2017年8月のツイートより(抜粋)

2017年8月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。

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2017年08月01日(火)

私はスイスで、「あなたは大陸出身なの?」と聞かれました。つまり、中国本土か、台湾かを聞かれたのだと思います。また、あるときは、大騒ぎしている日本人団体観光客を前に、「どうして同じ国から来たのにあなたはこんなに違うの?」と聞かれたこともあります。どちらも一人旅のときです。

ちなみに、外国語だけでなく、政治活動のために6年間住んだ栃木弁も案外得意なんです。最後のヒューっと落とすところだけは、どうもうまくいかず、当時栃木弁ネイティブの娘にかないませんでしたが。

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2017年08月02日(水)

私の友人のASDの人は、言葉で人とつながることができないので、自然を慈しむことで心の平和とつながっています。どんなAHも結局は「一人AH」かな、と思うと、どんな形もありかなと思います。

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2017年08月03日(木)

「ネガティブは悪いことじゃない。ポジティブ強制社会で不安になっちゃう人へ」◆WEBマガジン「wezzy」(運営会社:株式会社サイゾー)さんで『それでいい。』が紹介されました。
wezz-y.com/archives/49625/2

文字通り「息をつく間もない」感じの一日だったけれど、こういう日って、結構その時々に集中しているものなんだな、と振り返ると思う。もっとゆっくりできる日もほしいけれど、こういう日もいいな。あっという間に過ぎたけど、考えてみるとすごくたくさんのことをしている。

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2017年08月06日(日)

先日留学経験はないと書きましたが、決定していたコロンビア大学留学が実現しなかった理由は、選挙との関連で色々なところで話してきましたし、先日出版した「運」の本にも書きました。もちろん奨学金は返金しました。

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2017年08月07日(月)

中曽根康弘元首相、アジアとの戦争は「侵略だった」 www.huffingtonpost.jp/2015/08/06/yas @HuffPostJapanさんから

人生の同志的なつながりを(少なくとも私は一方的に)感じている人って、接点は少なくても、「ここぞ」というときに本当に助けてくれるのだな、と痛感した日。少なくとも、自分が尊敬し信頼している人から「信頼している」と言ってもらえることの幸せは、一言で言えば「最高」。
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2017年08月08日(火)

いろいろバタバタしていたけれども、ようやく本を書ける態勢になってきた。そういうときにちょうど、最も信頼している編集者さんから連絡が。いろいろうまく回っている。

実際問題、姓が変わるということは、パスポートも免許証も銀行口座も実印も保険証も、こんなにたくさん書き換え事業があると知り、あたふたするばかりで、まだその作業も終わっていない状況です。苗字を変えるのは、面倒なものなのですね。この歳になるまで知らなかったです。(阿川佐和子さん)

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2017年08月09日(水)

自分が適切なことをしていると知る手段はいろいろある。私の場合は、身近な人たちの肯定も大きいが、なんと言っても患者さんの状態。患者さんがより安心して自らの回復力を発揮している様子を見ると、「今の状態は適切なんだな」と思える。

医師である私には守秘義務があるので、現在の患者さんだろうと過去の患者さんだろうと、患者さんであったことを認めるコミュニケーションはできないので、寂しくてもご了承ください。現・元患者さん側が何かを言うのはもちろん限りなく自由です。そこから学べることもたくさんあります。

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2017年08月10日(木)

今、職場が健全なのがとても嬉しいです。患者さんの利益を中心に、それぞれが支え合う。患者さんの改善をみんなで喜び合う。こういうのが私が好きな職場です。そんな幸せを与えてくれている、スタッフに心から感謝です。________________________________________
2017年08月11日(金)

中国語版「自己肯定感、持っていますか?」 pic.twitter.com/gY8RLVkKeY

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2017年08月12日(土)

宇都宮事務所の大家さんだった方(今年ご逝去)のお連れ合い様と電話でおしゃべりできた。とても喜んでくださったし、私もとても嬉しかった。やっぱり栃木での人間関係は特別。弔文にも書いたけれど、保守的な土地柄で、若い野党議員に事務所を貸すことはどれほどの勇気を要したでしょう。

慶應医学部の日中医学生交流協会への少額寄付。私は医学部6年のときに中国の医学部を転々として中医を学ばせてもらったが、そのかなりの部分を支えてくれたのが、この寄付金(私は天安門事件の翌年の派遣だったので、前年分の寄付金も使えた)。よって、私も毎年少額ではあるが寄付を続けている。

うまく撮れていなくて申し訳ございませんが、これも繁体字でしょうか? (かなり興味) pic.twitter.com/Zk2PvCPQlE

なるほど。主に台湾での出版と聞いていますので、繁体字なのですね。了解しました。他に著書が訳されているのはハングル語、タイ語なので、もっとシンプルですね。ちなみに中国語は、自称語学オタクの私がラジオ講座で勉強してもなぜか通じない複雑言語です(タイ語は通じるのに)。
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2017年08月13日(日)

私が通常持っているスタンダード。親しくなる人は、長く知っている人か、もしも相手に異常行動が起こった場合にそれを留めるもの(社会的立場、共通の知人など)があるかどうか。その例外として扱った人は、やはり危険なことになった。

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2017年08月14日(月)

確かに、大陸から成田に帰ってきたときは「日本の漢字は画数が多い!」と感じた記憶と、台湾から帰ってきたときはそうでもなかった記憶があります(なんか幼児の感想みたいで申し訳ないですが…)。

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2017年08月15日(火)

議員時代、この時期は、スーツのズボンの膝に穴があきそうな勢いで、初盆のお宅を毎日、確か1日に100軒以上は訪問したな。やけに空いている電車を見ていたら思い出した。

共謀罪肯定した三浦瑠麗氏に疑問 #BLOGOS blogos.com/outline/240399/________________________________________
2017年08月16日(水)

今日はクリニックに気のよい助っ人が来てくれて、ITから家具の設置直しまで、懸案のあらゆることを片付けてくれて、すごく助かった。さらに本人が「とても楽しく平和な時間をありがとう」と言ってくれたのも癒された。

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2017年08月19日(土)

今日はAHの実践ワークショップだった。対人援助する人を対象としたもの。「自分の心の平和を唯一の目標とするAH」と「人を助ける」は、一見方向性が違うが、同じ方向性でないと、「助ける相手」を傷つけたり、本来その人が持っている力の発揮を妨げたりすることになる。

ワークショップが終わる頃から豪雨と雷が始まって、皆さまお帰りは大変だったと思いますが、今日も温かく楽しい一日をありがとうございました。遠くは九州や四国からもいらしていただきました。

まだまだ大変な毎日ですが、いろいろな方がそれぞれの形で助けてくださるのがありがたいです。「それぞれ、いろいろ」がすごく好きなんだな、と改めて感じています。________________________________________
2017年08月20日(日)

本当に、もうすぐ1年ですね! その1年の間に、「それでいい。」が作られて、すでに多くの方がご覧になっているのですね。なんだか感無量です。 twitter.com/hosokawatenten

そうそう、先日某会議で隣り合わせた臨床心理士の先生が、前世代から譲り受けた着物をアロハシャツに直してジーンズと合わせるとかっこいいのよ、と言っていた。紺のジャケットと合わせてフォーマル感を出すことも、と。これは真似できる人多そう。________________________________________
2017年08月21日(月)

本当に大変な時期だけれど、まさに「復興」という感じで、少しずつ、壊されていたものが建て直されてきています。それも、以前よりもずっと明るく温かいエネルギーで。よりよくなります。今日も協力をお願いした方から、とても温かいメッセージをいただきました。

前進のためには今回のダメージは必要だったのだという境地に達した。ポスト・トラウマティック・グロースという概念も思い浮かぶ。私と、一緒に乗り越えてくれている人には、トラウマ的な身体症状も出ているが、同時に、精神的にはデトックスされてより力が発揮できる感じもある。

例えば、「元麻布三田」みたいな変な住所を私の関係者が送ったなど、不審に思うことがおありでしたら、ご遠慮なく info@hirokom.org までご連絡ください。ツイッターが適切な手段かどうかはわかりませんでしたが、他にミスを見つけ修正する機会を思いつかないので。

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2017年08月24日(木)

私は他人を主語にして語る人が嫌いだ。「人から~と思われるんじゃないかと心配で」と忠告してくる人、「○○さんが困っていると思いますよ」と忖度してくる人。「私は~と思っている」「私は困っている」と言えばいいのに。

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2017年08月26日(土)

中国語版『「自分の居場所がない」と感じた時に読む本』です。よく見たら表紙に日本語表記のタイトルもありました。 pic.twitter.com/TmIs9kMppZ

読みにくいのは私の雑な撮影によります。面白いのが、AHのガイドラインを「心態療癒団体指導原則」と訳しているところ。うーん。 pic.twitter.com/G9SybI86Dh

I’m so sorry. を「ゆるして」と訳すのにはいつも違和感。ゆるしはその人のプロセスであって、相手から強要されるものではない。「本当にごめんね」と「ゆるして」は全く違う話だ。

著書「自己肯定感、持っていますか?」 amzn.to/2vcIsZT と、「『他人の目』が気になる人へ」 amzn.to/2xie91v がそろって増刷になるそうです。そちらもとても好きな本なので嬉しいです。

堅実どころの「正しく知る不安障害」も、コツコツと増刷を重ねていて、つい最近も連絡がありました。不安という感情と、怖れというエネルギーの違いはこの本にもそれなりに書いたのですが、それを膨らませた本も作れるかな、と考え中です。 amzn.to/2ivRRGb

私は「ゆるして」も、「あなたにゆるしてもらえなければ幸せになれない」も、軽いおしゃべり・おふざけ状況ならともかく、もっと深いレベルになると、かなり暴力的になりかねないと思います。相手のプロセスをコントロールするという意味では支配的にすら思います。
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2017年08月26日(土)

民進党代表選。投票権のない私ももちろん枝野さん支持だが、旧民主党を悪く思っている人は、その時期に未曾有の震災が起こったことを冷静に考えてほしい。被害者意識が民主党への嫌悪感になっているのでは。自民党政権だったらもっとうまくいったのか?蓮舫率いる仕分けは暴力的で嫌いだったが。

東京ー宇都宮の新幹線は、1999年~2005年の私の日常だった。一日2往復したことも。下の子が8ヶ月になるまでは車内で授乳。朝8時からの勉強会のため6時頃の新幹線に乗っていたが、顔馴染みの通勤者も多数。1時間の乗車だが、東京の満員電車に1時間立って乗るのと違う疲れがあった。

今、実に非生産的な状況に陥れられている私を支えてくれている人は、本当に様々。それぞれが「べき」でなく、できることをしてくれている。人々の優しさや多様性をこんなに感じられる機会は滅多にない、という意味ではありがたい時期かも。早く執筆など人の役に立つ仕事をしたいけれども。

私がAHでいつも課題としているのは、「人を助けたい欲求」への取り組み。これは相手を変えようとすることであって、むしろ暴力的になりうる。今私を助けてくれている人たちは、「人を助けたい欲求」ではなく、「自分にできること」をそれぞれがしてくれている、という意味でとてもAH的。

自分の患者さんについては障がい者雇用の推進をきちんとやっているが、その前提となるのは「障がい者であることそのものに問題はない」ということと「障がいによってこれが苦手」を明確にすること。そうしないと、障がい者雇用は進まないし、本人もまた挫折を抱えることになる。

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2017年08月27日(日)

今日は、日頃疎遠な従姉と私の娘と、3人の女子会。とても優秀な従姉なので「娘の勉強相談」が建前だったが、楽しかった。私は「かわいくない、鋭すぎる子」という定評があり親戚全般から人気がなかった(それでも少数の理解者はいた)が、大人になって親戚関係も自分なりのものにできると気づいた。

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2017年08月28日(月)

私が女子会をした従姉の父(水島昭二)は早逝したが、「子どもらしくない。鋭すぎる。かわいげがない」と親戚から酷評されていた私に、「おもしろいことを言うね。子どもは苦手だけど、君は違う」と唯一価値を認めてくれた人。一生の恩人。だからこそ、叔父の子ども達にはよけい親しみがわく。

私にとって患者さんは年齢に限らず常に我が子のような存在。自分の子どもを出産するにあたって唯一心配したのが「患者さんへの愛が減ったらどうしよう」だったが、それは杞憂に終わった。私が患者さんに対して過保護な医者であることは業界では知られた事実。一番大切なのは患者さんの利益。

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2017年08月29日(火)

先日、10月放映予定のNHKテレビの打ち合わせがあった。その方のお名前が性別不詳で、勝手に男性と思い込んでいた私は、実際お会いしたら女性だったので何だか全部納得。蓮舫そっくりのお顔だったが、グチグチした悩みにもしっかり寄り添われる、とても感じのよい女性でした。詳細は後日。

興味のある人がいらっしゃったら、「なぜ私はぐれたか」「ぐれていたときの世の中の見え方」「そこからどうやって性善説になったのか」などできたら、あるいは本を書けたら(たぶん両方やりそう)おもしろいかも。