国会報告(10/06〜10/12) |
■衆議院が解散 10月10日、衆議院が解散しました。 私にとっては初めての解散でしたが、直前にメディアの方から「水島さん も万歳をするのですか」という問い合わせがありました。解散のときには 万歳をする慣例がありますが、ベテラン議員に聞いてもなぜ万歳をするの かわからない、ということです。 私は「もちろん万歳します」と答えました。「なぜですか?」と聞かれた ので、「悪い政治をこれでおしまいにするための万歳ですよ」と答えまし た。 本当に悪い政治をおしまいにする解散になるかどうかは、11月9日の選 挙で決まります。 私もこれから全面的な選挙運動に入りますので、国会報告の発行は、選挙 までお休みとさせていただきます。 ■宇都宮市医師会で船田氏と公開討論会 10月6日、宇都宮市医師会医政懇談会で、船田元さんと壇上に並び、そ れぞれの意見を開陳する機会を得ました。 本当は候補者同士の討論という形をとりたかったのですが、候補者同士は 話し合うことができない仕組みでした。それでも、フロアから活発な質問 もいただき、なかなか有意義な時間を持つことができました。 気がついたら3時間近くが経っていました。 私は、選挙とは、候補者同士の公開討論を中心に行うべきだと思っていま す。一方通行の主張であれば、勝手なことを言うことができます。候補者 同士が討論することができれば、相手の不正確さや矛盾を指摘することも できます。 おかしな公職選挙法のせいもあって、なかなか選挙運動の形は進みません が、今回、マニフェスト選挙ができることになったことはやはり大きな前 進です。数値目標を示せば、不正確さや矛盾もおのずと明らかになるから です。 会の様子は12日の下野新聞にも取り上げられました。以下に一部を原文 のまま抜粋します。 「活性化は地方分権を実現し(民主党の)金融アセスメント法案を成立さ せないとどうしようもない・・・」と水島。 中心市街地の空洞化への対応について、水島はよどみなく言葉を続け、 苦手と言われる経済分野でひけをとらなかった。 参加した男性は「水島さんはよく勉強している」。水島の秘書は「経済 にも強いところをもっと有権者に示したい」と胸を張った。 (抜粋ここまで) 参考までに、医師会からいただいた議論のテーマと私の回答の概略は以下 のとおりです。 1.国の官僚支配の機構について ○縦割制度の弊害について ○省庁間の縄張り争いについて 日本がここまでの官僚支配国家になってしまったのは、立法府である国会 があまりにもその役割を果たしていないことが最大の原因であると言える。 三権分立を取り戻し、国会が立法府としてきちんと機能することによって、 縦割や縄張り争いの問題は解決する。 ○許認可の地方委譲について また、地域のことは地域で決めるという地域主権社会の実現に向け、国の 権限や税源を地方に移行させることが大切。許認可の地方委譲は地方分権 の重要な柱の一つ。 2.年金・教育問題について ○国民年金の未納について 政府の年金制度はすでに破綻しつつあると認識している。 私たちは、高齢化のピークも乗り越えることのできる新しい年金制度を立 案した。 ○学校5日制について 詰め込み・知識偏重という日本の教育の質的問題を改善することなく、単 に教える知識の量を減らすというやり方は、教育施策としても問題である。 また、地域での子どもの受け皿を作らないままに週休2日としたことは、 子育て環境という観点からも問題。 ○青少年の非行について 解決のポイントとなるのは地域。 地域の大人が子どもたちに目を向けられるような労働法制、地方分権に努 める。 3.医療制度改革の方向性について ○介護保険・老人医療を含め国の負担率について 日本は医療費が先進国中むしろ低いのに、国民の負担感は強い。 介護基盤も圧倒的に不足している。 公的負担(我々は地方分権を目指しているので、負担の主体はまた考える 必要がある)は増やすべきだと考える。 4.日本経済の再生について ○小泉改革への評価は? ○再生への指針について 小泉改革(きちんと行われているとすれば)は、10年前だったら有効だ ったかもしれないが、今の日本には全くふさわしくない時代遅れなもの。 経済再生に向けては、産業構造の再考(生活密着、産業育成)、地域金融 の再生(民主党の金融アセスメント法案の成立)、地方分権による地域経 済の活性化、ということが軸になる。 5.県都宇都宮市の街づくりについて ○空洞化への対策は? ○新交通システムについて 地方で自由に使える財源を確保するために地方分権を進める。 地方経済を活性化できるよう、金融アセスメント法案を成立させる。 環境政策として、公共交通に関して税制の優遇などを考える。 まず街づくり・人集めの全体的なプランがあった上での新交通システムで あるべき。ここまで車社会が進んでしまった現状では、乗車賃を無料にす るなどの思い切った施策がないとせっかく作っても利用されない。いずれ にしても、魅力ある街づくりのアイディアを生かせるようにするためにも、 地方分権を進めることが何よりも肝要。 この討論の結果、船田氏と並んで宇都宮市医師会の推薦をいただくことが できました。 ★事務所を開設いたしました 水島広子事務所 〒320-0041 宇都宮市松原2−7−13 (清住町通り、ふとんのハタダ跡地) 電話 028−650−6871 FAX 028−650−6873 ※お時間の許す限りぜひとも足をお運びいただき、ともにたたかって いただければ幸いです。 ★水島広子総決起集会(参加無料)★特別ゲスト:落合恵子さん ・とき:10月14日(火) 午後7:00〜 ・ところ:栃木県教育会館 宇都宮市駒生1-1-6 TEL.028-621-7177 ・主催:民主党栃木県第1区総支部 ※お誘い合わせの上、ぜひともご参加ください。 地区集会のお知らせ ■10月18日(土) 午後5:30〜(時間が変更になりました) 城東地域コミュニティーセンター 宇都宮市簗瀬町354-4 TEL. 028-635-8041 ■10月18日(土) 午後7:00〜 篠井地区市民センター 宇都宮市下小池町466-1 TEL.028‐669-2101 ■10月20日(月) 午後6:30〜 プラザ イン・くろかみ 宇都宮市桜4-1-19 TEL. 028-622-1981 ■10月25日(土) 午後6:30〜 国本地区市民センター 宇都宮市宝木本町1868-1 TEL.028‐665-1041 ■10月26日(日) 午前10:00〜 新陽北公民館 宇都宮市錦2-9-16 ■11月2日(日) 午後3:00〜 雀宮市民センター 宇都宮市新富9-4 TEL028-653-1511 ※会場への行きかた等の詳細は、水島広子事務所TEL.028-649-6600まで お問い合わせください。 |