国会報告(4/15〜4/20) |
■4月15日(日)自衛隊、園遊会、県議補選 10時から陸上自衛隊宇都宮駐屯地創立51周年記念式典に参加。 地域に 開かれた駐屯地として、災害などの危険から私たちを守り、「人間の安全 保障」を実現してほしいと挨拶。 11時半から支持者の方の「園遊会」に出席。 12時40分から会合。 18時から、県議補選選考委員会の皆さんと会食をしながら県議補選につ いての打ち合わせ。 ■4月16日(月)雅子妃、メディアの労組で講演 7時45分から恒例のマンデーリポート。 9時10分から定例の事務所内打ち合わせ。 10時9分の新幹線で東京に行き、まずは産婦人科受診。 おかげさまで順 調。 現在の推定体重は300グラム弱。 宇都宮に戻ってから、上三川町に弔問にうかがう。 帰途、雅子妃ご懐妊とのことで、なぜか同じ妊婦として電話取材を受ける。 妊娠初期は喜びよりも不安が大きいのだから静かに見守ってあげるべきだ とコメントする。 19時からメディアの労組で講演。 「メディア規制の動きについて」。 現 在、政府与党はいわゆる「3点セット」を用意している。 「個人情報保護 法案」「青少年社会環境対策基本法案」「人権救済制度の設置」である。 いずれも、社会システムの整備が必要な領域ではあるが、政府与党案は、 大臣個人が恣意的に運用できるような問題の多い構造になっている。 私自身も「子ども有害情報」の法案を作りながら痛感していることだが、 表現の問題について、ただやみくもに「表現の自由」と主張しているだけ では、子どもの問題や報道被害など最近目につく弊害の中で、それこそ表 現の自由そのものが脅かされる方向に向かいかねない。 今こそ、表現の問 題について他者の権利にどう配慮するかを社会全体で熟考していかないと、 民主主義は後退してしまうという危険性を感じている。 講演終了後、21時からホームパーティーに出席。 ■4月17日(火)補選、取材、予防接種法、女性候補対策、パーティー 午前中は、県議補選に関する日程調整のために慌ただしい電話連絡の嵐。 11時52分の新幹線で東京へ。 13時20分から、党本部の取材。 国際舞台で活動している議員の特集を するらしい。 私は11月にバンコクで開かれた若年女性リーダー会議につ いて取材を受ける。 13時半から、取材。 新たに赴任された記者の方に、最近の活動状況を紹 介する。 14時半から厚生労働部門会議(民主党)。 予防接種法改正について、 「反対」の立場の医師の方からの聴き取り。 15時半すぎから、読売英字新聞の取材。 今までの英語とのつきあい、現 在英語を活用できている点についてなど。 16時半に、次期衆院選の候補予定者の女性が来室され、一緒に写真撮影。 16時半すぎに、鎌田さゆり代議士(男女共同参画委員長)の部屋を訪れ て打ち合わせ。 参院選の女性候補者対策などについて。 17時に事務所に戻り、先ほどの英字新聞の取材の続き。 17時半から、本日晴れて発売となった新刊「『やせ願望』の精神病理 摂食障害からのメッセージ(PHP新書)」の献本分にサイン。 18時からホテルニューオータニで民主党大躍進パーティー。 ものすごい 混雑で、「知人に会うのは不可能」と、国会議員たちが入り口付近に呆然 と立ちつくしている。 私は「犬も歩けば・・・」と、混雑する会場をせっ せと歩き、奇跡的に地元の知人にお会いすることができた。 18時45分に会場を出て、古巣の慶応病院へ。 この4月から医学部の客 員講師にしていただいている。 新刊を持って久しぶりの挨拶をして回り、 先輩と会食して積もる話をする。 東京泊。 ■4月18日(水)長期休暇法、有害情報、補選候補 8時から厚生労働部門会議。 各種事務連絡。 確定給付企業年金法案の対応 について。 私が事務局長として取り組んできた児童福祉法改正について法 案の条文が完成したので最終報告。 「長期休暇法案」(ゆとりのある生活 の実現に資するための長期休暇制度の創設及び年次有給休暇の取得の促進 に関する法律案)について中間報告。 連合本部に移動して、10時から連合男女平等局・政策小委員会に出席。 子ども有害情報の法案と児童福祉法改正案について説明させていただく。 11時32分発の新幹線で宇都宮へ。 13時から、連合栃木で執行部と県議補選候補予定者との顔合わせ。 明日 党内手続きを経る旨了解をいただく。 この後、候補予定者である山田みやこさんと政策や今後の活動に関する打 ち合わせ。 1月に民主党栃木1区総支部内に県議補選候補者選考委員会を作ってから、 女性候補者の擁立を目指してずっと努力を重ねてきた。 女性の議員を増や すということは私の選挙公約でもあり、民主党の幹事長補佐として、また、 男女共同参画委員会副委員長としても、一貫して取り組んできていること である。 そして、女性地方議員を誕生させることは、栃木県連にとっても 大変意義深いことであると思う。 そう思ってできる限りの努力をしてきた が、今の社会状況下で女性を擁立することの難しさを痛感する毎日だった。 いろいろな方のご協力をいただき、いろいろな方にご迷惑をかけながら、 最終的に山田みやこさんが決意してくださったことは本当に幸運だったと 思う。 生活者として政治参加の必要性を強く感じるようになったという山 田さんが県政の場で活躍できるように、全力で応援していきたいと思って いる。 ※ 山田みやこさんのホームページ ■4月19日(木)京都議定書、両立支援、自衛隊問題、補選候補決定 10時9分の新幹線で東京へ。 11時半から地元の支持者の方が来訪。 県議補選などについて細々とした 打ち合わせ。 12時40分から代議士会。 13時から本会議。 「京都議定書発行のための国際合意の実現に関する決 議案」を全会一致で採択。 ブッシュ政権になった米国が先日京都議定書か らの離脱を表明したことを受けての決議。 13時半から仕事と家庭の両立支援法ワーキングチームの事務局会議。 今 後の進め方と条文化に際しての最終確認。 14時半から下野新聞の取材。 4月15日に私が自衛隊宇都宮駐屯地創立 51周年記念式典に出席した際、「非武装中立を唱えて自衛隊の存在を認 めないくせに不愉快だ」と宇都宮市議会議長が式典をボイコットして退席 したらしい。 安全保障に関する私の考えはホームページにも以前から掲載 してあるが、各国が固有の軍備を有する中、いかにして世界的な軍縮を実 現するかということに思考を集中させている私から見ると、「自衛隊の存 在を認めるか認めないか」という議論ほど不毛なものはないように思う。 (そもそも、『認めない』などという発言をしたことは一度もない) また、地球上から武器がなくなる日が来てほしい(非武装)と思い、敵味 方関係のない中立的な国でありたい(中立)と思う私の希望には多くの方 が共感してくださっている。 私自身は、自分の理想を実現するためにも、 また、今この瞬間にも起こっている地域紛争を解決するためにも、国連を 中心とした中立的な集団安全保障の体制を作るべきだと考えているが、そ ういったことを前向きに考えていくことが今何よりも必要なことだと思う。 そして、自衛隊の災害救助能力を重視している私としては、那須の水害な どのときの自衛隊の方たちの活躍に関しても一言書き添えておきたい。 15時44分の新幹線で宇都宮へ。 17時から、宇都宮の民主市民連合の市議団の皆さんと県議補選候補予定 者の山田みやこさんとの顔合わせ。 18時15分から、民主党栃木1区総支部の幹事会。 山田みやこさんを県 議補選候補予定者として決定していただく。 19時から、県連の選対会議。 同じく、山田みやこさんを候補予定者とし て決定していただく。 19時半から記者発表。 その後、今までご協力いただいた方たちなどに報告の訪問や電話。 ■4月20日(金)予防接種法、両院懇、V−デモクラッツ、函館講演 7時32分の新幹線で東京へ。 9時から厚生労働部門会議(民主党)。 予防接種法改正案に関連して、イ ンフルエンザワクチンの有効性について小児科の教授から話をうかがう。 ワクチンは、インフルエンザにかかるのを防ぐためのものというよりは、 症状を軽くして特に高齢者の死亡率を下げるためのものという今日の説明 は私には最も納得できるものだった。 10時から麹町会館に移動して両院議員懇談会。 自民党総裁選のせいで国 会機能が停止している間を利用して、党内で忌憚のない意見を出し合おう という試み。 12時すぎまで、様々な意見が交換された。 12時20分からV−デモクラッツ設立総会。 1〜2期の議員が、市民と の間に政策ネットワークを構築していくことなどを目指すもの。 鳩山代表 が挨拶をしている間に私は中座して12時45分からの正副幹事長会議へ。 今日の会議では、先ほどの両院議員懇談会で出された意見をもとに、さら に議論が深められた。 女性の地方議員を増やすことの必要性など、まさに 私にとってタイムリーな話題も出た。 13時半から、6党・会派による「『これでいいのか日本』決起集会」に 出席する予定だったが、どうしても今日中に参院選に向けて詰めるべき問 題があったため、急きょ鎌田さゆり男女共同参画委員長と打ち合わせ。 14時半から女性誌の取材。 雅子妃の妊娠兆候に関連して今年出産予定の 女性たちに取材しているとのこと。 16時40分羽田発の飛行機で函館へ。 18時半から北海道新聞の政経文 化懇話会で講演。 その後、女性記者の方たちとの懇親。 函館と札幌で講演や参院選の選挙応援演説などをこなし、4月23日(月) の午前中に帰京予定。 |