国会報告 その51(2001.7.2発行)

水島広子の活動の様子をお伝えするために、毎週1回(月曜日)発行しております




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国会報告(6/24〜6/30)

■6月24日(日) 県議補選、参院選、無国籍児、都議選

10時半から昼過ぎまで集会。

急いで大平町に移動し、部落解放同盟栃木県連合会女性部第23回定期大会 に出席。

再び急いで宇都宮に戻り、15時から支援者宅を訪問。
参院選予定候補の 谷ひろゆきさんと県議補選予定候補の山田みやこさんも同行。

16時から、無国籍児・無国籍状態児の人権問題に取り組んでいる方たち と報告会。

夜は会合。

帰宅後、都議選の開票速報を見る。
自民党がどんどんトップ当選したのは 大変残念だったが、今回の都議選で特に注目に値するのは生活者ネットの 善戦だと思う。
民主党が推薦した5名の女性は全員当選した。
普通の生活 者たちが、食の安全や環境の保全を求めて、地域に作った政党(ローカル パーティ)が生活者ネット(神奈川では神奈川ネット)だ。
小泉人気で浮 き足立っている政治状況の中、生活に根付いたところで政治を考えている 層が確実に存在していることを示すのが今回の成績だと思う。
生活者ネットと同じ活動を栃木でやってきた山田みやこさんを、さらに応 援していきたいと思う。



■6月25日(月) 産科受診、県議補選、

7時45分から恒例のマンデーリポート。

9時10分から定例の事務所内打ち合わせ。

10時9分の新幹線で東京へ。

まずは産婦人科受診。
おかげさまで順調に妊娠8カ月に入っている。
東京 の病院は今日までで、国会閉会後の次回からは宇都宮の受診となる。

午後、宇都宮に戻り、山田みやこ事務所で打ち合わせや広報物のチェック。
その後、支持者宅訪問。



■6月26日(火) 報道被害、本会議、谷ひろゆき総決起集会

8時37分の新幹線で東京へ。

10時から弁護士との打ち合わせ。
先日週刊誌に秘書をめぐる変な記事を 書かれたため、質問状を内容証明で送ることにした。
昨年の「三度離婚」 の記事に続いて、これでまた多くの方たちに誤解を与えてご心配をおかけ するのではと思うと大変気が重い。
報道被害などメディアの問題は私の政 治テーマの一つであるので、きちんと考えて対応していくこととする。

12時40分から代議士会。
13時から本会議。
上がり法案2本の採決。

13時半に内閣府の方が来室。
先日出されたばかりの男女共同参画両立支 援調査会の報告について説明を受ける。

17時4分の新幹線で宇都宮へ。

18時半から谷ひろゆきさんの総決起集会。
本部からは石井一副代表が見 える。
盛会。

20時半から山田みやこさんの戦略会議。



■6月27日(水) 精神障害者、司法と精神医療PT、県議補選

9時45分の新幹線で東京へ。

11時に厚生労働省の方が来室。
重大な犯罪を犯した精神障害者の人たち が諸外国でどのように処遇されているかなどを聴き取り。

12時半からは、法務省から同じテーマで起訴の現状などを聞く。

15時から、司法と精神医療の連携に関するプロジェクトチーム三役会議。
座長は朝日俊弘参議院議員(精神科医)、座長代行は江田五月参議院議員 (元裁判官)、事務局長は私、事務局長代理に平岡秀夫衆議院議員(元弁 護士)というメンバーだが、朝日さんは比例区改選で全国を飛び回ってい るため、選挙が終わるまでは残りの役員で頑張っていくことになっている。

17時4分の新幹線で宇都宮へ。

18時20分に谷ひろゆき事務所を訪ね、谷さんの取り組みと山田みやこ さんの取り組みの協調の再確認。

19時からミニ集会。
山田みやこさんも同行。



■6月28日(木) 保育政策、ゆきおちゃん、司法と精神医療PT

9時45
分の新幹線で東京へ。

11時から厚生労働省の方が来室。
保育政策について、内閣府委員会の報 告を受けての具体的取り組みを聞く。

12時から広報委員会(民主党)。
参議院議員の櫻井充さんたちと発案・ 製品化した「ゆきおちゃんストラップ」(「鳩山代表は宇宙人」という評 判をポジティブにとらえてデフォルメした携帯電話用ストラップ)を昨日 発表したところ大変な好評で、すでに増産しなければならない状況らしい。
発案者の一人として悲観的に罪の意識を感じていた私としては大変嬉しい 驚き。

党本部に移動して民主党のCSテレビのビデオ収録。

16時から司法と精神医療の連携に関するプロジェクトチーム第1回会議。
全体の方針確認と、法務省・厚生労働省からの聴き取り。

17時すぎに、保安処分に反対して精神障害の当事者の方たちが開いてい る緊急集会に参加。

18時すぎに来客。

遅くなったため東京泊。



■6月29日(金) 法務委員会、厚労委員会、取材、閉会、小泉政権

9時50分から法務委員会。
請願、陳情、閉会中審査について。

10時から厚生労働委員室。
同じく、閉会時の手続き。

10時半からインターネットの取材。
国会議員リレーインタビューという 企画で、取材を受けた議員が仲良しの議員を紹介していくというもの。
私 は山花郁夫議員から紹介を受け、平岡秀夫議員を紹介した。

11時から正副幹事長会議。

12時半から代議士会。
13時から本会議。
上がり法案1本と、請願・閉会中審査についての採決 と、議長の閉会挨拶。

13時半から両院議員総会。
正副幹事長会議での議論を受けて、私も珍し く発言する。
小泉政権に対する民主党の姿勢の「ブレ」が問題になってい る。
私は選挙には大義が必要だと思っており、今回の参院選の大義を党内 でしっかりと位置づけておかないと、良い戦いができないと思っている。
それが姿勢の「ブレ」にも表れるのだと思う。

民主党議員の中には、「改革のスピードを競う」「小泉改革の真の応援団 は我々だ。
自民党では小泉改革はできない」などという発言をする人もい る。
これはいわゆる「小泉改革」を肯定する発言である。
その一方で、先 日出馬表明をした大橋巨泉さんは、「小泉さんの登場によって日本沈没が 早まった。
若くして戦争で命を散らした人間と、彼らを戦場に送り込んだ 人間の区別もつかない男だ」と、危機感を露わにしている。
セミリタイヤ (半引退)の生活をなげうって選挙に出る決意に彼を駆り立てたのは、そ のような危機感であり、日本を救うという大義であったのだろう。

私も大橋巨泉さんと同様の危機感を持つ一人である。
党首討論で野党党首 の真摯な質問をのらりくらりと交わすふざけた姿勢に憤りを感じていたが、 先日の池田小学校事件以降の小泉首相の言動に、決定的に不信感を抱いた。
そして、小泉政権の高支持率の妥当性の分析もせずに小泉人気をあおるメ ディアの姿を見るにつれて、「日本沈没が早まった」というのも決して大 げさな言い方ではないと思うに至っている。

もちろん、道路特定財源の問題など、小泉首相は民主党の主張と同じこと も言っている。
でも、どの党でも、具体的な政策においては、何らかの共 通点を持っているものだ。
だからと言って「小泉改革は民主党の改革と同 じ」ということにはなり得ない。
いくつか良いことを言っていても、一国 の政権たるものは、トータルでの評価をしなければならない。
全体的に見 て日本を立て直すのか、日本を沈没させるのか。
その評価をしなければな らないと思う。

小泉政権誕生以来、先入観を持たないようにしながら慎重に見守ってきた が、やはり参院選で自民党が勝つようなことがあってはならない。
参院選 で自民党が勝つようでは、本当に日本はおしまいかもしれないという危機 感を真剣に抱いている。
その危機感を訴え、全体的に見て日本を立て直す 民主党の理念・政策を堂々と訴えていくことが、今度の選挙の大義だと私 は思う。

15時から取材。
民主党の保育政策について。
政府が打ち出した「待機児 ゼロ」政策に対して、民主党はどのような政策を持っているか、というも の。

17時4分の新幹線で宇都宮へ。

山田みやこさんの定例会議に出席。



■6月30日(土) 参院選、自由党推薦、県議補選

8時半から谷ひろゆきさんの企画戦略会議。

終了後、支持者宅訪問。

自由党から山田みやこさんを推薦していただけることになったため、自由 党の方との打ち合わせを15時半から行う。

18時半から会合。
その後、20時から会合。
どちらも山田みやこさんも 同行。


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