国会報告(02.5.19〜5.25) |
■5月19日(日) 県連、民主塾、お見舞い 午前中はバザーに参加。 12時から民主党栃木県第一区総支部幹事会。統一自治体選挙について。 14時から民主塾(民主党リーダー養成塾)開講式。それぞれの国会議員 が「政治を志した理由」を話し、塾生の方たちと討議。 民主塾終了後、お世話になった方のお見舞いに急いでうかがい、18時か ら県連の選挙対策本部会議に出席。 ■5月20日(月) MR、→東京、講演 7時45分から恒例のマンデーリポート。 9時半から定例の事務所内打ち合わせ。 10時41分の新幹線で東京へ。 13時半から、大学婦人協会で「21世紀の女性の生き方」というテーマで 講演。 ■5月21日(火) 男女、精神医療、公募、税調、本会議、性教育、取材 8時から、男女共同参画調査会・雇用政策プロジェクトチーム合同会議。 均等待遇について、民主党の政策をまとめるために、今日から定期的に勉 強会を開いていくことになっており、私が責任者を務めている。 本日は、パートタイム労働者に対する均等待遇原則について、中央大学教 授の山田省三氏より聴き取り。 9時10分から司法と精神医療の連携に関するプロジェクトチーム役員会。 いよいよ審議が近づいてきた状況の中、今後の進め方について。 本会議での政府案の趣旨説明に合わせて、私たちの議員立法についても趣 旨説明をさせてもらえるよう、ここのところピリピリしながら日程調整を している。衆院法制局が法案の仕上げに22日いっぱいかかると言ってき ており、本会議質疑が23日になるとかなり微妙。24日にしてもらえる よう、議院運営委員会の理事に要請している。 党本部に移動して、11時から、衆議院選挙公募選考会。書類選考を通過 した方たちを対象とした面接審査。 12時から財務金融役員会・税調事務局合同会議。 12時40分から代議士会。 13時から本会議。 採決4本の後、郵政関連4法案の趣旨説明が総務大臣からあり、各党より 質疑。 拍手をするでもなく硬い表情で見守る自民党席の雰囲気は異様。 本会議中に、急きょ明日の法務委員会での一般質疑をするよう言われる。 本会議終了直後の15時45分から明日の法務委員会のための質問取り。 16時半から、男女共同参画調査会「女性と健康」部会。 思春期健康教育の新手法であるピアカウンセリングについて、自治医大教 授の高村寿子氏より聴き取り。ビデオも用いて現場の様子がとてもよくわ かる、「目からウロコ」の講演だった。無条件に権威に反抗する、仲間の 意見なら自分の問題としてよく耳を傾ける、という思春期の特性をよく理 解した手法だと思う。 刑法堕胎罪を廃止し、自分の性と生殖を「健康と権利」という観点から捉 え直せるよう、早期からきちんとした性教育をする、というのが私たちの 考える政策だ。「罰せられるからしない」のではなく「自分が傷つくから しない」という考え方にしていかなければ教育としての効果もない。とい うのも、十代の妊娠や性感染症の問題は、基本的には自尊心の低さや知識 の欠如が原因だからだ。 アメリカの第四次性教育でも、自尊心を高め、スキルを身につけさせるこ とを徹底したところ、妊娠・中絶や性感染症が激減したという。 ところが、十代の妊娠や中絶、性感染症の急増を見て、「堕胎罪の廃止な どとんでもない」という意見が、国会内、民主党内にすらあるのが現状だ。 事実に逆行する政策を強化してしまうと、本当に取り返しのつかないこと になりそうで心配だ。 ちなみに、同じく重大な問題である薬物乱用も、基本的には自尊心の低さ と知識の欠如が原因だという点は全く同じ構造である。 18時から東京FMの取材。議員と秘書の関係について。 党本部に移動し、19時から、衆議院選挙候補公募選考会。仕事の都合で 平日の昼間に面接審査にこられない方たちもいるので、この時間帯にも面 接を設定している(私が公募の面接審査を受けたときには、もっと一方的 に平日の昼間の日程を指定された)。21時過ぎまで。 ■5月22日(水) 法務、質問取りやめ、厚労、今井さん、心神喪失 8時から厚生労働部門会議。 各種事務連絡。 新人口推計の厚生年金・国民年金への財政影響について。 9時から法務委員会に出席するため委員室に向かったところ、大臣もずっ と待っているのにいつまでも委員会が始まらない。変だと思っていると、 「ただいまの理事会で、今日の委員会は開かれないことになりました」と の告知。つまり、私の質問も取りやめになったということだ。 どういうことだろうと思っていると、この後、事務所に共産党の木島議員 が謝罪に見え、事情を説明される。与党が野党不在のもと強行に有事法制 の公聴会の日程を決めたことに関して、今日以降の日程協議には応じない (今日は予算委員会で瀋陽総領事館問題についての集中審議が開かれ、野 党も出席する)というのが野党間の合意事項だが、今日の委員会について も応じられないということを共産党と社民党が理事会で主張したとのこと。 質問できなくなったのは残念だが、与党の方針に抗議しているのは同じ立 場なので、了解する。 10時から厚生労働委員会。こちらは開かれる。健康保険法改正案などに ついて。 12時45分すぎにいったん委員会が休憩となり、13時からTVタック ルの取材。有事法制について。 13時40分から厚生労働委員会が再開。 憲政記念館に移動して、16時半から、今井澄参議院議員の出版記念会の 対談の司会。今井さんと日経新聞の論説委員・渡辺俊介さんが「現代の医 療制度改革について」というテーマで対談をされた。私は若輩ながら司会 をさせていただいた。 18時からは懇親会が開かれたが、本当に多くの方たちが駆けつけられた。 今日、ようやく政府の「心身喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の 医療及び観察等に関する法律案」(心神喪失医療観察法案)に対する私た ちの対案である精神保健福祉法改正案などが完成し、法案提出することが できた。審議に間に合って一安心。 ■5月23日(木) 米製薬工業会、歩きタバコ、公募、狭山、取材、藤井市議 7時45分から、キャピトル東急ホテルにおいて米国研究製薬工業協会新 会長との朝食会。ジェンダー・スペシフィック・メディスン(性差を考慮 した医療)の位置づけなどを質問した。 9時から法務部門会議。 歩きタバコを防ぐための軽犯罪法の一部改正案について、長妻昭議員より 聴き取り。内閣部門の担当だが、法務部門としても了承。「公共の場所ま たは公共の乗り物」という場所の要件と、「他人の身体または物件に対し て熱による危険を及ぼすような方法」という手法の要件が必要。 その他、各種事務連絡。 11時から公募についての取材。 日比谷野外音楽堂に移動し、12時45分から狭山再審中央決起集会に参 加。栃木からも大勢参加されていた。 14時半から米紙の取材。日本人の心の病理について。 党本部に移動して16時から選対小委員会。公募についての今後の審査の 進め方についてなど。 17時32分の新幹線で宇都宮へ。 18時半から藤井弘一宇都宮市議の在職15周年記念会に参加。 ■5月24日(金) 野党抜き、支持者まわり、行政書士政治連盟 今日も国会は動かず。 昨日は野党抜きで事態対処特別委員会が開かれた。強行に各委員会を開い ていくべきだという動きが与党内にある一方で、有事法制などを野党不在 のもと強行に進めていくことにストップをかける動きも与党内にある。 地元で終日支持者まわり。 17時からは日本行政書士政治連盟栃木会定期総会の懇親会に出席。 ■5月25日(土) 運動会、スクール、男女共同参画、出版、医療 9時から地元の小学校の運動会に参加。 10時から組合の定期大会に出席。 11時半から山田みやこ栃木県議のミニ集会に顔を出す。 14時から女性のための政治スクール。「県の男女共同参画推進条例につ いての意見聴取」。男女共同参画社会基本法が公布・施行されてまもなく 3年になるが、この基本法の中で地方公共団体の役割が明確にされ、それ を機に、各自治体で条例が作られてきた。栃木は全国で36番目というこ とで、決して早くはないが、パブリックコメントも求めながら身近なテー マとして根づかせようとする姿勢は大変歓迎できる。 県女性青少年課の、新井課長補佐と伊東主査に来ていただき、主に伊東主 査から説明を受けた上で、参加者の皆さまから質問や意見をいただいた。 そして、スクール終了後に、県へのパブリックコメントとして、書類に記 入していただいた。 16時10分から事務所で個人相談。 18時から出版記念ミニパーティー。 20時半から事務所で6月の医療制度の講演会の打ち合わせ。 |