今日のパッツィ・ロビンソンの冊子の翻訳は、原則7です。
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7 私たちは他人の欠点を見つけるのではなく愛を見つけることができる。
他人の欠点を見つけるのはとても簡単です。他人が変わってくれさえすれば自分はもっと幸せになるのにと思うことがあります。これもまた一つの幻想です。私たちが幸せになるためには、誰も変わる必要がありません。自分自身の幸せを作り出すのは、自分の仕事なのです。
私たちが他人の欠点を探すのは、自分自身の中に、同じ欠点や、欠点になる怖れのあるものを必ずしも見たくないからです。他人を批判することは、単に自分自身の内側で起こっている問題の現われだということも多いものです。
アティテューディナル・ヒーリングを練習するための課題は、「許す」ことを始めること、「裁く」のをやめること、自分と他人を愛することです。これら3つのことを意識的なレベルでやり始めると、私たちは自動的に人々や物事に対して別の見方をするようになります。曇った日は必ずしも「悪い」日ではなくなり、晴れた日とは反対の単なる曇った日になるでしょう。
私たちは、それぞれの人の中に光を見るようになるでしょう。私たち全ての中に光があるからです。中にはそれを必死で隠そうとしている人もいますが、それが私たちの本質である以上、何らかの形で輝きだしてくるものです。
自分の光を輝き出させるほど、他人の中に光を見ることができるようになります。
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(☆☆☆ではさまれた部分は、パトリシア・ロビンソン著「アティテューディナル・ヒーリングの原則の定義」の邦訳)