2015年7月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
スタッフによるツイートも始まっておりますので、区別のため、スタッフによるツイートは(スタッフ@mizustaff)と書かせていただきます。
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7月2日(日)
拙著「怒りがスーッと消える本」が、また増刷になるとの連絡。今の社会のテーマは、「怒りから癒やしへ」だと思っている。少しでも役に立ちますよう。 http://amzn.to/1FTk609
「AHと政治」ワークショップの一つの結論でもあるが、政治に主張がある限り、癒しは訪れないと思う。「希望を述べる」ことと「主張する」ことの違いは、後者が怖れに基づく正当化であること。それぞれが体験からくる希望を安全に述べることで、政治は機能していくと思う。
そうそう。アルコールをおいしく味わえる人はよいと思いますが、自分を傷つけるような飲み方は、自虐的ですよね。(その区別は、心の平和、だと思うのですが、研究中) https://twitter.com/saitoryuzo/status/616364801002901504
心の平和を最優先するのであれば、「自分の正しさ」を手放さなければならない。自分と相手とどちらが正しいか、のモードに入ってしまうと心の平和は得られないからだ。もちろん、何でも自分が間違っていますと認めることではない。どういうこと?と思う方はぜひAHに参加を。
現職国会議員の同志と話していても「AHが間に合えば」という気持ちは強まる。一人一人が心の癒しに責任を持てば、地球も癒されると信じている。本来AHは誘うものではないけれども、興味を持っていただければ。拙著を読んでいただくのもよし。グループ体験は偉大。スカイプもあります。
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7月3日(金)
今朝はAH創始者ジェリー・ジャンポルスキーと久しぶりに長電話。彼は90歳だが、「自分のことを90歳だと思っていない。自分の中の3歳児を大切にしている。3歳児はものごとを深刻にとらえすぎず、すぐゆるし、今日のことしか考えていない」と。
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7月4日(土)
今日は一般向けセミナー「みんなで学ぶ対人関係療法」でした。会場いっぱいの方が来てくださいました。よくまあ一日缶詰で勉強してくださるものだ、と話している私が感心しました。話題は固くても、人が集まる場は必ず温かい場にできるのですね。私も温かさをたくさんいただきました。
同期当選議員の中でも私が敬愛する平岡秀夫さん(第88代法務大臣)、選挙は一段落で現在弁護士として活躍されていますが、御高著『「リベラル日本」の創生』アベノポリシーへの警鐘」(ほんの木)をくださいました。私のことも出てきます。見識が高く誠実な方です。ぜひご一読を。
「政治とAH」のワークショップのとき私がかなり驚いたのは、「政治家にも癒しが必要」と言ったときの参加者の驚きだった。「怖れ」にとらわれた政治家はどうしてもエゴイスティックになる。一方、「愛」をベースにした政治家は、本来果たすべき役割を果たせる。必要なのは癒しだ。
自己肯定感が低いのはお気の毒だとは思います。ただ、自分や子どもたち、それ以外にも頑張って生きている人たちの人生を奪う権利はないはずなのです。盟友・原口一博さんはきちんと戦略を立てて質問の準備をされています。何としても彼を質疑に立たせてほしいです。
私は、案外「癒し屋」でした。どんな人とでも、よくおしゃべりしていました。今でも、落ち込むと私と話したくなると言ってくれる議員がいるのは光栄です。ただ、それは自分の落ち込みや傷に気づいてくれる人。それすら否認する人は手がつけられません https://twitter.com/keekeehanako/status/617344701645983745
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7月5日(日)
クオータ制などを提案すると、男性は戸惑って反対するのに対して、「名誉男性」の女性達が強く反対したことを記憶しています。いわく、「自分はこの状況下でも実力でここまで来た。下駄をはかされた人と同じにされたくない」と。 https://twitter.com/keekeehanako/status/617344701645983745
クオータ制(例えばノルウェーでは一方の性が全体の4割を切らないこと)を導入しようとすると、「名誉男性」の女性達が「量より質だ」と言います。では男性の議員はみんな良質なの? と思います。まずは量。質は自然と整っていくと思っています。
ありがとうございます! でも年をとってきたので、バイタリティそのものは低下気味です。問題意識はより明確になってきたと思いますが。年をとるということは、よりピンポイントで深く生きることなのかと思っています。 https://twitter.com/kei0120444444/status/617435797642317824
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7月6日(月)
ガンジーは「社会に変化を起こしたければ、自分自身がその変化になる必要がある」と言ったそうです。世界平和のためには、まず自分の心の平和からですよね。私も日々取り組んでおります。 https://twitter.com/cbmrj183/status/617903117439340544
そうですね。さらに、「実力」と彼女たちが思っているものが、実際にはどれほどの幸運(容姿なども含めて)に支えられているのかも考えさせられます。もちろん、全部の女性議員が「名誉男性」というわけではありませんが。 https://twitter.com/kei0120444444/status/617435797642317824
「命をかける」ことを英雄視するのは、あまり好きではありません。前に鳩山さんが「命をかける」とよく連発していたとき、「あなたにとって命ってそんなに軽いもの? そして他の命も?」と思っていました。命はかけがえのないものだから、守りたいのです。
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7月7日(火)
いよいよ明日は真打ちの原口さんの質疑です。もともとしっかりとした思想の核を持ち、博識な方ですが、質疑に向けてさらにいろいろな勉強をして臨まれます。質問時間はわずか25分と残念なのですが、廃案に向けての転換点となりますよう。 https://twitter.com/kei0120444444/status/617435797642317824
質疑時間は41分になったそうです! 心から応援します。https://twitter.com/kharaguchi/status/618403293622960129
ラグビーのみならず他のスポーツや武術をたしなまれるようです。骨折+院内感染で、もう前のようには走れない、ということはどれほどだろうと思います。もちろんご本人は奮ってリハビリ中です。日本のために、本当に頑張ってほしいです。 https://twitter.com/ma_koda/status/618401921770979328
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7月8日(水)
とても本質的でよい質問でした。RT @kharaguchi: 衆議院安保特で質疑に立ちました。 新ガイドラインと安保法制の在り方を中心に質問を組み立てました。… http://fb.me/6IishVv66
新聞を読んでいたら、homophobiaが「同性愛嫌悪」と訳されていた。phobia(フォビア)は精神科的には病的恐怖のことだ。嫌悪とは怖れの表現型に過ぎない、ということがこんなところからもわかる。もちろんその多くが無知による。
国会の質疑を聞いていて思うこと。国権の最高機関たる国会の議員の質問に対して、政府(首相が多い)が的の外れたことを壊れたテープレコーダーみたいにのらりくらりと非生産的に答弁し時間切れ、というのはひどすぎる。立法府が国権の最高機関だということを忘れているのではないか。
今の国会そんな感じですね。今日の原口さんの質問のように、党派を超えた本質的な質問であれば、ヤジすら出ず、みな高尚な講義のように聞いていたわけです。でも振り子選挙で、民主党内有望人員は原口さん他数名に減ってしまいました。 https://twitter.com/F4EJ2Phantom/status/618743605503483904
あるのです。しかも黒字ですって。https://twitter.com/Kontan_Bigcat/status/618724465594085377
(1)しかし。私自身の人的交流からも、与党の皆さんが今回の安保法制に賛成しているなどとはとても思えない。今日の原口さんの質問も、宮沢喜一さんの遺言みたいなものだった。本当は法案に反対だけれども、自民党の公認を外される(刺客を送られる)ことがよほど怖いに違いない。
(2)自分が「これは日本に暮らす人たちにとってまずい!」と思う内容であれば自由に反対できるように、もっと国会議員を優しい目で見てあげたいのだが。どうすればよいのだろう。特に世襲議員にとっての落選は、人格変化すら生じさせるほどの挫折体験みたいだ。
ちなみに、心から申し上げますが、現在の私は不偏不党です。自分が政治的に賛成できることだけに賛成するだけです。友人は民主党に多いと思っていましたが、私が頼る人たちはすでに国会を去った人が多いです。残っている珠玉の議員は原口一博さんをはじめ、数少ないです。
法案に対する党議拘束をを良心から破って厳重注意を受けたこともあります。やはり「刺客」の影響は大きいと思います。「仲間内で解決できるよう話し合おう」ではなく「反対の奴には刺客を送ってやろう」になったため、話し合い文化がなくなりました。 https://twitter.com/mind_water/status/618772637443960833
私が知っている範囲で。旧民主党(民社が合流する前)は、党議拘束なしの実験政党だったと聞いています。その勢力が伸びていたら、日本はどれほど違う国になっていたでしょう。残念です。
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7月12日(日)
富山で気持ちのよい講演終了。今日の聴衆は医療関係者だったが、「こういうことを学校でも教えてくれればみんな楽になるのに」という感想は一番嬉しかった。北陸新幹線で帰途についたところ。
今日、富山で講演後拙著サイン会をしたが、「24歳の娘が先生のファンで、本もよく読んでいます!」と言ってくださった方がいて、とても嬉しかった。若い方にAHの考え方が広がっていくのは世界の救済につながると思う。間に合ってほしい。お互いに心をボロボロにする前に。
@260yamaguchi 一足先に、お誕生日おめでとうございます。おっしゃる通り、私たちは今までの平和に感謝を捧げなければならないと思います。多くの犠牲を払い、ようやくたどりついた平和を、どうして壊してしまうのか。先生のお誕生日が平和国家の再生の日になりますように。
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7月13日(月)
【お知らせ】文化放送『オトナカレッジ』3rdシーズン(今秋再開)で、水島広子が「健康学科」を担当することになりました。 出演予定は隔週木曜日の20時台です。 詳しくはコチラ→ joqr.co.jp/college/ #otona1134 #joqr (スタッフ@mizustaff)
「現代用語の基礎知識」、メンタルヘルスの原稿ができたので送った。「この分野をどう読むか」にはかなり執筆者の個性が表れる。いつもできるだけなまなましい話を書くようにしているが、受け入れられるだろうか、どうだろうか。
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7月15日(水)
何だか自分の国がハイジャックされつつある感じがする。どうすればコントロール可能な方向に戻せるのだろうか? 怖れからではなく、愛の目をもって、考えてみよう。
ただ、日本の場合三権分立がきちんと機能していないのは気になりますね。裁判官に誇りを持ってほしいです。大切な我が国のために。https://twitter.com/Already_Free/status/621257909888925696
非暴力の原点を共有している仲間に相談している。怖れに怖れで対抗するのは数的に負けてしまうし、社会の空気を怖れにしてしまう。愛=非暴力をどう生かせるか。私は小3のとき、いじめられっ子をかばって両頬を50発拳骨で殴られたが、それを「非暴力」と呼んでくださったのが原口代議士。
何だか私がやっていることは、即効性がないとか、お花畑だとか言われているようだが、私は誰よりも気が短いことにかなりの自信がある。そして自分が究極の効率主義者であることにも自信がある。よい結果を出すために、最小限の努力で。そんな考えだ。
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7月16日(木)
今日は診療後に秋からレギュラー出演予定の文化放送の方との打ち合わせ、そして今は電話でアエラの取材。女性管理職の孤独について。私も女性部下と女性上司の両方を経験しているので、自分自身を振り返りながらの部分もあった。再来週号だそうです。
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7月17日(金)
拙著「10代の子をもつ親が知っておきたいこと」 http://amzn.to/1M8OYkI 「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」http://amzn.to/1M8OYkI がそろって増刷との連絡。摂食障害はどの本を読むかによって経過が変わる。ぜひ拙著を。
摂食障害はその代表選手だが、患者さんが誰よりも被害者なのに、「わがまま」と厄介者扱いされるのは、極めて非科学的だ。トラウマ症状を持つ人も激しい怒りを持つ。激しい怒りをぶつけられた人の反応はご存じの通り。「医学モデル」は徹底すべき。
私が治療者養成においてこの頃声を大にして言うのは、「無条件の肯定的感覚(ロジャーズ、精神療法の共通因子)」と対人関係療法の戦略を両立できない人は、前者にのみ集中してほしいということ。治らないのは、傷つくよりもずっとましです。
ガンジー主義の僧侶の友人に「こんなときガンジーはどうするだろう」と聞いたら、海外から「断食」という返事をもらった。心の平和は社会の平和。平時にはお祈りや瞑想でよいのだけれど、今みたいに時間がないときには直接行動に出る必要がある。それが断食だと。
私自身断食をしたこともないし、摂食障害の専門家として全面的賛成はできない。しかし、「直接行動」は、プラカードを掲げることや大声を上げることだけではなく、「断食」も入るのだ、というのは新しい気づき。この暴力を、暴力的でなく納めたい。
一番のお勧めは、専門書の体裁をとりながら当事者にも読んでいただける「トラウマの現実と向き合う ー ジャッジメントを手放すということ」(岩崎学術出版社)、あとは「対人関係療法でなおす トラウマ・PTSD」(創元社)です。 https://twitter.com/pinkrascal/status/622024702903517185
癒されていない心と、現在の政治判断がリンクしていると思うからこそ、政治をそのままにしておきたくないのです。社会に目を向ける前に、自分自身の心に目を向けたいのです。癒されていない部分がない人は、戦力に頼らないはずなのです。
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7月18日(土)
「自虐史観」というものを、改めて振り返ってみた。自分の国の過去を直視する姿勢のどこが「自虐」なのだろう。新刊に書いた「いつでも自分が正しくないと気が済まない人たち」=「自己肯定感の低い人たち」のレベルに国を落とすことこそ、自虐的だと思う。
私は確か高校時代、周恩来という人がいて、日本の人民と、日本の軍国主義を明確に区別し、前者は後者の被害者だった、と言っていることを知り、とても感動して人類の未来を感じたのを覚えている。人間はそこまで大きな視野を持てるのだな、と感動した。
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7月19日(日)
今日、認知療法学会研修会で講演をしていたら、何と慶應医学部の4年生が受講していた。自分の大学4年時代を思うと、びっくり。医者になったら遊べないだろうという見通しのもと、学生時代はとにかく勉強しなかった。実際医者になってからはほとんどオン・オフ区別のない生活。
(1)これは複数の自民党関係者から聞いたから本当のことだと思うが、自民党で安全保障に真剣に取り組んできた人は、今回の法案によって日本に危険が及ぶ可能性が高まるという懸念を持っているらしい。ますます大変なことだと思う。ただし、今の民主党に期待するのは非現実的。
(2)現実的なシナリオは、安倍内閣の支持率が下がることによって、党内の多様な意見が自由に言えるようになること。自民党の中にも、人格的に信頼できる、平和を願う人がいるのです。今の私は民主党ではなく自民党ハト派がそれだけの自由を手にすることが願い。
(3)今までも繰り返し指摘してきたことだが、小選挙区制になり、官邸主導が強まる中、それも「刺客」などという手段までできてしまって、与党が多様な意見を包含できなくなっている。選挙制度は絶対に変える必要があるという信念は手放せない。
正直に言って私は自民党に投票したことが一度もないが、今勢力を盛り返してほしいのは、宏池会などハト派の自民党の人たち。かつて田岡俊二さんに「バカ派」と呼ばれていいたように、民主党内には非現実的なタカ派もいるから。
土井さんといえばおもしろいエピソードがあります。栃木1区から落下傘で立候補した私は、社民党の候補者から「地縁もない人間に・・・」と公式リーフレットで批判されました。その署名が土井さんでした。 https://twitter.com/mind_water/status/622732637082234880 …
私はすぐに土井さんに手紙を書きました。「憲法には、国会議員は地域の代表ではなく国の代表と書いてある。尊敬する憲法学者である土井さんがこんなことを書くなんて」と。当選直後、土井さんは「一度ゆっくり食事でもしましょう」と言ってくださいました。実現はしませんでしたが。
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7月20日(月)
私の希望としては、今回の安保法制という危機を機に、みんなの「平和ぼけ」が治ること。日本は国際的に戦争を放棄したから、今までの生活を享受できた。ただ、疎外される人が増えると、コントロール不能な戦時(テロがこれ)に入る可能性があることも同時に重要な視点だ。
そう考えてみると「積極的平和外交」というのは、本来、「私たちは平和を何よりも大切にしていますよ」というアピールを対外的にすることなのではないか。
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7月21日(火)
日本実業出版社からの「誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ」 http://amzn.to/1fiGJWi と「対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ」amzn.to/1DrAcyi がそろって増刷とのお知らせ。
今日は増刷情報が相次ぐ。先月刊行したばかりの「自己肯定感、持っていますか?」がまた増刷になる。これだけ短い間に、それだけ多くの方の元に届いているというのは、とても元気づけられる。今の日本への一つの処方箋として書いた本。http://amzn.to/1TNLwhL
また、「大人のための「困った感情」のトリセツ」http://amzn.to/1Ou8hEv 「身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本」http://amzn.to/1DrVwUg もそろって増刷。自分を責めたり人から責められたりして傷つく人が減りますように。
嬉しいご提案です♪♪ 「写真集に耐えない」とスタッフに言われそうですが、一応相談してみますね。提案していただいただけで顔がにやけています。ありがとうございます。 https://twitter.com/unazuki3/status/623470379416182785
どうでもよいことですが、アマゾンの順位だけを見ていると「ああ、この本は読まれていないんだな」とがっかりするものも、ちょくちょく重版になるということは、書店でよく営業していただいているということなのですね。足で営業していただいている。ありがたいことです。
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7月23日(木)
AHの心を持ってみると、政権をただ批判するのはやはり「怖れ」だろう。分離の方向だから。それよりも、目指したい方向を示していく方が心の平和につながるだろう。今の政権が闇だとしても、光を当てれば闇は消える。光の方向を示してくれる学者や活動家の方達に多くを学びたい。
ありがとうございます。私は現職議員の頃に、どうしてこんなにも知性とすばらしい人間性を兼ね備えた人がいるのだろうかと、感動したことが度々あります。残念ながら一般的な知名度はそんなに高くありません。でも間違いなく希望なのです。 https://twitter.com/hHefAF1Nlx9A9Wc/status/624145500929855493
「怖れ」については難しいですね。でも私は民主党政権がだめになったのは、もっぱら怒り(怖れ)に基づいていたからだと思っています。事業仕分けはフランス革命のギロチンのようでした。怒って分離するよりも、主権者が前向きに力を合わせられる方向に持って行ければ。
一応言っておきますが、私は誰よりも強く今回の安保法案に反対していますし、戦争をしないことが政府の最大の責務だと思っています。
(1)もちろん精神科医としての矜持は、患者さんと個人的な関係を持たないこと。医師が治療を求めてきても、治療期間中は私は個人的な交流を持たないし、知らない人のふりをする。これは医師を燃え尽きさせないだけでなく、患者さんにも「いつなら話せる」という安心感を与える。
(2)一般に、私は(そして多くの同僚も)精神科患者体験のある人がメンタルヘルスの仕事を目指すことは勧めない。もちろん自分の経験を生かして人の役に立ちたいという気持ちは貴重だ。でも、効果的な治療のためには大きな視野が必要で、患者さんと共鳴してしまうようでは難しい。
(3)ただ、その頑固な感覚も、最近少し和らいで来たと思う。拙著「トラウマの現実に向き合う」にも書いたが、自分の問題と相手の問題をちゃんと分けられる人はプロになれるだろう。だいたい私だって、ピカピカに健康なわけでもないし。
(4)一番の問題は、自分の癒しを患者さんにゆだねてしまうこと。患者さんには患者さんなりの癒しが必要なのに、共鳴してしまって、患者さんが置いてけぼりになるのは最悪だ。そして、「何あの治療者は?」と反感を持てるだけの人はよいが、自分を責めるのは困ったものだ。
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7月24日(金)
国際対人関係療法学会のメーリングリストで話題になっているNYタイムズの記事です。http://nyti.ms/1VcaEQV
たまたま、はてなキーワードで自分についての記述を見た。生まれ年1968年が1967年になっている。衆院選で栃木一区から比例復活当選とあるが最初の選挙は小選挙区当選。父の地盤? 父は自民党参院比例区で、私は衆院選挙区。地盤を引き継ぐどころか、通常得られる親の支援もなし。
「これまでした一番大きな経験はインド旅行」とあるが、まさか。出産とか、エベレストベースキャンプまでのトレッキングとか、大きな体験はたくさんある。
どうでもいいが、皇太子とは「またいとこ」ではなく「はとこ」 。そもそも書くことが不適切。あーあ、という感じだが、勝手に書かれた情報、直せるのだろうか。きっと世の中、この程度の不正確な情報に満ちているのだろうな。
この際ウィキペディアもチェックしたが、こちらには誤った情報は載っていないようだ。
「はてな」についての愚痴をこぼすと、すぐに直してくださる方がいる。人間っていいなと思うのはこんなときです。ありがとうございます。
自らの選挙体験を他の選挙区の方と話していて、自分がどれほど厳しい選挙(=日常生活)を送っていたかがわかった。まるでアイドルタレントのように、呼ばれたものには全部参加し名刺配りと握手。子どもと食事をするのも罪悪感。とても持続可能なものではなかった。
近所に越してきてくれた従兄一家を訪ね、そのお嬢さん(いとこの子の呼び方がわからない)の中学入学祝いをようやく渡してきました。小さい頃は親戚とのつきあいが大嫌いでしたが、この頃は妙に楽しいです。なんか、味方感や過去の共有がよいのでしょうね。
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7月25日(土)
いつ読んでも薫り高き藤原先生のお話です。 https://twitter.com/kiichifujiwara/status/624774009419202561
水島広子著「仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術」http://amzn.to/1SH8m8k 人は変えられないけれど、動かせる! 企画が通る、営業がうまくいく、上司が折れる、夫・妻が変わる。対人関係療法の第一人者が明かすスゴイ方法。(「BOOK」より)(スタッフ@mizustaff)
Amazon.co.jp の「水島広子 著者ページ」から、水島広子の本をご購入いただけます。作品一覧をご覧ください。 http://amzn.to/1G39QZV (スタッフ@mizustaff)
頑張ってくれているスタッフに感謝(涙)。https://twitter.com/mizustaff/status/624880545751654400
一般的な感想として、何かを成し遂げて一世を風靡した人は、後継者育成に力を注いでいないように思う。確かにそれらは正反対の方向性のものだから。その点、対人関係療法やAHは着々と次の世代が育っていて安心。
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7月26日(日)
今日も専門家向けの対人関係療法研究会(旧:勉強会)でした。皆さんだんだんと「この症例は絶対に対人関係療法がぴったりなのに!」という感覚を共有できるようになっています。国際的な研究からも、うつ病、摂食障害、PTSDにとても優れた効果を示しています。
(1)私は自分が議員になれば対人関係療法の保険適用くらいできると思っていましたが、実際は「学会からそういう要望があがってこないから」だめだと厚労省から言われました。米国では、精神療法には製薬会社の研究費が出ないので研究が難しかったのですが、NYテロの結果を受けて、
(2)国立精神保健研究所の研究費によってPTSDに対する対人関係療法を含む研究が行われました。結論としては、対人関係療法は、脱落率が最も低く(特にうつ病を併存している例では)、効果は決してエクスポージャー(曝露)に劣らない、ということがわかりました。
(3)テロの脅威から国民を守る、というのは、一つはトラウマへの対応があります。また、もしも安保法案が成立してしまったら、米国同様、多くの帰還兵のメンタルヘルスに人材と税金を投入しなければならなくなるでしょう。そこまで全部予算措置できているのでしょうか。
「ママ友」との距離感 社会的な関わり方を基本に
東京新聞で水島広子が連載している【こころの健康便】の新しい記事です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/kenkoubin/list/CK2015072702100021.html (スタッフ@mizustaff)
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7月27日(月)
今朝、父の長兄が亡くなった。心理学者であったが、精神科医の私とはおよそ接点がない、珍しい関係だった(私が精神科を選ぶ上でも影響がなかった)。父は男3人、女3人のきょうだい構成だったが、これで血のつながった人は三人の叔母(父の妹)だけになった。何とも言えない気持ち。
ありがとうございます。次男(次兄)、三男(父)、長男の順に亡くなるという不思議な順番でした。時代の移り変わりを感じます。https://twitter.com/Already_Free/status/625611534413139969
本日発売のAERAに水島広子のコメントが掲載されています。 “乗り越えられる?女性管理職の孤独と葛藤 少数派が抱える生きづらさ” https://twitter.com/dot_asahi_pub (スタッフ@mizustaff)
そういえば私が子どもの頃、父の長兄が49歳になり、「しじゅうくさい」とからかわれていた。自分もあと2年でその年齢ではないか。びっくり。毎日をもっと大切に過ごさなければ。
今日は、私にとってとても大切な友人が、1年近く前に脳幹出血で倒れて以来意識不明だったところ、指筆談という手段で意思表示ができるようになった、という本当に嬉しいニュースが届きました。パートナーや親しいお友達のおかげです。涙が出ます。
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7月28日(火)
ワンピースは息子と共にファン。暴力シーンが多いのはちょっと問題だけれど、多様性を尊重する漫画だと思う。ジャッジメントが絶対のものでないことを教えてくれる。トラウマの描き方もうまい。 https://twitter.com/hHefAF1Nlx9A9Wc/status/624145500929855493
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7月29日(水)
郵便局で発売中の女性向け雑誌 「Kiite!」8月号 連載記事「こころの応援談」に、水島広子が書いた記事が掲載中。 今月の題材は「愛を失った私? 長年連れ添った夫とあらためて向き合うとき」 水島広子が読者からの投稿に答えています。 https://twitter.com/hHefAF1Nlx9A9Wc/status/624145500929855493
今はリーダーについての本を書いている。リーダーについての誤解の一つが「リーダーは毅然としているべき」。そんな誤解をときながら、リーダーの本質と、よいリーダーになるには、ということを書いていきたい。
それにしても80万字のスーパービジョン本の作業はかなり時間をとられる。覚悟して取り組んではいるけれども。きっと役に立つ本になるはず。収益は望めない本なので、ボランティア仕事。
エリートの親が子を強引にエリートにしようとする問題。エリートの親が、学業成績の悪い子どもに失望したり裏から手を回したりする問題。私自身は全く経験してこなかった。「能力に恵まれて生まれてきたのだから、それを社会還元しないのはどうかな」と父に言われたことがある程度。
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7月30日(木)
今日は叔父のお通夜に行ったが、叔父の思い出を偲ぶと共に、久しぶりに会う親戚との交流が温かかった。私は父方のいとこが20人近くいるが、私と年が近いのはみんな男の子だったので小さい頃はいとこの輪にほとんど入っていなかった。今は無条件にありがたい存在。
少子化の一番の弊害は叔父叔母いとこの不在ではないかとすら思う。コミュニティでうまく補っていけるとよいのだが。
しかしいつまでたっても「うちの息子は私と性格が似ている」と言えば「いや、ひろちゃんはもっときつかった」と言われたり、子どもらしさに欠けていた、というイメージがみんなに定着しているのは、あーあ。でもそんな変わったところをかわいがってくれたのも亡くなった叔父だった。
ところで。私の最も気に入っている「トラウマの現実に向き合う」、そしてかなり気に入っている「摂食障害の不安に向き合う」、皆さんに読むことを勧めているのに、なんと、在庫なしで増刷されていないということを昨日初めて知り、大ショック。絶対に生き返らせなければ。
今日感動したこと。うちは割と大勢のいとこが、子どもは二人産んでいるので、私の下の世代が多いのですが、生まれたときに顔を見に行った子(今回亡くなった叔父の孫)が、何と私のツイッターをフォローしていると。親戚関係も広がりを持つようになるのだな、と嬉しく感じました。
私の父方の親戚はカトリックが多く(母方は末娘であった母が戦時中に兄と姉を失ってしまったため)、今日のお通夜もカトリックでした。気の短い私は「ん??」と思うこともあるのですが、故人が一番尊重していたものに敬意を払うのは大切ですね。賛美歌もちゃんと歌いました。
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7月31日(金)
昨日、取材で「精神科のエキスパートでもお子さんに対して怒ってしまうというのはどういう領域ですか?」と聞かれて、改めて考えてみると私は子どもに腹を立てたことはない。冷静に、性善説的な意見を言ったことはあるけれども。
まさに「怒らない子育て」がテーマの取材だったけれども、私の自信作「怒らない子育て」 http://amzn.to/1gsNWV1 が知られていなかったのはちょっとショックだった。
私は困ると子どもに助けを求めるし、緊急事態にはくすぐって行動を止める。これが一番の省エネだし親子関係もよくなる。 私にすぐ逆上する娘(高三)も、美容院で「うちのお母さんは絶対に怒らない」「イライラをぶつけられたこともない」と言ってくれたらしく、一安心。
ちなみに、以上のことは「いかに私がよい母親か」という自慢話ではない。仕事をしながらの子育ては確かに大変で、コストパフォーマンスを常に考えなければいけないと思っている。子どもを疑うのは最大のマイナスだと思う。
ちなみに今反抗期で「母親とは口をきかない」と決めているらしい息子(中2)も、「切符をとる必要があるかどうかというのは実務的な話なんだから、反抗期は結構だけど、それくらいは答えてよね」と言うと答えてくれる。子どもは優しい。