2017年10月のツイートより(抜粋)

2017年10月のツイートのうち、
反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2017年10月02(月)

人が健康な自分とつながっていく(つながりを取り戻していく)様子は、
力強く美しい。そういう現場に立ち会わせてもらえる仕事でよかった。
人が「今何を言っているか」よりも「どうやって生きてきた人か」は
とても重要だと思う。もちろん、過去に間違いがあってかまわない。
それを本人がそのまま認めていれば。「過去の間違いを認める」ことも、
「どうやって生きてきた人か」の一部だから。
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2017年10月03日(火)

私は枝野さんが好きだ。何度も一緒に飲んだ。
宇都宮出身の彼のご家族だけでなくご親戚も全部知っている。
間違いのない人だ。ただ、今までの枝野さんは、私から言わせると
「頭がよすぎて1回転半してしまうから、逆の方向に見える」だった。
今回ようやく枝野方向になってくれて嬉しい。

枝野さんはよく「水島だけは敵に回したくないなー」と言っていた。
この路線で頑張ってくれれば、敵になんかなりませんよ。
安心してください。

演説中なら留守電になって迷惑がかからないかな、と思って携帯に
電話したら本人が出ました! 変わらない枝野さんでした。安心。
枝野さんは「1回転半」のせいで、松下政経塾出身だと
誤解されることが多かったけれど、全然違います!

国会議員は現行憲法を順守する必要がある(もちろん改憲の手続きも憲法
で定められている)。日本は民主主義国家である。
これらの、教科書的なことを、枝野さんが新党を立ち上げてまで
主張しなければならないなんて、嗚呼。
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2017年10月05日(木)

いろいろ逡巡はありましたが、「毒親」の本を刊行することに決めました。
来年2~3月になると思います。いろいろな本がありますが、
「癒し」につながる本を作りたいと思っています(もちろん、
「毒親」と定義されるような行為を肯定するものでもありません)。

育休明けの編集者さんと、産休前に書いた本(「毒親」の本)について
編集・刊行の打ち合わせをする(彼女は編集長に任せると言ってくれたが
私が彼女の復帰を待っていた)それぞれ1~2歳成長しているわけだし、
子どもがらみの経験も日々積んでいるわけだし、なんかいいな~と思った。

12月から、対人関係療法研究会(有資格者向け)を再開します。
すでにお申し込みが多いのですが、もう少ししましたら一般公開します。
事務局が突然職場放棄したので、しばらく水島が事務局ですので、
ご忍耐を。できるだけ頑張ります。

やはり臨床は楽しい。私のことなので、特に重い患者さんを引き受けることに
喜びを感じるのだが、信頼関係を作り、生命力を見つけていくこと、本
当にすばらしい体験だ。みんな頑張っている。本当に。
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2017年10月06日(金)

昨日、ものすごく久しぶりに会った編集者さんに今年の苦労を語ったら、
その大変さに驚いたり共感してくれると同時に、「笑顔やお肌のツヤが前回と
おなじで、ほっとしました」とのメールをいただいた。
こういうところを見てくれているんだな、と何だか嬉しかった。
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2017年10月07日(土)

10月10日、NHK Eテレの「Rの法則」に出演します。テーマは「嫉妬」。
詳しくは http://bit.ly/2wE7xd0 。収録後、隣にいた山口達也さんに
「近くで見るともっとかっこいいんですね」と言ったら、
「カメラが回っているときに言ってくださいよ~」と。

私はずっと枝野さんの「妹分」みたいなものだったけれど(枝野さんは
私を怖がっていたが)、若い頃の枝野さんには「1回転半」の問題だけでなく、
政治家寿命を考えたときの計算みたいなものを感じたこともあった。
でもこの年齢で、この動き、間違いなくやってくれますよ! 100%信頼。

政治ネタをツイートするとフォロワーが減るのが今までの傾向だったが、
今回は違うみたい。そこにも新しい流れを感じてよいのかな。

選挙はふたを開けるまでわからない。でも今回、「新しい勢力」の
演出をしようとした人たちが有権者に消化不良を起こさせていて、
意外なところから本当の「新しい勢力」が出てきたこと、なんか
日本で初めて民主主義が機能しているような気になる。頑張れ、日本。
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2017年10月8(日)

宇都宮は保守王国なので絶望を招きがちだが、「真面目な人たちの集団」と考えると、
いくらでもチャンスが広がる。今でも交流のある皆さんは、本当に地域や日本のことを
まじめに考えている方たち。私の誇りなんです。

政策を見て「癒される」というのは不思議な体験だが、私は立憲民主党の政策を見て、
まさに癒しを感じた。多様な社会のこまごまとしたところまで手が届いている、
優しい眼差しのようなものだろうか。心が楽になった。

うまくいくと、12月、来年1月、2~3月と、全く違うテーマの本を刊行できそう。
また水島ラッシュが戻ってくるのは嬉しい。回復するから本が書け、本を書くことによって
回復が進む。私にとって執筆とは癒しなのだ、と気づいてから、
書くべき本が何なのか、よりわかるようになってきた。

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2017年10月9日(月)

枝野さんが誰よりも一番頑張っているのは紛れもない事実ですが、
スタッフの皆さま(これまた民新党のスタッフが表立って使えないらしく、
所属議員のスタッフのそれぞれができることをやる状態、みたいです。
まさに「議員以外、選挙が終わったら寝ていいから本当に頑張って」です。

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2017年10月10火)

私の原稿の「よさ」に気づいている編集者さんに感動。
「売らんかな」の人だけではないんです。
自分の編集という仕事をとおして、世の中をよくしたいんです。
そんな人と知り合えただけで私は涙ボロボロです。

これが地元の「みなと子ども食堂」。うちの家族がスタッフとして
参加しているのに、うちよりも食事が豪華なのはなぜ????(笑)
https://minatokodomosyokudo.jimdo.com

先日「プレジデント」から連絡があって、桜蔭卒業生特集をするけれども
写真を提供してほしいと言われた。私は桜蔭が好きでないので、
と返事をしたら、詳しい事情を聞かれたのでメールで返事した。
最初の食いつきはよかったが、最終的には文字数の関係で写真のみになると。何だかなあ。
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2017年10月11日(水)

しかし、枝野さんがこれだけの短期間で政党をたちあげ選挙に堂々と
取り組んでいるという事実は、その実行能力の高さと共にずっと歴史に
刻まれることだろう。
追い込まれたところから逆に素晴らしいものを作り出しているのだから。
「立憲民主党」がなぜ必要なのか、の説明として政権批判は必要だと思いますが、
怒りのエネルギーで行う必要はなく、目指すものに向けて、
共生社会の温かいエネルギーを込めて、進んでいけるとよいですね。
前回の政権交代には希望を持てませんでしたが、今回は注目しています。
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2017年10月12日(木)

診療を終え、日経新聞の取材を受け、電話診療を終え、「親」(いわゆる「毒親」)に
ついて考えるAHのワークショップ用の資料を作っているところ。
事前アンケートから、すでに、「一人ひとり頑張ってきたんだな」が伝わってきて
ウルウルしている私。よいワークショップになりますように。
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2017年10月13日(金)

上の子(娘)と一緒に期日前投票に行ってきました。
昨年18歳になったのでうちの票が1票増えました。
一人一票には違いないのですが、ちょっと得した気分です。
もちろん本人の考えで投票させています(私と同じ投票先にはなりますが)。

思うに、日本はその乏しい外交力を、憲法9条によってカバーしてきたと思う。
外交力もつけないで9条改憲などしたらどうなるのか。
外交力のなさを自覚しているのか。
所詮はアメリカのポチになるだけなら、何のための改憲?

そういえば、私の両親は、憲法で保障されている「政治の自由」を理由に、
誰に投票したかを夫婦間でも親子間でも明かさなかった。
何を大げさな、と子ども心に思ったものだが、
それほど重要な権利なのだということはよく刷り込まれた。
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2017年10月14日(土)

怒りをエネルギーとした選挙は、ただちに結果が出ないと「何で!!」という
怒りに転じる。きわめて短命。でも、「種はまかれた。育てていこう」という
姿勢を有権者が持てれば、一人一人を大切にする政治を育てていくことができる。

他人に攻撃的な考えを向けるということは、その攻撃のエネルギーを自分でも
受け取っているということ(自分が吐いた毒ガスは、自分で吸うことになる)。
私は攻撃されても、「まあ、相手が弱るだけだな」と思うようにしている。
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2017年10月15日(日)

「絶対裏切らないでくださいね」というのは、立憲民主党に対して心から言いたいこと。
候補者の中に、9条改憲論者がいることは、少なからずショックだった。
私は枝野さんを信じているし、うまくまとめてほしいと思っている。
裏切られたときは・・・わかっていますよね。
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2017年10月16日(月)

インフルエンザワクチン接種に行ってきました。
今年は、麻布十番で開業した同級生のところで頼みました
。便利なところに開業してくれてありがとう!
同級生ネタもちょこっと弾んで、楽しかったです。

人をうるっとさせる政治演説。これがおそらく、民主党→民進党に
欠けていたものなのだろうな。(後者には私は無関心。前者には
よいところもあったが何となく青年将校の集まりっぽかった)
枝野さん頑張れ。

枝野さんを産み育てた宇都宮に、立憲民主党の候補がいないとは
なんと情けない・・・。私の友人達も困っています。
それでも枝野さんにとって宇都宮は特別な場所。
「枝野発祥の地」なんです。うまくプロデュースしてくださいね。

インフルエンザワクチンについては様々な意見があることを知っています
。「毒」と呼ぶ人もいるくらい。でも、ワクチン接種しない年には
ほぼ100%かかり、診療や講演など「外せない」仕事が多く、
診療のために解熱剤を使った年には低体温で死にそうになった私には、
本当に必要なものなのです。

栃木を嫌いになるなんて、あり得ませんよ! 皆さんに本当によくしていただきました。
F派の方ですら、「あんたには感心した」と。
唯一、困ったのは冬の寒さでした(笑)。今もちょくちょく栃木に行っていますし、
ふとしたときには栃木弁も出ますし、私の第二の故郷は間違いなく栃木です。

12月刊行予定だった本が1月にずれこみ、1月に2冊刊行される見通しとなりました。
全く違う本なので、両方ともお楽しみに。新しい企画もいろいろ始まっています。

私はデング熱ワクチンの開発を心待ちにしている身ですが(デング出血熱まで
やってしまったので、大好きな暖かい国々に行かれない)、
娘に子宮頸ガンワクチンは打たせていません。
もちろんワクチンは異物。他に回避する手段があるときは、異物接種には消極的です。
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2017年10月18日(水)

今年は大変な目に遭ったが、結果として今私は「天性のクリニック受付スタッフ」と
「天性のAHファシリテーター」という願ってもなかなか得られない人材に働いてもらっている。
こんなに一流の人たちと、(私のいい加減さもカバーしてもらいつつ)仕事ができるのはすごく幸せだ。

立憲民主党が支持されるのは当然だと思う。
民主党ですら「選挙のための寄り合い所帯」と言われてきたのに、民進、ついには希望との合流など、
どういう神経か(都議選でも、民進からの乗り換え組は苦戦したのに)。
私は自分が民主党で政治活動に入って以来、立憲民主党に最も潔さを感じている。

そもそも民主党が「寄り合い所帯」であったのは、連合の事情もあったけれど、
その方が選挙に有利だという判断はあった。でも今回の立憲民主党の勢いを見ると、
別れたことが正解だったと思う。私も、反原発の自分を組合室に監禁した電力総連の人たちと
一緒にやっていけるとは思えない。

これらのことを自由に発言できるようになったのは、自分が選挙をやめたことと、
枝野さんのおかげで、こういう発言をしても仲間に迷惑をかけずにすむように
なったから。枝野さんありがとう!

なぜこんなにすっきりと応援できるかと言うと、候補者・現職時代を通じて、
地元などで開口一番「民主党はバラバラだから・・・」と耳にタコができるほど聞かされたから。
だからバラバラでない立憲民主党は、とてもまっすぐに応援できる。
「バラバラ」以前に、政治的スタンスや政策を語れる。

実は私は議員をやめてからも、いろいろな議員や関係者と関わりを持ってきたが、
枝野さんとの関わりだけは意識的に避けてきた。年も近く兄のように身近でかつ尊敬できる
枝野さんが「もう一度政治をやってよ」と言ったら断る自信がなかったから。
今、それぞれの形で世の役に立てているのが嬉しいです。
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2017年10月19日(木)

直球でリベラルな訴えがこんなに多くの人に支持されるとは思っていなかったので感動している。
そして、選挙の結果がどうなろうと(投票箱の蓋が閉まるまで頑張りましょう!)、
それだけの数の人がこの時点で立憲民主党を支持したという事実は未来への希望に他ならない。

私は最初の選挙では栃木1区で小選挙区当選したが、2回目は地元活動を怠ったために
(相手は浪人で雪辱戦だったし)比例区での復活当選となった。
地元の船田派の人達からの評価が高まったのはそれから。
「ダブルスコアでつぶしてやるつもりだったのに、大したものだなあ」と。
票数は存在感になる。
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2017年10月20日(金)

親しい後輩からのメールに、「希望の党も勝手にぽしゃってしまったので、
結局、自民党が勝つのかなと思いますが、でも、新しい息吹きが確実にあることは、
なんだか安心感があります」と書いてあった。
まったく同感。そして後輩をもっと好きになった。

枝野さんの誠実で温かい姿勢、政治についての深い造詣、驚くほど賢い頭脳は、
直接街頭演説を聞いた方なら肌で感じておられると思う。
私が自分はとてもラッキーだと思うのは、枝野さんを個人的によく知っていること。
今枝野さんが皆さんに見せている姿が、枝野さんの自然体だと知っていること。

私は枝野さんのご家族をよく知っているのですが、枝野さんのお父様は
サラリーマンだったところ会社の倒産により失業も経験され、
その後宇都宮で小さな町工場をやっておられます。
世襲が約束されて、当たり前のように国会議員になる人とは全く違います。

実は私は落下傘で宇都宮に行ったとき、枝野さんが宇都宮出身と
知りませんでした。薬害エイズの国会審議は見ていましたから、
「国会ってなあなあじゃないんだ」という私の原体験は枝野さんなのですが、
宇都宮で政治活動を始めて、妙に親切な一家がいると思ったら枝野さんのご家族でした(笑)。
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2017年10月21日(土)

私は、ものごとをわかりやすく説明できない人はニセモノだと思っている。
専門用語に逃げる人は、その本質がわかっていないのだな、と気の毒になる。
もちろん枝野さんはわかりやすく説明できる人です。

翌日のことを考えてワクワクするなんて久しぶり。私は明日の選挙結果がどうであろうと受け入れようと思う。
絶望だけはしないつもりだ。表面的なことに反応せず、今回の選挙で明らかに育ち始めたものを大切にしたい。

今朝新聞を読んでいて、「どの政党も・・」というネガティブな文章を見つけて
「なんで勝手に決めつけるの」と思った。政治家として取材を受けていた頃もそう思っていたが、
政治部の人と社会部の人の区別がつかなくなってきたように思う。
だから政治がしらけてきた、という側面はあるんじゃないかな。

そうなんです。「お願い」「お任せ」文化から脱する道筋が見えました。
「誠実に頑張る」「励まして支える」という、政治と有権者の新たな関係です。
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2017年10月23日(月)

選挙から一夜明けて、大きく見ると政治の状況は変わっていないようだが、
立憲民主党が野党第一党として活躍していくことを楽しみにできるし、
何と言ってもこれだけ多くの誠実なエネルギーを託された人たちの「次」は
(もちろん次の選挙という意味もあるけれど)、「現在」として、もう始まっている。

(1) 栃木1区で小選挙区当選した自分の初選挙を思い出す。
与野党の構造は変わらなかったけれども、栃木には明らかに新しいものができた。
選挙区の雰囲気はがらりと変わった。「誰に投票したらいいかわからない」
「誰の活動を手伝ったらいいかわからない」の終焉だった。

(2) 選挙の時だけでなく、活動報告を続ける私を、任期中多くのボランティアの
皆さんが支えてくれた。その多くが、それまで政治に関わっていなかった人たった。
私が栃木を離れた後でも、自主的に勉強会などを続けてくれている。

今回が日本で最後の選挙だった、ということにならないように、立憲民主党に望むこと。
(1)下手な数合わせのために妥協して信頼を失わない
(2)高度な質の国会論戦をする(枝野さんが出過ぎてもよい)
(3)強行採決に対するくだらない身体的抵抗をするのではなく賢く主権者と連携する

(3)について補足。本来よりよい結論を導くための話し合いをする場である国会で、
話し合い(最近はしばしば説明すら)の姿勢も見せず一定時間で採決、
という与党には本質的な問題がある。しかし、そういう与党に対しては、
より賢い戦略が必要。ちなみに私の在職中、身体的抵抗が奏功したことは皆無。

共産党が議席を減らしたことについて、共産党とは関係のない私の友人が「かわいそうに」と
ぼやいていた。立憲主義と民主主義を守るために、本当に「身を切る改革」をした
共産党には敬意を表する。

そうなんです。自由競争ですむところはむしろそれがよい。
でもそこからこぼれてしまうテーマを拾って扱っていくのが政治だと思います。
これはむしろ立憲主義に関わる部分ですね。

私がこのたび立憲民主党をあからさまに応援したのは、古巣だからではなく、
今の日本にとって本当に立憲主義と民主主義が大切だと思っているからだ。
平和憲法を残し、子どもや孫の世代に誇りを持てるよう、できるだけのことはしたい。
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2017年10月24日(火)

「多様な立場の人たちが政治を安全に語れる場」。これ本当に大切ですね。
そこからしか相互理解は生まれてこないのですから。AH引き続き頑張ります。
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2017年10月26日(水)

細川貂々さんの宝塚市大使就任をお祝いして、宝塚でのトークショーを行います。
先着150名様だそうです。ぜひお越しください。
https://twitter.com/ttoshokaninkage/status/923001227125841920…

明朝9時50分~のフジテレビ「ノンストップ」に、声と写真だけちょこっと出演する予定です。
女子関係のテーマです。

こんな滅茶苦茶をやっている首相に物申す人がいないとは、自民党はどこまで劣化しているのか。
小選挙区制と、郵政選挙の後遺症で党執行部に逆らえなくなった結果、ついにここまで来たという感じ。

自民党の支持者と安倍首相の支持者は、こういうときこそ「しっかりやれ」と激励すべきではないのか。
その人たちにとってはせっかくの自慢の首相なのだから。

安倍さんと枝野さんの党首討論も楽しみなのに、この調子では逃げ切られてしまうのではないか。
現在の国会の異常事態は、開くべき時に国会が開かれるという当たり前をも反故にしている。
まるで違う国になってしまったかのようだ。

私は今確かに立憲民主党を応援しているけれども、それとは違ったレベルで
(つまりより高位のレベルで)国会の形骸化・空洞化を深刻にとらえている。

今日診療後に受けた取材では、怒りについていろいろな角度から話していたら
記者さんがだんだん笑い出して、「なんだか怒りが楽しくなってきました」だそうです。
今日は写真家の方も見えて撮影してもらったのですが
、どうもいつも診療後のヨレヨレの姿を撮られることが多いのがなんとなく不満。
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2017年10月27日(金)

政治家に圧力をかける一番の方法は、地元の事務所に「こんなことではもう自民党に
投票できない」と伝えること。最近の「逃げ回り」は、
地方の元祖自民党支持者でも「おかしい」と思うはず。
政策ではなくやり方で地元の御重鎮を動かせれば一番。
国会事務所ではなく地元事務所へ、がポイント。

なぜ地元事務所か、と言うと、それが議員生命(選挙の当落)に直結するから。
テレビが何と言おうと、地元の有権者がすべてを握るのが現実。
連れ立って地元事務所に押しかけ、その後電話で「あれはどうなったか」と
折々電話をする。それも、与党が党議決定する前であることが必要。

私が選挙に出ていた頃は、それまで自民党に投票してきた人も投票してくれた
(そうでないと勝てない)。それは、「おかしい」を共有できたから、とも言える。
子どものことがないがしろにされていておかしい、というように。

今の政治状況についてできることは、リアル政治の監視とまっとうな勢力の
応援をすること。また私においてはAHに割く時間をもっと増やすこと。
AHは政治から見て外野のような活動だが、実は最も中心に位置するものでもある。

最近いただいたメールでとても嬉しかったのは、立憲民主党は自分たちの姿勢を
説明するための必要最低限しか他党の批判をせず、
枝野さんや福山さんの演説には、AHで私たちが最も価値を置いている心の平和があったと。
AHは疎外ではなくつながり。政治に必要なキーワードがちりばめられている。
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2017年10月28日(土)

今日はAHの「親(いわゆる毒親)について考えるワークショップ」でした。
すぐに定員が埋まってしまう人気でした。とても温かい一日でした。
感想のときに「こんなに重いテーマでも、ふとしたところで
自然に笑いが出るのがAHのよいところ」と言っている人がいて、
同感でした。本は3月刊行予定です。

AHの仲間達とは、一言で言えば「AHの日にしか会わない」のですが
、十分「親友」感があります。何でも受け入れてくれる大きな家族みたいな感じかな。
「パートナーの社会化」については1月刊行の本に書いたのですが、
AH体験に基づくところが大です。

AHの仲間達との「家族感」について考えてみたが(ちょっと新興宗教的な表現だなと思って)、
評価を手放し、相手の現在と共にあるAHは、
相手と自分の本質であるあたたかいこころの触れあいになるし、
防衛せずに何でも話せるし、「正しさの綱引き」もせず人の話を聴ける。だからだろうな。

というわけで、私はAHに参加してくれるすべての人をとても愛おしく思っているのです。老若男女問わず。

私は犬が大好きだが(うちにもいる)、犬を見ていると人間心理もわかりやすい。
犬は、怖がると吠えて攻撃的になる(でも小心者のうちの犬は、
しっかりあとずさりしたりしている)。
怖い相手が自分の敷地に入ってくると、反射的に咬むようだ。
怖れを攻撃で表現する、原型なのだろうな。

「自分は反対だけれど、党が・・」という言い訳には騙されないでください。
「党」なんて物体はなく、所詮は議員の集まりなんです。
「〇〇先生のご意見なら、自民党の皆様も耳を傾けるんじゃないですか?」とちょっとプライドをくすぐるのも手。
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2017年10月29日(日)

「党が・・」について。民主党の幹事長だった菅さんに、同期当選の女性議員と共に
「党内の会議は禁煙にしてほしい」と申し出たことがある。
菅さんの答えは、「これこそ政治だから、代議士会で発言してご覧」。
みんなが諦めているところに切り込んでいくのが政治、
と教えてもらったのは自立の第一歩。

前も書いたかもしれないけれども、私の選挙区の地方議員は私をいじめていたらしい。
ある日、水島シンパの地方議員「もう見ていられないから会派を抜ける」と。
私は「むむ、抵抗勢力。これこそ政治だ!」と盛り上がっていたので、
いじめと見抜くことはできませんでした・・・。

ごめんなさい。敵意もなく菅さん擁護でもなく、私が素直に思ったこと。
政治家の集団は会社員とは違って、どれほど新米でも一つの選挙区を背負ってきている。
その誇りと責任を忘れてはならない。
だから、「自分で言え」は至極全うだと思ったし、
私自身は「ほう、菅さんは政治をわかっている」と思った。

菅さんは、後輩には余計な口出しせずモチベーションを高める人です。
初当選した直後に「まず一つ法案を作るとしたら何?」と聞かれ、
「性暴力など、大人と子どもの情報の棲み分けをしたい」と言ったら
私が反発をもたれないように、私は事務局長、座長はH議員、と考えてくれました。
育てる人です。
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2017年10月30日(月)

献金先を、立憲民主党にするか、枝野幸男さんにするか、かなり迷ったが、
とりあえず今の私が確実に信頼できるのは枝野さんなので(福山さんも、
もちろんですが)今年は枝野さんにすることにした。
一応、毎年のMVP的な政治家や党に献金しているのだが、今年はさすがに枝野さん。
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2017年10月31日(月)

枝野さんが野党第一党の代表になったおかげで、今まで特殊テーマでしか
表に出てこなかった枝野さんの全姿勢が見るようになったのはよかった。
本人をよく知るから言えるのだが、枝野さんは絶対に「批判のための批判」はしない人。
発言から多くを学べる人だ。政治の質をぐっと高めてくれることを期待。

今日は根を詰めて本の原稿を書く日です。
思えば、初期の本は、1章仕上がると編集者さんに送っていたものだけれど、
今は1冊書き終わってから送ります。構成力がついてきたのだと思いたいけれど、
初期は1章ごとに「これで大丈夫」と編集者さんのお墨付きをもらわないと心配だったのかも。

全タバコ労組からも、紫煙がくすぶる組合事務所で
「禁煙議連をやめないと応援できない」と脅しに近いことを言われた。
さすがに医者だから無理、今やめると目立つからタバコ産業に不利、
と頑張ったが。タバコの害から労働者を守ることが労組の役割なのでは?
とすごく違和感があった。

愛川欽也さんがご存命だった頃の話。TVの打ち合わせ中に、
「タバコとアルコールとどっちが悪いか」の話になった。
私は受動喫煙のことを考え「絶対にタバコ」。
愛川さんは「タバコ吸ったからって人に暴力ふるったりしないでしょ。
アルコールの方が害悪だ」と。それぞれの考え方があるものだ。

AHでは、人が泣いていても「ティッシュを渡さない」ことがルールだ。
泣いている人にティッシュを差し出すのは一般には善意だが、
「あなたは泣いているべきではない」
「あなたが泣いていると私は苦しい」というメッセージにもなり得るから。
ありのままで共存するAHならでは。

(1) かわいらしかったのが、ジャーナリストの田岡俊次さん。
政治家による煙害にも触れた著書「国会議員を精神分析する」を献本してから、
田岡さんは「水島さんがいるから」と、打ち合わせのとき喫煙しなくなった。

(2) 「いえいえ、田岡さんの話のおもしろさと受動喫煙の害とを
比較して私なりにここにいるんです。
田岡さんの話にそれだけの魅力がなくなったら出ていきますから」と
言ったが、それ以来私の前で喫煙することがなくなった。
稀有な「ハト派の軍事評論家」の田岡さんのことは今でも尊敬している。

田岡さんと言えば、番組終了後には愛車プリウスで同じ方向の人を乗せていく
親切な人だった。半年待ってプリウスを入手したというので
「プリウス、どうですか」と聞いたら、軍艦レベルで一生懸命説明してくれた。
さすが田岡さん。

2017年9月のツイートより(抜粋)

2017年9月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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2017年09月05日(火)

20年近く信頼してきた人権派敏腕弁護士さんと最近関わって「私は弁護士の方が向いていたかも」という夢がすべて平和的に解決した。確かに弁護士も精神科医も「代弁者」というところでは共通するが、弁護士に向いているのは彼女、そして私は精神科医、心を癒す役割でいいんだ、と。

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2017年09月06日(水)

最近の尋常でない苦労がたたって、今日は目の下にすごいクマがあったけれども、診療後に出版打ち合わせに来た編集者さんは「先生は、若いときの写真も、テレビでの顔も、今日も、本当に変わらないのですね。変わらない人っているんですね」と言われて、まあ、よいところだけ受け取ろうと。
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2017年09月07日(木)

今回の災難で、対人関係療法の専門家養成のための研究会も休止してしまったのだが「再開のために何でも協力します」という声を専門家たちからいただいてとても嬉しい。「治療するほど人を好きになる」、そして効果もある対人関係療法に、多くの方が関心を持ってくださっている。

私は決して粘り強い人間ではないが(何かが腑に落ちるまですっきりしないので考え続ける、というのはあるが)唯一、「患者さんを諦めない」という点では粘り強いな、と今日気づいた。

私は人に誇れるものがあまりないので、「患者さんを諦めない」を自分の長所として認めていきたいと思います。「この患者さんに自分は役立てない」と思ったことも実際ありましたが、「では誰が?」となると思いつかない。それなら自分が責任を持とう、とやってきました。

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2017年09月08日(金)

娘からの「オススメ」映画やドラマは難しい。「ほう」と思うものもあれば、ジェネレーション・ギャップや趣味の違いのために「?」と思うものもある。でも、彼女の「オススメ」を私が見ると喜ぶのは確かなので、見るようにしている。

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2017年09月09日(土)

AH三昧@大阪の11月三連休です。入門のほかに、実践ワークショップ(4日)あるいは「ゆるしについて考えるワークショップ」(5日)にご参加いただける方は、トータルで1000円割引です! https://twitter.com/ahj_bot/status/906413531435814913…

私・水島広子がファシリテーターをします。大阪AH三昧の締めくくりにどうぞ! https://twitter.com/ahj_bot/status/906413535781154816…

今の私はひどい災難を受けている。まあ善意から発したものだから受け入れるしかないと思っている。しかし自著「運のいい人、悪い人の心の習慣」に書いたようにアンラッキーと不運は違う。いろいろな人の優しさに触れて、やはり私は運がいいと思う。 http://amzn.to/2eUf5oy

私は小3以来完全な「教師不信」だったのですが、保育園の先生だけは神様みたいに思っていました。上から権威をかざす「先生」とは違って、本当に子どもに寄り添ってくれる、と感じたからでしょうね。上の子の小学1年の担任の先生が、「先生とは信用ならない」という私の信念を変えてくれましたが。

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2017年09月10日(日)

私は大学時代念願の運動部(医学部体育会)に入ったが、低学年の頃は先輩の理不尽な要求に「そうそう、こういうのを体験したかったんだ」と一生懸命応えたが(男子先輩からの布団蒸しも含めて!)、自分が上級生になると、下級生に理不尽を押し付けるのが精神的に苦痛になって退部した。この歳になるまで知らなかったです。(阿川佐和子さん)
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2017年09月11日(月)

NY同時多発テロの日に生まれた下の子は、今日で16歳。一つの命を懸命に産んだ日に、多くの命が人為的に失われた、という日。世界の歩みについても、我が子の歩みについてもいろいろ思うところあり。

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2017年09月12日(火)

「ぐれる」というテーマで本を書かないか、というお話をいただき、「書きたい!」「でもまだまだ落ち着いて本を書くほどの余裕がない!」というジレンマ。こんなところでブツブツ言っていないで、提案メールにお返事しなきゃいけないですね。

改めて気づいたけど、英語のアイルランド訛りって、日本語の栃木弁みたいな感じだな。後ろを上げておろす話し方がとても似ている。

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2017年09月13日(水)

絶望の淵に沈んでいた患者さんを、何年も前に私が引きとった。当初は治療不信が強く、通院中、走る車から飛び降りていた。今でも彼女の人生は波乱だらけ。でも今日、彼女と久しぶりに会って感じたのは「大人になった」「かっこいい」ということだけだった。彼女が患者でいてくれて誇り。

週末収録のテレビ番組について、今日は2回目の打ち合わせだった。だいぶできた。詳細を公表してよくなったら、お知らせしますね。今のところのヒントは「放映は10月です」だけです。スミマセン・・・。

今日、死んでしまうかと思っていた患者さんが、華やかな、力強い回復を遂げてくださっていたのを知って、スタッフとともに大喜び。資格があろうとなかろうと、こういう「大喜び」を共有できないスタッフとの仕事は、なんだかどんどん滅入っていきます。今のスタッフはベスト!

拒食症の人には「こういう理由で低体重にしがみついているのですよ。だから、これができるようになれば、体重へのしがみつきが減るのですよ」と言って治療をしていく。一方、多くの「治療者」が、「体重が減ると心臓の急停止が起こり…」とか、脅すようなことばかり言って余計不安を強めている。

ありがとうございます。拒食症の患者さんは、若ければ、回復もすごく早いです。昔、思春期の患者さんが、あまりに言葉少なだったので、「この治療を受けて、何か感想は?」と最後に聞いてみたら、「もっと早くこの治療を受けていたらよくなったのに」と言ってくれて大感動でした。

私の記憶に強烈に残っているのは、専門家向け研究会に来てくださった、若い小児科医の先生でした。今までは脅すタイプの治療を行っていた。でも全然よくならなかった。それで、私の本を勉強した。そして、それまでの治療方針を謝った。そこから本当の治療が始まった。夢のようで本当の話。

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2017年09月14日(木)

11月25日(土)、宝塚市のイベントに出席する予定です。詳細はまだ明かせませんが、午後にお時間のある方、ぜひ確保しておいてください。楽しいイベントになりそうです。
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2017年09月16日(土)

今日はテレビの収録でした。とても楽しい収録現場でした。放映は10月10日ですが、告知可能になりましたらお知らせしますね。全国でご覧いただけます。

二十数年来のゲイの友人に、近況報告と愚痴。新たな視点に気づかせてもらった。私は人からアドバイスされるのが大嫌いだが、このゲイの友人の言うことだけは「ほう」と受け入れる。彼は比較的有名なゲイだが、普通に日常的にゲイの友人がいるような社会がいいな。

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2017年09月18日(月)

私は小さい頃「優しくない」と言われ(鋭すぎたらしい)、常に私と比較される兄が「優しい」と言われており(でも私には全然優しくなかったけど)、「優しい人って? 機嫌取りが上手な人?」と不審に思っていた。今思うのは、本質であるあたたかさがにじみ出る人が「優しい人」なんだな。納得。

雑誌の取材に来られた記者さんからハガキが届いて、「水島先生とお話しできたあとは、いつも何だか自分が強く優しくなれたような気持ちになれます。いつもすてきなお話、ありがとうございます」と。診療ではなく取材なのにこんなふうに感じてもらえるのは嬉しい。

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2017年09月19日(火)

「どんなときもあなたの味方だよ」と言ってもらえることも嬉しいけれども、「どんなときもあなたの味方ですよ」と言える相手がいるのは、とても幸せなことだ。

他人に攻撃的な考えを向けるということは、その攻撃のエネルギーを自分でも受け取っているということ(自分が吐いた毒ガスは、自分で吸うことになる)。私は攻撃されても、「まあ、相手が弱るだけだな」と思うようにしている。

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2017年09月20日(水)

私が患者さん関係者とのコミュニケーションを基本的にツイッターで行わないのは、(1)医師の守秘義務(現患者・元患者とも個人が特定されるのはまずい)、(2)今はカミングアウトすることがよく感じられても、人生のどこかの局面でそれを後悔するかもしれない。という理由です。

というわけで、精神科医として私と臨床的関わりを持った人には、ツイッター上では「冷たい」と感じられるかもしれませんが、ご理解ください。全く別名で、自由にお話しいただくのはかまいませんが。

私自身はゼロ歳から子どもを保育園に預けて働いていたが(そこそこいい子に育ちました)、尊敬する編集者は育児専業ママを終えてから就職し今は重役。我がスタッフの一人も、育児・介護に全力、隙間にパートを持ち前の責任感できちんとやってきた。みんな人生を真剣に生きている点では同じだな。

子どもを小さい頃から保育園に預けることのプラスの点は、社会性やしつけの面で親がよけいな心配をしなくてよい、親も自分の仕事ができるので、子どもと再会した後は「子ども時間」にできる、つまり「あなただけが大切よ」というメッセージを伝えられることだと思う。

16歳になった高1息子(野球部)の、テーピングとかを一緒に選んだ。沈黙系反抗期の息子と活発なやりとりができるのは、こういう限られたチャンス。私と同じ倹約精神も自発的に感じられて、うっとりする時間。

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2017年09月23日(土)

今日は1年に1度の、AHファシリテーター・ミーティング。全国各地でAHグループを開催しているファシリテーターが一同に会して、実務的な話であっても、AH的な、平和で温かい空気の中で話し合っていく貴重な場。大好きな仲間達と会えるのも嬉しい。

午前中スカイプ参加した創始者ジェリー・ジャンポルスキーも言っていたが、今の世界情勢ほど、「まず自らの心の平和」に集中すべき時はないと思う。各自が自らの心の平和に積極的に責任を持たなければ、社会平和は実現しない。

社会に変化を起こしたければ、自分自身がその変化になる必要がある、とはマハトマ・ガンジーも言ったこと。

AHのミーティングは、各自が手伝える範囲で手伝って成立しているが、今年はお手伝いも多かった上に、AH仲間が立派なスクリーンを持ち込んでくれて、ジェリーのスカイプ画像がとてもきれいだった。年々進化している。そして男女比も年々均等に。

今日のミーティングは史上最多数の参加だったが、以前外の有料会場を借りたら「会議っぽかった」とむしろ不評。麻布のAHを故郷のように感じてくれている人が多いので、今日は思い切って全員収容。床が抜けるのではという私の心配は杞憂に終わり、窓を開けて気持ちのよい日だったので酸欠者もなし。

今朝起きて真っ先に頭に浮かんだのが「過去は終わった。私に触れることはできない」というAHのカードだった。昨夜ともこさんと前向きな話をして寝たからなんだろうけど。久しぶりによい目覚めだった。自分の自由を感じた。

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2017年09月24日(日)

今年の新米を注文。私は震災前から、毎年滋賀から無農薬玄米(それも真空パック)を購入しています。子どもがうちで食べる機会も減って、本当はもっと注文量の調整をしなければならないのだけれど、「お米さえあれば」精神はなかなか強靭です。
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2017年09月25日(月)

ようやく、地に足をつけて本が書ける時間が少しずつ出てきました。今年起こった悲惨なことを振り返ると、常に私にとって呼吸と同じだったのは、「患者さんの診療」と「笑うこと」でした。患者さんと笑いに支えられて、これからはもっと本が書けるようになる見込みです。

私は「死にたい」という患者さんに対して、「いくらでもそういう話は聞くけど、絶対に死なせないから。私は頑固だから、死なせないと決めたら、絶対」と言います。この頃、峠を越えた複数の患者さんから「先生の頑固さには呆れました(笑)」系のお褒めの言葉をいただいています。

総選挙を前に、2000年の総選挙を振り返りたいと、当時の地元・栃木の下野新聞から取材が。え~ 今更~と思いながらも、メールでお返事した。

「この人たちと一緒に働いていきたい!」と心から思える人と今一緒に仕事できているのがすごく幸せです。明るさ、共感、笑いがモットーかな。もちろんきちんとした仕事ぶりも含めて。これからどんどんよくなります!

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2017年09月26日(火)

私は今経管栄養もできない外来のみクリニックですので、「死なせない」と決めた人には、本当に精神療法勝負です。人間同士の信頼関係の勝負、ともいえるのかな。温かい関係ができるので、人の生死を操作しているとは思いませんよ。

思春期の方のためのAHグループを考え始めています。18歳以下の方で、東京でワークショップやグループができたら出てみたい! と言う方がいらっしゃったら、個人情報なしに、ご希望をお書きください。 https://ws.formzu.net/fgen/S35838857/

変化の希望が感じられていない人に、変化の必要性を説くことは、往々にして暴力的になる。でもこういう状況が必要なことは事実で、その際には変化の必要性を説く人の専門性、人間性が問われる。

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2017年09月28日(木)

今日出版打ち合わせに来た出版社社長から「それにしてもこんな短期間でクリニックを立て直したのはすごい」と言われ、確かに、いろいろあったけれども患者さんに大きな迷惑をかけずに診療を続けてこられたことを、すごいと思った。この難しい期間を支えてくれたチームに感謝。

この本の帯に推薦文を書きました。「支配・非支配関係について、豊富な事例や適切な助言を通して本質を理解できる、米国発の貴重な一冊。」
http://amzn.to/2hBQype

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2017年09月29日(金)

娘に教えてもらったモハメド・アリの言葉。最後まで読んでください! Impossible is just a big word thrown around by small men who find it easier to live in the world they have been given than to explore than the power they have to change it. Impossible is not at a declaration. It’s a dare. Impossible is a potential. Impossible is temporary.
これらをto do ではなくto be で読むとすごい世界が開ける。

実際、to do で成功した人たちの話を、to be で読むと元気が出てくる。

 

関西テレビに出演します

お盆の帰省を前に、義理の家族との関係をどうするか、というテーマです。
2週間連続で出演します。
ご覧になれる地域の方、ぜひご覧ください。

番組名 よ〜いドン!サタデー
(やすよともこの「すっきり♪お悩みウーマン」のコーナーです)

放映日時 7月29日(日) 10:55〜11:50
8月5日(土)  10:55〜11:50

チャンネル 関西テレビ

番組ホームページ:https://www.ktv.jp/yo-idon/saturday/

【新刊】『それでいい。 自分を認めてラクになる対人関係入門』を刊行しました

細川貂々さんとの共著『それでいい。 自分を認めてラクになる対人関係入門 』を刊行しましたのでお知らせいたします。一部書店では明日(22日)からの販売になるようです。

内容紹介
(出版社より)
ネガティブな人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。 “ネガティブ思考クイーン”の漫画家・細川貂々が、精神科医で「対人関係療法」の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の成長物語。

ネガティブな性格で生きづらい、自分を“ダメ人間”と思ってしまう、コミュニケーションのとり方がわからない、そもそも人づきあいがニガテ、ネガティブな人を引き寄せてしまう、人に振り回されることが多くて疲れる……etc。

そんな人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。そのヒケツは、対人関係の「ズレ」と「役割期待」にあり。対人関係が健康であれば心も健康であり、対人関係に自信があれば人生にも自信がもてる。生きづらさを克服するための対人関係入門書。 *

著者より(細川貂々)

「自分を認める」ことが鍵なんじゃないかと思ってます。
私は自分自身が嫌いだったので、ダイエットしてみたり、お化粧したり、
好きな服を着たり、習い事に行ったり、ベストセラーを出してみたり、
いわゆる「自分磨き」のようなことをしてみたんですけど、
どんなことをしたって自分が世の中で大嫌いだという事実は変わりませんでした。
何をしても「やっぱり自分はダメ人間」に戻って来てしまうのです。
それで「こんな自分は必要としてくれる人なんか居ないから死んだ方がいい」という考え方につながります。
簡単に「死んだ方がマシ」という思考になることは、20代の頃からずっとだったし、
付け焼き刃的なことをしても修正が効かないんです。

それで水島先生に出会って「今の自分を認めて受け入れなさい」と言われました。
「それが出来ないと何も始まらない。自分で自分を温めてあげなくちゃ。そういうことを人間は出来るよ。」

最初それを聞いた時に「無理」って思いました。
こんなにダメ人間な自分を認めるなんて出来るわけがない、と。
でも「自分をダメ人間」だと思ってしまう思考は
気分変調性障害の症状じゃないかということを水島先生から聞いたんです。
それで気分変調性障害の本を読んだら、そこに自分自身のことが書いてありました。
今まで自分が生きて来た極端な思考や行動は気分変調性障害の症状そのものだと知ったんです
(気分変調性障害は病気で治療しないと治りませんが、私は日常生活を普通に送れてきたので、
病気と健康の中間地点に居たようです)。
だったら自分は変われるのかも知れない、と思いました。

それで「自分を認める練習」を始めました。
最初はホントに辛かったんですけど、そのうち私にとって「それでいい」はお守りの言葉になりました。
そのままの自分を認められるのって楽なんです。安心出来るんです。
今は「自分を認める練習」を始めて9ヶ月になるんですけど、
ようやく「こんな自分がいてもいいのかも」と思えるようになりました。
生きにくくて辛い人は自分を認めることから始めてください。
過去は変えられないけど、未来はいくらでも変えられる。
未来をどうしたいかは、今を大事に生きることで変わって来ます。
今の自分を認めて大事に思ってください。

◆第1章【悩み編】ネガティブ思考でいいんです。

てんてん、対人関係療法に出会う
(悩み・1)ネガティブな性格で生きづらい!
(悩み・2)ネガティブな自分がイヤなんです!
(悩み・3)ネガティブな人って嫌われますよね?!
(悩み・4)期待に応えられない自分を“ダメ人間”と思ってしまいます!
(悩み・5)そもそも人づきあいがニガテなんです!
(悩み・6)やっぱりコミュニケーションのとり方がわからない!
(悩み・7)SNSや仕事づきあいでの接し方がわからない!
(悩み・8)よく勘違いされます!

【水島広子の対人関係カウンセリング】
対人関係療法って?
人として当たり前の感情
「それでいい。」と自分を認める
反応の誘導は「束縛」という暴力
怒っていい。言葉でちゃんと伝えるだけ
周りを優秀でカンペキと思い込まない
対人関係をチェックする(重要な他者) 役割期待のズレがストレスを生む

◆第2章【解決編】対人関係の大問題――「ズレ」と「役割期待」

(ズレのパターン・1)間接的であいまいな言葉
(ズレのパターン・2)言葉を使わないコミュニケーション
(ズレのパターン・3)沈黙する
(コミュニケーションの悪いクセ)自分を苦しめる勝手な思い込み
(ズレをつくらないために)ズレをうめる共通理解
(それでもズレてしまった時)ふたつの方法
(役割期待)当たり前を確認するだけで器用になれる
(大切な行動・1)言いわけの技術
(大切な行動・2)ぐちの技術

【水島広子の対人関係カウンセリング】
「言葉」がコミュニケーションを成長させる
役割期待への応え方

◆第3章【成長編】ちょっとずつ変わっていける。

振り返るとクセが見えてくる
だいたいは許せる~日常生活の人間関係を振り返って
妥協しよう
自然のまま、ありのまま 恵まれた出会いのなかで
今、私がしてる練習

【水島広子の対人関係カウンセリング】
どんな人も頑張っている

著者について
細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。
1996年、集英社『ぶ~けDX』にてデビュー。
パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』
『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。
男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、
自身の職業遍歴を描いた『どーすんの私』シリーズ(小学館)なども出版。
また、母娘問題に切り込んだ『それでも母が大好きです』(朝日新聞出版)や、
宝塚歌劇の歴史を描いた『タカラヅカ 夢の時間紀行』(亜紀書房)を上梓している。
創元社 1,296円(税込)

ご購入
Amazon http://amzn.to/2tonseb

2017年3月のツイートより(抜粋)

2017年3月のツイートより(抜粋)

2017年3月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。
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3月2日(木)
文庫「『他人の目』が気になる人へ」が増刷になるとの連絡。この本はタイトルを決めるときにしつこく粘って受け入れてもらえた本。副題通り「自分らしくのびのびと生きるヒント」になりますように。 http://amzn.to/2mcGNOy

 

地方でのAHのワークショップのときに、現地だけでなく隣県とかからもお手伝いに来てくださる方がいるのは、何となく根っこが太くなったような、心強い感覚をもたらしてくれますよね。

 

「女子の人間関係」を除いて、私の本は、「ベストセラー」ではなく「ロングセラー」。すっかり忘れて、全く違う仕事を黙々とやっているときに増刷のお知らせなどが届く。これはサプライズで結構嬉しい。つまり、「ロングセラー」を認めてくれない版元とは相性が悪いということでもある。

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3月3日(金)
ポリティカル・コレクトネスも、「形」であって、どういうエネルギーで扱うかが大切なのだと思う。言葉狩りのように排除や批判という「怖れ」のエネルギーで扱うと、結局「怖れ」で自由や創造性もなくなるということなのだろう。人の多様性を尊重する温かいエネルギーで扱いたい。

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3月4日(土)
(1)私はかつて、国際摂食障害学会(AED)のメディア対策委員会の日本代表を務めていたが、摂食障害についての日本のメディアのあまりのレベルの低さ(有名人が摂食障害になった、という程度のニュースしかない!)に、活動の意味を見いだせずに休職中。

 

(2)日本摂食障害学会が、メディアとより意味のある関係を作ると共に、私の代わりの人材を国際学会にも出してほしいということを当時の理事長に伝えたところ、「代わりが見つかるまでは評議員を務めてほしい」と言われて、会費の高い評議員に就任せざるを得なくなった。

 

(3)私は、対人関係療法を用いた摂食障害の治療にかなりの自信と実績があるが、日本摂食障害学会からは無視されてはいないものの重視もされておらず、いつまでも変わらない模様。最近、某セレブをめぐってだと思うのだが、「拒食症とは」の取材が増えた。時期性もあって全部断っている。

 

(4)ひとたび「摂食障害の専門家」を名乗ってしまった人たちにとって、「実は別のやり方の方が効果的でした」と認めることは難しいだろうと理解するが、認知行動療法で重度の摂食障害を治した治療者がいるのなら教えてほしい。既得権を守るため患者さんの利益を損なわないでほしい。

 

最近、私のクリニックで思春期の新しい患者さんを受け入れることを再開してますます思うのは、摂食障害の「治療」が、患者さんに新たなトラウマ体験を与えることにしかなっていないケースが目立つということ。治し方がわからなければ、確かに「怖れ」から不適切な対処をするのだろうな。

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3月5日(日)
クリニックでの外来治療だけになってからの私は、チューブ栄養の患者さんを退院させて責任を持ってきたこともあるし、栄養剤を机の上に置いて1時間患者さんを説得して飲んでもらったこともある。強制栄養の受け入れも、その位置づけ次第だと思う。「命の危険が・・」だけでは不適切。

 

あーあ、私はますます日本国内の摂食障害治療者たちから嫌われていくのだろうな。でも私にとっては、常に患者さんの回復と成長が第一。それを共有してくれる治療者仲間が増えてきたことは、何よりの幸せ。

 

例えば、私にとって嬉しいニュースは、認知行動療法で開業した若い精神科医が、「摂食障害についてはやはり対人関係療法」という認識のもと、研究会に参加して学んでくれ、患者さんを引き受けてくれること。患者さんを第一に考えられる治療者には、こういう柔軟性がある。

 

摂食障害についての取材を受けにくいのは、例えば複雑性PTSDの人が、症状への対処法として摂食障害を発症する場合も多いことや、非定型発達の人が摂食障害を「こだわり行動」にしている場合も多いことが背景。シンプルな摂食障害の人は、拙著を読んで回復軌道に乗ることも少なくない。

 

今は、対人関係療法研究会の参加者が提出した症例を読んでいるところだが(当日に発表する人を決めなければならない)、皆さん、保険適応でもない対人関係療法を使って少しでも患者さんの役に立とうとしている姿が伝わってきて感動する。

 

治療者は私のことをさらに嫌いになるだろうと書きましたが、精神科医療全体のことを考えてくださっている尊敬すべき大御所たちは、対人関係療法の味方です。研究会の顧問リストの豪華さを見てください。私が尊敬する先生方です。 http://bit.ly/2lIpmRL

 

今日というか昨日というか、本の校正をしながら思ったのは、「いわゆる『炎上』というのは、評価の押し付け合いなのだな」ということ。

 

昨日~今日といろいろ書いてきて、ぐれていた私は健在なんだな、と改めて思った。長きに流されず、自分が思ったことを言う。若い頃に比べれば社会性も身につけたけれども、「どうしても」というところの態度は変わらないのだな。もちろん、礼儀はわきまえるつもりだけれど。

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3月6日(月)
カルト関連の子の治療はとても難しい。本人は症状に悩んでいて抜け出したいと思う。でも、親や幼少期の「基本方針」を否定するだけの基盤がないし、今でも「べき」に縛られている。偏狭な価値観を持った親であっても「よかれ」と思ってやっていた、という事実もことを難しくする。https://goo.gl/4gXMYy

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3月8日(水)
今日知ったが、4月・5月・6月と続けて本が刊行されるらしく(原稿を書いた時期はバラバラなのだが)、にわかに校正地獄に陥ってきた。私は校正も丁寧にする方なので(逆に言えば赤字が多くて評判が悪い)、時間的に大丈夫か、不安。4月の本の校正は来週からと言うが、間に合うのかな。

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3月9日(木)
どうして自分の場合校正の赤字が多いのかと考えてみたが、それは執筆時から校正時までの変化(進歩?)を反映しているのだと思う。例えば仕事をしながら1週間で書き上げ、すぐに校正→刊行と進んだ「トラウマの現実に向き合う」は、校正の赤字がほとんどなかったと記憶している。

 

「行き過ぎた自由」などというものはなくて、むしろ被害者意識などの「怖れ」に縛られた不自由のことを人が「行き過ぎた自由」と呼んでいるのだと思う。私はもっと「怖れ」を手放して自由になりたい。そうすることでもっと温かい存在になれると思う。

 

対人関係療法は期間限定の治療法だが、幼少期にひどい虐待を受けた人やカルトに洗脳された人が、16回の治療で「完治」することはない。親が発達障害という場合も、親の行動についてのフォローが必要なので、治療は長引く。でも対人関係療法的アプローチは結果的にとても有効だ。

 

だからと言って、認知行動療法のように対人関係療法が溶けてしまうことを望んでいるわけではない。私は常に「なぜこの患者さんの場合、対人関係療法的アプローチをとりながら治療期間が長引いているのか」の報告書を書ける状態である(どこにも提出を求められていないが)。

 

私は絶対にワーカホリックではないが(むしろ怠け者)、仕事をする程度に時間とエネルギーがあれば、やっぱり仕事をする。かつて後輩が、「仕事が趣味」の先輩を見て「ああはなりたくない」と言っていたが、そんなのどうでもいいんじゃないの?と思う。意義のあることに時間を使いたい。

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3月10日(金)
私は、自由とは人間に与えられた当然の権利(本質)であり、だからこそ、他人を思いやったりする主体的な態度が可能になるのだと思います。「やらされている」のは、自由とは全く違う方向のものですよね。

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3月11日(土)
今日はAHの「劣等感について考えるワークショップ」でした。一日中劣等感のことばかり考えた日ということになりますが(笑)、いつものAHと同じ、温かく明るく深い場になりました。参加者の皆さまに感謝します。
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3月13日(月)
船田氏がこの件について適切な発言をしてくれることを望むが、船田氏が経営する作新学院が、船田氏の選挙運動について衆議院政治倫理審査会で問題とされた事実、そしてそれが地元紙に掲載されなかったという事実は消えない。

 

作新学院についての先程のツイートは、あまり本意ではなかったが、今回の森友学園をめぐる騒動を見て、教育機関が政治に乗っ取られる問題を痛感したので敢えて書くことにした。国会関係者(民進党関係者ではない)にも念のため相談してのこと。

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3月14日(火)
ひどい育てられ方をしてきた人たちですら「親孝行」を諦められないという現実をたくさん見てきて、必要なのは、「親孝行」を徳目として押しつけることではなく、ひどい育てられ方をする子を減らす努力だと心から思う。現場で努力している人たち、親たちの支援をもっと。

 

明日のあさイチは、6時にNHK集合なので早起き。しかし、男性もメイクしてもらうのに、女性の方が集合が1時間早いんですって。

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3月15日(水)

今朝あさイチの待ち時間に私のスタッフから時事・政治関係のニュースの受け止め方を質問された。まずは、自分の意見と合致するニュースだからと言ってそのまま受け入れないこと(メディア・リテラシーの話)。また、ニュースによって感情的になっている自分を見つけたら「怖れ」を見いだすこと。

 

テレビでは言いたいことの0.1%も伝えられない。本なら、かなりの程度伝えることができる。でも、テレビなら、無関係な人にでも伝えられる。本は、手にとってくださった方にしか伝わらない。こういう現実にこれかも向き合っていくのだろうな。自分の年齢や体力も考慮に入れて。

 

今朝のあさイチの感想で「断ればよい、というコメンテーターの意見に共感」が多いのは、今回の企画が「断るのは難しい」を元に作られていて、今朝の生スタジオに入るまで、「断ればいいじゃん」などおよそ禁句だったからだと思う(実際私がそう言ったときはスルーされた)。なんかずれていた。

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3月16日(木)
昨朝のあさイチ。私が事前に私が見たママサークルの録画は、NHKの「やらせ」だが、実際の人間関係を使っているので、日頃の信頼関係などが反映されて心情的にとても複雑なものだった。それを1~2分切り取って、コメンテーターが「友達にお金を頼むなんて」と切り捨てる、とはいかにもテレビ的。

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3月18日(土)
AHは自分の心への取り組み方であって決して他人を変えようとするものではないので、そもそも宣伝になじまない。でも「もっと早くこういう考え方を知っていれば」「義務教育で教えてくれていれば」という感想を聞くと、人に知らせる機会がもっとあってもよいと思う。名案があったら教えてください。

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3月19日(日)
ここがいつも争点となるところなのです。「問題がすっきり解決される!」というタイトルでないと売れないと思っている編集者さんが多く、「それではむしろ読者をバカにしているようだ」派の私とよく対立します。ただ、「すっきり」本に飛びつく人が多いのも事実で、象徴的だと思います。

 

ヤマトの宅急便の方が見えたので「大変ですね。ヤマトさんはあちこちで話題になるでしょう?」と聞いたら「ええ。でもこの辺の方は再配達を入れてくれるのでとても助かっています」「それはよかったです。お身体お大事に!」。再配達の連絡をすることがとても大切なようです。

 

もうオープンにしてよいのではと思うのですが、4月に刊行するのは、すでに入手できない拙著「怒らない子育て」の大幅リニューアル版です。ニーズは確実にあるのに爆発的に売れる性質のものではない…という事情の中、小学館が拾ってくれ、すてきな写真入りの新装版にしてくれます。

 

今日は、新装版「怒らない子育て」(タイトルは決まり次第お知らせします!)の校正をしていたのですが、ちょうど息子が中学を卒業して子離れを本格的にしなければならない今、小さい子どもの子育て本は「できればあの時代をもう一度」感をもたらす、何とも言えない複雑な作業でした。

 

私自身、「子どもっぽくない」「かわいくない」と言われ続けた子どもなので(それ以外にもいろいろあったが)、自分が子どもの頃に家庭生活を楽しむことはできなかった。でも、自分自身が親として子どもを持つことで、小さな子どものいる家庭を楽しむことができた。

 

私の父は74歳で急死したので、93歳のお父様がご存命とは羨ましい限りです。父は死ぬまでカボチャを食べませんでした。「カボチャ=戦争」だったからです。他の方に聞いても「戦争=飢え」という色彩が強いです。飢えるわけがない立場の人たちが、戦争を決めるのは絶対におかしい。

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3月20日(月)

うちの子どもは、脱・子どもの年齢ですが、ちょっと前までは「何でそんなにお子ちゃまなの?」と聞くと、「子どもなんだから、仕方ないでしょ」と答えてくれるくらいに健全で、嬉しいです。親→私への子育ては取り返しがつかなくても、私→子どもの子育てで取り返しがつくのだな、と。

 

今回校正をしながら改めて思ったのは「悪いと思ったら謝罪できる親こそ、尊敬される」ということ。そしてそれが、子どもにも「悪いと思ったら謝罪する」という人の道を示すということ。謝罪は、人間関係に信頼をもたらす、貴重なこと。政治に当てはめるとどうだろう?

 

よい編集者というのは、著者の立場に立つ人(著者になりかわって、勝手に内容を変えたりする人)ではなく、読者の立場に立つ人(ここは一般読者にわかりにくいよ、ということを伝えてくれる人)なのだな、とつくづく思う。

 

私はかつて、ギョッとするほど原稿を書き換えられたことがあって(怖れのエネルギーに!)、しかも印刷されたゲラで渡されたので手書きで赤を入れなければならず、時間さえあれば常に取り組んでいて、自動ドアにも挟まれた(講演前だったのに口の中が出血した)。もちろん売れなかった。

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3月21日(火)
おもしろいもので、娘だけでなく父方祖父とも誕生日が同じです。40を過ぎてからは何となく憂鬱な日になっていましたが、少し前に年をとることへの怖れを手放したので、さわやかな誕生日でした。反抗期が完了した娘からもちょっと泣ける手紙をもらい、嬉しかったです。

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3月22日(水)
水を差すつもりはないのですが。学術、政治の世界に身を置いて思ったのが、「日本は本当に層が薄い」ということ。研究にしても、政治的追及にしても、基本的に一人でやらなければなりません。まあ所詮は三流国ということなのでしょうが、もっと生産的な解決法が知りたいです。 https://goo.gl/OsZ6mY

 

私が羨ましいなと思ったのは、米国では学会発表用のスライドを、手書きで簡単に書くだけで立派なスライドに仕上げてもらえるのに、私は(当時パワーポイントが一般化していなかったので)スライドを自分で撮影する機器を研究費で買って、全部自分でやった。研究も、スライド作りも自分で。

 

私の学位論文は、完全に私一人がやった研究。たまたま国際的な一流誌に「着眼点がおもしろい」と取り上げてもらったのでラッキーだったが、人的資源は私一人のみだった。こういうのって何なんだろう?

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3月23日(木)
AH創始者ジェリー・ジャンポルスキーと早朝の長電話終了。私生活のこと、政治のこと、今書いている本のことなど、いろいろ話した。

 

枝野衆院議員について。私は議員になる前、多くの野党議員が「なあなあ」で質問をしていると思っていた。でも薬害エイズに関する枝野さんの質問を見て考えを変えた。その後自らが議員となって枝野さんと個人的に親しくなり、信頼感が増した。優秀で誠実な人だ。今日の証人喚問もさすがだった。

 

私は3月21日に49歳になった。ジェリー・ジャンポルスキーが、AHの基盤「奇跡のコース」に出会ったのが50歳。その後彼の人生は大きく変わった。だから、50歳というのは一つの希望の年なのだけれど、という話を今朝ジェリーにしたら、「もちろんいいことが待っていると思うよ」と。

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3月27日(月)

私が「日本人は卑屈だな」と感じるのは、外国語表記するときに平気で自分の名前を名・姓の順にするようなとき。そのくせ日本語表記では日本式の姓名の順にしない(ドナルド・トランプとか)。自国文化にもっと誇りを持ってよいと思うのはそういうときなのだが。

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3月28日(火)

かつて、「え?」と思うような、「スピリチュアル」な場所で(私のスピリチュアルの定義とは異なる)、嬉しそうにスライドの写真に収まる安倍昭恵さんを見たことがある。もちろん宣伝材料にされていた。

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3月29日(水)

今朝は6時から国際対人関係療法学会の電話理事会。4月からはサマータイムなのでスケジュールが変わる!と楽しみにしていたが、どういうわけか今のスケジュールのままの方がよいらしく、私は引き続き6時からの会議。今のメインの議題は、対人関係治療者としての認定システム。

 

認定システムは目安にはなるが、決して万能ではない。マンパワーを考えても、「これだけのトレーニングを受けた」という証明にしかならないと思う。個人的に見れば、「この治療者ならOK」はわかるのだが、システムにするのはとても難しい。まずは調査から。

 

またしても、司法と精神医学の接点での問題発生。未だに精神病理の大御所は、器質的な問題がなければ患者の責任能力あり、という立場のようだが、ひどい虐待やいじめのために解離症状を呈するようになった患者が、解離中に(全く別人格で記憶もなく)起こしたことの責任をどうして問えるのか。

 

虐待やいじめによるトラウマ症状を呈する患者の多くは、社会規範意識が高い。違法行為をしてしまったというショック、(本来自分の責任でないことへの)自責感、収監されたときの環境などを考えると、この領域は司法が人の生死を左右すると思うのだが。

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3月30日(木)

今朝は6時から国際対人関係療法学会の電話理事会。4月からはサマータイムなのでスケジュールが変わる!と楽しみにしていたが、どういうわけか今のスケジュールのままの方がよいらしく、私は引き続き6時からの会議。今のメインの議題は、対人関係治療者としての認定システム。

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3月31日(金)

先日テレビに出演したとき、6年前に同じくスタジオにいた男性出演者が「決めつけ体質」に変わっているのに驚いた。前はもっと受容的な雰囲気を醸し出していたのに。6歳も成長すれば普通は決めつけを手放すチャンスも増えるはずなのだが、環境の影響は大きいのだろうな。

 

「怒らない子育て」の新装版(素敵な写真つき!)、「怒らないですむ子育て」として、小学館から4月20日に刊行予定だそうです。より詳しくは、その頃にお伝えします。自分自身とても好きな本でしたし、絶版になって「手に入らない!」という声を受けていましたので、一安心です。

 

「運」の本(5月発売)の再校をしていて、「今は、これでよい」というのは、私の人生をかけて作り出したくらいのよい言葉だなと改めて感じた。私はいつか死ぬが、その言葉だけは残ってほしい。

 

民進党に組織としての力を期待する向きがあるようだが、少なくとも私が知っている昔の民主党にはそのようなものはなかった。むしろ、多様な議員がいることが、社会全体の多様性を代弁していると思っていた。もちろん「人権の尊重」「市民が主役」など、ミニマムの合意事項はあるとしても。

 

問題はむしろ連合の影響下で多様性が失われることだった。原発議論はまさに典型例。連合を責めているわけではない。連合の力なくして地方部で選挙に勝てるわけがない、という現実があるだけだ。蓮舫氏が代表であることに希望を感じられないのは、そんな地方での選挙体験がないからだ。