国会報告 その84(2002.3.4発行)

水島広子の活動の様子をお伝えするために、毎週1回(月曜日)発行しております




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国会報告(02.2.24〜3.2)



■2月24日(日) 女性議員、フリマ、タウンミーティング、

10時から、市民グループ「サンパティックダム」の主催による「21世紀 なぜ女性政治家が必要か」というシンポジウムに参加。党派を超えて、宇 都宮選出の国会議員・県議・市議の計6名が一同に会して話し合った初の 試み。参加者の数も多く、時間が足りないくらいで、とても意義のある催 しだった。

終了後、直ちに「びっくり市」へ。今月もボランティアの皆さんがタイの 汁そば屋とフリーマーケットを出店してくださっている。私も店番をする。

14時前にびっくり市を出て、今市へ。
民主党栃木県連として初めての地域ミーティング。県選出の4名の国会議 員と県議団の代表とがパネリストとなり、会場の皆さんと直接意見交換す るもの。 私は「男女共同参画、子ども」が担当。そうは言っても、会場からは民主 党の医療政策をめぐる質問も出て、答弁を担当したりした。今後、県内の 各地で催す予定。

今市から、一路鹿沼へ。
息子の授乳のために鹿沼まで出てきた夫の車と合流し、移動時間を利用し て授乳。
18時半から始まっていた佐藤信県議の「新春の集い」に、来賓挨拶の最 後にギリギリセーフ。




■2月25日(月)  MR、講演、散髪、1区総支部、上京

7時45分から恒例のマンデーリポート。

9時半から定例の事務所内打ち合わせ。

11時から、労組での講演。「子育てをしながら働く女性について」など がテーマ。

講演終了後、散髪に行く。よほど意識して日程を確保しないと散髪もでき ないが、今日は幸い昼過ぎの時間があいたため、久しぶりにすっきりする。

水島広子ネットワーク通信が印刷所に入っているので、ゲラのチェックな どをしてから、16時半から県連の第1区総支部幹事会。第1区総支部は 私が代表を務めているが、今回、県連の組織再編に伴い、役員人事などを 根本的に見直すことになった。今日のところは話し合いがつかず。

娘を連れて19時からの会合に出席し、21時半頃夫と息子とともに車で 東京へ出発。




■2月26日(火)  子ども政策、母子家庭、法務委、厚労委、問取り

8時から内閣部門会議。

9時半から、子ども政策プロジェクトチームのことで政調会長を訪室。人 事のやりくりをしてきたが、本日のネクストキャビネットで正式に了承さ れる予定である。事前に政調会長に人事の趣旨を説明。

9時45分にしんぐるまざーず・ふぉーらむ(母子家庭の市民グループ) の赤石さんが来室。明日の厚生労働委員会で児童扶養手当についての質問 をしたいので、情報を提供していただく。

12時から法務委員会。大臣の所信表明および法務省・最高裁の予算案説 明。

中座して12時10分からの厚生労働委員会へ。こちらも大臣の所信表明 および厚生労働省の予算案。

15時に厚生労働省の方が見えて質問取り(明日の質問の事前聴取)。テ ーマが小児医療、児童扶養手当、障害児保育、と大きく3つあるため、部 屋に入りきれないほど多くの担当者が見える。交通整理をしながら質問取 りを終える。

その後、追加の資料請求などをして、質問に備える。




■2月27日(水)  厚労部門会議、ひとり親家庭、質問、総括副大臣会議

8時から厚生労働部門会議。
各種事務連絡。診療報酬改定等について、厚生労働省より聴き取り。
失業者に係わる医療保険負担の軽減に関する特例措置法案について。

9時半からひとり親家庭等自立支援ワーキングチーム。
養育費支払いの履行確保制度について湯沢雍彦氏および榊原富士子弁護士 より聴き取り。

中座して、法務委員会と厚生労働委員会を「はしご」。今日も二つの常任 委員会が同時に開かれているため大変だ。どちらも、大臣の所信に対する 一般質疑。

短い昼休みを挟んで13時から両委員会が再開。

私は14時10分から、厚生労働委員会で質問(詳細は後日議事録をご参 照ください)。

16時から総括副大臣会議で中座し、その後、厚生労働委員会に戻り、 17時半頃に終了。




■2月28日(木)  緊急事態法、女性政策、堕胎罪、講演、触法

8時から、緊急事態法制に関する外務・安全保障・内閣・国土交通部門合 同会議。
「わが国における緊急事態法制の整備と議会の関与−米国の制度を参考に」 というテーマで松坂大学教授の浜谷秀博氏より聴き取り。

10時から女性政策検討会議。全議員勉強会は今日で最終回。今まで出さ れた意見を一つ一つ検証し、最終的な方針をとりまとめた。
ところで、民主党ではあっても、「堕胎罪をなくすと中絶が増える」とい う意見を強く主張される方がいらっしゃる。刑法の堕胎罪については、お ろした女性のみが懲役刑を受けるという構造になっている(実際のところ は母性保護法によって相殺されて、懲役刑を受ける女性はほとんどいない が)ため、一方の性に偏ったものとして廃止すべきだというのが国際的な 女性会議などの流れだ。

私たちはむしろ、子どもの頃からきちんとした性教育を受けることによっ て、中絶がいかに女性の心身を傷つけるもので、避けなければならないも のかを、男女ともに理解できるようにしていくべきだと思っている。中絶 は「罰すべきこと」ではなく、「悲しむべきこと」だと私は思う。十代の 妊娠がどんどん増えている中、正しい性教育は急務だ。

13時半から法務部門会議。
各種事務連絡。
更正保護事業法等の一部改正案について法務省から聴き取り。 「人権擁護法案」に対する民主党案について協議。


15時から女性グループの方たちを対象にミニ講演。

16時半から司法と精神医療の連携に関するプロジェクトチーム。
「触法精神障害者に対する刑事政策」と題して、岩井宜子専修大教授より 聴き取り。




■3月1日(金)  与党の審議拒否、政策懇談会、いっきの会、労組まわり

10時から代議士会。
国対や予算委員会の筆頭理事などから国会情勢の説明。
鈴木宗男氏の証人喚問について、与党側は回答そのものを拒んでいるとい う。まさに、与党の「審議拒否」状態。

野党側としては、予算が公正に使われる土壌を作らなければ、どんな予算 を通しても意味がないという考えで、予算案審議と証人喚問問題(鈴木氏 ひとりの首を取ろうというような小さな考えではなく、これを機に日本の 政治を腐らせてきた政官業の癒着構造を暴こうという考えである。念のた め)を切り離せないものとしてとらえている。

予算案を当初の予定通り3月5日に衆議院を通過させようとすると、本日 と3月4日(月)に予算委員会の分科会を開かなければならない。そのよ うに逆算して、2月28日までに証人喚問についての回答を、と与党に伝 えておいたのに、回答そのものを拒んでいるのだ。さらに、野党抜きで、 本日は何やら「予算委員会分科会」と称するものを開いているらしい。

私もすでに分科会の希望は出してあり、第一希望の文部科学大臣の枠がと れている。常任委員会の第一希望を何度「文部科学委員会」として提出し ても、なぜか当たったためしがない私としては、他の委員会の大臣に質問 できる予算分科会は貴重なチャンス。
このまま与党の「審議拒否」によって質問のチャンスが奪われるとしたら 本当に許せない。
例によって、報道では、与党の議員たちが「野党の審議拒否戦術はいただ けない」と述べているようだが、本当に審議をしたいのはこちらの方だ。
やましいことがないのなら、証人喚問でも何でも応ずれば良いではないか。

そのまま続いて、10時半から緊急事態法制に関する両院議員政策懇談会。
内閣参事官と防衛庁から政府の緊急事態法制についての説明を受けた後、 党内で議論を深めようという趣旨でセットされた会議。

昨秋のテロ特措法の国会承認をめぐって多くの造反者を出した反省から、 今回は十分な時間をかけて党内の議論を深めようということで政調会長が 企画した会議だったが、当初予定されていた党本部の会議室ではなく、衆 議院の院内の狭い控え室だったこと、また、国会が「緊急事態」なのに、 党内でこんな議論をしている場合ではない、というような意見が一部議員 から強く出され、党内の議論は中止となった。与党と対決しようというと きに、民主党内が「バラバラ」ではいけないということだろうか。

でも、議論を深めて、一本化された結論を出したいという政調会長の姿勢 は評価できるものだ。議論の時間を十分に持てないまま、突如として政府 案の審議に入り、テロ特措法の国会承認の二の舞、というのでは困る。

11時半から「いっきの会」の勉強会。後援会づくりについて、同期の仲 間2名を講師にして教えをこう。

12時45分に国会を出発して、羽田雄一郎参議院議員とともに労組まわ り。民主党の女性支援基金のパーティー(DPJウーマン・サポート・パ ーティー)のパーティー券購入のお願いのため。男女共同参画委員会副委 員長としての仕事だ。今日の団体まわりのほか、他の議員よりも多くの枚 数を自分自身で売り歩かなければならない。
実は13時から「証人喚問要求4野党緊急集会」が開かれているが、どう しても本日までに団体まわりをしなければならないという指令が下ってい るため、仕方なく出発。

17時に東京を出て、車で宇都宮へ。




■3月2日(土) 春闘集会、講演

10時から、連合栃木2002春闘集会に参加。

14時から宇都宮大学で、とちぎ子ども学会健康部会依頼の講演。「摂食 障害の病理と治療」というテーマ。



─────── 前回の国会報告についてお詫びと訂正 ───────

前号の「障害児が養護学校と普通学校のどちらで教育を受けるかの決定権 は校長にある」という部分について、「決定権は校長ではなく教育委員会 にあるのでは?」というメールをいただきました。
ご指摘の通り、現行の制度では、教育委員会が医師・教育職員などの専門 家で構成する就学指導委員会の検討を参考にして、就学する学校を決定し ています。学校長は具体的な受け入れについての権限をもっています。ま た、特殊学級については法令上、校長が権限をもっています。
説明不足により不正確な表現になってしまい申し訳ございませんでした。


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