国会報告(12/16〜12/23) |
■12月16日(日) 11時半から、連合栃木の方たちと共に、アフガニスタン難民支援街頭募 金活動。とても寒い風が吹き抜けており、皆さん寒さに震えながらの活動 になった。集まった募金は現地で活動するNGOに寄付される。 18時から民主党栃木県連の幹事会。党勢拡大と地域組織強化についてが 主題。幹事会終了後、忘年会。 ■12月17日(月) 7時45分から恒例のマンデーリポート。 9時半から定例の事務所内打ち合わせ。 「水島広子ネットワーク通信」の新年号を印刷所に入れているため、午前 中はゲラのチェックなどや、他の原稿書きなど。 午後いっぱい支持者宅訪問。 夜は忘年会2つ。 ■12月18日(火) 朝、下野新聞の朝刊を見てギョッとする。「民主党造反3議員、反省」と ある。一昨日の幹事会で、私を含む3名の「造反」議員(自衛隊派遣の事 後承認について)が造反行為を反省し、「今後は造反をしない」と発言し たなどと書かれている。 これは新聞記事の誤りである。 幹事会では、ある幹事の方が、12月2日に鬼怒川で開かれた県連の幹事 会に3名の国会議員(たまたま「造反」議員と一致した)が欠席したこと と、「造反」問題で県選出の4名の国会議員の投票行動がばらついた(簗 瀬参議院議員は賛成、小林守衆議院議員は反対、私と谷博之参議院議員は 棄権)ことを取り上げて、「こんなことでは党勢拡大もできないし政権交 代などできない」と指摘された。 それに対して、私は「幹事会の日程が決まる前から先約があったため、事 前に関係者に相談した上で秘書の代理出席とせざるを得ず、その点につい ては反省する。ただし、造反問題については、私自身党の姿勢および賛成 した議員の立場を明確には説明できず、党勢拡大に向けては同じ悩みを持 っている。そうは言っても、今、自民党に代わる勢力を育てることは時代 の要請であり、今回の件を内紛問題とせずに、前向きに脱皮する必要があ る」という趣旨の発言をした。 それがなぜか「造反を反省」となってしまった。これでは、自分のとった 政治姿勢の誤りを認めたという意味になってしまう。なぜこんな記事にな ってしまったのか。後ほど新聞社に確認することとする。 朝一番で、インフルエンザの予防接種を受ける。インフルエンザにかかっ て何日も寝込めないのと、今年は特に乳児がいるため、家族は皆予防接種 を受けることにした。 その後、「水島広子ネットワーク通信」の発送作業をボランティアの方た ちと行う。今日は封筒へのラベル貼り。国政のことなどいろいろと話し合 いながら作業をする。 12時から個人相談。 午後は支持者宅訪問。 夜は会食。 ■12月19日(水) 終日、支持者宅訪問。 ■12月20日(木) 朝、会社の朝礼で挨拶をさせていただく。 その後、夕方まで支持者宅訪問。 夜はミニ集会。 ■12月21日(金) 8時37分の新幹線で東京へ。今日も息子を抱いていく。 10時半から、衆院選候補者の件で秘密の打ち合わせ。 11時から、雑誌の企画で大学生と政治についての座談会。「政治家なん て」と一緒くたにして諦めるのではなく、一生懸命頑張っている政治家を 見つけて励ましてほしいと要望。 13時から、女性政策草案作成会議。論点の整理がほぼ終わり、本日は前 文も検討。 14時半から厚生労働部門会議。 ネクスト大臣であった金田誠一衆議院議員が国会承認に反対し、役職停止 処分となったため、山本孝史参議院議員に交代した。その第一回の部門会 議。 ちなみに、私が直接関係しているもう一人のネクスト大臣だった岡崎トミ 子さん(男女共同参画・人権・消費者担当)も国会承認に際して辞表を提 出したため、こちらも大臣が変更となる。私見だが、障害者の問題や子ど もの虐待問題など、社会的弱者の問題に取り組んでいる議員の「造反」率 は高かったように感じている。少なくとも、そういったテーマを扱う会議 に出席すると、「造反」議員がずらりと居並んでいるのは事実だ。 各種事務連絡。 2002年度厚生労働省予算財務省原案について厚生労働省より聴き取り。 16時36分発の新幹線で宇都宮へ。 息子を夫に手渡してから、17時45分からの労組のクリスマスパーティ ーに出席。 ■12月22日(土) 朝から昼過ぎまで娘の保育園のクリスマス会。 14時からは会合に出席。 途中で、加藤シヅエさんが亡くなったとのことで、電話取材を受ける。 戦後初の女性衆議院議員となられた加藤シヅエさんは、本当に尊敬する 大 先輩だった。 昨年末に、私にくださったメッセージはホームページに掲載してあるが、 本当に勇気づけられるものだった。 特に、以下のくだりはいつも私の活動の支えになっている。 (前略) 先般、鳩山由紀夫代表につづいて代表質問に立ち、すべてを自分の言葉 で考えて、真剣に語った水島広子さん、貴女には、とても感動しました。 貴女は単に「専門分野」を持っているだけでなく、信念、哲学、情熱、 行動力があり、そして「愛すること」を知っています。 近頃結婚すると、自分の時間がなくなると思っている若い方が多いそう です。が、本当の自由とは時間や空間ではなく、どれだけ自分の信念に 忠実に生きるかということです。 その、信念を支えるのが愛、ひいては家庭なのです。水島さん夫妻は、 きっとお互いに愛し尊敬しあっているのでしょう。相当な覚悟と努力を 要することではありますが、だからこそ、愛も自由も、水島広子さんは 確実に両方を手に入れることが出来ているのだと思います。 (中略) 近頃の日本人は「育てる」ことが、あまり上手でなくなりました。が、 良い政治家を育てるのは、私たち有権者なのです。些細なことにとらわ れて、あるいは何か流行でも追うかのように、あっちへフラフラ、こっ ちへフラフラでは政治家は育ちません。もっと政治家の「人間としての 本質」と「政治家としての資質」を見極めなくては。 そして、何か良いこと、勇気のあることなどを言ったり、やったりした 政治家には、率先して手紙などを書いて「あなた、よくぞやってくださ いましたね」と誉めてあげましょうよ。子どもはもちろんのこと、大人 だって、政治家だって、誉められれば嬉しいものです。「あぁ、私の言 動をちゃんと観てくれている、気が付いてくれる国民がいたんだ」と、 さらに勇気もわいてきます。そのためにも、有権者は自らの頭で考える 習慣をもっとつけましょう。 (後略) まだまだ教えていただきたいこともたくさんあったが、残念ながら104 歳で亡くなられた。ご冥福を心よりお祈りし、引き続き私たちを天から 見守っていただきたい。 ■12月23日(日) 11時から問屋町のびっくり市に参加。 お天気が良く、多くの方がいらしてくださったため、せっせとタイの汁ソ バの売り子をする。おかげさまで毎月、売り上げをアフガン難民に募金さ せていただくことができている。 夕方から、娘を連れてクリスマスパーティーに参加。 |