参院選・新刊ご案内

今回の参院選は、まるで2005年の郵政総選挙をそのまま裏返したような、似通った選挙だったと思います。

この結果を単なる「不満のはけ口」「自民党へのお灸」として終わらせるか、新たな時代の始まりにするかは、今後の民主党の賢さにかかってくるでしょう。破壊ではなく創造としての新しい政治文化を示してもらいたいと思います。

ただし、政治文化は国民の文化を反映するものです。不満の振り子に揺られるだけでない、地に足の着いた人が増えていかなければならないと思っています。

そんな考えから、ちょっと異色ですが、訳書を出版しました。米国在住中にご報告したことがありますが、私がカリフォルニアの男子刑務所でボランティアとして行っていたワークを紹介したものです。自分が不愉快に思うのは「人のせい」ではない、ということを知ることの心地よさ・豊かさを教えてくれるワークです。「自民党のせいでこうなった」「民主党のせいでこうなった」という不満が原動力である限り、政治はどんどん破壊的になっていくと思います。自分の感じ方に責任を持つと、他人との豊かな連携が可能になります。そんなことをご紹介したくて訳した本ですので、ぜひご一読ください。

もちろん、本の趣旨どおり、愛や承認を求めて苦しんでいる人にも、とても役に立つ本です。

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探すのをやめたとき愛は見つかる ―― 人生を美しく変える四つの質問

バイロン・ケイティ著  水島広子訳

創元社   2310円(税込)
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