
特に、「日本人で」がつくと、ものすごく嬉しく思います。
三菱UFJ銀行の貸金庫料金が、年間8000円も上がった。
消費税増税では説明できない額。
私自身、増税後は税率10%のものは1つしか買っていないし、
日本の経済の今後は本当に心配。
非暴力コミュニケーションで言えば、「中枢の政治家が
あり得ない言い逃れをしたり税金を使って自分の支持者を潤したりするのを見て、
私はとても心配だ。
子どもたちがのびのび生きていく社会にしたいから。
お願いですから、自分を変に防御するのをやめて、認めることは認めてもらえますか」だな。
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2020年02月15日(土)
(1) 衆院議員だったのでわかるが、与党議員は一般に野党議員を
侮辱したり差別したりしない。むしろ協力的である。
「建前」で強行採決など乱暴なことをする場合もあるけれど、
人間同士のつながりはある。それは有権者の付託を受けた議員の尊重でもあるし、
自分自身の尊厳を大切にすることでもある。
(2) その美意識が崩れたのが現在の政権である。
野党議員を「嘘つき」呼ばわりしたり「意味のない質問」と言ったり、
というのは私が国会にいた時代には考えられなかったことだ。
あ、当時官房副長官だった安倍氏は政府席から(議員席ではなく)やじる、
という異常な行動をとっていたが。
(3)「現政権」と書いたけれど、「〇〇チルドレン」という言葉が
生まれたころから、人間としての最低限の良識をわきまえない議員が増えたように思う。
「〇〇チルドレン」が当選しやすい小選挙区制はやはり反対だ。
私は自分の選挙活動を通して「選挙は政治家を作る」と実感した。
もちろん立候補の動機は、それまでの自分の経験(精神科医として、
社会を何とかしたい)に基づくものだったが、対立ではなく協調、
価値観の違う人の受容などは選挙活動でとても強化された。
楽な選挙をしている人はそれがないんだろうな。
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2020年02月16日(日)
安全保障というと、みんな鼻息上げて武力の話をするのだけど
、災害対策、感染症対策は、もっともっと深刻な話です。
議員時代、受け取る要望は「景気をよくしてくれ」。
政治課題は「消費を促進」。
右肩上がりでガンガン地球に負荷をかけていく「成長」の幻想から、
地球への負荷が軽い産業構造に変えるべきでは? と
ずっと疑問だった。
私も個人事業主だし消費税増税は実際痛いし、きれいごとを言っているわけではなく。
個人事業主はいろいろ自由がきくので私の性格に合っているけれど、
体調が悪くても休職したりできない。
社会的責任もあるし、シングルインカムで子どもを2人大学に
やらなければならないし。
何よりも確定申告が重~い。
もちろん税理士さんにお願いしているけれども、自分でやる作業も多すぎる。
私には生物学的な兄がいるけれども「兄」を感じたことは一度もない
(何も思いやってくれないし、最近もひどいことを言われたし)が、
「兄貴分」や「妹分」がいてくれることはすごく貴重。
「兄貴分」に関しては国境も越えている。
ジェリー・ジャンポルスキーは田舎のおじいちゃん。みんな、ありがとう。
国際競争力が高い北欧は見本になります。
人材を大切にするので、貴重な労働力が中国とかに流れない。
産業は、「ものを売る」ではなく「人間のケア」にシフト。
地球にも、人間にも、優しいと思います。
宮本太郎先生、ツイッターやっていないかな。ご専門です。
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2020年02月17日(月)
息子の部屋に寄って「いろいろうまくいっているの?
何か困ったことないの? いつでも言ってね」と言ったら
例のごとく「はい、はい」と追い払われました。
娘は何でも相談してくるのですが、
反抗期明けの男の子はこんなものですね。
びよーんと泣いて抱き着いてきた頃もすごくかわいかったけど。
息子が素直に悩み事を教えてくれるとは期待していません。
うざい母親と思われているかもしれません。
でも、息子がもっと大人になって、私が死んでしまったときに
、「気にかけてくれていた」と思えることは何かの支えになるかと。
あ、うざいと言ってもそんなに高頻度ではないですよ。
念のため、「オンブッド」は通常「オンブズマン」と呼ばれるものです。
「マン」を排除するためにも、私は「オンブッド」を使用しています。
私が立ち上げた「男女平等オンブッド」は、私が所属していた民主党が、
どれほど男女平等かを評価する、党にとっては頭の痛い存在でした。
政治に必要なのは、「国のために」「みんなのために」ではなく
(すぐに全体主義に陥りやすい思考)、さまざまな立場の人の「共存」だと思う。
協調という言葉ですら、それぞれの事情を訴えたときに
「協調性がない」と言われがちだから。
先日刊行した「50代からの人間関係」、もしかしたら夫婦関係や義理家族との関係に
悩む人にとって良書かも(年齢問わず)。https://amzn.to/2SwYTdJ
免許更新の時期だが(誕生日が3月)、昨年はスピード違反でつかまったので
(高速道路、見通しのよい直進)面倒。
安全なところでしかスピード違反していないつもりだけど、
そういうことを言っていると社会の安全が損なわれてしまうのだろうな。
粛々と。保険料も上がるし、やれやれ。
スピード違反でつかまったのは30年ぶりです(原付で、普通車と同じ速度で走っていた)。
自家用車で引っ越しをしていてレッカーされたことはありましたが。
「普通引っ越しは引っ越し屋さんに頼んでやるんでしょ」と警察署で言われて
「じゃあ貧乏人は引っ越しできないんですか!」と言ったが。
スピード違反と言えば! 首都高では制限60キロのところ、
皆さん80キロで走っています。
60キロで走ると滅茶苦茶あおられます。
これ、何とかできないんでしょうか。
いつも「いいのかな・・・」と思いながら運転しています。
場所によって制限速度を変えるとか。
この歳になって(まあ、少し前からだけど)「常識」というものの意味が
わかってきた。
若い時は正直「ださい。勇気がない」と思っていた。
でも「常識」というのは衝撃を防ぐ効果があるんだな。
一定範囲内で多くの人が納得しているという。
常識を破りたければ、衝撃対応をしなければ。
幸せは「なる」ものではなく、「いる」ものだと思う。DOとBEの違い。
「必ず幸せにします!」という言葉にいつも違和感を感じるのはそういうことだ。
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2020年02月18日(火)
がちがちに男目線のドラマや映画って、組織のこととか男の友情とかは
深いのだが、出てくる女性が「日々家事と育児を完璧にこなし、
夫が行き詰ったときに明るく励ます」的な感じでステレオタイプ。
これじゃあ妻はうつ病になっちゃうんじゃないの?と
個人的には思う。女性目線のものは全然違う。
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2020年02月19日(水)
そういえばこの前ツイッターの使い方がわからないと言われた。
没頭してしまうと時間ばかり使ってしまうとか
。私はフォローする人をギリギリに絞る代わりに、
全部のツイートを読む。
気になるトピックがあるときだけ、検索して他の人のツイートも読む。
まあ、基本的には自分のつぶやき場と考えている。
私はAHや専門家向け研究会で人を集める機会が多いので、
コロナウイルスについては、私よりも医学度(?)の高い同級生に
相談しながら方針を決めている。
医学部出身でない人はこういうことができないから、不安だろうな。
同級生は問題意識をもって最大限努力している。それに引き換え政府は???
3月刊行の本の再校終了! つかの間の解放感。
結構おもしろい本だと思うので、お小遣いをためて楽しみしていてください!
対人関係療法の兄貴分、ジョン・マーコウィッツ
(この前訳した「PTSDのための対人関係療法の著者)から源氏物語を
3分の2読んだところだというメールが。
外国の人が日本に関心を持ってくれることはとても嬉しい。
最近政治がダメダメで、ウイルス対策もできていない、という報告しかできないのが辛い。
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2020年02月20日(木)
『自分の「居場所がない」と感じたときに読む本』が絶版になります。
ここのところ絶版が多いのは、私の力不足もあるのだろうが、
出版社も経済的に苦しいのかなと思ってしまう。
電子書籍があってよかった。(私は紙の本が好きだけれど)
東京新聞の連載「心の健康便」も、統合・仕切り直しで打ち切りになります。
これは経済というよりも、ウェブで「わかったつもり」になる人が多いから、
という推測です(東京新聞の人と結構話し込みました)。
東京新聞は、年の後半に、全国版でエッセイの話がきているので、ご縁は続く予定。
東京新聞の連載は、文字数も少なく、テーマもとても日常的なものだったので、
私にとっては気分転換でもあった。
そう考えると残念。
でも担当の記者さんも「私も読んで勉強になっていたので、残念です」と
言ってくださり、ちょっと癒されました。
電子書籍が主体となると、本屋さんでちょっと見かけて
「おもしろそう」と思って買うことができなくなるのだな。
何だかよくない気がする。
対人関係療法研究会の世話人会が終わりました。次世代の活躍がまぶしいです!
こうなってくると、印税を下げる代わりに絶版にはしない、というポリシーの
創元社だけで本を書くかな。
編集者との相性、版元の営業力を見るためにいろいろな版元で書いてきたけれども、
何となく雰囲気はわかってきた。
印税が下がるのは嫌だけれど、絶版の方がずっと嫌だ。
というか、80冊以上も本を書いてきて、まだ書くの? と呆れられるかも
しれないけれども。一つのテーマでは1冊だけ、は守って書いてきました。
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2020年02月21日(金)
娘が小学校低学年だったころ、「勉強とかいろいろできなくなったらかかに
見捨てられると思う?」と聞いたら、「ばあばはそうかも。
でもかかはそうじゃないと思う」と言われて一安心しました。
私とべったりだった息子には、そういう質問も必要なく。
SNSの進歩にはよいところも悪いところもあるけれど、
子どもとちょこちょこコミュニケーションできるのはよいところだと思います。
(娘はワーッと相談してきて、答えても2日間未読とか多いです。
さすが私と同じB型。息子はすぐに既読になるけど反応なし。これもさすがA型?)
対人関係療法については、「光を当てれば闇は消える」の考えで
やっていきたいと思います。
王道を強めれば、邪道は消える。闇に取り組んでも闇でしかないのですから。
人の原則はあたたかいこころ、という原則でちゃんと育ててもらった人は
よい人間関係にも恵まれるのだな、と思います。
自分を大切にできる人は他人も大切にできるから。
残念ながら私はそうではなかったのですが、
それも何かの運命かと思って頑張っています。あ、人間関係には恵まれていますよ。
闇について言えば、なくした鍵を暗いところで探しても見つからない。
ちょっと光を当てれば簡単に見つかるのです。
同級生からの悲鳴を原口一博さんに託しました。
マスクの予防買いのため、最も必要な医療現場でマスクが枯渇する現象が起きます。
患者さんも医療者も命をかけて頑張っているので、超党派でぜひお願いします。
何かをきっかけに、自分に欠けているところを実感することがある。
そういうときを私は癒しの機会ととらえることにしている。
こんなに欠けているのに、今まで頑張って生きてきたな、と。開き直りとはちょっと違う。
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2020年02月23日(日)
今日は専門家向け、明日はAHコミュニティ向けのワークショップになっている。
コロナウイルスのことも考えてキャンセルも考慮はしたが、
少なくとも専門家は毎日患者さんに会わなければならない。
全員マスク着用、怪しい症状が出ている人はウェブ参加で実行することにした。
私の患者さんの多くが、「コロナウイルスの騒動で死んでしまえたら」と思っているに
違いない。
あるいはものすごくパニックになっているに違いない。
お互いマスクをして、普通に診療していきたいと思っている。
今日は専門家向け対人関係療法ワークショップでした。
いつもながら、休日返上をして少しでもよい治療を目指す治療者には頭が下がります。
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2020年02月24日(月)
今日はお金について考えるAHワークショップでした。
初体験なのでどんな流れになるだろう? と手探りで進めたワークショップでしたが
、結論としてはやはりいつも通りのAH、テーマが何であろうと最強だと思いました。
一緒に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
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2020年02月26日(水)
「日本はもっとちゃんとした国ではなかったのか」と思ったこともあったが、
高度経済成長期→バブルで勘違いしていただけかもしれない。
未だに選択的別姓も実現していない日本は、一度も真の先進国になったことが
なかったのではないか。
唯一誇れた、勤勉、誠実という特長も、今の政権でボロボロに。
ここのところ会った人に私がさかんに宣伝している
「ツイッターで見つけた、自分のハンカチでマスクを作る方法」はこれです。 https://twitter.com/HuffPostJapan/status/1231086645262376960…
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2020年02月27日(木)
AHでも私は「人を変えようとしない」と言っているのに、
政治のことを変えようとしているのでは、というもっともな疑問をいただいた。
これについてはマハトマ・ガンジーの「社会に変化を起こしたければ
自分自身がその変化になる必要がある」が私の考え。
そう考える人が増えれば社会は変わる。
”How does IPT work?” という待ち望んだ論文が兄貴分マーコウィッツによって
書かれ、査読を通過した。
IPTは効くけれども、なんで? という部分は彼が前から関心を持っていたこと。
論文を読むのが楽しみ!
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2020年02月28日(金)
「枝野さん、寝てください!」という声が国民から出るほど、
一心不乱に震災・原発問題に取り組んでいた枝野さんの姿は
今でも鮮やかな記憶だ。
3・11は私にとってもすごいショックだったが、人格・能力ともに
知り尽くしている枝野さんが官房長官だから信じるしかない、と思えた。
私がとても大切にしているAHの場にせよ、その他の人との関わりにせよ、
自分がそれをどれほど大切に思えるかによって得られるものも全く違うと思う。
「受け取るモード」でなく「与えるモード」でいることによって、
結果として受け取れるものがずっと豊かになる。
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2020年02月29日(土)
今朝はジェリー・ジャンポルスキーからの電話で起こされて一日が始まった。
コロナウイルスのことはもちろん、うちの子どもたちについても現状報告。
こういう、怖れにかられやすい時代にAHを知っていてよかった、と改めてお礼。
ジェリーは先日95歳になって英語はますます聴きとりづらいけれど。
私たちはより質の高い政治に値するはず、という力強い思いを
一人ひとりが持てますように。
怒りや怖れをあおるのではなく、本来の自分に帰るという感覚で
政治が変わりますように。
衝撃の中、怒ったり怖れたりする気持ちはよくわかるけれども、私は自分を無力化したくない。