2018年7月のツイートより

※ウェブ担当が夏休みをいただいておりまして、お知らせが遅れました。
読者の皆様にはご心配をお掛けしました。

2018年7月のツイートのうち、反響の大きかったものを抜粋してまとめました。

2018年07月01日(日)

今日は有資格者向け対人関係療法研究会で、仕事復帰でした。とりあえずバリアフリーの建物で車椅子であれば普通に仕事ができることがわかりました。研究会の先生方は、さすが対人関係療法専門家、本当に優しい先生が多く、会場設営や撤去を遠方の先生まで手伝ってくださいました。ありがたいです。

昨年7月に入職してくれたスタッフが本当に有能で、骨折に伴う諸々の問題を心穏やかに片付けてくださっていて、すごいです。有能なだけでなく、温かく気遣ってもくれて、本当、尊敬します。

今、一番の悩みは安全な移動(骨折した足に負荷をかけない)なのですが、二番目の悩みが実は犬。犬は久しぶりに帰宅した私に大喜びでとびかかってきたのですが、さすがに足を守らなければならなくて、かわいがってあげられません。犬を傷つけている感じがして心苦しいです。

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2018年07月04日(水)

尊敬する加藤忠史先生の「臨床脳科学」。一気に読んでしまいました。加藤先生らしい、わかりやすい文体です。知的好奇心を満たしたい人のための超お勧めの1冊です。https://amzn.to/2IT97gn

不自由な脚で、転ばないように(再骨折したら大変!)動く工夫を日々積み重ねてきて、バリアだらけの自宅と、クリニックの診察室からトイレ(!)への経路はコツがわかってきました。ただ、外で支えるものがないときにバランスを崩すことが多く、何回か、左側に向けて(右足をかばって)転んでいます。

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2018年07月06日(金)

思うに、患者さんの何を見ようとするかによって、「好き」「嫌い」が生まれてくるのかも。天に誓って私は自分が診た患者さんを「嫌い」と思ったことはありません。

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2018年07月08日(日)

今まで、メールマガジンを、パソコン用、携帯用に分けてきましたが、7月1日より、パソコン用(もちろん携帯でも読めます)に一本化いたしました。すでに2通送っておりますが、携帯用に登録されていた方はパソコン用への移行をお願いいたします。

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2018年07月09日(月)

私が患者さんとのやり取りの中で考案した「親友ノート」、細川貂々さんとの共著で創元社から出版されることになりました。 『生きづらい毎日に それでいい。実践ノート』 9/14配本となります。価格も抑えられそうなので、どうぞ皆さまのお役に立ちますように。特に自虐的な方にお勧めです。

貂々さん、うたさんとも会いたいと言っていましたよ! 私は自分の仲よし同士が仲よくすることがとても好きです(子どもだからと言って外したりしませんよ!)。私は50歳、うたさんはもうすぐ51歳? こう書いてみると、夏木マリさんが「年齢は記号」と言う気持ちがわかります!

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2018年07月10日(火)

今日、退院後初めて外来受診し、シーネ(副木)がはずれました。今までは「いかにも骨折」の包帯ぐるぐる巻き状態だった右脚が、よく見れば傷跡は見えるものの、一見普通の足に。気づかない人に蹴られそう…という新たな怖れが。経過は順調のようです。

松葉杖についても先日ご相談させていただきましたが、とりあえずよく使う右側に、プチプチ(梱包材)をガムテープで貼り付
けてみたら、案外よい感じです。病院から無料で借り出しているものなので、これ以上の改造はできず。

今回入院した病院は、外科部長が私の医学部の同級生です。私の入院先は整形外科だったし、騒ぎ立てるのも嫌なので、退院後ちょっとたってから報告したら、「何も言ってこないところが水島らしいと言うかなんと言うか」とのお返事。へえ、私のそんなところまでわかってくれていたんだ、とちょっと感動。

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2018年07月21日(土)

「怖さ知らない」=消える金、スロットで指変色─ギャンブル依存に懸念・カジノ法- 記事詳細|Infoseekニュース https://news.infoseek.co.jp/article/180720jijiX560/…

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2018年07月22日(日)

娘とじっくり話し合った。やはり思春期は大変。でも実は「バーで飲む」という私の夢を、もう20歳の娘が「やろうよ!」と言ってくれたので私は何だか心がすごく平和になった。

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2018年07月23日(月)

考えてみえれば、骨折があと1週間早かったら、日本精神神経学会に多大なる迷惑をかけるところだった(シンポジウムの司会があった)。その時の出張荷物がそのままだったので(だらしないですね)、そのまま入院道具に転用できた。26日からのうつ病学会は、好きな学会だけに悲しいが今年はお休み。

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2018年07月24日(火)

細川貂々さんとの共著「それでいい。実践ノート」アマゾンで予約が始まりました。 https://amzn.to/2mFgf7B 「親友ノート」として私が患者さんとのやり取りの中で開発したものです。お役に立ちますように。

そして、「それでいい。」の第二弾、「やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法」の予約も始まりました。こちらは11月発刊予定です。 https://amzn.to/2uKvKQ0

今日で手術から4週間。退院後2回目の外来に行ってきました。経過は順調で、新しい骨の形成も始まっており、ここからは、体重の3分の1を右脚にかけてよいことになります。何という自由度の向上! ありがたいです。

私はショパンが好きで、自分でもピアノ曲を弾く。でもマーラー好きの兄から「ショパン好きなんて所詮初心者」と言われてきた。こう言われると、音楽についての自分の自信が損なわれるので、音楽についてはずっと語らずに来たが、やはり好きなものは好き、と言いたい今日この頃。

音楽でも美術でも映画でも、「これが好き!」と言うことが「より玄人な人」の侮蔑を買うという傾向はありますよね。芸術なんだから、それぞれがそれぞれの楽しみ方で楽しめばよいと思うようになりましたが。このあたり、藤原帰一先生はどう思われるのかしら。 @kiichifujiwara

南アを描いた2009年のInvictus(邦題:負けざる者たち)もそうだが、芸術は人のつながりを促進するものだと思う。ポイントは、「正義」ではなく、つながり。心の平和。

子どもを産むか産まないかで「生産性」「援助の必要性」を決めるのであれば、
それは例えば安倍総理夫妻にもブーメランで戻ってくる話で、人間と
しての品性に欠けていると私は感じる。私は子どもが2人いるが、人の2倍生
産性があるとは思わない。ただ、子育てができて恵まれていると思うだけ。