このたび、紀伊國屋書店さんから「10代の子をもつ親が知っておきたいこと ―― 思春期の心に向き合う」を刊行していただきましたのでお知らせします。
一般向けの本です。
様々な情報があふれる中、「この点さえ押さえておけば」と、気を楽に持っていただけるよう、お役に立てれば幸いです。
10代の子をもつ親が知っておきたいこと ―― 思春期の心に向き合う
紀伊國屋書店
定価 1365円(税込)
内容(出版社ウェブサイトより)
■思春期のうつ病は、大人と同じくらい多い?
■「虐待」と「しつけ」の境界線は?
■禁欲教育はかえって中絶率を高める?
■薬物に手を出す子に「いい子」が多い理由は?
■親の離婚が子どもの成長に悪影響を及ぼさない条件とは?
■「空気を読む」ばかりでは自尊心は育たない?
■子どもの危機を救う一言とは?
うつ病等への治療効果が実証されている対人関係療法の第一人者であり、思春期前後の心の問題を専門にする著者は、10代に多い心の病や問題行動の奥底には、「自尊心」と「コミュニケーション力」の低さが潜んでいると言う。
本書では、自分を大切にする気持ちである「自尊心」と、心の健康を決める「コミュニケーション力」の2つを育てるために必要な知識と心がまえを、大人のどのような対応が自尊心を育て、逆にどのような態度が自尊心を損なうのかという具体例とともに、やさしく説いている。思春期の子をもつ親や教育関係者には必読の一冊。