都知事選も終わり、だいたい予想したような結果となり
(私は第3位になった方に投票しましたが、
子どもたちはまとまりませんでした)、改めて選挙について、
ひいては政治について考えてみました。
私が政治の世界から身を引いたのには実にたくさんの理由がありましたが、
その一つが「選挙」でした。
どぶ板選挙(たくさんやった!)のことではありません。
選挙そのものです。お互いに攻撃しあう。その中には嘘もたくさん。
その姿を子どもたちが見る。選挙中の空気はとてもよどんで感じられ、
自分は何をやっているのだろうと思ったものでした。
私は国会でも、官僚を怒鳴りつけるタイプの攻撃型質問はしたことがありません。
人間同士の対話を通して実をとる、という方法をとっていましたし、
その方が実際に成果が上がりました。
昨日、菅直人さん(菅さんが特に攻撃的だという意味ではなく、親しく、
簡単に電話をかけられる間柄だからです)に手紙を書きました。
私は90冊ほどの本を出してきた。そのうち、医学関係のもの以外の多くが、
特に韓国、台湾で翻訳され(最近の本はほとんどすべて)、
時には中国、タイ、ベトナムなどでも翻訳されてきました。
最近のニュースは、念願の英語訳です! 読者層が一気に全世界に広がります。
私の本は基本的に「怒っている人は困っている人」。
このことを各地の人がなるほどと思ってくだされば、
日韓関係などにも大きなプラスがあるのではないか。
そんなことを考えて手紙を書きました。
ほとんど(すべて?)の戦争が、「自衛のための戦争」であり、
「正義のための戦争」です。
このあたりは、AHを学んでいただければ、いかに自分の怖れの
正当化であるかということがわかると思います。
AHは決して世界平和のためにやっているものではない。
でも結果として世界平和につながるだろう、と私は思っており、
日々励んでおります。「べき」ではなく、趣味として。
よろしければ、参加されませんか?