ジャンポルスキーのインタビューDVD(聴き手水島広子・日本語字幕つき)発売されました

アティテューディナル・ヒーリング(AH)の創始者であるジェラルド・G・ジャンポルスキーの自宅にて、夫妻へのインタビューを収録収しました。(収録:2008年3月、聴き手:水島広子、日本語字幕入り、55分作品)。

83歳のジェリーの生の声に触れてみませんか?

作品概要

自分の心の平和を唯一の目標とし、ゆるしを唯一の機能と考えるアティテューディナル・ヒーリング(AH)。実生活に生かす上でわかりにくい点や誤解しやすい点を、水島広子が質問し、ジェリーとダイアンが答えてくれます。ハワイ・オアフ島のジェリーの自宅にて収録したインタビューです。

インタビュー内容

1 ジェリーは怖れをすでに手放したのか?
2 「与えること」と「自己犠牲」の違いは?
3 「ゆすること」と「大目に見ること」の違いは?
4 ゆるしがとる形とは?
5 「自分をゆるすこと」と「自己正当化」の違いは?
6 ゆるしたくてもトラウマに身体が自然に反応してしまうときは?
7 ジェリーとダイアンがお互いに腹を立てたときは?
8 ジェリーは加齢をどう考えているか?
9 ワーキングプアの人々へのメッセージ

入手方法など詳細は

http://www.ah-japan.com/jerrydvd.htm

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新刊のご案内

このたび、創元社から「臨床家のための対人関係療法入門ガイド」を刊行いたしましたのでお知らせします。

専門家向けですが、入門書で、「治療者の言い方」なども盛り込んでありますので、半専門家の方にも参考になると思います。

定価は2500円+税です。

アマゾンでも予約販売を始めています。

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入手困難な方はお知らせください。

総選挙・CS放送出演のお知らせ

いよいよ総選挙が公示になりました。

いろいろな意味で注目に値する選挙だと思います。

メディアの勢いから言っても、政権交代は実現するのではないかと思っています。
(今回の報道の「政権交代」を「郵政民営化」に置き換えてみると4年前に戻ったかのような気持ちにもなるくらいです。)

民主党も、本来の自民党のスタンスに近づいてきた部分がいくつか見られます。
小沢さんが前に「自民党の票をとらなければ政権交代はできない」と言っていたことが具現化しているような気もします。

政治は国民の身の丈を表すものですから、より多くの人が安心する(よく知っている)形でしか政権交代は実現しないだろうと思っていますし、似たような政党同士の政権交代であっても、癒着の温床を断ち切るという効果はある程度期待できます。

自民党のようなヒエラルキーのない民主党ですから、若手議員の発言力は自民党よりもあります。妙なタカ派議員が多く当選しないことを祈るのみです。
そして、民主党の結党時の精神が、政権交代後も可能な限り生き残ることを強く願っています。

細川政権が頓挫したことが、「どうせ変わらない」という政治への絶望感をさらに深めたという過去からよく学ぶ必要があると思います。

● なお、投開票日の夜中、CS放送に出演する予定ですのでお知らせします。

日時: 8月30日(日)午後12:00(31日0:00)-翌2:00

番組: 愛川欽也のパックイン・ジャーナル

朝日ニュースター(CS放送)

テーマ:総選挙特集

CS放送をご覧になれる環境の方は、ぜひご覧くださいませ。

アティテューディナル・ヒーリング・ワークショップのDVD刊行のお知らせ

マハトマ・ガンジーは「社会を変化させたければ自分がその変化にならなければならない」と言ったそうですが、アティテューディナル・ヒーリングはまさに「自分が変化になる」ための活動です。
アティテューディナル・ヒーリングのワークショップを収録したDVDが発売になりましたのでお知らせいたします。
よろしければぜひご覧ください。

すでに刊行されております単行本「怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ」の内容に、もう一日分のワークショップをつけたもので、三枚組のDVDです。
入手しにくい方、割引購入をご希望の方は info@mizu.cx までご相談ください。

「DVD版アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ 怖れを手放す」

星和書店 6800円(税別)

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「対人関係療法マスターブック 効果的な治療法の本質」刊行のお知らせ

私が専門としております対人関係療法(IPT)の専門家向け書き下ろしを金剛出版より刊行いたしました。

専門家向けではありますが、おそらく心理学などに興味がある一般の方にもおもしろく読んでいただけるのではないかと思います。

入手しにくい方、3冊以上ご購入の方(割引できます)は info@mizu.cx までご連絡ください。

目次
第1章 IPTの歴史
第2章 IPTの基本的な概念―大うつ病へのIPT―
第3章 IPTと他の精神療法の相違点と共通点
第4章 対人関係に焦点を当てるということの意味―PTSD,摂食障害―
第5章 「医原性役割の変化」という考え方―気分変調性障害,社会不安障害―
第6章 共感と教育の両立―境界性パーソナリティ障害―
第7章 対人関係スキルと医学モデルの「矛盾」を考える―反復性うつ病―
第8章 思春期にIPTを用いることの意味―問題行動も含めた思春期うつ病への応用―
第9章 IPTの質を損ねる問題
付 録 神経性大食症(過食症)用対人関係療法(IPT)マニュアル[第1版]

金剛出版 2730円(税込)

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民主党代表選に思う

民主党代表選についてのニュースを見ていて、少々思うところがあります。

岡田さんと鳩山さんという二人の候補の「政策の違い」が見えない、というような論調を見ると、代表候補者に求めるものは何か、という視点に違和感を覚えます。

かつて民主党にいた立場から知っていることは、民主党という政党は、地道な議論を積み重ねて政策を作っていく党です。私の時代に作った男女共同参画政策や子育て政策などが未だに残っているくらいに、その時どきの気分や人気取りで政策を作る党ではないですし、政策立案の仕組みそのものが基本的にはそうなっています(ただし、2005年以降のことはわかりません)。

それは、「民主」党という名前に象徴されるように、市民が政治参加をして政策立案にも本質的なところで関わる、という思想の一つの具現化であると思います。
(2005年の選挙で政策通・市民派の議員がかなり減りましたので、最近の民主党がそういう点でやや変質しつつあるのではないか、という点は危惧していますが・・・。)

ですから、新代表に求められる役割は、「どういう政策を作るか」ではなく、「選挙に勝つこと(有権者にアピールすること)も含めて、どのように民主党の政策を実現するか」という資質なのだと思うのです。

また、身近な市民に聞くと「『絶対にこの代表選には勝たなければならない』と言っているのを聞いて、どうして同じ政党なのにここまで? と思ってしまう」とも言われました。

以前から、代表選をすることのプラスとマイナスについて、プラス点は「政策論議が活発になる」、マイナス点は「党内にしこりが残る」というようなことがよく言われてきましたが、ぜひ今回の代表選は「どちらが代表になった方が民主党が実現したい政策が実現できるのか」という観点から行われることを期待しています。そうすれば、どちらが代表になっても、どうすれば政策実現につながるのかという知恵が集積されて前向きに進むことができるのではないでしょうか。

四ノ宮浩監督

最近、ある方のご紹介で映画監督の四ノ宮浩(しのみやひろし)さんに出会うことができました。
知る人ぞ知る存在のようですが、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思いましたので、ご紹介させていただきます。

四ノ宮監督は、フィリピン・マニラ近郊の巨大なゴミ捨て場「スモーキーマウンテン」で、ゴミを拾って転売することを生業として暮らしていた2万人以上の人の中に入り、その生活に密着して撮ったドキュメンタリー映画「忘れられた子供たち ―スカベンジャー―」を1995年に発表。第44回ドイツ・マンハイム国際映画祭ベストドキュメンタリー賞など多数を受賞しました。2001年に同じくフィリピンのパタヤスゴミ捨て場を舞台とした「神の子たち」を発表し、20カ国以上で上映されるなど世界中で反響を呼びました。2001年のテロの後は、イラクやアフガニスタンを放浪し、原点であるスモーキーマウンテンに2006年に戻って撮った最新作「BASURA バスーラ」が間もなくロードショーとして公開されます。

四ノ宮監督とゲストトークつきの特別先行上映会も開催されますので、ホームページ

http://www.office4-pro.com

をご覧ください。他にも「放浪監督日記」などいろいろな情報が載っています。

四ノ宮監督はアジアの子どもたちの直接支援もしていますが、同時に、子どもたちから多くのもの(物質ではありませんが)を受けっているようにも思います。

以下が、私が「BASURA バスーラ」を観ての感想です。(上記ホームページに載せていただいています)
映画の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

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政府の腐敗・無能ぶりを語る周辺の人たちと対照的に、主人公たちが被害者意識を全く感じさせないことに目が開かれる思いがしました。

それは単に、その日暮らしの大変さや、政治的な知識の欠如によるのかもしれませんが、私の目には、愛する人たちのために心を全開にしていて、被害者意識など入り込む余地がないように見えました。
だから、あんな状況でも、むしろ濃厚な愛を感じながら、助け合い、生き延びていけるのだと思います。
彼らはお金のことを話していますが、お金のために生きているのではないことをはっきりとわかっているからです。

そして、「誰かが何かをやっていない」ことに目を向け非難するのではなく、自分ができることを始めた監督をはじめとするボランティアの方たちに同じ愛の姿勢を感じました。

被害者意識、怒り、無力感を感じてもおかしくない内容でありながら、鑑賞後にそのような気持ちを一切残さない、不思議な映画です。

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坂本龍一さんが「このような作品が作られ、多くの人々の目に触れるべきだとの必要性を痛感しています」というコメントを寄せられていますが、私も一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。
フィリピンの恥部をなぜ撮ると非難されたり危険な目に遭ったり、ということもあったようです(ゴミ捨て場の子どもたちからではありません)。
四ノ宮監督がまさに身体を張って撮った作品を、できれば3つとも観ていただきたいです。

四ノ宮監督は、私が力を入れているアティテューディナル・ヒーリングにとても理解を示してくださったので、これからまたいろいろな活動がつながっていけば嬉しいです。

有料メールマガジン「怖れを手放す」創刊のお知らせ

アティテューディナル・ヒーリング(AH)の原点である「奇跡についてのコース」の概念を紹介しながらアティテューディナル・ヒーリングの基礎を固めるためのメールマガジンを4月から始めます。
アティテューディナル・ヒーリング(AH)中級者向けですので、アティテューディナル・ヒーリング(AH)にある程度なじんでいる方にお勧めです。

毎月第一・第三金曜日の発行で、月額200円+税です。1ヶ月は無料で読めます。

ご登録は http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/77/P0007797.html

「対人関係療法総合ガイド」刊行のお知らせ

私が専門にしております「対人関係療法」の改訂版テキストの全訳を刊行いたしました。
専門家向けで、対人関係療法家を目指す人必読の書です(475ページもある分厚い本です)。
手に入りにくい方、6冊以上お求めの方(送料無料で版元から送ってもらえます)はinfo@mizu.cx までお気軽にご連絡ください。

対人関係療法総合ガイド ワイスマンら著 水島広子訳

岩崎学術出版社 5250円(税込)

アマゾンで購入する

テレビ朝日に出演します

日時: 2009年1月13日(火) 19:00-20:54

番組: 面と向かって聞けない 噂のクエスチョン お医者さん編

20人くらいの医者が集められて、一つのテーマについて賛否両論を語り合うことで真実を明らかにしようという趣旨の番組です。内容は、「かぜ」「ダイエット」「うつ」「認知症」など、得意分野が多かったので、いつもよりは多く発言しましたが、生放送ではないので、どういうふうに放映されますことか。