国会報告(5/13〜5/19) |
■5月13日(日)学童野球、清掃奉仕、看護の日、県議補選 7時40分から学童野球の開会式。 終了後、鬼怒川河川敷に移動して清掃奉仕。 さらに慌てて移動して、10 時から「看護の日」大会に出席。 12時半から民主党栃木県第一区総支部幹事会。 山田みやこさんの県議補 選体制について。 その後、夕方まで打ち合わせ。 ■5月14日(月)民法改正、市民型選挙、 今日は簗瀬進さんと時間を入れ替えて8時から恒例のマンデーリポート。 定例の事務所内打ち合わせはできずに、そのまま9時45分の新幹線で東 京へ。 11時から法務省より聴き取り。 民法改正をめぐる、法務省の一連の取り 組みについて。 特に法制審議会が1996年に民法改正案を答申した前後 のことについて。 法制審が民法改正案を答申し、時の法務大臣は初の女性 である長尾立子さん。 さあ、民法改正、と思われたところ、与党や様々な 圧力団体によって提出が阻まれたというのは伝え聞くところである(法務 省の国会答弁では、一度も「与党」だとか「圧力団体」だとかの言葉は登 場しない。 あくまでも「世論の動向」という論理にすり替えられてしまっ ている)。 「事務方としては今でもこの法案は正しい方向のものだと思っ ているし、法制審の答申は正しいと思っている。 でも、政府は与党とイコ ールであり、与党の意向には逆らえない」というのが法務省の方の弁。 官 僚王国などと言われていても、ことこの分野に関しては官僚の主導権はな いようだ。 13時8分の新幹線で宇都宮にとんぼ返り。 山田みやこさんを支えるボランティアの方たちの打ち合わせに中途参加。 選挙の予定日まで日にちが限られており、市民型の選挙をどのように作り 上げていくか、知恵が必要だ。 15時から会合。 18時半から会合。 山田みやこさんと共に出席。 ■5月15日(火)摂食障害、児童福祉法、両立支援法、土井党首、 8時37分の新幹線で東京へ。 10時から、厚生労働省からの聴き取り。 摂食障害や精神療法について。 委員会の質問に備えて事情を聞く。 13時すぎに、時間があいたので、議員会館内で散髪。 ここのところ地元 で全く散髪に行く時間がなかったため次善の策として行ってみたのだが、 散髪しながら予算委員会の院内中継が見られたので良かった。 14時半から、広報委員会の集まり。 鳩山代表をデフォルメしたキャラク ターを作ろう、というような話を広報委員会の時に冗談でしていたのだが、 その話が現実化したため、デザインを話し合う。 15時半に、ネクストキャビネットに出席。 今日は私が中心になっている 法案が二つ審査されるが、特に児童福祉法改正案について、補足説明の必 要性があるかもしれないとのことでネクスト大臣から出席を要請されてい たのだ。 私が到着した直後にちょうどもう一件の「仕事と家庭の両立支援 法」が審査されたため、それを見届け、いったん退室して、院内の眼科を 受診。 先週末から左目の痛みを我慢しながら活動していた。 傷のために、 角膜にフリクテンができているとのことで、目薬をもらう。 ネクストキャ ビネットに戻り、児童福祉法の審査が終わったのが17時。 本館から議員会館への地下通路を歩いていると、土井たかこさんに会った。 「あら、あなた、予算委員会で質問しなかったの?」と言い、私が法務委 員会と厚生労働委員会だと伝えると、 「じゃあ、どちらもハンセン病に関 係あるじゃないの。本当にひどいわよねえ。石頭で。昔から、泣く子と地 頭と石頭には勝てないって言うからねえ」 などと、ハンセン病の判決に対 する政府の姿勢を盛んに憤慨しておられた。同感である。 それにしても、 土井さんは、私をどなたか別の方と勘違いされていたのではないか? その後、委員会質問に向けての資料集め、事務作業など。 東京泊。 ■5月16日(水)ハンセン病、野田聖子さん、旧姓併記、 8時から厚生労働部門会議(民主党)。 各種事務連絡。 99年国民年金被 保険者実態調査について、厚生労働省より聴き取り。 確定給付企業年金法案への対応について。 ハンセン病国家賠償請求訴訟・ 熊本地裁判決後の対応について。 5月11日に熊本地裁でハンセン病国賠 訴訟に対する判決が出、政府のハンセン病政策の違法および国会の立法不 作為の違法が厳しく断罪された。 国が判決を受け入れて謝罪し控訴しない こと、余命少ない被害者の方たちの人権が少しでも救済されるよう努める こと、そして、このような問題が二度と繰り返されないような体制を作る こと、が今後のポイントである。 その他、色覚検査の必要性を検討するワーキングチームの設置について。 10時から厚生労働委員会。 今日も同じ時間帯に法務委員会が開かれてい る。 厚生労働委員会は大臣所信演説だけで終わったため、すぐに法務委員 会に移動。 法務委員会は、大臣所信演説と与党の質疑。 12時半から民法改正について取材。 野田聖子代議士が結婚することにな り、「野田の名を絶やすわけにはいかない」と、悩んでいるとのことで、 私のところに取材が来たのだ。 13時に外務省の方が来室。 旅券法について話をうかがう。 現在、パスポ ートで通称併記が例外的に認められているが、その法的根拠と基準につい て。 仕事上、どうしても旧姓でないと不利益があるということが証明され ると1959年から旧姓併記が認められているが、やはりごく限られた一 部のケースである。 この後、来客数名。 15時に法務省の方が来室。 ハンセン病国賠訴訟の熊本地裁判決を受けて どのように対応しているかの現状を聞こうと思ったのだが、まだ検討中と のことでほとんど教えてもらえない。 こういった場合の検討の基準や仕組 みを教えてもらう。 ちなみに、国が当事者となる訴訟の場合の担当は法務 省である。 今回の判決文で、被告は「国」、担当大臣は「法務大臣 森山 真弓」と書かれている。 16時から党本部にて両院議員懇談会・懇親会。 このたび、党本部(ビル の間借り)の階が増えて拡張され、ようやく全議員が集まれる部屋が党本 部に作られた。 そのお披露目を兼ねて、政局や選挙戦略を話し合う。 17時32分の新幹線で宇都宮へ。 ここのところ過密スケジュールで疲れ がたまっていたため、そのまま自宅に帰らせてもらう。 ■5月17日(木)選択別姓、非難メール、問取り、歳費日割り、国会TV 9時11分の新幹線で東京へ。 10時半から、法務部門・財務金融部門合同勉強会。 金庫株について、東 大教授に話をうかがう。 11時半に内閣府の方が来室。 男女共同参画会議の基本問題調査会におい て、選択的別姓を取り上げる(同姓強制による不自由、通称使用上の問題 など)ということについて報告を聞く。 すでに96年に法制審議会が5年 間の審議を経て答申を出しているのに、今さらゼロからの検討をスタート するのか、という疑問を持ったのだが、内閣府の言い分は、「いかにして 法改正の必要性を理解してもらって受け入れてもらうかを検討する」との 由。 12時から広報委員会。 ここのところの報道によると、「小泉さんや田中 真紀子さんをいじめないで」という非難が野党に殺到している、というこ とになっているが、民主党本部に寄せられているメールの内容は確実に変 化してきているとのこと。 報道を見て、悪のりして「いじめるな」と書い てくるものもあるようだが、それよりも、「支持率が9割と聞いて恐ろし くなった。 こういうときこそ民主党は頑張ってほしい」「いじめるな、と いう非難などに負けずに堂々と正論を主張してほしい」という内容のもの が着実に増えてきている。 14時から法務省の「問取り」(翌日の質問の内容聞き取り)。 民法改正 について、過去の国会答弁の内容の矛盾を指摘し、「法制審の答申が間違 っていたと言うか、法務省の答弁の理屈がすり替わったと認めるか、どち らかにしないといけませんよ」と詰め寄ると、頭を抱えていた。 15時から、今度は厚生労働省の問取り。 16時から取材。小児医療について。 17時から「議員特権見直しワーキングチーム」(民主党)。 昨年、当選 直後に、歳費を日割り支給にすべきだという問題点を指摘したことをきっ かけに始まったワーキングチーム。 とっくに法案は作り上げているのだが、 思いのほか抵抗が強い。 衆議院での議論に偏っていたという反省に立ち、 このたび、参議院の方たちも交えて再度法案提出に向けての体制作りに入 る。 議員会館内で夕食をとり、法務委員会の質問を作る。 明日は法務委員会と 厚生労働委員会のそれぞれで質問をすることになっているが、厚生労働委 員会の質問まで手が回らないまま、国会テレビに移動。 21時から21時40分まで、国会テレビの「民主党のおヘソ。 」に生出 演。 その後、ようやく厚生労働委員会の質問を作る。 東京泊。 ■5月18日(金)栃木県朝食会、法務委員会質問、厚生労働委員会質問、 8時半から都内のホテルで栃木県選出国会議員と県執行部との朝食会。 福 田知事になってからは初めて。 こちらも質問したいことはあったのだが、 何と言っても国会が動き出して忙しい時期というタイミングのため、櫛の 歯が抜け落ちるように国会議員が中途退席。 私も9時には退席し、法務委 員会に直行。 9時から始まっていた法務委員会にやや遅れて到着。 民主党からは、佐々 木代議士、枝野代議士、平岡代議士、私、山内代議士が30分ずつ質問し たが、それぞれとても個性的でおもしろかった。 私は森山眞弓大臣に、選 択的別姓について主に質問。 かなり前向きの答弁を得ることができた。 後 日議事録をご参照ください。 10時半からの自分の質問を終えて、すぐに厚生労働委員会に移動。 委員 室の外で野田聖子代議士に会う。 先ほどの法務委員会の質問の最後に、 「御党の野田聖子代議士も、結婚を控えて悩まれている」というくだりを 入れさせていただいたので、報告。 いつも気さくな野田さんは、「そうな のよ、大変なのよ」と言って、私のところではどうやっているのか、など いろいろと質問される。 厚生労働委員会は11時50分から質問。 精神科医療について、精神療法 と摂食障害について、日本が国際的な流れから取り残されているというこ とを指摘する。 児童福祉法改正についても質問。 こちらも、後日議事録を ご参照ください。 自分の質問が終わってすぐに12時40分から代議士会。 13時から本会議。 人事案件と、上がり法案2案の採決のみで、10分ほ どで終了。 5月10日から、男性議員としては初めて産休をとっていた山花郁夫代議 士が今日から出席していた。 その後、急いで昼食を取り、民法改正関係の来客を受けて、厚生労働委員 会に戻る。16時前に終了。 事務所に戻って取材を受け、宇都宮に戻る。 19時から、民主党県議団と国会議員との懇親会で会食。 ■5月19日(土)女性セミナー講演 午前中は、原稿書きなどをしてから、懸案だった買い物(和式便器の上に かぶせる洋式便座。 ついでにコリアンダーの種を買う)をし、谷ひろゆき さんの事務所に顔を出す。 スタッフ用食堂で手打ちそばのお昼までごちそ うになる。 12時半すぎに事務所に戻り、来客。 13時43分の新幹線で東京に出て、労組の女性セミナーで講演。 17時4分の新幹線で宇都宮へ。 |