2011年10~12月のツイッターより(抜粋)

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2011年10~12月のツイッターより、反響が大きかったものの抜粋です。


2011年10月07日(金)

拙著「対人関係療法でなおす うつ病」 http://t.co/0wVDSQ0y と、「対人関係療法でなおす 双極性障害」 http://t.co/3aH1VqZi  が、いずれも重版になるとのご連絡。心を込めて書いた本が多くの方に読まれるのはとても嬉しいです。

AHをベースにした新シリーズの企画が創元社の会議を通ったとのこと。希望して提案したものなのでとても嬉しく、やりがいのあるシリーズになりそう。力点は「癒し」よりも「エンパワーメント(自分の力とつながること)」。刊行は来年からになりますが、どうぞお楽しみに。


2011年10月08日(土)

今朝の朝日新聞で細川護煕氏と河野洋平氏が「94年政治改革の悔い」を語っている。細川短期政権交代は、人々を失望させ、変化への諦めを強め、小選挙区制を生み、その後の政治の質の劣化に明らかに貢献したと思う。それについて細川氏が語る姿勢からは当事者意識があまり伝わってこない。

本当に「悔い」ているのであれば、そのプロセスを検証し、今後同様の過ちを繰り返さないためのメッセージを出してほしい。「私はこう言ったのに、こうなってしまった」とぼやくのが時の首相の姿勢とは思えない。朝日の主筆が勧めているように、選挙制度審議会にでも入ったらどうかと思う。

小選挙区と比例区の関係について「比率は半々くらいが適当」と、政治家としての感覚を細川氏は述べているが、それはあくまでも「並立制」の話。より民意を直接反映する小選挙区比例代表制併用制についてなぜ一言も言及がないのか、不思議。


2011年10月11日(火)

今日は高知県四万十市に来ています。家族会のお招きで明日は講演です。羽田から高知空港の倍の時間をかけて高知空港から四万十市に来ましたが、やはり自然はきれいです。家族会の皆さま、県と市の方たちとお話しし、その熱意に感激。


2011年10月18日(火)

今日の取材で「凜」ということは何ですかと聞かれ、「自分の心の始末は自分でつけること」と答えた。名言だと感動してもらえて嬉しかったが、 AH的な意味でどの位の方がわかってくださるか。


2011年10月21日(金)

AH恋愛本を執筆中。対人関係療法をベースにした夫婦関係の本は12月刊行に向けて順調に進んでいるが、AHの恋愛本は、愛の恋愛か怖れの恋愛かがポイント。通常の恋愛は、無自覚な怖れの投影に過ぎないことが多いと思うから。書きながら楽しみ。あとは著者の力量次第か。

今日はNHKフォーラム「うつ病と躁うつ病を知る」でした。平日だというのに多くの方が参加してくださいました。病について正しく知ることは、不要な人間関係の軋轢をなくしていくことにつながります。こういう試みがもっと増えますように。


2011年10月22日(土)

今日は年1回のAHファシリテーター・ミーティング。現役ファシリテーターの方たちが集まる場です。2006年には私一人しかファシリテーターがいなかったのに、今日は会場いっぱいに集まっていただき、感慨深かったです。一年の活動方針も決まりました。


2011年11月12日(土)

本日、「『べき』思考を手放す」ワークショップが完了。参加者の方にも恵まれ、気づきも多く、本当に楽しく有意義な一日でした。この成果は来年本にまとめる予定です。今後も「手放す」シリーズのワークショップを、テーマを変えて継続予定。


2011年11月14日(月)

順調に増刷を重ねてきた拙著「『怒り』がスーッと消える本」が、このたび大量増刷になるとのご連絡。あまりにも嬉しくて涙。日本から怒りのエネルギーが少しでも消えますように。  http://t.co/td0CgSVa


2011年11月15日(火)

拙著についての嬉しいニュースが続く。被災地で活躍してこられた医師の先生から、現地で拙著「正しく知る心的外傷・PTSD 正しい理解でつながりを取り戻す」がとてもよく活用されていた、と教えていただく。素直に嬉しい。 http://t.co/z64dSMbI


2011年11月17日(木)

2012年版の「現代用語の基礎知識」が届く。インターネット時代にも生き残っている貴重な本。昨年からメンタルヘルスを執筆しているが、今年から「心理学」がなくなり、メンタル関係を全部一人で書くことになった。今日から書店でも販売されているそうです。


2011年11月25日(金)

昨日は「怒り」についての取材が2件続いた。最初は男女関係などにおける怒りの扱い方。これは、12月に刊行予定の2冊、「夫婦・パートナー関係」と「恋愛」の本とかなり関連。2つめの取材は「子どもの叱り方」。これはなかなかよい本がないとのことだった。将来的に検討。


2011年12月04日(日)

11/26にパックインジャーナルに出演したときの感想を書き損ねていた。「○○のせいでこうなった」という責任論と、「だから怒りを忘れてはいけない」ということが混同されているのは辛い。特にそれを体験者でもない第三者が言うのは強い違和感。

責任は責任できちんと問われるべきだし補償は行われるべき。しかし、そのことと「被害者たるもの、怒り続けるべき」という話は別だ。すでにひどい目に遭った人たちが、なぜ怒りによって日々の生活の質を落とすことまで他者から強要されなければならないのだろう。

どのような行動をとるかということと、それをどのような心の姿勢で行うかということは別次元の話。また、現在どんな感じ方をしているかは本人のプロセスの中での話として尊重されるべきもの。過去に何が起こっていようと、私たちが生きているのは今だということを忘れないようにしたい。

情報を開示する際には、すでに衝撃を受けている人にさらなる衝撃を与えないようにする配慮が必要だと思う。開示される情報の位置づけを、現時点で得られている知識に基づいてできるだけ誠実に説明する。位置づけが修正される際には修正の経緯を誠実に説明する。自己防衛は事態を悪化させる。


2011年12月09日(金)

高校2・3年生の「やせすぎ」女子の割合は5年前の約1.5倍に(学校保健統計調査)。拙著「ダイエット依存症」に書いたが、次世代に「やせたがり」文化を継承しないということは、子どもたちが育っている「今」の文化を改善する努力をすること。 

自分はやせたがっている大人が、あるいは、子どもから見て素敵でない大人が、「やせすぎは身体によくない」「ちょっと太った方が魅力的」などと言っても、まず意味のない話。「やせたがり」心理(実際には「やせたがらざるを得ない心理」)をよく読みとくことが第一歩。

次世代への思いを馳せることは、自分の中の力を呼び覚ますもの。「自分の」身体へのとらわれから、これからどういう社会を作りたいか、次世代にどういう影響を与えたいか、という視点に転じることが、すでに「やせたがり」防止抑制効果を生む。


2011年12月11日(日)

「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」 http://t.co/WLoXZect の見本が届く。発売はクリスマスイブだそうです。先日刊行した恋愛本「『愛する人と幸せになる』55のルール」 http://t.co/VEwd0yBO とは全く別の内容です。

拙著と言えば、「『怒り』がスーッと消える本」がまたまた大増刷になるとのお知らせをいただいたばかり。この本を通して癒しが広がりますように。 http://t.co/E1ZN02G6


2011年12月14日(水)

地味な(?)専門書である拙著「摂食障害の不安に向き合う」がなんと増刷になるというご連絡をいただく。この本と、同シリーズの「トラウマの現実に向き合う」は、いつか英訳をしたいくらい内容を気に入っている本なので嬉しい。 http://t.co/iN4NAnec


2011年12月20日(火)

宮本太郎先生編「弱者99%社会 日本復興のための生活保障」の見本が届きました。私がプライムニュースに出演したときのやりとりが収載されています(第4章 子どもの未来をひらけるのか)。 http://t.co/XQBhyusn

マーク・ボイル著「ぼくはお金を使わずに生きることにした」を読んだ。自給と分かち合いを軸にした、持続可能な地球の実現とコミュニティ再生の本。お金の存在が、自分たちが消費するものの本質を見えなくさせるという考えに基づく。(続く) http://t.co/iVexfyg3

(続き)全体に共感できる本だが、特に「えてして活動家は『地球を救いたい』なんて言うけれど、地球は大丈夫、時間がたてば回復するだろう。救済が必要なのは人間なんだ」(214頁)に深く共感。自分と異なる考え方をする人間を排除する姿勢が、自然環境の破壊の根底にあると思う。


2011年12月23日(金)

八ッ場ダム継続はあまりにも象徴的。決定自体の正当性を主張するよりも、持続可能性という将来に希望を見いだせるよう、大きな絵を描くのが政治家の仕事だと思う。マニフェストが守られたかということよりも、そこでやろうとしていたことがどこにいってしまったのかが気になる。


2011年12月26日(月)

紀伊國屋書店新宿本店5階の心理関連書棚のところに、AHコーナーが設置されているのを発見、というご連絡をいただいた。関連書籍が揃えられており、「続々・怖れを手放す」のDVDも視聴できるようになっているそう。すごい。


2011年12月30日(金)

昨日友人とやりとりしていて気づいたこと。「相手との間に境界線を引けないこと=怖れ」という単純な構造。罪悪感も、境界線問題。そして、相手を信頼すれば、罪悪感を手放せる。もちろん信頼すべきは外形的な相手ではなくその本質たるあたたかいこころ(愛)。いずれ本に書きます。

NHKフォーラムがラジオで放送されます

10月に出演したNHKフォーラムを録音したものが、ラジオで放送されるそうです。

2012年1月22日(日)
「ともに生きる」(ラジオ第2)
 午前8時~8時30分
 午後7時~7時30分(再放送)
  
 副題: 厚生文化事業団だより 「フォーラム『うつ病と躁うつ病を知る』」

オンエアと同じ時刻に、インターネットでもお聴き頂けます。
(http://www3.nhk.or.jp/netradio/ の「R2」をクリック下さい。)

「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」刊行しました

創元社から出していただいている対人関係療法シリーズの第六弾として、夫婦・パートナー関係の本を刊行いたしましたのでお知らせします。

病気の有無を問わず、一般の方向けです。

対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係

創元社

1575円(税込)

アマゾンで購入する方はこちら

店頭では、クリスマスイブには発売されるそうです。

以下、あとがきより抜粋です。

本書は「対人関係療法でなおす」シリーズの第六弾ですが、前作までは病気の治療について集中的に扱ってきたのに対し、本書は病気の方に限らずより一般にお役に立ちたい、という思いで「対人関係療法で改善する」というタイトルになっています。
 正確に言えば対人関係療法は「病気の治療法」であり、治療の対象となるのはもちろん病気を持つ方です。そして実際に、対人関係療法を用いて夫婦関係に取り組んだ患者さんの多くが、症状が軽快する、病気が治る、という体験をされているのも事実です。
 しかし、対人関係療法の考え方、そこで得られてきた経験が役に立つのは現在病気を患っておられる方だけではありません。夫婦・パートナー関係におけるストレスが積み重なって病気にすら至る、あるいは、夫婦・パートナー関係のずれが、他のストレスに対処する力を減じる、ということからは、病気を治すのみならず、予防的な観点からも、そして人生の質を向上させるためにも、対人関係療法のエッセンスを活用することの意義がわかります。
 私は対人関係療法を用いて夫婦面接をするのが大好きですが、それは、人間が相互に及ぼしうるプラスの影響を目の当たりにする機会だからです。最初は夫婦関係そのものがストレスを生み出しているような人たちでも、治療の中で関係を改善させていくにつれて、夫婦関係がむしろ病気を治していく力になる、と感じさせられることが多いのです。人間同士の相互作用の力は本当に想像をはるかに超えるものだ、といつも感動しています。そんな感動を少しでも多くの方と分かち合えれば、というのが本書に込められた思いです。

Eテレに出演します

新年早々ですが、下記の番組に、収録ゲストとして出演することになりましたのでお知らせします。
是非、ご覧ください。
拙著「ダイエット依存症」などに基づいた話になります。

番組名:「オトナへのトビラTV」第3弾
     ~今年こそかっこいいカラダを手に入れる(仮)~

番組HP:http://www.nhk.or.jp/heart-net/tobira/

放送日時:2012年1月1日(日)
  午後2時半~3時15分 Eテレ

(再放送)1月4日(水)午前0時~午前0時45分(3日の深夜)

番組内容:オトナへのトビラTVは、10代のあなたに向けた番組。
     親や教師が教えてくれないリアルなオトナの現実って?
     それに直面した時どうしたらいい?
     かっこいいオトナが教えてくれる知らないと損する“オトナ流”生き方って?
     幸せな未来を手に入れるために絶対に役立つ情報満載でお届けします!
     今回のテーマは「かっこいいカラダ」。おいしく食べ、楽しく料理を作り、
     それでいてかっこいい体を維持するスキルを一挙大公開。
     また「ダイエット」の光と影も紹介。
     今年こそ、素敵な身体を手に入れたいという高校生たちへ届ける新春スペシャル。

「『愛する人と幸せになる』55のルール」を刊行しました

このたび、恋愛の本である「『愛する人と幸せになる』55のルール」を刊行しましたのでお知らせします。
基本的には女性向けの内容になっていますが、男性のお役に立つ部分も多いと思います。

恋愛には「愛の恋愛」と「怖れの恋愛」があるのをご存じですか?
残念ながら私たちが通常「恋愛」とよぶものはほとんどが「怖れの恋愛」。
なかなかよい出会いがない、というのも実は「怖れの恋愛」の中の現象なのです。

恋愛すればするほど嫉妬などで自分に自信がなくなったり、他の人と距離ができたり生活がつまらなくなってしまう「怖れの恋愛」ではなく、自分に自信がつき、生活のあらゆる領域が楽しくなり、他の人たちともつながる「愛の恋愛」で幸せになりませんか?

精神科医が教える 「愛する人と幸せになる」55のルール 

大和出版 

1365円(税込)

アマゾンで購入する方は http://amzn.to/sRQjX8

もくじ

はじめに うまく恋愛できないあなたへ

第一章
まずは「恋愛感情」をマスターしよう
なぜ、その恋はうまくいかないの?

第二章
「感情」を認めてくれる人となら、うまくいく!
恋人選びで一番大切なこと

第三章
彼から「愛を引き出す」コツ
「愛されたい」気持ちが、彼を遠ざける

第四章
ぴったりの相手とめぐり合うコツ
お互いの「ありのまま」を受け入れよう

第五章
愛する人と「いい関係」になるコツ
気持ちの伝え方、受け止め方

第六章
今すぐ愛を感じるコツ
恋愛で幸せになるたった一つの方法

おわりに
「愛の恋愛」をするために「愛の恋愛」を手放す

「続々・怖れを手放す」刊行しました

現在の私の「政治活動」であり、大切に続けているボランティア活動であるアティテューディナル・ヒーリング(AH)のファシリテーター・トレーニングの主要な部分を収録した「続々・怖れを手放す」を刊行しましたのでお知らせします。
書籍版、DVD版、どちらもございます。同じ場面を収録したものですので、内容はほぼ同一です。

続々・怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング・ファシリテーター・トレーニング

星和書店

書籍版 1995円(税込)
DVD版  9975円(税込)

アマゾンで購入される方は、
書籍版 http://amzn.to/w4KBaj
DVD   http://amzn.to/sRaeAJ

以下、ご参考までに、「あとがき」より抜粋です。

===
アティテューディナル・ヒーリングとは、心の平和を唯一の目標とし、心の姿勢(アティテュード)を自ら選ぶことによる癒しのことを言います(本シリーズ既刊「怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ」参照)。

 アティテューディナル・ヒーリングは、専ら自分の心の平和のために実践するものであって、人助けのためのものではありません。ではそのファシリテーターとは何か、ということになりますが、やはり、「他の人が心の平和を体験できるようにするため」にお手伝いするという役割ではなく、「自らの心の平和のため」にアティテューディナル・ヒーリングをより深く身につけるための有効な手段だということになります。自分ひとりのことであれば怖れを手放すのは容易であるように思われても、ファシリテーターという立場に身を置いてみると、実に様々な怖れが出てくることがわかるものです。それらに取り組むことは、間違いなくアティテューディナル・ヒーリングの理解を深めるでしょう。

また、それは治療やカウンセリングの場に役立つものだと思います。アティテューディナル・ヒーリングは自分の心の平和のために取り組むものであり、一義的に相手のために行う治療やカウンセリングとは本質的に違います。それでも、治療者やカウンセラーがアティテューディナル・ヒーリングを身につけておくことは、治療者やカウンセラー自身にとっても、また、患者さんやクライアントさんにとっても、計り知れないプラスになると私は考えていますし、治療やカウンセリングの場で問題となる様々なテーマへの答えがここにあると思っています。

そもそも、治療とは、「変えること」ではなく「変化を起こすこと」です。人を変えることはできませんが、人が変わりやすい環境を作ることはできます。人が変わりやすい環境とは、安心して自分のプロセスを歩むことができる環境です。人間は安心すれば前向きに進む生き物だからです。治療者の役割は、極言すれば、患者さんが安心できる環境を作ることだと言えます。もちろん専門知識は役に立ちますが、大きく見れば、専門知識の提供も、安心できる環境を作ることに貢献する性質のものです。

患者さんに内在する回復力を信じ人間のプロセスを信じることが最も生産的な治療につながるということは、「エンパワーメント」という概念として知られてきたこと、また、近年では「レジリエンス」として精神医学の領域でも注目されてきている概念にも通じるものだと思います。治療者が過保護的な姿勢でいなくても患者さんは回復していくものであり、治療の成功は、治療者自身がどれだけ怖れを手放せるかに関わってくると言っても過言ではない、と私は思っています。

アティテューディナル・ヒーリングが役立つのは治療の場だけではありません。より専門性の低い、傾聴ボランティアの方などにおいても、特に燃え尽き防止という観点から、これまでも高い評価をいただいてきています。

アティテューディナル・ヒーリングは「自らの心の平和」を唯一の目標としていますが、結果としては相手のためにも役立つものです。「相手のために」とのめりこんでしまうと、自分の一方的な評価を押しつけるという暴力性を生みかねない、という意味でも問題があるのですが、それだけでなく、「相手のためにうまく機能できていない自分」について罪悪感や無力感が生じるという問題も起こってきます。罪悪感や無力感に襲われている間、私たちは完全に自分にしか意識が向いていないものであり、相手のことを考えているようでいて、実際には相手から自分の意識が分断されています。それこそ、相手のためになっていないのです。
===

お役に立てば幸いです。
なお、書籍10冊以上ご希望の方はinfo@hirokom.org までご連絡ください。

CS放送出演のお知らせ

11月26日(土)11:00~13:00、朝日ニュースター(CS放送)の「愛川欽也パックイン・ジャーナル」にコメンテーターとして出演する予定です。

テーマは以下の予定です。

【項目】
(1)TPPのISD条項って知っていますか
(2)福島放射能汚染水4千キロ 日付変更線まで届く
(3)ASEANに見るアメリカ外交のねらいは
(4)年金の行く末を討論
(5)エジプト混乱続く

CS放送をご覧になれる環境の方は、ぜひご覧くださいませ。

ジャンポルスキーのインタビューDVD(聴き手水島広子・日本語字幕つき) 第2作が 発売されました

好評発売中の第1作目に引き続き、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の創始者・ジャンポルスキー夫妻に、米国カリフォルニア州の自宅にてインタビューしました。
(収録:2010年8月、聴き手:水島広子 日本語字幕入り 55分作品)。

85歳のジェリーが、日本の皆さまに心から語りかけます。

作品概要

自分の心の平和を唯一の目的とし、ゆるしを唯一の機能とするアティテューディナル・ヒーリング(AH)。
前作に引き続き、水島広子が質問し、ジャンポルスキー夫妻が今の時代に求められる心の姿勢について答えています。
特に、震災後の日本をどのような心の姿勢で生きていけばよいのか、示唆に富んだ内容となっております。

■インタビュー内容

・お金について
・職場の人間関係について
・ジャッジメントについて
・リーダーシップについて
・内なる声について その他

※特別附録 アティテューディナル・ヒーリング座談会(ジェリーと水島のほか、社会正義にAHを取り入れているオークランドの二人も参加しています)

■出演

・ジェラルド・G・ジャンポルスキー(アティテューディナル・ヒーリング創始者/精神科医)
・ダイアン・シリンシオーネ(ジャンポルスキー氏の妻/臨床心理士)

■聴き手 

水島広子(アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表/精神科医)

■座談会

ジェラルド・G・ジャンポルスキー(アティテューディナル・ヒーリング創始者/精神科医)
ココモン・クロッテイ(アティテューディナル・ヒーリング・コネクション(AHC)共同創始者)
アイーシャ・クロッテイ(アティテューディナル・ヒーリング・コネクション(AHC)共同創始者)
水島広子(アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表/精神科医)

入手方法など詳細は

http://www.ah-japan.com/jerrydvd.htm

へどうぞ

9月のツイッターより(反響の大きかったものの抜粋)

2011年9月のツイッターより、反響が大きかったものの抜粋です。


2011年09月03日(土)

現在国外にいるため日本のニュースは文字でフォローしているだけだが、2006年米国に住んでいて日本に一時帰国したとき、例の「メール事件」の時期だっ たこともあり、帰国中、壊れたレコードのように連日繰り返される同じ「切り取られたシーン」しか見られず驚いた。今はどうなのだろう。

前後の文脈なく突然出てきた情報は、人に理解よりも衝撃をもたらし、感情的な反応を生むものだ。感情的な反応に頼って注目度を上げる、というような文化に価値を見いだすのをやめないと、知りたいことも知れなくなるし、相互理解も進まず、民主主義の危機に向かうと思う。


2011年09月06日(火)

拙著「『怒り』がスーッと消える本」、先日重版のご連絡をいただいたばかりなのに、また重版になるというご連絡。嬉しい驚きです。多くの方にお読みいただき、幸せな本です。 http://t.co/T1PBT66


2011年09月07日(水)

「あさイチ」見ていただいた方ありがとうございます。こういう心の問題と、「コメンテーター形式」という媒体の組み合わせについて、様々な限界を感じた時間でもありました。いろいろな思いを感じ取って理解を深めてくださった方が一人でも多くおられますように。


2011年09月11日(日)

鉢呂大臣の辞任を見て思うのは、「政治家が自分の言葉に責任を持つ」とはどういうことかが全く見えないということだ。政治家にとって言葉は命。政治家としてのあらゆる発言から政治姿勢が見えるべきだと思う。今回のような辞めさせ方は、また政治文化の熟成を妨げたと思う。

NYテロの日に生まれた下の子も今日で10歳。この10年間の我が子の成長に対して、世界平和の成長は? 対立からつながりへのシフトは、「べき思考」の手放しにあると私は思っている。「つながるべき」も手放して、それぞれのありのままを認められるようになりますように。


2011年09月12日(月)

拙著「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」がまた増刷になるとのお知らせをいただきました。自分でも好きな本なので嬉しいです。年を追うごとに増刷ペースが速くなっているとか。一人でも多くの方のお役に立ちますように。 http://t.co/XyIIM9g


2011年09月13日(火)

リストカットについての本の執筆構想中。こんなことを取り上げてほしい、という皆さまの声を募集しています(執筆の参考としてであり、お返事や治療はできません)。詳細は http://t.co/ridfYoX ツイートではなくウェブサイト経由の書き込みでお願いいたします。


2011年09月18日(日)

昨日は新潟で「心の平和から社会の平和へ」というタイトルで講演。「平和のエネルギー」と「戦争のエネルギー」があるとすると、いかに「平和のエネル ギー」を増やすかが重要という話を、AH、修復的司法、非暴力コミュニケーションなどを紹介しつつした。大変好評で心強かった。

闘争的な「平和運動」、差別的な「差別撤廃運動」、暴力的な「暴力反対運動」等々。これらは本来の目的を達することができないだけでなく、結果として「戦争のエネルギー」を増やすものになるだろう。活動の内容と心の姿勢を一致させることはとても重要だと思う。

先日のNHK「あさイチ」でも、反対意見があったら割って入るようにと言われたが、声の大きい者が自説を声高に主張し合うのではなく、弱者の声にも耳を傾 ける社会を子どもたちに見せたいから、ちゃんと発言の機会を与えてくれと頼んだ(そして、聞き入れていただいた。感謝)。


2011年09月20日(火)

来週月曜日発売の「週刊ポスト」で怒りの特集をするとのことで、今日取材の方が見えた。どちらかと言うと拙著「怒りがスーッと消える本」の内容よりも、先日書き上げたばかりの「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」(仮)の内容に関連する質問が多かった。


2011年09月25日(日)

今朝の朝日新聞3面「うねる直接民主主義」。「(脱原発デモの)参加者は原発事故を主義主張というよりも自分たちの生活の問題として考えようとしてい た」。記事タイトルの「直接民主主義」論と直接関係しない文章ではあるが、これを読んで、「主義主張」とは何かを改めて考える。

主義主張が「べき」の最たるものなのだとすると、それをぶつけ合ってもつながりが生まれないのはむしろ当然のこと。また、「べき」のもとに集った人たち は、それぞれが持っている力を奪われてしまっていて、ただ自動操縦のように「べき」を人に押しつけるしかないのかもしれない。

「べき」思考を手放すワークショップを企画してみたが、瞬く間に定員に達してしまった。それほど多くの方が「べき」思考に苦しんでおられるのだな、と思うと同時に、手放すことの価値に気づいておられるのは朗報。 http://t.co/y7p2O4ti


2011年09月27日(火)

来年度版「現代用語の基礎知識」メンタルヘルスの項の拙稿校正中。せっかく編集者の方がAHを新聞記事より拾ってくださったのに、文字数を減らす必要の中 でAHの項を自ら泣く泣く削除。まあ、まだ基礎知識として知っておくべき現代用語にはなっていないと考えて自分を納得させる。


2011年09月29日(木)

拙著「10代の子をもつ親が知っておきたいこと」がまた増刷になるとのご連絡をいただきました。刊行後まだ半年になりませんが、こんなに多くの方に読んでいただき嬉しいです。 http://t.co/HyA489Gk


2011年09月30日(金)

対人関係療法の創始者の一人ワイスマン(「疫学の神様」と呼ばれて国際的に著名な女性研究者)が来日中なので今日は一緒に夕食。研究者として一流であるだけでなく人間としても本当に魅力的で尊敬できる方で、いつも多くを教えていただいています。

リストカットについて声の募集中です

なぜリストカットしてしまうの? どうすればもっと自分を好きになって楽に生きられるの? そんなことを本に書く予定です。
こんなことを本の中で答えてほしい、こんなことを本の中に取り上げてほしい、そんな声を募集しています。

アンケートのフォームは http://www.hirokom.org/koe.htm

携帯からご記入いただく方は http://bit.ly/pvDpDX

なお、いかなる形でも、いただいたメールにお返事することはできませんのでご了解ください。
また、これは治療とは全く無関係ですので、いただいた内容についての治療をお約束するものではありません。

いただいた声は、できる限り、本の中に反映させていただくことで、皆さまのお役に立てればと思っております。

声は2011年11月末まで受け付けております。どうぞよろしくお願い申し上げます。