国会報告 その29(2001.1.29発行)

水島広子の活動の様子をお伝えするために、毎週1回(月曜日)発行しております。



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国会報告(1/21〜1/27)

■1月21日(日)

10時からミニ集会。
11時から、宇都宮市議の後援会新年会。
盛会。
中座して、選挙区の南の端、南河内町に移動。
昨晩からの雪で道路が心配 だったが、晴天のためにだいぶ溶けてくれている。
順調に移動して、13 時半から講演。
タイトルは「子供たちに今何が起こっているか −検討と 対策−」。
その後、自治医大に入院中の方のお見舞いに行き、今度は慌てて、県北部 の鬼怒川に移動。
労組の常任委員会で挨拶をした後、空き時間を利用して簗瀬参院議員など と打ち合わせをし、18時からは鬼怒川で行われている労組の新年会2件 に出席。
その後、宇都宮に戻る。



■1月22日(月)

7時45分から恒例のマンデーリポート。
昨夜の冷え込みで、なんと街宣 車のラジエーターに穴があいてしまったため(不凍液を入れていなかった らしい)、様子を見ながら外気で冷やし冷やし何とか3カ所を終える。

9時10分から事務所内打ち合わせ。
日程などで不備が目立ったため、打 ち合わせを定例化することになった。

10時半から、連合栃木議員懇談会(通称:連合議員懇)にて講演。
連合議員懇というのは、連合の組織内議員および推薦議員によって構成さ れている懇談会で、私もその一員だが、今日はその政策勉強会に講師とし て招いていただいた。
県内で議員として働いている方たちが対象なので、 子供たちの問題について正しい知識を持っていただき、間違った常識に立 ち向かっていただけるよう、一生懸命話をした。
地元では「先生が子供を殴らなくなったから子供が悪くなったのだ」と言 う人が目立つ。
また、「最近は子供が大切にされすぎているから悪くなっ た」とも。
でも、私は今の日本の子供たちが「大切にされている」とはとても思えな い。
十分な愛情を注がれ、十分なコミュニケーションをしながら育った子供た ちは、決して「悪く」なったりしない。
勉強だけさせられて、あるいは、 モノばかり与えられて、あるいは、親が思う枠のみにはめ込まれて、コミ ュニケーションをしてもらえない子供たちがいかに多いことか。
昔に比べ ると、子どもにとっての身近な大人が極端に減っているという事実も忘れ られがちである。
問題は殴るか殴らないかという次元の話ではない。
そんな議論ばかりして いると、本当に取り返しのつかないことになってしまうと思う。
子供たち の自尊心とコミュニケーション能力を育てることが急務であり、まずは地 域に密着した議員が、正しい認識をしてほしいと伝えた。

12時から、引き続き民主党栃木県第一区総支部幹事会。
私が総支部代表 であるので、座長をする。
議題は県議補選。
現職県議の谷ひろゆきさんが 参院選への出馬表明をしており、また、自民党県議も参院選への出馬表明 をしているため、県議補選が行われる予定。

14時40分から取材。
朝倉病院問題について。

この後、空き時間ができたので、この時とばかりに散髪へ。

夜は労組の新年会。



■1月23日(火)

日中は、市議にお願いして支持者宅訪問。

18時半から、鹿沼に移動して労組の学習会で講演。
テーマは「職場のメ ンタルヘルス」。
20時までだったが、帰途はすでに氷点下であり、道路が凍結していた。



■1月24日(水)

朝は8時半から会社訪問をして、事務所に戻り、9時半から「チャイルド ラインとちぎ」開設について協力依頼をいただく。
子供の気持ちに寄り添い、真剣に耳を傾け、受け止めていくことを目的と してイギリスで誕生した電話相談「チャイルドライン」は、日本でも東京 都世田谷区に1998年に設立され、2000年5月5日に全国統一キャ ンペーンとして14カ所で一斉に実施された。
それを栃木でも設立しよう と、設立委員会の方たちが尽力されている。
電話の受け手となるボランテ ィアの方たちのトレーニング、常設に向けての経済的支援などが今後の課 題となる。
できるだけの協力をすることを約束。

その後、支持者宅訪問をして、11時半から労組の旗開き。

事務所に戻って急ぎの原稿チェックなどをして、14時からミニ集会。
午前中から寒気を訴えていた関根秘書が39度の高熱であることがわかっ たため、今後の人繰りを組み直し、関根秘書に帰宅してもらう。

16時13分宇都宮発の新幹線で仙台へ。
情報労連宮城県協議会主催の 「政治学習会」に参加するためである。
参院選を控えて、各地から呼ばれ ることが増えてきた。
全てのお申し出に応えることは不可能だが、民主党 男女共同参画委員会副委員長としても、また何と言っても自分自身の政治 信条としても、女性候補者の応援には万難を排して駆けつけたいと思って いる。
その第一弾としての今日は、宮城県選出の参院議員・岡崎トミ子さ んの応援。
姉御肌で日頃何かと面倒を見てくださっている先輩だが、今年 改選を迎える。
仙台には17時37分に到着。
意外に近く、宇都宮の「地の利」を実感。
政治学習会は「政治が・・政治家が変われば・・日本が変わる!!」とい うタイトルのパネルディスカッション。
私の他には、岡崎トミ子さん、情 報労連準組織内比例候補の高見裕一さん、コーディネーター役の仙台市議・ 岡本あき子さんが参加。
環境という視点から、また、心の健康という視点 から、有意義なディスカッションができた。

19時26分仙台発の新幹線で宇都宮へ。
仙台名物の牛たん弁当をおみや げにいただいた。
ちなみに、仙台は宇都宮よりも北なのに暖かい。
寒い宇都宮に向けて南下 し、20時52分宇都宮着。



■1月25日(木)

8時37分発の新幹線で東京へ。

10時半から、国立公衆衛生院の思春期講座で精神科医として講義。
テー マは「キレる子どもの背景と対応」。
全国から集まった医師や保健婦さん など専門家たちが対象。

講義終了後、議員会館に移動して、13時から始まっていた民主党の拡大 予算部会勉強会に出席。
教育改革について、慶応幼稚舎長の金子郁容さん から話をうかがう。
金子さんは教育改革国民会議のメンバーであり、第2 分科会の責任者。
ちなみに、教育基本法見直しなどで一躍「悪名」を馳せ たのは第一分科会であり、また、選良思想ともとれるエリート教育を論じ たのは第三分科会。
第二分科会はその中で霞んでしまった感もあるが、コ ミュニティスクールの提案など、有意義な提案をしている。
そのあたりの 話を中心にうかがう。

15時から「国会ニュース」の取材。

15時半から、国会記者会館に移動して、TBSのCS国会トークに出演。
「有害情報について」。

16時半に会館に戻り、個人相談を1件受ける。
17時から朝倉病院問題について取材。

19時48分の新幹線で宇都宮へ。



■1月26日(金)

午前中は支持者宅訪問。
午後は事務所でたまった事務作業。
17時から、 県中小企業団体中央会賀詞交歓会。
中座して、18時からの社民党新春のつどいに参加。
連合栃木会長のほか、 民主党からも県議の方たちなどが参加していた。



■1月27日(土)

朝から大雪。
12時から、「ちょっとエスニックな料理&トーク」第2弾のインド料理 編に参加。
皆で各国の料理を作りながら、他文化への理解を深めようとい う催し。
第1弾はタイ料理だったが、今回はインド料理。
カレーとチャパ ティ、チャイ(インド紅茶)を作った。
私たちがインドを放浪していたと きの話などをさせていただき、楽しい時間を過ごさせていただいた。

13時50分から連合栃木の女性委員会大会に出席。

17時から労組の新年会。
中座して、18時から始まっていた阿部元治県議(民主党栃木幹事長)の 後援会新春の集いに参加。
阿部さんは体調を崩されていたが、今日は元気 なお顔を見せてくれた。
政治家としての気合いを見せられた思いがすると 共に、一安心。



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