2014年11月のツイッター抜粋

2014年11月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
スタッフによるツイートも始まっておりますので、区別のため、
スタッフによるツイートは(スタッフ)と書かせていただきます。
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2014年11月01日(土)

地盤もカバンも看板もなく選挙で当選するのは本当に大変なことだったので、世襲議員でベテラン秘書がいる人を羨ましく思っていた。しかし、同時に今回のようなリスクもはらんでいると気づいていたので、新しい政治のために汗をかこうと思えた。
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2014年11月04日(火)

私が子持ちであることを知らない方がおられるのは、多感な年頃(高2と中1)のため、子どもネタを意識的に避けているせいだと思う。子どもについて書くときには必ず本人の許可を得ている。しかし現職議員時代に生まれた第2子は衆議院規則を変えさせた存在で、当時は有名だった。

私はどちらの子どもの時も産後6週間の産休しかとっていないが、選挙のたびに「当選だけして、ずっと育休をとっているのはねえ」というデマは当然のごとく流れていた。いくら活動報告に力を入れても、デマは真実より強し。

(1)当時の私を知らない方にはお伝えしておきたいが、衆院規則の改定(産休という項目を入れてもらった)などは些末なこと。むしろ、産休中の意思表示システムをどうするか、ということが私の研究課題だった。

(2)戦争前夜というような時に産休中だからと有権者の付託を受けた一人の国会議員が何も意思表示できないのはおかしい。採決に参加できる方法を検討するチームが作られた。ただし、私は当事者だったのでチームの座長は別の議員に。結局自然消滅したのは悲しかった。

子育て世代を政治参加させるには、妊娠中にどうするか、などの工夫が必要であり、それを怠っている限り、どんな企業の男女差別も批判できないと思う。任期中NYテロの当日に生まれた第二子ももう12歳。まだこんなことも決められないなんて。

議員の産休中の意思表示、無記名投票であれば、二重封筒の期限前投票方式がよいと思う。記名投票であれば、もちろん堂々と。こんな簡単なことを提案したのに、なぜ未だに実現しないのだろう。

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2014年11月05日(水)

米国の中間選挙。二大政党制の機能不全そのものを訴える無所属候補を見て、あれほど自由度の高い米国の二大政党制であっても結局は同じだと思った。そろそろ二大政党制への間違った期待を手放し、人間の多様性を具現化する制度に変えるべきだと私は心から思う。

今日、某メディアのために写真撮影してくださったベテラン写真家の方が、何度も「本当にすっぴんですか?」と確認してくださった後、「何かデジャブ感があると思ったら、この肌は50歳頃の吉永小百合さんに似ているんですよ」と。匿名を条件にツイートを許可してくださった。

現職議員だった頃「小選挙区制を導入した人たちがまだ議員として闊歩していることが信じられない」と言っていた。中にはもちろん親しい議員も。何が政治の質を損ねたのかを検証していかなければ改善などあり得ない。闊歩したければ、きちんと改善のための行動をとってほしい。
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2014年11月06日(木)

反抗期に突入しつつある息子と久しぶりに穏やかで楽しい時間を持った(基本的に笑いや感動のツボが同じ)。息子との仲の良さを見て「子離れできますかね」とよく聞かれるが、これだけ愛し愛されていることが確信できれば、あとは大人の男性としてしっかり生きていってほしいだけ。

一方、反抗期から脱しつつある娘(高2)との時間は、前よりもリラックスできるようになっている。娘の反抗はひどかったが、私は、「反抗できるだけの安心を与えられているのだな」と思って、ただじーっと待っていた。大変だったけれども。

うちの子どもたちは、どちらも、赤ちゃんや動物が好きという点で共通している。よその赤ちゃんのおむつかえも厭わない娘に「赤ちゃんが好きなんだね」と言ったら、「だって、赤ちゃんは何もひどいことをしてこないでしょう。嫌いだという人の気持ちがわからない」と。

赤ちゃんが嫌いな人は「うるさい」「面倒くさい」と思っているだろう(私もかつてそうだった)。でもそのことと「ひどいことをしてこない」という区別は、とても応用の幅が広いものだと思う。人はいかにして被害者意識にとらわれるか、とか、誰の領域の問題なのか、とか。

子どもが思春期になってからは特に、子ども情報を外部に出すことにデリケートになっている私は、必ず子ども本人に確認する。今日のツイートはOKと娘から許可をもらった。
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2014年11月07日(金)

今日は、J-WAVEの収録でバイオリニストの葉加瀬太郎さんとご一緒した。何と、同年齢(彼の方が2月年上。彼は123私は321)。名刺を持っておられなかったが携帯番号やメールアドレスをメモに手書きで書いてくださった。放送は来年なので、また近くなったらお知らせします。

葉加瀬太郎さんと。話はとても盛り上がり、楽しかった。テーマは旅。私の人生の中の重要な要素だ。 https://pic.twitter.com/iegzfgkAhT

(1)どこかに書いたかもしれないけれど、40カ国以上を旅した結論は、「人間は社会的動物であること」と「私は日本人」ということ。私は戦争中のユーゴにも行ったし、シリアのゴラン高原でイスラエルにつぶされた家々も見てきた。でも結局、しばらくたつと市がたち、人々の交流が始まる。

(2)もう一つの結論は「いくら英語がうまかろうとその土地への愛着が強かろうと自分は日本人だ」ということ。とけ込もうとしても「英語が得意な日本人」「インド大好きな日本人」にしか見られない。ボロボロな格好でインド人気取りをしている日本人については「何であんなに不潔なの」という問いが。

最終的に私が死ぬまで住もうと決めたのは日本。理由は単純。どれほど英語が得意だと言われようと、一番得意なのは日本語だから。米国で愉しんだ「スーパーで待っている間の会話」は、自分が心を開けば日本でも可能だということがわかった。やはりすべては自分が始まりですね。
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2014年11月08日(土)

今日は東京精神医学会のランチョンセミナーで、尊敬する加藤忠史先生とご一緒して、それぞれ講演、ディスカッションを行った。テーマは双極性障害。なんだかこのところ、朝になって「あれ、今日はどこへ行くんだっけ?」のような日々だが、尊敬する先生にお会いできるのは嬉しい。
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2014年11月09日(日)

週刊アスキーの速水健朗さんとの対談のゲラが来たが、なんと、速水さんが私に対して抱いたイメージが、ドラえもんの「ジャイアン」!!そりゃあ、ぐれていましたけど、いくらなんでも…。これでもワシントンポストでは「日本を変えるジャンヌダルク」と評されたのですが…。

永田町時代の友人と話していて「昔の自民党は、懐の深い人もいたんだけどね」という話になった。二大政党制は、政治家をとても薄っぺらい存在にしていると思う。だからと言って中選挙区に戻せというのではなく、私の目指す方向はあくまでも比例中心、複数政党連立。目指せ北欧。
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2014年11月10日(月)

かつて議員をしていた立場から言わせていただくと、陳情や請願など、議員に永田町で働きかけるのはほとんど意味がありません。自分の選挙区の議員に「次は票を入れない。他の人にも働きかける」ということを、「異端者」風ではない常識人らしく伝えることが最も効果的だと思います。

「比べる子育て」と言えば、「お姉ちゃんはできたのにどうしてあなたは?」みたいなのもある。でも、いくら同じ人から産まれても、一卵性双生児でもなければ遺伝子からして違っている。せっかく違うタイプの子どもを育てられるのだから、楽しめるとよいのに。私もずいぶん楽しんだ。

そういえば、選挙応援の条件として、電力の労組からは原発の必要性を、そしてたばこの労組からは禁煙議連から抜けるように、一定時間拘束され説得された。それらの害からどうやって労働者を守るのかが労組の責任だと思うけれど。もちろん私は洗脳されず何とかその場を乗り切ったが。

今日も19:30からスカイプでのスーパービジョン(精神療法の指導?)です。本当は全ての治療者にやってあげたいのだけれど、これは本を作るための教材です。多くの方の役に立つ本になるとよいと思います。刊行が決まりましたらより詳しくお知らせします。
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2014年11月12日(水)

ハングル語版「『見た目』が気になる症候群」の見本が届いた。全然読めないけれども嬉しい。もしもハングル語で読みたい方がいらっしゃったら、少しだけありますのでご連絡を。

来年のバレンタインデー(2月14日)に、「対人関係と心の健康」というテーマで、誰にでもわかる一般向け講演を東京で開きます。対人関係療法やAHのエッセンスを生かしてお話しする予定です。お申し込みは12月になってからとなりますので、まずは日程の確保を。詳細はまた。

(スタッフ)■『むなしさ』を感じた時に読む本 を刊行しました。
むなしさは自分を変えるべきというサイン。
43個の具体例を基に、7種類のむなしさについて、
原因、対策を水島広子が解説します。
■出版社:角川SSC新書
■定価:812円(税込み)
http://amzn.to/1yxeYgg
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2014年11月13日(木)

(1)昨夜の横浜での講演もそうだったが、「対人関係療法とAHとはどういう関係があるのですか?」という質問をよくいただく。答えは「関係はありません」。精神科医である私が、双方を米国から導入してしまったため、事態をわかりにくくしてしまっているようだ。

(2)対人関係療法は、クラーマンらが創始した、病気の治療法。一方、AHは私の親友ジェリー(ジェラルド・G・ジャンポルスキー)が創始した、セルフ・ヒーリング(自らの癒やし)である。前者は治療者が患者に施すもの、後者は自分が自分に対して行うもの、という位置づけになる。

(3)ただし、私は、治療者がきちんと機能するためには、治療者自身が癒やされているか、癒やされていないと自覚しているかのどちらかが必要だと思っている。そうしないと、自らの癒やしを患者に求めて、筋違いの治療を始めることになるからだ。

(4)そういう意味では全ての治療者がAH的思考をしてくれるとよいと思う。自分に責任が持てるのは、自分の心の平和だけ。治療者にできるのは、アドバイスではなく、患者の持つ力を信頼すること、そして専門知識に基づいて、患者が受け取る準備のできている情報を与えること。

(5)AHのガイドラインは言う。自分はここに、他人を変えるためにいるのではない、と。治療の場も同じ。安全な環境と正確な知識を与え、変わる準備ができた人に、それを何度も確認するのが治療者の仕事。患者のプロセスを尊重するというのはそういうことだ。

今日も「数年たって」のお手紙をいただいた。数年前、私が「1回のみ相談」でお会いした方が、回復し、人生を満喫されているという内容だ。変なプレッシャーをかけたくないので余計なお返事はしないが、こういうのが医者冥利につきる瞬間、というのだろう。

医者冥利に尽きる瞬間、というのは、患者さんの回復力を信じていなければあり得ないものだ。治療者が信じる患者さんの(人間の)力、それの邪魔をしているものをよく認識し、50分という時間内で説明していく。集中力を要するが私にとってはとても充実した時間だ。

(1)私はもともと、すごく過保護な治療者だった(まあ、今でも)。でも自分が選挙に出ることになり、患者さんを診ることができなくなったとき、患者さんをあちこちに紹介した。患者さんたちは実際には紹介先にあまり居着かず、「水島難民」なるものが発生した。

(2)数年後、本を書くときに、かつての患者さんに様子を聞いた。すると、患者さんは予想を超えて改善していた。つまり、治療期間に真剣に向き合うことによって、患者さんは自分の力を発揮して、改善を続けてくれるのだ。これを自分の経験として得たことはとても大きかった。

(3)今でも過保護だが、患者さんの回復力は信じている。依存的な患者さんを作りたくもないし、「この人は私がいないと生きていけない」と思うことはとても傲慢で、現実離れしたことだと思う。どこで手を引くかはプロの技。もっと上達したい。

特に摂食障害の場合、症状がなくなっていなくても期間限定で手を離すことは、対人関係療法がエビデンス・ベイストな(科学的根拠のある)治療法だからできること。より多くの治療者に、対人関係療法を知ってほしい。摂食障害が怖れるに足らない病気だということも。
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2014年11月14日(金)

拙著「身近な人の『攻撃』がスーッとなくなる本」、韓国進出の模様です。拙著の中でも好きな本なので嬉しいですし、少しでも世界の癒やしにつながれば。まさに、こころの平和から社会の平和へ、です。 http://amzn.to/1v8YTQO
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2014年11月15日(土)

対人関係療法についての学術論文を、私に代わって後輩が書いてくれた。質も高く、嬉しい。後継者を育てることにここのところ集中している私には、有能な後輩の存在はありがたいこと。頑張れ。

自分が、教えられる側から、いつの間にか教える側に回っていたということは、先輩の減少や加齢などの観点からは落ち込むが、それだけ多くの自由を手にすることになる、と考えるとどうにかポジティブに見ることができる。そして自由度が高い方が自分の性質に合っているのも事実。

(1)AH創始者(私の親友)のジェリー・ジャンポルスキーは、「人は自分が学びたいものを教えるようになる」と言う。そして、AHの原則でも、「私たちは互いに教師であり生徒である」と言う。自分自身、教える立場になってからの方が勉強したのは間違いない。

(2)また、教えたいこと(=学びたいこと)しか教えたくないのもその通りだ。もちろん中には「形として」ネガティブな情報もある。しかし、そんな情報も、伝える姿勢を自分で選ぶことができる。現状を憤るのか、将来に向けてのプロセスとして評価を下さずに見る姿勢を適用するのか。

(3)自分は未熟な存在ではあるけれども、少なくとも自分からネガティブなエネルギーを発したくはないし、伝えたくもない。これは「いい子ぶる」のとは違う。「いい子ぶり」は、人から認められたいという怖れに基づくものだから。見つめたいのは、いつも自分の心の中。
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2014年11月16日(日)

今日は「日本サイコセラピー学会主催認定講座」で、「精神療法への導入」について話します。
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2014年11月17日(月)

政情がこんなときにも、アカデミックな世界では全く政治の話は出ない。中には私がかつて議員だったことから政治の話をしてくる人もいるけれど、マスコミに踊らされた情報だけ。欧米に行くと、アカデミズムのレベルと同じだけのレベルの政治の話ができるのに。
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2014年11月18日(火)

私がメンタルヘルスを一括して執筆している「現代用語の基礎知識」、20日(木)には店頭に並ぶそうです。以下、編集部より。「相次ぐ自然災害火山災害に困惑し、エボラ拡大の不安が増大するなか、北朝鮮との拉致問題交渉の回答に待ちぼうけし、(続く)

(続き)アベノミクスも蓄積した疲労が吹き出し始め、閣僚の連続辞任あたりから、にわかに政権がゆらぎ始めました。そこで校了。「衆議院解散」と同時に発売となります。慌ただしい時期に当たりますが、そんなときこそ、
(中略)現在の状況を冷静に確認していただきたいと願う次第です。
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2014年11月19日(水)

私は現職だった時、どんな人の応援でも受けた。相手が少しでも自分に応援すべき点を見出してくれるのなら、それを尊重しようと思えた。それは、自分がぶれるタイプの政治家ではないと知っていたから。まず自分の政策と人柄があって、それに共感してくれる人は絶対排除しなかった。

「え? あんな人に応援してもらっているの?」という疑問は当然出された。しかし私は、「その人なりのストーリーがあって一票に結びつくのなら、それは全く問題ない」と答えていた。排除の論理では、民主主義は成り立たないと今でも思っている。

今では、ナチが大変な問題だったということを多くの人が共有している。しかし、ナチ時代程度の意識は、日本でも案外容認されている(今年国会で容認されたいくつかも)。私は主に北欧の政治に感銘を受けてきたが、日本は戦後何も進歩していないのか。

日本の伝統、八百万の神と言って自然崇拝してきたことには共感すら覚える。そのことと、自然破壊して国土を滅茶苦茶にしてしまったことはどう説明するのか。都合のよいときばかり伝統を使い、利権のためにはそれらを忘れる、という方法はもはや廃棄されるべきだ。

選挙の季節。選挙活動そのものは、私はとても好きだった。体育会で培った体力があったから、いろいろな人と交流できた。選挙カーに一日50回も上り下りし、出てきてくださった方のもとには駆けつけて握手した。一体こういうことは何歳までできるのだろうと思いつつ、よい思い出だ。
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2014年11月20日(木)

22時からBSジャパンに出演予定だが、女性の社会参加に関連してノルウェーの話をするかもしれない。もう11年も昔に書いたものだが、こちらをぜひご覧いただきたい。http://bit.ly/1vrJxGL
今日の詳細は http://bit.ly/1xmgwLW
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2014年11月21日(金)

選挙を「戦」と呼ぶのは、そろそろ終わりにできないだろうか。選挙の度に対立のエネルギーが社会を覆うのは嫌なことだ。本質は「戦い」ではなく「提案と選択」だと思うのだけれど。

「どれほど立派なことを言っても、当選しなければ何もできない」という論理が、多くの問題の根底にある。そして実際、今の日本ではそうだと思う。そろそろ北欧のような政治先進国に学んで、効率的で信頼できる政治を構築していけないものか。
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2014年11月22日(土)

またまた朝日新聞を読んでいてびっくり。今日のbeの「元気のひみつ」(e5)に私の大きい写真が載っています。タイトルは『「「心の掃除」広めたい』。「すっぴんである」という文章から始まるおもしろい記事。
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2014年11月26日(水)

拙著「10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方」がまた増刷との連絡。この本が多くの10代や大人に読まれていることは、とても嬉しい。皆さん、すっきりと自分らしい人生を歩めるようになりますように。http://amzn.to/1ye7W22

社会活動に癒やされない心をぶつけるのはとても簡単なことなのだけれど、もっと「自分」に向き合いたい。先日朝日新聞に載せてもらったけれども、一人一人が自分の心の平和に責任を持っていけば、社会平和は実現すると信じている。その勇気を、一人でも多くの人が持てますように。

ちょっと気になるのは、私を批判する人の多くが、私がなぜかまだ民主党衆院議員だと思っているらしいこと。現在の情報をそれほど得ていないのに人を批判したりして、脇が甘くないだろうか。ちなみに引退9年、現在民主党には党費も払っていないし投票もあまりしていない。

そうやって考えると、ネットの世界というのは、リアル世界での立場と関係なく、好きなことを無責任に言い捨てられるという利点があるのだろう。でも、自分の心の平和に責任を持つ、という観点からは、なんだか自分の力をそいでいるようでもったいない気がする。

今夜は対人関係療法について、専門職~一般人に向けて、横浜で講演だった。皆、その価値には気づき、「日本でどの程度普及しているのか」という質問が多い。時間がかかることはわかっているが、自分でできることをコツコツとしながらも、早く正しい形で普及してほしい。

普及しなければ、保険適応にはならない。一方、保険適応にならなければ普及しない。その現実を受け入れてコツコツと取り組んでいるが、明らかに多くの人の役に立つものを、もう少し大規模にできないものか。今のままでは私がやる気を失ったら全て終わりのような気もする。

では普及すればよいのかと言うと、認知行動療法が示しているように、そのスピリットを失ったものも喧伝されているように思う。対人関係療法は同様の経過をとりたくない。そう思いながら、戦略を考えながらの日々。
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2014年11月29日(土)

最初の選挙の時、某有名知識人に応援を頼んだら、「政治とは距離を置きたい」と言われた。日頃政治的な発言をたくさんしている方なのに。これが「色がつく」という現象だろう。結局その方は私の実績を見て、2回目からは応援してくださったが。

政治(特に選挙)への関与を怖れる気持ちが、一部の世襲議員や利権議員のやりたい放題を招く。私自身、その怖れ(私の場合は恥ずかしさ)を乗り越えることによって、少しばかり人に勇気を与えたと思う。自分の生活のルール作りに関わることをなぜ怖れなければならないのだろう。

トラウマを専門とするから言うわけでもありませんが、「信頼」というのはとても大切なことです。一番大切なのは自分への信頼。そしてコミュニティへの信頼。信頼さえあればどれほど政治が効率的になり、社会が生産的になるか、北欧がよく示しています。残念ながら日本は落第生。

政党が政党である限り、限界はあると思う。ただし、連立政権によって、真摯な議論をすれば、その質ははるかに向上すると思う。北欧に習うべき点。主権者が「○○党が・・」というのではなく、「○○党と××党の連立であれば期待できる」と思うのは、十分政策本位だと思うのだが。

生活に直接関係するのは政策。元気のよい(?)党首が何を言っても、その「イメージ」だけで生活は変わらない。是非具体的な政策、その実現可能性について聞きたい。先日BSで言ったが、女性活用の順は、まずは政党→公的部門→民間のはず。政党でもできないのにどうして民間?

2014年10月のツイッター抜粋

2014年10月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
今回からスタッフによるツイートも始まりましたので、区別のため、
(スタッフ)と書かれたものはスタッフによるツイートです。
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2014年10月01日(水)

今日もまた、前衆議院議員の石毛えい子さん(かなり先輩だけれどすごく仲よし)が、女性候補者を増やすための署名集めに見えた。元衆院議員、元参院議員の女性にすべて当たっているとのこと。悪天候の中、地道な努力に改めて頭が下がる。

石毛えい子さんと言えば、障害者関係の会議をずっと傍聴しておられたり(他の国会議員はパフォーマンスだけして帰る)、異色の存在だった。お年もお年なのだが、何とか国会に復帰していただけないものだろうか。無私の議員として。

(スタッフ)昨日の水島広子はラジオ生出演2本 取材1本のスケジュール。
ラジオ出演の際は、いつも裏方のスタッフも大笑い。
昨日のラジオも裏方さん達、大盛り上がりでした。
写真はパーソナリティの住吉美紀さんとです。
https://pic.twitter.com/ytCyomyQfw
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2014年10月02日(木)

拙著「誰と会っても疲れない『気づかい』のコツ」と「誰と一緒でも疲れない『聴き方・話し方』のコツ」がアマゾンのキャンペーン商品に選ばれ、セットでお得に購入していただけるそうです。よろしければこの機会に是非。 http://amzn.to/1sO7aIQ

今回の訪米で初めて知った英語。何かを取りに行ったはずなのに思い出せない、というようなときをsenior momentと言うそう。senior momentが増えつつある私。周囲の優しい人たちは「疲れているだけですよ」と言ってくれるが。

(スタッフ)女性向けファッション雑誌、web媒体、TV局と水島広子への取材が診療後に3本。インタビューの内容が全く違うので面白い。著作「女子の人間関係」から踏み込んだ具体的な対処法、原因となる「傷」への考察、最後は精神病に対する学術的な解説。すべてのインタビュアーが笑顔で帰る対応はさすが。
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2014年10月03日(金)

今日は重版の連絡続きの嬉しい日。拙著「対人関係で改善する夫婦・パートナー関係」 http://amzn.to/1vCR5nr と「『思い通りにならない相手』を動かす心理術」 http://amzn.to/1vzgKfM の2冊。平和な関係が広がりますように。
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2014年10月10日(金)

BS日テレ「深層ニュース」で音無美紀子さんと「うつ」について。やはり気さくで素敵な方でした。 https://pic.twitter.com/IRXiqEMHJv
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2014年10月11日(土)

マララさんのノーベル賞受賞に思う。あれだけのトラウマ体験があれば、そのまま心を病んでもおかしくない。でも彼女がその後ますます輝いているのは、国際社会の支持によると思う。虐待やいじめなど、様々なトラウマ体験をした人に、同じだけの支持がありますように。
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2014年10月14日(火)

(スタッフ)昨夜、出演した深層ニュースが「女優の音無美紀子さん うつ状態の体験語る」として読売新聞に取り上げられた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/2014110-OYT1T50133.html

水島広子の言葉も記事の中で取り上げられている。
新聞では短いメッセ―ジだが、少しでも多くの人の役に立てば嬉しい。
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2014年10月15日(水)

拙著「10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方」 http://amzn.to/1w1VWyA と「10代の子を持つ親が知っておきたいこと」 http://amzn.to/1wEMiRC が親子そろって増刷との連絡。嬉しい。10代の子を二人持つ親としても。

ご報告が遅れましたが、AH創始者のJ・ジャンポルスキーです。彼は私の親友兼メンター兼父親(実父はすでに他界)です。田舎の父親みたいに「最近電話が少ない。もっとスカイプして!」と言ってくれます。2月に90歳になります。 https://pic.twitter.com/cK6RVPk4ax

こちらは「奇跡のコース」を世に出したジュディス・スカッチ・ウィトソン。「初めて会ったときからあなたに対する母性を感じた」と言ってくれる、本当に母親みたいな83歳です。 https://pic.twitter.com/mRNG0ATobl

私は、父が急逝したこともあり、アメリカで、家族のように大切な人たちと再会するたびに「これが最後になりませんように!」と祈る気持ちになる。同時に、仮に最後になったとしてもかまわないくらい幸せな時を過ごそうとも思っている。

ジェリーの次男リー・ジャンポルスキー。ジェリーはかつてアルコール依存の精神科医、リーはかつて薬物依存の臨床心理士。二人が本音を書き合った「父親と息子の関係を癒やす」という斬新なテーマは、残念ながら版元が見つからず。 http://amzn.to/1z9H0mA

リーの写真を忘れていました! すみません。 https://pic.twitter.com/lsyqxynuft
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2014年10月16日(木)

新刊「大人のための『困った感情』のトリセツ」に(取扱説明書)をつけてもらったのは私です。数年前にスタッフが使っているのを聞くまで、「トリセツ」という略語を知らなかったからです。なかなかおもしろい本なのでぜひご一読を。 http://bit.ly/1stzVXV
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2014年10月19日(日)

私が現職議員だった時、後援会の会員からは会費をいただいていた。毎週、毎月の活動報告をきちんとするためにはかなりの資金が必要だったため。これに対して地方議員も含め当初はすごいバッシングにあった。曰く、「政治家はお金を配るものであって徴収するなんて」と。

それでも何年か会費徴収を続けていると、会費を払うだけでなく実働ボランティアとしても参加してくださる方が増えてきた。そこには主権者としての姿がしっかりと見えた。議員をやめてから明細を知ったのだが、選挙区と関係なく全国からカンパをいただいていたのも嬉しかった。

拙著「女子の人間関係」ハングル語版の契約をした。韓国の女性も同じように苦労しているのかな。お役に立ちますように。 http://amzn.to/1eqJZbs
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2014年10月20日(月)

拙著の海外進出(?)にお祝いのメッセージをありがとうございます。今までハングル語、中国語に訳されてきたのは、「親子不全」「10代の子を持つ親が知っておきたいこと」「見た目が気になる!症候群」そして今回の「女子」などです。このあたりから社会の像が透けて見えます。
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2014年10月21日(火)

今日、と言うかもう昨日だが、講演で札幌に来ている。夜の講演だったので今日は泊まり。おかげで親しい人と2年ぶりに会食できた。

自分の活動を全部振り返る意味で明細を見直しました。議員はほとんど24時間拘束ですから、政治資金に自分で目を通す時間がなく、経理担当者を信じるしかないというのが現実です。

元自民党議員の場合、二重帳簿をつけるのが当然となっていて、私の経理担当者も帳簿のつけ方を元自民党議員(現民主党議員)に従いそうだということを別のスタッフが発見し、食い止めることができました。当選のために一軒でも多く歩く必要がある中では厳しかったです。

帰京し、週刊アスキーの企画で速水健朗さんと対談。おそらく印刷されない部分が一番おもしろかっただろうな。また詳細がわかったらお知らせします。
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2014年10月22日(水)

拙著「女子の人間関係」、ハングル語版に引き続き中国語の契約をした。さらに多くの方のお役に立ちますように。 http://amzn.to/1eqJZbs

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2014年10月23日(木)

AH仲間で、私が尊敬する女性起業家畠山さゆりさんが、2冊目のご著書を送ってくださいました。「美人(びずん)社長が教える 35才からのリセット術!」です。私よりも年上なのですが若々しく、心身とも本当の美人社長です。 http://amzn.to/1tNLbCo

私の第二の故郷・宇都宮でAHの実践ワークショップを開きます。闘病中のAHとちぎ代表の応援と、東北からのアクセスも考えてのことです。私もファシリテーターとして参加します。詳しくは http://bit.ly/1vSpvUv

ちなみに畠山さんの若々しさと言えば、震災直後に岩手でワークショップを開いたとき、畠山さんが迎えに来てくださっているはずなのに、目に入るのは「学生さん?」みたいな人のみ。それが自分より年上の畠山さんとは。ホノルルマラソンも完走されて、すごいのです。

AHの直接サービス(AHグループ)は無償だが、「無償のボランティア活動」という形にこだわる必要もない。明らかに、起業家の方たちも、AHマインドを持った方が生き生きとやっていけると思う。

ただし、「AHの直接サービスは無償で」という創始者ジェリー・ジャンポルスキーの希望を受けて、これからもAHJの活動は無償で続くだろう。だから私も含めて誰も「AHで食べていく」ことを考えてほしくはない。なお、ワークショップ参加費はカンパという位置づけです。

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2014年10月24日(金)

私も言葉をすごく大切にする人間なので、おっしゃりたいことはよくわかります。ライターさんが実際に本を書いているケースが多いのに対して本は全部自分で書いています。取材者には独自の視点もあるので、自分できちんと責任を持てるのは著書の範囲までかなと感じます

例えば先日、「マウンティング」という女性を馬鹿にしたような言葉は使う必要がない、と主張したらテレビの話が一つ消えました。すると人には何の情報も届かないわけです。自著以外のメディアにはある程度の妥協の余地を常に残しているつもりです。その代わり著書にはこだわります。

昨日、経営者向けの冊子の取材を受け、「水島さんが目指すものは?」と聞かれ「自分自身の心の平和」と答えた。もちろん社会的なことには人並み以上に関心がある。「え?」と思う人ほど癒しを必要としていて、そのために必要なのは癒された自分の心。

久しぶりに親しい友人から連絡が来て喜ぶ。しばらくメール交換したらまた半年くらい間があくのだろうけれど、私にとっては十分安心できる友情。そんな友人ばかりなので、友情のメンテナンスに汲々としている人が気の毒に思える。
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2014年10月29日(水)

先日ラジオでご紹介した友人の馬場存君(精神科医かつ音楽家)が、今年リリースしたアルバム「mental Pictures」と、その前のアルバム「silence」を送ってくれた。特別な魅力のある音楽なので、応援していただけると嬉しいです。 http://bit.ly/1rzg8D2

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2014年10月30日(木)

なんだかバタバタした1年でしたが、一般書は11月に出す1冊で年内は打ち止めとし、しばらく、対人関係療法の普及のための専門書のプロジェクトを進めようと考えています。後輩も育ってくれて嬉しいです。あと一仕事。

衝撃を受けると警戒心が強まると同時に、自分に対する信頼も揺らぐ。ひどくなると、それまでの人生全部を否定したくもなる。これは拙著にしょっちゅう書いていることだが、自分の身に起こると結局本に書いてある通りになる。かろうじて「これは衝撃」と呪文のように唱えている。
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2014年10月31日(金)

(1)皆さんは社会奉仕家・北原怜子さん(蟻の街のマリア)をご存じだろうか。私が卒業した桜蔭中高(当時は桜蔭高等女学校)を卒業した先輩だ。今の私よりずっと早く、20代で亡くなっている。

(2)以前、月刊現代の鼎談で猪口邦子さん(先輩)と土井香苗さん(後輩)と話していたとき、二人とも「蟻の街のマリア」のように社会貢献するように、と教育を受けていたと聞き、羨ましかった。私が授業をさぼっていたせいではなく、私がいた当時は本当に教えられなかったのだ。

(3)私が在学していた当時の桜蔭は、スカート丈に厳しいなど、本質からはずれた教育が幅をきかせていた暗黒時代だった。最近では皆が「医者か弁護士にならなければ」と視野が狭窄しているとのことで、当時不良だった私がキャリア教育に招かれるようになったのもおもしろい。

(4)最近はスケジュールが合わず参加していないが、私が直接「キャリア教育」として中3生と話したときは、勉強や年収などの質問が多かった。私は、「ここにまじめに参加しているのが異様。後ろで寝ている子がいるけど、私はあれより悪かった」と答えるしかなかった。

(5)なぜ急に「蟻の街のマリア」の話を始めたかと言うと、最近週刊朝日で日本女性初の報道写真家・笹本恒子さんの記事を読んだから。もう100歳なのにお元気で活躍中。

拙著『大人のための「困った感情」のトリセツ』が、今月刊行されたばかりなのに早くも重版とのお知らせ。すごーく嬉しいです。(私と同じくらい古い人用に:トリセツとは取扱説明書のことです) http://amzn.to/1wPpcLP

昨日受けた「比べない子育て」の取材。私自身、我が子を他の子と比べたことが全くないので、学術的に答えるしかなかった。「人からどう思われるか」を気にしている親は、子どもにもそれを求めるのだろう。しかしどう見ても子どもは自分とは別の人格だ(顔や性質は似ているが)。

子どもの「でき」が自分の通信簿みたいに思っている親も多いと思うが、違う人格である以上、あまり意味がないと思う。むしろ、違う人格の育ちに立ち会えることは楽しいことだ。ときには子どもを信じて、ただじーっと待ちながら。

2014年9月のツイッター抜粋

2014年9月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年09月01日(月)

昨日、感動的な感想に泣いてしまった拙著「10代のうちに知っておきたい 折れない心の作り方」が、なんと瞬く間に5刷決定とのお知らせ。
大人にも読んでいただけているようで、嬉しいです。

http://amzn.to/VHhXG1
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2014年09月03日(水)

拙著『対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』がまた増刷になるとのお知らせ。ストレスフルなコミュニケーションを減らすお役に立ちますように。
http://amzn.to/1d21fCH
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2014年09月06日(土)

今日は年1度のAHファシリテーターのミーティングでした。NPOの理事会みたいなもの。ただ、私が「組織は作らない」と決めて帰国したので、いつまでも概念的な存在です。それでも(?)全国各地でボランティアが着実に増えてAHを愛してくださっていること、本当に嬉しいです。
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2014年09月07日(日)

昨日のミーティングでも、もちろん政治意識の高い方はいて、「いつでも応援しますよ」と言ってくださる。ありがたい。しかし、よい土のないところに実りはない。「責任が持てるのは自分の心の姿勢だけ」を、もっと自らが体現し、人にも理解してもらいたいと思っている。
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2014年09月08日(月)

AHいいですよね。AHを「道徳」にしないために私は自分の趣味と言っていますが、趣味仲間ですね。@masamiwish 地元でのグループに続いて、初めてのAHスカイプ。聴く、話すを繰り返し、今日はなんか、ストンとまとまるモノを感じた。ファシリテーターさんに感謝。(後略)
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2014年09月09日(火)

昨日のラジオの出演風景。 http://twitpic.com/ebgsl8

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2014年09月14日(日)

12月8日の摂食障害の親御さんのためのワークショップ、詳細ページができました。申し込み開始は9月23日(火・祝)正午になります。詳細は http://bit.ly/1qUQwoo 
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2014年09月16日(火)

明日から米国出張だが、相変わらずバタバタ準備。しかし、行く道中にゲラを1冊分受け取り、帰りは別の本(明日ゲラが届く)の校正済みゲラを道中で編集者さんが待っている、というすごいスケジュール。帰国後も休みなし。体育会時代を思い出す。頑張ります。
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2014年09月21日(日)

米国で新しく知り合った人から、おみくじ?を引かされた。書かれていたのは、Every smile is a direct achievement. すべての微笑みが直接的な達成だということ。結構感動した。
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2014年09月24日(水)

やっと日本に帰ってきました。懐かしい人たちとの再会、新たな出会い、ワークショップでやってみた新しい実験、全てに意味があったと思います。校正もだいたい予定通り進み、睡眠不足ですが何とかなりそうです。
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2014年09月26日(金)

私のスタッフがTwitterアカウントを開設しました。丸っこい(?)男性事務長と、笑顔の素敵な女性スタッフの二人から、日々の様子、事務所の様子、取材やTV出演のお知らせ等の情報をつぶやくそうです。フォローしてあげていただけると嬉しいです。@mizustaff

拙著「小さなことに左右されない『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」 http://amzn.to/1wNrA2w  が、また増刷になるそうです。前にも書きましたが、この本が支持されている限り、社会は大丈夫だという気がしているので、嬉しいです。
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2014年09月27日(土)

普段はあまり利用しないコンビニだが(高いので)今日は所用があって行った。レジのお兄さんに少し話しかけたら、やりとりが生じて、心が温かくなった。こういうやりとり、かつては外国でしかできないと思っていたけれども、日本でもこちらが心を開きさえすればできるのが嬉しい。

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2014年09月28日(日)

対人関係療法の専門家養成の役割を担っているのが対人関係療法勉強会だが、問題点はいくつかある。保険適応になるためにはそれなりに普及している必要があるが、保険適応にならなければ普及もしにくい。また、認知療法のように「もどき」が広まるのも困る。試行錯誤の日々。
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2014年09月29日(月)

取材を受ける度に「念のためですが、今度の○○選には出ませんよね?」と確認される。これが「色がつく」という現象なのだろう。私自身は議員時代よりも今の方が多くの人と深く関われている気がして満足しているが、もっと自由に政治を出入りできた方が社会にとって有益だと思う。

ちなみに、私は「Mさんが代表になったら党費を払うのはやめる」と宣言し、その後実際Mさんが代表になったので、今は民主党の党員ですらありません。もちろん個人的に仲よくしている議員はいますが。

(1)土井たか子さんを偲んで。私は最初の選挙の時、社民党候補のリーフレットに、「地縁もない候補者(私)には任せておけません」というような土井さんの文章を見つけ、「憲法学者として尊敬する土井さんがこんなことを書くなんて」と手紙を送った。

(2)土井さんはその手紙をかなり気にしておられて(リーフレットは土井さんと関係ない人が書いた模様)、「今度一緒に食事しましょう」と言ってくださった。結局実現せずに亡くなってしまったのは悲しい。安らかにおられますように。
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2014年09月30日(火)

今日はラジオ出演前の打ち合わせもあり早い出発だが、アメリカから帰った場合の時差は「早起き」方向なので、助かる。

今朝、ニッポン放送の前で、手の平に小鳥をのせた男性に遭遇。事情を聞いてみると「上からポトッと落ちてきたんです」。「ここで事故なんかに遭うのもいやですよね」と私。すると「とりあえず隣の警察に届けてみます」と向かっていった。こういう心の優しい人がいる日本は好きだ。

私はEテレ(NHKの教育番組)の「オトナへのトビラ」に何回かVTR出演しているが、スタジオ出演したことがない。好きな番組なので寂しく思っていたらいよいよ機会が・・・と思いきや、その日は北海道出張でだめでした(涙)。

2014年8月ツイッターの抜粋

2014年8月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年08月01日(金)

この時代に合った社会変革の方法は何だろう。私はイメージだけ持ちながらできる範囲のことをやっているが、この時代に合った方法は、おそらく、今まで、社会変革と一番遠いところにいたやり方なのではないかと思う。「変える」のと「違いを作り出す」のは似て非なるもの。
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2014年08月05日(火)

拙著「10代のうちに知っておきたい 折れない心の作り方」がもう4刷だそうです。高校からの注文も増えているとか。生きづらさを抱えている人が少しでも減りますように。
http://bit.ly/TVcLNh
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2014年08月12日(火)

永田町みたいな閉鎖社会では「女」度の高い男性を多く見ました。そもそも議員って「選ばれる人」ですものね。@kottur_lover22 (前略)「選ばれる性」として傷を持った「女」という視点は秀逸です。(中略)男子版も欲しいですね!自分の地位を脅かす存在を叩く「男」って…?

ありがとうございます。やっぱり「不良力」の本が書きたくなってきました(笑)。@masamiwish 私でさえ、学生時代は能天気にやりたいことやれてました。若い内に、良書と出会える事は素晴らしい事ですね。先生の著書に親しめば、折れない心作っていけると思います。
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2014年08月13日(水)

ウェブマガジン Woman Typeにインタビュー記事が載っています。テーマは友だちとの旅行における「イラッ」。
http://bit.ly/1oL2NKY

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2014年08月14日(木)

昨日受けた取材で、「女」だけでなく「男」というのもあるのではないかという話になった。「男のくせに」「男なんだから」と言われて育ってきた人たち。「女」も「男」も被害者で、落ち着いて他の人を思いやる余裕がないところは同じ気がする。
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2014年08月16日(土)

拙著『「怒り」がスーッと消える本』、なんと15刷が決まったそう。
http://amzn.to/1pze2q5
怒りは社会に大きな影響をもたらす。また、私がボランティアしていた米国の男子刑務所でも、怒りが最も大きなテーマだった。拙著がさらにお役に立ちますように。

私は医師として、自分が責任をとれる範囲をわきまえているつもりです。個別の事例には一切リプライしていないこと、不満に思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと目は通していますし、できるだけ著作にも反映させていくつもりです。よろしくお願いいたします。

「女子の人間関係」について本を書いてほしいと依頼してこられたサンクチュアリ出版の飯田久美子さんによる書評を見つけたと友人が教えてくれました。感謝。
http://on-msn.com/1uE7wBu

先日出演したCBCテレビで、私がかつて衆院議員だったことを知っていた人はスタジオに一人もいなかった。一方、未だに私が議員だと思って怒りのメールを送ってくる人も(笑)。人それぞれ把握している情報はかなりばらついている、ということを前提にメッセージを発しなければ。

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2014年08月20日(水)

嬉しいです。ありがとうございます!@tomokoko513 うちの近くの本屋さんにも『女子の人間関係』がありました! https://pic.twitter.com/BBlIzQMG0Q @kawaiiatsuko
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2014年08月21日(木)

感情についての本を書き上げたところだが、本当に、こういう知識を皆が持っていれば、戦争なんて起こらないし、つまらない争い事も起こらないと思う。なぜ学校ではそういう一番大切なことを教えないのだろう。道徳は「べき」で教えている限り、私だって守りたくないのに。
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2014年08月24日(日)

twitpic.com/eanock – 昨日の「みんなで学ぶ対人関係療法」、多くの方にご参加いただき、熱心に、楽しく温かく学ぶことができました。初めての一般向け企画でしたが開いてよかったです。ご参加ありがとうございました。
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2014年08月26日(火)

サンクチュアリ出版の方と、「女子の人間関係」のために、生まれて初めて書店様挨拶回りをしました(挨拶回りそのものは選挙の筋金入りですが…)。工夫して熱心に売ってくださっているご様子、本当に感動しました。http://amzn.to/1eqJZbs

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2014年08月27日(水)

12月8日(月)に、摂食障害の親御さんの会を開きます。申し込み方法など詳細は改めてお知らせいたします。
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2014年08月31日(日)

拙著「10代のうちに知っておきたい 折れない心の作り方」を差し上げた娘の友人から感動的なお手紙をいただき、ボロボロと泣いてしまいました。立場や年代を超えて、人は励まし合えるのですね。 http://amzn.to/VHhXG1

そして考えたのだが、人間は「励ます」ものではなく、「励まされる」ものなのではないか。「励ます」と、往々にして相手の領域を侵害してしまう。しかし、人のあり方を見て、自分が「励まされる」ことは多々ある。私も人の励みになる人間になりたい。

2014年7月のツイッター抜粋

2014年7月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年07月01日(火)

昨日のイベントの司会をしてくださった島影真奈美さんという方が、こんなレビューを書いてくださっていました。 http://exci.to/1iUZa48
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2014年07月03日(木)

今日は「叱り方」について日経新聞の取材を受けました。掲載は7月14日(月)の夕刊だそうです。おもしろい取材でした。
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2014年07月05日(土)

お知らせが遅れましたが、「10代のうちに知っておきたい 折れない心の作り方」を刊行しました。もちろん10代の方以外もどうぞ。詳しくは http://bit.ly/TVcLNh
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2014年07月10日(木)

新刊JP http://bit.ly/1mJKc1M で拙著『聴き方・話し方のコツ』を紹介していただきました。ありがたいです。 http://amzn.to/1q0KFyT
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2014年07月11日(金)

8月23日の一般向け対人関係療法セミナー、受付開始しました。 詳しくは
http://bit.ly/1qPUei1
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2014年07月12日(土)

先日取材のあった日経新聞の記事、14日(月)付夕刊の9面「らいふプラス」コーナーに掲載されるそうです。 紙面の右上に掲載される、この面で一番大きい記事(アタマ記事と呼ぶそう)とのことです。

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2014年07月13日(日)

16日(水)TBS「あさチャン」にインタビュー出演します。 詳しくは http://bit.ly/1s8rqTP
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2014年07月14日(月)

SPA! のウェブページにインタビューが載っていると教えてもらいました。言いたかったことと同じような違うような…
http://bit.ly/1oUOW3r

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2014年07月15日(火)

テレビ局とのやりとりで、「マウンティング女子」という言葉を初めて知る。相手を持ち上げているように見せて、実際は自分の優位性を主張している人のことのようだ。でもこんなのは前からあるし、わざわざ女性をおとしめるために使う必要がある言葉なんだろうか。

先日刊行したばかりの拙著「10代のうちに知っておきたい 折れない心の作り方」、早くも増刷とのご連絡。本当に読んでほしい本なので、嬉しいです。
http://amzn.to/VHhXG1

「マウンティング女子」「ママカースト」の番組には、収録時間の都合がつかず、出演しないですむことになりました。女性の癒やしの方向に進みますように。
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2014年07月16日(水)

今朝のテレビのおかげに違いないけれど、拙著がアマゾンで5位になるなんて、考えたこともなかった。嬉しいを超えてびっくり。
http://amzn.to/1eqJZbs
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2014年07月17日(木)

明日から広島で日本うつ病学会。本邦初、対人関係療法のみをテーマとしたワークショップ(という名のシンポジウム)が開かれます。若手のシンポジストのスライドを見せていただいて、大きく一安心。これで日本の対人関係療法の将来は安泰ではないか、という気分になりました。
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2014年07月19日(土)

本邦初の、対人関係療法だけに特化したシンポジウム、いろいろな角度から対人関係療法を見ることができて、有意義に完了しました。これからの発展がさらに楽しみです。明日は指定発言があります。
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2014年07月23日(水)

ありがとうございます。また増刷になるとの連絡をいただいたばかりです。@kottur_lover22 水島先生には勉強会でお世話になっています。『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』拝読しました!こういう生き方の原則について書かれた本有難いです。(後略)
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2014年07月25日(金)

東海三県でしか見られませんが、28日(月)にCBCテレビに生出演します。
詳細は http://bit.ly/1qDTAqy

またまた拙著「女子の人間関係」が大量増刷との連絡。そういえば今日立ち寄った青山の書店(拙著は1冊しか見たことがない)でも、平積みになっていた。書店で拙著を探すクセがある私はかなり感動しました。  http://amzn.to/1eqJZbs

す、す、すばらしいニュースをありがとうございます。@symphonia4272sn 水島先生!! 先日TSUTAYAの無料情報紙にオススメしたい三ツ星本として、「女子の人間関係」がピックアップされてました☆ https://pic.twitter.com/3pFR1HrZga
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2014年07月27日(日)

うつ病学会の対人関係療法シンポジウムで気鋭のシンポジストを勤めてくれた後輩たちと一緒にいたら、先輩が「すてきな人たちに囲まれていて羨ましい。人徳か」とほめてくれた。全員一本釣りだったが、自分はすてきな人たちと共に仕事ができているのだな、と改めて先輩にも感謝。

2014年5月・6月のツイッター抜粋

2014年5~6月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年05月02日(金)

先日久しぶりに、父が亡くなった当時(2008年)に自分が書いた文章を読んだ。内科医でありながら創薬に能力を発揮した父は「医者一人で治せる患者の数は限られるが、画期的な薬を作れば…」と言っていた。形は違うが私もそんな気持ちで本を書いている。今頃類似に気づいた。
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2014年05月04日(日)

DV関連のツイートについて多数の反応をいただいている。暴力で解決する習慣のある人が他でも同様のことをするのは不思議でない。だから私は「毅然とした」態度への憧憬に危険を感じる。ある一者の「毅然とした」主張は他者にとって暴力となりうるから。
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2014年05月05日(月)

久しぶりに専門書を書いている。専門書であり「治療者」「患者」という言葉を用いているが、あらゆる対人支援職、さらには日常生活で人を助けるときにも役立つわかりやすい本にしたいと思っている。うまくできたらぜひ読んでください。

選挙にまた出ないのかと多くの方に聞かれる。私自身は「対立」でない選挙以外に当事者として関わりたくないが、「議員になって社会を変える」のではなく議員ではない(もちろん議員も)一人ひとりが自分の心の姿勢に責任を持つことによってしか社会は変わらないという信念は不変。

選挙にまた出ないのかと多くの方に聞かれる。私自身は「対立」でない選挙以外に当事者として関わりたくないが、「議員になって社会を変える」のではなく議員ではない(もちろん議員も)一人ひとりが自分の心の姿勢に責任を持つことによってしか社会は変わらないという信念は不変。

(1)I am still asked if I would run for elections again. I don’t think being a MP is not the crucial way to male a difference.(cont.)

(2) Everyone, including politicians, can make a difference by taking responsibility of one’s attitude —- love-based or fear-based.(cont.)

(3) I have been, and still am thinking how to deal with elections with love-based attitude. Maybe Danish system would teach us a lot.

選挙に出馬しないからと「社会に関心がない」と思わないでほしい。社会は中学くらいから私がずっと考えてきた対象。私の公約は「自分の心の平和」。心を同じくしてくださる方、一緒にmake a difference(大好きな英語。「「違いを作る」の意)しましょう!

選挙にまた出ないのかと多くの方に聞かれる。私自身は「対立」でない選挙以外に当事者として関わりたくないが、「議員になって社会を変える」のではなく議員ではない(もちろん議員も)一人ひとりが自分の心の姿勢に責任を持つことによってしか社会は変わらないという信念は不変。

護憲集会で公共施設の使用が難しくなっているという記事を新聞で読み、やはり「怖れ」が支配する社会は人を萎縮させると思った。護憲か改憲かを論じるよりも(個人的見解はさておき)、「怖れ」についてよく考えてみる方が本質的だと思う。

私も度々DV関連の講演をしてきたが、会場が知れると「家庭内のことに口を出すな」という主張の男性団体が暴力的な妨害をしてくる、という理由で、講演の広報ができなかった。どんな議論も安全にできるというのが民主主義国家における「公共性」の一つの役割ではないのだろうか。

今日は「男性の嫉妬」について取材を受けた。嫉妬はよく「正論」風に「~というのはいかがなものか」と語られる。もちろん嫉妬は癒やしが必要な「怖れ」の一つ。こんな時代だからこそ、少なくとも自分は「私」を主語にして話していきたい。
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2014年05月06日(火)

明日が父の命日なので今日は墓参。粘れば結果は出るものなのか、ついに青山墓地が抽選で当たり、先日納骨し直したばかり。私自身は散骨でもしてほしいが、子どもたちには何かしらよりどころがあった方がよいのかな、と自然豊かな青山墓地を見ると思う今日この頃。

米国に住んでいた頃「市民政治家」(だったと思う)という概念について教えてもらったことがある。専門性を持つ人間が二期のみ議員を務めて、また元の専門分野に戻る。それなら、現実的なニーズが反映されるし癒着もなくなる。私はそれを実際やったのだ、とにわかに賞賛の的に。

でもそんなことでは政治家として成熟しないし、頂点を極める(大統領や首相になる)ことができないのではないか、という懸念は当然あるだろう。自らの経験からは二期も真剣にやればかなり熟練するし、様々なタイプの政治家がいてよいと思う。今は職業政治家ばかりに思う。

私が敬意を持っている弁護士出身議員は「今更弁護士に戻れないよ」と言っていた。議員経験があるからこそ独特な弁護士になれるのに。少なくとも私は、議員になる前後で、精神科医としての質がよい意味で変わったと思う。そういうことを普通に受け入れられる社会であってほしい。

医者、弁護士と続いたので、「有資格者だからできる」と思われたかもしれない。会社員であっても、「二期に限り」政治活動を認めるのはその会社にとっても絶対にプラスだと思う。人材育成を議会でやってくれるのだから。
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2014年05月08日(木)

誰のせいにするつもりも全くないが、抗加齢医学会誌の編集委員などやっていたこともあり(現在は退任)、何となく近年「失っていくもの」に目が向いていた。つまり、若さや可能性といったもの。AHについても、「どういう心の姿勢でいれば若さを保てるだろうか」とか。

しかし今頃気づいたが、「失っていくもの」に怖れの目を向けている限り、どうやっても心の平和など得られない。これは「年を取ると知恵が増える」などというポジティブ思考とも少々違い、人生のそれぞれの時期を楽しむ、というような心境だろうか。

せっかく年をとって「人には事情がある」と肌身にしみてわかるようになったのに、自分に評価を下すモノサシは手放せないのか。AH創始者のジェリー(来年90歳)と同じように、「今日を人生で一番幸せな日にしよう」と思いながら生きていきたい。

そもそも私自身の本来のライフスタイルは、かなり健康志向(食にしろ運動にしろ)なので、抗加齢医学を勉強すればするほど、「なんだ、これでいいのだ」と思うだけだった。怖れを煽る必要など何もなかった。必要なのは心の平和だけだった。

(1)今日は朝日新聞の取材を受けた。女性の社会進出を考える特集が始まる模様。いろいろと話す中で改めて思ったのは、大切なのは、まず女性自身が自分が女性であることをまっすぐに認めること。逃げも隠れもせずに、だ。名誉男性でも劣った性でもない、女性だ。

(2)元来独立心旺盛な私だが、重要な転機があった。精神科医になって5~6年目くらいだろうか。恩師・大野裕先生から「そこで妹になってしまうのがいけないんだよ」と言われた。自分がやった仕事は対外的にも自分で責任を持て。最後まで自分で判断しろ。そういう意味にとった。

(3)政治の世界での女性の壁は?と取材で聞かれて、そのエピソードを思い出した。ある程度は頑張るが、最終的な判断を男性に委ねるようでは、本当に責任のある大人とは言えない。また、本当に責任のある大人でない人を、心から応援してくれる人もいないだろう。

(4)もう一つ思ったのが、男女共同参画を実現してきた歴史を、若い人たちにも学んでほしいということ。どういう態度をとると「やっぱり女は」と言われやすいのか、ということを知らずして、有効な戦略は立てられないだろう。

(5)議員時代、私はずっと厚生労働政策に携わったし、党の税調にも所属していた。これらは、いわゆる「男の領域」とも言える。しかし、本当に男女共同参画を実現したければ、男女共同参画政策を一部の議員同士で作るだけでなく、税制などメジャーな領域に反映させる必要がある。

(6)本当に子どもの権利を考えるのであれば、虐待防止法だけでなく、とにかく親が早く家に帰れるようにする必要がある。これは労働政策の中核に関わってくる。きれい事を言うのも大切だが、それを実現するためには、「男の領域」にズバズバと切り込む必要がある。

(7)そして、「男の領域」に切り込んでも協力してもらえるだけの人間でいること。男女を超えて、「この人の言うことなら」と思ってもらえる人間になること。そう思われ、そう思える人間関係は、本当に豊かなもので、政治の世界を動かす可能性も秘めている。

(8)戦争反対なら、安全保障の会議に出席して活発に意見を言う必要がある。政治の世界では、根回しと声の大きさがものを言う。安全保障の会議を、忌まわしいもののようにして避けてしまうと、結局は「忌まわしい人たち」だけで結論が出てしまう。
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2014年05月15日(木)

拙著「女子の人間関係」がこんなところで紹介されている、と友人が教えてくれました。感謝。 http://bit.ly/1lqwxqw

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2014年05月19日(月)

またまた大事件! 拙著「女子の人間関係」がまた1万部増刷になるそうです。こんなに短期間に、すごいです。これを機に、多くの女性が癒やされることを願います。 http://amzn.to/1eqJZbs
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2014年05月20日(火)

今日は久々にラジオ日経に行って収録してきました。わすが10分程度の放送ですが、日が近くなったらお知らせしますね。
前はアメリカ大使館脇にあったラジオ日経が、琴平神社(虎ノ門)の中(?)に移っていて驚きました。
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2014年05月22日(木)

私はアマゾンのレビューを愛読しているが、それはそこに人々の個性や事情が如実に表れているから。もちろん拙著をほめられればとっても嬉しいが、批判的なものでも、「そうか、そうか」と読んでいる。これを、「自分が批判された」と読むときついだろうな。
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2014年05月31日(土)

今まで有資格者向けの勉強会しかしていませんでしたが、8月23日(土)にそれ以外の方(無資格援助者、当事者、ご家族など)向けの対人関係療法の講演会を東京で開くことになりました。詳細は決まり次第ご連絡します。日程のキープを!

明日は「うつ病リワーク研究会」のランチョンセミナーで札幌です。例によってとんぼ返りですが・・・。
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2014年06月02日(月)

ふと見たら、「女子の人間関係」がアマゾンで26位。かなりびっくり。 http://amzn.to/1eqJZbs

私が愛読しているアマゾンのレビューによれば、男性にも役立つように感じますが。男性にも同様の性質があること、また女性と男性しかいないことを考えれば、何かしら役に立つのではないかと思います@harappa201005 気になっているのですが、男性の自分が読むなら別の本なのでしょうか?

なんと嬉しい・・・(涙)。こう見えても、出版に関しては苦労時代が長かったんです。その頃からお世話になっている方たちには頭が上がりません。@kurokawashigeru 近所のどこの書店でも平積みされていました。
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2014年06月03日(火)

今週土曜日(7日)、「むなしさを手放すワークショップ」を開きます。私がファシリテーションします。残席わずか。この機会に、一緒にむなしさを考え、手放すきっかけをつかでみませんか? 詳細は http://bit.ly/1mLcvZS
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2014年06月09日(月)

すばらしい! 教えていただきありがとうございます。@unazuki3 今朝の地元紙の出版最前線です。 https://pic.twitter.com/oUCwC0S4Uc
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2014年06月10日(火)

文章を書くとき、私はすごく言葉にこだわるし、自分の文章を他人が合理的な理由なく直すのが大嫌いだが、それは、言葉が相手に向き合う姿勢だからなのだろう。知人はライターに文章を書き直してもらって、「格好よく」なったらしいが、その人らしさが消えてしまったそうだ。
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2014年06月13日(金) 

拙著「女子の人間関係」、また17000部増刷だそうです。相当びっくりしていますが、それだけ多くの方のお役に立てるのは本当に嬉しいことです。 http://amzn.to/1eqJZbs

8月23日の一般向け「みんなで学ぶ対人関係療法」、詳細がだいたい決まりましたのでお知らせします。 http://bit.ly/1p0SKig

自分で責任を持てるのは、自分の心の姿勢だけ。その信念を徹底し普及させていくことで、社会にどれほどの影響を与えられるだろうか。方向の正しさは信じている。かなり頑張ってみたい今日この頃。さぼっていないで本も書かなきゃ。
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2014年06月15日(日)

拙著「女子の人間関係」がこんなところで紹介されている、と友人が教えてくれました。感謝。 http://bit.ly/1lqwxqw
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2014年06月09日(月)

すばらしい! 教えていただきありがとうございます。@unazuki3 今朝の地元紙の出版最前線です。 https://pic.twitter.com/oUCwC0S4Uc
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2014年06月10日(火)

文章を書くとき、私はすごく言葉にこだわるし、自分の文章を他人が合理的な理由なく直すのが大嫌いだが、それは、言葉が相手に向き合う姿勢だからなのだろう。知人はライターに文章を書き直してもらって、「格好よく」なったらしいが、その人らしさが消えてしまったそうだ。
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2014年06月13日(金) 

拙著「女子の人間関係」、また17000部増刷だそうです。相当びっくりしていますが、それだけ多くの方のお役に立てるのは本当に嬉しいことです。 http://amzn.to/1eqJZbs

8月23日の一般向け「みんなで学ぶ対人関係療法」、詳細がだいたい決まりましたのでお知らせします。 http://bit.ly/1p0SKig

自分で責任を持てるのは、自分の心の姿勢だけ。その信念を徹底し普及させていくことで、社会にどれほどの影響を与えられるだろうか。方向の正しさは信じている。かなり頑張ってみたい今日この頃。さぼっていないで本も書かなきゃ。
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2014年06月15日(木)

地下鉄の中でお母さん一人が5人くらい子どもを連れていた。私から見るとたいした騒ぎ方ではなかったが、真向かいに座っていた男性が「静かにさせてください」と言った。子どもに、「大切なお話をしているから静かにしてくれないかな」と直接言ってほしかった気がする。
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2014年06月19日(月)

またまた大事件! 拙著「女子の人間関係」がまた1万部増刷になるそうです。こんなに短期間に、すごいです。これを機に、多くの女性が癒やされることを願います。 http://amzn.to/1eqJZbs
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2014年06月22日(日)

明日は「うつ病リワーク研究会」のランチョンセミナーで札幌です。例によってとんぼ返りですが・・・。
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2014年06月26日(木)

今日から横浜で日本精神神経学会。特別講演に、厚生労働事務次官の村木厚子さんが来てくださり、「女性医師の働きやすい職場」について話してくださった。議員時代からお世話になった村木さんとは久しぶりの再会だったが、前よりも若返った印象。ますますのご活躍を期待。

私がシンポジストとして参加したシンポジウムは、「トラウマ記憶に焦点化しない治療:PTSD治療の新しい潮流」。対人関係療法は、ばっちり、その座を占めています。

2014年4月ツイッターより抜粋

2014年4月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年04月10日(木)

@kharaguchi たまたま友人が「原口さんがツイッターに水島さんのことを書いているよ」と教えてくれたので慌てて検索。自著を褒められる前から、原口さんとはよき友だと思っている。テレビで見るイメージとはちょっと違い、弱い者への温かいまなざしに満ちた人だ。原口さん、ご自愛を。

原口さん、ありがとうございます。そんなふうに言ってくださって、嬉しいです。@kharaguchi  水島さん、私もかけがえのない友だと思っています。先日も本当にありがとうございました。救われる思いでした。

これが書けたから死んでもよいとさえ思った拙著「トラウマの現実に向き合う
―ジャッジメントを手放すということ」が某大学で教科書指定になったとの連絡。本当に嬉しい。

「自分でできる対人関係療法」がまた増刷になるとのご連絡。2004年に刊行したこの本は、日本に対人関係療法を広める役を見事に担ってくれた。平積み→絶版が多い昨今の出版業界ではロングセラーなのだと思う。もう10年だ。
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2014年04月11日(金)

必死になったというよりも、「とりつかれた」感じでした。普通の仕事もしながら1週間で書き上げましたが、言葉がまるでおりてくるようでした。最後の一文で涙が出てきました。@masamiwish どうして、この著書に、そこまで必死になられたんですか?

原口さんとのやりとりを見て、友情のよさを改めて感じた、という友人がいた。群れていなければはぶかれる、という今では、友情など贅沢なものなのかもしれない。相手への信頼、そして相手を信頼できる自分への信頼がなければ成立しないものだ。@kharaguchi

「友情」の維持に多くの人が汲々としているようだが、私には3年も5年も会っていない友人が結構いる。でも困ったときにはお互いにすぐ助け合えるし、実際、ブランクを感じないことが多い。そのレベルのものを友情と呼ぶのだろうと私は思っている。
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2014年04月12日(土)

今日は3時に目が覚めた。再び寝ることも考えたが、AH創始者ジェリーからここのところ何回か「電話したい」とメッセージが入っていたのを思い出し、今がそのときだと思った。カリフォルニアは11時。結局1時間以上スカイプで話した。よい時間だった。今日は和歌山出張(日帰り)

そうなんですよね。友情は量より質なのですよね。いつから「友だちが多い」ことがこんなに大手を振るようになったのでしょう。@moka02061 損得なしに、いつでも、駆けつけることができるのが、友情であり、親友であると思ってます。 それは、必然的に、少ないのも道理かなと。

今日は和歌山出張というのにiPhoneを忘れてしまい、最近にはない妙な感覚を味わった。昔はこれが普通の感覚だったのだけれど。嬉しいのは新刊「女子の人間関係」が発売後間もないのにポジティブなレビューをいただいていること。やっぱり必要な本だったのだ、と再認識。
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2014年04月13日(日)

昨日書き忘れたが、AH創始者ジェリーは来年90歳になる。でも、私とは本当に親友同士みたいな話し方をしてくれる。ジェリーがよく言うのは、「自分の中の5歳児」を大切にしているということ。私も90歳になっても(生きていたら)若い人と対等におしゃべりできるだろうか。
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2014年04月14日(月)

私も似ているのでわかるのですが、物事を深刻にとらえすぎない、ということです。まじめに取り組まないということではなく、自分に正直に、そして笑いを大切にしています。@masamiwish 創始者ジェリーさんは‘裸の王
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2014年04月17日(木)

大事件! 「女子の人間関係」、確か今週書店に出たにもかかわらず、すでに増刷が決まったそうです。それも、初版15000部も刷ってもらったのは初めてで、それが売り切れてしまうなんて。生きていてよかったです。絶対に役に立つ本だと思います。 http://amzn.to/1eqJZbs
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2014年04月18日(金)

増刷自慢になってしまい恐縮ですが、本日「小さなことに左右されない『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」 http://amzn.to/1gFTmEZ 、「『苦手な人』とのつき合いがラクになる本」 http://amzn.to/1a4Ol7E も増刷が決まりました! 感謝です!

拙訳「対人関係療法総合ガイド」(対人関係療法のフルマニュアル。分厚い)が品切れになっているという話をここ1年ほど聞いてきたが、版元(岩崎学術出版社)が増刷に向けて腰を上げてくださったもよう。感謝。

私はなぜか「本当の自信」の本が売れている限り、日本は大丈夫だろうと思っています。また、「苦手な人」については、アマゾンでありがたいレビューをいただき、「人間を点ではなく生き続ける線」と考える、とまとめていただき、これまた日本は大丈夫だと思った次第です。
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2014年04月24日(木)

護憲集会で公共施設の使用が難しくなっているという記事を新聞で読み、やはり「怖れ」が支配する社会は人を萎縮させると思った。護憲か改憲かを論じるよりも(個人的見解はさておき)、「怖れ」についてよく考えてみる方が本質的だと思う。

私も度々DV関連の講演をしてきたが、会場が知れると「家庭内のことに口を出すな」という主張の男性団体が暴力的な妨害をしてくる、という理由で、講演の広報ができなかった。どんな議論も安全にできるというのが民主主義国家における「公共性」の一つの役割ではないのだろうか。

今日は「男性の嫉妬」について取材を受けた。嫉妬はよく「正論」風に「~というのはいかがなものか」と語られる。もちろん嫉妬は癒やしが必要な「怖れ」の一つ。こんな時代だからこそ、少なくとも自分は「私」を主語にして話していきたい。
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2014年04月25日(金)

最近の国内外の情勢を見て改めて深く感じるのが、平和は、心の平和のないところには成り立ち得ないということだ。私たちは(少なくとも私自身は)絶対に絶対にこのことを忘れてはならないと思う。集中するのは、日々の自分の心の平和。本当にそんな時代に生きていると思う。

さすが藤原先生、鋭くわかりやすいです。以前から大ファンです。@kiichifujiwara 朝日新聞に書いたウクライナ危機のコラムが、政策ビジョン研究センターのサイトに掲載されました。ご一読いただけますと幸いです。http://pari.u-tokyo.ac.jp/column/column19.html…

徹底的な平和主義者である私が「理想論だけで、非現実的」とボコボコにされていた頃、「平和主義は老獪な知恵。戦争主義こそ非現実的な理想論」という言葉を与えてくださったのは藤原先生です。 @kiichifujiwara

誰のこともおとしめるつもりは全くないが、「平和のために闘う」ということはできないと思う。できることは、「平和のために、自分の心の平和に責任をもつ」ことだけ。それが遠赤外線のようにじわじわと世界を変えていく。それ以外に道はないと私自身は信じている。

実際「政治的中立性」は難しい。私が栃木選出の議員であった頃、私は他道府県の自治体主催・後援の講演を、専門的な精神科医として引き受けていたが、自分の足下の栃木1区だけは「政治的中立性」を理由に企画がつぶされた。栃木の役に立ちたいという気持ちはあったが。

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2014年04月26日(土)

議員時代に支持者から言われていたことは「議席を得なければ何もできない。だから議席を得ることに集中すべき(戸別訪問、盆踊り、餅つき、弔電など、いかに支持者を大切にしているかのアプローチ)」ということ。支持者の誕生日をパソコン管理してお祝いしていた議員も。

目標のために、その目標(が持つ心の姿勢)に反する行動を取る時点で、説得力はなくなるのだろう(現行選挙では確かに票になるのだが)。落選の恐怖を超えて、「今自分が有権者に伝えたいこと」を伝える勇気が必要なのだろう。心の姿勢はもちろん含めて。

民主党内きってのタカ派と呼ばれていた人(有名人)と1~2時間安全保障について話してその知識のなさに呆れたことがある。「どうせ大本営で安全にしている人にはわからないんでしょうね」と言ったら「そして君みたいな平和主義者が前線に行くんだろうね」と。録音して公開したかった。
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2014年04月29日(火)

AHの入門ワークショップ、5月6日(祝・火)が残席1つです。GWに新しい世界を、いかがですか。5月は31日(土)にもあります。詳細は http://bit.ly/1ib1P4Q
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2014年04月30日(水)

拙著「女子の人間関係」、アマゾンで「胸キュン」というレビューをいただき、それこそ胸キュンな私。ありがとうございます。(これをご覧になっているかわかりませんが) http://amzn.to/1eqJZbs

2014年3月のツイッターより抜粋

2014年3月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年03月09日(日)

私がいた頃の民主党は、「ブーメラン政党」と呼ばれていた。何かを提案すると「よい考えだから自分でやってみてください」と言われ、結局は自分で実行せざるを得なくなるからだ。おかげで忙しかったが、これは自立した政治家を育てるよい方法だったと思う。

まだ紫煙があちこちに満ちていた永田町で、当時幹事長だった菅さんに某議員が「会議を禁煙にしてください」と頼んだら「それこそ政治なのだから自分で発言して変えてごらん」と言われ、「こういうのは党できちんとしてもらわないと」と言い返したら「あなたが党なんだよ」と。

「公」を育てるというのは、自分が価値を認めるものに関わっていくことであり、これは被害者意識対策にもなると思う。「強い誰か」が何とかしてくれるのを待っていると、被害者意識ばかりが強まり弱体化すると思う。AHでボランティアをしている方たちを見るとつくづく感じる。
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2014年03月11日(火)

『仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術』刊行しました。人を変えることはできないけれども、動かせる。詳しくは http://bit.ly/1oIrofz

本当に。だから私は最近「共感」という言葉ではなく「共存」という言葉を好んでいます。どんな相手のありのままとも一緒にいられるように。@tomokoko513 本当の苦しみは体験したひとにしかわからないけど、せめてひっそりと寄り添えたらとおもう。

スカイプ上でのAHを発明したともこさんによると、夜のAHスカイプは、音声のみなので、入浴後にパジャマで参加できてリラックス効果が高いとのこと。感情が高ぶっているときなどには安眠効果もあるかもしれませんね。 @tomokoko513

古い成功例にしがみついているのは「怖れ」を基盤とした行為ですからね。「『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」には、自分の成功パターンを他者に押しつけるのは本当は自信がない人と書きました。@moka02061 古い成功例にのみ、しがみついている上層部にも、効きますかね?

拙著「誰と会っても疲れない『気づかい』のコツ」 http://amzn.to/1dH6dYM がまた増刷になるとの連絡をいただく。さらに多くの方に読んでいただけるということは素直に嬉しい。同じシリーズでコミュニケーションの本を今月刊行予定。刊行されたらまたお知らせします。 
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2014年03月21日(金)

昨日のアエラの取材ではいろいろ考えさせられた。見た目を気にする心は、「スキル文化」と相まって、自己の空洞化、自己肯定感の低下を招いていると思う。自分の心の平和だけに責任を持つAHは、こんな時代を救うと信じているが、間に合うだろうか。

「日本はどうなるのだろう」との問いには、唯一の希望はメンタルヘルスへの注目にあるかもしれないと答えた。これだけ多くの人が心を病むようになった今、コスト面からも、メンタルヘルスには嫌でも目が行くだろう。さまざまな社会現象を読み解く鍵もそこにあると思う。

実は今日は私の誕生日だが、娘も同じ誕生日なので(ちなみに亡くなった祖父も同じ。バッハも)お祝いはすっかり娘に乗っ取られてしまったが、今やるべきことを考える節目としては、年を重ねるというのはよいきっかけになると思う。

拙著「『怖れの眼鏡』をはずせば、すべてうまくいく!」が絶版になるそうです。現在出版社の在庫も4冊だけだとか。ありがたいことに拙著は絶版率が低いのですが、よく考えてみると絶版になるにはそれなりの理由があることがわかります。長く読んでいただける本をこれからも頑張って書きます!

ありがとうございます! そろそろ加齢が気になる年頃ですが、どんな姿勢で年を取っていくかも考えております。もっと皺とか白髪とかが増えたら、そういう本も是非書きたいです。@harappa201005 おめでとうございます(^_^)
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2014年03月22日(土)

ありがとうございます。AHは現在の私の「政治活動」なのですが、AHらしくつき合うのにぴったりなのは「趣味」だと思います。ぜひ趣味仲間になりましょう!@kinkuma_san (前略)「怖れを手放すAH」を思い出してアマゾンでぽちっとしました。近々、入門WSにも参加させて(後略)
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2014年03月26日(水)

昨日は下の子の小学校卒業式だったが、校長挨拶で「決して今の自分に満足せず、挑戦する心を持ち…」というところはやはり気になった。健康に挑戦する心は、今の自分への満足、つまり自己肯定からしか生まれてこないと思う。こんなところも文化的自己否定だろうか。

2014年1~2月のツイッターより抜粋

2014年1~2月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2014年01月01日(水)

あけましておめでとうございます。いただいた年賀状の中に「大切なものや人を失った昨年だった」というものがありました。同感です。この喪失が気づきの始まりになりますように。一人ひとりの心の平和が社会の平和を作ると信じて本年も引き続き頑張ります。よろしくお願いいたします。
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2014年01月06日(月)

この頃、拙著を読んで、自分が病気であることがわかり、それをきっかけに症状が改善し自己肯定感も上がってきた、という喜びのメールを立て続けにいただいている。本来病気の症状に過ぎないものを自分の責任として背負ってきた日々は本当に辛かっただろう。

拙著「誰と会っても疲れない『気づかい』のコツ」 http://amzn.to/1dH6dYM がまた増刷になるとの連絡をいただく。さらに多くの方に読んでいただけるということは素直に嬉しい。同じシリーズでコミュニケーションの本を今月刊行予定。刊行されたらまたお知らせします。 
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2014年01月11日(土)

「グル」を求めたくなる気持ちは、人生の一時期としては十分理解できる。私がわりとそうなりにくいのは、小3からぐれていたからだと多う。自分の子などを見ていると、まっすぐな人生は羨ましくもあるけれども。いよいよ「不良力」の執筆開始。
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2014年01月12日(日)

昨日・今日と、2日間にわたるAHファシリテーター・トレーニング。今まで享受してきたAHグループの安全な環境が、ファシリテーター自身の心の平和によって作られてきたということを知ると、「全ての人間関係をAH的に」という私の目標を共有してくれるようになる人は多い。。
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2014年01月16日(木)

拙著「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」がまた増刷になるとの連絡。病気について正しい知識を持っていないと逆効果になる典型例の病気なので、この本がすべての患者さんと関係者の元に届きますように。 http://amzn.to/1m8u3Om

「『ドロドロした嫉妬』がスーッと消える本」を刊行しました。難しい感情である嫉妬を、癒やしの方向に向けて、じっくりと書いてみました。詳しくは http://bit.ly/1d93kvr

(1)実は「心療内科」という科名にも、精神科への偏見が反映されている。心療内科とは、本来は内科の一種であり、ストレスによる影響の強い身体の病気(心身症)を治療する診療科のこと。心身症には、気管支喘息、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、リウマチなどがある。

(2)日本心療内科学会が認定する心療内科専門医は、日本内科学会の認定医資格を有するなど内科医としての基盤をもっていることが前提となっている。心療内科専門医の数は少ない(2013年6月現在140名)が、実際に心療内科を掲げている医療機関はずーっと多い。

(3)それは、患者が受診するときのハードルを下げるために精神科医が心療内科を名乗っているためであり、「軽いうつなどを診療する科」という誤解が一般にも蔓延している。ちなみに私は常に自分のことを「精神科医」と名乗り、「心療内科医」などと名乗ったことはない。

(4)よくわからないのだが、「重症な人」を診たことがないのに「軽症な人」だけ診ることができるのだろうか。鑑別診断が可能なのだろうか。本当に「軽い」と言えるのだろうか。精神病院でバリバリ研修を受けさせれた身としては、不安。

(5)もう一つ、適切でないと思う呼称について。私は対人関係療法が専門だが、病気としてのうつ病の診断を満たさない程度のストレス状態の人には、「対人関係カウンセリング」が合っている。病気に対する「治療」、ストレスに対する「カウンセリング」、と明確にできないものか。

(6)私の患者さんは「カウンセリング」という言葉をよく使う。つまり、一般の精神科医がどうしても薬物療法に偏ってしまうので、「ゆっくり話せる=カウンセリング」という印象なのだろう。薬物や電気刺激による以外の「治療法」である精神療法にももっと目を向けてほしい。
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2014年01月17日(金)

衆議院議員になったとき「これでエビデンスのある精神療法に保険点数をつけることができる!」と高揚したが、現実には、「学会が要望してこないとだめ」とのことだった。つまり臨床の現場のニーズ、普及度がきちんと示されないとだめということ。

認知療法は、それでも、学会の先生方に頑張っていただき不十分ながら保険適用になった。普及度がより低い対人関係療法はより難しい。保険適用にならないと臨床の場で用いにくい。しかし、全国どこでも受けられる治療でないと保険適用にならない。治療の質を守るという課題もある。
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2014年01月22日(水)

「不良力」の本を書いていたら、それが自分の自由の制限をどこまで許すかの話だと気づき、今の時代にそんな本が売れるのだろうかと自信を失った。それほど自分の自由の犠牲に鈍感な人が増えているということだろうか。あるいは、本来自分が持っている自由を知らないとか。
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2014年01月23日(木)

一両日中にお知らせしようと思っているコミュニケーションについての新刊、すでに興味を持っている海外翻訳エージェントがいるとか。国境を越えてお役に立つと嬉しい。刊行(まずは日本語版)の際には改めてお知らせします。

今年の年賀状には「昨年いただいた言葉で一番嬉しかったのは、拙著の編集者さんから『政治を通してしようとしていたことを、著作を通してしているのですね』と言われたこと」と書いた。世界平和は一人ひとりの心の平和から、という信念を一人でも多くの方と分かち合えますように。

一国会議員でいると官僚レベルの仕事はとてもよく進むがもっと大きなことをしたい。そもそもマハトマ・ガンジーは国会議員ですらなかった。小選挙区で10万人以上の人に名前を書いてもらうのと、数万人の人に有償で拙著を読んでもらうのとでは、影響力が違うのか。試行錯誤中。

小選挙区で10万人以上の人が名前を書いてくれるのは、もちろん政策や人格を信頼してくれてもあるが、親しい人に頼まれた、自分が所属する団体が推している、自民党におしおきをしたい、などさまざま。もしかしたら4万部の本の売上げの方が、じわじわと効くのかも知れない。
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2014年01月24日(金)

ありがとうございます! 励まされました。頑張って「不良力」書いてみます。@moka02061 @yondekun_jp 先生の本は、図書館にも蔵書として多くあり、予約でいっぱいですから、売上実数より、多く見てる人がいて、影響を与えていると思います。
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2014年01月25日(土)

すごく嬉しいです!@asako_nijilion 嫉妬に関する新刊、腑に落ちることありまくりで、この本に出会えてよかったなーと思いました。何が大きなことで何が小さなことなのかは一概には言えないと思いますが、私にとっては大きな影響のある本を書いてくださりありがとうございます(^○

『対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』刊行しました 。詳しくは http://bit.ly/1mVMFEm 嫉妬の本に続いてで慌ただしくすみませんが、書くペースと出版社による刊行のペースが違うので、ご容赦くださいませ。
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2014年01月30日(木)

昔の知り合いに久しぶりに会って、専門知識をもって初めて腑に落ちることが多い。この知識や経験がなかったら歪んだ思い込みのままだったろうと思うとちょっとゾッとする。「なるほど、こういうことか」と自分にも他人にも優しい目を向けられるよう、執筆を続けたい。
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2014年01月31日(金)

題名とビジュアルがすごすぎて、書店で購入してもらえないのかと心配していた「嫉妬」の本ですが、アマゾンに好意的な書評が載っていて安心しました。嫉妬について安全な環境(自分を嫌いにならないですむ)で語れるようにしたつもりの本なので、お役に立てますように。
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2014年02月01日(土)

ありがとうございます!まだまだ書きますのでご苦労をおかけします(笑)。@moka02061 先生の「嫉妬」の定義や、それに対する対処方法(先生の本は、どんな題材のテーマでも、ちゃんと対処法が明示されているところが、他の先生方の本とは違うと感じてます)に 興味がありますが(後略)

とっても嬉しいです!@kanappe590402 すごく面白かったです!すごく嫉妬に苦しんできたので、それが自分の傷なんだとわかって、自分に優しくしようと頑張ってます(*^^*)笑 すぐには完璧にはなくならないけどそれがわかっているだけでかなり違うかと思います。
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2014年02月03日(月)

ありがとうございます。家族が「?」というケースについては、本の企画進行中です。@GORONANKOtora 先生。おはようございます。暖簾に腕押しって本当に同僚との付き合いで役にたちました。ありがとうございます。家族で暖簾に腕押しは上手くいかないと、ストレスたまりますね。
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2014年02月04日(火)

「不良力」について考えていたら、結局「空気」に行き当たった。「空気」という実態のないものによって生じる「べき」や萎縮が、人をどんどん無力化していく。そこに切り込む「不良力」はやはり必要なのだ。手遅れになる前に。
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2014年02月05日(水)

拙著「対人関係療法でなおす気分変調性障害」と「対人関係療法でなおすトラウマ・PTSD」がそろって増刷になるとの連絡。今まで「だめな自分」と思ってきたものが病気の症状に過ぎないと知ることは人生を変える。何らかの形で「自分はだめだ」と思っている人の参考になれば。
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2014年02月07日(金)

拙著について、ツイッターでコメントをいただくと、友人から「今度の本はよかったよ」と言われているような身近な感じ。そしてアマゾン等でレビューいただくと「わあ、見つけてくれたんだ」「わかってくれたんだ」という気持ちになる。どちらもつながりを感じて、ありがたい。
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2014年02月09日(日)

選挙速報で、「日本のことを第一に考える『日本派』の政治家を集めないと」いうT氏の発言に、本当に世界を知らないんだなと呆れた。アラブ諸国を含めあちこち旅してきた私は、各国における日本の意外な高評価を知り、自国への思いを改めた。もちろん高い信頼は、親切と勤勉、平和主義。

ちなみに私がそういう評価を得たのは、国会議員だった時代ではない。ぼろぼろの服を着て世界を放浪していたような一市民のときだった。たまたまバスで乗り合わせた人とおしゃべりしていると日本人への敬意が感じられた。今ではずいぶん失われてしまっているだろうけど。

私が接した範囲では、真面目でフレンドリーな人格と、「原爆投下」という米国による被害を体験していることで、他人とは思えないようでした。米国の敵か味方かという分け方が、かなり重要であったわけです。その信頼感が揺らいでいるという話は現地から聞いています
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2014年02月13日(木)

拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」」のコツ』の紹介がNTTドコモのiチャネルで配信されるそうです。嬉しいです。詳しくは http://bit.ly/1opzcVX
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2014年02月18日(火)

ビジネスパーソンに人気のサイト「ライフハッカー」で、拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』が取り上げられたそうです。嬉しいです。
http://bit.ly/1jM9Xgk

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2014年01月17日(金)

衆議院議員になったとき「これでエビデンスのある精神療法に保険点数をつけることができる!」と高揚したが、現実には、「学会が要望してこないとだめ」とのことだった。つまり臨床の現場のニーズ、普及度がきちんと示されないとだめということ。

認知療法は、それでも、学会の先生方に頑張っていただき不十分ながら保険適用になった。普及度がより低い対人関係療法はより難しい。保険適用にならないと臨床の場で用いにくい。しかし、全国どこでも受けられる治療でないと保険適用にならない。治療の質を守るという課題もある。
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2014年01月22日(水)

「不良力」の本を書いていたら、それが自分の自由の制限をどこまで許すかの話だと気づき、今の時代にそんな本が売れるのだろうかと自信を失った。それほど自分の自由の犠牲に鈍感な人が増えているということだろうか。あるいは、本来自分が持っている自由を知らないとか。
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2014年01月23日(木)

一両日中にお知らせしようと思っているコミュニケーションについての新刊、すでに興味を持っている海外翻訳エージェントがいるとか。国境を越えてお役に立つと嬉しい。刊行(まずは日本語版)の際には改めてお知らせします。

今年の年賀状には「昨年いただいた言葉で一番嬉しかったのは、拙著の編集者さんから『政治を通してしようとしていたことを、著作を通してしているのですね』と言われたこと」と書いた。世界平和は一人ひとりの心の平和から、という信念を一人でも多くの方と分かち合えますように。

一国会議員でいると官僚レベルの仕事はとてもよく進むがもっと大きなことをしたい。そもそもマハトマ・ガンジーは国会議員ですらなかった。小選挙区で10万人以上の人に名前を書いてもらうのと、数万人の人に有償で拙著を読んでもらうのとでは、影響力が違うのか。試行錯誤中。

小選挙区で10万人以上の人が名前を書いてくれるのは、もちろん政策や人格を信頼してくれてもあるが、親しい人に頼まれた、自分が所属する団体が推している、自民党におしおきをしたい、などさまざま。もしかしたら4万部の本の売上げの方が、じわじわと効くのかも知れない。
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2014年01月24日(金)

ありがとうございます! 励まされました。頑張って「不良力」書いてみます。@moka02061 @yondekun_jp 先生の本は、図書館にも蔵書として多くあり、予約でいっぱいですから、売上実数より、多く見てる人がいて、影響を与えていると思います。
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2014年01月25日(土)

すごく嬉しいです!@asako_nijilion 嫉妬に関する新刊、腑に落ちることありまくりで、この本に出会えてよかったなーと思いました。何が大きなことで何が小さなことなのかは一概には言えないと思いますが、私にとっては大きな影響のある本を書いてくださりありがとうございます(^○

『対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』刊行しました 。詳しくは http://bit.ly/1mVMFEm 嫉妬の本に続いてで慌ただしくすみませんが、書くペースと出版社による刊行のペースが違うので、ご容赦くださいませ。
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2014年01月30日(木)

昔の知り合いに久しぶりに会って、専門知識をもって初めて腑に落ちることが多い。この知識や経験がなかったら歪んだ思い込みのままだったろうと思うとちょっとゾッとする。「なるほど、こういうことか」と自分にも他人にも優しい目を向けられるよう、執筆を続けたい。
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2014年01月31日(金)

題名とビジュアルがすごすぎて、書店で購入してもらえないのかと心配していた「嫉妬」の本ですが、アマゾンに好意的な書評が載っていて安心しました。嫉妬について安全な環境(自分を嫌いにならないですむ)で語れるようにしたつもりの本なので、お役に立てますように。
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2014年02月01日(土)

ありがとうございます!まだまだ書きますのでご苦労をおかけします(笑)。@moka02061 先生の「嫉妬」の定義や、それに対する対処方法(先生の本は、どんな題材のテーマでも、ちゃんと対処法が明示されているところが、他の先生方の本とは違うと感じてます)に 興味がありますが(後略)

とっても嬉しいです!@kanappe590402 すごく面白かったです!すごく嫉妬に苦しんできたので、それが自分の傷なんだとわかって、自分に優しくしようと頑張ってます(*^^*)笑 すぐには完璧にはなくならないけどそれがわかっているだけでかなり違うかと思います。
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2014年02月03日(月)

ありがとうございます。家族が「?」というケースについては、本の企画進行中です。@GORONANKOtora 先生。おはようございます。暖簾に腕押しって本当に同僚との付き合いで役にたちました。ありがとうございます。家族で暖簾に腕押しは上手くいかないと、ストレスたまりますね。
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2014年02月04日(火)

「不良力」について考えていたら、結局「空気」に行き当たった。「空気」という実態のないものによって生じる「べき」や萎縮が、人をどんどん無力化していく。そこに切り込む「不良力」はやはり必要なのだ。手遅れになる前に。
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2014年02月05日(水)

拙著「対人関係療法でなおす気分変調性障害」と「対人関係療法でなおすトラウマ・PTSD」がそろって増刷になるとの連絡。今まで「だめな自分」と思ってきたものが病気の症状に過ぎないと知ることは人生を変える。何らかの形で「自分はだめだ」と思っている人の参考になれば。
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2014年02月07日(金)

拙著について、ツイッターでコメントをいただくと、友人から「今度の本はよかったよ」と言われているような身近な感じ。そしてアマゾン等でレビューいただくと「わあ、見つけてくれたんだ」「わかってくれたんだ」という気持ちになる。どちらもつながりを感じて、ありがたい。
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2014年02月09日(日)

選挙速報で、「日本のことを第一に考える『日本派』の政治家を集めないと」いうT氏の発言に、本当に世界を知らないんだなと呆れた。アラブ諸国を含めあちこち旅してきた私は、各国における日本の意外な高評価を知り、自国への思いを改めた。もちろん高い信頼は、親切と勤勉、平和主義。

ちなみに私がそういう評価を得たのは、国会議員だった時代ではない。ぼろぼろの服を着て世界を放浪していたような一市民のときだった。たまたまバスで乗り合わせた人とおしゃべりしていると日本人への敬意が感じられた。今ではずいぶん失われてしまっているだろうけど。

私が接した範囲では、真面目でフレンドリーな人格と、「原爆投下」という米国による被害を体験していることで、他人とは思えないようでした。米国の敵か味方かという分け方が、かなり重要であったわけです。その信頼感が揺らいでいるという話は現地から聞いています
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2014年02月13日(木)

拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」」のコツ』の紹介がNTTドコモのiチャネルで配信されるそうです。嬉しいです。詳しくは http://bit.ly/1opzcVX
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2014年02月18日(火)

ビジネスパーソンに人気のサイト「ライフハッカー」で、拙著『誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ』が取り上げられたそうです。嬉しいです。
http://bit.ly/1jM9Xgk

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2014年02月19日(水)

何だか1日一冊ずつゲラの校正をしているような生活。刊行は近いと思いますが、またその際にお知らせします。今抱えている2冊は、結構お勧めです。
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2014年02月20日(木)

先日刊行したばかりの「誰と一緒でも疲れない『聴き方・話し方』のコツ」が何とすでに増刷との連絡。すごく嬉しい驚き。一人でも多くの方のお役に立ちますように。
http://amzn.to/1d21fCH

本当にありがとうございます。とっても嬉しいです。まだまだ書きたいことがたくさんあるので、今後ともよろしくお願いいたします。@551daisuki 水島先生の本を読むか読まないかで人生が変わってくると私は思います(^w^)そのぐらい参考にさせていただいています☆
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2014年02月21日(金)

私は英語の”make a difference”(「変化を起こす」のマイナー版?)という表現がとても好きだ。「社会を変えてやる」ではなく、自分が存在することによって、何かが変わっていくとしたら、それは人間冥利に尽きること。
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2014年02月22日(土)

ありがとうございます! こんな素敵なコメントをいただいて、それこそ感謝しきれません。@unazuki3 いつも先生の著書は入りやすくわかりやすくとても参考になります、そして自分の「こころ」の持ちようのためにも本当に肥しになります。感謝しきれません、ありがとうございます。
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2014年02月27日(木)

「不良力」は強者の論理だと言われて、なるほどと思った。不良にすらなれない人が苦しむというのもそうかもしれない。なぜ私が不良になったのかなど全体を話していないうちに評価を下されたくないが、企画はやや修正しようということになった。楽しみにしていた方、ごめんなさい。

よかったです。対人関係療法は極めるほど効果が高くなると思いますが、大枠を頭に入れるだけでもずいぶん役立ちますよね。@halnak  対人関係療法ちょっとかじったところで、臨床場面PTSDの方へアプローチ。 1週間経ち、母と話が出来て・・・・と劇的変化に治療者の私がびっくりしました

2013年12月のツイッターより抜粋

2013年12月のツイートのうち、反響の大きかったものの抜粋です。
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2013年12月03日(火)

拙著『「怒り』がスーッと消える本」がまた増刷になるとのご連絡。特に「心の平和から社会の平和へ」と肝に銘じる今日この頃。 http://amzn.to/1k3gsGP

高知日帰りで支援者向けの講演。「支援者が燃え尽きないことは『義務』」と、強すぎるかと思いつつも強調。すでに燃え尽きた人を責める意図はない。支援者にとって、そのくらいに思わないと自分を大切にするのが難しいからだ。また、相手の問題と自分の問題を区別することも。

なぜか思い出したのが、現職議員の頃。栃木では、寒い冬の街頭演説でもコート着用を許されなかった。「議員はそれくらい自己犠牲をして頑張っている」というパフォーマンス。通行人の一人が「そういうところも変えなきゃだめだよ」と言ってくれたことが今でも温かく胸に残る。
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2013年12月04日(水)

東京新聞栃木版に連載中のコラム「こころの健康便」、好評をいただき今度から茨城版にも載ることになったそうです。嬉しいです。

他人に警戒心・恐怖心を持つことが、いかに人と人のつながりを損ね、いかに人を無力化し、いかに「警戒のスパイラル」に陥り人生の質を下げるかということを、トラウマの研究を通して見てきた。ワンポイントの「生け贄」だけでも、「やっぱり」と恐怖を刺激して余りある。

ここでもポイントは「つながり」なのだと思う。現在自分とは反対の立場にいるように見える人でも、人間同士のつながりは、多くの場合可能だろう。そのつながりの芽を、感情的な怒りによって摘みたくない。だからせっせと頭の中の自動翻訳機をフル稼働させて「困って」いる。

法案の成立は、一つの「底つき体験」になるかもしれない。これだけ多くの著名人がそろって反対した法案は、近年ないはずだ。一度でも底をつけば、本質がわかって浮上は可能だと期待したい。政治に無関心な国民が「国民主権」「民主主義国家」をやっているのが、そもそもおかしい。
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2013年12月05日(木)

昨日「著名人」についてツイートしたのは、ずいぶん前に日本の「著名人」は米国などと比べて政治的に慎重でカミングアウトしたがらない、と書いたことの続き。著名人が特別なのではなく、自分が関心を持つ領域の人が語る言葉であれば関心を持ちやすいということはあると思う。

「強いリーダー」を待望していると、主権を譲り渡すことになる。権力制限規範をきちんと持ちながら、怒りから「壊す」のではなく、問題意識から「創る」ことが、主権者の役割だと思う。
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2013年12月12日(木)

過去を手放すということは、過去も含めて自分を愛せるようになるということであり、いろいろと大変だった中、常にできるだけのことをして生き延びてきた自分という存在に愛おしさを感じることだと思う。「できるだけのこと」は、もちろん他者の目からは不十分に見えるものもあるが。

毎年、拙著数種類をいくつかのNPO法人などに匿名寄付してくださる方がいる。とても心が温まる。ちょうど最近友人と「どう人の役に立つかは自分で決めること」と話したばかりだが、「べき」ではなく「したい」のボランティアは本当に多様な形をとり得ると思う。
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2013年12月14日(土)

初めての選挙で「子どもたちが健康な心を持って成長できる社会の実現を」と言ったら「子どもだけか」と批判された。子どもの育ちは「結果」。社会のあらゆる要素が健康な土壌を提供できるかどうかに関わっている。秘密をめぐって市民が監視・警戒しあう社会が健康を育むか。
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2013年12月16日(月)

東京新聞の栃木版に、栃木への恩返しのつもりで「こころの健康便」というコラムを毎月連載していますが、それがこのたび、好評ということで、茨城に続き群馬でも採用されるようになったそうです。  http://bit.ly/1dG0RLv
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2013年12月20日(金)

麻布十番の地元にも、恒例の「火の用心」が回ってくるようになった。もちろんうちも一人供出している。小さかった頃の子どもたちは「お疲れ様!」と窓から声をかけてお年寄りを感激させていた。外国人も多く国際的でありながらお祭りに命をかけている麻布十番はまさに多様性の町。
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2013年12月23日(月)

年を重ねるほど一年を短く感じるのは気づいていたが、「これからやらなければならないこと」について焦って考えると最も短く感じることに気づいた。時を忘れるほど集中する時間を持つことが、逆に、時の流れを緩やかにしてくれるように思う。

生活のマンネリ化も時間の経過を早く感じさせる。ポジティブにしろネガティブにしろ(どうせいつも同じ、とか)成果に目を向けるよりも、そのプロセスにささやかな感動を覚えると、時間の流れが緩やかになると同時に深みが増す。できるだけ「今」から離れずに暮らしていきたい。
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2013年12月27日(金)

ニュースにもならずひっそりと厚労省のHPにある「精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針等に関する検討会議事録」 http://bit.ly/1h0dlCO AHや対人関係療法にも触れているが、発言者の近森病院は私が毎年研修にうかがっている先。熱心。

来年7月の日本うつ病学会(広島)で、対人関係療法のシンポジウムのコーディネーターを任された。対人関係療法単独でのシンポジウムは本邦初。豪華な若手シンポジストをそろえて臨む予定です。
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2013年12月30日(月)

私が大変敬愛している元衆院議員の石毛えい子さんが、「民主党再生のためには女性議員を3割以上に」という申し入れを行うべく、元国会議員だった女性の署名をコツコツと集め、先週私のところにも足を運んでくださった。見えない地道な活動に、さらに尊敬の念が深まる。