国会報告(5/15〜5/21) |
■ 民主党新代表に岡田克也さん 5月18日の両院議員総会で、民主党の新代表に岡田克也衆議院議員が 決まりました。全会一致での選出です。 岡田さんとはいろいろなご縁があり、私は大変親しみを感じている先輩 です。特に、岡田さんの政調会長時代には、男女共同参画政策を一緒に作 っていただき、保守的なようでいて極めて公平な岡田さんのやり方に感銘 を受けたのが心に残っています。 幹事長になられてからは、菅直人代表をしっかりと支え、さらに幹事長 権限をフルに活用して党を大きく育て、節約精神も徹底し、新人候補者へ の支援を厚くしました。菅―岡田体制の1年5カ月の間に、民主党は本当 に大きく育ってきたと思います。 岡田さんは報道されている通りの生真面目な「原理主義者」ですが、政 治不信の強い今日この頃だからこそ、岡田さんのように料亭政治や談合な どと無縁の政治家が国民の期待に応えられるのではないでしょうか。今後 のご活躍に心から期待したいですし、私も自分にできることはやっていき たいと思っています。 幹事長に決まった藤井裕久さんは、今まで「次の内閣」でご一緒でした が、高い見識を持たれた人格者です。岡田さんが希望される「安定感のあ る幹事長」になられるでしょう。 ■ 「次の内閣」雇用担当大臣を続投 第2次菅「次の内閣」で雇用担当大臣を務めさせていただいておりまし たが、このたび、第1次岡田「次の内閣」でも、引き続き雇用担当大臣の 重責を担わせていただくことになりました。菅代表の辞任に伴い「次の内 閣」も一旦総辞職しましたので、改めて任命されたという形になっていま す。 参議院選に向けてのマニフェストづくり、パート均等待遇法案の提出な ど、積み残した重要な仕事がたくさんありますので、引き続き頑張ってま いりたいと思います。どうぞご指導・ご支援をいただけますようお願い申 し上げます。 ■ チャイルドライン議連の総会 5月18日の15時から、議員会館でチャイルドライン支援議員連盟の 総会を開きました。 1997年11月に「チャイルドライン設立推進議員連盟」としてスタ ートしたものですが、全国で32都道府県(もちろん栃木県も含みます) にチャイルドラインも設立され、次なる支援の段階に来ていると考え、役 員体制を新しくすると同時に、思い切って議連の名前も変えました。 新体制は、河村建夫文部科学大臣を顧問に、小杉隆衆議院議員(自民党) が会長、馳浩衆議院議員(自民党)が幹事長、私が事務局長という顔ぶれ です。超党派の議連の事務局長を務めるのは初めてですが、頑張りたいと 思っております。 子どもたちからの電話を受ける民間団体であるチャイルドラインは、イ ギリスでは、虐待の刑事証拠としても採用されると聞いています。そのよ うな法整備は日本でも進めていく価値があると考えています。特に、岸和 田の事件のような場合には有効ですし、性的虐待の被害者にも役立つでし ょう。 また、市町村で作っている虐待ネットワークに、チャイルドラインを加 えていくということも私は考えています。今、地域で、それぞれの分野で 子どもたちのために働いている大人は多いのですが、連携をはかることに よってもっと大きな力を得ることができるはずです。 18日の総会では、チャイルドライン支援センター代表理事の牟田悌三 さん(ケンちゃんパパでおなじみの俳優さん)と清川輝基さんに講演をし ていただきました。 ■ 家西さとるさん集会 5月20日、大宮で行われた家西さとるさんの集会に司会役として参加 しました。菅直人さん、枝野幸男さんをはじめ多くの方に参加していただ き、とても活気のある会でした。 家西さんは参議院選比例区の予定候補者として頑張っておられますが、 大変難しい選挙制度ですので、私も選対本部事務局長として頭を悩ませて います。 家西さんの人となりを知っていただくために、エミー賞を受賞した「生 まれくるわが子へ」のビデオを見ていただける方はお貸ししますのでご連 絡ください。 薬害エイズ被害者である家西さんが、お子さんを望んで実際にお子さん に恵まれるまでの様子が、とても感動的に描かれているドキュメンタリー です。 ちなみに、私の政策秘書はこのビデオを見てボロボロ泣いておりました。 また、家西さんのパートナーである家西知加子さんが書かれた「希望の子」 (発行:株式会社ワニブックス 定価 1400円)もお勧めです。 ぜひご一読ください。 ■ 学童保育 5月20日、全国学童保育連絡協議会から本年の要請を受けました。毎 年恒例になっているものです。 私の長女も今年から学童保育に入り、 子育ての場としての価値を実感し感謝しているところです。でも、保育園 の議論は一般的になってきていますが、学童保育はまだまだ取り残されて います。「事業」であるため施設の最低基準がないことなども学童の特徴 的な問題の一つですが、ここのところ数は増えていても質の問題には政府 はほとんど手つかずです。 さらに、以前は「待機児童ゼロ作戦!」などと喚いていた小泉首相の心 がすっかり子育て支援から離れてしまったようで、予算にもそれが反映さ れてきそうです。 民主党のマニフェストや予算案には、意識してこのあたりを組み込んで いますが、連絡協議会の皆さまからもご評価をいただきました。 現在、学童は学童としての質の問題も抱えていると同時に、「すべての 児童のための遊び場提供」政策に飲み込まれるという問題も抱えています。 川崎市などでは、「すべての学童のための遊び場提供」事業が学童保育に 代わりうるという考えがあり、学童が消えるという現象が起こっています。 もちろん「すべての学童のための遊び場提供」も重要な事業です。でも、 「遊び場提供」だけでなく「子育て機能」も持つ学童には、他では代えら れない価値があります。 政治に関心のない方でも、学童に関心のある方は多いと思います。こん なところからも政治に目を向けていただきたいと思っています。 ■ 「水島広子と歩む会」バス旅行 5月16日、恒例の「水島広子と歩む会」バス旅行を行いました。かな りバタバタと準備したバス旅行でしたが、おかげさまで今回もバス9台を 出すことができ、会津・福島方面で楽しい一日を過ごすことができました。 ご協力いただいた皆さま、ご参加くださった皆さま、本当にありがとう ございました。 ■ 米国研究製薬工業協会新会長と懇談 5月20日、米国研究製薬工業協会会長との朝食会に参加し、日本の医 療政策について意見交換をしました。 ★定例街頭演説の時間・場所変更のお知らせ★ 初当選前から月曜日の朝の街頭演説を続けてまいりましたが、5月15 日からは毎週土曜日の街頭演説(14時〜二荒山神社前。第一土曜日のみ、 上三川・南河内)とさせていただいております。 引き続きよろしくお願い申し上げます。 ★5月29日について★ 5月29日は参議院選の応援で岡山にまいりますので、街頭演説ができ ません。定時に「国会報告」のチラシ配布のみさせていただきます。 どうぞよろしくお願い申しあげます。 |