2018年2月のツイートのうち、反響の大きかったものを
抜粋してまとめました。
______________________________
2018年2月2日(金)
今年は、3月福岡、4月穂高養生園、5月高松、とAHで
あちこち行くことにしました。
お会いできるのを楽しみにしています。
AHのウェブサイトはhttp://www.ah-japan.
私が米国の男子刑務所でボランティアしていた「ワーク」の本
(バイロン・ケイティ著)「探すのをやめたとき愛は見つかる」が
12刷に。ファシリテーターにもよるが、男子刑務所の受刑者たち
一生懸命学び、「これでアンガーコントロールができるから刑務所
戻ってこなくてすむ」と自信を持っていた。
しかし、サンクエンティン男子刑務所で一定期間ボランティアさせ
いただいたのは収穫でした。
薬物だったり、怒りをコントロールできずに事件を起こしてしまっ
という人たちばかりでしたが、すぐに心がつながりました。
米国の刑務所の中で活動するには、通常、ソーシャルセキュリティ
提出したりして登録するのですが、私の場合はパスポート。
何だか事務方が面食らっていたと聞いています。
______________________________
2018年2月3日(土)
今日はAHの実践ワークショップでした。今日もたくさん笑い、温
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
AHの会場はなかなか暖まりにくく暖房しても寒い感じでしたが、
やはり終了時間頃になると、精神的な温かさと同時に、部屋もよい
いつも感心する点です。
やっぱり私たちの本質は温かいこころなんだなと。
______________________________
2018年2月6日(火))
新刊「女に生まれて」について男性から「女性特有の難しさもある
おっしゃっていることはほぼ男性にも通じるもの。 余計・過剰なものをより分けて、
自分への期待やイメージを適正にし、負荷を避けて、自分を尊重し
水島さんのメッセージ、励まされる人が多いだろう」と。感謝。
______________________________
2018年2月11日(日)
木曜日に取材を受けた女性誌の編集者さんとライターさんと話して
みるみる二人のお顔が明るくなって、「歳をとるのが楽しみになっ
言っていただけた。
これからの私の役割は、そういうところにもあるのかな。
高齢女性のロールモデルは日本には極端に少ないので。
やっぱり患者さんを診ていると、「病気になるまで自分の力で頑張
そういう患者さんが、「すべては自分が悪い」とか「自分は努力が
っているのを見ると切ない。
______________________________
2018年2月12日(月)
モラハラの本の原稿が書きあがった。これから直したり校正したり
入っていくので何月にお目にかけられるのか、まだわからないが、
モラハラの構造にもっと人が気づける役に立つ本になりますよう。
そしてセカンド・モラハラがなくなるためにも。
______________________________
2018年2月15日(木)
高1息子の身長の伸びが気になって、「柱に印つけるからここに立
「適当につけといて。だいたいそれやるなら、もっと前でしょ」と
しごくもっともな答えが返ってきた。
手足が大きいからそのうちぐんと伸びるはずなんだけど。
______________________________
2018年2月16日(金)
ありがとうございます。光栄です。
ただ、「暴力的な平和運動」「差別的な差別撤廃運動」など、リア
手段やプロセスではなく、結果のために「例外なんでもあり」の感
リアル政治を脱してAHで頑張ろうと言うのは、心の底からの賭け
負けないつもりなんです。
https://twitter.com/j1j2qqm/st
______________________________
2018年2月17日(土)
アメリカに住んでいた時よく利用していた近所の図書館。子どもの
よく借りていました。今でもお知らせメールが時々届きます。
もう関係ないから配信停止にしようかと思いつつ、子どもたちと
読んだ絵本とかが懐かしくて、メールをもらうとほのぼのタイムに
。
長いこと使っていたヨガマットがついにツルツルになって踏ん張れ
土壌に戻る自然素材、ということで買ったものだが、地面に置いて
なんか変、というかあり得ない。ゴミで出すしかないんだろうな。
図書館に関しては嬉しい思い出が。米国在住中は住所があったので
利用券が簡単にできた。
その後一時的に渡米した時に「今こちらに住所がないのだけれど…
「あなたは利用券を持っている。そして本を借りたい。それ以上に
もちろん絵本を借りました。
______________________________
2018年2月18日(日)
今日は気分変調性障害をもつ方のワークショップだった。初の試み
結果は「ものすごくよかった」。
やはり気分変調性障害とAHの組み合わせは、思った通りよかった
定例化したいと思っています。皆さん1日お疲れ様でした。
今日のワークショップに参加してくださった気分変調性障害の方た
今日一日で何かしら「物心ついてから初めて・・・」のプラスの体
されたのではないかと思う。ゼロが1になるのは全然違う。
「まだ1だから…」と自虐しないようにしようと思えるのも「物心
______________________________
2018年2月20(火)
ヨガマットを新調してみたら、あまりにも踏ん張りがよくて、
「私は今までツルツルのマットで何を格闘していたのだろう」と気
こういうのって、臨床にもよく見られる気がする。
著書『「苦手な人」とのつき合いがラクになる本』が、台湾の会社
中国語に訳されるそう。へーえ、という感じ。
ちなみに販売は、中国以外全世界だそうです。 http://amzn.to/2BDRb9A
韓国や台湾に私の著書の訳書が出ていて、それも比較的人気がある
台湾はデング熱関係で難しくても(もちろんその前に行ったことは
韓国にはいつか見に行かなくちゃ。最後に韓国に行ってからどのく
人のミスを、怖れを載せずにどう指摘するか。
米国に住んでいた時、私は子どもの権利について演説していて、
guardian(保護者)というべきところなぜかgardne
何回か繰り返した後に、親しく優しい友人が耳元で「guardi
恥ずかしさよりも温かさが残った。
息子愛用のルービックキューブ。使いすぎて色の面が剥がれてきた
白い面がやけに増えてしまった。もともとの白と判別不能。
こんな情報を沈黙型反抗期の高1息子が教えてくれると母親はもの
新潮社って、週刊新潮のイメージが悪すぎて(私など、取材を受け
コメントが載せられていた)敬遠していたけれど、
考えてみれば私が思春期に読んだ本の多くが新潮文庫だった。
今回新潮新書で仕事をして、新潮社の「本格派」の部分に触れた気
私が日本人はもっと自国の文化に誇りを持ってよいと思うのは、特
日本人は平気で「シンゾー・アベ」と名乗るが、英語メディアでは
「マオ・ツォートン」で姓名の順。私の英語名刺も姓名の順。
今日新聞でペルー人の記事を読んでいて、本当にどれが姓なのかが
「日本人は姓名の順で名乗るので、英語表記のときにもそうしてく
くらいのことを、いわゆる「右翼」の人たちはどうして言わないの
それがかなわないなら、日本のルールで、「トランプ・ドナルド」
「右翼」の皆さん、微力な私に代わって頑張ってください。
役割終了のヨガマット、小さく切ってみたら結構ナイスなマウスパ
日本が誇れるものは本当はたくさんある。
以前日本に住んでいた米国人研究者が、「日本は時給が安い職場で
仕事をするからすごい。スタバとかマックとかの店員の態度がよい
労働問題として見れば賃金の話に突入するのだろうが、どんな条件
は美徳だと思う。
私が19歳のときに3週間ほどホームステイしていたカナダのホス
「うちの子(当時上が8、下が5)は将来日本に行かせるつもり。
礼儀作法を学んでほしいから」と言っていた。その甲斐あってか(
上の子(娘)は日本人男性と結婚しました。
今日はたくさんツイートをしましたが、決してヒマでサボっていた
昨夜まで文庫化に向けてのリメイク作業を根を詰めてやっていたの
文庫化される本は「いつも忙しいがなくなる心の習慣」
。文庫の出来の方がずっとよいので、親本「いつも忙しい~」は買
______________________________
2018年2月21日(水)
さて、今度は専門書の翻訳作業に入りました。いつ寝られることや
ね、サボっていないでしょ。(と言ってみたかったんです)
(1) そろそろ非定型発達(一部が発達障がい)についての本を書かな
とは思っている。私が出会うのは、慢性うつや摂食障害などで治療
結果非定型発達であることがわかる方、あるいは「どうしてこの患
よくならないのだろう?」と調べると親が非定型発達だったり。
(2) 一方、世の中に出回っている本は、やはり子どもの発達障がいの
大人になってマルチタスクを要求されるようになる時、人とパート
築くときの大きな課題を開設した良書はまだ見たことがない(パー
(3) 3月16日刊行予定の「毒親」の本には、それなりにかみ砕いて
あくまでも私が臨床の場で説明することの範囲にとどまるが、一部
モラハラの本にもちょっと書いた。
今まで「他の本は全部先生(私)のをバイブルにしているけれど、
非定型発達の本がないので困っています」とよく言われた。
どうしても専門が対人関係療法で、それはコアなASDの人には全
自分ごときが書くのも、と躊躇してきた。
でも、多くの生きづらさの背景に非定型発達がある。そして、それ
職場不適応を起こす。「ご高説」を授けるのではなく、自分が臨床
パートナー関係にはかなり自信があるし。
本当、考えてみると、非定型発達の本って、子ども向けのものか、
「職場でこんなに迷惑をかけている」系の本ばかりが目立つ。
本人にも周りにも優しい本があったら、私が教えてほしいくらいだ
______________________________
2018年2月23日(金)
「うつ病というのはもっと重い人のことを言うのでしょう?」
「トラウマってもっと大変な体験をした人のことを言うのでしょう
診断にチャレンジしてくる人は、まず間違いなくうつ病でありトラ
もう人生において二度としないと決めていた翻訳、兄貴分のマーコ
PTSD用対人関係療法の本を出したので、結局現在監訳中という
私が訳さなかった本は著者から「どうして私のだけ訳してくれなか
結構責められる。でも翻訳版権がすでにとられていたら何もできな
学童期用の「IPT-FB」のマニュアルの本もそろそろ出版され
私は著者から「連絡するから訳してね」と言われている。
やりたいけれど、時間が…。今回から下訳をお願いしているのでだ
結局は原文を読んでしまい、時間がかかる。
こんな時間にしか翻訳作業ができないのでポツポツやっているが、
反応してくれる人は、まだ起きているのだな。よかった(私にとっ
人をインスパイアする女性を、「ヒーロー」ではなく「シーロー」
自分自身がシーローとして、自分に影響を与えたシーローを紹介す
というイベント。本もたくさん展示されているそうです。http
いつも取材とかで言われるのが「普通は、誰か(患者さんも含めて
人生が進むものですが、水島さんは自分の頭の中でそれを進めてい
実は今回自分の「シーロー」を考えたとき答えは「いない」だった
衆院議員への道を作ってくれた小宮山洋子さんにした。
私の本がよく「わかりやすい」と言われるのは、私自身が考えなが
理論の飛躍があるようなところは真剣に考えて書き直すからだと思
「勢いで(あるいは流れで)読み飛ばしてもらおう」とはゆめゆめ
それでは執筆がつまらない。
あら、気づいてみたら40代でいる日が、もう1か月もないではな
この前の取材では「アラフィー」という言葉を学び、「アラフィフ
使われているとのことだが。
誕生日が娘と一緒なので、私はいつも脇役。
でも先日刊行した「女に生まれて」を執筆して以来、加齢が怖くな
慶應MCC定例講演会『夕学五十講』で講演することになりました
詳細は http://kae.me/fHmkV4
50を前に思うこと。「女に生まれてよかった」にも書いたが、
若さって結局は「現役感」だと思う。若作りとは違う。
何歳であっても、幸せになる権利に基づいて、現役でいることが大
これが今の私の結論。
そう考えると、加齢って、DOからBEへの転換の最高のチャンス
できることは減ってくる。でもそんな自分にも穏やかでいられたら
死ぬ時まで幸せでいられるような気がしてきた。穏やかの一部は、
もちろん、現役感、つまり「今生きている」という感覚。加齢が楽
なんか、前もツイートしたことがある気がするけど
(もうじき50だから許してくださいね)、海外にはすてきな
ロールモデルとなる高齢女性がいる。
でも日本ではまずお目にかからない。
文化的背景などはわかるが、私たち一人一人が、ロールモデルにな
素敵に生きたいですね。
______________________________
2018年2月24日(土)
結局今日もこんな時間に監訳(翻訳)をしているが、私にとっては
英語も著作と同じで、適当に流すことができない。
帰国子女でもなく留学経験がない、「ちょっと英語が得意な日本人
重い仕事だが、IPTのスピリットを吹き込み、変な訳語を使われ
ちなみに今訳している本の著者ジョン・マーコウィッツは私のIP
コロンビア大学の教授だが、とても優しい人で、あるとき、
「君の発言を聞いていると、まるで英語が苦手だと思い込んでいる
そんなことは全然ないんだよ。本当に上手だよ」と言ってくれて涙
______________________________
2018年2月25日(日)
厚労省の裁量労働制に関する資料問題。あまりにも杜撰すぎて、
ミスではなく意図的なものなのかも。
仮に官邸との関係があったとすれば、忖度? 圧力?
だって厚労省の人ってそれなりの能力がある人でしょう?
厚生労働省については、職員数のわりに仕事の量と種類が多すぎる
ミスが多発するという話を聞いたことはあります。
でも、そもそも質問の前提が違う結果を比較するというのは、
ミスと言ったら甘すぎるくらいだと思います。
今日も遅い時間は暗~~く監訳(翻訳)作業中。どこかで腹をくく
ずっと取りつかれそう。今度こそ、最後の翻訳にしてやるぞ。
______________________________
2018年2月26日(月)
「いつも時間がない」を文庫化してブラッシュアップした「焦り」
初校を戻しました。変なお願いですが、文庫の方が絶対にお勧めな
「いつも時間がない」は買わないようにしてくださいね。
(今後、という意味で。すでに買ってくださった方には感謝です)
本日も、夜が更けてきたので監訳(翻訳)作業。日中は校正、
残りの時間で新しい本の原稿書きをやっていた。この「区切り」は
今日校正を送った「焦り」の本に関連するのだが、私がもしも翻訳
一日中ダラダラやっていたら、全体にできる仕事の量も減るだろう
そもそもそんな人生は嫌だ。
今日の監訳(翻訳)で、全体の10分の1は終わった。
まだ元気は多少あるけれど、ここでガツガツやると必ずよくないこ
というわけで、残りの10分の9は、また明日の夜から。
もう少ししたらヨガしてリラックスして寝ます。
______________________________
2018年2月27日(火)
先日開催してとても好評だった、自分は気分変調性障害かもしれな
ワークショップ、6月にも開くことになりました。
詳細は http://bit.ly/2F9yY5Q 申し込み受付中です。
なぜか昨日まで気づかなかったが、トライしてみた「怖れの眼鏡」
免除していただけた。
相当真剣に考えたのだが、やはり10年近く前に書いたものを、
ちょこっとリメイクというのは不可能。
それなら新刊を書く方がずっと楽。
楽しみにさせるようなことを言って失礼しました。新刊頑張ります
文庫化中の「焦り」の本、希望通り『焦りグセがなくなる本』と
決定したようです。
気に入らないタイトルの本は売れない、という思い込み
(でもだいたいそうです)がある私は、希望のタイトルになってよ
私も「闘う」には葛藤的な要素を感じて、使用しないようにしてい
ソラさんがおっしゃる通り、自分に取り組むっていうことか
な、と。
取り組むのは癒しの方向で(怠けるという意味ではなく)。
政治でも、「皆さんのために戦います!」「正義のために戦います
言われてしまうと、萎えてしまう。
方向は戦いの方ではないのに。
それぞれの心が本来持っている力を発揮させていくことが政治だと
選挙から撤退した理由の重要な一つ。
枝野さんには、戦わないでほしい。「まっとうな政治」を、賢い頭
まっすぐに訴えてほしい。私たちが安心して将来に向かえるように
これは年金額とかの問題だけではなく、精神性の方が大きなテーマ
私はあらゆる戦争や残虐行為が、広い意味で「自衛」のためだと思
そういう時代を終わりにしたいのです。
枝野さんをほめても何ももらえませんが(笑・むしろ献金していま
震災のときの働きぶりを見て「口だけの人」とは思わないでしょう
個人的によく知っているからこそ、自信をもって言えます。
何度も繰り返してうるさくてすみませんが、今年はたくさん執筆す
予定の年です。
そのテーマも、3月の「毒親」にはじまり、モラハラ、そして今は
取り掛かりました。みんな巨大なテーマです。
というわけで、お小遣いをためるか、図書館活動をお願いします!
ぜひ読んでください。感想も。
今日も夜中の翻訳に入りますが、今日は家の用事が多いのもあり
(子どもがらみ)、いつもほどはできません。でもここで「今日は
「一段落でも」と思うのは大きな違いです。
って、そういう段落に限って、難しい統計用語が出てくるんですけ
あれ、リプライしようと思ったら消えてしまった?
(単なる私の見過ごし?) 戦うとまっすぐ伝えるは、エネルギーが違います。
戦いは怖れのエネルギー、まっすぐ伝えるのは愛のエネルギーでで
このあたり、AHに詳しい人はわかりやすいと思います。怖れの中
______________________________
2018年2月28日(水)
『「毒親」の正体』校了しました。あとは3月16日の刊行を待つ
さて、今日も翻訳の時間。毎晩の遅い時間、と習慣づけたことによ
少しずつ進んでいます。
昨日は高度に専門的な統計部分があり、念のため著者(私の優しい
メールで確認したら、なぜかガラパゴス諸島にいました。
もちろん丁寧に教えてくれました。
専門書の翻訳は、緊張を伴うし、自分の著作を書くほどの自由度が
はっきり言って避けたい仕事。
さらに印税はほとんどなし。近年では印税辞退しないと出版もして
知的な本が売れないってどういう国? と心配になる。
日中:診療あるいは執筆あるいはワークショップ、早い夜:執筆、
というのは頭の疲れ具合を考えても結構よいスケジュール
だと思う。
もちろん十代の子が二人いるので、彼らの乱入は最優先。娘なんか
でもそれで楽になるみたい。